JP2000017625A - 電動ブロワ - Google Patents

電動ブロワ

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JP2000017625A
JP2000017625A JP10184427A JP18442798A JP2000017625A JP 2000017625 A JP2000017625 A JP 2000017625A JP 10184427 A JP10184427 A JP 10184427A JP 18442798 A JP18442798 A JP 18442798A JP 2000017625 A JP2000017625 A JP 2000017625A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のブロワは、原動機として2サイクルガ
ソリンエンジン等の内燃機関を用いていたため、作業時
の騒音が大きいという欠点があった。 【解決手段】 ブロワにおいて、バッテリー18に接続
された電動モータ5の出力軸を該ブロワのファンに連動
連結して、電動ブロワ1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庭や工場敷地内等
の清掃作業のために、落葉や塵屑等を吹き飛ばして掃除
しやすい場所に集めるためのブロワの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、庭等に落ちている落葉やゴミ
等を吹き飛ばして掃除しやすい場所に集める等のため
に、ブロワを用いる技術は公知となっている。該ブロワ
は、機体本体に原動機及び該原動機により駆動されるフ
ァンを搭載するとともに、前記機体本体に送風口を設
け、該送風口にブロワパイプを設け、前記原動機の駆動
力による前記ブロワファンの回転に基づいて生起された
圧風を高速空気流として前記ブロワパイプの先端から地
面等へ向けて吐出するものであり、前記の吐出された高
速空気流を利用して落葉、塵屑等を吹き飛ばして集めて
清掃作業等を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のブロワ
は、原動機として2サイクルガソリンエンジン等の内燃
機関を用いていたため、作業時の騒音が大きく、作業者
にとって不快であるばかりでなく、近隣に迷惑をかける
ことが多かった。また、内燃機関から排気が発生するの
で、作業者は悪環境下での作業を余儀なくされていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、バッテリーに
接続された電動モータの出力軸をブロワのファンに連動
連結し、前記ブロワ及びバッテリーをフレーム上に載置
し、該フレームに車輪を取り付けたものである。
【0005】請求項2においては、前記ブロワの機体本
体をフレームに対して上下回動可能に支持連結したもの
である。
【0006】請求項3においては、前記フレームに操作
ハンドルを設け、該操作ハンドルをフレームに対して上
下回動可能に支持連結したものである。
【0007】請求項4においては、前記ブロワのブロワ
パイプをフレームに対して左右回動可能に支持連結し、
一方前記操作ハンドルにレバーを設け、該レバーと該ブ
ロワパイプをワイヤーで連動連結したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施例を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る電動ブロワの構成を示す
側面図、図2は同じく上面図、図3は同じく正面図、図
4はブロワ機体本体をフレームに固定する構成を示す説
明図、図5はブロワ機体本体後部をフレーム後部に固定
する構成を示す電動ブロワの後面一部切欠断面図、図6
はハンドルの取付部分近傍の構成を示す斜視図、図7は
同じくハンドルの取付部分近傍の構成を示す正面一部切
欠断面図、図8はブロワのブロワパイプ部の構成を示し
た上面図である。
【0009】はじめに図1から図3までを用いて本実施
例の全体構成について説明する。即ち、図1から図3ま
でに示す電動ブロワ1は、機体本体2、ブロワパイプ部
3、及びフレーム部4からなり、前記機体本体2の一側
側部に原動機として電動モータ5が配置される。また、
該電動モータ5と対向し、かつ、前記機体本体の他側側
