JP2000019519A - ラビング装置 - Google Patents

ラビング装置

Info

Publication number
JP2000019519A
JP2000019519A JP10181186A JP18118698A JP2000019519A JP 2000019519 A JP2000019519 A JP 2000019519A JP 10181186 A JP10181186 A JP 10181186A JP 18118698 A JP18118698 A JP 18118698A JP 2000019519 A JP2000019519 A JP 2000019519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubbing
stage
roll
base
ball screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10181186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3638436B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Kato
裕之 加藤
Takuya Nagai
拓也 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP18118698A priority Critical patent/JP3638436B2/ja
Publication of JP2000019519A publication Critical patent/JP2000019519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3638436B2 publication Critical patent/JP3638436B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基台の平坦度を向上させることにより、高さ
調整を容易に行うことができ、使い易さを向上させたラ
ビング装置を提供する。 【解決手段】 本発明のラビング装置は、被処理物の表
面をラビング処理するためのラビングロールと、このラ
ビングロールを回転駆動する回転駆動手段と、水平方向
に往復運動可能に構成され被処理物を載置するステージ
と、ラビングロールと回転駆動手段およびステージが設
置された石製の基台とを具備してなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶セルの配向膜等
のラビング処理に用いるラビング装置に関し、特にラビ
ング時の被処理物の位置調整を容易に行うことができ、
被処理物の表面を均一にラビングすることのできるラビ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラビング装置は、ラビングロール
の軸を支持するラビングロール支持体と、ラビング処理
される被処理物を載置する被処理物支持体が、1つの基
台上に備えられることで構成されている。図7は、従来
のラビング装置の一例を示す概略構成図である。このラ
ビング装置1は、ラビングロール2、ラビングロール軸
受け3、被処理物支持体4が基台5上に設けられて概略
構成されている。
【0003】図7に示すように、ラビングロール2の軸
は、コの字状のラビングロール軸受け3によってコの字
の内側に支持されるとともにモータ6に接続されてお
り、これによりラビングロール2は軸回転可能に構成さ
れている。ラビングロール軸受け3の下部には、下部ユ
ニット7、7およびレール9、9上を走行する台車8、
8が設けられている。これによりラビングロール2は、
レール9、9に沿って、軸の平行状態を保ったまま移動
することができるようになっている。また、被処理物支
持体4上には被処理物11を載置するステージ10が設
けられている。
【0004】図8は、ステージ10の高さを調整する高
さ調整機構の従来例を示す概略構成図である。この高さ
調整機構15は、被処理物支持体4の下部に垂直方向に
設けられたボールねじ16をモータ17で回転させるも
のであり、ボールネジ16を回転させることで、被処理
物支持体4を上下させ、ステージ10の高さ調整を行う
ことができる。このような方式の高さ調整機構では、モ
ータ17からステージ10までの距離を大きくとらざる
を得ず、ステージ10の高さが高くなってしまう。高さ
の高過ぎるステージ10は不安定であるとともにラビン
グ精度の低下が懸念される。このため、従来は基台5に
孔を設け、高さ調整機構15の下部をその孔に埋め込む
ことで、ラビングロール軸受け3や下部ユニット7、7
の高さを抑える方法が採られていた。
【0005】このようなラビング装置1を用いてラビン
グ処理を行う際、被処理物11の処理面を均一に処理す
るため、ラビングロール2と被処理物11はラビング開
始から終了まで、ラビングロールの一端から他端にわた
って均一に接触している必要がある。そのため、ラビン
グロール軸受け3には、ラビングロール2の高さを調整
する高さ調整機構が設けられ、被処理物支持体4にも、
ステージ10の高さを調整する高さ調整機構が設けられ
ている。これにより両者の高さを合わせ、均一なラビン
グ処理を行えるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】基台5は通常鉄製であ
