JP2000027233A - 土砂空気輸送装置 - Google Patents

土砂空気輸送装置

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JP2000027233A
JP2000027233A JP10211791A JP21179198A JP2000027233A JP 2000027233 A JP2000027233 A JP 2000027233A JP 10211791 A JP10211791 A JP 10211791A JP 21179198 A JP21179198 A JP 21179198A JP 2000027233 A JP2000027233 A JP 2000027233A
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Japan
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suction
hopper
earth
sand
sediment
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JP10211791A
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English (en)
Inventor
Akira Chinda
彰 珍田
Harunobu Meikari
春信 銘苅
Seiji Yonemoto
清二 米本
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土砂空気輸送装置の作業効率を向上する。 【解決手段】 吸引した土砂を一時的に貯留し排出する
複数個のホッパ10a,10bと、外部から吸引した土
砂を各ホッパ10a,10bにそれぞれ輸送する複数本
のホッパ吸引ホース22a,22bと、各ホッパ10
a,10bにそれぞれ接続された複数本の吸気用のホッ
パ吸気管22a,22bと、真空ポンプ5により空気を
引かれてホッパ10a,10b内を吸気する1本の吸気
用のポンプ吸気管21と、1本のポンプ吸気管21の接
続相手を複数本のホッパ吸気管20a,20bの内のい
ずれか1本に切り換える通路切換手段30とを備える。
また、土砂吸引部24に接続された1本の吸引部吸引ホ
ース23の接続相手を複数本のホッパ吸引ホース22
a,22bの内のいずれか1本に切り換える通路切換手
段30を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空により土砂を
輸送する装置に関し、特には小口径の推進工法に適した
土砂空気輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】真空ポンプにより通路内に真空を発生さ
せて、土砂を空気輸送する土砂空気輸送装置が従来から
用いられており、例えば特開昭52−2041号公報に
開示された土砂排出装置(本願の土砂空気輸送装置に相
当し、以後土砂空気輸送装置と言う)が知られている。
図12は同公報に記載された土砂空気輸送装置を示す概
略図である。以下、同図に基づいて従来技術を説明す
る。坑内60と坑外61とを区画するシールド壁62が
設けられており、坑内60側に設置された土砂空気輸送
装置70と、坑外61に設置された真空槽80とは管路
63により接続されている。真空槽80は真空ポンプ7
1に吸気管64により接続されている。真空槽80は回
転可能なドラムで構成され、内部に回転自在なスパイラ
ル羽根81を有している。また、後端部には土砂排出用
のシュート82を有している。
【0003】上記構成により坑内60の土砂を排出する
場合には、真空ポンプ71を駆動して真空槽80内の空
気を吸引して真空槽80内の圧力を低下させる。土砂空
気輸送装置70内に投入された土砂は坑内60内の圧力
空気による空気流との混流状態で管路63内を流れ、真
空槽80内に貯留する。貯留土砂が所定量に達すると、
真空ポンプ71の運転を停止する。次に、真空槽80に
接続された管路63及び吸気管64を取り外し、真空槽
80のスパイラル羽根81を回動させて土砂をシュート
82に送り、外部に排出する。排出後は管路63及び吸
気管64を再び取り付け、以上の吸引及び排出作業を繰
り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の土砂排出装置(本願の土砂空気輸送装置に
相当)においては、作業中に真空槽80の配管類(管路
63及び吸気管64)の取り付け、取り外しを行う必要
がある。このため、作業が面倒で、多大の工数を要する
ので、作業能率が悪いという問題がある。
【0005】本発明は上記の問題点に着目し、作業が容
