JP2000028253A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2000028253A
JP2000028253A JP19521798A JP19521798A JP2000028253A JP 2000028253 A JP2000028253 A JP 2000028253A JP 19521798 A JP19521798 A JP 19521798A JP 19521798 A JP19521798 A JP 19521798A JP 2000028253 A JP2000028253 A JP 2000028253A
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宏 吉村
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/063Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation with air guides

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ダクトの形成および固定方式や、前記冷
却ダクトと冷気の吹き出し口との連通方式が、複雑で実
用性や量産性に欠け、コスト的にも割高で、また、冷却
ダクトの冷気の吹き出し口近傍は、場合により、貯蔵品
(特に野菜類)が冷えすぎて凍結し、しかも、冷却ダク
トにより冷気流量は定まり、低温容器に設けた各区画の
各々の設定温度はそれ以外の設定温度には変えられな
い。 【解決手段】 野菜室2に設置したケース3を着脱自在
な隔壁4により所定の位置にて分割し、独立した部屋を
設け、前記野菜室3背壁上部には冷気吐き出し口5を設
け、風向板10を野菜室用冷気通路16内に回動自在に
設け、上記隔壁4の所定の位置への着脱により、野菜室
扉13が閉状態のとき、上記風向板10が各々定められ
た向きに回動しているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜室を設けた冷
蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷蔵庫は特開平7−19
0588号公報に記載されているように、低温室に3区
画以上に形成された区画と、冷気の吹き出し口と連通
し、前記各区画へ冷気を導くように冷気を振り分ける冷
却ダクトとを備えてなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−190
588号公報に開示されている冷蔵庫では、冷却ダクト
の形成および固定方式や、前記冷却ダクトと冷気の吹き
出し口との連通方式が、複雑で実用性や量産性に欠け、
コスト的にも割高で、また、冷却ダクトの冷気の吹き出
し口近傍は、場合により、貯蔵品(特に野菜類)が冷え
すぎ、凍結するという課題があるとともに、冷却ダクト
により冷気流量は定まり、低温容器に設けた各区画の各
々の設定温度はそれ以外の設定温度には変えられないと
いう課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は上記の
ような課題を解決したもので、請求項1記載の発明は、
野菜室にケースを設置し、そのケースを着脱自在な隔壁
により所定の位置にて分割し、独立した部屋を設け、前
記野菜室背壁上部には冷気吐き出し口を設け、風向板を
野菜室用冷気通路内に回動自在に設けてなる冷蔵庫であ
って、上記隔壁の所定の位置への着脱により、野菜室扉
が閉状態のとき、上記風向板が各々定められた向きに回
動していることを特徴とするものであり、この構成によ
り、隔壁の所定の位置への着脱により、野菜室扉を閉じ
たとき、野菜室用冷気通路内の各所の冷気流量を変える
ことができ、各所に異なる量の冷気を容易に供給できる
ため、隔壁の所定の位置への取り付けによって、各々独
立した部屋の温度を異なる温度に設定したり、隔壁の所
定の位置からの取り外しによって、ケース内温度がどの
位置においてもほぼ同様の温度に設定することが、容易
にできる実用性に富んだ野菜室をもつ冷蔵庫が得られ
る。
【0005】また、請求項2記載の発明は、上記風向板
は野菜室のカバーの上部に設けたことを特徴とするもの
であり、この構成により、野菜室用冷気通路内の長い領
域に風向板がその長さを長くして設けられ、その風向板
の向きを変えることで、野菜室用冷気通路内の各所の冷
気流量をより確実に効率よく変えることができ、各所に
異なる量の冷気を容易により確実に供給できる。そのた
め、風向板の向きによって、各部屋の温度を異なる温度
に設定したり、ケース内温度がどの位置においてもほぼ
同様の温度に設定することが、容易により確実に選べる
実用性に富んだ野菜室をもつ冷蔵庫が得られる。また、
