JP2000018059A - 情報提供装置、エンジンの自動始動停止装置および媒体 - Google Patents

情報提供装置、エンジンの自動始動停止装置および媒体

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JP2000018059A
JP2000018059A JP10192000A JP19200098A JP2000018059A JP 2000018059 A JP2000018059 A JP 2000018059A JP 10192000 A JP10192000 A JP 10192000A JP 19200098 A JP19200098 A JP 19200098A JP 2000018059 A JP2000018059 A JP 2000018059A
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signal
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太郎 今川
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みち代 亀井
Koji Morikawa
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、先行車両と自車両との車間距離に関する
条件が満たされておれば、信号機が赤信号を点灯してい
る場合、その他の状況にかかわらずエンジンを停止する
という課題があった。 【解決手段】自動車用の信号機の各色の点灯タイミング
を制御する信号制御手段と、信号機が黄または赤色を点
灯しているときに、現時点から信号機が次に青色を点灯
するまでの待ち時間の情報を提供する信号待ち時間情報
提供手段とを備えた情報提供装置を用意する。そして、
その情報提供装置からの待ち時間を検出する信号待ち時
間検出手段210と、エンジン40が作動中でかつ自車
両が停止した後、待ち時間がエンジン40を停止させる
ための停止用閾値以上の場合に、エンジン40を停止さ
せるように制御する制御回路120とを備えたエンジン
の自動始動停止装置を用意する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
の自動停止および自動始動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの自動始動停止装置は特
開平7−4284号公報に記載された物が知られてい
る。
【0003】図5に、従来のエンジンの自動始動停止装
置の構成を示すブロック図を示す。図5において、20
はキースイッチ、30はエンジンスターター、40はエ
ンジン、50はエンジン点火回路、60はエンジン作動
検出回路である。70は、ライトが点灯しているか否
か、ギアが後退ギアの位置に入っているかどうか、エン
ジン40の冷却水の温度、右折指示がされているか否
か、車速、アクセルの踏み込みがなされているか否か、
道路が傾斜しているか否か等の車両に関する各状態を検
出する各種センサである。80はすぐ前を走っている先
行車両と自車両との車間距離を検出する車間距離セン
サ、90は画像認識等を応用した車の前方にある信号の
色を識別する信号機色識別手段である。100はエンジ
ン点火回路50やエンジンスターター30を制御し、エ
ンジン40の始動、停止を行うとともに、変速機の制御
を行う制御回路、110は変速機の変換を行う変速機変
換装置である。
【0004】以上のような従来のエンジンの自動始動停
止装置において、最初のエンジン40始動時にはキース
イッチ20を接続してエンジンスターター30を起動す
るとともに、エンジン点火回路50を起動させて、エン
ジン40を始動する。その後しばらく走行し、各種セン
サ70によってエンジン40の暖気が十分に完了したと
判断された後は、制御回路100はエンジン40の自動
始動、停止の制御を可能とする。そして、車間距離セン
サ80は、自車両と先行車との車間距離を測定し、その
測定値があらかじめ設定された設定値以下の場合、その
旨の信号を制御回路100へ出力する。また、信号機色
識別手段90は、自車両前方の最も近い位置にある信号
機の信号の色を識別し、その識別した色に応じた信号を
制御回路100へ出力する。そして、自車両と先行車と
の車間距離が設置値以下であって、自車両前方の最も近
い位置にある信号機の信号の色が黄色または赤色である
場合で、かつ、各種センサ70によって、車速がゼロで
あり、ライトの点灯もなく、エンジン40の冷却水の温
度がエンジン40を停止しても異常に高くなるおそれが
なく、ギアの位置が後退ギアの位置でなく、右折指示が
なく、アクセルの踏み込みがなく、道路傾斜もないこと
が検出された場合、制御回路100はエンジン点火回路
50を遮断し、エンジン40を停止する。エンジン40
が停止した後、信号が赤から青に変化した場合には、信
号機色識別手段90は、信号の色が変化したことを意味
する信号を制御回路100へ送る。その後、変速機変換
装置110は制御回路100からの指示を受けて、ギア
をニュートラルまたはパーキングへ動かし、続いて制御
回路100は、エンジンスターター30及びエンジン点
火回路50を通電してエンジン40の始動を行う。エン
ジン40の始動が完了すれば、エンジン作動検出回路6
0は、エンジン40が作動開始したことを制御回路10
0へ通知し、制御回路100はエンジンスタータ30を
停止させる。以上の一連の動作により、交差点での信号
待ちでエンジン40のアイドリングを自動的に停止し、
燃料の節約と環境への負荷の軽減を行う。
【0005】さらに、上述したエンジンの自動始動停止
装置とは別の、従来のエンジンの自動始動停止装置とし
て特開平6−257483号公報に記載された物も知ら
れている。これは、エンジンの自動停止に先立ち、前回
の自動停止後の走行距離を算出し、その値が設定値以上
でなければ他の条件が自動停止のための条件に合致して
いてもエンジンを停止させないものであり、エンジンの
頻繁な始動によるバッテリーの消耗を防止するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−4284号公報に記載されたエンジンの自動始動停
