JP2000016174A - 乗物用ランプ駆動装置及び駆動方法 - Google Patents

乗物用ランプ駆動装置及び駆動方法

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JP2000016174A
JP2000016174A JP10188555A JP18855598A JP2000016174A JP 2000016174 A JP2000016174 A JP 2000016174A JP 10188555 A JP10188555 A JP 10188555A JP 18855598 A JP18855598 A JP 18855598A JP 2000016174 A JP2000016174 A JP 2000016174A
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lamp
signal
drive
turn
driving
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JP10188555A
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English (en)
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Yuichi Kuramochi
祐一 倉持
Tatsuya Yoshida
龍也 吉田
Mitsuru Koni
満 紺井
Kiyoshi Horibe
清 堀部
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ターンシグナル,ストップランプ等、車両運行
上、常時使用される車両運行上重要なランプ断線時のバ
ックアップを行うことによって、追突,衝突等の交通事
故の危険性を低減させること。 【解決手段】車両前後のランプを駆動するための駆動素
子を設けたモジュールをモジュールと各ランプ間のワイ
ヤーハーネスが最短になるように車両の前後に設置す
る。モジュールに内蔵された駆動素子の内、ターンラン
プ,ストップランプには断線検出機能を持ったIPD
(Intelligent Power Device)を設け、ランプの断線の
有無を検出する。車両前後のランプを動作させるための
スイッチ入力信号を取り込むモジュールを、運転席付近
に設置する。これらのモジュールは、データの送受信機
能を備えており、相互に通信ができる。この信号を判断
して、予め定めておいた、代替えのランプを機能させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗物用ランプ駆動装
置に関し、特にその故障時のバックアップ装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−207747号等に記載され
ている様に乗物用ランプのバックアップ装置としては、
リードスイッチを用いた電流リレーによってランプ負荷
断線を検知するものや、ランプ負荷スイッチとそのラン
プ負荷フィラメントの間に微少抵抗を挿入し、その微少
抵抗にかかる電圧の変化によってランプ断線を検出した
りするものがある。また、ランプと直接に接続された電
流検出抵抗に発生する電圧をV/F変換器を介してマイ
クロコンピュータで検出するものがある(特開平6−135
285号)。
【0003】この様な従来の乗物用ランプバックアップ
装置では、これらのランプ負荷断線検出手段を、ランプ
負荷毎にランプ負荷駆動回路に構成して、車両全体に亘
ってワイヤーハーネスを張り巡らしていた。また、ラン
プ負荷回路毎には、フューズが設けてあった。負荷短絡
等の故障時にはフューズのメンテナンスの必要性があっ
た。
【0004】また、バックアップ車両ランプ負荷のう
ち、ターンシグナルランプのバックアップは、点滅動作
をサポートしなければならず、上述のような手段では、
バックアップ回路が複雑になるために、実現が難しかっ
た。
【0005】以上のような理由から、従来の乗物用ラン
プ駆動装置は、構成部品数が多くなり、またワイヤーハ
ーネスも肥大化するため、車両重量の増加による燃費
や、車両生産組立時のワイヤーハーネスの組み付け作業
