JP2000023051A - 欠陥画素補正装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

欠陥画素補正装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000023051A JP10186088A JP18608898A JP2000023051A JP 2000023051 A JP2000023051 A JP 2000023051A JP 10186088 A JP10186088 A JP 10186088A JP 18608898 A JP18608898 A JP 18608898A JP 2000023051 A JP2000023051 A JP 2000023051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCD固体撮像素子の欠陥画素の信号をその
欠陥画素アドレスに基づいて補正する際に用いる上記ア
ドレスを格納する揮発性メモリの容量を減らす。 【解決手段】 EEPROM12には、予め求めたCC
D撮像部2の全部の欠陥画素の位置アドレスが格納され
ている。別に5個のレジスタ101〜105を用意し、
補正を行う前にEEPROM12から5個のアドレスを
転送しておく。撮影時には、CCD撮像部2からの画像
信号は欠陥画素補正IC13に送られる。ここで各レジ
スタに格納されたアドレスがセレクタ18により順次読
み出され、上記画像信号の画素の位置と比較され、両者
が一致したときを欠陥画素として近傍の画素の信号と置
き換える。全部のレジスタのアドレスを使ってしまう
か、ある程度使用したら次のアドレスをEEPROM1
2から各レジスタへ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDカメラの固
体撮像素子中の欠陥画素を検出し、この欠陥画素に対応
する表示画面上での画素を正常な画素に補正するのに用
いて好適な欠陥画素補正装置及びコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDカメラにおいては、レンズを通し
て入射した外光は、多数の受光素子(いわゆるセンサ)
を平面内にマトリックス状に配列して形成された固体撮
像素子で受光される。各受光素子(センサ)は、夫々の
位置座標における受光量に応じた大きさのアナログ電気
信号を出力する。固体撮像素子の各受光素子の出力は走
査されて一つずつ順次A/D変換器でディジタル信号に
変換された後に信号処理回路へ供給される。信号処理回
路は、ディジタル信号を表示信号に変換し表示器に供給
する。その結果、表示器の画面には、センサマトリック
スと1対1で対応する画素により画像が表示されること
になる。
【0003】ところが、固体撮像素子を構成する多数の
画素の中には、所定のレベルの電気信号を発生しない欠
陥品が含まれることが確率的に避けられず、このような
画素に対応する表示画面上の画素は正常の輝度を持たな
い所謂欠陥画素となる。欠陥画素には、白点の欠陥画素
と呼ばれるものと黒点の欠陥画素と呼ばれるものとがあ
る。白点の欠陥画素は、入射光量に対して所定以上の大
きさの電気信号を出力する欠陥CCDによるものであ
り、正常な画素より輝度が強く明るくなり、所謂白点と
よばれている。また、黒点の欠陥画素は、入射光量に対
して所定以下の大きさの電気信号を出力によるものであ
り、正常な画素より輝度が弱く暗くなる。
【0004】従来、欠陥画素を持つCCDをできるだけ
無くすための製造上の対策は取られているが、それでも
欠陥画素を持つCCDがある場合に備えて、CCDカメ
ラの固体撮像素子と信号処理回路との間に、欠陥画素の
検出とその補正とを行うための欠陥画素補正回路が設け
られており、これは一般にIC化されている。
【0005】従来の欠陥画素補正用ICを揃えたCCD
カメラにおいては、欠陥画素の検出動作は次のように行
われる。即ち、CCD固体撮像素子を構成する多数のセ
ンサの中の欠陥画素のアドレスに関する情報を揮発性メ
モリ内に記憶しておき、撮像時に上記情報を上記揮発性
メモリから欠陥画素の信号を補正する補正手段に設けら
れた揮発性メモリとしてのRAMに記憶する。また、撮
像時における上記欠陥画素の補正動作は次のように行わ
れる。即ち、検出時に上記揮発性メモリであるRAMに
記憶したアドレスと一致するアドレスを持つセンサの出
力を近傍の正常な画素の出力と置き換えることにより補
正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の欠陥画素補正用ICの上記RAMの揮発性メモリ
は、補正すべき欠陥画素の数に比例するRAM容量を必
要とするため、製造上の問題点及びメモリ容量等の問題
点及びコストの面でも問題があった。更に、欠陥画素補
正用ICの上記RAMをIC内に持つ場合、欠陥画素を
補正できる数は、欠陥画素補正用ICのRAM容量で制
限されるという問題があった。
【0007】従って、本発明は、上記従来の欠陥画素補
正システムの問題点を解消し、最小のメモリ構成で、欠
陥画素を補正する数に影響されないCCD固体撮像素子
の欠陥画素補正システムを提供できるようにすることを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による欠陥画素補
正装置においては、画像における欠陥画素の位置情報を
記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段から位
置情報が転送されるようになされ、所定個数の位置情報