るが、鉄を精錬して製品とする際に生じる元々の加工歪
みや、使用による経時変化に伴い発生する反りや歪みな
どのため、基台5の上面平坦度の精度はそれほど高くな
い。そのため、レール9、9をただ基台5に固定しただ
けではレール9、9は平坦にならないので、レール9、
9にも高さ調整機構を設けておき、高さを調整して平坦
度を向上させるようになっている。そして、高さ調整の
終了したレール9、9を基準とし、ラビングロール2お
よびステージ10の高さをそれぞれ調節する。これによ
り、相対的にラビングロール2とステージ10の高さ合
わせを行っていた。このように、従来のラビング装置1
においては、ラビング前の装置の調整に大変な手間を要
していた。また、ラビングロール2とステージ10を直
接比較して高さを合わせることはできなかった。
【0007】ラビングを行う際、被処理物11に均一に
処理を行うため、ラビングロール2と被処理物11との
距離を一定に保つ必要がある。このため、ラビングロー
ル軸受け3のラビングロール2に対向する面には、ラビ
ングロール2の軸に平行になるようレール3aが設けら
れている。このレール3a上にはブロックが移動可能に
取り付けられており、このブロックに例えばダイヤルゲ
ージを取り付けて、ラビングロール2と基台5の平行度
を測定し、調整することができる。しかし、このレール
3aはラビングロール軸受け3のラビングロール2に対
向した面に配されているので、平行度調整を行う場合に
はラビングロール2をラビング装置1から取り外す必要
があった。すなわち、従来の装置においては平行度調整
作業が煩雑な作業であり、ラビングロールを取り付けた
状態で行うことができなかった。上記の点に鑑み、本発
明は、基台の平坦度を向上させることにより、高さ調整
を容易に行うことができ、使い易さを向上させたラビン
グ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラビング装
置は、被処理物の表面をラビング処理するためのラビン
グロールと、このラビングロールを回転駆動する回転駆
動手段と、水平方向に往復運動可能に構成され被処理物
を載置するステージと、ラビングロールと回転駆動手段
およびステージが設置された石製の基台とを具備してな
ることを特徴とする。すなわち、ラビング装置の基台を
石製とすることで、基台の平坦度を向上させることがで
きる。これにより、ラビングロールまたは被処理物載置
用のステージのどちらか一方だけに高さ調整機構を設け
ればよく、ラビングロールと被処理物の高さ調整が容易
になり、調整時間が短縮される。また、石は鉄と比較し
て元来有している歪が非常に小さいので加工精度を上げ
ることができ、また、振動の減衰性および外部からの振
動の吸収力に優れていることから、ラビング装置の基台
として優れている。
【0009】本発明に係るラビング装置は、水平方向に
延びるボールねじと、このボールねじを回転させるモー
タと、ボールねじの回転運動を上下運動に変換するカム
を具備し、ステージを昇降させるステージ昇降機構が設
けられることが好ましい。すなわち、ボールねじの方向
を水平方向とし、ボールねじの回転運動をカムにより上
下運動に変える構造とすることで、ステージの高さを抑
えることができ、従来のように大きな孔を設けてステー
ジの高さ調整機構を埋め込む必要はない。基台に大きな
孔を設けないので、前述のような石の基台の利点を活か
すことができる。
【0010】本発明に係るラビング装置は、ラビングロ
ールがロール架台の内部に収容され、ラビングロールと
ステージとが互いに平行になるように調整するための測
定器を取り付けるスライド機構がロール架台の外面に設
けられることが好ましい。すなわち、ラビングロールと
ステージを平行に調整する測定器を取り付けるスライド
機構を、ラビングロールが収容されているロール架台の
外面に設けることで、ラビングロールを取り外すことな
く測定器を使用することができる。これにより、ラビン
グロールと、被処理物を載置するステージ等とを同時に
調整することができる。また、ラビング装置稼働時の計
測も行うことが可能となる。
【0011】本発明に係るラビング装置は、石製の基台
に厚み方向に貫通する孔部を設け、この孔部の内壁面の
少なくとも一部に導電性を有する部品取り付け用ブッシ
ュを取り付け、石製の基台の下側に設けられた導電性の
架台とブッシュとを電気的に接続することが好ましい。
例えば、種々のセンサ等の精密電子部品をラビング装置
に取り付けた場合、モータのノイズでセンサの測定精度
が低下する恐れがあり、アースを取る必要があったが、
石製の基台は絶縁性であり、電気部品のアースを取るこ
とができない。基台の下に設けられた架台が導電性であ
る場合にはアースを取ることができるが、それには部材
と架台を導線で直接接続することが必要となり、手間が
かかるとともに配線をとり回す必要があるのであまり好
ましくない。そこで、基台の下側に設けられた導電性の
架台とラビング装置の部品を、基台に埋め込んだブッシ
ュを介して電気的に接続し、架台をアースする。これに
より、各部材から架台に直接導線を配することなくアー
スを取ることができる。
【0012】本発明に係るラビング装置は、石製の基台
を厚み方向に貫通する孔部と、石製の基台の上部空間を
囲むカバーと、上部空間内に上方から下方へ向かう気流
を発生させる気流発生源とを有し、上部空間内の塵埃を
孔部から装置外部に排出する塵埃排出手段が設けられる