部寄りの位置には遠心式ブロワファン(図示省略)が配
置され、該ブロワファンは前記電動モータ5の出力軸に
連動連結され、該電動モータ5により駆動回転するよう
に構成している。
【0010】図2及び図3で示すように前記機体本体2
は中空円盤状のカバー6で形成され、該カバー6は左右
両側に二分割された左右のカバー6a・6bにより構成
されている。このうち右側カバー6bには側面視中央位
置に空気取り入れ開口(図示省略)が設けられ、該空気
取り入れ開口より周囲の空気がカバー6内部に導かれ、
前記ブロワファンの回転により機体カバー6下側の前部
に設けられた送風口7より前方に吐出される構成として
いる。
【0011】そして、該送風口7にはフレキシブルホー
ス8の基部側端部が固設され、該フレキシブルホース8
の先端側の端部においては吐出パイプ9を取り付けてお
り、フレキシブルホース8及び吐出パイプ9の二者によ
ってブロワパイプ部3を構成している。そして、図4及
び図8に示すように(図4においては後述するように一
定の部品の図示を省略している)、送風口7の上面には
第一取付部材10が該送風口7外周面の上側部分に沿っ
て設けられ、該第一取付部材10の正面視左右両端がそ
れぞれボルト11・11によってフレーム前端に螺設固
定され、該送風口7近傍を後述するフレーム12前端部
の中央位置に固定している。
【0012】機体本体2のカバー6のうち左側カバー6
aには外側面に円板状のモータ取付板13が固設され、
該モータ取付板13の側面中央部分の位置には電動モー
タ5が取り付けられている。そして、該電動モータ5の
出力軸はモータ取付板13の中心部分に設けられた開口
(図示省略)を挿通してカバー6内部に突出して、該カ
バー6内において前記ブロワファンを連動連結してい
る。そしてモータ取付板13には、さらにその側面の後
部下側位置において平板状の第二取付部材14を固設し
ている。
【0013】そして図2に示すように、該機体本体2は
上面視T字状に形成したフレーム12の対称軸上に載置
されている。該フレームは「T」の字を構成する横棒の
部分が前側に位置するように配置され、機体本体2の送
風口7付近を前述の第一取付部材10によりフレーム1
2前端に固定する一方、機体本体の後部は、側面下側に
固設された前述の第二取付部材によりフレーム12後部
に取り付けられている。
【0014】該フレーム12の下面においては、軸支部
15・15を正面視左右に一つずつ配置固定し、この二
つの軸支部に車軸16を架設して枢支し、フレーム12
前側の左右端部それぞれにおいて該車軸16に車輪17
・17を取り付け、該車輪17・17によって電動ブロ
ワ1が前後方向に移動可能となるように構成している。
なお、本実施例では左右二つの車輪17・17は相対的
に回動不能となるよう車軸16を介して連結されている
が、左右二つの車輪17・17を相対的に回動可能に取
り付けるよう構成して二つの車輪17・17の差動的な
回転ができるようにして、電動ブロワ1の移動の際右折
及び左折が容易となるようにすることもできる。そして
機体本体2と左右の車輪17・17との間の位置にはバ
ッテリー18・18をフレーム12上にそれぞれ載置し
て、該バッテリー18・18は図示しない導線を介して
前記電動モータ5に接続され、該電動モータ5に電力を
供給している。
【0015】フレーム12後部には、略V字状に形成さ
れたハンドル支持体19を正面視中央部分が後方上側と
なるよう配置し、その両端をフレーム12の正面視左右
側の後側端面に固設している。そして、該ハンドル支持
体19の正面視中央部分にはハンドル取付部20が上方
に突設され、該ハンドル取付部20に電動ブロワ1を操
作するためのハンドル21を取り付けている。
【0016】前記ハンドル取付部20近傍の構成を図6
及び図7を用いて説明する。即ち、ハンドル21の正面
視中央部分には二枚のハンドル連結板22a・22bが
左右対称の位置に下方に向けて突設され、この二枚のハ
ンドル連結板22a・22bで挟まれた空間に前述のハ
ンドル取付部20の上側部分を挿入している。また、二
枚の前記ハンドル連結板22a・22bとハンドル取付
部20との間には二つのリング23・23が隙間のない
よう配置されて、二枚のハンドル連結板22a・22b
の下部及びハンドル取付部20の上部には正面視左右方
向に貫通孔が開口されている。そして、二枚の連結板2
2a・22b、ハンドル取付部20、及び二つのリング