を記憶する第2の記憶手段と、入力される画像信号にお
ける画素の位置と上記第2の記憶手段に記憶された位置
情報とを比較し、両者が一致したときその画素の信号を
補正する補正手段と、上記第2の記憶手段に記憶した位
置情報の上記比較のために使用した状態に応じて上記第
1の記憶手段から次の位置情報を転送させる制御手段と
を設けている。
【0009】本発明による記憶媒体においては、画像に
おける欠陥画素の位置情報を記憶する第1の記憶手段か
ら上記位置情報が転送されるようになされ、所定個数の
位置情報を記憶する第2の記憶手段に記憶された上記位
置情報と入力される画像信号における画素の位置とを比
較し、両者が一致したときその画素の信号を補正する補
正処理と、上記第2の記憶手段に記憶した位置情報の上
記比較のために使用した状態に応じて上記第1の記憶手
段から次の位置情報を転送させる制御処理とを実行させ
るためのプログラムを記憶している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るCCD固体撮像素子
の欠陥画素補正システムの最も望ましい実施の形態は、
CCDカメラに適用される。第1の実施の形態によるC
CDカメラは、図1に示すように、光学系1と、CCD
固体撮像部2と、AGC回路3と、A/D変換器4と、
欠陥補正回路5と、欠陥画素検出回路6と、アドレス比
較部7と、アドレスカウンタ8と、制御部9と、欠陥ア
ドレスレジスタ10と、マイクロコンピュータ11と、
不揮発性メモリに相当するEEPROM12と、欠陥画
素補正IC13と、信号処理回路14、バス15、17
と、セレクタ18と、マイクロコンピュータ11の制御
プログラムを格納した本発明を構成する記憶媒体19と
により構成されている。
【0011】光学系1は、複数のレンズから構成されて
おり、CCDカメラの被写体からの光を入射しCCD固
体撮像部2へ集光する。CCD固体撮像部2は、光学系
1からの出射光に対して直角な平面内に多数のセンサを
M行N列のマトリックス状に配列して構成されている。
即ち、このセンサマトリックスは撮影画面に相当する。
これらのセンサは、夫々への入射光の光量に応じた大き
さの電気信号を並列に出力する。
【0012】CCD固体撮像部2内のセンサの位置は水
平アドレスと垂直アドレスとで表される。水平アドレス
はセンサが属する水平ライン(行)内での順位X(ただ
しX=1〜N)であり、垂直アドレスはセンサが属する
水平ラインのマトリックス内での順位Y(ただしY=1
〜M)である。つまり、各センサの位置はアドレス
(X、Y)で表される。このセンサのアドレス(X、
Y)は、また、表示画像の画素マトリックス上での画素
の位置と1対1で対応している。
【0013】CCD固体撮像部2のセンサマトリックス
の第1行から第M行までの各行の出力は、図示していな
い走査回路により順次水平方向に走査され、その結果、
各センサの出力信号は周期Tで直列にAGC回路3へ出
力されることになる。AGC回路3は各センサからの出
力信号を増幅した後、A/D変換器4へ出力する。A/
D変換器4は、AGC回路3からのアナログ信号を段階
的レベルからなるディジタル信号に変換して出力する。
【0014】図1において、アドレス比較部7、アドレ
スカウンタ8、制御部9、欠陥アドレスレジスタ10か
らなる実線で囲まれた部分は、欠陥画素検出回路6であ
り、欠陥補正回路5、欠陥画素検出回路6からなる点線
で囲まれた部分は、欠陥画素補正IC13である。欠陥
画素補正IC13の機能は、欠陥画素を近傍の正常な画
素により置き換えることにより補正することである。
【0015】欠陥補正回路5は、A/D変換器4の出力
信号を入力すると同時に欠陥画素検出回路6から補正制
御信号を入力している。この欠陥補正回路5は、補正制
御信号が論理1(“1”)の場合は、A/D変換器4か
らの入力信号をCCD欠陥画素の近傍の正常な画素の出
力信号に置き換えることにより補正を行う。また、この
欠陥補正回路5は、補正制御信号が論理0(“0”)の
場合は上記補正動作を行わない。
【0016】アドレスカウンタ8は、水平カウンタと垂
直カウンタとからなる。水平カウンタは水平アドレスを
計数し、垂直カウンタは垂直アドレスを計数する。垂直
カウンタは1〜Mのカウントを繰り返し、垂直カウンタ
の各カウントmにおいて、水平カウンタは1〜Nのカウ
ントを行うことになる。
【0017】欠陥アドレスレジスタ10は、複数のレジ
スタ0〜4(101〜105)で構成され、1つのレジ
スタには1個の欠陥画素の水平アドレス、垂直アドレス
を保持する。即ち、r個のレジスタはr画素分の欠陥画
素のアドレスを保持する。
【0018】アドレス比較部7は、アドレスカウンタ8
の出力する水平アドレスと欠陥アドレスレジスタ10の
保持する水平アドレスとを比較すると共に、アドレスカ
ウンタ8の出力する垂直アドレスと欠陥アドレスレジス
タ10の保持する垂直アドレスとを比較、水平、垂直と
もに一致したとき、即ち欠陥画素の時、アドレス比較部
7は、欠陥補正回路5に補正制御信号を“1”として出
力し、水平、垂直ともに一致しないときは補正制御信号
を“0”として出力する。
【0019】制御部9は、セレクタ18を制御し、検索
する欠陥画素を設定する。また、欠陥アドレスレジスタ
10に次の画素の検索するアドレスデータがないとき、
マイクロコンピュータ11に割込み信号16を“1”と
して出力する。マイクロコンピュータ11は、バス17
により欠陥アドレスレジスタ10及び制御部9と接続さ
れると共に、バス15により不揮発性メモリであるEE
PROM12と接続され、割込み信号16により制御部
