JP2000150230A - ロータリーソレノイド - Google Patents

ロータリーソレノイド

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Publication number
JP2000150230A
JP2000150230A JP10320718A JP32071898A JP2000150230A JP 2000150230 A JP2000150230 A JP 2000150230A JP 10320718 A JP10320718 A JP 10320718A JP 32071898 A JP32071898 A JP 32071898A JP 2000150230 A JP2000150230 A JP 2000150230A
Authority
JP
Japan
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annular stator
pole
magnet body
stator
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP10320718A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kubota
正人 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のロータリーソレノイドは、輪状ステー
タとロータの組合せのみであるため、大きいトルクを得
るためには輪状ステータを大型化して励磁コイルを多く
しなければならず、全体形状も大型化していた。 【解決手段】 本発明によるロータリーソレノイドは、
輪状ステータ(1)の内壁(1A)側に軸方向に沿って着磁し
たマグネット体(21)を設け、前記マグネット体(21)の両
端の磁極は隣接する輪状ステータ(1)の磁極と同一磁極
となるようにし、従来よりも大きいトルクを得ると共
に、小型化が可能な構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーソレノ
イドに関し、特に、輪状ステータにマグネット体を付加
してハイブリッド型とすることにより、従来よりも大き
い回転トルクを得るようにするための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のロータリ
ーソレノイドとしては、例えば、図5で示される構成が
採用されていた。すなわち、図5において符号1で示さ
れるものは励磁コイル2を有する輪状ステータであり、
この輪状ステータ1の中空孔3内には軸受4を介して回
転軸5が回転自在に設けられている。前記回転軸5には
ロータ7が一体状に設けられ、前記ロータ7は図2で示
されるように3個の突極7aが形成されていると共に、
前記輪状ステータ1には前記突極7aと対応する3個の
ステータ突極1aが形成されている。
【0003】従って、前述の構成において励磁コイル2
に給電することにより、各突極1a,7a間の磁力の吸
引力によってロータ7が60度回転する。この給電を切
ることによって磁力の吸引力がなくなり、ロータ7を元
の位置へ戻すためには、回転軸5に図示しないアーム等
を介して張設されたスプリングのばね力によって戻すよ
うに構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のロータリーソレ
ノイドは、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、輪状ステータがステ
ータヨークのみで構成されているため、励磁コイルへ給
電時に輪状ステータに発生する磁力のみであり、より強
力な磁力を得ようとすると、励磁コイルの巻数を多くし
てかつ輪状ステータの形状を大型化せざるを得ないこと
になり、小型で強いトルクを有するロータリーソレノイ
ドを得ることは困難であった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、輪状ステータにマグネット
体を付加してハイブリッド型とすることにより、従来よ
りも大きい回転トルクを得るようにしたロータリーソレ
ノイドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるロータリー
ソレノイドは、励磁コイルを有する輪状ステータの中空
孔に軸受を介して回転軸を回転自在に設け、前記回転軸
にロータを有し、前記励磁コイルへ給電することにより
前記ロータを回転させるようにしたロータリーソレノイ
ドにおいて、前記輪状ステータの内壁側に軸方向に沿っ
て着磁したマグネット体を設け、前記マグネット体の両
端の磁極は隣接する前記輪状ステータの磁極と同一磁極
となるようにした構成であり、さらに、前記輪状ステー
タの内壁に形成された凹部内に前記マグネット体が収納
されている構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるロ
ータリーソレノイドの好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。図1において符号1で示されるものは、