23・23は、左右一側のハンドル連結板22bの外側
からボルトを貫通して連結され、該ボルト24の頭部は
該一側のハンドル連結板22bの外側面に回動不能に固
定される。一方、他側のハンドル連結板22aの外側に
はハンドル固定取手25が配置され、該取手25の軸心
上には前記ボルト24に係合するネジ孔を開口し、該ネ
ジ孔にボルト24の先端を螺装して固定することによ
り、ハンドル連結板22a・22b及びハンドル取付部
20が連結された状態で固定される。
【0017】従って、該ハンドル固定取手25をボルト
24が緩む方向に回転させた場合は、ボルト24を軸心
にハンドル21が回動可能となってハンドル21の角度
が自在に変更でき、所望の角度となったときにハンドル
固定取手25を逆方向に回転させれば、ハンドル21は
ボルト24の締め付けにより該角度で固定されるので、
ハンドル21の角度が自由に調節できるのである。
【0018】ハンドル取付部20上方のハンドル連結板
22a・22bに挟まれた位置には作動スイッチ33が
配置されて二枚のハンドル連結板22a・22bに固定
されており、該スイッチ33は図示しない導線によって
電動モータ5及びバッテリー18に接続されていて、該
スイッチ33によって電動モータ5の作動を制御するよ
うにしている。なお、このスイッチの配置は一例であ
り、他の配置も考え得るので、この実施例に限定するも
のではない。
【0019】次に、第二取付部材近傍の構成について、
図4及び図5を用いて説明する。なお、図4において
は、説明の便宜上、車輪、ハンドル支持体、バッテリ
ー、スタンド、チューブその他の図示を省略している。
即ち、前述のように機体本体2の一側側面に固設された
モータ取付板13には、さらにその側面の後部下側位置
において平板状の第二取付部材14を固設している。一
方フレーム12の後部位置上面には、機体取付板30が
前記第二取付部材14と平行かつ側面視で一部重なり合
うよう上方に向けて突設され、該機体取付板30には上
下方向に案内溝30dを形成している。また、フレーム
12の後部端面には機体取付板支持部材34の一端が固
設されて、該支持部材34は上方斜めに延出されてその
先端を機体取付板30の後部に固設して、機体取付板3
0を支持補強している。
【0020】そして、第二取付部材14には、側面視で
該機体取付板30と重なる位置に外側に向けて水平に連
結棒31が植設され、該連結棒は前記機体取付板30の
案内溝30dを挿通して外側へ突出して、該連結棒31
の先端においては外周面に雄ネジ部を形成する。一方、
機体固定取手32の軸心上に挿入孔を開口し、該挿入孔
の内周面は該連結棒31外周面の雄ネジと螺合する雌ネ
ジを形成して、該挿入孔に連結棒31の先端を螺装して
固定することにより、第二取付部材14と機体取付板3
0とが連結した状態で固定される。
【0021】従って、図4に示すように、前記機体固定
取手32をネジが緩む方向に回転させると、第二取付部
材14に突設した前記連結棒31が機体取付板30の案
内溝30dに沿うように摺動可能となり、機体本体2の
フレーム12に対する取付角度を変更できることとな
る。そして、機体本体2の取付角度が所望の角度となっ
たときは、該機体固定取手32を前記と逆方向に回転さ
せれば、第二取付部材14と機体取付板30の二者は該
機体固定取手32の締め付けにより固定され、機体本体
2はその所望の取付角度でフレーム12に固定されるの
である。
【0022】また、フレーム12の後部端面の中央部分
にはスタンド35が固設されて鉛直下方に垂下され、電
動ブロワ1の収納等のときには該スタンド35の下端を
地面に接触させてフレーム12の後部を支持させて、該
ブロワ1を収納場所に安定した状態で格納できるように
している。なお、清掃作業等で電動ブロワ1を利用する
際は、操作者がハンドル21をわずかに持ち上げること
により、スタンド35が地面から離れ、電動ブロワ1の
自重はフレーム12左右端の車輪17・17に作用する
こととなり、従って電動ブロワ1は前後方向に自由に移
動させることができるのである。また、自転車等のスタ
ンドの如く、ブロワ1を利用する際にはスタンドを跳ね
上げることができるように構成し、ブロワ1の移動の際
にスタンド35が地面に擦れて作業の邪魔になるのを防
止するようにすることもできる。
【0023】次に、ハンドル21のレバー部分の構成に
ついて説明する。即ち、図2及び図3で示すように、前