9と接続されている。
【0020】このマイクロコンピュータ11は、欠陥画
素補正IC13に対して次のような欠陥画素出力機能を
行う。撮像時に、不揮発性メモリであるEEPROM1
2に記憶されている全欠陥画素情報から、欠陥アドレス
レジスタ10のレジスタ数r個の欠陥画素を読出し、欠
陥アドレスレジスタ10に書き込む。EEPROM12
は、電源が無い状態でも記憶内容が消滅しない所謂不揮
発性RAMである。EEPROM12には、全欠陥画素
に関する情報が予め記憶されている。
【0021】次に、上記構成による欠陥画素補正システ
ムの動作について説明する。 撮像時の補正動作 (1)マイクロコンピュータ11は撮像に先立ち、EE
PROM12に記憶されている全欠陥画素に関する情報
から、アドレスの先頭から5画素分の欠陥画素に関する
情報を欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ0(10
1)、レジスタ1(102)、レジスタ2(103)、
レジスタ3(104)、レジスタ4(105)、へ書き
込む。 (2)制御部9は、セレクタ18を制御し、レジスタ0
(101)を選択し、検索する第1番目の欠陥アドレス
をアドレス比較部7に入力する。
【0022】(3)マイクロコンピュータ11は撮像操
作を行う。入射光は光学系1からCCD固体撮像部2に
入射し、センサマトリックスは周期Tで走査される。即
ち、周期T毎に1個のセンサの出力がAGC回路3及び
A/D変換器4を通じてディジタル信号となって出力さ
れ、欠陥補正回路5に入力する。
【0023】(4)アドレスカウンタ8は、CCD固体
撮像部2の走査に同期してセンサマトリックスのアドレ
スのカウントを行う。アドレスカウンタ8の水平カウン
タは、周期Tでカウントを行い、1〜Nの計数を繰り返
し、垂直カウンタは周期Nでカウントを行い、1〜Mの
計数を繰り返す。水平カウンタがNとなると、垂直カウ
ンタのカウントは1増加し、水平カウンタは1に戻る。
【0024】(5)アドレス比較部7は、レジスタ0
(101)の出力と、アドレスカウンタ8の水平カウン
タ及び垂直カウンタの各カウント値とを比較し、レジス
タ0(101)とアドレスカウンタ8のカウント値が一
致した時、即ち欠陥画素の時、欠陥補正回路5への補正
制御信号を“1”にする。 (6)欠陥補正回路5は、アドレス比較部7からの補正
制御信号が“1”、即ち欠陥画素の時、A/D変換器4
からの入力信号を欠陥画素の近傍の正常な画素の信号に
置き換える。
【0025】(7)制御部9は、セレクタ18を制御し
て次のレジスタ1(102)を選択し、検索する第2番
目の欠陥画素アドレスをアドレス比較部7に入力する。 (8)順次上記(3)から(6)の動作を行い、次の画
素の欠陥補正を行う。
【0026】(9)制御部9は、レジスタ4(105)
の欠陥アドレス補正後、即ち、次の画素の検索アドレス
が無くなると、マイクロコンピュータ11への割込み信
号16を“1”にする。セレクタ18を制御してレジス
タ0(101)を選択する。 (10)マイクロコンピュータ11は制御部9からの割
込み信号16が“1”即ち、欠陥アドレスレジスタ10
がすべて使用済みの時、EEPROM12に記憶されて
いる全欠陥画素に関する情報から、次の欠陥画素に関す
る情報をレジスタ0(101)に書き込む。 (11)以上の操作を、EEPROM12に記憶されて
いる全欠陥画素について欠陥補正が行われるまで繰り返
す。
【0027】次に、第2の実施の形態は、図2に示すよ
うに、制御部9はセレクタ18を制御し、検索する欠陥
画素を設定する。また、欠陥アドレスレジスタ10の使
用状態をUP/DOWNカウンタ91で監視し、カウン
ト値が“0”の値の時、マイクロコンピュータ11に割
込み信号16“1”を出力する。
【0028】(1)撮像前に、EEPROM12に記憶
されている全欠陥画素情報から欠陥アドレスレジスタ1
0のレジスタ数r個の欠陥画素を読出し、欠陥アドレス
レジスタ10に書き込む。 (2)撮像時、アドレスカウンタ8は、CCD固体撮像
部2の走査に同期してセンサマトリックスのアドレスの
カウントを行う。欠陥補正回路5は、アドレスカウンタ
8のカウント値が欠陥画素検出回路6に記憶されている
アドレスと一致した時、A/D変換器4からの入力信号
を欠陥画素の近傍の正常な画素の信号に置き換えて出力
することにより、欠陥画素の補正動作を行う。
【0029】(3)UP/DOWNカウンタ91は、欠
陥アドレスレジスタ10へ書き込み信号(WR92)に
よりカウンタを“+1”し、アドレス比較部7の読み込
み信号(RD93)によりカウンタを“−1”し、カウ
ント値が“0”の値の時、マイクロコンピュータ11に
割込み信号16を“1”として出力する。 (4)マイクロコンピュータ11は制御部9からの割込
み信号16が“1”即ち、欠陥アドレスレジスタ10の
未使用レジスタがなくなった時、EEPROM12か
ら、欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ0(101)
に書き込む。 (5)以上の操作を、EEPROM12に記憶されてい
る全欠陥画素について欠陥補正が行われるまで繰り返
す。
【0030】以上のように、本実施の形態においては、
レジスタの位置情報を全て使用してから新たにEEPR
OMからデータをレジスタに転送するようにしている。
【0031】第3の実施の形態は、図3に示すように、
制御部9はセレクタ18を制御し、検索する欠陥画素を
設定する。また、欠陥アドレスレジスタ10の使用状態
をUP/DOWNカウンタ91で監視し、カウント値を
