JP2000020066A - センサシステム - Google Patents

センサシステム

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JP2000020066A
JP2000020066A JP10185138A JP18513898A JP2000020066A JP 2000020066 A JP2000020066 A JP 2000020066A JP 10185138 A JP10185138 A JP 10185138A JP 18513898 A JP18513898 A JP 18513898A JP 2000020066 A JP2000020066 A JP 2000020066A
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sensor
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Naota Katada
直太 片田
Manabu Kawada
学 川田
Yasuhiro Hinako
靖宏 日名子
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演奏者の動きを検出するセンサシステムに関
し、演奏者の体格に応じて容易にサイズを調整すること
ができ、演奏者の動きによる位置ずれを防止することが
できるセンサシステムを提供することを課題とする。 【解決手段】 各々が屈曲を検出する2つのセンサ
(4,11)と、2つのセンサを弾力的に結ぶ2本以上
の弾性部材(5,8)と、2つのセンサを対象物に固定
するための固定部材とを有するセンサシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサシステムに
関し、特に屈曲を検出することができるセンサシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8(A)、(B)は、特開平8−12
3418号公報に記載されているウエア型楽音制御装置
50の外観図である。
【0003】図8(A)は、ウエア型楽音制御装置50
の正面図であり、図8(B)は、ウエア型楽音制御装置
50の背面図である。演奏者は、ウエア型楽音制御装置
50を着衣して演奏を行う。演奏者の動きに応じて楽音
が発せられる。
【0004】演奏者の両肩には、ポケット51が設けら
れる。ポケット51内には、センサ61が設けられる。
センサ61は、肩の曲げを検出する。
【0005】演奏者の両肘には、ポケット52が設けら
れる。ポケット52内には、センサ62が設けられる。
センサ62は、肘の曲げを検出する。
【0006】演奏者の両手首には、ポケット53が設け
られる。ポケット53内には、センサ63が設けられ
る。センサ63は、手首の曲げを検出する。
【0007】締付具72及び73は、それぞれセンサ6
2及び63を演奏者の体に締めつける。
【0008】通信部82は、ベルト81により演奏者の
腰に装着され、センサ61〜63の出力を楽音発生部
(図示せず)に送信する。楽音発生部は、その出力に基
づいて発音を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ウエア型楽音制御装置
50は、複数の演奏者によって使用される場合、演奏者
の体格に応じて複数種類のサイズを用意する必要があ
る。演奏者は、自己の体格に合ったウエア型楽音制御装
置50を選択する。複数の演奏者は、1つのウエア型楽
音制御装置50を使い回すことができず、各演奏者が自
己のウエア型楽音制御装置50を用意しなければならな
いことがある。これでは、ユーザの経済的負担が大き
い。
【0010】ウエア型楽音制御装置50は、着脱が困難
であり、着脱に時間がかかる。コンサート演奏の際に
は、ウエア型楽音制御装置50を直ぐに着脱できないの
で、コンサートの途中に間が空いてしまうことがある。
【0011】演奏者によって関節の位置が微妙に異なる
ので、演奏者によってはウエア型楽音制御装置50のセ
ンサの位置が必ずしも適切でない場合がある。センサ位
置が適切でないと、演奏者の動きを適切に検出すること
ができない。ウエア型楽音制御装置50のセンサ位置を
変更することは困難である。
【0012】図9に示すように、肩を伸ばしたり曲げた
りする動きを繰り返すと、センサ61が肩から浮き上が