止装置は、先行車両と自車両との車間距離および信号の
色に応じてエンジン40の停止、始動を決定しているた
め、信号機が赤信号から青信号に変わる直前であって
も、信号の色が赤であればエンジン40を自動停止して
しまう。しかしながら、青信号に変わる直前にエンジン
40を停止しても、すぐに信号が青となるため、停止し
たエンジン40をすぐに始動させる必要がでてくる。そ
のためバッテリーやエンジンスターター30の消耗を早
めてしまうおそれがあった。また、一度エンジン40を
停止すると、信号が青に変化してからエンジン40を始
動するため、特に該当車両が信号待ちの列の先頭に停車
していた場合には発進に時間を要し、交通渋滞の一因と
なるおそれがあった。
【0007】また特開平6−257483号公報に記載
されたエンジンの自動始動停止装置では、車速センサで
停車を検出しており、特開平7−4284号広報に記載
されたエンジンの自動始動停止装置と同様に、信号が青
信号に変わる直前であっても赤信号であればエンジンを
自動停止してしまい、バッテリーやエンジンスターター
の消耗を早めてしまうおそれがあった。また、信号が青
に変化してからエンジンを始動するため、特に該当車両
が信号待ちの列の先頭に停車していた場合には発進に時
間を要し、交通渋滞の一因となるおそれがあった。
【0008】本発明は、このような従来のエンジンの自
動始動停止装置が、先行車両と自車両との車間距離があ
らかじめ設定された条件を満たし、かつ自車両前方の最
も近い位置にある信号機の信号が赤色であれば、その他
の状況がどのような状況であるかにかかわらずエンジン
を停止するという課題を考慮し、停車後の自車両をとり
まく状況に応じてエンジンを停止させるエンジンの自動
始動停止装置を提供することを目的とするものである。
【0009】また、本発明は、従来のエンジンの自動始
動停止装置が、自車両が停車した後、信号機の信号が赤
色から青色に変わった後でなければエンジンを始動しな
いという課題を考慮し、信号機の信号が赤色から青色に
変わる前に自車両のエンジンを始動させるエンジンの自
動始動停止装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】さらに、本発明は、上述したエンジンの自
動始動停止装置がエンジンを停止または始動させるさい
に必要とする情報を提供する情報提供装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、第1の本発明(請求項1に対応)は、自動車用の信
号機の青、黄および赤の各色の点灯タイミングを制御す
る信号制御手段と、前記信号制御手段からの前記各色の
点灯タイミングの情報を入力し、すくなくとも前記信号
機が黄または赤色を点灯しているときに、現時点から前
記信号機が次に青色を点灯するまでの待ち時間の情報を
提供する信号待ち時間情報提供手段とを備えたことを特
徴とする情報提供装置である。
【0012】第2の本発明(請求項3に対応)は、請求
項1または2記載の情報提供装置からの、前記待ち時間
の情報を入力し、その待ち時間を検出する信号待ち時間
検出手段と、前記信号待ち時間検出手段からの前記待ち
時間を利用して、エンジンの停止または始動を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンの自動始
動停止装置である。
【0013】第3の本発明(請求項4に対応)は、第2
の本発明のエンジンの自動始動停止装置の前記制御手段
が、前記エンジンが作動中でかつ自車両が停止した後、
前記待ち時間が前記エンジンを停止させるための所定の
停止用閾値以上の場合に、前記エンジンを停止させるよ
うに制御することを特徴とするエンジンの自動始動停止
装置である。
【0014】第4の本発明(請求項6に対応)は、第2
の本発明のエンジンの自動始動停止装置の前記制御手段
が、前記エンジンが一旦停止した後に前記待ち時間が前
記エンジンを始動させるための所定の始動用閾値以下と
なった場合に、前記エンジンを再始動させるように制御
することを特徴とするエンジンの自動始動停止装置であ
る。
【0015】第5の本発明(請求項10に対応)は、自
動車用の信号機の青、黄および赤の各色の点灯タイミン
グを制御する信号制御手段と、前記信号制御手段からの
前記各色の点灯タイミングの情報を入力し、すくなくと
も前記信号機が黄または赤色を点灯しているときに、現
時点から前記信号機が次に青色を点灯するまでの待ち時
間をカウントする信号待ち時間カウント手段と、前記待
ち時間が所定の閾値以上の場合に、エンジンの停止を指
示するエンジン停止指示手段とを備えたことを特徴とす
る情報提供装置である。
【0016】第6の本発明(請求項12に対応)は、自
動車用の信号機の青、黄および赤の各色の点灯タイミン
グを制御する信号制御手段と、前記信号制御手段からの
前記各色の点灯タイミングの情報を入力し、すくなくと
も前記信号機が黄または赤色を点灯しているときに、現
時点から前記信号機が次に青色を点灯するまでの待ち時
間をカウントする信号待ち時間カウント手段と、前記待
ち時間が所定の閾値以下の場合に、エンジンの始動を指
示するエンジン始動指示手段とを備えたことを特徴とす
る情報提供装置である。
【0017】第7の本発明(請求項14に対応)は、請
求項10から13のいずれかに記載の情報提供装置から
の、前記エンジンの停止の指示または前記エンジンの始
動の指示を受信する受信手段と、前記受信手段からの、
前記エンジンの停止の指示または前記エンジンの始動の
指示を利用して、エンジンの停止または始動を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンの自動始
動停止装置である。
【0018】第8の本発明(請求項18に対応)は、自
車両のエンジンの作動状態を検出する検出手段と、前記
検出手段からの前記エンジンの作動状態の情報を提供す
るエンジン作動状態情報提供手段とを備えたことを特徴
とする情報提供装置である。
【0019】第9の本発明(請求項20に対応)は、請
求項18または19記載の情報提供装置が設置されてい
る先行車両からの、その先行車両のエンジンの作動状態
の情報を受信する受信手段と、前記受信手段からの、前