性に悪影響を及ぼしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な、乗物用ランプ駆動装置の煩雑な構成を簡素化するこ
と、また、乗物用ランプ駆動装置を車両全体に亘って装
着した場合のワイヤーハーネスの省線化を図り、従来設
けられていた、回路フューズをなくすこと。さらに、ラ
ンプ負荷制御において、単に点灯だけでなく、点滅等複
雑な制御をされているランプに対しても、バックアップ
を施すというものである。つまり、上記問題点を解決し
つつ、車両運行上、交通安全に重要と思われる、車両ラ
ンプのバックアップ動作を実現しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、ランプ負荷に流れる電流を制御回路で監
視し、電流が流れていない時、バックアップランプを駆
動するように構成した。その場合、一例としてターンシ
グナルランプ断線時にクリアランスランプ,テールラン
プのいずれかを点滅させる。
【0008】具体的には図1のような基本構成とする。
ランプ1を駆動するための入力信号であるSW1と、ラ
ンプ2を駆動するための入力信号であるSW2が車両に
配置されている。
【0009】SW1,SW2の信号は、信号送信手段5
に入力されて信号送受信手段6に送信される。送信され
た信号は、bus2を介して信号送受信手段6によって
受信され、この受信された信号は、bus4を介して判
断切替手段7に入力される。判断切替手段7によって、
処理された信号は、信号送受信手段によって、bus3
を介して信号送受信手段8に送信される。信号送受信手
段8は、受信した信号に基づいて、bus5,bus6
を介してIPD3,駆動素子4に対して駆動信号を出力
する。ここで、bus5は双方向に信号が入出力される
ようになっており、IPD3によって検出された、ラン
プ1の断線信号を信号送受信手段8に入力するようにな
っている。
【0010】IPDはインテリジェント・パワー・デバ
イスの略称で、負荷駆動素子の一種であり、接続される
ランプの短絡,切断を診断し、この情報を電気信号とし
て外部回路に出力できると共に、自らを保護する機能ま
で備えている素子で、近年使用されつつある。このIP
Dを用いることによって、上述のような、ランプ負荷の
断線検知及び回路の短絡時のフューズメンテナンスを不
要としている。
【0011】SW1,SW2と信号送信手段は、なるべ
く接近した場所に設置し、また信号送受信手段,判断切
替手段7は一つのモジュールに内蔵されている。同様に
信号送受信手段8とIPD3と駆動素子4も1モジュー
ルに内蔵されており、このモジュールは、ランプ1,ラ
ンプ2双方になるべく接近した場所に設置される。
【0012】電源線bus1によってこれらの構成要素
と装置の電力源である直流電流源BATTが電気的に接
続されている。
【0013】ここでランプ2は、本来ランプ1と別の機
能のためにSW2の状態によって駆動されているが、ラ
ンプ1が断線したときに、暫定的に代理に駆動させるも
のとして、一連の動作を説明する。SW1をonすること
によって、スイッチング情報が入力信号送信手段5,信
号送受信手段6,bus4を介して判断切替手段7に入
力される。この入力信号に基づいて、判断切替手段7
は、IPD3に対して、bus4,信号送受信手段6,
bus3,信号送受信手段8,bus5を介して駆動信
号を出力し、IPD3はランプ1を駆動する。
【0014】この時点で、ランプ1が断線していなけれ
ば、そのままランプ1が駆動されることになるが、もし
断線していれば、IPD3は、判断切替装置7に対し
て、bus5,信号送受信手段8,bus3,信号送受
信手段6,bus4を介して、ランプ断線信号を出力す
る。判断切替装置7においては、SW1がonでなおか
つ、ランプ1の断線信号が入力されている状態におい
て、SW1とSW2の入力の優先順位を判断して、IP
D3に出力している駆動信号を、駆動素子4に切り替え
る。
【0015】この様にして、ランプ1が断線した場合に
は、暫定的に、ランプ2を代理に駆動する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る乗物用ランプ
駆動装置の実施例について図面を用いて説明する。
