JP2000023569A - 吊り下げ式簡易栽培袋 - Google Patents

吊り下げ式簡易栽培袋

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JP2000023569A
JP2000023569A JP10205820A JP20582098A JP2000023569A JP 2000023569 A JP2000023569 A JP 2000023569A JP 10205820 A JP10205820 A JP 10205820A JP 20582098 A JP20582098 A JP 20582098A JP 2000023569 A JP2000023569 A JP 2000023569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
processed
cut
culturing
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP10205820A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Suzuki
博和 鈴木
Kazuhiro Shioi
一浩 塩井
Takeo Mogi
武雄 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REINBOO YAKUHIN KK
Hodogaya Chemical Co Ltd
RAINBOW YAKUHIN KK
Original Assignee
REINBOO YAKUHIN KK
Hodogaya Chemical Co Ltd
RAINBOW YAKUHIN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by REINBOO YAKUHIN KK, Hodogaya Chemical Co Ltd, RAINBOW YAKUHIN KK filed Critical REINBOO YAKUHIN KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価簡便な栽培器の提供 【解決手段】 樹脂、加工紙または防水布を袋状にし上
部に取っ手部分を付け、袋側面に一つまたは複数の切り
込み、または指または器具により容易に切り込みを入れ
ることが出来るよう加工した吊り下げ式簡易栽培袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は園芸資材に属するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、園芸が盛んになり、草花等の栽培
場所を持たない一般の家庭でもベランダ、軒下あるいは
塀などに草花を植えたポットを吊るしているのを良く見
かける。 複数個の花卉用ポットを吊るす器具として
は、陶製、木製、プラスチック成型品など種々の形態の
ものが使用されているが、経済的に満足できるものは見
かけられない。また塀またはベランダ手摺り全体を花な
どで覆うことは夢のような提案であり、具体的な実現方
法は提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】陶製ポットは重く、二
階以上のベランダ手摺りなどにを吊るすのは危険であ
る。木製、プラスチック製ポットも外部への突出部分が
大きく、特に塀に吊るしているのは、通行の障害になる
ことも多い。またこれらの方法はポット毎の間隔に制限
があり、塀などを花などで覆うには不十分である。
【0004】ポットはふつう床または地面に置き上また
は横から見るものであり、横または下方からの見栄えを
良くするためにはそのポットには工夫を要し、またかな
りの数のポットを吊るす必要がある。このため、費用も
多く掛かり、安全性の面からも好ましくない。また従来
のポットはポットの数、長さ、巾は既製品であるためそ
の場面に応じた自由度に乏しい。
【0005】また、ポットでは、開口部分が大きく、水
分の蒸散が多いため、頻繁な潅水が必要であり、生育管
理に多くの労力がかかる。
【0006】安全で、安価で、草花の栽培が容易な栽培
器具が園芸愛好家のみならず、通行人からも求められて
いた。また塀など全体を花などで覆うことは園芸愛好家
の夢でもあった。本発明は、これらの不都合を一挙に解
決するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】樹脂、加工紙または防水
布を筒状にし上部に取っ手部分または取って取り付け部
分を付け、袋の片面または両面に縦一列または数列に数
個の切り込みを設ける。切り込みの形状は、直線でも、
曲線でもまたは十字形でも良い。
【0008】この切り込みは指または簡単な器具で容易
に切り込めるようにミシン目またはV字状に加工してお
いても良い。この場合円形、角形などに加工しておいて
も良い。これにより自由に切り込みを開け、苗を植え、
または種を蒔くことが出来る。切り込み部分と後に切り
込めるよう加工した部分を交互にまたは数段起きに並べ
てもよい。
【0009】長い樹脂、加工紙または防水布を筒状にし
たものを一段毎にまたは数段おきに横にミシン目または
V字状に加工しておき、指または簡単な器具で容易に切
ることができるようにしておいてもよい。これによりそ
の長さ、段数を自由に選ぶことが出来る。この場合、切
れ目の上は溶着しておくか、土が落ちないように加工し
ておく。切れ目の両端は吊り下げることが出来るよう、
穴を開け補強しておくか、耳を付けておく。
【0010】袋の最下部には水抜き用として、あらかじ
め穴を開けておくか、指または簡単な器具で容易に切り
取り、穴を開けられるよう加工しておく。長い筒状のも
のを一段毎にまたは数段置きに横にミシン目またはV字
状に加工して、数段毎に切り取れるよう加工した場合
は、その段毎に同様の加工をしておく。
【0011】植物は上方に向かって伸びるが、根本が横
向きでも根は下に、地上部は上を向いて伸びるので、袋
の側面の穴でも植物の生長には問題はない。
【0012】外部への出っ張りの部分を少なくし、鑑賞
面を多く取り、かつ吊るすことができるようにするには
偏平な袋が適している。
【0013】植物を植える袋の穴を多くすることで、個
体数を増やすかまたは別種の草花を一つの袋に植え付け
ることも可能となる。また植え付ける切り込みの場所を
自由に選ぶこともできる。
【0014】袋を途中から折ることにより、任意の大き
さにすることかできる。この場合、植え付け部分の切り