記先行車両のエンジンの作動状態の情報を利用して、自
車両のエンジンの停止または始動を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするエンジンの自動始動停止装置
である。
【0020】第10の本発明(請求項25に対応)は、
請求項1、2、10から13、18、19のいずれかに
記載の情報提供装置の各構成手段の全部または一部の各
機能を実現するためのプログラムを格納したことを特徴
とする媒体である。
【0021】第11の本発明(請求項26に対応)は、
請求項3から9、14から17、20から24のいずれ
かに記載のエンジンの自動始動停止装置の各構成手段の
全部または一部の各機能を実現するためのプログラムを
格納したことを特徴とする媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1から図4を用いて説明する (実施の形態1)先ず、本発明の実施の形態1の情報提
供装置およびエンジンの自動始動停止装置の構成を述べ
る。
【0023】図1は本発明の実施の形態1のエンジンの
自動始動停止装置の構成を示すブロック図である。図2
は本発明の実施の形態1の情報提供装置の構成を示す図
面である。
【0024】図2に示すように、本発明の実施の形態1
の情報提供装置は、信号制御手段320と信号待ち時間
送信手段330から構成される。なお、図2には、自動
車用の信号機310、車両340aおよび340bも表
示する。信号制御手段320は、信号機310の信号の
青、黄および赤の各色の点灯タイミングを制御する手段
である。また、信号待ち時間送信手段330は、信号制
御手段320からの信号の各色の点灯タイミングの情報
を入力し、信号機310が黄または赤色を点灯している
ときに、現時点から信号機310が次に青色を点灯する
までの待ち時間の情報を、信号機310の黄色または赤
色点灯により信号待ちをしている車両340a、340
b、…へ電波で送信する手段である。つまり、信号待ち
時間送信手段330は、信号機310が黄または赤色を
点灯している場合、次に青色が点灯されるまでの待ち時
間の情報を、電波で、時々刻々送信するということであ
る。なお、本発明の実施の形態1の情報提供装置は、信
号機310の近傍または信号機310に設置される。ま
た、請求項1の本発明の、信号制御手段として信号制御
手段320、信号待ち時間情報提供手段として信号待ち
時間送信手段330を用いた。
【0025】次に、本発明の実施の形態1のエンジンの
自動始動停止装置は、図1に示すように、図5の信号機
色識別手段90の代わりに、信号待ち時間検出手段21
0と受信機220、さらにバッテリー充電量検出手段2
30を備えている点が、図5の従来のエンジンの自動始
動停止装置と異なる。また、本発明の実施の形態1のエ
ンジンの自動始動停止装置の制御回路120も、従来の
エンジンの自動始動停止装置の制御回路100とは異な
る。さて、受信機220は、情報提供装置の信号待ち時
間送信手段330からの待ち時間の情報の電波を受信す
る手段である。信号待ち時間検出手段210は、受信機
220によって受信された電波から、待ち時間を検出す
る手段である。バッテリー充電量検出手段230は、バ
ッテリーの充電量を検出する手段である。制御回路12
0は、信号待ち時間検出手段210からの待ち時間の情
報を利用して、エンジンの停止または始動を制御する手
段である。なお、図1において、上述した各構成要素以
外のもので、図5と同一物には同一番号を付している。
また、本発明の実施の形態1のエンジンの自動始動停止
装置は、自動車に設置される。さらに、請求項3の本発
明の、信号待ち時間検出手段として信号待ち時間検出手
段210、制御手段として制御回路120を用いた。
【0026】以上のように構成されたエンジンの自動始
動停止装置と情報提供装置の動作を以下に述べる。
【0027】最初のエンジン40始動時にはキースイッ
チ20を接続してエンジンスターター30を起動すると
ともに、エンジン点火回路50を起動させて、エンジン
40を始動する。その後しばらく走行し、各種センサ7
0によってエンジン40の暖気が十分に完了したと判断
された後は、制御回路120はエンジン40の自動始
動、停止の制御を可能とする。そして、車間距離センサ
80は、自車両と先行車との車間距離を測定し、その測
定値があらかじめ設定された設定値以下の場合、その状
態を示す信号を制御回路120へ出力する。
【0028】その後、自車両前方の最も近い信号機31
0が黄色または赤色を示す場合、自車両は停止する。そ
のとき、情報提供装置の信号待ち時間送信手段330
は、信号制御手段320からの信号の各色の点灯タイミ
ングの情報を利用して、現時点から青信号までの待ち時
間の情報を、信号機310の黄色または赤色の点灯によ
り信号待ちをしている車両340aおよび340bへ電
波で送信する。信号待ち状態である自車両は、図1に示
した受信機220で現時点から青信号までの待ち時間の
情報を受信し、信号待ち時間検出手段210で待ち時間
を検出する。一方、制御回路120は、バッテリー充電
量検出手段230で検出されたバッテリーの充電状態
や、各種センサ70によって検出された一定の時間内の
エンジン40の累積停止回数、エンジン40の冷却水の
温度、車室内温度、外気温と車室内温度の差に応じてエ
ンジン40の自動停止のための青信号までの待ち時間の
停止用閾値を設定する。そして、制御回路120は、設
定した停止用閾値と、信号待ち時間検出手段210で検
出された待ち時間とを比較し、青信号までの待ち時間が
停止用閾値より大きければさらに各種センサ70で自車
両に関する各状態を探査する。つまり、例えば停止用閾
値が30秒であって待ち時間が50秒であれば、制御回
路120は、自車両に関する各状態を探査するというこ
とである。ここで、各種センサ70によって、車速がゼ
ロであることが示され、ライトの点灯もなく、エンジン
40の冷却水の温度がエンジン40を停止しても所定の
温度以上に高くなるおそれがなく、ギアの位置が後退ギ
アの位置でなく、右折指示されていなく、アクセルの踏
み込みがなく、道路傾斜もないことが検出された場合で
あって、かつ、車間距離センサ80によって自車両と先