【0017】乗物用ランプ駆動装置を実現するために必
要となるのは、ランプが断線したことを検出する手段。
そして、この検出された信号をもとに断線したランプに
供給されていた駆動信号を、代理のランプに供給するた
めの切替手段である。
【0018】サーマルMOSFETを用いた、ランプ断線検出
方法について、図2〜図4を用いて説明する。ランプ駆
動スイッチング素子として、サーマルMOSFETを用いる理
由は、短絡電流による過温度保護機能と、短絡時の状態
のラッチ機能を備えており、装置全体のフューズレス化
が図れるからである。
【0019】図2に示すように、外部回路の駆動出力信
号を、サーマルMOSFET12に接続する。サーマルMOSFETの
ソースに駆動ランプを接続し駆動する。このソースを、
断線診断信号として、外部回路に入力する。ZDは、ツ
ェナーダイオードで、プルアップ抵抗R1によって得ら
れる診断信号を一定の電圧値として外部回路に入力する
ために設置されている。R2は外部回路の入力保護用の
抵抗である。
【0020】また、ランプ断線を検出する手段としてI
PDを用いる方法もある。
【0021】IPDはインテリジェント・パワー・デバ
イスの略称で、負荷駆動素子の一種であり、接続される
ランプの短絡,切断を診断し、この情報を電気信号とし
て外部回路に出力できると共に、自らを保護する機能ま
で備えている素子で、近年使用されつつある。
【0022】IPDの動作を、図3を用いて説明する。
【0023】IPD11は、図3に示すようにランプに
対して電力の供給遮断の制御を行う駆動素子11aと、
この駆動素子11aに接続されているランプの断線を診
断する負荷診断回路11bとを有している。駆動素子1
1aのゲートは、外部回路から伸びている駆動信号線と
接続され、駆動素子11aのドレンは、駆動電源線と接
続され、駆動素子11aのソースは、ランプから伸びて
いる電線と接続されている。負荷診断回路11bは、外
部回路と負荷診断信号線で接続されている。この負荷診
断回路11bは、駆動素子11aのドレン電位とゲート
電位とを取り込めるようになっており、ドレン電位及び
ゲート電位を監視して、両電位の状態からランプが短絡
しているか、切断しているかを診断して、この結果を負
荷診断信号として、負荷診断信号線を介して外部回路に
出力する。
【0024】なお、サーマルMOSFET,IPDを用いた場
合のランプの正常動作,断線状態それぞれの入出力信号
の関係を図4に示す。
【0025】図4CHR1はサーマルMOSFETのランプ駆
動動作である。
【0026】駆動信号は“H”でonで“L”でoff であ
る。駆動信号がonのとき、ランプが正常な時は出力,診
断信号はそれぞれ“H”,“L”、断線時はそれぞれ
“H”,“H”となる。また、出力がoff のときは、出
力,診断信号はそれぞれ“L”,“H”となり、ランプ
断線時はそれぞれ“L”,“H”となる。よって、ラン
プの断線検出は、駆動信号が“H”のときに診断信号が
“H”かどうかを判断すれば良いこととなる。すなわ
ち、駆動信号がonのとき、診断信号が“H”ならばラン
プは断線していることとなる。
【0027】一方図4CHR2のIPDの駆動動作は、
正常動作の場合、駆動信号が“H”に対して、駆動出
力,診断信号共に“H”となり、駆動信号が“L”の時
は駆動信号が“L”、診断信号は“H”となる。
【0028】負荷が断線した場合は、駆動信号が“H”
のとき駆動出力が“H”となり、診断信号は“L”とな
る。
【0029】次に、ランプに供給されている駆動信号の
切替手段の実施例について述べる。上述の様な手段(I
PD)を用いて、ランプの断線信号を得て、これを元
に、断線したランプに供給されている駆動信号を、別の
代理のランプへ切り替える手段としては、(1)リレー
を用いて切り替えるもの。(2)マイクロコンピュータ
を用いて切り替えるもの。とが挙げられる。
【0030】「リレーを用いた駆動信号切替動作」の説
明図5にリレーを用いた駆動信号切替動作の概要を示
す。
【0031】図5は、2つのランプ31,32をそれぞ
れ、スイッチ21,22によって駆動する回路である。
ランプ31が断線した場合は、ランプ32を暫定的に駆
動するようにしたものである。
【0032】図5において、IPD29はランプ31を
駆動すると共に、ランプ31の断線を検出する。ランプ