カバーを介して隔壁の近くに風向板が位置するため、隔
壁の所定の位置への着脱により、野菜室扉が閉状態のと
き、風向板が各々定められた向きにいっそう容易に回動
しているようになる。
【0006】そして、請求項3記載の発明は、上記風向
板と、その風向板の回動先端近くの所定位置に、補助風
向板とを設けたことを特徴とするものであり、この構成
により、補助風向板を設けたため、回動する風向板の長
さが短くても、カバー上やケースの周辺を流れる冷気流
量の風向板回動による変化は広範囲にでき、また、回動
する風向板の長さが短いため、風向板の回動する領域が
小さく、かつ、回動荷重が小さくなり、容易に素早く確
実に小さな力で風向板を回動でき、広範囲の各所に異な
る量の冷気を容易により確実に供給でき、風向板の向き
によって、各部屋の温度を異なる温度に設定したり、ケ
ース内温度がどの位置においてもほぼ同様の温度に設定
することが、いっそう容易により確実にできる実用性に
富んだ野菜室をもつ冷蔵庫が得られる。
【0007】そしてまた、請求項4記載の発明は、野菜
室にケースを設置し、そのケースを着脱自在な隔壁によ
り所定の位置にて分割し、独立した部屋を設け、野菜室
背壁上部には冷気吐き出し口を設け、野菜室のカバーの
上部に冷気穴を設けてなる冷蔵庫であって、上記隔壁の
所定の位置への着脱により、野菜室扉が閉状態のとき、
冷気穴が開または閉状態になっていることを特徴とする
ものであり、この構成により、隔壁を所定の位置へ取り
付け、野菜室扉を閉じたとき、冷気穴が開いた状態にさ
せると、カバーに冷気穴をもつ野菜室の部屋に冷気が流
れ込み、この部屋がよりいっそう低温になり、野菜以外
の例えばワインやビール等の貯蔵にも適した低温部屋を
野菜室にもつ冷蔵庫が得られる。
【0008】さらに、請求項5記載の発明は、上記風向
板の回動または上記冷気穴の開閉をおこなうための上記
ケースの動作穴は上記風向板または冷気穴蓋にてふさが
れることを特徴とするものであり、この構成により、動
作穴からの流入冷気が遮断でき、ケース内温度がどの位
置においてもほぼ同様の温度に設定するとき、ケース内
の各所をほぼ同様に安定した温度に保てる野菜室をもつ
冷蔵庫が得られる。
【0009】さらにまた、請求項6記載の発明は、上記
風向板の回動または上記冷気穴の開閉は、上記カバーに
段を設け、その段につながる動作穴を設け、上記隔壁に
設けた隔壁突出部にて行うことを特徴とするものであ
り、この構成により、カバーに設けられる動作穴が比較
的小さいものとなり、動作穴の穴あきによるカバー自体
の強度の低下が少なくなり、風向板または冷気穴蓋で動
作穴をふさぐ場合、その大きさも小さくてすみ、風向板
または冷気穴蓋の作動性および密閉性が向上する。
【0010】また、請求項7記載の発明は、上記隔壁突
出部の一部は略横方向に隔壁から離れて伸びていること
を特徴とするものであり、この構成により、カバーに設
けられる動作穴がより小さいものとなり、風向板または
冷気穴蓋で動作穴をふさぐ場合、その大きさもより小さ
くてすみ、風向板または冷気穴蓋の作動性および密閉性
がより向上するとともに、風向板または冷気穴蓋の隔壁
による作動部が、隔壁よりも離れた所であっても、確実
に作動できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫の実施の形
態を図面とともに説明する。
【0012】図1は本発明による冷蔵庫の野菜室付近の
要部断面図であり、図2は図1に示す野菜室のA−A線
の要部断面図で、隔壁を所定の位置に取り付け、野菜室
の各部屋を異なる温度にする時の野菜室のカバーでの冷
気流をあらわし、図3は図1に示す野菜室付近のB−B
線の要部断面図で、隔壁を所定の位置に取り付け、野菜
室の各部屋を異なる温度にする時の冷気流をあらわす。
【0013】図4は図1に示す野菜室のA−A線の要部
断面図で、野菜室のケース内をほぼ同様の温度にする時
の野菜室のカバーでの冷気流をあらわし、図5は図1に
示す野菜室付近のB−B線の要部断面図で、野菜室のケ
ース内をほぼ同様の温度にする時の冷気流をあらわす。
【0014】図6は図2のC−C線の要部断面図であ
り、図7は図2の冷気穴蓋付近の要部拡大図で、図8は
図7のD−D線の要部断面図であり、図9は図7のE−
E線の要部断面図である。
【0015】図1において、1は冷蔵庫本体、2は野菜
室、3はケースで、上に開口部を設け、上方より貯蔵物
の出し入れを行う、特に大型の野菜等の貯蔵物を収納す
るためのものである。4は隔壁でありケース3を各々独
立した部屋に仕切っている。5は冷気吐き出し口であり
ここから野菜室2へ冷気を送り込んでいる。
【0016】6はカバーで上記ケース3および小物用の
ケース7の上方を覆うように野菜室2の上部に位置し、
上記ケース3内およびケース7内を間接的に冷却し一定
湿度に保つための蓋の役目をする。なお、小物用のケー