行車との車間距離が設定値以下であることが検出された
場合、制御回路120は、エンジン点火回路50を遮断
し、エンジン40を停止するように制御する。
【0029】そして、エンジン40が自動停止した後、
信号待ち時間検出手段210によって検出された青信号
までの待ち時間がエンジン40の始動のための始動用閾
値(おおよそ5秒前後が適している)以下になった場
合、もしくは、エンジン40を自動停止したことにより
車室内温度、外気温と車室内温度の差、エンジン40の
冷却水の温度のうち少なくとも一つの条件が予め設定さ
れた許容範囲を超えた場合には、制御回路120は、変
速機変換装置110に信号へ送出してギアをニュートラ
ルまたはパーキングへ動かすように制御するとともに、
エンジンスターター30及びエンジン点火回路50を通
電してエンジン40の始動を行う。エンジン40の始動
が完了すれば、エンジン作動検出回路60は、エンジン
40が作動を開始したことを制御回路120へ通知し、
制御回路120は、エンジンスターター30を停止させ
る。
【0030】なお、上述した始動用閾値は、停止用閾値
と同様にして、バッテリー充電量検出手段230によっ
て検出されたバッテリーの充電量や、各種センサ70に
よって検出された一定の時間内のエンジン40の累積停
止回数、エンジン40の冷却水の温度、車室内温度、外
気温と車室内温度との差に応じて、制御回路120によ
って設定される。しかしながら、停止用閾値および/ま
たは始動用閾値は、制御回路120によって設定される
のではなく、制御回路120とは別の閾値設定手段をエ
ンジンの自動始動停止装置に備えて、その閾値設定手段
に設定させるとしてもよいし、ユーザによって設定され
るとしてもよい。
【0031】また、停止用閾値については、バッテリー
の充電量が所定の充電量または充電量の所定の範囲に対
して不十分な場合や、一定の時間内のエンジン40の累
積停止回数が所定の回数より多い場合には所定の値より
大きく、充電状態が十分な場合や一定の時間内のエンジ
ン40の累積停止回数が所定の回数より少ない場合には
所定の値より小さくしすることにより、充電不足による
バッテリーの消耗を防止することが出来る。また、エン
ジン40の冷却水の温度、車室内温度、外気温と車室内
温度との差をも考慮して総合的に判断し、エンジン40
停止のための停止用閾値を決定するとしてもよい。さら
に、バッテリーの充電量、一定の時間内のエンジン40
の累積停止回数、車室内温度、外気温と車室内温度の
差、エンジン40の冷却水の温度のうち少なくとも一つ
の条件が予め設定された所定の許容範囲を超えた場合に
は、エンジン40の停止を行わないとしてもよい。この
ようにすると、エンジン40の自動始動の回数を減ら
し、充電不足によるバッテリーの消耗を防止することが
できる。
【0032】以上のように、本実施の形態1において
は、エンジンの不必要な自動停止、始動を低減すること
が可能となりバッテリーの消耗を押さえると同時に、エ
ネルギー消費量を低減することも可能となる。
【0033】なお、上述した実施の形態1では、情報提
供装置の信号待ち時間送信手段330からの電波が所定
の範囲にのみ届くように、電波を送信するためのアンテ
ナの向きや形状、または電波の強度を調節し、停車した
車両が前方の最も近くの情報提供装置からの待ち時間の
電波のみを受信することができるようにをしてもよい。
また、停車した車両が、その車両に設置されているカー
ナビゲーションシステムを利用して、前方の最も近くの
情報提供装置を特定し、その情報提供装置からの待ち時
間の電波を受信するとしてもよい。
【0034】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2の情報提供装置およびエンジンの自動始動停止装置
の構成をその動作とともに述べる。
【0035】図3は、本発明の実施の形態2のエンジン
の自動始動停止装置の構成を示すブロック図である。図
3において、図5、図1と同一物は同一番号を付して説
明する。図3において、図1の信号待ち時間検出手段2
10と受信機220の代わりにカメラ410と待ち時間
検出手段420を備えている点が図1の本発明の実施の
形態1のエンジンの自動始動停止装置と異なる。
【0036】また、本発明の実施の形態2の情報提供装
置は、請求項1の情報提供装置の信号待ち時間情報提供
手段として電光掲示板のような掲示板が信号機310の
周辺に設定されたものであり、青信号になるまでの待ち
時間を電波ではなく、光学的に、いいかえると視覚的に
提示する点が実施の形態1の情報提供装置と異なる。
【0037】以上のように構成されたエンジンの自動始
動停止装置において以下その動作を述べる。図1と同一
番号を付した部分は図1の実施の形態1のエンジンの自
動始動停止装置の対応する各部分と同様な働きをする。
図3のエンジンの自動始動停止装置は、図1のように電
波で待ち時間が通知される場合と異なり、待ち時間検出
手段420が、車が停止した場合に、カメラ410によ
って撮影された自車両前方の視野内で自車両のおおよそ
正面にありもっとも近い信号機310の下部または周辺
に設置された青信号になるまでの待ち時間を提示する掲
示板の文字を識別し、待ち時間情報を制御手段120へ
提供する。以下の動作は、本発明の実施の形態1のエン
ジンの自動始動停止装置の動作と同じである。以上の動
作により、本実施の形態2においては、待ち時間表示に
応じてエンジンの自動始動停止を図1と同様に行うこと
が出来、エンジンの不必要な自動停止、始動を低減する
ことが可能となりバッテリーの消耗を押さえると同時
に、エネルギー消費量を低減することも可能となる。
【0038】なお、上述した実施の形態2では、信号待
ちで停止した車両に設置されるカメラ410が前方の最
も近くに設置されている掲示板のみを撮影することがで
きるように、カメラ410と掲示板とが対向するように
両者を設置する。
【0039】また、上述した実施の形態2では、請求項
9の本発明の、カメラとしてカメラ410、識別処理手
段として待ち時間検出手段420を用いた。
【0040】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3の情報提供装置およびエンジンの自動始動停止装置