カウンタ比較部94へ出力する。比較レジスタ95は、
マイクロコンピュータ11により欠陥アドレスレジスタ
10のレジスタ数より少ない所定の値を入力され、その
値をカウンタ比較部94へ出力する。カウンタ比較部9
4は、比較レジスタ95の値とUP/DOWNカウンタ
91のカウント値とを比較し、一致した時、即ち、UP
/DOWNカウンタ91が所定の値以下になった時、マ
イクロコンピュータ11に割込み信号16を“1”とし
て出力し、それ以外は“0”を出力する。
【0032】(1)撮像前に、EEPROM12に記憶
されている全欠陥画素情報から欠陥アドレスレジスタ1
0のレジスタ数r個の欠陥画素を読出し、欠陥アドレス
レジスタ10に書き込む。 (2)マイクロコンピュータ11は、比較レジスタ95
に欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ数より少ない所
定の値を入力する。
【0033】(3)撮像時、アドレスカウンタ8は、C
CD固体撮像部2の走査に同期してセンサマトリックス
のアドレスのカウントを行う。欠陥補正回路5は、アド
レスカウンタ8のカウント値が欠陥画素検出回路6に記
憶されているアドレスと一致した時、A/D変換器4か
らの入力信号を欠陥画素の近傍の正常な画素の信号に置
き換えて出力することにより、欠陥画素の補正動作を行
う。
【0034】(4)UP/DOWNカウンタ91は、欠
陥アドレスレジスタ10へ書き込み信号(WR92)に
よりカウンタを“+1”し、アドレス比較部7の読み込
み信号(RD93)によりカウンタを“−1”し、カウ
ント値をカウンタ比較部94へ出力する。 (5)カウンタ比較部94は、比較レジスタ95の値と
UP/DOWNカウンタ91のカウント値とを比較し、
一致した時、即ち、UP/DOWNカウンタ91が所定
の値以下になった時、マイクロコンピュータ11に割込
み信号16を“1”として出力する。
【0035】(6)マイクロコンピュータ11は、制御
部9からの割込み信号16が“1”即ち、欠陥アドレス
レジスタ10の未使用レジスタ数が所定の値以下になっ
た時、UP/DOWNカウンタ91のカウンタ値を読み
取り、EEPROM12から、欠陥アドレスレジスタ1
0の使用済みレジスタに書き込む。 (7)以上の操作を、EEPROM12に記憶されてい
る全欠陥画素の欠陥補正まで繰り返す。
【0036】以上のように本実施の形態においては、レ
ジスタの使用状態をマイクロコンピュータが監視して、
残りが少なくなると割り込み信号を送って次のデータを
レジスタに転送するようにしている。これにより、早目
にデータが転送されるので、欠陥画素の補正が中断され
にくくなる。
【0037】次に第4の実施の形態を説明する。第4の
実施の形態の構成は、図3と同一構成である。マイクロ
コンピュータ11は、所定のタイミング(以下ポーリン
グ)でUP/DOWNカウンタ91のカウント値を読み
取り、カウント値が減少している時、EEPROM12
から、欠陥アドレスレジスタ10の使用済みレジスタに
書き込み処理を行う。
【0038】(1)撮像前に、EEPROM12に記憶
されている全欠陥画素情報から欠陥アドレスレジスタ1
0のレジスタ数r個の欠陥画素を読出し、欠陥アドレス
レジスタ10に書き込む。 (2)マイクロコンピュータ11は、比較レジスタ95
に欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ数より少ない所
定の値を入力する。
【0039】(3)撮像時、アドレスカウンタ8は、C
CD固体撮像部2の走査に同期してセンサマトリックス
のアドレスのカウントを行う。欠陥補正回路5は、アド
レスカウンタ8のカウント値が欠陥画素検出回路6に記
憶されているアドレスと一致した時、A/D変換器4か
らの入力信号を欠陥画素の近傍の正常な画素の信号に置
き換えて出力することにより、欠陥画素の補正動作を行
う。 (4)UP/DOWNカウンタ91は、欠陥アドレスレ
ジスタ10へ書き込み信号(WR92)によりカウンタ
を“+1”し、アドレス比較部7の読み込み信号(RD
93)によりカウンタを“−1”し、カウント値をカウ
ンタ比較部94へ出力する。
【0040】(5)マイクロコンピュータ11は、ポー
リングでUP/DOWNカウンタ91のカウント値を読
み取り、カウント値が減少している時、即ち、欠陥アド
レスレジスタ10が、カウンタ比較部94によって読み
出され、レジスタに空きが発生したことを示した時、E
EPROM12から欠陥アドレスレジスタ10の使用済
みレジスタに書き込み処理を行う。また、カウント値が
減少していない時、即ち、欠陥アドレスレジスタ10
が、カウンタ比較部94によって読み出されていなく、
レジスタに空きが発生していないことを示した時は、次
のポーリングを待つ。 (6)以上の操作を、EEPROM12に記憶されてい
る全欠陥画素について欠陥補正が行われるまで繰り返
す。
【0041】以上のように、本実施の形態においては、
マイクロコンピュータがレジスタの使用状態をポーリン
グにより監視し、レジスタが使用されると直ちに次のデ
ータが転送されるので、補正が中断されにくくなる。
【0042】次に、第5の実施の形態を説明する。第5
の実施の形態は、図4に示すように、図3に画像メモリ
41とカウント停止信号96を追加した構成である。画
像メモリ41は、A/D変換器4からの入力信号を記憶
するものであり、欠陥画素補正IC13のタイミングで
出力される。
【0043】UP/DOWNカウンタ91は、欠陥アド
レスレジスタ10への書き込み信号(WR92)により
カウンタを“+1”し、アドレス比較部7の読み込み信
