JPH11229429A - 掘削土砂の搬送方法および搬送装置 - Google Patents

掘削土砂の搬送方法および搬送装置

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JPH11229429A
JPH11229429A JP3455698A JP3455698A JPH11229429A JP H11229429 A JPH11229429 A JP H11229429A JP 3455698 A JP3455698 A JP 3455698A JP 3455698 A JP3455698 A JP 3455698A JP H11229429 A JPH11229429 A JP H11229429A
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JP
Japan
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earth
sand
pipe
excavated
pressurized fluid
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JP3455698A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Chijiiwa
三 夫 千々岩
Yasuo Yamamura
村 康 夫 山
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Tekken Corp
Original Assignee
Tekken Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送距離や管径の変更を要することなく、掘
削土砂の混合比率を低下し、大量の掘削土砂を長距離か
つ高速に搬送し得るとともに、搬送設備の小形化と施工
スペースのコンパクト化を図れ、しかも排土管の洗浄や
掘削土砂の付着防止と土質の改良に容易に応じられる掘
削土砂の搬送方法および搬送装置を提供すること。 【解決手段】 掘削土砂25を吸引手段21に連通する
排土管18の吸込口位置へ移動する。前記排土管18を
介して掘削土砂25を吸引搬送する。前記吸込口周辺を
大気に連通する。前記吸込口に臨ませて前記排土管18
の搬送方向へ圧縮空気等の加圧流体を供給する。上記加
圧流体を移動後の掘削土砂25へ吹き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送距離や管径の変
更を要することなく、掘削土砂の混合比率を低下し、大
量の掘削土砂を長距離かつ高速に搬送し得るとともに、
設備の小形化と施工スペースのコンパクト化を図れ、し
かも排土管の洗浄や掘削土砂の付着防止と土質の改良を
容易に行なえる掘削土砂の搬送方法および搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばトンネルやアンダーパスの築造に
際し、掘削土砂を切羽から搬送する手段として、特公昭
55−50557号公報では、地中に埋設するコンクリ
ート柱体にスクリューオーガを組み付け、該スクリュー
オーガを介して掘削土砂をコンクリート柱体内部に導
き、これを発進側へ搬送するようにしている。
【0003】しかし、この従来の方法では、コンクリー
ト柱体の長さ分のスクリューオーガを要して、掘削土砂
の長距離搬送や高速搬送が難しく、中長距離の掘削に限
界があって、予てよりその改善が指摘されていた。
【0004】従来、上記要請に応ずるものとして、例え
ば特願平9ー188820号では、埋設管の先端部に接
続する掘削装置内部の土砂溜りに、真空ポンプに連通す
る排土管の吸込口を配置し、スクリューオーガによって
土砂溜りに運び込まれた掘削土砂を前記吸込口から排土
管に吸い込み、これを発進側に搬出するようにしてい
た。
【0005】しかし、この従来の搬送方法は前記問題を
改善できる反面、粘性の高い土砂を搬送する際、土砂が
排土管内面に付着し、更には排土管を閉塞したりして、
搬送量が低下したり搬送が困難になる等の問題があっ
た。
【0006】このため、排土管の長さを短くしたり管径
を太くし、更には曲線区間を少なくして、空気と土砂と
の重量比である混合比率を下げられるが、これでは土砂
の長距離かつ高速搬送の利点が失われて具合悪い。
【0007】一方、前記土砂は搬出端部で排土ホッパー
に搬出されるが、該ホッパー内の土砂を埋め戻し等に利
用する場合、一般にダンプカー等に積み込んで搬送され
