JP2000018793A - 輸送用冷凍冷蔵庫 - Google Patents
輸送用冷凍冷蔵庫Info
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
ら冷気を分散且つ落下させて冷気を拡散させ、冷気の供
給の改善を図ったものである。 【解決手段】 コンテナに冷凍庫と冷蔵庫とを設け、こ
の冷凍庫と冷蔵庫の天井に天井空間を設ける。この天井
空間を隔板を介して二つの部屋に分けられ、前記冷凍室
上の部屋に送風機、冷却器を収納している。隔板には穴
が設けられ、この穴を介して前記冷蔵室上の部屋に冷気
を供給し、該冷気は、この冷蔵室上の部屋を画成する天
井板に形成の吹出孔を介して冷蔵庫へ分散且つ落下させ
る。そして、冷蔵庫からの戻し冷気は、戻し通路を介し
て直接送風機の吸込口へ戻される。
Description
より発生された冷気を冷凍室と冷蔵室へ分配供給する輸
送用冷凍冷蔵庫に関する。
に、冷蔵機能と冷凍機能を併せ備えた冷凍冷蔵庫が普及
している。例えば、実開昭51−29519号公報、特
開昭62−49171号公報に示されるように、冷凍庫
を隔壁により前室と後室とに分け、前室に設けられた冷
却器により前室を例えば−18゜Cに冷却すると共に、
隔壁に設けたファンにより前室の冷気を後室に導き、該
後室を例えば+5゜Cに設定するようになされている。
冷気は、−20゜C前後であり、これがまず冷凍室内に
拡散して所定の温度(−18゜C)に保つようにしてい
るが、ファンの駆動によって冷凍室内の冷気を冷蔵庫内
へ導く際に、冷却器から吹出された冷気がそのままファ
ンを通って冷蔵庫内へ吹出されて商品に吹き付けられる
ことがあった。これは、構造的な欠陥であり、冷蔵庫内
に収納される商品を凍結させる不具合があり問題であっ
た。
方で出っ張っており、また隔壁に設けられるファンも同
じく出っ張っており、収納する商品の出し入れに都合が
悪かった。
気の供給の改善を図ったものであり、冷蔵庫の天井から
冷気を分散且つ落下させることで冷気の拡散を図り、冷
蔵庫内の冷気の流れを改善すると共に、冷蔵庫のみなら
ず冷凍庫内に出っ張る冷却器をなくした冷凍冷蔵庫を提
供することにある。
庫は、コンテナに配された仕切壁により冷凍庫と冷蔵庫
とに区画され、この冷凍庫と冷蔵庫との天井部位に天井
板にて天井空間が形成され、この天井空間が隔板を介し
て2つの部屋に分けられ、前記冷凍庫上の部屋に送風
機、冷却器を配し、前記送風機の吸込側及び吹出側の天
井板に前記冷凍庫に連通のそれぞれ吸入孔及び吹出孔を
開け、また前記冷蔵庫上の部屋の天井板に前記冷蔵庫へ
連通の吹出孔を開け、前記隔板には前記両部屋を連通す
る穴が形成されると共に、前記冷蔵庫内の空気を前記送
風機の吸込側ヘ戻す戻し通路を前記天井空間内に配した
ことにある(請求項1)。
テナに配された仕切壁により冷凍庫と冷蔵庫とに区画さ
れ、この冷凍庫の天井部位に天井板にて天井空間が形成
され、この天井空間に送風機、冷却器を配し、前記送風
機の吸込側及び吹出側の天井板に前記冷凍庫に連通のそ
れぞれ吸入孔及び吹出孔を開けると共に、前記天井空間
を画成に供した隔板に穴が形成されると共に、前記冷蔵
庫内の空気を前記送風機の吸込側ヘ戻す戻し通路を前記
天井空間内に配したことにある(請求項2)。
前方側にある天井空間の冷凍庫上の部屋の天井板の吹出
孔から冷凍庫内に落下し拡散して流れ、該冷凍庫を所定
の温度に保つと共に、隔板に形成の穴を通って冷気は天
井空間の冷蔵庫上の部屋の吹出孔から又は直接に冷蔵庫
内へ分散且つ落下し拡散して流れ、該冷蔵庫を所定の温
度に維持されるものである。また、冷却器等は天井部位
の天井空間内に収納され、冷凍庫、冷蔵庫内に出っ張る
ことなく使い勝手が良くなっている。
内の空気を送風機の吸込口に導くが、一つであってもま
た二つであっても良い(請求項3、4)。
(請求項5)。このファンの駆動にて冷気の冷蔵室への
送り出しが制御できるものである。
面に基づいて説明する。
ナ1を搭載したトラックの要部の透視図であって、該コ
ンテナ1は、キャビン4の背後に設けられている。冷凍
庫2と冷蔵庫3は、荷物室5と隔壁6にて仕切られると
共に、移動可能な仕切壁7にて分割されて構成され、該
冷凍庫2と冷蔵庫3の天井部位に天井板8を介して天井
空間9が構成されている。
に、中央に隔板10が配され、2つの部屋9a、9bに
分割されている。一方の部屋9aには、送風機12とエ
バポレータより成る冷却器13が配され、該送風機12
はモータ14によって駆動され、側方に形成の吸込口1