32は、上述の通り、通常はスイッチ22の入力によっ
て駆動素子30に駆動されていて、ランプ31が断線し
た場合に暫定的に駆動される。
【0033】IPD29,駆動素子30は、バッテリ1
9と電源供給線20によって接続されている。
【0034】通常時リレー33の可動接点は、スイッチ
22の入力線24側の固定接点に接触している。この状
態でスイッチ21を投入するとIPD29には、スイッ
チ21のon信号が入力され、ランプ31が駆動される。
もし、ランプ31が断線していたならば、IPD29か
らランプ断線信号が制御ライン26から出力され、その
信号が増幅回路25によって増幅され、リレー33のコ
イルの制御ライン27に入力される。すると、リレー3
3はスイッチ21の入力信号ライン23側接点に切り替
わり、これにより、駆動素子30は制御ライン28を介
してスイッチ21の信号を受け、ランプ31の代わりに
ランプ32が暫定的に代理で駆動される。
【0035】従来、ランプの断線を検出する手段とし
て、リードスイッチを用いた電流リレーによってランプ
負荷断線を検知するものや、ランプ負荷スイッチとその
ランプ負荷フィラメントの間に微少抵抗を挿入し、その
微少抵抗にかかる電圧の変化によってランプ断線を検出
したりするもの(特開昭63−207747号)や、ランプと直
接に接続された電流検出抵抗に発生する電圧をV/F変
換器を介してマイクロコンピュータで検出したりするも
のがある(特開平6−135285 号)が、本実施例のよう
に、IPDを用いることによって、駆動素子と、ランプ
断線診断回路を一部品化でき、装置全体を簡素化できる
という利点がある。
【0036】「マイクロコンピュータを用いた駆動信号
切替動作」の説明 図6にマイクロコンピュータ(CPU)を用いた駆動信
号切替動作の概要を示す。
【0037】図6も、図5の場合と同様、2つのランプ
45,46をそれぞれ、スイッチ35,36の状態によ
って駆動する回路である。ランプ45が断線した場合
は、ランプ46を暫定的に駆動するとともにランプ断線
警告灯34を点灯するようにしたものである。
【0038】図6において、IPD43はランプ45を
駆動すると共に、ランプ45の断線を検出する。ランプ
46は、上述の通り、通常はスイッチ36の状態によっ
て駆動素子44に駆動されていて、ランプ45が断線し
た場合は暫定的にスイッチ35の状態によって駆動され
る。
【0039】CPU40には、スイッチ35,36の入
力状態とランプ45の断線検出信号をスイッチ入力信号
線37,38及びランプ診断信号線39を介して読みと
り、ランプ駆動出力信号線41,42に制御信号を出力
するための制御プログラムがインストールされており、
このプログラムに基づき、スイッチ入力信号線37,3
8及びランプ診断信号線39の情報に対する、ランプ駆
動出力信号線41,42の信号を制御する。本実施例の
ように、ランプ断線時の駆動信号の切り替えにマイコン
を用いた場合、ランプの駆動を単なる電源のon−off だ
けでなく、点滅やデューティー制御を用いた減光処理な
どもできる。
【0040】電源はバッテリから電源供給線47によっ
て、マイクロコンピュータ40,IPD43,駆動素子
44に供給されている。
【0041】図7に、スイッチ35をonした場合の、ラ
ンプ制御プログラムの一例のフローチャートを示す。
【0042】まず、ステップ101でスイッチ35がon
になっているか否かが判断される。そして、結果がYE
S(肯定)であれば、ステップ102で、IPD43を
onする。否定であれば、IPD43は遮断しておく(ス
テップ106)。IPD43をonすることによって、ラ
ンプの断線診断がステップ103で行われ、断線してい
れば駆動素子44とランプ断線警告灯34をonして(ス
テップ104,105)、代理のランプを駆動し、ラン
プ断線警告灯を点灯させる。断線していなければ、駆動
素子44,ランプ断線警告灯34はoff 状態とする(ス
テップ107,108)。
【0043】このように、マイコンを用いてランプ駆動
装置を構成すると、その装置全体の制御の自由度が飛躍
的に拡大できる。
【0044】ところで、ランプ駆動信号切替動作は、当
然のことながらランプ駆動系が2系統以上の場合に用い