の構成をその動作とともに述べる。
【0041】図4は、本発明の実施の形態3のエンジン
の自動始動停止装置と情報提供装置の構成を示すブロッ
ク図である。図4において、図5、図1、図3と同一物
は同一番号を付して説明する。図4において、図1の信
号待ち時間検出手段210と受信機220の代わりに先
行車両信号受信機510と先行車両エンジン作動情報検
出手段520とエンジン始動・停止状況送信手段530
を備えている点が図1の実施の形態1のエンジンの自動
始動停止装置と異なる。また、制御回路130も実施の
形態1のエンジンの自動始動停止装置の制御回路120
と異なる。なお、図4に示す実施の形態3のエンジンの
自動始動停止装置および情報提供装置は、自動車に設置
されるものとする。
【0042】以上のように構成されたエンジンの自動始
動停止装置および情報提供装置において以下その動作を
述べる。図1と同一番号を付した部分は図1の実施の形
態のエンジンの自動始動停止装置の対応する各部分と同
様な働きをする。図3のエンジンの自動始動停止装置お
よび情報提供装置は、実施の形態1または2とは異な
り、情報提供装置が、信号機の周辺に設置されているの
ではなく、エンジンの自動始動停止装置とともに自動車
に設置されている。
【0043】そして、自車両がエンジン40を停止また
は始動した場合、エンジン作動検出回路60によってエ
ンジン40が停止または始動したことが検出され、エン
ジン始動・停止状況送信手段530により後続の車両に
自車両がエンジン40を停止または始動したことを通知
する。また、先行車両信号受信機510は、先行車両よ
り送信されたエンジンの停止・始動信号を受信し、先行
車両エンジン作動情報検出手段520は、その受信され
た信号を復号し、エンジン始動停止状況送信手段530
は、先行車両がエンジンを停止または始動したことを後
続の車両に通知する。このように、同様の装備を前後の
車両が備えていれば、信号待ちでエンジンを停止した旨
の信号が前方の停止車両より順に後方に送られていく。
このようにして、信号や渋滞で停車してエンジンを停止
した車から後続車へ順次エンジンの停止信号が伝播す
る。同様に、エンジンの始動信号も前方の車両より後方
の車両に伝播する。
【0044】さて、先行車両信号受信機510が先行車
両からのエンジンの停止信号を受信した場合、先行車両
エンジン作動情報検出手段520によって復号され、か
つ各種センサ70によって車速がゼロであることが示さ
れた場合、制御回路130は、上述した実施の形態1の
エンジンの自動始動停止装置の制御回路120と同様に
して、バッテリー充電量検出手段230や各種センサ7
0で自車両の状態を探査する。ここで、各種センサ70
で、ライトの点灯もなく、エンジン40の冷却水の温度
がエンジン40を停止しても所定の温度以上に高くなる
おそれがなく、ギアの位置が後退ギアの位置でなく、右
折指示がなく、アクセルの踏み込みがなく、道路傾斜も
ないことが検出された場合、制御回路130は、エンジ
ン点火回路50を遮断し、エンジン40を停止させる。
ただし、バッテリーの充電量、一定の時間内のエンジン
40の累積停止回数、車室内温度、外気温と車室内温度
の差、エンジン40の冷却水の温度のうち少なくとも一
つの条件が予め設定された所定の許容範囲を超えた場合
には、制御回路130はエンジン40の停止の制御を行
わない。しかしその場合であっても、後続車のためにエ
ンジン停止信号をエンジン始動・停止状況送信手段53
0により後続車両へ送信する。
【0045】そしてエンジン40が自動停止した後、先
行車両からのエンジン始動信号を先行車両信号受信機5
10が受信した場合、受信された信号は先行車両エンジ
ン作動情報検出手段520により復号され、その復号さ
れた信号が制御回路130に送出される。その後、制御
回路130は、変速機変換装置110に信号を送出しギ
アをニュートラルまたはパーキングへ動かし、続いてエ
ンジンスターター30及びエンジン点火回路50を通電
してエンジン40の始動を行う。エンジン40の始動が
完了すれば、エンジン作動検出回路60がエンジン40
が作動を開始したことを制御回路130へ通知し、制御
回路130はエンジンスターター30を停止させる。ま
た、エンジン40が自動停止したことによりバッテリー
の充電量、車室内温度、外気温と車室内温度の差、エン
ジン40の冷却水の温度のうち少なくとも一つの条件が
予め設定された許容範囲を超えた場合には、先行車両信
号受信機510が先行車両からのエンジン始動信号を受
信しなくても、制御回路130は、エンジン40を始動
させるように制御する。また、制御回路130は、信号
待ちのため停車している自車両と信号機までの間の台数
に応じて、エンジン40を始動させる時刻を変動させて
もよい。つまり、例えば信号待ちのため停車している自
車両と信号機までの間の台数に応じて、エンジン40を
始動させる時刻を遅延してもよい。
【0046】以上の動作により、本実施の形態3におい
ては、先行車両のエンジンの始動停止に応じてエンジン
の自動始動停止を行うことが出来、渋滞の中でエンジン
の自動停止、始動を行っても、車の発進において先行車
両におくれることなく車を走らせることが出来る。ま
た、各種センサ70によって自車両の各状態を監視し、
エンジンの不必要な自動停止、始動を低減することが可
能となり、バッテリーの消耗を押さえると同時に、エネ
ルギー消費量を低減することも可能となる。
【0047】なお、上述した実施の形態3では、請求項
18の本発明の、検出手段としてエンジン作動検出回路
60、エンジン作動状態情報提供手段としてエンジン始
動・停止状況送信手段530を用いた。また、請求項2
0の本発明の、受信手段として先行車両信号受信機51
0、制御手段として制御回路130を用いた。また、上
述した実施の形態1および2では、信号待ち時間送信手
段330または掲示板が、信号制御手段320からの情
報を用いて、青信号までの待ち時間情報を送信するとし
たが、待ち時間情報を提供するのではなく、エンジンの
停止または始動を直接指示するとしてもよい。その場
合、情報提供装置は、自動車用の信号機の青、黄および
赤の各色の点灯タイミングを制御する信号制御手段と、
その信号制御手段からの各色の点灯タイミングの情報を