ス7はケース3の上部に位置し、小型の野菜類や小さく
切った食品等の小型の貯蔵物を収納するためのものであ
る。また、8は小物用のケース7の隔壁である。
【0017】9は上部仕切部で野菜室2とその上にある
上部貯蔵室とを仕切っており、本図は上部貯蔵室が野菜
室2と温度差の少ない冷蔵室であるため、上記上部仕切
部9の断熱層を薄くしてある。10は風向板で、カバー
6の上部に位置する。風向板10は、カバー6を冷蔵庫
本体1に組み込み後、カバー6にビスにて回動軸10a
を中心に回動自在に取り付けてある。11は冷気吐き出
し口5にある風向板である。
【0018】12はアングルで野菜室扉13にビスなど
にて固着されてあり、ケース3および小物用のケース7
を保持し、野菜室扉13を手前にひくことにより、ケー
ス3およびケース7を野菜室2内から外部へ引き出すこ
とができる。14は冷蔵庫内の空気を冷やすための蒸発
器、15はファンおよび駆動モータからなる送風用のフ
ァン組品である。
【0019】次に野菜室2内の冷気流を本図で説明する
と、蒸発器14で冷やされた冷気は、ファン組品15に
て冷気通路(図示せず)を通り、冷気吐き出し口5より
野菜室2へ送り込まれる。野菜室2へ送り込まれた冷気
は、カバー6と上部仕切部9との空間を風向板10に従
い通過し、カバー6の前方から下へ流れる。
【0020】その後、冷気は野菜室扉13とケース3の
空間を通りケース3外部の下方へ流れる。ケース3外部
の下を流れた冷気は、冷気もどり口(図示せず)へ流れ
込む。この間、冷気はケース3内および小物用のケース
7内の貯蔵品を間接的に冷却する。
【0021】なお、冷気吐き出し口5を含む冷気吐き出
し口5から冷気もどり口(図3における符号21)まで
の野菜室2での冷気流のための通路を野菜室用冷気通路
16とする。また、17は風向板10の野菜室2前方側
の先端を冷気もどり口(図3における符号21)と反対
側に動かすための風向板バネで、本図は回動軸10aを
通る位置にて切断したときの要部断面図のため風向板バ
ネ17の一部のみをあらわしている。
【0022】冷気もどり口(図3における符号21)へ
流れ込んだ冷気は、その後、蒸発器14に通じる冷気通
路(図示せず)を通り蒸発器14の下部へ帰る。ケース
3にある隔壁4は、小物用のケース7があるので、確実
に各部屋を仕切るため、L字型にしてある。
【0023】図2において、矢印は野菜室2の各部屋を
異なる温度にする時のカバー6上での冷気流をあらわ
す。
【0024】野菜室扉13を手前に引き、ケース3およ
びケース3の上部に位置する小物用のケース7を野菜室
2内から外部へ引き出し、小物用のケース7の隔壁8を
所定の位置へ取り付ける。その後、野菜室扉13を閉じ
ると、隔壁8に設けた隔壁突出部8aが回動自在な風向
板10の回動レバー10bを後方に押すため、風向板1
0は回動し、図2のように低温部屋(図3における符号
3a)方向に冷気が多く流れるようになる。
【0025】そのため、冷気吐き出し口5から流れ出た
冷気が風向板10および補助風向板18に導かれ、カバ
ー6の上部を、冷気もどり口(図3における符号21)
近くにある、低温部屋(図3における符号3a)方向に
集中するように流れる。この間、カバー6を介して、ケ
ース3内および小物ケース7内の貯蔵物は、上記冷気に
より間接的に冷却される。
【0026】なお、補助風向板18はカバー6と上部仕
切部9との間に設けられ、カバー6と上部仕切部9の少
なくともどちらか一方に一体に形成されるか、または、
別物を取り付けられている。
【0027】通常、冷気もどり口(図3における符号2
1)を野菜室2の背壁のコーナー部またはその近くに設
け、その近くの独立した部屋を低温部屋(図3における
符号3a)とし、冷気吐き出し口5を野菜室2の背壁の
上部に設けたとき、冷気吐き出し口5からでた冷気は、
冷気もどり口(図3における符号21)の方向へ流れる
ため、風向板10および補助風向板18の当位置と形状
は、その冷気流に近いもので、冷気もどり口(図3にお
ける符号21)に向かって凹の風向板10および固定風
向板18の当形状は、冷気流によるうず流をあまり生じ
させないもので、風向を効率よく変えるばかりでなく、
静音効果にもよい形状である。
【0028】また、カバー6に設けられた冷気穴6a
は、図2における補助風向板18のカバー6前方側近く
の低温部屋(図3における符号3a)またはもどり側小
物部屋(図3における符号7a)上方に配置され、風向
板10および補助風向板18による冷気の一部が冷気穴
6aの方向に流れるようになっている。
【0029】19は冷気穴6aを開閉自在にできる冷気
穴蓋で、カバー6に掛かり爪にて左右に移動可能に取り
付けてある。また、隔壁4に設けた隔壁突出部4aが冷
気穴蓋19を横に移動させ、冷気穴6aは開いた状態に
なる。そのため、冷気が冷気穴6aから低温部屋(図3