ったりよじれてしまうことがある。センサ61が浮き上
がると、肩の動きを精度よく検出することができない。
肩のみならず、肘等についても同様である。
【0013】ウエア型楽音制御装置50は、演奏者の体
を覆う部分が多いため、演奏者は動きにくい。また、演
奏者の体が蒸れて、演奏者に不快感を与えることがあ
る。
【0014】本発明の目的は、演奏者の体格に応じて容
易にサイズを調整することができるセンサシステムを提
供することである。
【0015】本発明の他の目的は、容易に着脱すること
ができるセンサシステムを提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、演奏者の動きによる
位置ずれを防止することができるセンサシステムを提供
することである。
【0017】本発明の他の目的は、小型のセンサシステ
ムを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、各々が屈曲を検出する2つのセンサと、前記2つの
センサを弾力的に結ぶ2本以上の弾性部材と、前記結ば
れた2つのセンサを対象物に固定するための固定部材と
を有するセンサシステムが提供される。
【0019】センサシステムは、演奏者の体に装着する
ことできる。2つのセンサは、2本以上の弾性部材によ
り結ばれる。弾性部材の長さを変えれば、演奏者の体格
に応じてセンサシステムのサイズを容易に調整すること
ができる。2つのセンサを2本以上の弾性部材により結
ぶことにより、センサの位置ずれを防止し、センサシス
テムを小型化することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例によるセ
ンサシステムの外観図である。図1(A)は正面図であ
り、図1(B)は背面図である。センサシステムは、演
奏者の体に装着される。
【0021】肘部サポータ1は、演奏者の両方の肘部に
設けられ、センサ4を保持する。センサ4は、演奏者の
肘部に当接され、肘の動き(屈曲)を検出する。
【0022】肩部サポータ2は、演奏者の両方の肩部に
設けられ、センサ11を保持する。センサ11は、演奏
者の肩部に当接され、肩の動き(屈曲)を検出する。
【0023】コード5は、伸縮可能なカールコード部を
有し、電気コードと弾性部材の2つの機能を有する。セ
ンサ4、11及び楽音発生部31は、コード5により接
続される。コード5は、センサ4及び11が検出した信
号を楽音発生部31に供給すると共に、肘部サポータ1
及び肩部サポータ2を弾力的に結ぶ。
【0024】2本のゴムひも8は、コード5の両脇に設
けられ、コード5と同様に、肘部サポータ1及び肩部サ
ポータ2を弾力的に結ぶ。コード5及び2本のゴムひも
8は、肩部センサ11及び肘部センサ4の位置ずれを防
止する。また、コード5及び2本のゴムひも8は、その
長さを容易に調整することができる。演奏者の体格に合
わせて、その長さを調整することにより、肩部サポータ
2と肘部サポータ1との距離を適切な距離に調整するこ
とができる。
【0025】楽音発生部31は、電源34、音源33、
アンプ35及びスピーカ32を有する。音源33は、コ
ード5を介してセンサ4及び11の検出信号を受け、楽
音信号を生成する。アンプ35は、その楽音信号を増幅
する。スピーカ32は、増幅された楽音信号に基づいて
発音する。
【0026】センサ部20は、肘部サポータ1、肩部サ
ポータ2、それらを結ぶコード5及びゴムひも8を含
む。センサ部20は、演奏者の右半身に設けられるもの
と左半身に設けられるものが左右対称である。センサ部
20の具体的な構成は、後に図2及び図3を参照しなが
らより詳細に説明する。
【0027】背中部サポータ21は、肩ひも24を有す
る。肩ひも24は、ストラップ25により長さが調整可
能である。演奏者は、肩ひも24を肩部に通してサポー
タ21を背中に装着する。背中部サポータ21は、上記
の楽音発生部31を保持する。背中部サポータ21と肩
部サポータ2とは、マジックテープにより固定される。
背中部サポータ21の具体的な構成は、後に図4を参照
しながらより詳細に説明する。
【0028】図2は、図1の右半身用センサ部20の表
面図であり、図3はその裏面図である。
【0029】肘部サポータ1及び肩部サポータ2は、伸
縮可能なストレッチ素材で成形される。肘部サポータ1
は、筒状になっており、その中に演奏者の肘を通すこと
ができる。演奏者が肘を曲げても伸ばしても、常に肘部
サポータ1はセンサ4を演奏者の肘部に密着させる。
