JP2000020645A - 磁気カードリーダ・ライター装置 - Google Patents

磁気カードリーダ・ライター装置

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JP2000020645A
JP2000020645A JP10181123A JP18112398A JP2000020645A JP 2000020645 A JP2000020645 A JP 2000020645A JP 10181123 A JP10181123 A JP 10181123A JP 18112398 A JP18112398 A JP 18112398A JP 2000020645 A JP2000020645 A JP 2000020645A
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JP
Japan
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plate
magnetic card
guide
magnetic
card
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Application number
JP10181123A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yamazaki
厚志 山崎
Tamotsu Sakai
保 酒井
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドにおける読み、書き不良を防止す
る。 【解決手段】 モータ13によって搬送ベルト8がA−
B方向に走行し、搬送ベルト8にはプレート16が固着
されている。プレート16はガイドローラ21,22お
よびガイドバー6によってA−B方向に移動自在に案内
され、磁気カード14がパッド18によってプレート1
6に圧接されている。プレート16は磁気カード14よ
りも外形が大きい剛体からなり、磁気カード14はこの
プレート16と一体に搬送され磁気ヘッド32で読み書
きされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードの搬送
構造に特長を有する磁気カードリーダ・ライター装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の磁気カードリーダ・ラ
イター装置は、駆動ローラと従動ローラとの間に張架さ
れた駆動ベルトと、この駆動ベルトに対接し一対のピン
チローラ間に張架された従動ベルトと、駆動ローラを回
転駆動するモータと、磁気カードに対接し磁気カードに
磁気情報を読み書きする磁気ヘッドとから概ね構成され
ている。そして、駆動ローラを回転させて駆動ベルトを
走行させることにより、これに対接する従動ベルトも追
従して走行させ、これら両ベルト間に磁気カードを圧接
挟持して搬送させることにより、磁気カードを磁気ヘッ
ドに対接させ磁気情報の読み書きを行うようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の磁気カードリーダ・ライター装置においては、
駆動ベルトと従動ベルトとによって磁気カードを圧接挟
持して搬送させる構造であるため、両ベルトの圧接面と
磁気カードとの間にすべりが生じると、磁気カードの搬
送速度が一定しない。また、広い磁気記録部を確保する
ためにベルトの幅が小さくなるために、カード全体の面
積に対してベルトによって挟持されている部分の面積が
小さく、このためにカードが撓みやすい。さらに、ベル
トに添接されたピンチローラを通過する際に、カードが
細かく揺動する、いわゆる波打ち現象が発生する。この
ように、搬送中に磁気カードの搬送速度が一定しなかっ
たり、磁気カードが撓んだり、波打ち現象が発生する
と、磁気ヘッドにおいて安定した読み書きができなくな
り、読み書き不良が発生することがある。
【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、磁気ヘッドに
おける読み書き不良を防止した磁気カードリーダ・ライ
ター装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、磁気カードの外形よりも大
きい剛体からなるプレートと、このプレートに磁気カー
ドを面方向に圧接する圧接手段と、前記プレートを面方
向に移動自在に案内する案内手段と、この案内手段に沿
って前記プレートを搬送させる搬送手段と、前記プレー
トの搬送経路中において磁気カードに接触し磁気情報の
読み書きを行う磁気ヘッドとを備えたものである。した
がって、プレートに圧接された磁気カードは撓むことが
なく、プレートの搬送速度も安定する。また、請求項2
記載の発明は、請求項1記載の発明において、圧接手段
によるカードの圧接を解除する圧接解除手段を搬送経路
中に設けたものである。したがって、カードの着脱を手
で行う必要がない。また、請求項3記載の発明は、請求
項1記載の発明において、案内手段は、プレートの走行
方向に延在し対向する2本のガイドバーと、これら2本
のガイドバー上を転動しプレートに回動自在に支持され
プレートの走行方向を挟んで対をなす4個のガイドロー
ラとで構成し、これら4個のガイドローラのうち対をな
す一方側の2個のガイドローラのそれぞれをプレートに
揺動自在に支持した一対の揺動板に軸支し、これら4個
のガイドローラが前記2本のガイドバーにそれぞれ圧接
されるように前記一対の揺動板間に付勢手段を介装した
ものである。したがって、4個のガイドローラとガイド
バーとの間に遊びが発生しない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る磁気カードリー
