JP2000024548A - 空気清浄機の放電電極クリーニング装置 - Google Patents

空気清浄機の放電電極クリーニング装置

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JP2000024548A
JP2000024548A JP10208708A JP20870898A JP2000024548A JP 2000024548 A JP2000024548 A JP 2000024548A JP 10208708 A JP10208708 A JP 10208708A JP 20870898 A JP20870898 A JP 20870898A JP 2000024548 A JP2000024548 A JP 2000024548A
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JP
Japan
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cleaning
sensor
discharge electrode
space
measuring
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JP10208708A
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Hiroki Ichinose
弘樹 一瀬
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄機が設置された周囲環境に対応した
適切な清掃条件で放電電極を清掃することができる放電
電極クリーニング装置を提供する。 【解決手段】 空間のほこり濃度を測定するほこりセン
サ1と、空間の湿度を測定する湿度センサ2とを備え、
これらセンサ1・2の出力値を積算部4で積算し、その
積算値が一定値を越えたとき、クリーニング実行または
告知のための信号を清掃信号出力部5から出力する。湿
度センサ2に代えて酸素センサまたはオゾンセンサを用
いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電式空気清浄
機のコロナ放電装置の放電電極を清掃するクリーニング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にコロナ放電装置を用いた複写機等
の画像形成装置において、経時的に放電電極に堆積物が
付着することにより、均質な画像形成を維持することが
困難となる。その対策として、コロナ放電電極の自動清
掃装置を備えたり、告知手段を設けて手動清掃によって
性能を維持していることは周知である。また、清掃の動
作および告知の手段として、様々な方法が採られてい
る。一例を挙げると、電源投入時毎に清掃するとか(特
開平1−237679号公報)、記録動作回数が所定値
を越えた場合に清掃するとか(特開平1−223476
号公報)、等の方法が採られている。
【0003】コロナ放電電極を用いて電気集塵を行う空
気清浄機も同様に、放電電極に粉塵が堆積すると集塵率
を維持することが困難となる。この対策として、イオン
化線および対向電極をユニット化し、定期的に洗浄、交
換する方法が一般的である。しかし、複写機等の画像形
成装置のように、放電電極を本体内部に設置したままで
清掃するものは、設備併設方式(この場合は洗浄にな
る)のものを除いて、現在のところ製品化されていな
い。
【0004】空気清浄機への応用例としては、実開平3
−86049号公報が挙げられ、清掃の動作および告知
手段としては、ファンモータの動作時間の積算値が一定
値を越えた場合に清掃を行うといったものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
空気清浄機が設置された周囲環境に対応した適切な清掃
条件で放電電極を清掃することができる放電電極クリー
ニング装置の提供を目的とする。
【0006】ところで、放電電極に付着する堆積物につ
いて見ると、その主成分は、SiO2(二酸化珪素)であ
ることが、各種の研究や出願人会社の社内的な実験結果
より明かである。Si(珪素)は、地球上に非常に多く
存在する(2番目に多い元素と言われている)、いわゆ
るほこりの主成分である。O(酸素)は、地球上に珪素
より多く存在する(最も多い元素と言われている)。つ
まり、放電電極へ付着する物質はそれほど多いというこ
とである。しかし、どの空間においても均一に分布して
いる訳ではないため、これらを測定して設置空間の環境
を把握することが、放電電極の清掃を適切な時期に行う
上で必要不可欠である。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような見知から、こ
の発明の第1の形態の放電電極クリーニング装置は、空
間のほこり濃度を測定するほこりセンサ1と、空間の湿
度を測定する湿度センサ2と、これらセンサ1・2の出
力値を積算する積算部4と、その積算値が一定値を越え
たときクリーニング実行または告知のための信号を出力
する信号出力部5とを備えたことを特徴とする。
【0008】すなわち、ほこりセンサ1では主として珪
素量の測定を意図し、また湿度センサ2により空気中の
水分を測定することで酸素量(水は酸素の化合物)を間
接的に測定する。そして、これらの2つの測定値を積算
すると、その積算値は、放電電極への付着が予測される
珪素と酸素の双方による汚れ量と対応しているので、積
算値が一定値を越えたときに、清掃部材を移動させてク
リーニングを実行するか、またはクリーニングの実施を
告知すれば、放電電極を適切な時期に清掃できることに
なる。
【0009】第2の形態の放電電極クリーニング装置
は、空間のほこり濃度を測定するほこりセンサ1と、空
間の酸素濃度を測定する酸素センサ6と、これらセンサ
1・6の出力値を積算する積算部4と、その積算値が一
定値を越えたときクリーニング実行または告知のための
