JP2000023444A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JP2000023444A
JP2000023444A JP10183058A JP18305898A JP2000023444A JP 2000023444 A JP2000023444 A JP 2000023444A JP 10183058 A JP10183058 A JP 10183058A JP 18305898 A JP18305898 A JP 18305898A JP 2000023444 A JP2000023444 A JP 2000023444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
shaft
magnetic
bush
stepping motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10183058A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kiyohara
純一 清原
Yoshiro Itagaki
好郎 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP10183058A priority Critical patent/JP2000023444A/ja
Publication of JP2000023444A publication Critical patent/JP2000023444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シャフトの表面処理およびローレ
ット処理を不要にし、しかも磁気回路の効率を低下させ
ることのないロータ構造を有したステップモータを提供
する。 【解決手段】 コイル(21)を保持したステータと、
このステータに対し回転するロータ(30)とを備える
ステッピングモータである。本発明によれば、前記ロー
タは、磁性体のシャフト(31)と、このシャフトに固
定される非磁性体のブッシュ(32)と、このブッシュ
に固定される一対のロータコア(33,33)と、この
一対のロータコアの間に保持されるマグネット(34)
によって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータのコイル
に通電する電流によって、ロータの回転角を制御するス
テッピングモータに関し、特にロータ構造を改善したス
テッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に概要を示す従来のステッピングモ
ータは、ロータ10のシャフト11にローレット部12
を形成し、そこに一対のロータコア13,13を固定す
る構造である。一対のロータコア13,13の間にはマ
グネット14が保持されているため、ステータ側のコイ
ル21に流れる電流によって発生する磁界に応動して、
ロータ10はシャフト11を中心に所定の角度だけ回転
する。
【0003】上述したステッピングモータは、磁気回路
の効率を改善するために、シャフト11の素材に非磁性
体を使用している。このような非磁性シャフト11は素
材の硬度が低いので、その軸受け(図示せず)がベアリ
ングの場合には問題はないが、焼結合金軸受けの場合は
極端には、摩耗によってシャフト11の寿命が短くな
る。
【0004】ロータコア13の装着時に非磁性シャフト
11の表面を損傷しないように、ロータコア13の内径
は、シャフト11の外径より十分に大きく設定されてい
る。この寸法差を埋めるために、前述のローレット部1
2が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】非磁性シャフト11の
硬度は、表面処理を施すことで改善される。しかしなが
ら、このためには専用の表面処理工程が必要になる。ま
た、この表面処理をしない場合には、ローレット部12
を形成するローレット処理が必要になる。この点が本発
明で解決しようとする課題である。
【0006】本発明は、磁性体シャフトを使用すること
で表面処理およびローレット処理を不要にし、しかも磁
気回路の効率を低下させることのないロータ構造を有し
たステップモータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、コ
イルを保持したステータと、このステータに対し回転す
るロータとを備えるステッピングモータであって、前記
ロータは、磁性体のシャフトと、このシャフトに固定さ
れる非磁性体のブッシュと、このブッシュに固定される
一対のロータコアと、この一対のロータコアの間に保持
されるマグネットとを備えるステッピングモータで達成
できる。
【0008】前記ブッシュは、一例として前記シャフト
に圧入され、また前記ロータコアは前記ブッシュに圧入
される。磁性体シャフトは硬度が高いので表面処理する
必要がない。また、非磁性体ブッシュは、磁性体シャフ
トとロータコアとの間を磁気的に分断するので、ロータ
コアおよびマグネットを含む磁気回路の効率を低下さず
に済む。また、柔軟な素材のブッシュはローレット部の
役割を果たすので、ローレット処理も不要になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参
照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
るステップモータの一実施形態を示すロータの断面図で
ある。この図に示すロータ30は、磁性体のシャフト3
1と、このシャフト31に固定される非磁性体のブッシ
ュ32と、このブッシュ32に固定される一対のロータ
コア33,33と、この一対のロータコア33,33の
間に保持されるマグネット34とを備える。なお、ステ
ータ側の構成は図2と同様である。
【0010】非磁性体ブッシュ32は、磁性体シャフト
31に圧入され、またロータコア33,33はブッシュ
32に圧入される。磁性体シャフト31は、図2の非磁
性体シャフト11に比べて硬度が高いので表面処理する
必要がない。また、非磁性体ブッシュ32は、磁性体シ
ャフト31とロータコア33との間を磁気的に分断する
ので、ロータコア33およびマグネット34を含む磁気
回路の効率を低下さずに済む。また、非磁性体ブッシュ
32は、アルミニウムや亜鉛等の比較的に柔軟な素材を
使用できるので、図2のローレット部12と同様の役割
を果たすことができる。このため、ローレット処理も不
要になる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、硬度
の高い磁性体シャフトを使用することで表面処理および
ローレット処理を不要にし、しかも磁気回路の効率を低
下させることのないロータ構造を有したステップモータ
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステップモータの一実施形態を示
すロータの断面図である。
【図2】従来のステップモータの概要を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
30 ロータ 31 磁性体シャフト 32 非磁性体ブッシュ 33 ロータコア 34 マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを保持したステータと、このステ
    ータに対し回転するロータとを備えるステッピングモー
    タであって、 前記ロータは、 磁性体のシャフトと、 このシャフトに固定される非磁性体のブッシュと、 このブッシュに固定される一対のロータコアと、 この一対のロータコアの間に保持されるマグネットとを
    備えることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記ブッシュは前記シャフトに圧入さ
    れ、前記ロータコアは前記ブッシュに圧入されることを
    特徴とする請求項1のステッピングモータ。
JP10183058A 1998-06-29 1998-06-29 ステッピングモータ Pending JP2000023444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10183058A JP2000023444A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 ステッピングモータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10183058A JP2000023444A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 ステッピングモータ

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JP2000023444A true JP2000023444A (ja) 2000-01-21

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ID=16129011

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JP10183058A Pending JP2000023444A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 ステッピングモータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102330655A (zh) * 2011-07-11 2012-01-25 加西贝拉压缩机有限公司 制冷压缩机的电机安装结构
US11973378B2 (en) 2018-12-20 2024-04-30 Mitsubishi Electric Corporation Rotor, motor, fan, air conditioner, and manufacturing method of rotor

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CN102330655A (zh) * 2011-07-11 2012-01-25 加西贝拉压缩机有限公司 制冷压缩机的电机安装结构
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