ダ・ライター装置の正面図、図2は同じく平面図、図3
は同じく右側面図、図4は要部を拡大して示す平面図で
ある。なお、図4において便宜上磁気カード14にハッ
チングを付している。図1および図2において、全体を
符号1で示す磁気カードリーダ・ライター装置には、相
対向する左右の側板3,4が形成されたフレーム2が備
えられており、これら側板3,4間には、平行に対向す
る一対のガイドバー5,6がカード搬送方向である図中
矢印A−B方向に延在するように横架されている。
【0007】8は搬送ベルトであって、両側板3,4と
の間を矢印A−B方向に縦断するように、フレーム2に
図示を省略したブラケットを介して回転自在に軸支され
た一対のピンチローラ9,10および駆動ローラ11間
に張架され、テンションローラ12が添接されている。
駆動ローラ11は、フレーム2に図示を省略したブラケ
ットを介して固定された正、逆方向に回転可能なモータ
13のモータ軸13aに軸着されている。
【0008】15はカード搬送ユニットであって、図3
および図4に詳細を示すように、磁気カード14の外形
よりもわずかに大きい長方形の剛体からなるプレート1
6と、後述する圧接手段としてのパッド18とが備えら
れている。プレート16のカード当接面16aの隣接す
る2辺には、2条の位置決め用の凸条体16b,16b
が突設されている。また、プレート16の一側には、互
いに対向する一対のアーム16c,16c(一方は図示
を省略)が立設されている。
【0009】これらアーム16c,16cには、一端に
係合部17aが形成されたレバー17の略中央部が回動
自在に支持され、レバー17の他端にはパッド18が取
り付けられている。レバー17とプレート16との間に
は引張りコイルばね19が介装され、レバー17は図3
中矢印C方向に回動するように付勢されており、常時、
パッド18が磁気カード14をプレート16のカード当
接面16aに圧接するように構成されている。
【0010】プレート16はカード当接面16aと反対
側の面に上述した搬送ベルト8が固着されている。ま
た、プレート16の一方の面にはガイドバー5,6とと
もにプレート16の案内手段を構成する断面が紡錘状に
形成された4個のガイドローラ21,21,22,22
が回転自在に設けられている。すなわち、プレート16
の前端側の左右には、一対のガイドローラ21,21が
プレート16に植設された軸23,23に回転自在に支
持されている。プレート16の後端側の左右には、プレ
ート16に植設された軸24,24に一対のローラアー
ム25,25の一端が揺動自在に支持され、このローラ
アーム25,25の他端には、このローラアーム25に
植設した軸27に一対のガイドローラ22,22がそれ
ぞれ回転自在に設けられている。
【0011】これらローラアーム25,25にはピン2
8,28が植設され、これらピン28,28間には引張
りコイルばね29が介装されており、ローラアーム2
5,25は軸24,24を回動中心として、図4中それ
ぞれ矢印D,E方向に回動するように付勢されている。
したがって、対をなす一方側のガイドローラ22,22
はガイドバー5に圧接され、他方側のガイドローラ2
1,21はガイドバー6に圧接されるように付勢されて
おり、これらガイドローラ21,22はガイドバー5,
6に遊びがなく嵌合され、プレート16を矢印A−B方
向に移動自在に案内するように構成されている。
【0012】フレーム2の右端側には、圧接解除手段と
して機能するソレノイド30がブラケット31を介して
フレーム2に固定されている。このソレノイド30は、
上述したカード搬送ユニット15を初期位置であるフレ
ーム2の右端側に位置させると、プランジャー30aが
レバー17の係合部17aに対接するように位置付けら
れている。32は磁気ヘッドであって、ブラケット33
を介してフレーム2に固定されており、後述するように
プレート16が走行した際に、プレート16に固定され
た磁気カード14の表面が対接するように位置付けられ
ている。
【0013】次に、このような構成の磁気カードリーダ
・ライター装置における磁気情報の読み書きを行う動作
を説明する。まず、図1および図2に示すように、モー
タ13を逆方向に回転させてカード搬送ユニット15を
初期位置であるフレーム2の右端側に位置させ、ソレノ
イド30を動作させてプランジャー30aを前進させる
と、図3においてレバー1が、引張りコイルばね19の
付勢力に抗して矢印Cと反対方向に回動する。パッド1
8がプレート16のカード当接面16aから離間するの
で、未記録の磁気カード14の2辺をカード当接面16
aの2個の凸条体16b,16bに係合させて位置決め
を行って、磁気カード14の面をカード当接面16aに
当接させる。ソレノイド30の動作を解除すると、プラ
ンジャー30aが後退するので、レバー17は引張りコ
イルばねの付勢力によって矢印C方向に回動し、パッド
18が磁気カード14をプレート16の当接面16aに
圧接し、磁気カード14はパッド18と当接面16aと
に挟持される。
【0014】この状態で、モータ13を正方向に回転さ
せると、搬送ベルト8が図1中矢印A方向に走行するの
で、これと一体のカード搬送ユニット15も、ガイドロ
ーラ21,22がガイドバー5,6上を転動しながら矢
印A方向に走行する。カード搬送ユニット15が磁気ヘ
ッド32上に搬送されると、磁気カード14の表面が磁
気ヘッド32に対接し、磁気ヘッド32によって磁気カ
ード14に磁気情報が書き込まれる。
【0015】このとき、磁気カード14が磁気カード1
4の外形よりも大きい剛体からなるプレート16に面方
向が圧接されているので、カードが撓むことがなく、し
かもプレート16が搬送ベルト8と一体に走行するの