るが、ダンプカーの利用が困難な場所では、土砂をバケ
ットに積み込んでクレーンで吊り下げ、或いはベルトコ
ンベアで搬送し、または水を混ぜて土砂圧送ポンプで移
送する等の方法が採られていた。
【0008】しかし、前記バケットによる方法では、ク
レーン設備を要する上に連続作業ができない不具合があ
り、ベルトコンベアによる方法では、土砂の移動場所が
変わる度にコンベアを移設する面倒があり、また土砂圧
送ポンプによる方法では、連続作業もでき移設も簡単な
反面、搬送した土砂が泥土化してしまい、その後の転圧
作業が困難になる等の問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、搬送距離や管径の変更を要することなく、
掘削土砂の混合比率を低下し、大量の掘削土砂を長距離
かつ高速に搬送し得るとともに、設備の小形化と施工ス
ペースのコンパクト化を図れ、しかも排土管の洗浄や掘
削土砂の付着防止と土質の改良を容易に行なえる掘削土
砂の搬送方法および搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、掘削土砂を吸引手段に連通する排土管の吸込口位
置へ移動し、前記排土管を介して掘削土砂を吸引搬送す
る掘削土砂の搬送方法において、前記吸込口周辺を大気
に連通するとともに、該吸込口に臨ませて前記排土管の
搬送方向へ加圧流体を供給し、該加圧流体を移動後の掘
削土砂へ吹き付け、該掘削土砂を排土管の搬送方向へ吹
き飛ばし、掘削土砂を加圧流体に乗せて該土砂の搬送を
促すとともに、前記吸込口周辺における掘削土砂の堆積
と滞留を防止し、圧縮空気等の加圧流体通路と掘削土砂
の通路を確保し、大量の掘削土砂を長距離かつ高速に搬
送可能にしている。
【0011】また、圧縮空気等の加圧流体の供給に加
え、該流体によって前記吸込口周辺の空気を排土管に引
き入れ、該管内に大量の空気を供給することで、掘削土
砂と吸引空気との重量比、つまり混合比を低下させ、該
土砂を円滑かつ能率良く搬送し得るようにしている。
【0012】請求項2の発明は、掘削土砂を排土管の吸
込口周辺に落下させ、該落下域に臨ませて圧縮空気を排
土管と同軸方向へ供給し、掘削土砂の吹き飛ばし作用と
加圧流体への乗り込み作用を促し、掘削土砂の搬送量の
増量と長距離かつ高速搬送の実現を促すようにしてい
る。 請求項3の発明は、排土管の搬出端部に掘削土砂
を搬送可能な移送管を連通させ、該移送管に加圧流体を
搬送方向へ供給し、該加圧流体を介して掘削土砂を搬送
し、加圧流体に乗せて掘削土砂を搬送するようにしてい
る。
【0013】請求項4の発明は、移送管の搬送方向に沿
う複数位置より加圧流体を供給し、移送管内の加圧流体
および掘削土砂の移動速度の一様化を促し、掘削土砂を
円滑かつ能率良く搬送するとともに、移送管内における
掘削土砂の滞留と閉塞を防止するようにしている。請求
項5の発明は、加圧流体として圧縮空気を用いること
で、掘削土砂の搬送量の増量と長距離かつ高速搬送が促
進され、また洗浄水を用いることで、特別な設備を要す
ることなく排土管の洗浄を簡便に行え、更に土砂付着防
止剤を用いることで、土砂との均一な混合が可能になる
とともに、該防止剤の利用が簡便になり、また土質改良
材を用いることで、掘削土砂の改質を容易に行えるよう
にしている。
【0014】請求項6の発明は、切羽から吸引手段に連
通する排土管の吸込口位置へ掘削土砂を移動可能に設
け、前記排土管を介して掘削土砂を吸引搬送可能な掘削
土砂の搬送装置において、前記吸込口周辺を大気に連通
するとともに、該吸込口に臨ませて前記排土管の搬送方
向へ加圧流体を供給し、該加圧流体を前記掘削土砂へ吹
き付け可能にし、掘削土砂を排土管の搬送方向へ吹き飛
ばし、掘削土砂を加圧流体に乗せて搬送を促すととも
に、前記吸込口周辺における掘削土砂の堆積と滞留を防
止し、圧縮空気等の加圧流体通路と掘削土砂の通路を確
保し、大量の掘削土砂を長距離かつ高速に搬送可能にし
ている。
【0015】また、圧縮空気等の加圧流体の供給に加
え、該流体によって前記吸込口周辺の空気を排土管に引
き入れ、該管内に大量の空気を供給することで、掘削土
砂と吸引空気との重量比、つまり混合比を低下し、従来
のように排土管を短くしたり管径を太くすることなく、
掘削土砂を円滑かつ能率良く搬送し得るようにしている
【0016】請求項7の発明は、排土管の吸込口に大気
に連通可能な排土促進管を接続し、該促進管内に掘削土
砂を落とし込み可能に設けるとともに、前記排土促進管
を介し排土管の搬送方向へ加圧流体を噴出可能なノズル
を設け、該ノズルより前記排土促進管内の掘削土砂の落
とし込み域に加圧流体を噴出可能にし、掘削土砂の吹き