における符号3a)に流れ込み、この部屋をより低温に
保ち、野菜以外の例えばワインやビール等の貯蔵にも適
した低温部屋を、野菜室にもつ冷蔵庫が得られる。
【0030】また、上記はケース3の上部の横方向全体
に小物用のケース7がある場合についての説明である
が、小物用のケース7がない場合、または、小物用のケ
ースがケース3の上部の横方向の一部にある場合は、上
記隔壁突出部4aや8aの代わりに、上記隔壁4と隔壁
8とが一体になったような形状の隔壁に、風向板10と
冷気穴蓋19を作動さすための各々の隔壁突出部を設け
ても、同様の効果は得られる。
【0031】なお、図2では冷気穴蓋19が風向板10
と連動し、風向板10が補助風向板18側に向いたとき
冷気穴6aが開いた状態になるよう構成されているが、
冷気穴蓋19が風向板10と連動せず、独立して冷気穴
6aを開閉自在にできるようにしておくと、その下にあ
る部屋は、冷気穴6aの冷気穴蓋19による開閉によっ
ても、室温の調整が独立してできることは明白である。
【0032】また、風向板10の上下方向のカバー6側
端部に冷気すくい壁10cが設けられているため、風向
板10とカバー6との隙間からの冷気もれが軽減され、
効率よく冷気が導かれる。
【0033】なお、上記風向板10の冷気すくい壁10
cに他の風向板を補助的に設けると、冷気吐き出し口5
からでる冷気をより効率よく分散させてカバー6の上部
を流せることは明白である。
【0034】また、当位置の風向板10に対向するカバ
ー6の部分に、シール材を張り付けるか、シール壁を設
けるかすると、冷気もれが確実に防がれ、よりいっそう
効率よく冷気が導かれることは明白である。また、上記
同様の冷気すくい壁を風向板10の上下方向の上部仕切
部9側端部に設けても同様の効果が生じ、シール材・シ
ール壁を風向板10の当位置に対向する上部仕切部9の
部分に設けても同様の効果が生じる。
【0035】さらに、11aは冷気吐き出し口5に設け
た風向板で、冷気もどり口(図3における符号21)と
反対方向に、冷気流を向けるように配置されている。こ
のため、冷気吐き出し口5から流れ出る冷気の一部が、
風向板11aに導かれ、カバー6の上部を、冷気もどり
口(図3における符号21)と反対方向にある反もどり
側部屋(図3における符号3b)や反もどり側小物部屋
(図3における符号7b)方向に流れ、この部屋を間接
的に冷却する。
【0036】また、20は冷気逃げ防止壁であるが、図
4の野菜室の各部屋をほぼ同様の温度にする時に役立つ
防止壁であり、冷気吐き出し口5から流れでる冷気流を
阻害しないよう風向板10の動きもあわせ配置が考慮さ
れている。
【0037】また、6b、6cは各々湿気を透過する性
質をもつ透湿材であり、カバー6に一体に形成されてい
る。ケース3および小物用のケース7内が高湿度のと
き、上記透湿材6b,6cをとおし湿気を各ケース外部
へ逃がすため、透湿材6b,6cをもつカバー6をケー
ス3および小物用のケース7の上部に覆うよう設けるこ
とにより、上記ケース3および小物用のケース7内を一
定湿度に保つことができる。
【0038】上記透湿材6b,6cを冷気流など湿度の
低い気体の流れのある所に設けると、その透湿効果は向
上するため、透湿材6b,6cの透湿能力や上記ケース
3および小物用のケース7内の設定湿度にあわせ、上記
透湿材6b、6cの領域を設定すればよい。
【0039】なお、上記透湿材6b,6cを着脱自在に
設けると、透湿効果が低下したときの透湿材6b、6c
の交換が容易にできる。また、透湿材6b,6cのほか
に調湿材やエチレンガスを吸収する性質をもつ部材や活
性炭等の臭気吸着剤による部材や抗菌剤を含む部材また
は単なる穴のみを設けた部材でもよい。そして、カバー
6はケース3および小物ケース7の上部を覆う形状のも
のであれば、ある程度の湿度を保つ役目をはたせること
は明白である。
【0040】図3は野菜室の各部屋を異なる温度にする
時の、図1に示す野菜室付近のB−B線の要部断面図で
あるが、矢印で示された冷気流は、野菜室2を正面から
見たときの野菜室2の内部全体での冷気流を示してい
る。冷気吐き出し口5を通って野菜室2に送られた冷気
は、カバー6とケース3とで囲まれた貯蔵部周辺を、矢
印が示すように分散して流れ、冷気もどり口21を通り
蒸発器へ帰る。
【0041】この間、冷気流は風向板10および補助風
向板(図2における符号18)に従いカバー6の上部を
低温部屋3aおよびもどり側小物部屋7aの外側周辺に
集中するように流れ、その後低温部屋3a外側の前方付
近および下方付近を通り、冷気もどり口21へもどるた
め、低温部屋3aおよびもどり側小物部屋7aの外側周
辺には多くの冷気が流れ、この部を間接的に低温に保
つ。
【0042】なお、冷気もどり口21と反対方向にある
ケース3周辺の冷気流の少ない側の反もどり側部屋3b
が、低温部屋3aより高温となることは明白である。ま