入力し、すくなくとも信号機が黄または赤色を点灯して
いるときに、現時点から信号機が次に青色を点灯するま
での待ち時間をカウントする信号待ち時間カウント手段
と、その信号待ち時間カウント手段によって検出された
待ち時間が所定の停止用閾値以上の場合に、エンジンの
停止を指示するエンジン停止指示手段と、待ち時間が所
定の始動用閾値以下の場合に、エンジンの始動を指示す
るエンジン始動指示手段とを備える必要がある。なお、
上述した停止用閾値と始動用閾値とは、実施の形態1に
おいてエンジンの自動始動停止装置を説明するさいに用
いたものと同様なものであるが、情報提供装置に利用さ
れる点が実施の形態1において説明したものと異なる。
またその場合に対応して、図1の信号待ち時間検出手段
120を、エンジンの停止または始動の指示を検出する
手段に置き換えて、そのエンジンの停止または始動の指
示にしたがって、エンジンの停止または始動の制御が行
われるとしてもよい。ただしその場合も、上述した実施
の形態1と同様にして、各種センサによって、車速がゼ
ロであることが示され、ライトの点灯もなく、エンジン
の冷却水の温度がエンジンを停止しても所定の温度以上
に高くなるおそれがなく、ギアの位置が後退ギアの位置
でなく、右折指示されていなく、アクセルの踏み込みが
なく、道路傾斜もないことが検出された場合であって、
かつ、車間距離センサによって自車両と先行車との車間
距離が設定値以下であることが検出された場合、制御回
路によってエンジンの停止が制御されることになる。ま
た、エンジンが自動停止した後、その自動停止により車
室内温度、外気温と車室内温度の差、エンジンの冷却水
の温度のうち少なくとも一つの条件が予め設定された許
容範囲を超えた場合には、制御回路によってエンジンの
始動の制御が行われる。
【0048】また、実施の形態3で説明したエンジン始
動・停止状況送信手段530は、自車両のエンジンの始
動停止状態を送信しても良いし、先行車両からの情報を
自車両の状態にかかわらずそのまま後続車両へ提供して
も良い。
【0049】また、上述した実施の形態1、2および3
では、情報提供装置は、待ち時間情報、エンジン停止指
示、またはエンジン始動指示を電波または掲示板によっ
て提供するとしたが、情報提供装置は、待ち時間情報、
エンジン停止指示、またはエンジン始動指示を、電磁波
や掲示板を用いて提供してもよいし、赤外線等の光学的
手段を用いて提供してもよいし、あるいは超音波等の音
響的手段で提供してもよい。その場合、受信側は、例え
ばカメラと画像識別処装置等の識別処理手段や、マイク
と音識別処理手段等を備えておく必要がある。
【0050】また、上述した実施の形態1から3では、
情報提供装置およびエンジンの自動始動停止装置の各構
成手段は、ハードウェアとして述べてきたが、本発明の
情報提供装置およびエンジンの自動始動停止装置の各構
成手段の全部または一部は、ハードウェアであってもよ
いし、ソフトウェアであってもよい。
【0051】さらに、請求項25の本発明は、請求項
1、2、10から13、18、19のいずれかに記載の
情報提供装置の各構成手段の全部または一部の各機能を
実現するためのプログラムを格納したことを特徴とする
媒体である。また、請求項26の本発明は、請求項3か
ら9、14から17、20から24のいずれかに記載の
エンジンの自動始動停止装置の各構成手段の全部または
一部の各機能を実現するためのプログラムを格納したこ
とを特徴とする媒体である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、停車後の自車両をとりまく状況に応じて
エンジンを停止させるエンジンの自動始動停止装置を提
供することができる。
【0053】また、本発明は、信号機の信号が赤色から
青色に変わる前に自車両のエンジンを始動させるエンジ
ンの自動始動停止装置を提供することができる。
【0054】さらに、本発明は、上述したエンジンの自
動始動停止装置がエンジンを停止または始動させるさい
に必要とする情報を提供する情報提供装置を提供するこ
とができる。
【0055】したがって、設定時間以上エンジンを止め
ることが出来る場合のみエンジンを停止することによ
り、バッテリーとエンジンスターターの消耗を防止し、
エンジンを停止しない場合、すなわちエンジンを稼動さ
せたままの場合のエネルギーにくらべ、エンジンを停止
しその後再始動する場合のエネルギーの方が大きい場合
のみエンジンを停止し、全体的に最小のエネルギー消費
を実現するという有利な結果が得られる。
【0056】また、先行車両に同期したエンジンの停
止、始動を可能とし、エンジンの始動がおくれたことに
よる車の発進のもたつきを防止し、エンジンの自動始動
停止が新たな交通渋滞の一因となることを防止する有利
な結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のエンジンの自動始動停
止装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1の情報提供装置の構成を
示す図
【図3】本発明の実施の形態2のエンジンの自動始動停
止装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3のエンジンの自動始動停
止装置と情報提供装置の構成を示すブロック図
【図5】従来のエンジンの自動始動停止装置の構成を示
すブロック図
【符号の説明】