易で、作業能率を向上できる土砂空気輸送装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、原動機
で駆動される真空ポンプにより輸送路内に真空を発生さ
せ、土砂を吸引して輸送する土砂空気輸送装置におい
て、吸引した土砂を一時的に貯留して排出する複数個の
ホッパ10a,10bと、土砂吸引部24から吸引した
外部の土砂を前記各ホッパ10a,10bにそれぞれ輸
送する複数本のホッパ吸引ホース22a,22bと、前
記各ホッパ10a,10bにそれぞれ接続された複数本
の吸気用のホッパ吸気管22a,22bと、前記真空ポ
ンプ5により空気を引かれて、前記ホッパ10a,10
b内を吸気する1本の吸気用のポンプ吸気管21と、1
本のポンプ吸気管21の接続相手を、複数本のホッパ吸
気管20a,20bの内のいずれか1本に切り換える通
路切換手段30とを備えた構成としている。
【0007】請求項1に記載の発明によると、複数個の
ホッパにそれぞれ接続される各ホッパ吸気管と真空ポン
プにより空気を引かれる吸気用の1本のポンプ吸気管と
の接続を切り換える通路切換手段を設けたため、いずれ
か1本のホッパ吸気管とポンプ吸気管との接続が多数の
工数を要せずに容易に選択可能となる。したがって、土
砂貯留対象を各ホッパ毎に順次切り換えることにより、
一つのホッパへの土砂貯留作業と、他のホッパからの土
砂排出作業とを同時に行うことが可能となり、作業能率
を大幅に向上することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
土砂空気輸送装置において、前記土砂吸引部24に接続
された1本の吸引部吸引ホース23の接続相手を、前記
各ホッパ10a,10bにそれぞれ接続された複数本の
ホッパ吸引ホース22a,22bの内のいずれか1本に
切り換える通路切換手段30を備えた構成としている。
【0009】請求項2に記載の発明によると、前記吸気
管に加えてさらに、外部から土砂を吸引する土砂吸引ホ
ース部にも、複数個のホッパにそれぞれ接続された各ホ
ッパ吸引ホースと、土砂吸引部に接続される1本の吸引
部吸引ホースとの接続を切り換える通路切換手段を設け
たので、複数個のホッパの内いずれかの貯留すべきホッ
パを多くの工数を要せずに容易に選択可能となる。この
結果、各ホッパを順次切り換えて貯留できるので、土砂
の吸引能力が向上し、作業効率が向上する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の土砂空気輸送装置において、通路切換手段30
は、前記1本のポンプ吸気管21又は前記1本の吸引部
吸引ホース23に接続される1個の吸引口44を有する
切換プレート41と、切換プレート41に当接し、か
つ、前記複数本のホッパ吸気管20a,20b又は前記
複数本のホッパ吸引ホース22a,22bにそれぞれ連
結される複数の吸引孔54a,54bを有するカッタ相
対プレート50と、切換プレート41及びカッタ相対プ
レート50間を相対的に摺動させるシリンダ43とを配
設した吸引口開閉手段40を備えた構成としている。
【0011】請求項3に記載の発明によると、貯留すべ
きホッパに対応して複数本の吸引ホース又は複数本の吸
気管の接続の切り換えすなわち選択が、シリンダを伸縮
することにより可能となる。したがって、容易に貯留す
べきホッパの選択及び切り換えができ、連続的に土砂輸
送ができるので、能率的に輸送作業ができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
土砂空気輸送装置において、前記吸引口開閉手段40
は、吸引口44の外周部に土砂破砕用のカッタ45及び
真空保持用のシール46を有する構成としている。
【0013】請求項4に記載の発明によると、切換プレ
ートの吸引口の外周部にカッタ及びシールを設けたの
で、吸引口開閉手段による接続切り換えに際して、切換
プレートとカッタ相対プレートとの間で、かつ吸引口の
周囲に土砂がかみこむことはなくなり、よって、真空度
を高く維持することができる。これにより、能率的な土
砂輸送作業が可能な土砂空気輸送装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る土砂空気輸
送装置の実施形態について、図1〜図11を参照して詳
述する。
【0015】図1は、土砂空気輸送装置1の全体構成図
である。土砂空気輸送装置1は、真空及び風力を発生さ
せるパワーユニット2と、フィルタの役目を果たす粉塵
キャッチャ3と、土砂を一時的に貯留して適宜排出する
ホッパ10とを備えている。パワーユニット2は、真空
及び風力を発生させる真空ポンプ5を作動させるエンジ
ン4を有している。架台6上に2個の第1ホッパ10a
と第2ホッパ10bとが並列に搭載されており、また架
台6の下方にダンプトラック7が進入可能となってい
る。第1ホッパ10a及び第2ホッパ10bの上面には