号(RD93)によりカウンタを“−1”し、カウント
値をカウンタ比較部94へ出力する。またカウント値が
“0”の時、カウント停止信号96をアドレスカウンタ
8に“1”として出力し、それ以外は“0”を出力す
る。アドレスカウンタ8は、CCD固体撮像部2の走査
に同期してセンサマトリックスのアドレスのカウントを
行い、UP/DOWNカウンタ91のカウント停止信号
96が“1”の時、アドレスカウンタ8のカウントを停
止し、それ以外はカウントを停止しない。
【0044】(1)撮像前に、EEPROM12に記憶
されている全欠陥画素情報から欠陥アドレスレジスタ1
0のレジスタ数r個の欠陥画素を読出し、欠陥アドレス
レジスタ10に書き込む。 (2)マイクロコンピュータ11は、比較レジスタ95
に欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ数より少ない所
定の値を入力する。
【0045】(3)撮像時、アドレスカウンタ8は、C
CD固体撮像部2の走査に同期してセンサマトリックス
のアドレスのカウントを行う。欠陥補正回路5は、アド
レスカウンタ8のカウント値が欠陥画素検出回路6に記
憶されているアドレスと一致した時、A/D変換器4か
らの入力信号を欠陥画素の近傍の正常な画素の信号に置
き換えて出力することにより、欠陥画素の補正動作を行
う。 (4)UP/DOWNカウンタ91は、欠陥アドレスレ
ジスタ10へ書き込み信号(WR92)によりカウンタ
を“+1”し、アドレス比較部7の読み込み信号(RD
93)によりカウンタを“−1”し、カウント値をカウ
ンタ比較部94へ出力する。また、カウント停止信号9
6をアドレスカウンタ8に“0”として出力する。 (5)カウンタ比較部94は、比較レジスタ95の値と
UP/DOWNカウンタ91のカウント値とを比較し、
一致した時、即ち、UP/DOWNカウンタ91が所定
の値以下になった時、マイクロコンピュータ11に割込
み信号16を“1”として出力する。 (6)マイクロコンピュータ11から、欠陥アドレスレ
ジスタ10への書き込みが行われないとき、UP/DO
WNカウンタ91は欠陥画素補正毎にカウントダウンを
続け、カウント値が“0”の時、カウント停止信号96
をアドレスカウンタ8に“1”として出力する。 (7)アドレスカウンタ8は、UP/DOWNカウンタ
91のカウント停止信号96が“1”の時、アドレスカ
ウンタ8のカウントを停止する。即ち、マイクロコンピ
ュータ11の欠陥アドレスレジスタ10への書き込みが
欠陥補正に追いつかれた状態を示す。 (8)マイクロコンピュータ11は、UP/DOWNカ
ウンタ91のカウント値を読み取り、カウント値が
“0”の時、即ち、欠陥アドレスレジスタ10の全レジ
スタが使用済みの時、EEPROM12から欠陥アドレ
スレジスタ10の全レジスタに書き込み処理を行う。 (9)UP/DOWNカウンタ91は、欠陥アドレスレ
ジスタ10への書き込み信号(WR92)によりカウン
タを“+1”し、アドレス比較部7の読み込み信号(R
D93)によりカウンタを“−1”し、カウント値をカ
ウンタ比較部94へ出力する。また、カウント停止信号
96をアドレスカウンタ8に“0”として出力する。 (10)アドレスカウンタ8は、UP/DOWNカウン
タ91の、カウント停止信号96が“0”の時アドレス
カウンタ8の計数を再開する。即ち、マイクロコンピュ
ータ11の欠陥アドレスレジスタ10への書き込が行わ
れた状態を示す。 (11)カウンタ比較部94は、比較レジスタ95の値
とUP/DOWNカウンタ91のカウント値とを比較
し、一致した時、即ち、UP/DOWNカウンタ91が
所定の値より大きくなった時、マイクロコンピュータ1
1に割込み信号16を“0”として出力する。 (12)以上の操作を、EEPROM12に記憶されて
いる全欠陥画素について欠陥補正が行われるまで繰り返
す。以上のように、本実施の形態においては、補正IC
の前段に画像メモリを設けて、レジスタが空になってマ
イクロコンピュータからの書き込みが間に合わない場
合、画像メモリからのデータ入力を停止するようにして
いる。
【0046】次に第6の実施の形態を図4を用いて説明
する。第6の実施の形態では、マイクロコンピュータ1
1は、不図示のカメラの制御状態に応じて、UP/DO
WNカウンタ91のカウント停止信号96を制御し、所
定のカメラの制御状態時には、UP/DOWNカウンタ
91のカウント状態に関わらずカウント停止信号96を
アドレスカウンタ8に“0”として出力する。 (1)撮像前に、EEPROM12に記憶されている全
欠陥画素情報から欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ
数r個の欠陥画素を読出し、欠陥アドレスレジスタ10
に書き込む。 (2)マイクロコンピュータ11は、比較レジスタ95
に欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ数より少ない所
定の値を入力する。また、所定のカメラ制御状態の時、
UP/DOWNカウンタ91のカウント状態に関わらず
カウント停止信号96をアドレスカウンタ8に“0”と
して出力するように設定する。
【0047】(3)撮像時、アドレスカウンタ8は、C
CD固体撮像部2の走査に同期してセンサマトリックス
のアドレスのカウントを行う。欠陥補正回路5は、アド
レスカウンタ8のカウント値が欠陥画素検出回路6に記
憶されているアドレスと一致した時、A/D変換器4か
らの入力信号を欠陥画素の近傍の正常な画素の信号に置
き換えて出力することにより、欠陥画素の補正動作を行