飛ばし作用と加圧流体への乗り込み作用を促し、掘削土
砂の搬送量の増量と長距離かつ高速搬送を実現可能にし
ている。
【0017】請求項8の発明は、排土管の搬出端部に掘
削土砂を排出可能な移送管を配置し、該移送管の搬送方
向へ加圧流体を供給可能に設け、該加圧流体を介して掘
削土砂を搬送可能にし、従来のような大規模な設備やス
ペースを要することなく、また搬送位置の変更に容易に
応じられるようにしている。請求項9の発明は、移送管
の複数位置に前記加圧流体を供給可能に設け、移送管内
の加圧流体および掘削土砂の移動速度を増速可能にし、
掘削土砂を円滑かつ能率良く搬送するとともに、移送管
内における掘削土砂の滞留と閉塞を防止するようにして
いる。
【0018】請求項10の発明は、加圧流体として圧縮
空気を用いることで、掘削土砂の搬送量の増量と長距離
かつ高速搬送が促進され、また洗浄水を用いることで、
特別な設備を要することなく排土管の洗浄を簡便に行
え、更に土砂付着防止剤を用いることで、土砂との均一
な混合が可能になり、該防止剤の利用が簡便になるとと
もに、土質改良材を用いることで、掘削土砂の改質を容
易に行えるようにしている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を線路下横断工事に
使用する掘削装置に適用した図示の実施形態について説
明すると、図1乃至図3において1は路盤を構成する地
山で、その上部に砕石、砂利等で形成した道床2が設け
られ、該道床2にレール(図示略)が敷設されている。
【0020】地山1の両側には土留め用の矢板3が立設
され、その到達側に牽引ジャッキ(図示略)が据え付け
られている。牽引ジャッキには牽引ワイヤ4の一端が接
続され、この他端が地下構築部材の構成部材である金属
製の埋設部材5に接続されている。
【0021】埋設部材5は正方形または円形断面の管体
で構成され、これが発進側6から地山1へ送り出され、
その到達側、つまり刃口側に埋設部材5と同形断面のケ
ーシング7が連結されている。ケーシング7の内部は仕
切壁8を介して前後に区画され、 該壁8の外側面に駆動
モータ9が取付けられ、その内側面にオーガチューブ1
0の後端部が取付けられている。
【0022】オーガチューブ10は刃口側に向かって増
径する略漏斗状に形成され、その内部にスクリューオー
ガ11が回転可能に収容されている。
【0023】スクリューオーガ11は刃口側に向かって
増径するヘリカルフィン12を有し、そのオーガシャフ
ト13は前記駆動モータ9に連係され、該シャフト13
の前端部に複数のカッタービット14を備えたカッター
ヘッド15が回転可能に設けられている。
【0024】前記仕切壁8の外周部には、埋設部材5を
介して大気に連通する通気孔16が設けられ、また仕切
壁8の外周部でオーガチューブ10の直下に、排土促進
管17が取付けられている。
【0025】上記促進管17は仕切壁8の内外に連通
し、その内側端部はケーシング7とオーガチューブ10と
の空スペースに開口して、前記通気孔16に連通し、ま
た外側端部は仕切壁8の外側に開口し、当該開口部に排
土管18の一端が接続されている。
【0026】排土管18は埋設部材5を介して発進側6
へ引き出され、該発進側6に設置した排土ホッパー19
に連通している。前記ホッパー19は、導管20を介し
て吸引排土装置21の吸引手段である真空ポンプ(図示
略)に連通し、該導管20の間に集塵装置22が介挿さ
れている。図中、23は掘削土砂の積み込み手段である
トラックである。
【0027】排土促進管17とオーガチューブ10の後
端部とは誘導管24を介して連通し、該促進管17内に
掘削土砂25を移動可能にしている。排土促進管17の
内側開口部内にはノズル26が配置され、その噴口は誘
導管24から落下する掘削土砂25の落下域ないしその
堆積位置に向けられている。
【0028】上記ノズル26には給気管27の一端が接
続され、この他端は発進側6に設置したエアーコンプレ
ッサー28に接続されていて、前記ノズル26に供給さ
れる加圧流体としての圧縮空気を介して、上記掘削土砂
25を排土管18方向へ吹き飛ばし可能にしている。
【0029】なお、この実施形態では排土促進管17と
排土管18とを別々に設けているが、これらを一体に構
成してもよく、その場合は排土管18を仕切壁8の内側
に突出して配置し、該管18とオーガチューブ10とを
誘導管24を介して連通させればよい。このように構成
することで、排土促進管17が不要になり、その分部品
点数が低減し、構成が簡潔になる。
【0030】このように構成した本発明によって線路下