ことが好ましい。すなわち、ラビング時に装置内に発生
する塵埃を強制的にラビング装置外部に排出して、装置
内を常にきれいな状態に保つことができ、欠陥の少ない
ラビング処理を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明について
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態例のみに
限定されるものではない。図1は本実施の形態のラビン
グ装置を示す上面図、図2は正面図である。図1および
図2に示すように、このラビング装置21は、3本のラ
ビングロール22a、22b、22c、それぞれのラビ
ングロールを収容するロール架台23a、23b、23
c、ラビングロールを回転させるモータ24a、24
b、24c(回転駆動手段)、ロール架台を支持するグ
ラナイト(石)製の定盤25a、25b、被処理物を載
置するステージ26、ステージ26を昇降させるステー
ジ昇降機構27、定盤25a、25bおよびステージ高
さ調整機構27を載置するグラナイト製の基台28、基
台28を支持する架台29、装置全体を覆うクリーンベ
ンチ30、クリーンベンチ30の上面に設置されたクリ
ーンモジュール31、31、ステージ26およびステー
ジ昇降機構27を水平方向に移動させるためのガイド3
2、32から概略構成されている。また、ラビングロー
ル22、ロール架台23、モータ24は一体化されてお
り、ラビングロールユニットを構成している。
【0014】図1および図2に示すように、架台29上
にはグラナイト製の基台28が設けられている。基台2
8上にはアーチ状の定盤25a、25bが備えられ、3
つのロール架台23a、23b、23cが定盤25a、
25b上に互いに平行に設けられている。基台28上に
はガイド32、32が平行に設けられ、その間に、ステ
ージ昇降機構27に接続されたボールネジ33がガイド
32、32と平行に設けられている。ボールネジ33の
一端にはモータ34が接続されており、モータ34がボ
ールネジ33を回転させるとステージ昇降機構27が水
平方向に移動するように構成されている。
【0015】図3は、ロール架台23aを示す構成図で
ある。ロール架台23aの側面部外側にはラビングロー
ル22aと平行にレール35(スライド機構)が設けら
れており、レール35上にはブロック36が取り付けら
れ、レール35に沿って自在に動くことができるように
なっている。このブロック36に、例えばダイヤルゲー
ジを取り付けてレール35に沿って動かすことで、ラビ
ングロール22aと、ステージ26や基台28等との平
行度を測定することができる。あるいは、ブロック36
にレーザ光源を取り付け、これを使用して平行度を測定
してもよい。
【0016】図4は、ステージ26およびステージ26
を昇降させるステージ昇降機構27を示す模式図であ
る。ステージ昇降機構27は、自らが昇降するステージ
昇降機構上部27aと、土台となるステージ昇降機構下
部27bから構成されている。ステージ昇降機構下部2
7bには、矩形のステージの四隅にあたる位置に4本の
ボールスプライン27c、27c…が設けられ、ステー
ジ昇降機構上部27aを昇降可能に支持している。ステ
ージ昇降機構上部27aの最下部には円柱状のコロ41
が設けられ、ステージ昇降機構下部27bにはコロ41
を載せる三角柱状の部材42が設けられており、コロ4
1と部材42でカム43を形成している。部材42はス
テッピングモータ40に取り付けられたボールネジ39
により水平方向に動くように構成されている。
【0017】図4において、部材42を左方向に動かす
と、コロ41は部材42によって押し上げられる。この
力によりステージ昇降機構上部27aは上昇する。逆
に、部材42を右方向に動かすと、コロ41は部材42
上を降りてくるので、ステージ昇降機構上部27aは下
降する。これによりステージ26を昇降させる。また、
ステージ26は、その下側に設けられたθモータ44に
より回転可能に構成されている。
【0018】図5は、基台28と架台29の部分断面図
である。基台28と架台29の間にはゴム45、45が
配置され、防振構造となっている。本実施の形態におい
ては、図5に示すような、拡径部を有する円柱状の部品
取付用ブッシュ46を用いて基台28上に固定する任意
の部品の取り付けを行っている。ブッシュ46の拡径部
側の端面には部品取付用のネジ孔46aが設けられ、他
端にはネジ山46bが形成されている。また、ブッシュ
46は鉄などの導電性の材料で構成されている。
【0019】図5に示すように、基台28のブッシュ4
6取り付け箇所に貫通孔28aが、架台29のブッシュ
46取り付け箇所にネジ孔29aが設けられている。基
台28の上面からブッシュ46が挿入され、ネジ山46
bがネジ孔29aにねじ込まれ、基台28と架台29が
ブッシュ46によって固定されている。
【0020】図6は、本実施の形態のラビング装置21
の塵埃排出手段を示す概略構成図である。基台28およ
び架台29には、貫通孔50、50…が設けられ、各貫
通孔50はダクト51を介して床52に設けられた排出
口53に接続されている。ラビング装置21の全体はク
リーンベンチ30(カバー)で覆われており、クリーン
ベンチ30の上面には清浄な気流を発生するクリーンモ
ジュール31、31(気流発生源)が備えられている。
【0021】この塵埃排出手段によりラビング装置21
の清浄を行うには、まず、クリーンモジュール31、3