込みは水抜きとして、使用することができる。袋を横に
吊すことも可能である。
【0015】水分の蒸散を防ぐなど、草花の栽培管埋を
容易にするために、必要に応じ、上部または植え付け穴
の部分を残しておくこともできる。
【0016】植え付ける種子または苗は観賞用であれば
限定しないが、袋を覆うよう広がる花卉が好ましい。パ
ンジー、サフィニア、日々草などはその代表例である。
【0017】種を蒔く場合、袋に適度に湿らせた培土を
入れ切れ込み部分のある側を上向きにして床に敷き、切
れ込み部分に種を播いておき数日養生する。芽が伸びた
ところで塀などに吊すと良い。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明するが、本実施例のみに限られ
るものではない。
【0019】
【実施例】実施例1 図1において縦60cm×横13cm厚手のポリエチレ
ン袋の上部を取っ手部分として図のように切り取り、下
端から45cmの前面に両端から1cmの長さに切り込
みを入れた。上部取っ手部分は溶着した。袋前面の縦中
央に下から5cm、15cm、25cm・・と10cm
毎に4箇所5cmの横に切り込みを付けた。底部から2
cmの部分に直径0.4cmの穴を前面に4箇所開け
た。
【0020】作成した栽培袋に湿らせた培土を詰め、草
花の苗パンジーを移植し、塀に設置した。散水などの手
入れをした結果、3ヶ月後には栽培袋を花が覆った。
【0019】実施例2 図2において縦2m×横30cmの厚手のポリエチレン
袋を50cm毎に熱溶着し、その下にミシン目を入れ、
その下の両端に吊り下げ用フックまたは紐を掛けるため
直径0.7cmの補強した吊し穴を付けた。横端から5
cm、10cm、15cm・・と5cm間隔に、下端か
らも5cm、10cm、15cm・・と5cm毎に溶着
部分を除き縦横それぞれ縦横3cmの十字のミシン目を
付けた。底部及び溶着部分から1cm上の部分に直径4
mmの穴を表裏6箇所開けた。
【0020】作成した栽培袋を下端から1mのミシン目
で二つに切った。各々上端の吊し用穴耳に金属製フック
をかけ、塀に吊した。各々下端から50cm部分の前面
のミシン目部分を両端5cm残し切り開けた。上下の開
口部から肥料入り培土を詰めた。十字のミシン目を一つ
置きに千鳥に切り開けた。この開けたところに草花の苗
サフィニアを移植した。散水などの手入れをした結果、
3ヶ月後には栽培袋を花が覆った。
【0021】実施例3 図3において縦90cm×横18cm×奥行2cmの厚
手のポリエチレン袋を用い、上部両面に取っ手部分を付
け、両端から4.5cm下端から4.5cm、13.5
cm、22.5cm・・と9cm間隔の点を中心に半径
2.5cmの円形のミシン目を開けた。前面、下端から
1cmの位置に直径0.5cmの水抜き穴を開けた。
【0022】作成した栽培袋に湿らせた培土を詰め、ミ
シン目のある面を上向きに床に寝かせた。円形ミシン目
の上側半分だけ切り開け、日々草の種子を2個ずつ切り
開けた部分に蒔いた。散水などの養生により、1週間後
には芽が伸びた。塀に設置し、散水などの手入れをした
結果、3ヶ月後には栽培袋を花が覆った。
【発明の効果】本発明により、園芸愛好家およぴ通行人
にも利益をもたらすものである。本発明の効果により、
草花を栽培する十分な地所を持たない園芸愛好家にも安
価に、安全に、また管理の容易な栽培器具を提供するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の吊り下げ式簡易栽培袋の例である。
【図2】実施例2の吊り下げ式簡易栽培袋の例である。
【図3】実施例3の吊り下げ式簡易栽培袋の例である。
【図4】塀に並べ、苗を植えた例である。
【符号の説明】
1 取っ手部分 切り取り 2 取っ手部分 溶着 3 前面切り込み 4 切り込み 5 水抜き穴 6 溶着 7 ミシン目 8 吊し穴 9 ミシン目 10 水抜き穴 11 取っ手部分 12 ミシン目 13 水抜き穴 14 奥行き 15 塀 16 フック 17 花
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 武雄 東京都中央区東日本橋1丁目1番7号 保 土谷アグロス株式会社内 Fターム(参考) 2B027 NC02 NC23 NC24 NC37 NC39 ND02 ND20 NE07 NE08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂、加工紙、防水布を袋状にし上部に取
    っ手部分または取っ手取り付け部分を付け、袋側面に一
    つまたは複数の切り込みまたは容易に切り込めるよう加
    工した部分を設けた吊り下げ式簡易栽培袋。
  2. 【請求項2】切り込みまたは容易に切り込めるよう加工
    した部分の形状は、直線、曲線、円形または十字型にし
    た請求項1に記載の吊り下げ式簡易栽培袋。
  3. 【請求項3】請求項1または2において縦に並べた袋の
    間を簡易に指または器具で分離できるようにした吊り下
    げ式簡易栽培袋。
JP10205820A 1998-07-07 1998-07-07 吊り下げ式簡易栽培袋 Pending JP2000023569A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045044A (ja) * 2000-07-31 2002-02-12 Seiwa:Kk 植物栽培用バッグ及び植物栽培用器具
JP2008259444A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Hidekazu Nishiyama 日々草のスタンダード仕立方法及びその方法により仕立てられた日々草のスタンダード仕立

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045044A (ja) * 2000-07-31 2002-02-12 Seiwa:Kk 植物栽培用バッグ及び植物栽培用器具
JP2008259444A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Hidekazu Nishiyama 日々草のスタンダード仕立方法及びその方法により仕立てられた日々草のスタンダード仕立
JP4762948B2 (ja) * 2007-04-11 2011-08-31 英一 西山 日々草のスタンダード仕立方法及びその方法により仕立てられた日々草のスタンダード仕立

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