励磁コイル2を有する輪状ステータであり、この輪状ス
テータ1の中空孔3内には軸受4を介して回転軸5が回
転自在に設けられている。
【0008】前記輪状ステータ1の内壁1A側には、輪
状に形成された凹部20が形成されており、この凹部2
0内には、この輪状ステータ1の軸方向に沿ってS極と
N極に着磁された輪状又は複数のピースを輪状に構成し
た形状のマグネット体21が設けられており、励磁コイ
ル2に給電した場合には、輪状ステータ1に形成される
磁極と同じ磁極が隣接し、図1のように、各磁極の配列
は、S極、S極、N極、N極の組合せとなるようにハイ
ブリッド型ステータが構成されている。
【0009】前記回転軸5には、ロータ7が設けられ、
このロータ7は図2で示されるように3個の突極7aが
形成されていると共に、前記ステータ1には前記突極7
aと対応する3個のステータ突極1aが形成されてい
る。なお、この突極1a,7aの数は任意に増減し、回
転角度を限定することができる。
【0010】次に、動作について述べる。まず、励磁コ
イル2に給電すると、輪状ステータ1の軸方向の両端す
なわち前記凹部20の両端位置には、S極とN極が発生
し、マグネット体21の着磁磁極のS極とN極と隣接す
る状態となり、輪状ステータ1とマグネット体21の各
磁極の配列はS極、S極、N極、N極となり、ロータ7
を通る磁力が従来の輪状ステータ1のみの場合プラスマ
グネットの発生する磁力が追加され、回転トルクを大幅
に向上させることができる。従って、前述のように励磁
コイル2に給電することにより、ロータ7は図2で示さ
れる初期位置から磁力吸引されて図3のように60度の
有限回転を行うことができる。
【0011】また、前述の場合は、マグネット体21の
磁極に隣接する輪状ステータ1の両端の磁極が同一とな
るようにしたが、例えば、図4で示されるように、輪状
ステータ1の両端の磁極をマグネット体21の両端の磁
極と異なるように構成した場合には、励磁コイル2の磁
束がロータ7を通らず、マグネット体21を通るため、
得られる回転トルクは、励磁コイル2の磁力マイナスマ
グネット体21の磁力となり、従来の図5で示す構成よ
りも、回転トルクは小さくなる。この回転トルクの出力
状態は、図6で示すように、本発明構成(図1)が最
大、図4の構成が最小、従来構成(図5)が中間とな
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によるロータリーソレノイドは、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、輪状ステータの内壁側へ、
軸方向に沿って着磁したマグネット体を設けているた
め、ロータを通る磁束の量は従来構成の倍となり、大幅
なトルクアップを得ることができる。また、トルクの向
上により、従来よりも小型化することができ、小型化の
ニーズに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロータリーソレノイドを示す断面
図である。
【図2】図1の動作を示す構成図である。
【図3】図1の動作を示す構成図である。
【図4】図1の他の形態を示す断面図である。
【図5】従来構成を示す断面図である。
【図6】本発明と従来構成のトルク特性を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1 輪状ステータ 1A 内壁 2 励磁コイル 3 中空孔 4 軸受 5 回転軸 7 ロータ 20 凹部 21 マグネット体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイル(2)を有する輪状ステータ(1)
    の中空孔(3)に軸受(4)を介して回転軸(5)を回転自在に
    設け、前記回転軸(5)にロータ(7)を有し、前記励磁コイ
    ル(2)へ給電することにより前記ロータ(7)を回転させる
    ようにしたロータリーソレノイドにおいて、前記輪状ス
    テータ(1)の内壁(1A)側に軸方向に沿って着磁したマグ
    ネット体(21)を設け、前記マグネット体(21)の両端の磁
    極は隣接する前記輪状ステータ(1)の磁極と同一磁極と
    なるように構成したことを特徴とするロータリーソレノ
    イド。
  2. 【請求項2】 前記輪状ステータ(1)の内壁(1A)に形成
    された凹部(20)内に前記マグネット体(21)が収納されて
    いることを特徴とする請求項1記載のロータリーソレノ
    イド。
JP10320718A 1998-11-11 1998-11-11 ロータリーソレノイド Pending JP2000150230A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100865765B1 (ko) 2007-07-13 2008-10-29 세인플렉스 주식회사 솔레노이드

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