それぞれ第1ホッパ吸気管20a及び第2ホッパ吸気管
20bが取着され、また真空ポンプ5には粉塵キャッチ
ャ3を介して可撓管よりなる1本のポンプ吸気管21が
取着されている。第1ホッパ吸気管20a及び第2ホッ
パ吸気管20bと、ポンプ吸気管21との接続部には、
通路切換手段30が配設されている。また、第1ホッパ
10a及び第2ホッパ10bの上部にはそれぞれ第1ホ
ッパ吸引ホース22a及び第2ホッパ吸引ホース22b
が取着されており、この第1ホッパ吸引ホース22a及
び第2ホッパ吸引ホース22bと、外部から土砂を吸引
するための土砂吸引部24に接続する1本の吸引部吸引
ホース23との接続部にも上記同様の通路切換手段30
が配設されている。
【0016】図2及び図3は、それぞれ第1実施形態に
係わるホッパ10の側面断面図及び平面図である。ホッ
パ本体11は下部に漏斗状の円錐部12を有し、また下
面にハンドル13により開閉自在な蓋14を備えてお
り、この蓋14は細い2点鎖線に示すように開閉され
る。ホッパ本体11の上部には前述のホッパ吸気管20
及びホッパ吸引ホース22が取着されており、また略中
央部には木材、鋼材又はプラスチックよりなる攪拌棒1
5が鎖16により吊り下げられて取り付けてある。攪拌
棒15は鎖16により自由に揺動するようになっている
ので、ホッパ本体11の円錐部12の内壁面に土砂が付
着し堆積してホッパ本体11の底部に土砂が貯留されな
い空間ができる現象(アーチアクション)を防止する。
【0017】ホッパ吸引ホース22の先端部はホッパ本
体11の内部に突出しており、土砂のホッパ本体11内
壁への付着を防止している。また、ホッパ吸引ホース2
2の先端部の前方には前後方向に並べられた2重ダン
パ、すなわちゴム製の第1ダンパ17及び第2ダンパ1
8が吊り下げられている。図4はこの第1ダンパ17及
び第2ダンパ18の側面図を表し、図5は図4のA矢視
図を表している。図5に示すように、第1ダンパ17に
は複数のスリット19が設けられている。このスリット
19は第2ダンパ18にも設けてもよい。ここで、第1
ダンパ17と第2ダンパ18のゴム硬度は等しくても、
あるいは異なっていてもよい。ホッパ吸引ホース22か
ら高速で噴出した土砂は第1ダンパ17に衝突し、速度
を減衰させて下方に落ちる。このとき、第1ダンパ17
は揺動して第2ダンパ18に衝突し、この衝突の衝撃で
土砂を振り落とすので、第1ダンパ17に土砂が付着し
て堆積することは少なく、また、堆積成長してもその土
砂は下方に垂れ下がり、その根本に土砂が当たるので剥
離脱落する。
【0018】図6及び図7は、それぞれ第1,第2ホッ
パ吸引ホース22a,22bと吸引部吸引ホース23と
の接続部に配設された通路切換手段30の側面図及び平
面図であり、図8は図6のB矢視図である。図6におい
てベース31に固設された第1ブラケット32の垂直面
の上下には、上溝33aを有する上ガイド33と下溝3
4aを有する下ガイド34とが上溝33aと下溝34a
とを対向させて取着されている。上溝33a及び下溝3
4aには、上突起41aと下突起41bを有する切換プ
レート41が摺動自在に係合して配設されている。図8
に示すように、切換プレート41の一端部にはアーム4
2が取着されており、このアーム42と、上ガイド33
に固設された支持部材35との間に油圧又は空圧式のシ
リンダ43が取着されている。そして、これらの第1ブ
ラケット32、上ガイド33、下ガイド34、切換プレ
ート41及びシリンダ43等により吸引口開閉手段40
が構成されている。すなわち、シリンダ43を伸縮する
ことにより切換プレート41は上ガイド33及び下ガイ
ド34に沿って摺動し、細い2点鎖線に示すように移動
するようになっている。
【0019】図6において、切換プレート41の一面に
は耐磨耗材よりなるカッタ相対プレート50が摺動自在
に当接しており、このカッタ相対プレート50はベース
31に固設された第2ブラケット51に取着されてい
る。図7及び図8に示すように、第2ブラケット51に
は第1ホッパ吸引ホース22a及び第2ホッパ吸引ホー
ス22bの一端部が取着されている。また、図6及び図
7に示すように、切換プレート41のカッタ相対プレー
ト50との当接面の反対側には吸引部吸引ホース23の
一端部が取着され、吸引部吸引ホース23の中間部はベ
ース31の端部に設けられた第3ブラケット52にクラ
ンプ53により係止されている。
【0020】図9及び図10はそれぞれ切換プレート4
1及びカッタ相対プレート50部の分解斜視図、及び図
8のC−C矢視図を示しており、同図に基づいて切換プ
レート41及びカッタ相対プレート50部に設けられた
カッタを詳細に説明する。図9に示すように切換プレー
ト41の中央部には吸引口44が設けられている。カッ
タ相対プレート50には第1ホッパ吸引ホース22a用