う。 (4)UP/DOWNカウンタ91は、欠陥アドレスレ
ジスタ10へ書き込み信号(WR92)によりカウンタ
を“+1”し、アドレス比較部7の読み込み信号(RD
93)によりカウンタを“−1”し、カウント値をカウ
ンタ比較部94へ出力する。また、カウント停止信号9
6をアドレスカウンタ8に“0”として出力する。
【0048】(5)カウンタ比較部94は、比較レジス
タ95とUP/DOWNカウンタ91を比較し、一致し
た時、即ち、UP/DOWNカウンタ91が所定の値以
下になった時、マイクロコンピュータ11に割込み信号
16を“1”として出力する。 (6)マイクロコンピュータ11から欠陥アドレスレジ
スタ10への書き込みが行われないとき、UP/DOW
Nカウンタ91は欠陥画素補正毎にカウントを続け、カ
ウント値が“0”の時でも、カウント停止信号96をア
ドレスカウンタ8に“0”として出力する。即ち、マイ
クロコンピュータ11の欠陥アドレスレジスタ10への
書き込みが欠陥補正に追いつかれた状態を示す。
【0049】(7)欠陥補正回路5は、欠陥画素検出回
路6からの補正制御信号が“0”として入力されている
ため、欠陥画素に対して欠陥補正回路5は、補正を行わ
ない。 (8)マイクロコンピュータ11は、UP/DOWNカ
ウンタ91のカウント値を読み取り、カウント値が
“0”の時、即ち、欠陥アドレスレジスタ10の全レジ
スタが使用済みの時、アドレスカウンタ8のカウント値
を読み取り、カウント値以降の位置情報をEEPROM
12から、欠陥アドレスレジスタ10の全レジスタに書
き込み処理を行う。
【0050】(9)UP/DOWNカウンタ91は、欠
陥アドレスレジスタ10への書き込み信号(WR92)
によりカウンタを“+1”し、アドレス比較部7の読み
込み信号(RD93)によりカウンタを“−1”し、カ
ウント値をカウンタ比較部94へ出力する。 (10)カウンタ比較部94は、比較レジスタ95の値
とUP/DOWNカウンタ91のカウント値とを比較
し、一致した時、即ち、UP/DOWNカウンタ91が
所定の値より大きくなったときマイクロコンピュータ1
1に割込み信号16を“0”として出力する。 (11)以上の操作を、EEPROM12に記憶されて
いる全欠陥画素について欠陥補正が行われるまで繰り返
す。
【0051】以上のように、本実施の形態においては、
特定の制御状態において、レジスタの書き込みが間に合
わないとき、次のデータの書き込みがあるまで補正をし
ないで欠陥画素のまま処理を進め、その後、マイクロコ
ンピュータの書き込みにより補正処理を再開するように
している。これにより撮影目的に応じた補正を行うこと
ができる。
【0052】次に、第7の実施の形態を図4を用いて説
明する。第7の実施の形態では、マイクロコンピュータ
11は、不図示のカメラの制御状態がEVF(電子ビュ
ーファインダ)モードの時、UP/DOWNカウンタ9
1のカウント停止信号96を制御して、UP/DOWN
カウンタ91のカウント状態に関わらずカウント停止信
号96をアドレスカウンタ8に“0”として出力する。
以下の動作は、上記第6の実施の形態と同様である。
【0053】次に、第8の実施の形態を図4を用いて説
明する。第8の実施の形態は、マイクロコンピュータ1
1は、不図示のカメラの制御状態が低画質モードの時、
UP/DOWNカウンタ91のカウント停止信号96を
制御して、UP/DOWNカウンタ91のカウント状態
に関わらずカウント停止信号96をアドレスカウンタ8
に“0”として出力する。以下の動作は、第6の実施の
形態と同様である。
【0054】次に第9の実施の形態を図3を用いて説明
する。第9の実施の形態では、マイクロコンピュータ1
1は、不図示のカメラの制御状態に応じて、EEPRO
M12に記憶されている全欠陥画素情報から、カメラの
制御状態が所定の状態の時、EEPROM12からの読
み出し数を制御し、欠陥画素補正数を制御する。即ち、
欠陥画素補正数を削減することにより、マイクロコンピ
ュータ11が他の動作を優先的に制御できるようにな
る。
【0055】(1)マイクロコンピュータ11は撮像前
に、カメラが所定の状態の時、EEPROM12に記憶
されている全欠陥画素情報から、所定位置情報置きに欠
陥アドレスレジスタ10のレジスタ数r個の欠陥画素を
読出し、欠陥アドレスレジスタ10に書き込む。 (2)マイクロコンピュータ11は、比較レジスタ95
に欠陥アドレスレジスタ10のレジスタ数より少ない所
定の値を入力する。
【0056】(3)撮像時、アドレスカウンタ8は、C
CD固体撮像部2の走査に同期してセンサマトリックス
のアドレスのカウントを行う。欠陥補正回路5は、アド
レスカウンタ8のカウント値が欠陥画素検出回路6に記
憶されているアドレスと一致した時、A/D変換器4か
らの入力信号を欠陥画素の近傍の正常な画素の信号に置
き換えて出力することにより、欠陥画素の補正動作を行
う。 (4)UP/DOWNカウンタ91は、欠陥アドレスレ
ジスタ10へ書き込み信号(WR92)によりカウンタ
を“+1”し、アドレス比較部7の読み込み信号(RD
93)によりカウンタを“−1”し、カウント値をカウ
ンタ比較部94へ出力する。
【0057】マイクロコンピュータ11は、ポーリング
でUP/DOWNカウンタ91のカウント値を読み取
り、カウント値が減少している時、即ち、欠陥アドレス
レジスタ10が、カウンタ比較部94によって読み出さ
れ、レジスタに空きが発生したことを示した時、EEP
ROM12から欠陥アドレスレジスタ10の使用済みレ
ジスタに書き込み処理を行う。また、カウント値が減少
していない時、即ち、欠陥アドレスレジスタ10が、カ