述したハンドル21は略U字状に形成されており、該ハ
ンドル21の両端にはグリップ26a・26b及びレバ
ー27a・27bが取り付けられており、該レバー27
a・27bにはそれぞれワイヤーの一端が取り付けら
れ、該レバー27a・27bを操作者が握ると該レバー
27a・27bに取り付けられたワイヤーが引張られる
ように構成している。そして、それぞれのレバー27a
・27b近傍の位置からブロワ機体本体2の送風口7近
傍までの間に細長いチューブ29a・29bが二本配設
されており、前記二本のワイヤーは該チューブ29a・
29bそれぞれの内部を挿通してブロワ機体本体2の送
風口7近傍まで引き出される。
【0024】次に、ブロワパイプ部の構成について、図
8を用いて説明する。即ち、機体本体2の送風口7をフ
レーム12に固定する第一取付部材10の上面には平板
状の回動基部36が固設され、該回動基部36の上面に
は、チューブ支持部材37が取り付けられている。該チ
ューブ支持部材37は、水平部37hと垂直部37vと
を有する断面L字状に形成されており、水平部37hに
おいてはその下面を前記回動基部36の上面に固設し、
垂直部36vは正面視左右両側部分を互いに対向するよ
うわずかに斜めに曲げられて該左右両側部分に貫通孔が
一ずつ開口されている。
【0025】そして、ハンドル21の正面視左側に接続
されたチューブ29aは前記垂直部の正面視左側の貫通
孔に挿通され、ハンドルの正面視右側に接続されたチュ
ーブ29bは前記垂直部の正面視右側の貫通孔に挿通さ
れ、それぞれのチューブ29a・29bの端部近傍はパ
イプ状の固定部材38・38を介して該垂直部37vに
固定されている。そして、チューブ29a・29bそれ
ぞれの端部から引き出されたワイヤー28a・28bの
先端には、リング状の連結体39a・39bをそれぞれ
固設している。
【0026】回動基部36は、チューブ支持部材37よ
り前方に延出されて、その先端において円板状の回動体
40をボルト軸41により枢着している。そして、前記
回動体40にはボルト軸41の左右側位置にそれぞれ円
板状の突起42a・42bを設け、該突起42a・42
bのそれぞれに鉛直上方に向けて係止軸43a・43b
を突設して、左側の突起42aの係止軸43aは前記連
結体39a・39bのうち左側のワイヤー28a先端に
固設された連結体39aのリング部分の中心を挿通し、
右側の突起42bの係止軸43bは右側のワイヤー28
b先端に固設された連結体39bのリング部分の中心を
挿通し、それぞれの係止軸43a・43b上端において
抜止ピン44a・44bを該係止軸に垂直に貫通して前
記連結体39a・39bが抜けないように構成して、回
動体40と二本のワイヤー28a・28bを連結してい
る。回動体40のブロワ前方側端部には、細長い平板状
の第一連結部材45を固設してフレキシブルホース8の
先端側端部近傍まで延出して、該第一連結部材45の先
端部近傍の下面には第二連結部材46を枢着し、該第二
連結部材46はフレキシブルホース8の先端側端部を外
嵌固定しているパイプ連結部47の上面に固着されてい
る。そして、該パイプ連結部47には、吐出パイプ9が
挿入固定されて、前記回動体40が各連結部材45・4
6・47を介して吐出パイプ9を連結する構成としてい
る。
【0027】ハンドル21とブロワパイプ部3を上記構
成とすることにより、ハンドル21の両端に設けられた
レバー27a・27bのうち正面視左側のレバー27a
を握ると、該レバー27aは該レバーに取り付けられて
いるワイヤー28aに引張り力を作用させる。従って、
該ワイヤー28aに連結体39aを介して接続されてい
る回動体40の左側突起上の係止軸43aは、該ワイヤ
ー28aにより後方に引張られ、その結果回動体40は
ボルト軸41を軸心として先端側が左に向くように傾動
し、この結果該回動体40に連結部材45・46を介し
て連結された吐出パイプ9が先端側を左に向けるのであ
る。また、ハンドル21の正面視右側に位置するレバー
27bを握った場合は、逆に回動体40の右側突起の係
止軸43bがワイヤー28bにより後方に引張られて回
動体40は先端側が右に向くよう傾き、結果として吐出
パイプ9は先端側を右に向ける。即ち、ハンドル21の
左右に設けられたレバー27a・27bのうちいずれか
を握ることにより、ブロワパイプ部3全体の向きを左右
に傾動操作できるように構成している。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1に示す如