で、カードの搬送速度が一定になり、かつカードに波打
ち現象が発生することもない。このため、磁気ヘッドに
おいて安定した読み書きができ、読み書き不良の発生を
防止することができる。また、プレート16によってカ
ードが保護されているので、カードに傷が付くようなこ
とがない。
【0016】また、対をなすガイドローラ21,21と
ガイドローラ22,22が、引張りコイルばね29の付
勢力によってガイドバー5,6に挟持されるようにして
圧接されているので、ガイドローラ21,22とガイド
バー5,6との間に遊びがなくなる。したがって、プレ
ート16の搬送が安定し、このため読み書き不良の発生
防止できる。さらに、この圧接構造は、一対のローラア
ーム25,25と引張りコイルばね29とによってのみ
構成されているので、部品点数が必要最小限ですみ構造
が簡易になる。
【0017】磁気カード14への磁気情報の書込みが終
了したら、モータ13を逆方向に回転させて搬送ベルト
8を矢印B方向に走行させ、磁気ヘッド32によって磁
気カード14に書き込まれた磁気情報を読み出し、磁気
情報に誤りがないことを確認したら、カード搬送ユニッ
ト15を初期位置に戻す。ソレノイド30を動作させて
プランジャー30aを前進させることにより、レバー1
7を図3中矢印Cと反対方向に回動させ、パッド18に
よる圧接を解除し、記録された磁気カード14をカード
搬送ユニット15から取り外す。このように、パッド1
8の圧接を解除するソレノイド30を設けたことによ
り、磁気カード14のカード搬送ユニット15への着脱
が容易になり、このため作業性が向上する。
【0018】なお、本実施の形態では、圧接解除手段と
してソレノイドとしたが、これに限定されず、例えばレ
バー17の係合部17aに係合するカムを用いてもよ
く、種々の設計変更が可能である。また、4個のガイド
ローラ21,21,22,22を2本のガイドバー5,
6の内側から圧接するようにしたが、ガイドローラ2
1,21,22,22の内側にガイドバー5,6を配設
し外側から圧接するような構造にしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、カードの搬送速度が一定するとともに、カー
ドが撓むこともなく、かつカードに波打ち現象が発生す
ることもないので、磁気ヘッドにおいて安定した読み書
きができ、このため、読み書き不良の発生を防止するこ
とができる。また、カードに傷が付くようなことがな
い。
【0020】また、請求項2記載の発明によれば、プレ
ートに対するカードの着脱が容易になるので作業性が向
上する。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、ガイ
ドローラとガイドバーとの間に遊びがなくなるので、プ
レートの搬送が安定し、このため読み書き不良の発生防
止できる。また、部品点数が最小限で済み、このため、
構造が簡易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る磁気カードリーダ・ライター装
置の正面図である
【図2】 本発明に係る磁気カードリーダ・ライター装
置の平面図である。
【図3】 本発明に係る磁気カードリーダ・ライター装
置の右側面図である。
【図4】 本発明に係る磁気カードリーダ・ライター装
置における要部を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
1…磁気カードリーダ・ライター装置、5,6…ガイド
バー、8…搬送ベルト、13…モータ、14…磁気カー
ド、15…カード搬送ユニット、16…プレート、18
…パッド、21,22…ガイドローラ、25…ローラア
ーム、29…引張りコイルばね、30…ソレノイド、3
2…磁気ヘッド。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気カードの外形よりも大きい剛体から
    なるプレートと、このプレートに磁気カードを面方向に
    圧接する圧接手段と、前記プレートを面方向に移動自在
    に案内する案内手段と、この案内手段に沿って前記プレ
    ートを搬送させる搬送手段と、前記プレートの搬送経路
    中において磁気カードに接触し磁気情報の読み書きを行
    う磁気ヘッドとを備えたことを特徴とする磁気カードリ
    ーダ・ライター装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気カードリーダ・ライ
    タ装置において、圧接手段によるカードの圧接を解除す
    る圧接解除手段を搬送経路中に設けたことを特徴とする
    磁気カードリーダ・ライター装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の磁気カードリーダ・ライ
    タ装置において、案内手段は、プレートの走行方向に延
    在し対向する2本のガイドバーと、これら2本のガイド
    バー上を転動しプレートに回動自在に支持されプレート
    の走行方向を挟んで対をなす4個のガイドローラとで構
    成し、これら4個のガイドローラのうち対をなす一方側
    の2個のガイドローラのそれぞれをプレートに揺動自在
    に支持した一対の揺動板に軸支し、これら4個のガイド
    ローラが前記2本のガイドバーにそれぞれ圧接されるよ
    うに前記一対の揺動板間に付勢手段を介装したことを特
    徴とする磁気カードリーダ・ライター装置。
JP10181123A 1998-06-26 1998-06-26 磁気カードリーダ・ライター装置 Pending JP2000020645A (ja)

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