横断工事を行なう場合は、水平ボーリング(図示略)に
よって地山1を削孔し、該削孔に牽引ワイヤ4を貫通
し、該ワイヤ4の一端を到達側に設置した牽引ジャッキ
(図示略)に接続し、この他端をケーシング7の先端部
内側に接続する。
【0031】この場合、ケーシング7は埋設部材5と共
に予め発進側6に搬送し、ケーシング7の後端部に埋設
部材5を接続し、これを地山1の埋設予定位置に位置付
けるまた、排土促進管17の前端部にノズル26を不動
に配置し、該ノズル26に給気管27の一端を接続し、
この他端を発進側6に設置したエアーコンプレッサー2
8に接続する。
【0032】更に、排土促進管17の後端部に排土管1
8の一端を接続し、この他端を発進側6に設置した排土
ホッパー19に接続し、また前記ホッパー19に導管2
0の一端を接続し、この他端を吸引排土装置21に接続
し、それらの間に集塵装置22を配置する。
【0033】この後,牽引ジャッキを作動し、牽引ワイ
ヤ4を到達側へ牽引するとともに、駆動モータ9と吸引
排土装置21とエアーコンプレッサー28とを駆動す
る。
【0034】このようにすると、オーガシャフト13が
回転駆動し、該シャフト13と一体のカッターヘッド1
5と、スクリューオーガ11とが回転して、切羽側の地
山1を掘削する。掘削土砂はヘリカルフィン12を介し
て、オーガチューブ10の後端部へ導かれ、誘導管24
から排土促進管17へ落とし込まれる。
【0035】一方、エアーコンプレッサ28が駆動する
と、圧縮空気が給気管27に導かれて排土促進管17へ
移動し、その前端部のノズル26から排土管18に向け
て吹き出され、また吸引排土装置21の駆動に伴って、
導管20に連通する排土管18の吸込口から掘削土砂2
5や空気を吸い込み、これを発進側6へ搬送する。
【0036】すなわち、排土促進管17に掘削土砂25
が落とし込まれると、該土砂25は一時的に落下位置に
堆積して排土管18に吸引搬送されるが、前記ノズル26
から圧縮空気を吹き付けることによって、掘削土砂25
を排土管18側へ吹き飛ばし、これを空気の流れに速や
かに乗せて排土管18に吸い込み、該管18内を均一な
速さで移動させて、発進側6の排土ホッパー19へ導
く。この状況は図3のようである。
【0037】したがって、排土促進管17における掘削
土砂25の堆積が抑制され、該土砂25および後述する
空気の一定の通路面積を確保し、掘削土砂25と吸引空
気の定量の搬送を確保する一方、上記土砂25の乾燥を
促し、その搬送動力の低減と搬送能率の向上を図るとと
もに、排土管18内面への付着を防止する。
【0038】また、前記ノズル26からの圧縮空気の吹
き出しに伴って、周辺の空気が図3のように排土促進管
17内に引き込まれ、これが上記圧縮空気と共に排土管
18に吸い込まれて移動する。
【0039】したがって、排土管18から単に掘削土砂
25を吸引搬送する場合に比べて、該管18内の空気量
と流速とが増加し、該管18内を移動する掘削土砂25
と吸引空気の重量比、つまり土砂の混合比率が低下し、
掘削土砂25の搬送量が増量する。
【0040】この場合、排土促進管17の前端部は、ケ
ーシング7 とオーガチューブ10との空スペースに開口
し、かつ該スペースは通気孔16および埋設部材5を介
して大気に連通しているから、上記空気が容易に取り込
まれ前記混合比率の低下を促す。
【0041】このように本発明は、排土管18から掘削
土砂25を吸引搬送する際、排土管18の上流部に圧縮
空気を送り込み、該空気と共に周辺の空気を取り込んで
排土管18内に送り込み、該管18の吸引空気量を増量す
ることで前記混合比率の低下を達成し、排土管18によ
る大量の掘削土砂25を長距離、かつ高速に搬送させる
ようにしたものである。
【0042】したがって、本発明は、従来のように排土
管18の長さを短くしたり管径を太くし、更には曲線区
間を少なくすることなく、混合比率の低下を達成して大
量の掘削土砂25を長距離、かつ高速に搬送できるか
ら、従来に比べて相対的に多量の掘削土砂を長距離、か
つ高速に搬送し得ることになる。
【0043】この場合、従来の手法は、排土管18によ
る吸引力を高め、したがって排土促進管17の前端部を
閉塞するものであるが、これでは吸引空気量に限界があ
り、前記混合比率の低下を図れない。それゆえ、従来の
手法は、排土管18の長さを短くしたり、管径を大きく
する等で対処していたものである。
【0044】こうして、排土ホッパー19に搬出された
掘削土砂は、トラック23に積み込まれて適宜場所に運
搬される。また、ケーシング7と埋設部材5とは、地山
1の掘削分到達側へ移動する。
【0045】なお、この実施形態において、前記ノズル