る。上述の例では、2系統のランプ駆動の場合を想定し
たが、乗物用ランプにおいては更に多数の系統から成る
ランプ駆動装置が想定される。ランプが多系統になると
いうことは、当然スイッチも、それらのランプ数分だけ
存在することとなり、駆動系統がN系統だとすると、ス
イッチと駆動信号切替回路を接続する配線の数は、2×
N(本)、駆動信号切替回路と、駆動素子を接続する配
線の数は、駆動素子が全てランプ断線検出機能を有して
いるとすると、3×N(本)必要になり、車両の全体に
亘って配線をする場合には装置全体で、莫大な長さの配
線が必要になる。この問題を解決するために、データ通
信を利用する方法がある。
【0045】スイッチ群の入力情報を、通信端末に入力
して多重送信し、この情報を制御コントロール部におい
て受信し、処理した後に、また多重化して駆動回路側の
端末に送信し、駆動回路で受信した信号によって、ラン
プを駆動する訳である。このようにすれば、スイッチ群
と駆動信号機切替回路を接続する配線と、駆動信号切替
回路と、駆動素子とを接続する配線を集約することが可
能になり、配線の長さを顕著に短縮することができる。
以下、この実施例について述べる。
【0046】図8に通信を用いた乗物用ランプ駆動装置
の概略を示す。
【0047】図8の乗物用ランプ駆動装置は、大きく分
類して、次の部門から構成される。1つめは、各種スイ
ッチの入力情報を多重化して送信するスイッチ入力端末
61。2つめは、各種ランプの近傍に設置され、駆動信
号を受信し、各種ランプ(48〜55,69〜76)を
駆動する駆動回路端末(56,77)。3つめは、スイ
ッチ入力端末から送信されてきた信号を処理して、各ラ
ンプを駆動するための、駆動回路端末への駆動信号の出
力を制御するLCM(Lump Control Module)60であ
る。
【0048】これらは、電源供給線57及び多重通信線
58によって電気的に接続されている。
【0049】電源供給線にはバッテリ59が接続されて
おり、装置全体に電力を供給している。また、多重通信
線58は、各LCM60と端末間の制御信号の伝達線で
あり、電源線と同様に全ブロックに接続されている。
【0050】図8に示した各種ランプ(48〜55,6
9〜76)は、実際には、自動車には図9の様に装備さ
れている。
【0051】前部ランプ群は、外側から方向指示ランプ
(48:左方向指示,55:右方向指示),クリアラン
スランプ(49,54),ヘッドランプハイビーム(5
0,53),ヘッドランプロービーム(51,52)後
部ランプ群は、外側から方向指示ランプ(69:左方向
指示,76:右方向指示),テールランプ(70,7
5),リバースランプ(71,74),ストップランプ
(72,73)である。
【0052】これらのランプに対して、それぞれ動作さ
せるためのスイッチがある。図8に当てはめると、スイ
ッチ62:ターンランプ左スイッチ,スイッチ63:タ
ーンランプ右スイッチ,スイッチ64:リバースランプ
スイッチ,スイッチ65:クリアランスランプスイッ
チ,スイッチ66:ヘッドライトロースイッチ,スイッ
チ67:ヘッドライトハイスイッチ,スイッチ68:ス
トップランプスイッチ。駆動回路端末56,77は駆動
するランプの近傍に設置し、配線の長さが最短になるよ
うにする。
【0053】スイッチの状態に対する、各ランプが正常
な場合の動作の一覧を図10に示す。
【0054】ターン右,左スイッチがonの時は、ターン
ランプ右,左が点滅し、off の時は消灯する。
【0055】ストップランプは、ストップランプスイッ
チがonの時だけ、点灯、off で消灯する。
【0056】リバースランプ,ヘッドランプロー,ハ
イ,クリアランスランプもそれらのスイッチがonで点
灯、off で消灯である。
【0057】次に、図10に対して、各ランプが断線し
ていた場合のバックアップ方法を図11に示す。
【0058】バックアップの対象としては、ターンラン
プ,ストップランプである。これらのランプはリバース
ランプやクリアランスランプに比較して、頻繁に使用さ
れるランプであり、車両運行上安全に対してきわめて重
要である。これらのランプは頻繁に動作するため、他の
ランプと比較しても断線の確率も高いと言える。
【0059】本ランプ点灯装置のように、マイコンを使
用しての切り替え及び駆動制御を行う場合、ランプのバ
