JP2000024142A - ゴルフクラブセット - Google Patents

ゴルフクラブセット

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JP2000024142A
JP2000024142A JP10197796A JP19779698A JP2000024142A JP 2000024142 A JP2000024142 A JP 2000024142A JP 10197796 A JP10197796 A JP 10197796A JP 19779698 A JP19779698 A JP 19779698A JP 2000024142 A JP2000024142 A JP 2000024142A
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JP
Japan
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clubs
club
flight distance
carries
loft angles
Prior art date
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Pending
Application number
JP10197796A
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English (en)
Inventor
Masashi Nishitani
将史 西谷
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Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各クラブの番手間の飛距離の差を最適化でき
るようにする。 【解決手段】 複数本のクラブからなるゴルフクラブセ
ットであって、夫々の番手のクラブのロフト角度が、隣
接番手間の飛距離の差によって設定されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本で構成され
る特にアイアンゴルフクラブセットにおいて、クラブ番
手間の飛距離の差を最適化するロフト角度を設定したゴ
ルフクラブセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフクラブセット、特にアイア
ンクラブセットにおいては、隣接番手間のロフト角度の
差は、ロングアイアンからショートアイアンに亘って、
表1に示すように、3度又は4度の一定値とされてい
た。また、このようなロフト角度の設定では、番手毎の
飛距離の差が正常とならず、殊に、5番アイアン以上の
ロングアイアンクラブでは、番手の大きい(例えば5番
アイアン)クラブの飛距離が番手の小さい(例えば4番
アイアン)クラブの飛距離を越える所謂番手間の飛距離
の逆転すら発生するとして、特開平8−772号公報に
開示されるロフト角度の設定によるクラブセットが提案
されている。この場合においては、打球の初速度がロフ
ト角度(A)の余弦(即ち、cosA)に比例するとし
て、ロングアイアンからショートアイアンに亘る隣接番
手間でのcosAの値の差が同一となるようにロフト角
度が設定され、これによって隣接番手間の初速度の差が
一定となり、番手間で秩序正しい飛びが実現するとされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従前の隣接
番手間のロフト角度差が一定値とされるクラブセットに
あっては、特に、プロプレーヤー等の上級者を除いた非
力な一般プレーヤーの場合に、番手間で正常な飛距離が
得られず時に逆転する(即ち、番手の大きいクラブの方
が飛ぶ)現象すら起こることが積年の問題となってい
る。また、このような現象の不具合を改善しようとした
前記公報の提案にしても、ロフト角度設定の方法が、同
公報明細書第3頁〔作用〕に記載されるように、ヘッド
スピードやフェース面方向の速度成分を無視するもので
ある点から、セット内の各クラブの番手間の飛距離差を
最適化するには今一歩の感がある。
【0004】従って、このような実情に鑑みて、本発明
の目的とするところは、各クラブの番手間の飛距離の差
を最適化できるロフト角度を持つゴルフクラブセットを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、複数本のクラブからなるゴルフクラブセ
ットであって、夫々の番手のクラブのロフト角度が、隣
接番手間の飛距離の差によって設定されるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0007】まず、ロフト角度設定の一実施例について
説明すると、あらかじめ、実験によって、クラブ長さを
パラメーターとして打球の飛距離とロフト角度の関係を
把握する。所定のクラブ長さ毎にロフト角度の異なるク
ラブを製作してロボットマシーンで打球し飛距離を測定
しこれをグラフ化すると図1の線図が得られる。本例で
は、クラブ本数を#3(3番アイアン)からSW(サン
ドウェッジ)までの9本(n=9)として、まず、夫々
のクラブ番手において『隣接番手間の飛距離の差』を希
望の値に設定する。SWクラブの飛距離を約94ヤード