及び第2ホッパ吸引ホース22b用の吸引孔54a,5
4bが設けられている。また、切換プレート41のカッ
タ相対プレート50に対向する面には、環状のカッタ4
5及びシール46が取り付けられている。図10におい
て、カッタ45及びシール46は、切換プレート41の
摺動面で、かつ吸引口44の外周部に設けられた溝47
に挿入され、ボルト48により取り付けられている。カ
ッタ45の先端部及びシール46の先端面はカッタ相対
プレート50に当接しており、切換プレート41はカッ
タ相対プレート50の面を摺動しながら移動するように
なっている。これにより、カッタ45は切換プレート4
1とカッタ相対プレート50との間にはさまって付着さ
れている硬質の土砂等を破砕しながら除去し、またシー
ル46は第1ホッパ吸引ホース22a又は第2ホッパ吸
引ホース22bに接続された吸引部吸引ホース23内の
真空を保持する。
【0021】次に、通路切換手段30の作動について説
明する。図7の実線に示す状態においては切換プレート
41の吸引口44はカッタ相対プレート50の吸引孔5
4aの位置にある。したがって、吸引部吸引ホース23
は第1ホッパ吸引ホース22aと接続しており、第2ホ
ッパ吸引ホース22bは切換プレート41により閉鎖さ
れている。シリンダ43を伸長して切換プレート41を
細い2点鎖線に示すように移動させると吸引部吸引ホー
ス23は可撓性があるため、細い2点鎖線に示すように
変形、移動し、吸引口44の位置はカッタ相対プレート
50の吸引孔54aから吸引孔54bの方に移動する。
よって、吸引部吸引ホース23の接続は第1ホッパ吸引
ホース22aから第2ホッパ吸引ホース22bに切り換
わり、第1ホッパ吸引ホース22aは切換プレート41
により閉鎖される。
【0022】なお、第1,第2ホッパ吸気管20a,2
0bとポンプ吸気管21との接続部に設けた通路切換手
段30も上記と同一構造であり、したがって、この通路
切換手段30も上記と同様に作動してポンプ吸気管21
の接続を第1ホッパ吸気管20a又は第2ホッパ吸気管
20bに切り換えることができる。
【0023】以上の構成による、本発明に係わる土砂空
気輸送装置1の作動について図1に基づいて説明する。
両通路切換手段30,30を切り換えて第1ホッパ吸気
管20aとポンプ吸気管21とを接続させ、同時に第1
ホッパ吸引ホース22aと吸引部吸引ホース23とを接
続させる。次に、パワーユニット2内のエンジン4で真
空ポンプ5を駆動して真空及び風力を発生させる。これ
により、第1ホッパ10a内の圧力は低下し、土砂吸引
部24から吸引された土砂は空気流との混流状態で吸引
部吸引ホース23から通路切換手段30を通り、第1ホ
ッパ吸引ホース22aを経て第1ホッパ10a内にに流
入し、貯留される。そして、土砂が所定量貯留された
後、両通路切換手段30,30を切り換え、第2ホッパ
吸気管20bとポンプ吸気管21とを接続させ、同時に
第2ホッパ吸引ホース22bと吸引部吸引ホース23と
を接続させる。よって、土砂吸引部24から吸引される
土砂は第2ホッパ10b内にに流入する。その間に、第
1ホッパ10aの下面にある蓋14をハンドル13(図
2参照)により開き、内部に貯留している土砂をダンプ
トラック7に積載する。第1ホッパ10aが空になり、
第2ホッパ10b内に土砂が所定量貯留されると、通路
切換手段30,30を切り換えて、第1ホッパ吸気管2
0aとポンプ吸気管21とを接続させ、同時に第1ホッ
パ吸引ホース22aと吸引部吸引ホース23とを接続さ
せる。上記のような作業を繰り返すことにより、連続的
に土砂をダンプトラック7に積載して搬出することが可
能となり、作業能率が向上する。また、本作業は通路切
換装置30,30の切換と、第1ホッパ10a及び第2
ホッパ10bの各蓋14の開閉のみなので、非常に容易
となり、連続的な空気搬送作業ができる。
【0024】なお、上記実施形態ではホッパ10を2個
備えた例を示したが、本発明はこの個数に限定されず、
これ以上の個数であってもよい。
【0025】次に、図11に基づいて、第2実施形態に
係わるホッパ10cを説明する。同図は、本実施形態に
係わるホッパ10cの側面図である。ホッパ本体11は
円筒形であり、底部には油圧又は空圧式の一対の開閉シ
リンダ55,55の伸縮によって左右に水平移動して排
出口の開閉を行うスライドゲート56、56が設けられ
ている。また、ホッパ本体11は円筒形であるので側壁
面が上下方向に平行となっており、よって前記アーチア
クションが発生しにくく、攪拌棒が不要となると共に、
土砂は排出し易い。さらに、スライドゲート56,56
が水平移動することにより、スライドゲート56裏面に
付着し、あるいは堆積した土砂が除去されるので、スラ
イドゲート56,56の裏面に土砂が堆積することはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる土砂空気輸送装置の全体構成図