2aから吸込まれる。また、冷却器13は、ケース13
aにより包まれ、冷却された冷気が吹出口15より吹出
されるものである。なお、冷却器13は図示しないコン
プレッサ、コンデンサ等の機器と冷凍サイクルを構成
し、コンプレッサは走行用のエンジンで駆動される。
8の送風機12の吸込口12a付近に冷凍庫2内の空気
を吸い込む吸入孔17が形成されると共に、冷却器13
の吹出口15の付近に冷凍庫2へ冷気を吹出す吹出孔1
8が形成されている。なお、19は冷気がバイパスする
のを防止する板である。
が設けられ、冷気を冷蔵室3に連通の部屋9bに送り出
すために用いられる。
配されておらず、その部屋9bを構成する天井板8に多
数の吹出孔23を有している。したがって、穴21を介
して冷気が流入されると、該冷気は部屋9b内で広がる
と共に、多数の吹出孔23(合算すると大きな面積を持
つ)から冷蔵庫3内に分散して落下するため、拡散作用
が充分で、内部に収納されている商品を凍結させて傷め
ることがないものである。
路25は、天井空間9内に設けられ、図1,図2,図4
に示すように、その一方に添って配置され、吸込口26
が冷蔵庫側の天井板8に形成され、その吹出口27が前
記送風機12の吸込口12a付近に開口しているもので
ある。
るには、図示しない作動スイッチがONされ、これによ
り冷凍サイクルが稼働され冷却器13が冷却され、送風
機12により導入された空気と熱交換され、冷気として
吹出口15より吹出される。そして、隔板10により分
割された一方の部屋9a内に一時的に溜まり、天井板8
に形成の吹出孔18より冷凍庫2内に図3の実線のよう
に流入する。
は、ファン24の駆動により点線のように穴21を流
れ、他方の部屋9b内に至る。この他方の部屋9b内で
溜められて温度が均一化された後に、多数の吹出孔23
を介して点線のように冷蔵庫3内に分散して吹出され
る。吹出孔23は多数個であり、面積的には大きく冷気
は冷蔵庫3内に落下しながら拡散するため、商品を凍結
させて傷める不具合は生じない。
れた冷気は、図4に示すように、前述の送風機12の吸
込口12aに戻される。即ち、冷凍庫2からは、実線の
ように、吸込孔17のように吸い込まれて戻される。ま
た、冷蔵庫3では、点線のように戻し通路25の吸込口
26から吸い込まれ、吹出口27より吸い出されて戻さ
れる。この実施の形態として、冷蔵庫3からの戻し冷気
が従来例のように、冷凍庫2を経由しないで戻し通路2
5で直接戻されることで、冷蔵庫内の比較的温度の高い
空気が冷凍庫2に入らず、冷凍庫2内の温度コントロー
ルを適切に出来る利点を持つものである。
が示され、この例では、冷蔵庫3からの戻し冷気の戻し
通路25,25が2本が天井空間9の両側に設けられて
いたり、天井空間9の他方の部屋9bに形成の吹出孔2
3が大きな四角孔となっている点に相違を有しているの
みであり、前記実施の形態と同一の作用効果を有するも
のである。その他の点は、前記実施の形態と同一の符号
を付して説明を省略した。
実施の形態が示され、この例では、冷蔵庫3上の冷蔵庫
上の部屋をなくして、冷蔵庫3の上方を拡大したもので
ある。即ち、天井には冷凍庫2上の天井空間9が構成さ
れ、この天井空間9内に送風機12、冷却器13が配さ
れると共に、天井空間9を画成に供した隔板10に形成
の穴21にファン24が設けられている。このファン2
4の回転により冷気は冷蔵庫3の上方に至り、それから
分散して落下する。
は天井空間9内に設けられ、該戻し通路25の吸込口2
6は冷蔵庫3の上方に開口すると共に、その吹出口27
は前記送風機12の吸込口12a付近に開口しているも
のである。この構成から、前記実施の形態と同一の作用
効果を有するものである。その他の点は、前記実施の形
態と同一であり、同一の符号を付して説明を省略した。
ば、冷蔵庫への冷気は、まず穴を通って天井空間の他方
の部屋内に至って一時的に溜められた後に吹出孔より分
散且つ落下させることで拡散して冷蔵庫へ流入される。
また、請求項2の発明によれば、冷蔵庫への冷気は、ま
ず穴を通って冷蔵庫の上方部に至り、その後分散且つ拡
散して落下するものである。これにより、収納商品を凍
結させる不具合は防止された。また、冷凍冷蔵のための
機器は、天井空間内に収納されるために、冷凍冷蔵庫内
に出っ張ることがなくなり使用勝手が良くなるものであ
る。
の透視図である。
る。
冷凍冷蔵庫の横断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 コンテナに配された仕切壁により冷凍庫