た、小物用のケース7内の、もどり側小物部屋7aや反
もどり側小物部屋7bも上記同様の傾向の温度となる。
ここで、隔壁4および8は2重構造にしてあり、断熱効
果をあげている。場合によっては、隔壁4および8内に
断熱材をいれてもよい。また、隔壁4および8は上下方
向で略同一線上にあるが、場合によっては異なる位置に
あっても上記と類似の効果は得られる。
【0043】図4において、矢印は野菜室2の各部屋を
ほぼ同様の温度にする時のカバー6上での冷気流をあら
わす。
【0044】野菜室扉13を手前に引き、ケース3の上
部に位置する小物用のケース7を野菜室2から引き出
し、小物用のケース7の隔壁8を取り外すかケース7の
両端のどちらか一方の位置へ移し替える。その後、野菜
室扉13を押し込んで閉じても、隔壁8に設けた隔壁突
出部8aが回動自在な風向板10の回動レバー10bを
後方に押さないため、風向板バネ17の力により風向板
10は押されて、カバー6に設けられた風向板当たり6
dまで風向板10は回動した状態を保つ。
【0045】そのため、冷気吐き出し口5から流れ出た
冷気が風向板10および補助風向板22に導かれ、カバ
ー6の上部を冷気もどり口(図5における符号21)と
反対側に集中するように流れる。この間、カバー6を介
して、ケース3内および小物ケース7内の貯蔵品は、前
記冷気により間接的に冷却される。
【0046】なお、当位置の風向板10に対向するカバ
ー6の部分に、シール材を張り付けるか、シール壁を設
けるかすると、冷気もれが確実に防がれ、よりいっそう
効率よく冷気が導かれることは明白である。また、風向
板10の上下方向のカバー6側端部に冷気すくい壁10
c同様の冷気すくい壁を風向板10を挟んで反対側に設
けられていると、風向板10とカバー6との隙間からの
冷気もれが軽減され、効率よく冷気が導かれることは明
白である。
【0047】そして、上記冷気すくい壁に他の風向板を
補助的に設けると、冷気吐き出し口5からでる冷気をよ
り効率よく分散させてカバー6の上部を流せることは明
白である。
【0048】また、上記同様の冷気すくい壁を風向板1
0の上下方向の上部仕切部9側端部に設けても同様の効
果が生じ、シール材・シール壁を風向板10の当位置に
対向する上部仕切部9の部分に設けても同様の効果が生
じる。
【0049】特に、風向変換量の大きい冷気吐き出し口
5近くの部分に、上記冷気すくい壁・シール材・シール
壁を設けると、その効果は大きく、また、この部は回動
軸10aに近く、当風向板10の形状であれば力を加え
るアーム部が長いためテコの原理により、シール材追加
等による摩擦力の増加は、風向板10を動かすための力
にさほど大きく影響しなく、風向板バネ17のバネ荷重
は低いものでよく、野菜室扉13を閉じるときの操作荷
重にあまり影響しない。
【0050】また、冷気吐き出し口5に設けた風向板1
1aにより、冷気もどり口(図5における符号21)と
反対側に冷気が流れ出るようにあらかじめなっているた
め、この位置の風向板10で強制的に冷気流を変えると
きの冷気流変換を誘引する働きがあり、冷気吐き出し口
5から冷気が流れ出た直後に、冷気もどり口(図5にお
ける符号21)と反対側へより効率よく冷気が送ること
ができ、そのため、野菜室2全体に冷気をより効率よく
流すことができる。
【0051】また、冷気逃げ防止壁20は、冷気吐き出
し口5の端部と風向板10の端部との間をつなぐように
位置し、冷気吐き出し口5から出た冷気を逃がすことな
く冷気もどり口(図5における符号21)と反対側に流
す。なお、冷気逃げ防止壁20の風向板10側にシール
材を張り付けると、冷気逃げ防止壁20と風向板10の
間の冷気もれ防止を向上させることは明白である。
【0052】さらに、風向板10の回動軸10aは、風
向板10の端より内にあり、冷気吐き出し口5前方の冷
気もどり口(図5における符号21)側に位置するた
め、冷気を冷気もどり口(図5における符号21)と反
対側へ流れるように風向板10を図4のように向けたと
き、適度の冷気吐き出し口5近くの風向板10部分の回
動で、風向板10が冷気吐き出し口5前方の全体を冷気
流の方向変換のために適度の間隔をもって覆うように位
置し、カバー6前方側の風向板10の部分は冷気もどり
口(図5における符号21)と反対側へ充分に向けられ
るとともに、補助風向板22を設けた場合も含み、カバ
ー6の前方部分の冷気流出域を適度の巾にとれるため、
一枚の風向板10のみによっても、冷気吐き出し口5か
らでる冷気全体を無理なく捕らえることができ、冷気も
どり口(図5における符号21)の反対側へより効率よ
く冷気が送れ、そのため、風向板10一枚にて野菜室2
全体に冷気を流すことができる。
【0053】また、この風向板10と冷気吐き出し口5
と回動軸10aの関係により設けられた冷気逃げ防止壁
20は、図2における野菜室の各部屋を異なる温度にす