1を作動させ、クリーンベンチ30内を上方から下方へ
向かう気流を発生させる。クリーンベンチ30内の塵埃
はこの気流によってクリーンベンチ30内下部に運ばれ
る。そして塵埃は貫通孔50、50…、ダクト51、5
1…、排出口53、53…を通ってラビング装置21外
部に排出される。これにより、ラビング装置21で発生
した塵埃は速やかに装置外部に排出される。
【0022】次に、本実施の形態のラビング装置21の
動作について図1を用いて説明する。初期状態におい
て、ステージ26は図中左側にある。このステージ26
上にラビング処理を行う基板を導入し、真空吸着等の手
段を用いて保持する。ステージ26がラビング処理を行
うための所定位置まで上昇するとともに、各ラビングロ
ールが回転を開始する。そして、ステージ26は図中右
方向へ動いていき、ステージ26上に載置された基板の
表面を各ラビングロールがラビングする。ラビング処理
終了後の基板は、図中右側から導出される。
【0023】本実施の形態のラビング装置においては、
以下のような効果を奏することができる。本実施の形態
のラビング装置21においては、ラビングロール22が
3本備えられている。もし、3本のラビングロールのう
ち1本にトラブルが生じたとしても、他の2本が正常で
あれば、そのトラブルを緩和し、全体としてラビング状
態を均一にすることができる。ラビングロール22に付
加する荷重は、ラビングロールを1本だけ備えた場合の
3分の1で済む。これによりラビング時に発生する静電
気を3分の1以下とすることが可能である。また、ラビ
ングロール22、ロール架台23、モータ24は一体化
されており、ラビングロールユニットを構成しているの
で、ラビングロール22とロール架台23の軸心がずれ
ることはない。ラビングロール22に何らかのトラブル
が発生したとしても、ラビングロールをユニットごと交
換すればよく、取り扱いが容易である。
【0024】本実施の形態のラビング装置においては、
水平方向に延ばしたボールねじ39の回転運動をカム4
3により上下運動に変えてステージ10を昇降させる構
造とすることで、ステージ10の高さを抑えることがで
きる。本実施の形態のラビング装置においては、レール
35およびブロック36がロール架台23aの外側に取
り付けられているので、平行度の測定は、ラビングロー
ル22aがラビング装置21に取り付けられたまま、す
なわち実際に装置を稼働させるのと同じ状態で行うこと
も可能である。
【0025】本実施の形態のラビング装置においては、
グラナイト製の基台28に貫通孔28aを、導電性を有
する架台29にネジ孔29aを設け、そこに導電性を有
する部品取付用ブッシュ46を埋め込む。架台29をア
ースしておけば、ブッシュ46に取り付けられた部品は
架台29と電気的に接続され、アースすることができ
る。本実施の形態のラビング装置においては、ラビング
時に装置内に発生する塵埃を強制的にラビング装置外部
に排出して、装置内を常にきれいな状態に保つことがで
き、欠陥の少ないラビング処理を行うことができる。排
出口53、53…にバキュームポンプ等を接続し、クリ
ーンベンチ30内の空気を吸引すれば、クリーンベンチ
30内の塵埃の排出効率を更に向上させることができ
る。なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変更を加えることが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明のラビ
ング装置は、石製の基台を用いているので、基台の平坦
度を向上させることができる。これにより、ラビングロ
ールと被処理物の位置合わせを容易に行うことができ、
ラビング装置の調整時間が短縮され使い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のラビング装置を示す上面図で
ある。
【図2】 本実施の形態のラビング装置を示す正面図で
ある。
【図3】 ロール架台23aを示す構成図である。
【図4】 ステージ26およびステージ26を昇降させ
るステージ昇降機構27を示す模式図である。
【図5】 基台28と架台29の部分断面図である。
【図6】 本実施の形態のラビング装置21の塵埃排出
手段を示す概略構成図である。
【図7】 従来のラビング装置の一例を示す概略構成図
である。
【図8】 高さ調整機構の従来例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
21……ラビング装置 22a、22b、22c……ラビングロール 23a、23b、23c……ロール架台 24a、24b、24c……モータ(回転駆動手段) 25a、25b……定盤 26……ステージ 27……ステージ昇降機構 28……基台 29……架台 30……クリーンベンチ 31……クリーンモジュール 32……ガイド 35……レール(スライド機構) 36……ブロック 39……ボールネジ 40……モータ 41……コロ 42……部材 43……カム 44……θモータ 45……ゴム 46……ブッシュ 50……貫通孔 51……ダクト 52……床 53……排出口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物の表面をラビング処理するため
    のラビングロールと、該ラビングロールを回転駆動する
    回転駆動手段と、水平方向に往復運動可能に構成され前
    記被処理物を載置するステージと、前記ラビングロール