26と共に水ノズルを併設し、該水ノズルに洗浄水を供
給するか、またはノズル26を圧縮空気と洗浄水との吹
き出しに兼用させ、これに圧縮空気または洗浄水を給気
管27に選択的に供給可能にすれば、排土管18を清浄
する際、該管18に洗浄水を供給して、管内に付着し滞
留した掘削土砂を簡便に取り除くことができ、従来のよ
うに排土管18の途中を一時的に取り外して洗浄水を供
給する面倒を解消できる。
【0046】また、上記実施形態において、前記ノズル
26と共に薬剤注入ノズルを併設し、該注入ノズルに土
砂付着防止剤を供給可能にすれば、排土促進管17内の
掘削土砂25に土砂付着防止剤を吹き付けて混合でき、
従来のような専用の混合用設備を省略し、その分設備費
の低減を図れる。
【0047】この場合、上記土砂付着防止剤の代わり
に、ベントナイト等の土質改良剤を吹き付けることで、
掘削土砂を埋め戻し用に再利用する際の簡易な混合装置
として使用し得る。
【0048】図4乃至図7は本発明の他の実施形態を示
し、前述の実施形態と対応する構成部分には同一の符号
を用いている。このうち、図4は本発明の第2の実施形
態を示し、この実施形態はケーシング7の断面形状を正
方形または長方形に形成し、その先端部にドラム状のカ
ッターヘッド15をケーシング7の移動方向と平行平面
上に回転させ、またスクリューオーガ11をケーシング
7内に斜状に配置して、正方形または長方形断面の掘削
に好適にしている。
【0049】図5および図6は本発明の第3の実施形態
を示し、この実施形態は排土ホッパー19に搬出された
掘削土砂25をトラック23に積み込む代わりに、発進
側6の周辺に移動させている。
【0050】すなわち、排土ホッパー19から掘削土砂
25の移動位置Pに亘る地面に、適宜屈曲可能な移送管
29を配置し、その両端部は開口していて、上記ホッパ
ー19側の基端部、つまり移送元側に空気吸込口30を
設け、移動位置P側、つまり移送先側に搬出口31を設
ける。
【0051】移送管29の基端部に移送ホッパー32を
設け、該ホッパー32の搬出口を移送管29に連通さ
せ、該ホッパー32を排土ホッパー19の直下に配置す
るとともに、移送管29の全域に亘って複数のブロア3
3,34,35を配置する。このうち、ブロア33を移
送管29の基端部側に設置し、その送風管36を移送管
29の基端部に接続する。
【0052】ブロア34は、その上流側のブロア33に
よる風速が一定以下に低下する移送管29の周辺に設置
し、その送風管37を上記ブロア33より下流側の前記
風速低下位置に相当する移送管29に接続し、ブロア3
5は、その上流側のブロア34による風速が一定以下に
低下する移送管29の周辺に設置し、その送風管38を
上記ブロア34より下流側の前記風速低下位置に相当す
る移送管29に接続する。
【0053】図中、39は搬出口31の近接位置を開口
した排気口で、当該部の空気を大気に逃がして風速ない
し掘削土砂25の流速を強制的に低下可能にしており、
該排気口39の口縁部にフィルター40を取付けてい
る。41は搬出口31に設けた緩衝部材からなる当接部
材である。
【0054】すなわち、この実施形態では掘削土砂25
を移動する際、ブロア33,34,35を駆動し、それ
らで発生した空気を各送風管36,37,38に導いて
移送管29に送り込む。このような状況の下で、排土ホ
ッパー19に搬出した掘削土砂25を、移送ホッパー3
2から移送管29へ落とし込む。
【0055】このようにすると、掘削土砂25がブロア
33から送り出された空気に乗って移動し、これが搬出
方向へ一定距離移動し、かつその移動速度ないし空気の
流速が一定以下に低下する下流側位置で、ブロア34か
ら送り出された空気が移送管29に流入し、該管29内
の空気速度を増速して、該空気に掘削土砂25を乗せて
移動する。したがって、空気の流速低下により掘削土砂
25が移送管29内に滞留し、該管内を閉塞することは
ない。
【0056】そして、掘削土砂25がブロア34から送
り出された空気に乗って下流側へ一定距離移動し、その
移動速度ないし空気の流速が一定以下に低下する位置
で、ブロア35から送り出された空気が移送管29に流
入し、該管29内の空気速度を増速して、該空気に掘削
土砂25を乗せて移動する。
【0057】こうして、掘削土砂25が移送管29の搬
出端部へ移動すると、一部の空気が排気口39から大気
へ流出し、空気の流速ないし上記土砂25の移動速度が
減速して、該土砂25が当接部材41に緩やかに当接
し、かつその際掘削土砂25の勢いを吸収して移動位置
Pに落下する。
【0058】このようにこの実施形態は、ブロア33,