る時の、冷気吐き出し口5から流れでる冷気流を阻害し
ないように、冷気吐き出し口5を広く開け、冷気吐き出
し口5から離れるずつ大きく広がる形状となっている。
【0054】また、図4においては、ケース3の隔壁4
を取り外すかケース3の両端のどちらか一方の位置に移
し替えているため、野菜室扉13を押し込んで閉じて
も、隔壁4に設けた隔壁突出部4aが冷気穴蓋19を右
方向に押さないため、蓋バネ23の力により冷気穴蓋1
9は左方向に押されたままとなり、冷気穴蓋19は冷気
穴6aを閉じた状態を維持する。
【0055】なお、蓋バネ23はビスにてカバー6に取
り付けてある。また、冷気穴蓋19の左右方向の移動
は、カバー6に取り付けるための冷気穴蓋19の掛かり
爪(図9における符号19d)とカバー6側に設けた掛
かり穴(図9における符号6g)にて制約され、冷気穴
6aの開閉のための冷気穴蓋19の移動量の調整をして
いる。
【0056】冷気穴6aから冷気が流れ込まないように
閉じているため、流入冷気によるケース3内でのこの付
近の部分的な温度低下はない。また、隔壁突出部8aお
よび4aのための突出部用の動作穴6eおよび6fは、
それぞれ回動レバー10bおよび冷気穴蓋19にてふさ
がれている。
【0057】なお、本図において、風向板10および補
助風向板22は連続した壁にて形成されているが、上記
風向板10および補助風向板22の壁の一部に切欠き部
を設け、冷気の一部を冷気もどり口(図5における符号
21)側へもらすことにより、カバー6上での冷気流の
拡散効果が上がり、この部でのケース3およびケース7
への間接的冷却の均一化がより向上することは明白であ
る。
【0058】また、風向板10の一部に切欠き部を設け
たとき、図2におけるカバー6上での冷気流への影響
は、冷気もどり口(図3における符号21)の位置を補
助風向板18の先端側(すなわち、図3のような位置)
に設けておくと少ない。
【0059】図5は、図1に示す野菜室付近のB−B線
の要部断面図であるが、矢印で示された冷気流は、野菜
室2を正面から見たときの野菜室2の内部全体での冷気
流を示している。冷気吐き出し口5を通って野菜室2に
送られた冷気は、矢印が示すように、風向板10および
補助風向板(図4における符号22)に従いカバー6の
上部を冷気もどり口21の反対側に集中するように流
れ、その後冷気もどり口21の反対側から冷気もどり口
21に向かってケース3外側の前方付近および下方付近
を通り、冷気もどり口21へもどり、その後、冷気もど
り口21から蒸発器へ帰る。
【0060】そのため、カバー6、ケース3および小物
用のケース7で囲まれた部分の外側周辺には、矢印のよ
うに冷気が流れ、上記ケース内を間接的にほぼ同様の温
度となるように冷却する。さらに、隔壁4および8はケ
ース3および小物用のケース7の端に移しかえてあるた
め、上記ケース内で空気が対流可能となり、いっそう上
記ケース内の温度は均一になる。
【0061】図6において、カバー6には段6gと段6
gにつながる動作穴6eが設けられている。隔壁8に設
けた隔壁突出部8aは、野菜室扉13を閉じることによ
り、段6g後方の上記動作穴6eからカバー6の上面に
突き出し、風向板10の回動レバー10bを押して風向
板10を回動さすため、上記動作穴6eは比較的に小さ
いものとなり、動作穴6eの穴あきによるカバー6自体
の強度の低下が少なくなり、風向板10の回動レバー1
0bで動作穴6eをふさぐ場合、その大きさも小さくて
すみ、風向板10の作動性および密閉性も向上する。
【0062】また、隔壁8に設けた隔壁突出部8aの一
部は略横方向(当図では冷蔵庫本体に対して後方)に隔
壁8から離れて伸びており、このため、カバー6に設け
られた動作穴6eはより小さいものとなり、風向板10
の回動レバー10bで動作穴6eをふさぐ場合、風向板
10の作動性および密閉性はより向上したものとなり、
そして、風向板10の作動部である回動レバー10bの
必要動作範囲が隔壁8よりも後ろに離れていても、確実
に回動レバー10bを押して風向板10を回動可能にし
ている。
【0063】なお、図6は隔壁突出部8aが冷蔵庫本体
に対して上方に突出し後方に隔壁8から離れて伸びてい
る場合であるが、隔壁突出部8aが冷蔵庫本体に向かっ
て左右方向に突出したり、その後、後方に隔壁8から離
れて伸びている場合であっても、段のとりかたによって
は、上記同様の効果が得られることは明白である。
【0064】図7において、野菜室扉13を手前に引
き、ケース3およびケース3の上部に位置する小物用の
ケース7を野菜室2内から外部へ引き出し、小物用のケ
ース7をケース3から外し、ケース3の隔壁4を所定の
位置へ取り付け、小物用のケース7をケース3の上部に
もどす。その後、野菜室扉13を押し込んで閉じると、
隔壁4に設けた隔壁突出部4aが冷気穴蓋19のガイド