である。
【図2】本発明の第1実施形態のホッパの側面断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態のホッパの平面図であ
る。
【図4】本発明の2重ダンパの側面図である。
【図5】図4のA矢視図である。
【図6】本発明の通路切換手段の側面図である。
【図7】本発明の通路切換手段の平面図である。
【図8】図6のB矢視図である。
【図9】本発明の通路切換手段の一部構成を表す分解斜
視図である。
【図10】図8のC−C矢視図である。
【図11】本発明の第2実施形態のホッパの側面図であ
る。
【図12】従来技術に係わる土砂空気輸送装置の全体構
成図である。
【符号の説明】
1…土砂空気輸送装置、5…真空ポンプ、10…ホッ
パ、10a…第1ホッパ、10b…第2ホッパ、11…
ホッパ本体、12…円錐部、14…蓋、20a…第1ホ
ッパ吸気管、20b…第2ホッパ吸気管、21…ポンプ
吸気管、22a…第1ホッパ吸引ホース、22b…第2
ホッパ吸引ホース、23…吸引部吸引ホース、24…土
砂吸引部、30…通路切換手段、33…上ガイド、33
a…上溝、34…下ガイド、34a…下溝、40…吸引
口開閉手段、41…切換プレート、41a…上突起、4
1b…下突起、43…シリンダ、44…吸引口、45…
カッタ、46…シール、50…カッタ相対プレート、5
4a,54b…吸引孔、55…開閉シリンダ、56…ス
ライドゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米本 清二 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 コ マツエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2D054 AC18 CA05 DA13 DA39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機で駆動される真空ポンプにより輸
    送路内に真空を発生させ、土砂を吸引して輸送する土砂
    空気輸送装置において、 吸引した土砂を一時的に貯留して排出する複数個のホッ
    パ(10a,10b) と、 土砂吸引部(24)から吸引した外部の土砂を前記各ホッパ
    (10a,10b) にそれぞれ輸送する複数本のホッパ吸引ホー
    ス(22a,22b) と、 前記各ホッパ(10a,10b) にそれぞれ接続された複数本の
    吸気用のホッパ吸気管(20a,20b) と、 前記真空ポンプ(5) により空気を引かれて、前記ホッパ
    (10a,10b) 内を吸気する1本の吸気用のポンプ吸気管(2
    1)と、 1本のポンプ吸気管(21)の接続相手を、複数本のホッパ
    吸気管(20a,20b) の内のいずれか1本に切り換える通路
    切換手段(30)とを備えたことを特徴とする土砂空気輸送
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の土砂空気輸送装置におい
    て、 前記土砂吸引部(24)に接続された1本の吸引部吸引ホー
    ス(23)の接続相手を、前記各ホッパ(10a,10b) にそれぞ
    れ接続された複数本のホッパ吸引ホース(22a,22b) の内
    のいずれか1本に切り換える通路切換手段(30)を備えた
    ことを特徴とする土砂空気輸送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の土砂空気輸送装置
    において、 通路切換手段(30)は、前記1本のポンプ吸気管(21)又は
    前記1本の吸引部吸引ホース(23)に接続される1個の吸
    引口(44)を有する切換プレート(41)と、切換プレート(4
    1)に当接し、かつ、前記複数本のホッパ吸気管(20a,20
    b) 又は前記複数本のホッパ吸引ホース(22a,22b) にそ
    れぞれ連結される複数の吸引孔(54a,54b)を有するカッ
    タ相対プレート(50)と、切換プレート(41)及びカッタ相
    対プレート(50)間を相対的に摺動させるシリンダ(43)と
    を配設した吸引口開閉手段(40)を備えたことを特徴とす
    る土砂空気輸送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の土砂空気輸送装置におい
    て、 前記吸引口開閉手段(40)は、吸引口(44)の外周部に土砂
    破砕用のカッタ(45)及び真空保持用のシール(46)を有す
    ることを特徴とする土砂空気輸送装置。
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