と冷蔵庫とに区画され、この冷凍庫と冷蔵庫との天井部
位に天井板にて天井空間が形成され、この天井空間が隔
板を介して2つの部屋に分けられ、前記冷凍庫上の部屋
に送風機、冷却器を配し、前記送風機の吸込側及び吹出
側の天井板に前記冷凍庫に連通のそれぞれ吸入孔及び吹
出孔を開け、また前記冷蔵庫上の部屋の天井板に前記冷
蔵庫へ連通の吹出孔を開け、前記隔板には前記両部屋を
連通する穴が形成されると共に、前記冷蔵庫内の空気を
前記送風機の吸込側ヘ戻す戻し通路を前記天井空間内に
配したことを特徴とする輸送用冷凍冷蔵庫。 - 【請求項2】 コンテナに配された仕切壁により冷凍庫
と冷蔵庫とに区画され、この冷凍庫の天井部位に天井板
にて天井空間が形成され、この天井空間に送風機、冷却
器を配し、前記送風機の吸込側及び吹出側の天井板に前
記冷凍庫に連通のそれぞれ吸入孔及び吹出孔を開けると
共に、前記天井空間を画成に供した隔板に穴が形成され
ると共に、前記冷蔵庫内の空気を前記送風機の吸込側ヘ
戻す戻し通路を前記天井空間内に配したことを特徴とす
る輸送用冷凍冷蔵庫。 - 【請求項3】 前記戻し通路は、一つであることを特徴
とする請求項1又は2記載の輸送用冷凍冷蔵庫。 - 【請求項4】 前記戻し通路は、二つであることを特徴
とする請求項1又は2記載の輸送用冷凍冷蔵庫。 - 【請求項5】 前記隔板に形成の穴にファンを設けたこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の輸送用冷凍冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18077898A JP3997498B2 (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 輸送用冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18077898A JP3997498B2 (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 輸送用冷凍冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018793A true JP2000018793A (ja) | 2000-01-18 |
JP3997498B2 JP3997498B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=16089174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18077898A Expired - Fee Related JP3997498B2 (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 輸送用冷凍冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3997498B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015108496A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 澤藤電機株式会社 | 可搬型冷蔵庫 |
JP2015190657A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 日本フルハーフ株式会社 | 箱型荷台 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP18077898A patent/JP3997498B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015108496A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 澤藤電機株式会社 | 可搬型冷蔵庫 |
JP2015190657A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 日本フルハーフ株式会社 | 箱型荷台 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3997498B2 (ja) | 2007-10-24 |
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