壁19aを押すことにより、冷気穴蓋19は横に移動し
冷気穴6aは開いた状態になる。すなわち、隔壁4の所
定位置への取り付けで野菜室扉13を閉じることにより
冷気穴6aは連動して開き、冷気が低温部屋(図3にお
ける符号3a)に流れ込みこの部屋をより低温に保つ。
【0065】なお、蓋バネ23はこの状態で冷気穴蓋1
9を左へ移動させる方向に働いている。また、19bは
ガイド壁19aの一部の面のロック面で、蓋バネ23の
働く力方向に対し略垂直にしてある。そのため、図7の
ように、ロック面19bに隔壁突出部4aが位置する
と、隔壁突出部4aを持つ隔壁4に冷蔵庫本体1の前方
へ押し出す方向への蓋バネ23による力は働かなくな
り、この時点で、蓋バネ23の力が野菜室扉13を開く
方向への力としては働かなくなり、野菜室扉13の閉鎖
性は増す。なお、ロック面19bがガイド壁19aの傾
斜面に対し逆傾斜にしておくとロック性が増し、野菜室
扉13の閉鎖性がより増加することは明白である。
【0066】図8において、カバー6には段6hと段6
hにつながる動作穴6fが設けられている。隔壁4に設
けた隔壁突出部4aは、野菜室扉13を閉じることによ
り、段6h後方の上記動作穴6fからカバー6の上面に
突き出し、冷気穴蓋19のガイド壁(図7における符号
19a)を押して冷気穴蓋19を冷蔵庫本体1に対し横
方向へ移動さすため、上記動作穴6fは比較的に小さい
ものとなり、動作穴6fの穴あきによるカバー6自体の
強度の低下が少なくなり、冷気穴蓋19で動作穴6fを
ふさぐ場合、その大きさも小さくてすみ、冷気穴蓋19
の作動性および密閉性も向上する。
【0067】なお、図8は隔壁突出部4aが冷蔵庫本体
に対して上方に突出している場合をあらわすが、隔壁突
出部4aが冷蔵庫本体に向かって左右方向に突出した場
合であっても、段のとりかたによっては、上記同様の効
果が得られることは明白である。
【0068】図9において、19cは冷気穴蓋19の蓋
穴で、カバー6の冷気穴6aと重なり、この状態では、
冷気が流れ込むようになっている。また、19dはカバ
ー6に掛かる掛かり爪で、6gは掛かり爪19dの掛か
り穴である。
【0069】なお、風向板を複数枚設けた場合であって
も、上記のそれぞれの効果は、より効率よく得られるこ
とは明白である。また、冷気すくい壁が、冷気吐き出し
口5の上下の壁の外側に重なるようにしておくと、冷気
もれがより軽減されることも明白である。
【0070】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は上記のような構成であ
るから、請求項1記載の発明は、隔壁の所定の位置への
取り付けによって、各々独立した部屋の温度を異なる温
度に設定したり、隔壁の所定の位置からの取り外しによ
って、ケース内温度がどの位置においてもほぼ同様の温
度に設定することが、容易にできる実用性に富んだ野菜
室をもつ冷蔵庫が得られる。
【0071】また、請求項2記載の発明は、各所に異な
る量の冷気を容易により確実に供給でき、風向板の向き
によって、各部屋の温度を異なる温度に設定したり、ケ
ース内温度がどの位置においてもほぼ同様の温度に設定
することが、容易により確実に選べる実用性に富んだ野
菜室をもつ冷蔵庫が得られる。また、カバーを介して隔
壁の近くに風向板が位置するため、隔壁の所定の位置へ
の着脱により、野菜室扉が閉状態のとき、風向板が各々
定められた向きにいっそう容易に回動できるようにな
る。
【0072】そして、請求項3記載の発明は、補助風向
板を設けたため、回動する風向板の長さが短くても、カ
バー上やケースやその周辺を流れる冷気流量の風向板回
動による変化は広範囲にでき、また、回動する風向板の
長さが短くてすむため、風向板の回動範囲が少なく、か
つ、回動荷重が小さくなり、容易に素早く確実に小さな
力で風向板を回動でき、そのため、広範囲の各所に異な
る量の冷気を容易により確実に供給でき、風向板の向き
によって、各部屋の温度を異なる温度に設定したり、ケ
ース内温度がどの位置においてもほぼ同様の温度に設定
することが、いっそう容易により確実にできる実用性に
富んだ野菜室をもつ冷蔵庫が得られる。
【0073】そしてまた、請求項4記載の発明は、隔壁
を所定の位置へ取り付けたとき、冷気穴が開くようにさ
せると、カバーに冷気穴をもつ野菜室の部屋に冷気が流
れ込み、この部屋がよりいっそう低温になり、野菜以外
の例えばワインやビール等の貯蔵にも適した低温部屋を
野菜室にもつ冷蔵庫が得られる。
【0074】さらに、請求項5記載の発明は、動作穴か
らの流入冷気が遮断でき、ケース内温度がどの位置にお
いてもほぼ同様の温度に設定するとき、ケース内の各所
をほぼ同様に安定した温度に保てる野菜室をもつ冷蔵庫
が得られる。
【0075】さらにまた、請求項6記載の発明は、カバ
ーに設けられる動作穴が比較的小さいものとなり、動作