く、バッテリーに接続された電動モータを該ブロワのフ
ァンの駆動に用いるように構成したので、清掃作業時の
騒音が低減され、排気ガスの発生もなく、作業者に快適
な環境下での作業を提供できるのである。また、前記ブ
ロワ及びバッテリーをフレーム上に載置し、該フレーム
に車輪を設けたので、車輪によってブロワの自重を支持
する構造となり、ブロワを手に持って作業する場合に比
べてブロワの自重を作業者が支える必要がないので、作
業者の疲労が低減できるのである。この効果は大出力の
ブロワのような自重の大きいブロワを用いた場合に特に
顕著である。また、フレームに取り付けられた車輪によ
ってブロワを自在に移動させることができ、庭等に広範
囲に散らばっている落葉等も容易に吹き集めることがで
きるのである。
【0029】また、請求項2に示す如く、前記ブロワの
機体本体をフレームに対して上下回動可能に支持連結し
たので、地面に対するブロワの角度を容易に変更するこ
とができ、従って、ブロワファンの回転に基づいて生起
された圧風が吐出パイプから吐出されて地面に当たる際
の角度を調節することができる。このことにより、効率
的に落葉等を吹き飛ばすことができ、かつ吹き飛ばされ
た落葉等が舞い上がったりしないような角度に該角度を
適宜調節して、清掃作業の効率を高めることができる。
【0030】また、請求項3に示す如く、前記フレーム
に操作ハンドルを設けたので、該ハンドルの操作により
ブロワの位置や方向の変更を簡単に行うことができ、清
掃作業時の作業性が向上するのである。また、前記操作
ハンドルをフレームに対して上下回動可能に支持連結し
たので、ハンドルの角度を自由に変更でき、グリップの
上下位置が調整できるので、作業者それぞれに適したグ
リップ位置でブロワを使用することができ、ブロワの操
作が容易となって作業時の疲労も軽減されるのである。
【0031】また、請求項4に示す如く、前記ブロワの
ブロワパイプをフレームに対して左右回動可能に支持連
結し、一方前記操作ハンドルにレバーを設け、該レバー
と該ブロワパイプをワイヤーで連動連結したので、ブロ
ワ全体の向きを変えることなくレバーを握るだけでブロ
ワのブロワパイプの角度を左右に揺動変更できるので、
簡単な操作で左右広範囲の地面に圧風を当てて広い領域
に散らばっている落葉を一掃でき、作業の一層の効率化
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電動ブロワの構成を示
す側面図。
【図2】同じく上面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】ブロワ機体本体をフレームに固定する構成を示
す説明図。
【図5】ブロワ機体本体後部をフレーム後部に固定する
構成を示す電動ブロワの後面一部切欠断面図。
【図6】ハンドルの取付部分近傍の構成を示す斜視図。
【図7】同じくハンドルの取付部分近傍の構成を示す正
面一部切欠断面図。
【図8】ブロワのブロワパイプ部の構成を示した上面
図。
【符号の説明】
1 電動ブロワ 2 機体本体 3 ブロワパイプ部 5 電動モータ 6 カバー 8 フレキシブルホース 9 吐出パイプ 12 フレーム 17 車輪 21 ハンドル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーに接続された電動モータの出
    力軸をブロワのファンに連動連結し、前記ブロワ及びバ
    ッテリーをフレーム上に載置し、該フレームに車輪を取
    り付けたことを特徴とする電動ブロワ。
  2. 【請求項2】 前記ブロワの機体本体をフレームに対し
    て上下回動可能に支持連結したことを特徴とする請求項
    1記載の電動ブロワ。
  3. 【請求項3】 前記フレームに操作ハンドルを設け、該
    操作ハンドルをフレームに対して上下回動可能に支持連
    結したことを特徴とする請求項2記載の電動ブロワ。
  4. 【請求項4】 前記ブロワのブロワパイプをフレームに
    対して左右回動可能に支持連結し、一方前記操作ハンド
    ルにレバーを設け、該レバーと該ブロワパイプをワイヤ
    ーで連動連結したことを特徴とする請求項3記載の電動
    ブロワ。
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