    と前記回転駆動手段および前記ステージが設置された石
    製の基台とを具備してなることを特徴とするラビング装
    置。
  2. 【請求項2】 水平方向に延びるボールねじと、該ボー
    ルねじを回転させるモータと、前記ボールねじの回転運
    動を上下運動に変換するカムを具備し、前記ステージを
    昇降させるステージ昇降機構が設けられたことを特徴と
    する請求項1記載のラビング装置。
  3. 【請求項3】 前記ラビングロールがロール架台の内部
    に収容され、ラビングロールとステージとが互いに平行
    になるように調整するための測定器を取り付けるスライ
    ド機構が前記ロール架台の外面に設けられたことを特徴
    とする請求項1記載のラビング装置。
  4. 【請求項4】 前記石製の基台に厚み方向に貫通する孔
    部を設け、該孔部の内壁面の少なくとも一部に導電性を
    有する部品取り付け用ブッシュを取り付け、前記石製の
    基台の下側に設けられた導電性の架台と前記ブッシュと
    を電気的に接続することを特徴とする請求項1記載のラ
    ビング装置。
  5. 【請求項5】 前記石製の基台を厚み方向に貫通する孔
    部と、前記石製の基台の上部空間を囲むカバーと、前記
    上部空間内に上方から下方へ向かう気流を発生させる気
    流発生源とを有し、前記上部空間内の塵埃を前記孔部か
    ら装置外部に排出する塵埃排出手段が設けられたことを
    特徴とする請求項1記載のラビング装置。
JP18118698A 1998-06-26 1998-06-26 ラビング装置 Expired - Fee Related JP3638436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18118698A JP3638436B2 (ja) 1998-06-26 1998-06-26 ラビング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18118698A JP3638436B2 (ja) 1998-06-26 1998-06-26 ラビング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000019519A true JP2000019519A (ja) 2000-01-21
JP3638436B2 JP3638436B2 (ja) 2005-04-13

Family

ID=16096374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18118698A Expired - Fee Related JP3638436B2 (ja) 1998-06-26 1998-06-26 ラビング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3638436B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062506A (ja) * 2001-08-27 2003-03-04 Dainippon Printing Co Ltd ダイコートユニット
JP2012088586A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Iinuma Gauge Seisakusho:Kk ラビング装置
KR101207745B1 (ko) * 2011-03-08 2012-12-03 하이디스 테크놀로지 주식회사 다중 러빙 장치
CN103439834A (zh) * 2013-08-09 2013-12-11 昆山龙腾光电有限公司 摩擦配向承载传送装置及摩擦配向系统
KR101345969B1 (ko) * 2011-12-27 2014-01-03 하이디스 테크놀로지 주식회사 액정표시장치용 러빙장치
JP2014522512A (ja) * 2012-06-01 2014-09-04 ウィア・コーポレーション 光配向装置
JP2014524044A (ja) * 2012-05-21 2014-09-18 ウィア・コーポレーション ステージ回転装置及びこれを備えるラビング装置
CN108750676A (zh) * 2018-06-29 2018-11-06 江西合力泰科技有限公司 一种全自动摩擦装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021729U (ja) * 1988-06-10 1990-01-08
JPH023382U (ja) * 1988-06-09 1990-01-10
JPH04115225A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Fujitsu Ltd 液晶表示素子配向膜用ラビング装置
JPH05249467A (ja) * 1992-03-10 1993-09-28 Nippondenso Co Ltd 液晶表示装置の製造装置
JPH05312556A (ja) * 1992-05-14 1993-11-22 Tokyo Seimitsu Co Ltd 座標測定機
JPH0783793A (ja) * 1993-09-14 1995-03-31 Hitachi Electron Eng Co Ltd 検査ステージの移動回転機構