穴の穴あきによるカバー自体の強度の低下が少なくな
り、風向板または冷気穴蓋で動作穴をふさぐ場合、その
大きさも小さくてすみ、風向板または冷気穴蓋の作動性
および密閉性が向上する。
【0076】また、請求項7記載の発明は、カバーに設
けられる動作穴がより小さいものとなり、風向板または
冷気穴蓋で動作穴をふさぐ場合、その大きさもより小さ
くてすみ、風向板または冷気穴蓋の作動性および密閉性
がより向上するとともに、風向板または冷気穴蓋の隔壁
による作動部が、隔壁よりも離れた所であっても、確実
に作動できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の野菜室付近の要部断面図
である。
【図2】図1に示す野菜室の各部屋を異なる温度にする
時の野菜室のカバーでの冷気流をあらわす野菜室のA−
A線の要部断面図である。
【図3】図1に示す野菜室の各部屋を異なる温度にする
時の冷気流をあらわす野菜室付近のB−B線の要部断面
図である。
【図4】図1に示す野菜室のケース内をほぼ同様の温度
にする時の野菜室のカバーでの冷気流をあらわす野菜室
のA−A線の要部断面図である。
【図5】図1に示す野菜室のケース内をほぼ同様の温度
にする時の冷気流をあらわす野菜室付近のB−B線の要
部断面図である。
【図6】図2のC−C線の要部断面図である。
【図7】図2の冷気穴蓋付近の要部拡大図である。
【図8】図7のD−D線の要部断面図である。
【図9】図7のE−E線の要部断面図である。
【符号の説明】
2 野菜室 3 ケース 4 隔壁 4a 隔壁突出部 5 冷気吐き出し口 6 カバー 6a 冷気穴 6e 動作穴 6f 動作穴 6g 段 6h 段 8 隔壁 8a 隔壁突出部 10 風向板 13 野菜室扉 16 野菜室用冷気通路 18 補助風向板 19 冷気穴蓋 22 補助風向板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜室にケースを設置し、そのケースを
    着脱自在な隔壁により所定の位置にて分割し、独立した
    部屋を設け、前記野菜室背壁上部には冷気吐き出し口を
    設け、風向板を野菜室用冷気通路内に回動自在に設けて
    なる冷蔵庫であって、上記隔壁の所定の位置への着脱に
    より、野菜室扉が閉状態のとき、上記風向板が各々定め
    られた向きに回動していることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 上記風向板は野菜室のカバーの上部に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 上記風向板と、その風向板の回動先端近
    くの所定位置に、補助風向板とを設けたことを特徴とす
    る請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 野菜室にケースを設置し、そのケースを
    着脱自在な隔壁により所定の位置にて分割し、独立した
    部屋を設け、野菜室背壁上部には冷気吐き出し口を設
    け、野菜室のカバーの上部に冷気穴を設けてなる冷蔵庫
    であって、上記隔壁の所定の位置への着脱により、野菜
    室扉が閉状態のとき、冷気穴が開または閉状態になって
    いることを特徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 上記風向板の回動または上記冷気穴の開
    閉をおこなうための上記ケースの動作穴は上記風向板ま
    たは冷気穴蓋にてふさがれることを特徴とする請求項2
    若しくは請求項3または請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 上記風向板の回動または上記冷気穴の開
    閉は、上記カバーに段を設け、その段につながる動作穴
    を設け、上記隔壁に設けた隔壁突出部にて行うことを特
    徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一つに記載の冷
    蔵庫。
  7. 【請求項7】 上記隔壁突出部の一部は略横方向に隔壁
    から離れて伸びていることを特徴とする請求項6記載の
    冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014196894A (ja) * 2013-03-06 2014-10-16 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2017036873A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

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