20 キースイッチ 30 エンジンスターター 40 エンジン 50 エンジン点火回路 60 エンジン作動検出回路 70 各種センサ 80 車間距離センサ 90 信号機色識別手段 100 制御回路 110 変速機変換装置 120 制御回路 130 制御回路 210 信号待ち時間検出手段 220 受信機 230 バッテリー充電量検出手段 310 信号機 320 信号制御手段 330 信号待ち時間送信手段 340a、340b 車両 410 カメラ 420 待ち時間検出手段 510 先行車両信号受信機 520 先行車両エンジン作動情報検出手段 530 エンジン始動・停止状況送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 17/00 F02D 17/00 Q F02N 11/08 F02N 11/08 L K 11/10 11/10 E 15/00 15/00 E G08G 1/07 G08G 1/07 A 1/09 1/09 F (72)発明者 亀井 みち代 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森川 幸治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3D037 FA13 FA15 FA16 FA23 FA24 FA27 FB00 FB05 FB07 FB09 3G092 AA01 AC03 BA10 CA02 CB04 DG07 EA10 EA17 EB04 FA30 FA47 GB10 HE08Z HF02Z HF10Z HF12Z HG00Z HG04Z HG07Z 3G093 AA04 BA21 BA22 BA26 CB01 DA05 DA06 DA13 DB06 DB09 DB11 DB18 EA12 EC01 FA11 FB05 5H180 AA01 BB04 BB15 CC02 CC04 CC11 CC12 HH05 JJ28 LL01

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用の信号機の青、黄および赤の各色
    の点灯タイミングを制御する信号制御手段と、 前記信号制御手段からの前記各色の点灯タイミングの情
    報を入力し、すくなくとも前記信号機が黄または赤色を
    点灯しているときに、現時点から前記信号機が次に青色
    を点灯するまでの待ち時間の情報を提供する信号待ち時
    間情報提供手段とを備えたことを特徴とする情報提供装
    置。
  2. 【請求項2】前記信号待ち時間情報提供手段は、前記待
    ち時間の情報を、電磁波、光学的手段および音響的手段
    のうちのいずれかを用いて提供することを特徴とする請
    求項1記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の情報提供装置から
    の、前記待ち時間の情報を入力し、その待ち時間を検出
    する信号待ち時間検出手段と、 前記信号待ち時間検出手段からの前記待ち時間を利用し
    て、エンジンの停止または始動を制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とするエンジンの自動始動停止装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記エンジンが作動中で
    かつ自車両が停止した後、前記待ち時間が前記エンジン
    を停止させるための所定の停止用閾値以上の場合に、前
    記エンジンを停止させるように制御することを特徴とす
    る請求項3記載のエンジンの自動始動停止装置。
  5. 【請求項5】前記エンジンの停止の制御は、さらに、前
    記エンジンの暖気状態、前記自車両のバッテリーの充電
    状態、一定の時間内の前記エンジンの累積停止回数、前
    記自車両室内温度、前記自車両外気温、前記室内温度と
    前記外気温との差、および前記エンジンの冷却水の温度
    の全部または一部がそれぞれ対応する所定の設定値また
    は設定範囲を満たしている場合にのみ行われることを特
    徴とする請求項4記載のエンジンの自動始動停止装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記エンジンが一旦停止
    した後に前記待ち時間が前記エンジンを始動させるため
    の所定の始動用閾値以下となった場合に、前記エンジン
    を再始動させるように制御することを特徴とする請求項
    3記載のエンジンの自動始動停止装置。
  7. 【請求項7】自車両のバッテリーの充電状態、一定の時
    間内の前記エンジンの累積停止回数、前記自車両室内温
    度、前記自車両外気温、前記室内温度と前記外気温との
    差、および前記エンジンの冷却水の温度のうち少なくと
    も一つが所定の設定範囲を超えた場合には、前記待ち時
    間が前記始動用閾値を超えていても、前記制御手段は、
    前記エンジンを始動させるように制御することを特徴と
    する請求項6記載のエンジンの自動始動停止装置。
  8. 【請求項8】前記停止用閾値および前記始動用閾値は、
    それぞれ、前記バッテリーの充電状態、前記一定の時間
    内の前記エンジンの累積停止回数、前記自車両室内温
    度、前記自車両外気温、前記室内温度と前記外気温との
    差、および前記エンジンの冷却水の温度のうち少なくと
    も一つとそれに対応する設定値との差に応じて決定され
    ることを特徴とする請求項4または6記載のエンジンの
    自動始動停止装置。
  9. 【請求項9】前記信号待ち時間検出手段は、自車両の前
    方を撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された
    画像から前記待ち時間を識別する識別処理手段とを有す
    ることを特徴とする請求項3記載のエンジンの自動始動
    停止装置。
  10. 【請求項10】自動車用の信号機の青、黄および赤の各
    色の点灯タイミングを制御する信号制御手段と、 前記信号制御手段からの前記各色の点灯タイミングの情
    報を入力し、すくなくとも前記信号機が黄または赤色を
    点灯しているときに、現時点から前記信号機が次に青色
    を点灯するまでの待ち時間をカウントする信号待ち時間
    カウント手段と、 前記待ち時間が所定の閾値以上の場合に、エンジンの停
    止を指示するエンジン停止指示手段とを備えたことを特
    徴とする情報提供装置。
  11. 【請求項11】前記エンジン停止指示手段は、前記エン
    ジンの停止の指示を、電磁波、光学的手段および音響的
    手段のうちのいずれかを用いて行うことを特徴とする請
    求項10記載の情報提供装置。
  12. 【請求項12】自動車用の信号機の青、黄および赤の各
    色の点灯タイミングを制御する信号制御手段と、 前記信号制御手段からの前記各色の点灯タイミングの情