とし、SWから#7までの所謂ショートアイアンでは前
記飛距離の差を9ヤードと小さく設定する。従来のクラ
ブセット(図1の線分B)では、この飛距離差が12〜
13ヤードの差となっていて番手の選択を間違うとグリ
ーンオーバー等の大きなミスを招いていたがこのような
ミスが軽減される。また、同一クラブで広い範囲の飛距
離合わせを要求され高度な熟練を要した従来のクラブセ
ットに比し本例ではプレーヤーにやさしいクラブセット
となる。
【0008】次に、#7から#5の所謂ミドルアイアン
の範囲とされるクラブ間の飛距離の差は、15ヤードに
設定し従来のクラブセットの場合と略同程度とする。ミ
ドルアイアンはアベレージプレーヤーが比較的得意とす
るクラブなので従来に近い飛距離差に設定する。
【0009】次に、#5から#3の所謂ロングアイアン
の範囲とされるクラブ間の飛距離の差は、30ヤードと
かなり大きく設定する。番手間での飛距離の逆転を防ぐ
と共にできるだけ飛距離を増大させることを狙ったもの
である。
【0010】以上のように設定して、隣接番手間の飛距
離の差を前記SWの飛距離(94ヤード)に順次上積み
していって、各番手の設計飛距離を得る(図1にて、1
03,112,121・・・220ヤード)。
【0011】次に、この設計飛距離を図1の縦軸上にと
り、その各点から横軸に平行に延長して、図1のクラブ
長さをパラメーターとした飛距離とロフト角度の関係線
図の中で、クラブ長さとロフト角度を、各クラブに組込
む役割と特徴とを勘案しながら、適宜に設定する。この
ようにして設定された点を図1中△印で示す。ここで、
セット内の夫々の△印に近似する線分を描きAとする
と、この線分Aの勾配は3.20として求められ、ロフ
ト角度と飛距離の関係式としてA=Ai−1−(L
−Li−1)/3.20が得られ、この式によってセッ
ト内のロフト角度をスムースに設定することができる。
ちなみに、実施例(線分A)と比較例(線分B)のロフ
ト角度、飛距離及び番手間差等、を比較すると表1の如
くなる。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数本のクラブからなるゴルフクラブセットであって、
夫々の番手のクラブのロフト角度が、隣接番手間の飛距
離の差によって設定されるので、クラブセット内の全て
のクラブに関して夫々の飛距離に重複や番手間の逆転が
発生せず各隣接番手間の飛距離差を最適化できる。ま
た、ロングアイアンでは番手間の飛距離の差が大きくな
るロフト角度の設定として飛距離の増大を図り、ミドル
アイアンでは従来に近い飛距離差従って又ロフト角度差
としてスイングのし易さを図り、ショートアイアンでは
番手間の飛距離差を小さくしかも一定として飛距離の正
確さを図る等の最適化が可能となる。さらに、ロフト角
度設定に当り、式(1)を使用すればロフト角度設定を
計算機等で効率的に算出することができる。なお、この
(1)式における定数Cは、実施例に示したように、ロ
フト角度と飛距離との関係を実験によって求め、両者の
関係を一次式に近似した時の比例定数として求める。
【図面の簡単な説明】
【図1】所定のクラブ長さ毎にロフト角度の異なるクラ
ブを製作してロボットマシーンで打球し飛距離を測定し
たグラフ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のクラブからなるゴルフクラブセ
    ットであって、夫々の番手のクラブのロフト角度が、隣
    接番手間の飛距離の差によって設定されることを特徴と
    するゴルフクラブセット。
  2. 【請求項2】 隣接番手間の打球の飛距離の差が、ショ
    ートアイアンからロングアイアンになるに従って大きく
    設定されていることを特徴とする請求項1に記載のゴル
    フクラブセット。
  3. 【請求項3】 複数本(n)からなるゴルフクラブセッ
    トであって、 夫々の番手のロフト角度が、次式(1)によって設定さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴル
    フクラブセット。 A=Ai−1−(L−Li−1)/C ・・・(1) 但し、i;各クラブの追番号(i=1,2,・・・n) A;ロフト角(度) L;クラブの飛距離 C;定数
JP10197796A 1998-07-13 1998-07-13 ゴルフクラブセット Pending JP2000024142A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007029257A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Bridgestone Sports Co Ltd アイアンゴルフクラブのセット方法
JP2011194232A (ja) * 2010-03-22 2011-10-06 Sri Sports Ltd 好ましいカスタム化用品パラメーターをゴルフクラブ用に選択する方法
JP2015077246A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブのセットのフィッティング装置、方法及びプログラム

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