34,35で発生した大風量の空気に掘削土砂25を乗
せて、乾燥状態のまま搬送し、かつその際移送管29の
所定位置にブロア33,34,35を設置して、該管2
9内における空気の流速を一定以上に確保し、該土砂2
5の滞留と閉塞を防止して、これを円滑に搬送し得るよ
うにしている。
【0059】また、この実施形態は基本的に移送管29
を地面に設置すればよく、特別な配管を要しないから、
従来のようなクレーンやベルトコンベアを要するものに
比べて、設備費が安価で簡便に設置できるとともに、掘
削土砂25の移動位置の変更に速やかに応じられる。
【0060】なお、上記実施形態において、各送風管3
6,37,38の下流の吹き出し口に薬剤注入ノズルを
設け、該注入ノズルに土砂付着防止剤を供給可能にする
うにすることで、搬送中の掘削土砂25に土砂付着防止
剤を吹き付けて混合し、従来のような混合用設備を省略
し、その分設備費の低減を図れる。
【0061】また、含水比の高い泥土を搬送する際、上
記土砂付着防止剤の代わりに、ベントナイト等の土質改
良剤を吹き付けることで、掘削土砂を埋め戻し用に再利
用する場合の簡易な混合装置として使用し得る。
【0062】図7は本発明の第4の実施形態を示し、こ
の実施形態は移送ホッパー32上に複数の排土ホッパー
19a,19bを設け、これらのホッパー19a,19
bによって掘削土砂25を連続的に供給可能にしてい
る。
【0063】すなわち、排土管18の下流部を二つに分
岐し、その分岐管42,43の先端部を排土ホッパー1
9a,19bに接続し、前記分岐管42,43に開閉弁
44,45を介挿する。
【0064】これらの開閉弁44,45は交互に開閉可
能にされ、対応する排土ホッパー19a,19bが掘削
土砂25を収容する際は開弁し、掘削土砂25を移送ホ
ッパー32へ送り出す際は閉弁可能にする。
【0065】また、導管20の上流部を二つに分岐し、
その分岐管46,47の先端部を排土ホッパー19a,
19bに接続し、前記分岐管46,47に開閉弁48,
49を介挿する。
【0066】これらの開閉弁48,49は交互に開閉可
能にされ、対応する排土ホッパー19a,19bが掘削
土砂25を収容する際は開弁し、掘削土砂25を移送ホ
ッパー32へ送り出す際は閉弁可能にする。
【0067】したがって、図7のように排土ホッパー1
9aが掘削土砂25を収容し、排土ホッパー19bが掘
削土砂25を排出している際は、開閉弁44,49が開
弁し、開閉弁45,48が閉弁している。
【0068】この結果、排土管18と分岐管42,47
が吸引排土装置21に連通し、掘削土砂25が排土管1
8から分岐管42に導かれて排土ホッパー19aに収容
され、かつその間、分岐管43,46は排土管18と吸
引排土装置21とに遮断していて、排土ホッパー19b
に収容した掘削土砂25を移送ホッパー32へ排出し、
これを移送管29へ落とし込む。
【0069】そして、排土ホッパー19aに掘削土砂2
5が所定量収容され、排土ホッパー19bが掘削土砂2
5を搬出し終えると、開閉弁44,45,48,49が
切換わり、開閉弁44,49が閉弁し、開閉弁45,4
8が開弁し、排土ホッパー19aから掘削土砂25が移
送ホッパー32へ排出され、掘削土砂25が排土管18
から分岐管43に導かれて排土ホッパー19bに収容さ
れる。
【0070】以後、開閉弁44,45,48,49の切
換えと、排土ホッパー19a,19bの開閉とを交互に
繰り返し、上記ホッパー19a,19bに対する掘削土
砂25の給排を間断無く円滑かつ効率良く行える。
【0071】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、吸込
口周辺を大気に連通するとともに、該吸込口に臨ませて
排土管の搬送方向へ加圧流体を供給し、該加圧流体を移
動後の掘削土砂へ吹き付けるようにしたから、掘削土砂
を排土管の搬送方向へ吹き飛ばし、掘削土砂を加圧流体
に速やかに乗せて均一な流れの搬送を促すとともに、前
記吸込口周辺における掘削土砂の堆積と滞留を防止し、
圧縮空気等の加圧流体の通路と掘削土砂の通路を確保し
て、大量の掘削土砂を長距離かつ高速に搬送することが
できる。また、圧縮空気等の加圧流体の供給に加え、該
流体によって吸込口周辺の空気を排土管に引き入れ、該
管内に大量の空気を供給可能にしたから、掘削土砂と吸
引空気との重量比、つまり混合比が低下し、該土砂を円
滑かつ能率良く搬送することができる効果がある。
【0072】請求項2の発明は、掘削土砂を排土管の吸
込口周辺に落下させ、該落下域に臨ませて圧縮空気を排
土管と同軸方向へ供給したから、掘削土砂の吹き飛ばし