ウンタ比較部94によって読み出されていなく、レジス
タに空きが発生していないことを示している時は、次の
ポーリングを待つ。 (6)以上の操作を、EEPROM12に記憶されてい
る全欠陥画素について欠陥補正が行われるまで繰り返
す。
【0058】次に、第10の実施の形態を図3を用いて
説明する。第10の実施の形態では、マイクロコンピュ
ータ11は、不図示のカメラの制御状態がEVFモード
の時、EEPROM12に記憶されている全欠陥画素情
報から、所定位置情報置きに欠陥アドレスレジスタ10
のレジスタ数r個の欠陥画素を読出し、欠陥アドレスレ
ジスタ10に書き込む。以下の動作は、第9の実施の形
態と同様である。
【0059】次に、第11の実施の形態を図3を用いて
説明する。第11の実施の形態では、マイクロコンピュ
ータ11は、不図示のカメラの制御状態が低画質モード
の時、EEPROM12に記憶されている全欠陥画素情
報から、所定位置情報置きに欠陥アドレスレジスタ10
のレジスタ数r個の欠陥画素を読出し、欠陥アドレスレ
ジスタ10に書き込む。以下の動作は、第9の実施の形
態と同様である。
【0060】尚、本発明を構成する記憶媒体19には、
前述した第1〜第11の実施の形態で述べた手順を実行
するためのプログラムが記憶される。またこの記憶媒体
19としてはROM、RAM等の半導体メモリ、光ディ
スク、光磁気ディスク、磁気媒体等を用いてよく、これ
らをCD−ROM、フロッピディスク、磁気テープ、磁
気カード、不揮発性のメモリカード等に構成して用いて
よい。従って、この記憶媒体19を図1〜4に示した以
外の他のシステムあるいは装置に供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータが、この記憶媒体19に格
納されたプログラムコードを読み出し、実行することに
よっても、同等の効果が得られ、本発明は達成される。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め求めた全欠陥画素の位置情報を記憶する第1の記憶
手段とは別に第2の記憶手段を用意し、この第2の記憶
手段に第1の記憶手段から位置情報を所定個数だけ転送
し、転送された位置情報を使用して欠陥画素の補正を行
うと共に、位置情報の使用状態に応じて次の位置情報を
転送するように構成したので、第2の記憶手段として第
1の記憶手段より記憶容量の小さいレジスタ等の揮発性
メモリを使用することができ、コストを削減することが
できる。また、欠陥画素数に影響されないため、各種C
CDに対応が可能となり、CCDごとに欠陥画素補正I
Cを開発する必要がなく開発期間の短縮が可能となる。
【0062】また、請求項3、4、13、14の発明に
よれば、位置情報を全部使わないうちに早目に次の位置
情報が転送されるので、欠陥画素の補正が中断されにく
くすることができる。
【0063】また、請求項6〜9、16〜19の発明に
よれば、撮影の目的に応じて欠陥画素補正を行うことに
より、最適なシステムを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCCD固体撮像素子の欠陥画素補
正システムの第1の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明によるCCD固体撮像素子の欠陥画素補
正システムの第2の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明によるCCD固体撮像素子の欠陥画素補
正システムの第3、第4、第9、第10、第11の実施
の形態を示すブロック図である。
【図4】本発明によるCCD固体撮像素子の欠陥画素補
正システムの第5、第6、第7、第8、第11の実施の
形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 CCD固体撮像部 5 欠陥補正回路 6 欠陥画素検出回路 7 アドレス比較部 8 アドレスカウンタ 9 制御部 10 欠陥アドレスレジスタ 11 マイクロコンピュータ 12 EEPROM 13 欠陥画素補正IC 14 信号処理回路 18 セレクタ 91 UP/DOWNカウンタ 92 WR信号 93 RD信号 94 カウンタ比較部 95 比較レジスタ 96 カウント停止信号 101〜105 レジスタ0〜4

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像における欠陥画素の位置情報を記憶
    する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段から位置情報が転送されるようにな
    され、所定個数の位置情報を記憶する第2の記憶手段
    と、 入力される画像信号における画素の位置と上記第2の記
    憶手段に記憶された位置情報とを比較し、両者が一致し
    たときその画素の信号を補正する補正手段と、 上記第2の記憶手段に記憶した位置情報の上記比較のた
    めに使用した状態に応じて上記第1の記憶手段から次の
    位置情報を転送させる制御手段とを備えた欠陥画素補正
    装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記第2の記憶手段に
    記憶された位置情報を全部使用したとき上記転送を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の欠陥画素補正装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記第2の記憶手段に