【0030】肘部ポケット3は、サポータ1に設けら
れ、内部にセンサ4を保持する。センサ4は、演奏者の
肘の動きを検出する。肩部ポケット12は、サポータ2
に設けられ、内部にセンサ11を保持する。センサ11
は、演奏者の肩の動きを検出する。
【0031】センサ4及び11としては、歪みセンサを
採用できる。歪みセンサの構成例を説明する。ポリイミ
ドからなるベースフィルムを用意する。そのベースフィ
ルムの両面に、所定の抵抗分布を有するNi−Cr又は
Cu−Ni等の金属箔を形成し、さらにその上を被覆材
で被覆する。歪みセンサが歪むと抵抗値が変化する。歪
みセンサを流れる電流値を計測することにより、演奏者
の関節の動きを検出することができる。歪みセンサの詳
細な構成は、特開平6−123604号公報の図4及び
その説明に記載されている。
【0032】肘部センサ4及び肩部センサ11は、コー
ド5に接続される。コード5は、導体芯線とその周囲を
覆う絶縁部材とからなり、コードプラグ13に接続され
る。コードプラグ13は、楽音発生部31(図1
(B))に接続される。センサ4及び11で検出された
信号は、コード5を介して楽音発生部31に供給され
る。
【0033】コード5は、カールコード部5a及びスト
レートコード部5bを有する。カールコード部5aは、
コイル状になっており、弾力性を有する。ホック6は、
カールコード部5aの一部を肘部サポータ1に固定す
る。ホック7は、カールコード部5aの他の部分を肩部
サポータ2に固定する。ホック6及び7は、カールコー
ド部5aの固定位置を調整することができる。演奏者の
腕の長さに応じて、カールコード部5aの固定位置を変
えることにより、肘部サポータ1と肩部サポータ2との
間の張力を適切な値に調整することができる。この固定
されたコード5は、肩部センサ11の長手方向のほぼ軸
上に設けられる。
【0034】2本のゴムひも8は、コード5の両脇に設
けられ、それぞれ肘部サポータ1と肩部サポータ2とを
弾力的に結ぶ。ゴムひも8は、一端が肘部サポータ1に
固定され、他端が結び目(こぶ)9により肩部サポータ
2に固定される。結び目9は、サポータ2の孔16でと
まる。演奏者の腕の長さに応じて、結び目9の位置を変
えることにより、肘部サポータ1と肩部サポータ2との
間の張力を適切な値に調整することができる。
【0035】肘部サポータ1と肩部サポータ2は、カー
ルコード5a及び2本のゴムひも8の合計3本の線によ
り弾力的に結ばれる。演奏者の体格に応じてその3本の
線の長さは調整可能であるので、常にセンサ4及び11
を適切な位置に配置させることができる。これにより、
センサ4及び11は、肘及び肩の動きを精度良く検出す
ることができる。
【0036】また、その3本の線がセンサ4及び11を
常に演奏者の肘及び肩に密着させているので、演奏者が
肩及び肘を動かしてもセンサ4及び11が浮き上がった
りねじれたりすることはほとんどない。
【0037】図2に示すように、2本のゴムひも8をほ
ぼ平行に配置した時、肩部センサ11の長手方向の軸線
と肘部センサ4の長手方向の軸線とはほぼ平行であるが
ずれている(平行移動している)。演奏者がセンサシス
テムを装着すると、肩部センサ11の長手方向の軸と肘
部センサ4の長手方向の軸とは腕を軸として90°回転
した位置関係になる。これにより、肩の動きと肘の動き
を検出し易くなる。
【0038】ポケット18は、四角形であり、一辺18
aが開いており、残りの三辺が閉じている。四辺のうち
のいずれか一辺が開いていればよいが、下辺18aを開
くことにより、ポケット18の開口部のたるみの発生を
防止できる。ゴムひも8の結び目9及び余った端部19
は、ポケット18内にしまっておくことができる。ゴム
ひもの余り部19が長いと、余り部19をポケット18
内にしまわない場合、余り部19がぶらぶらしてしまい
邪魔になる。ポケット18内にゴムひもの余り部19を
納めることにより、それを防止できる。また、ゴムひも
の余り部19をポケット18内に隠すことができるの
で、見映えがよくなる。
【0039】ホック10は、肩部ポケット12の表面の
設けられ、コード5をサポータ2に固定する。コード5
が不必要に長くてたるんでいると、他の部分に引っ掛か
りやすく、演奏の邪魔になる。コード5をサポータ2に
固定することにより、コード5がサポータ2に密着し、
演奏の邪魔になることを防止できる。
【0040】ホック14は、肘部サポータ1の手首側に