作用と加圧流体への乗り込み作用を促し、掘削土砂の搬
送量の増量と長距離かつ高速搬送の実現を促すことがで
きる。請求項3の発明は、排土管の搬出端部に掘削土砂
を搬送可能な移送管を連通させ、該移送管に加圧流体を
搬送方向へ供給し、該加圧流体を介して掘削土砂を搬送
したから、加圧流体に乗せて掘削土砂を搬送することが
でき、従来のように大規模な設備やスペースを要せず、
また搬送位置の変更に容易に応じられる効果がある。
【0073】請求項4の発明は、移送管の搬送方向に沿
う複数位置より加圧流体を供給し、移送管内の加圧流体
および掘削土砂の移動速度の一様化を促すようにしたか
ら、掘削土砂を円滑かつ能率良く搬送できるとともに、
移送管内における掘削土砂の滞留と閉塞を防止すること
ができる。請求項5の発明は、加圧流体として圧縮空気
を用いることで、掘削土砂の搬送量の増量と長距離かつ
高速搬送を促進することができ、また洗浄水を用いるこ
とで、特別な設備を要することなく排土管の洗浄を簡便
に行なうことができる。更に、土砂付着防止剤を用いる
ことで、該付着防止剤と土砂との均一な混合が可能にな
り、該防止剤の利用が簡便になるとともに、土質改良材
を用いることで、掘削土砂の改質を容易に行なえる効果
がある。
【0074】請求項6の発明は、吸込口周辺を大気に連
通するとともに、該吸込口に臨ませて排土管の搬送方向
へ加圧流体を供給し、該加圧流体を前記掘削土砂へ吹き
付け可能にしたから、掘削土砂を排土管の搬送方向へ吹
き飛ばし、掘削土砂を加圧流体に速やかに乗せて均一な
流れの搬送を促すとともに、前記吸込口周辺における掘
削土砂の堆積と滞留を防止し、圧縮空気等の加圧流体通
路と掘削土砂の通路を確保して、大量の掘削土砂を長距
離かつ高速に搬送することができる。
【0075】また、圧縮空気等の加圧流体の供給に加
え、該流体によって前記吸込口周辺の空気を排土管に引
き入れ、該管内に大量の空気を供給することで、掘削土
砂と吸引空気との重量比、つまり混合比を低下させたか
ら、従来のように排土管を短くしたり管径を太くするこ
となく対応でき、掘削土砂を円滑かつ能率良く搬送する
ことができる。
【0076】請求項7の発明は、排土管の吸込口に大気
に連通可能な排土促進管を接続し、該促進管内に掘削土
砂を落とし込み可能に設けるとともに、前記排土促進管
を介し排土管の搬送方向へ加圧流体を噴出可能なノズル
を設け、該ノズルより前記排土促進管内の掘削土砂の落
とし込み域に加圧流体を噴出可能にしたから、掘削土砂
の吹き飛ばし作用と加圧流体への速やかな乗り込み作用
を促し、掘削土砂の搬送量の増量と長距離かつ高速搬送
を実現することができる。
【0077】請求項8の発明は、排土管の搬出端部に掘
削土砂を排出可能な移送管を配置し、該移送管の搬送方
向へ加圧流体を供給可能に設け、該加圧流体を介して掘
削土砂を搬送可能にしたから、従来のような大規模な設
備やスペースを要することなく、また搬送位置の変更に
容易に応じられる効果がある。請求項9の発明は、移送
管の複数位置に前記加圧流体を供給可能に設け、移送管
内の加圧流体および掘削土砂の移動速度を一様化したか
ら、掘削土砂を円滑かつ能率良く搬送できるとともに、
移送管内における掘削土砂の滞留と閉塞を防止すること
ができる。
【0078】請求項10の発明は、加圧流体として圧縮
空気を用いることで、掘削土砂の搬送量の増量と長距離
かつ高速搬送を促進することができ、また洗浄水を用い
ることで、特別な設備を要することなく排土管の洗浄を
簡便に行なうことができる。更に、土砂付着防止剤を用
いることで、土砂との均一な混合が可能になり、該防止
剤の利用が簡便になるとともに、土質改良材を用いるこ
とで、掘削土砂の改質を容易に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図で、地山の掘
削状況と掘削土砂の搬送状況を示している。
【図2】本発明に適用した掘削装置の要部を示す断面図
である。
【図3】本発明の要部を拡大して示す断面図で、排土促
進管と排土管内における掘削土砂の搬送状況を示してい
る。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す断面図で、排土
管の搬出端部における移送管による掘削土砂の搬送状況
を示している。
【図6】上記第3の実施形態の原理を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す断面図で、二つ
の排土ホッパーを用いて掘削土砂を連続的に搬送する状
況を示している。
【符号の説明】