    おける未使用の位置情報の数が所定以下となったとき上
    記転送を行うことを特徴とする請求項1記載の欠陥画素
    補正装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、所定のタイミングで上
    記第2の記憶手段の位置情報の数を検出し、位置情報の
    数が減じたとき上記転送を行うことを特徴とする請求項
    1記載の欠陥画素補正装置。
  5. 【請求項5】 上記入力される画像信号を記憶する画像
    記憶手段を設け、上記補正手段は上記画像記憶手段から
    読み出した画像信号について上記補正を行い、上記制御
    手段は、上記転送が間に合わないとき上記画像記憶手段
    の読み出しを停止させることを特徴とする請求項1記載
    の欠陥画素補正装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、特定の制御状態におい
    て上記転送が間に合わないとき上記補正を停止させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の欠陥画素補正装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、特定の制御状態におい
    て上記転送が間に合わないとき上記補正される欠陥画素
    数を制御することを特徴とする請求項1記載の欠陥画素
    補正装置。
  8. 【請求項8】 上記特定の制御状態とは、EVFモード
    であることを特徴とする請求項6又は7記載の欠陥画素
    補正装置。
  9. 【請求項9】 上記特定の制御状態とは、低画質モード
    であることを特徴とする請求項6又は7記載の欠陥画素
    補正装置。
  10. 【請求項10】 上記入力される画像信号は、固体撮像
    素子を用いた撮像手段から出力されたものであり、上記
    位置情報は、上記固体撮像素子の欠陥画素の位置を示す
    情報であることを特徴とする請求項1記載の欠陥画素補
    正装置。
  11. 【請求項11】 画像における欠陥画素の位置情報を記
    憶する第1の記憶手段から上記位置情報が転送されるよ
    うになされ、所定個数の位置情報を記憶する第2の記憶
    手段に記憶された上記位置情報と、入力される画像信号
    における画素の位置とを比較し、両者が一致したときそ
    の画素の信号を補正する補正処理と、 上記第2の記憶手段に記憶した位置情報の上記比較のた
    めに使用した状態に応じて上記第1の記憶手段から次の
    位置情報を転送させる制御処理とを実行させるためのプ
    ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】 上記制御処理は、上記第2の記憶手段
    に記憶された位置情報を全部使用したとき上記転送を行
    うことを特徴とする請求項11記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 上記制御処理は、上記第2の記憶手段
    における未使用の位置情報の数が所定以下となったとき
    上記転送を行うことを特徴とする請求項11記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 上記制御処理は、所定のタイミングで
    上記第2の記憶手段の位置情報の数を検出し、位置情報
    の数が減じたとき上記転送を行うことを特徴とする請求
    項11記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】 上記補正処理は、上記入力される画像
    信号を記憶する画像記憶手段から読み出した画像信号に
    ついて上記補正を行い、上記制御処理は、上記転送が間
    に合わないとき上記画像記憶手段の読み出しを停止させ
    ることを特徴とする請求項11記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 上記制御処理は、特定の制御状態にお
    いて上記転送が間に合わないとき上記補正を停止させる
    ことを特徴とする請求項11記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 上記制御処理は、特定の制御状態にお
    いて上記転送が間に合わないとき上記補正される欠陥画
    素数を制御することを特徴とする請求項11記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 上記特定の制御状態とは、EVFモー
    ドであることを特徴とする請求項16又は17記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 上記特定の制御状態とは、低画質モー
    ドであることを特徴とする請求項16又は17記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 上記入力される画像信号は、固体撮像
    素子を用いた撮像手段から出力されたものであり、上記
    位置情報は、上記固体撮像素子の欠陥画素の位置を示す
    情報であることを特徴とする請求項11記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
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