設けられ、ホック15a,15b又は15cに固定可能
である。演奏者の腕が太い場合には、ホック15aに固
定し、腕が細い場合にはホック15cに固定すればよ
い。ホックの位置を調整することにより、腕の太さに応
じてサポータ1の締めつけ力を調整できる。これによ
り、腕の太さにかかわらず、常にセンサ4を演奏者の肘
部に密着させることができる。
【0041】マジックテープ17は、肩部サポータ2の
裏面に設けられ、背中部サポータ21(図1(A)、
(B))に固定される。肩部サポータ2は、マジックテ
ープ17により演奏者の体に固定される。肘部サポータ
1は、演奏者の肘部を締めつけることにより演奏者の体
に固定され、ホック14によりさらに強固に固定され
る。ホック14は、必ずしも必要でない。肩部サポータ
2及び肘部サポータ1は、共に演奏者の体に固定され、
両者はコード5及びゴムひも8により張力がかけられ
る。
【0042】図4は、図1(A)、(B)に示す背中部
サポータ21の背面図である。背中部サポータ21は、
肩ひも24、マジックテープ22及び孔23を有する。
肩ひも24は、ストラップ25により長さが調整可能で
あり、演奏者の肩部に通される。マジックテープ22
は、肩部サポータのマジックテープ17(図3)に固定
される。孔23は、音源発生部31(図1(B))を固
定するための孔である。
【0043】図5は、演奏者が肩を曲げたときのセンサ
システムを示す。肩を曲げたときにも、コード5が肩部
サポータ2を下方向(肘方向)に引っ張り、センサ11
を演奏者に肩部に密着させる。センサ11は肩部に密着
され、肩の曲がりを精度良く検出することできる。
【0044】図6は、演奏者が肘を曲げたときのセンサ
システムを示す。肘を曲げたときにも、肘部サポータ1
がセンサ4を肘部に密着させるので、センサ4は肘の曲
がりを精度良く検出することができる。また、コード5
及び2本のゴムひも8が肘部サポータ1を上方向(肩方
向)に引っ張り、肘部サポータ1が下方向(手首方向)
にずれ下がることを防止する。
【0045】図7は、センサシステムを用いた演奏例を
示す図である。演奏者は、上記のセンサシステムを体に
装着し、さらにスティック45を手に持つ。スティック
45の先端には、加速度センサ44が設けられている。
演奏者は、スティック45を振って仮想のドラム48を
叩く動作をする。
【0046】加速度センサ44は、スティック45の加
速度(動き)を検出する。加速度センサ44の検出信号
は、無線又は電気コード(有線)により楽音発生部31
(図1(B))に供給される。
【0047】肩部センサ11及び肘部センサ4の検出信
号は、ドラムの種類(音色)を決める。加速度センサ4
4の検出信号は、発音(ノートオン)を指示する。ドラ
ムセットは、ハイハット、スネアドラム、バスドラム等
を有する。演奏者は、ドラムセットがそこにあるものと
して、空間で空打ちをする。
【0048】例えば、肩及び肘を伸ばして叩いたときに
はハイハットの音色で発音し、肩を曲げて肘を伸ばして
叩いたときにはスネアドラムの音色で発音する。
【0049】本実施例によれば、演奏者の体格に応じて
コード5及び2本のゴムひも8の長さを調整することに
より、センサシステムのサイズを容易に調整することが
できる。1つのセンサシステムを体格の異なる複数の演
奏者が共通に使用することができる。
【0050】センサシステムは、図1(A)、(B)に
示すように、右半身用センサ部20と左半身用センサ部
20と背中部サポータ21の3つの部分に分離すること
ができる。このセンサシステムは、図8(A)、(B)
のウエア型楽音制御装置50に比べ、容易に着脱するこ
とができ、また、小型化することができる。
【0051】また、センサシステムは、図8(A)、
(B)のウエア型楽音制御装置50に比べ、演奏者の体
を覆う部分が少ないため、演奏者は動き易い。演奏者の
体が蒸れて、演奏者に不快感を与えることを防止でき
る。
【0052】肩部サポータ2と肘部サポータ1は、コー
ド5及び2本のゴムひも8により弾力的に結ばれている
ので、演奏者の動きによるセンサの位置ずれを防止する
ことができる。
【0053】肩部サポータ2は屈曲可能な平面状の部材
であり、肘部サポータ1は伸縮可能な円筒状又は肘に巻
き付け可能な平面状の部材である。肩部サポータ2及び
肘部サポータ1は、それぞれ肩部及び肘部に適切に取り
付けることができる。
【0054】コード5は、図2に示すように、肩部セン
サ11の長手方向の軸線上に設けられる。2本のゴムひ