ックアップ手段は、装置に接続されているランプの数の
分だけ考えられ、バックアップのバックアップも可能で
ある。しかし、本発明の主旨としては、断線したランプ
の動作をあくまでも暫定的に補償するということであ
り、通常のランプ動作点検等のメインテナンスが行われ
ているということが前提条件である。バックアップのバ
ックアップが必要な場合(つまりバックアップ用のラン
プまで断線しているような場合)は考慮しない。
【0060】それでは通信を用いた乗物用ランプ駆動装
置の構成要素について説明する。
【0061】LCM60は、スイッチ入力端末61と前
部,後部駆動回路端末56,77を集中的に制御してい
る。図12に示すように、LCM60は内部に電源を供
給するための電源回路60aを有しており、LCM内部
電源供給線60bによって電源回路60aからマイコン
や通信LSIに内部電源を供給している。また装置全体
を制御するためのマイクロコンピュータ60c,マイク
ロコンピュータで演算するためのデータを送受信するた
めの通信LSI60eが内蔵されている。マイクロコン
ピュータ60cと通信LSI60eは双方向データバス
60dによって接続されており、両者間のデータのやり
とりをしている。データ処理の結果、前後部駆動回路端
末に接続されている、ターンランプ,ストップランプに
断線が検出された時に、ランプの断線を警告させるため
の、ランプ断線警告灯78がマイクロコンピュータ60
cの出力ポートに接続されている。
【0062】スイッチ入力端末61の内部を図13に示
す。
【0063】スイッチ入力端末61は主に通信LSI6
1aと電源回路61bから成り立っている。
【0064】通信LSI61aはスイッチ62〜68の
状態(onかoff か)を読みとり、それを通信信号として
多重通信線58に出力する。電源回路61bは、電源供
給線57から、通信LSI61aへの電源供給を行って
いる。
【0065】前部駆動回路端末56の内部を図14に示
す。
【0066】前部駆動回路端末56は、主に通信LSI
56iと内部電源回路56jそしてランプ駆動素子(5
6a〜56c,56e〜56g),IPD(56d,5
6h)で構成されている。
【0067】ランプ48〜55は駆動電力供給線48a
〜55aを介して、駆動素子(56a〜56c,56e〜
56g),IPD(56d,56h)に接続されてい
る。駆動素子(56a〜56c,56e〜56g),I
PD(56d,56h)は通信LSIからの駆動信号線
48b〜55bを元に電源供給線57の電力をランプ4
8〜55に供給する。さらに、IPD(56d,56
h)は、ターンランプ48,55が断線していたなら
ば、それぞれのランプ断線診断信号を、出力信号線48
c,55cを介して通信LSI56iに出力する。
【0068】後部駆動回路端末77の内部を図15に示
す。
【0069】後部駆動回路端末77は、主に通信LSI
77iと電源回路77jそしてランプ駆動素子(77
b,77c,77f,77g),IPD(77a,77
d,77e,77h)で構成されている。
【0070】ランプ69〜76は駆動電力供給線69a
〜76aを介して、駆動素子(77b,77c,77f,
77g),IPD(77a,77d,77e,77h)
に接続されている。駆動素子(77b,77c,77
f,77g),IPD(77a,77d,77e,77
h)は通信LSIからの駆動信号線69b〜76bを元
に電源供給線57の電力をランプ69〜76に供給す
る。さらに、IPD(77a,77d,77e,77h)
は、ターンランプ左69,ストップランプ左72,ター
ンランプ右76,ストップランプ右73が断線していた
ならば、それぞれのランプ断線診断信号を、信号線69
b,72b,76b,73bを介して通信LSI77i
に出力する。
【0071】それではこの装置が、バッテリ59に接続
され、機能が立ち上がるまでの一連の動作について、図
16の起動処理フロー100を用いて説明する。
【0072】ステップ101でシステムに電源が投入さ
れると、スイッチ入力端末61,LCM60や前部駆動
回路端末56,後部駆動回路端末77に電力が供給さ
れ、作動準備が行われる。最初に取り込んだスイッチの
入力状態を初期値として認識したりするのがこれにあた
る(ステップ102)。