18 排土管 21 吸引手段(排土吸引装置) 25 掘削土砂 26 ノズル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削土砂を吸引手段に連通する排土管の
    吸込口位置へ移動し、前記排土管を介して掘削土砂を吸
    引搬送する掘削土砂の搬送方法において、前記吸込口周
    辺を大気に連通するとともに、該吸込口に臨ませて前記
    排土管の搬送方向へ加圧流体を供給し、該加圧流体を移
    動後の掘削土砂へ吹き付ける掘削土砂の搬送方法。
  2. 【請求項2】 掘削土砂を排土管の吸込口周辺に落下さ
    せ、該落下域に臨ませて圧縮空気を排土管と同軸方向へ
    供給する請求項1記載の掘削土砂の搬送方法
  3. 【請求項3】 前記排土管の搬出端部に掘削土砂を搬送
    可能な移送管を連通させ、該移送管に加圧流体を搬送方
    向へ供給し、該加圧流体を介して掘削土砂を搬送する請
    求項1記載の掘削土砂の搬送方法。
  4. 【請求項4】 前記移送管の搬送方向に沿う複数位置よ
    り加圧流体を供給し、移送管内の加圧流体および掘削土
    砂の移動速度を一様化させる請求項3記載の掘削土砂の
    搬送方法。
  5. 【請求項5】 前記加圧流体が圧縮空気若しくは洗浄水
    または土砂付着防止剤または土質改良材である請求項1
    または請求項3記載の掘削土砂の搬送方法。
  6. 【請求項6】 切羽から吸引手段に連通する排土管の吸
    込口位置へ掘削土砂を移動可能に設け、前記排土管を介
    して掘削土砂を吸引搬送可能な掘削土砂の搬送装置にお
    いて、前記吸込口周辺を大気に連通するとともに、該吸
    込口に臨ませて前記排土管の搬送方向へ加圧流体を供給
    し、該加圧流体を前記掘削土砂へ吹き付け可能にした掘
    削土砂の搬送装置。
  7. 【請求項7】 排土管の吸込口に大気に連通可能な排土
    促進管を接続し、該促進管内に前記掘削土砂を落とし込
    み可能に設けるとともに、前記排土促進管を介し排土管
    の搬送方向へ加圧流体を噴出可能なノズルを設け、該ノ
    ズルより前記排土促進管内の掘削土砂の落とし込み域に
    加圧流体を噴出可能にした請求項6記載の掘削土砂の搬
    送装置。
  8. 【請求項8】 前記排土管の搬出端部に掘削土砂を排出
    可能な移送管を配置し、該移送管の搬送方向へ加圧流体
    を供給可能に設け、該加圧流体を介して掘削土砂を搬送
    可能にした請求項7記載の掘削土砂の搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記移送管の複数位置に前記加圧流体を
    供給可能に設け、移送管内の加圧流体および掘削土砂の
    移動速度を増速可能にした請求項7記載の掘削土砂の搬
    送装置。
  10. 【請求項10】 前記加圧流体が圧縮空気若しくは洗浄
    水または土砂付着防止剤または土質改良材である請求項
    6または請求項7記載の掘削土砂の搬送装置
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273506A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Kajima Corp 砂利の搬出装置および砂利の搬出方法
JP2012000536A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Ohbayashi Corp 付着土砂除去装置
JP2012115772A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Funken Pautekkusu:Kk 粉体の解砕・搬送装置
EP3100967A4 (en) * 2014-01-29 2017-08-30 Korea Institute Of Ocean Science & Technology Long-distance dredged soil transfer system using magnetic field and tornado vortex technique, and method for controlling same
JP2019027163A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 鹿島建設株式会社 搬送方法及び搬送装置

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