も8は、コード5の両側に設けられる。コード5及び2
本のゴムひも8は、センサを肩部及び肘部に密着させ、
センサの位置ずれを防止することができる。
【0055】コード5は、螺旋状にカールされた配線コ
ードであり、弾性部材及び電気コードの2つの機能を兼
ねる。弾性部材と電気コードを別に設ける場合に比べ、
弾性部材の数を減らすことができる。また、コード5を
演奏者の体に密着させることができるので、コード5が
他の部分に引っかかって演奏の邪魔になることを防止で
きる。
【0056】センサをほぼ長方形にすることにより、取
り付け位置が多少ずれても演奏者の動きを適切に検出す
ることができる。すなわち、センサをほぼ長方形にする
ことにより、センサの取り付け位置の精度は高精度を要
求されない。
【0057】右半身用センサ部20と左半身用センサ部
20は、左右対称であるので、製造し易く、製造コスト
を低減させることできる。
【0058】なお、センサは、肩部又は肘部の他、手首
等の他の関節の部分に設けてもよい。背中部サポータ2
1は、必ずしも必要でない。演奏者の服にマジックテー
プを設ければ、肩部サポータ2を演奏者の服に固定させ
ることができる。センサは、人間の動きを検出するもの
に限定されない。人間の他の動物やロボットにセンサシ
ステムを装着するようにしてもよい。
【0059】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つのセンサを2本以上の弾性部材により結ぶことによ
り、センサの位置ずれを防止し、センサシステムを小型
化することができる。
【0061】センサシステムは、演奏者の体に装着する
ことできる。弾性部材の長さを変えれば、演奏者の体格
に応じてセンサシステムのサイズを容易に調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)は本発明の実施例によるセンサシ
ステムの正面図であり、図1(B)はその背面図であ
る。
【図2】 右半身用センサ部の表面図である。
【図3】 右半身用センサ部の裏面図である。
【図4】 背中部サポータの背面図である。
【図5】 肩を曲げたときのセンサシステムの斜視図で
ある。
【図6】 肘を曲げたときのセンサシステムの斜視図で
ある。
【図7】 演奏例を説明するための演奏者の斜視図であ
る。
【図8】 図8(A)は従来技術によるウエア型楽音制
御装置の正面図であり、図8(B)はその背面図であ
る。
【図9】 センサの浮き上がりを示すウエア型楽音制御
装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 肩部サポータ、 2 肘部サポータ、 3 肘
部ポケット、 4肘部センサ、 5 コード、
6,7 ホック、 8 ゴムひも、 9結ぶ目、
10 ホック、 11 肩部センサ、 12 肩
部ポケット、 13 コードプラグ、 14,15
ホック、 16 孔、 17マジックテープ、
18 ポケット、 19 ゴムひもの余り部、
21 背中部サポータ、 22 マジックテープ、
23 孔、 24 肩ひも、 25 ストラッ
プ、 31 楽音発生部、 32 スピーカ、33
音源、 34 電源、 35 アンプ、 44
加速度センサ、45 スティック、 48 ドラ
ム、 50 ウエア型楽音制御装置、51,52,5
3 ポケット、 61,62,63 センサ、 7
2,73 締付具、 81 ベルト、 82 通信
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日名子 靖宏 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D378 KK25 KK34 SB04 SC06 SF02 SF05 SF11 SF16 SF17 UU32 WW03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が屈曲を検出する2つのセンサと、 前記2つのセンサを弾力的に結ぶ2本以上の弾性部材
    と、 前記結ばれた2つのセンサを対象物に固定するための固
    定部材とを有するセンサシステム。
JP10185138A 1998-06-30 1998-06-30 センサシステム Withdrawn JP2000020066A (ja)

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