    報を入力し、すくなくとも前記信号機が黄または赤色を
    点灯しているときに、現時点から前記信号機が次に青色
    を点灯するまでの待ち時間をカウントする信号待ち時間
    カウント手段と、 前記待ち時間が所定の閾値以下の場合に、エンジンの始
    動を指示するエンジン始動指示手段とを備えたことを特
    徴とする情報提供装置。
  13. 【請求項13】前記エンジン始動指示手段は、前記エン
    ジンの始動の指示を、電磁波、光学的手段および音響的
    手段のうちのいずれかを用いて行うことを特徴とする請
    求項12記載の情報提供装置。
  14. 【請求項14】請求項10から13のいずれかに記載の
    情報提供装置からの、前記エンジンの停止の指示または
    前記エンジンの始動の指示を受信する受信手段と、 前記受信手段からの、前記エンジンの停止の指示または
    前記エンジンの始動の指示を利用して、エンジンの停止
    または始動を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するエンジンの自動始動停止装置。
  15. 【請求項15】前記制御手段は、前記エンジンが作動中
    でかつ自車両が停止した後、 前記エンジンの暖気状態、前記自車両のバッテリーの充
    電状態、一定の時間内の前記エンジンの累積停止回数、
    前記自車両室内温度、前記自車両外気温、前記室内温度
    と前記外気温との差、および前記エンジンの冷却水の温
    度の全部または一部がそれぞれ対応する所定の設定値ま
    たは設定範囲を満たしている場合にのみ、前記エンジン
    の停止を制御することを特徴とする請求項14記載のエ
    ンジンの自動始動停止装置。
  16. 【請求項16】前記制御手段は、自車両のバッテリーの
    充電状態、一定の時間内の前記エンジンの累積停止回
    数、前記自車両室内温度、前記自車両外気温、前記室内
    温度と前記外気温との差、および前記エンジンの冷却水
    の温度のうち少なくとも一つが所定の設定範囲を超えた
    場合には、前記エンジンの始動の指示がなされなくて
    も、前記エンジンを始動させるように制御することを特
    徴とする請求項14記載のエンジンの自動始動停止装
    置。
  17. 【請求項17】前記受信手段は、自車両の前方を撮影す
    るカメラと、前記カメラによって撮影された画像から前
    記エンジンの停止の指示またはエンジンの始動の指示を
    識別する識別処理手段とを有することを特徴とする請求
    項14記載のエンジンの自動始動停止装置。
  18. 【請求項18】自車両のエンジンの作動状態を検出する
    検出手段と、前記検出手段からの前記エンジンの作動状
    態の情報を提供するエンジン作動状態情報提供手段とを
    備えたことを特徴とする情報提供装置。
  19. 【請求項19】前記エンジン作動状態情報提供手段は、
    前記エンジンの作動状態の情報を、電磁波、光学的手段
    および音響的手段のうちのいずれかを用いて行うことを
    特徴とする請求項18記載の情報提供装置。
  20. 【請求項20】請求項18または19記載の情報提供装
    置が設置されている先行車両からの、その先行車両のエ
    ンジンの作動状態の情報を受信する受信手段と、 前記受信手段からの、前記先行車両のエンジンの作動状
    態の情報を利用して、自車両のエンジンの停止または始
    動を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするエン
    ジンの自動始動停止装置。
  21. 【請求項21】前記制御手段は、前記エンジンが作動中
    でかつ自車両が停止した後、 前記エンジンの暖気状態、前記自車両のバッテリーの充
    電状態、一定の時間内の前記エンジンの累積停止回数、
    前記自車両室内温度、前記自車両外気温、前記室内温度
    と前記外気温との差、および前記エンジンの冷却水の温
    度の全部または一部がそれぞれ対応する所定の設定値ま
    たは設定範囲を満たしている場合にのみ、前記エンジン
    の停止を制御することを特徴とする請求項20記載のエ
    ンジンの自動始動停止装置。
  22. 【請求項22】前記制御手段は、自車両のバッテリーの
    充電状態、一定の時間内の前記エンジンの累積停止回
    数、前記自車両室内温度、前記自車両外気温、前記室内
    温度と前記外気温との差、および前記エンジンの冷却水
    の温度のうち少なくとも一つが所定の設定範囲を超えた
    場合には、前記エンジンの始動の指示がなされなくて
    も、前記エンジンを始動させるように制御することを特
    徴とする請求項20記載のエンジンの自動始動停止装
    置。
  23. 【請求項23】前記制御手段は、前記自車両より前方で
    信号待ちしている車の台数の情報を入力し、その車の台
    数を考慮して、前記エンジンの始動の時刻を決定するこ
    とを特徴とする請求項20または22記載のエンジンの
    自動始動停止装置。
  24. 【請求項24】前記受信手段は、自車両の前方を撮影す
    るカメラと、前記カメラによって撮影された画像から前
    記先行車両のエンジンの作動状態またはエンジンの作動
    しようとする状態の情報を識別する識別処理手段とを有
    することを特徴とする請求項20記載のエンジンの自動
    始動停止装置。
  25. 【請求項25】請求項1、2、10から13、18、1
    9のいずれかに記載の情報提供装置の各構成手段の全部
    または一部の各機能を実現するためのプログラムを格納
    したことを特徴とする媒体。
  26. 【請求項26】請求項3から9、14から17、20か
    ら24のいずれかに記載のエンジンの自動始動停止装置
    の各構成手段の全部または一部の各機能を実現するため
    のプログラムを格納したことを特徴とする媒体。
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