JPH0829789A (ja) * 1994-05-13 1996-02-02 Sharp Corp 液晶表示装置の製造装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023382U (ja) * 1988-06-09 1990-01-10
JPH021729U (ja) * 1988-06-10 1990-01-08
JPH04115225A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Fujitsu Ltd 液晶表示素子配向膜用ラビング装置
JPH05249467A (ja) * 1992-03-10 1993-09-28 Nippondenso Co Ltd 液晶表示装置の製造装置
JPH05312556A (ja) * 1992-05-14 1993-11-22 Tokyo Seimitsu Co Ltd 座標測定機
JPH0783793A (ja) * 1993-09-14 1995-03-31 Hitachi Electron Eng Co Ltd 検査ステージの移動回転機構
JPH0829789A (ja) * 1994-05-13 1996-02-02 Sharp Corp 液晶表示装置の製造装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062506A (ja) * 2001-08-27 2003-03-04 Dainippon Printing Co Ltd ダイコートユニット
JP2012088586A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Iinuma Gauge Seisakusho:Kk ラビング装置
KR101757796B1 (ko) 2010-10-21 2017-07-14 가부시키가이샤이이누마게이지세이사쿠쇼 러빙장치
KR101207745B1 (ko) * 2011-03-08 2012-12-03 하이디스 테크놀로지 주식회사 다중 러빙 장치
KR101345969B1 (ko) * 2011-12-27 2014-01-03 하이디스 테크놀로지 주식회사 액정표시장치용 러빙장치
JP2014524044A (ja) * 2012-05-21 2014-09-18 ウィア・コーポレーション ステージ回転装置及びこれを備えるラビング装置
JP2014522512A (ja) * 2012-06-01 2014-09-04 ウィア・コーポレーション 光配向装置
CN103439834A (zh) * 2013-08-09 2013-12-11 昆山龙腾光电有限公司 摩擦配向承载传送装置及摩擦配向系统
CN108750676A (zh) * 2018-06-29 2018-11-06 江西合力泰科技有限公司 一种全自动摩擦装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3638436B2 (ja) 2005-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6035804A (en) Process chamber apparatus
KR100488301B1 (ko) 벨트형 연마패드를 이용한 평탄면연마방법 및 장치
CN100474506C (zh) 基板处理装置和该装置的盖吊支装置
KR100665407B1 (ko) 피검사체를 온도 제어하는 프로브장치 및 프로브 검사방법
KR0179385B1 (ko) 진공처리장치
CN1654969A (zh) 集成基材移动模块的电子束测试系统
JP2000019519A (ja) ラビング装置
US7770478B2 (en) Apparatus and method for measuring chuck attachment force
JP2008004695A (ja) 検査ステージ及び検査装置
JPH10157847A (ja) 基板搬送ロボット装置およびこれを用いた基板処理装置ならびに半導体製造装置
KR101623203B1 (ko) 진공척 장치
JPH10319154A (ja) Zステージ
KR20150061103A (ko) 반송 로봇, 기판 처리 장치, 그리고 파티클 배출 방법
KR20030011462A (ko) 도포장치
WO2022137380A1 (ja) めっき装置、およびめっき処理方法
KR20050060238A (ko) 반도체 기판 검사 장치
KR100900383B1 (ko) 도포장치
KR100714289B1 (ko) 엘씨디 검사용 광학장치
TW202108970A (zh) 高度計
JP3673022B2 (ja) 液晶表示パネルの検査装置
TW200524678A (en) Coating apparatus having structure for adjusting to be horizontal and method for adjusting to be horizontal
CN218157702U (zh) 一种特种设备气瓶移动检测装置
JPH10123193A (ja) 表示パネル基板の検査装置および検査方法
JP2570151Y2 (ja) 半導体素子検査装置
JP2004039727A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees