JP2000024438A - 換気扇用フィルタ及びその製造方法並びにその製造装置 - Google Patents

換気扇用フィルタ及びその製造方法並びにその製造装置

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JP2000024438A
JP2000024438A JP10195705A JP19570598A JP2000024438A JP 2000024438 A JP2000024438 A JP 2000024438A JP 10195705 A JP10195705 A JP 10195705A JP 19570598 A JP19570598 A JP 19570598A JP 2000024438 A JP2000024438 A JP 2000024438A
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秀明 宮川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の換気扇用フィルタの製造方法は、射出
成形機内にフィルタ部材を挿入すると共に、溶融した樹
脂を流し込み、樹脂を固化させて枠部材とフィルタ部材
を一体に成形していたため、製造時間が長く、また、フ
ィルタ部材にたわみが生じていた。 【解決手段】 この発明の換気扇用フィルタは、骨部お
よび縁部とから構成され、換気扇本体に着脱自在な枠部
材と、塵埃等を捕集するフィルタ部材とを備える換気扇
用フィルタであって、骨部および縁部は、加熱されると
共に加圧されて、フィルタ部材に溶着されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は簡易的に製造する
ことのできる換気扇用フィルタおよびその製造方法並び
にその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の換気扇を分解した様子を
概略的に示す斜視図である。図7は、従来の換気扇用フ
ィルタの構成を概略的に示す図である。図8は、図7の
矢視VIII−VIIIの断面図である。従来の換気扇
を図6から図8によって説明する。図6において、換気
扇1は、気流を生じさせるファン3を内蔵した本体5
と、この本体5の前面に着脱自在に取り付けられ、多数
の通気孔50aを前面全体に有する略樋状のフィルタ1
0と、外面にフィルタ10を固定する箱状のガード部材
50とを備えている。
【0003】図7および図8に示すように、フィルタ1
0は、換気扇の本体5の外面に着脱自在に取り付けるこ
とのできる複数の並列な骨部12a、12bと、矩形の
縁部12cとを有する枠部材12と、この骨部12aと
骨部12bとの間に一体成形されるとともに、塵挨、油
煙などを捕集する不識布からなるフィルタ部材14とを
備えている。
【0004】図9は、従来の換気扇用フィルタの製造工
程を概略的に示す図である。次に、従来の換気扇用フィ
ルタの製造方法を図9によって説明する。コイル20に
巻回されたフィルタ材14を巻戻し、カッター23によ
り、フィルタ材14を所定の形状に切断したフィルタ部
材15を射出成形機30の予め製作された金型31の雄
型30aと雌型30bとの間に挿入し、ホッパ33から
プラスチック原料を入れ、射出成形機30により溶融し
た樹脂を金型31に流し込み、樹脂が固化した後、金型
31を解放して骨部12a、12bと縁部12cとを有
する枠部材12と一体に成形した換気扇用フィルタ10
を製造する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された従来の換気扇用フィルタ10の製造方
法は、射出成形機30の雄型30aと雌型30bとの間
にフィルタ部材15を挿入する工程と、溶融した樹脂を
金型31に流し込んで、樹脂が固化して枠部材12と一
体に成形する工程とを順に実行するために、製造時間が
長くなるという課題があった。
【0006】また、一般的に、枠部材12は合成樹脂で
できており、ABS、PA、PP全ての材料に於て射出
成形法で製造される。このとき合成樹脂は成形収縮をお
こし4/1000〜17/1000mm程度収縮する。
従って、溶融した樹脂を金型31に流し込み、樹脂が固
化した後、金型31を開放して成形品である換気扇用フ
ィルタ10を製造する方法では、樹脂の成形収縮により
フィルタ部材15がたわみ、換気扇用フィルタ10を使
用する際にフィルタ部材15が振動することにより、騒
音発生の原因になるという課題があった。
【0007】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、製造時間が短く、フィルタ
部材のたわみが少ない簡易な換気扇用フィルタ及びその
製造方法並びにその製造装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の換気扇用フィ
ルタは、骨部および縁部とから構成され、換気扇本体に
着脱自在な枠部材と、塵埃等を捕集するフィルタ部材と
を備える換気扇用フィルタであって、骨部および縁部
は、加熱されると共に加圧されて、フィルタ部材に溶着
されていることを特徴とする。
【0009】また、上記骨部および上記縁部は、骨部突
起および縁部突起を備えてなり、骨部突起及び縁部突起
がフィルタ部材に溶着されていることを特徴とする。
【0010】また、この発明の換気扇用フィルタの製造
方法は、骨部および縁部とから構成され、換気扇本体に
着脱自在な枠部材を製造する枠部材製造工程と、塵埃等
を捕集するフィルタ部材を形成するフィルタ部材製造工
程と、骨部および縁部に形成された骨部突起および縁部
突起をフィルタ部材に当接させた後、骨部および縁部を
フィルタ部材に固着する固着工程とを備える。
【0011】また、上記固着工程は、骨部および縁部を
加熱することにより、骨部および縁部をフィルタ部材に
溶着する溶着工程であることを特徴とする。
【0012】また、上記溶着工程は、さらに、フィルタ
部材に押圧することにより、骨部および縁部をフィルタ
部材に溶着する工程であることを特徴とする。
【0013】また、上記溶着工程は、骨部及び縁部の先
端に設けられた骨部突起および縁部突起を溶解してフィ
ルタ部材に溶着する工程であることを特徴とする。
【0014】また、上記溶着工程は、骨部突起および縁
部突起のみが溶解するように、所定の温度で所定の時間
だけ行われることを特徴とする。
【0015】この発明の換気扇用フィルタの製造装置
は、骨部および縁部から構成される枠部材と、塵埃を捕
集するフィルタ部材とを備え、換気扇本体に着脱自在に
構成される換気扇用フィルタを製造するための換気扇用
フィルタ製造装置であって、フィルタ部材および枠部材
を把持し、これらを圧着するように加圧する第1および
第2の加圧板と、第1の加圧板に内蔵され、骨部および
縁部に形成された骨部突起および縁部突起を加熱するた
めの加熱手段と、第1の加圧板の加圧面に、骨部および
縁部に対応するように設けられた畝状の当接部と、を備
えてなり、骨部突起および縁部突起がフィルタ部材に当
接するように、かつ、フィルタ部材が第1の加圧板側に
配置されるように、枠部材およびフィルタ部材を第1お
よび第2の加圧板の間に挿入し、第1の加圧板の当接部
が、フィルタ部材を介して骨部突起および縁部突起を加
熱すると共に加圧することにより、骨部突起および縁部
突起をフィルタ部材に溶着して、換気扇用フィルタを製
造することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、この
発明の実施の形態1に係る換気扇用フィルタの構成を示
す図である。図2は、図1の矢視II−II断面図であ
る。なお、以下の説明において、前述した従来の技術に
おける構成と同一の部分あるいは相当部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
【0017】図1及び図2において、フィルタ100
は、換気扇の本体5(図6参照)に着脱自在な複数の骨
部112aと、矩形の縁部112bとを有する枠部材1
12と、塵挨、油煙などを捕集する不識布から成るフィ
ルタ部材14とを備える。図2(a)、(b)に示すよ
うに、骨部112aおよび縁部112bには、骨部突起
112xおよび縁部突起112zが設けられており、こ
の骨部突起112xおよび縁部突起112zは、フィル
タ部材14に溶着されている。なお、図2(b)は、図
2(a)に示す骨部112aおよび縁部112bをフィ
ルタ部材14に溶着する前の状態を示す図である。
【0018】なお、枠部材112は、図2(a)、
(b)に示すように、骨部突起112xおよび縁部突起
112zがフィルタ部材14に溶融してから固化して、
一体化することにより、骨部112aおよび縁部112
bがフィルタ部材14に固定されるので、骨部突起11
2xおよび縁部突起112zはフィルタ部材14と溶着
して複数の溶着部112vを形成する。
【0019】図3および図4は、この発明の実施の形態
1に係る換気扇用フィルタの製造工程を概略的に示す図
である。図5は、この発明の実施の形態1に係る換気扇
用フィルタの製造工程における溶着温度と加熱時間の関
係を表す特性図である。次に、この発明の実施の形態1
に係る換気扇用フィルタの製造方法を図3から図5によ
って説明する。
【0020】この発明の実施の形態1に係る換気扇用フ
ィルタの製造方法は、フィルタ部材14を切断手段によ
り所定の形状に切断するフィルタ部材製造工程と、突起
(112xおよび112z)を有する骨部112aと縁
部112bとを有する枠部材112を製造する枠部材製
造工程と、切断したフィルタ部材14を枠部材112に
重ね合わせて、加熱板を用いた加圧手段により所定時間
加圧および加熱しながら、骨部突起112xおよび縁部
突起112zのみ(すなわち、骨部112a及び縁部1
12bは溶着しない)をフィルタ部材14に溶着する溶
着工程とを備えている。
【0021】次にこの発明に係る換気扇用フィルタの製
造装置について説明する。第1の加圧板としてのプレス
板200は、略長方形形状をしており、図4(a)、
(b)に示すように、その加圧面200aには、枠部材
112の複数の骨部突起112xおよび、四角枠状の縁
部突起112zを加熱することができるように、畝状の
当接部としての複数の骨凸部200xおよび、四角形状
の縁凸部200zが設けられている。また、プレス板2
00には、フィルタ部材14および枠部材112を溶着
する際に骨部突起112xおよび縁部突起112zを加
熱するための加熱手段としての電熱コイル200cが内
蔵されている。
【0022】このような骨凸部200xおよび縁凸部2
00zは、枠部材112の骨部112a及び縁部112
bに対応した形状となっている。従って、図4(b)に
示すように、骨凸部200xおよび縁凸部200zに囲
まれた台形状の各部分200dは凹んでおり、加熱処理
時に枠部材112と当接しない部分のフィルタ部材14
を加熱しないようになっている。
【0023】また、図3(c)に示すように、プレス機
300は、平坦なプレス面301aを有する第2の加圧
板としてのプレス板301と、プレス板200を上下に
移動可能な加圧機構303とから構成される。この加圧
機構303の圧力荷重P1、P2をパラメータとしてプ
レス板200の溶着温度(℃)と加熱時間(sec)と
の関係は図5に示す特性で表すことができる。図5に示
す特性では、予め、例えば、加圧機構303の圧力荷重
P1、プレス板200の溶着温度を180(℃)に設定
した場合には、加熱時間が約1(sec)となるように
なっている。
【0024】次に、この発明の実施の形態1に係る換気
扇用フィルタの製造方法を図3ないし図5によって説明
する。まず、図3(a)に示すように、フィルタ部材製
造工程では、コイル20に巻回されたフィルタ部材14
を巻き戻し、切断手段としてのカッター23により、フ
ィルタ部材14を所定の形状に切断する。一方、図3
(b)に示すように、枠部材製造工程では、予め、製作
された雄型30aと雌型30bとから成る金型31を有
する射出成型機30のホッパ33から溶融した樹脂を金
型31に流し込み、樹脂が固化した後、金型31を開放
して複数の骨部112a、骨部突起112xと、四角形
枠状の縁部112b、縁部突起112とを有する枠部材
112を製造する。
【0025】次に、図3(c)に示すように、フィルタ
製造工程では、プレス板301の加圧面301aに枠部
材112を置き、この枠の上にフィルタ部材14を置
く。この状態において、樋状の枠部材112の内面に形
成された複数の骨部突起112xおよび縁部突起112
zと、プレス板200の骨凸部200xおよび縁凸部2
00zとは、プレス加圧機構303によりプレス版20
0が加工した際に当接する。このように配置するのは、
枠部材112の複数の骨部突起112xおよび縁部突起
112zのみをフィルタ部材14に溶着させるためであ
る。
【0026】この際に、スイッチ260は投入されてお
り、電源250から電熱コイル200cに電流が流れて
おり、電熱コイル200cは、例えば180(℃)に加
熱されている。このような状態から、プレス機300の
加圧機構303を下降して、圧力荷重P1(Kgf/c
)で、約1秒間、フィルタ部材14を介して枠部材
112の骨部突起112xと、縁部突起112zとを加
熱溶融させてフィルタ部材14に溶着させれば、換気扇
用フィルタ100を作製することができる。
【0027】なお、枠部材112の骨部112a及び縁
部112bにフィルタ部材14を熱溶着するのに、加圧
を行うのは、製造時間を短縮するためである。また、枠
部材112の骨部突起112xおよび縁部突起112z
は、共に製造時間を短縮するために設けられたものであ
るが、フィルタ部材14に溶着して溶着部112vを形
成する部分以外においては、却ってフィルタ部材14と
枠部材112を固着しにくくするものであるから、フィ
ルタ部材14と固着する部分以外(即ち、フィルタ部材
14と枠部材112の接合部分として必要となる部分以
外)の骨部112aおよび縁部112bには、必ずしも
骨部突起112xおよび縁部突起112zを形成する必
要はない。
【0028】以上、この発明の換気扇用フィルタでは、
予め作成した枠部材の上にフィルタ部材を乗せて溶着す
るので、フィルタを成形した後に、枠部材の収縮による
たわみの発生をなくすることが可能である。また溶着時
に骨部および縁部に当接する部分のフィルタにも熱を加
えるため、フィルタのたわみ取り効果もある。
【0029】
【発明の効果】この発明の換気扇用フィルタは、骨部お
よび縁部とから構成され、換気扇本体に着脱自在な枠部
材と、塵埃等を捕集するフィルタ部材とを備える換気扇
用フィルタであって、骨部および縁部は、加熱されると
共に加圧されて、フィルタ部材に溶着されていることを
特徴とするので、フィルタのたわみを減少させることが
できる。
【0030】また、上記骨部および上記縁部は、骨部突
起および縁部突起を備えてなり、骨部突起及び縁部突起
がフィルタ部材に溶着されていることを特徴とするの
で、フィルタの固着面積が狭くなり、フィルタの有効面
積が増大するため、フィルタの捕集効率が向上する。
【0031】また、この発明の換気扇用フィルタの製造
方法は、骨部および縁部とから構成され、換気扇本体に
着脱自在な枠部材を製造する枠部材製造工程と、塵埃等
を捕集するフィルタ部材を形成するフィルタ部材製造工
程と、骨部および縁部に形成された骨部突起および縁部
突起をフィルタ部材に当接させた後、骨部および縁部を
フィルタ部材に固着する固着工程とを備えるので、迅速
に枠部材の突起にフィルタを固着させ、また、フィルタ
のたわみを減少させることができ、さらに、製造時間を
短縮できる。
【0032】また、上記固着工程は、骨部および縁部を
加熱することにより、骨部および縁部をフィルタ部材に
溶着する溶着工程であることを特徴とするので、加熱に
よって、フィルタと枠部材との固着時間を短縮できる。
【0033】また、上記溶着工程は、さらに、フィルタ
部材に押圧することにより、骨部および縁部をフィルタ
部材に溶着する工程であることを特徴とするので、加圧
によって、フィルタと枠部材との固着時間を短縮でき
る。
【0034】また、上記溶着工程は、骨部及び縁部の先
端に設けられた骨部突起および縁部突起を溶融させてフ
ィルタ部材に溶着する工程であることを特徴とするの
で、枠部材への溶着面積が減少し、製造時間を短縮でき
る。
【0035】また、上記溶着工程は、骨部突起および縁
部突起のみが溶融するように、所定の温度で所定の時間
だけ行われることを特徴とするので、フィルタが溶けず
にすみ、フィルタの捕集効率を低下させることがない。
【0036】この発明の換気扇用フィルタの製造装置
は、骨部および縁部から構成される枠部材と、塵埃を捕
集するフィルタ部材とを備え、換気扇本体に着脱自在に
構成される換気扇用フィルタを製造するための換気扇用
フィルタ製造装置であって、フィルタ部材および枠部材
を把持し、これらを圧着するように加圧する第1および
第2の加圧板と、第1の加圧板に内蔵され、骨部および
縁部に形成された骨部突起および縁部突起を加熱するた
めの加熱手段と、第1の加圧板の加圧面に、骨部および
縁部に対応するように設けられた畝状の当接部と、を備
えてなり、骨部突起および縁部突起がフィルタ部材に当
接するように、かつ、フィルタ部材が第1の加圧板側に
配置されるように、枠部材およびフィルタ部材を第1お
よび第2の加圧板の間に挿入し、第1の加圧板の当接部
が、フィルタ部材を介して骨部突起および縁部突起を加
熱すると共に加圧することにより、骨部突起および縁部
突起をフィルタ部材に溶着して、換気扇用フィルタを製
造することを特徴とするので、枠部材とフィルタを溶着
した換気扇用フィルタを簡単に製造するための製造装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による換気扇用フィ
ルタの平面図及び側面図である。
【図2】 図1の矢視I−Iの断面図である。
【図3】 この発明の一実施の形態による換気扇用フィ
ルタの製造方法を示す工程図である。
【図4】 図3の加熱手段の治具の平面図及び側面図で
ある。
【図5】 図3の加熱時間と溶着温度との関係を示す曲
線図である。
【図6】 換気扇の分解斜視図である。
【図7】 従来の換気扇用フィルタの平面図及び側面図
である。
【図8】 図7の矢視VIII−VIIIの断面図であ
る。
【図9】 従来の換気扇用フィルタの製造方法を示す工
程図である。
【符号の説明】
14 フィルタ部材、20 コイル、23 カッター
(切断手段)、100換気扇用フィルタ、112 枠部
材、112a 枠部材の骨部、112b 枠部材の縁
部、112x 骨部突起、112z 縁部突起、200
プレス板(第1の加圧板)、200a 加圧面、20
0c 電熱コイル(加熱手段)、200x骨凸部(当接