信号を出力する信号出力部5とを備えたことを特徴とす
る。この場合は、空間の酸素量を酸素センサ6で直接測
定できる。
【0010】第3の形態の放電電極クリーニング装置
は、空間のほこり濃度を測定するほこりセンサ1と、空
間のオゾン濃度を測定するオゾンセンサ7と、これらセ
ンサ1・7の出力値を積算する積算部4と、その積算値
が一定値を越えたときクリーニング実行または告知のた
めの信号を出力する信号出力部5とを備えたことを特徴
とする。この場合は、空間のオゾン量を測定することで
酸素量を間接的に測定できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0012】図1は、この発明の第1の実施形態を示
す。この放電電極クリーニング装置は、空気清浄機内に
吸い込まれた空気中のほこり濃度を測定するほこりセン
サ1と、湿度を測定する湿度センサ2と、これらセンサ
1・2の出力を加算する加算部3と、その加算値を一定
時間間隔で取り込んで積算する積算部4と、その積算値
が一定値を越えたとき清掃信号を出力する清掃信号出力
部5とを備えている。
【0013】ここで、ほこりセンサ1は、空気中のほこ
り濃度から放電電極への付着が予測される珪素量を把握
し、また湿度センサ2は、空気中の水分から酸素量を把
握するためのものである。これらセンサ1・2の出力を
たとえば0.5:0.5で加算部3にて加算し、この加
算した値をある一定の時間間隔で積算部4にて積算す
る。清掃信号出力部5は、積算部4による積算値を基準
値と比較し、基準値を越えたときに清掃信号を出力す
る。
【0014】自動清掃装置を備えた空気清浄機の場合に
は、清掃信号出力部5からの清掃信号により清掃部材を
自動的に移動させて自動清掃できる。手動清掃装置を備
えた空気清浄機の場合には、清掃信号によりランプやブ
ザー等の告知手段を作動させてユーザに清掃を促すこと
ができる。
【0015】図2の第2の実施形態は、湿度センサ2に
代えて酸素センサ6を用い、酸素量を直接測定するよう
にしたものである。
【0016】図3の第3の実施形態は、湿度センサ2に
代えてオゾンセンサ7を用い、オゾン量から酸素量を間
接的に測定するようにしたものである。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、ほこりセンサにより
空気中の主に珪素量を測定するとともに、湿度センサや
酸素センサやオゾンセンサにより酸素量を直接または間
接的に測定し、これら測定値を積算して積算値が一定値
を越えたときクリーニング実行または告知のための信号
を出力するので、空気清浄機が設置された周囲環境に対
応した適切な清掃条件で放電電極を清掃することがで
き、省エネルギーおよび省資源化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を各部での出力波形
と共に示すブロック図である。
【図2】第2の実施形態のブロック図である。
【図3】第3の実施形態のブロック図である。
【符号の説明】
1 ほこりセンサ 2 湿度センサ 3 加算部 4 積算部 5 清掃信号出力部 6 酸素センサ 7 オゾンセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロナ放電装置の放電電極に清掃部材を
    摺接させて清掃する空気清浄機の放電電極クリーニング
    装置において、空間のほこり濃度を測定するほこりセン
    サと、空間の湿度を測定する湿度センサと、これらセン
    サの出力値を積算する積算部と、その積算値が一定値を
    越えたときクリーニング実行または告知のための信号を
    出力する信号出力部とを備えたことを特徴とする、空気
    清浄機の放電電極クリーニング装置。
  2. 【請求項2】 コロナ放電装置の放電電極に清掃部材を
    摺接させて清掃する空気清浄機の放電電極クリーニング
    装置において、空間のほこり濃度を測定するほこりセン
    サと、空間の酸素濃度を測定する酸素センサと、これら
    センサの出力値を積算する積算部と、その積算値が一定
    値を越えたときクリーニング実行または告知のための信
    号を出力する信号出力部とを備えたことを特徴とする、
    空気清浄機の放電電極クリーニング装置。
  3. 【請求項3】 コロナ放電装置の放電電極に清掃部材を
    摺接させて清掃する空気清浄機の放電電極クリーニング
    装置において、空間のほこり濃度を測定するほこりセン
    サと、空間のオゾン濃度を測定するオゾンセンサと、こ
    れらセンサの出力値を積算する積算部と、その積算値が
    一定値を越えたときクリーニング実行または告知のため
    の信号を出力する信号出力部とを備えたことを特徴とす
    る、空気清浄機の放電電極クリーニング装置。
JP10208708A 1998-07-08 1998-07-08 空気清浄機の放電電極クリーニング装置 Pending JP2000024548A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002025748A (ja) * 2001-03-14 2002-01-25 Nippon Pachinko Buhin Kk イオン発生装置
JP2002025747A (ja) * 2001-03-14 2002-01-25 Nippon Pachinko Buhin Kk イオン発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002025748A (ja) * 2001-03-14 2002-01-25 Nippon Pachinko Buhin Kk イオン発生装置
JP2002025747A (ja) * 2001-03-14 2002-01-25 Nippon Pachinko Buhin Kk イオン発生装置

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