部)、200z 縁凸部(当接部)、301 プレス板
(第2の加圧板)。
フロントページの続き Fターム(参考) 3L058 BK05 BK10 4D058 JA12 JB25 KA01 KA11 KA13 KA23 KA25 KA29 KC06 KC34 SA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨部および縁部とから構成され、換気扇
    本体に着脱自在な枠部材と、 塵埃等を捕集するフィルタ部材とを備える換気扇用フィ
    ルタであって、 上記骨部および上記縁部は、加熱されると共に加圧され
    て、上記フィルタ部材に溶着されていることを特徴とす
    る換気扇用フィルタ。
  2. 【請求項2】 上記骨部および上記縁部は、骨部突起お
    よび縁部突起を備えてなり、該骨部突起及び該縁部突起
    が上記フィルタ部材に溶着されていることを特徴とする
    請求項1に記載の換気扇用フィルタ。
  3. 【請求項3】 骨部および縁部とから構成され、換気扇
    本体に着脱自在な枠部材を製造する枠部材製造工程と、 該塵埃等を捕集するフィルタ部材を形成するフィルタ部
    材製造工程と、 上記骨部および上記縁部に形成された骨部突起および縁
    部突起を上記フィルタ部材に当接させた後、該骨部およ
    び該縁部を上記フィルタ部材に固着する固着工程とを備
    える換気扇用フィルタの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記固着工程は、上記骨部および上記縁
    部を加熱することにより、上記骨部および上記縁部を上
    記フィルタ部材に溶着する溶着工程であることを特徴と
    する請求項3に記載の換気扇用フィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記溶着工程は、さらに、上記フィルタ
    部材に押圧することにより、上記骨部および上記縁部を
    上記フィルタ部材に溶着する工程であることを特徴とす
    る請求項4に記載の換気扇用フィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記溶着工程は、上記骨部及び上記縁部
    の先端に設けられた骨部突起および縁部突起を溶解して
    上記フィルタ部材に溶着する工程であることを特徴とす
    る請求項4または請求項5に記載の換気扇用フィルタの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 上記溶着工程は、上記骨部突起および上
    記縁部突起のみが溶解するように、所定の温度で所定の
    時間だけ行われることを特徴とする請求項6に記載の換
    気扇用フィルタの製造方法。
  8. 【請求項8】 骨部および縁部から構成される枠部材
    と、塵埃を捕集するフィルタ部材とを備え、換気扇本体
    に着脱自在に構成される換気扇用フィルタを製造するた
    めの換気扇用フィルタ製造装置であって、 上記フィルタ部材および上記枠部材を把持し、これらを
    圧着するように加圧する第1および第2の加圧板と、 上記第1の加圧板に内蔵され、上記骨部および縁部に形
    成された骨部突起および縁部突起を加熱するための加熱
    手段と、 上記第1の加圧板の加圧面に、上記骨部および上記縁部
    に対応するように設けられた畝状の当接部と、 を備えてなり、 上記骨部突起および上記縁部突起が上記フィルタ部材に
    当接するように、かつ、上記フィルタ部材が上記第1の
    加圧板側に配置されるように、上記枠部材および上記フ
    ィルタ部材を上記第1および第2の加圧板の間に挿入
    し、上記第1の加圧板の上記当接部が、上記フィルタ部
    材を介して上記骨部突起および縁部突起を加熱すると共
    に加圧することにより、上記骨部突起および上記縁部突
    起を上記フィルタ部材に溶着して、換気扇用フィルタを
    製造することを特徴とする換気扇用フィルタの製造装
    置。
JP19570598A 1998-07-10 1998-07-10 換気扇用フィルタ及びその製造方法並びにその製造装置 Expired - Fee Related JP4046254B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101578676B1 (ko) * 2015-03-20 2015-12-21 (주)쓰리에이씨 공기조화기의 필터

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