【0073】この後、スイッチ入力端末61に接続され
ている何れかのスイッチの状態に変化が生じたとする
と、スイッチ入力端末61は、LCM60に対して変化
のあったスイッチの情報を送信する(ステップ10
3)。
【0074】この後、前部駆動回路端末56,後部駆動
回路端末77では、自らが駆動信号を制御しているラン
プの断線の有無を常にマイコンにより監視し、図4の表
に基づいて、ランプに異常が発生していないか否かをを
チェックする(ステップ105)。
【0075】そして、ランプ断線が発生したと判断され
た場合には、バックアップランプを駆動するように前部
駆動回路端末56,後部駆動回路端末77に送信し、バ
ックアップランプを駆動(ステップ106)するのであ
る。
【0076】それでは各スイッチ入力に関して、本発明
の動作をフローチャートを用いて説明する。
【0077】まずそれぞれのスイッチの信号を、スイッ
チ入力端末61が取り込む部分の動作について、図17
のスイッチ取込処理200により説明する。
【0078】図17は、図13の通信LSI61aが図
12のマイコン60cの制御によって行っているスイッ
チ信号取込送信処理のフローチャートで、この処理は、
一定時間ごとに定期的に繰り返し実行される定時間割込
処理の中で行われている。
【0079】なお、定時間で処理を行うのは、スイッチ
のチャタリングを取り除くフィルター処理がやりやすい
からである。
【0080】まず、ステップ201でターンスイッチ左
がonになっているか否かが判断される。そして結果がY
ES(肯定)であれば、ステップ202で、ターンスイ
ッチ左がonである旨を表す「turn(L)」フラグを“1”
にセットする処理を行い、NO(否定)であればステッ
プ203で、このフラグを“0”にクリアする処理を行
う。
【0081】続いて、ステップ204でターンスイッチ
右がonになっているか否かが判断される。そして結果が
YES(肯定)であれば、ステップ205で、ターンス
イッチ右がonである旨を表す「turn(R)」フラグを
“1”にセットする処理を行い、NO(否定)であれば
ステップ206で、このフラグを“0”にクリアする処
理を行う。
【0082】続いて、ステップ207でリバーススイッ
チがonになっているか否かが判断される。そして結果が
YES(肯定)であれば、ステップ208で、リバース
スイッチがonである旨を表す「reverse」フラグを“1”
にセットする処理を行い、NO(否定)であればステッ
プ209で、このフラグを“0”にクリアする処理を行
う。
【0083】続いて、ステップ210でクリアランスラ
ンプスイッチがonになっているか否かが判断される。そ
して結果がYES(肯定)であれば、ステップ211で、
クリアランスランプスイッチがonである旨を表す「po
s」フラグを“1”にセットする処理を行い、NO(否
定)であればステップ212で、このフラグを“0”に
クリアする処理を行う。
【0084】続いて、ステップ213でヘッドランプロ
ースイッチがonになっているか否かが判断される。そし
て結果がYES(肯定)であれば、ステップ214で、
ヘッドランプロースイッチがonである旨を表す「headL
o」フラグを“1”にセットする処理を行い、NO(否
定)であればステップ215で、このフラグを“0”に
クリアする処理を行う。
【0085】続いて、ステップ216でヘッドランプハ
イスイッチがonになっているか否かが判断される。そし
て結果がYES(肯定)であれば、ステップ217で、
ヘッドランプハイスイッチがonである旨を表す「headH
i」フラグを“1”にセットする処理を行い、NO(否
定)であればステップ218で、このフラグを“0”に
クリアする処理を行う。
【0086】続いて、ステップ219でストップランプ
スイッチがonになっているか否かが判断される。そして
結果がYES(肯定)であれば、ステップ220で、ス
トップランプスイッチがonである旨を表す「stop」フラ
グを“1”にセットする処理を行い、NO(否定)であ
ればステップ221で、このフラグを“0”にクリアす
る処理を行う。
【0087】図18は、図12のマイコン60cが行っ
ているデータ送信処理300のフローチャートである。
【0088】ステップ301で、まず前回送信したデー
タと、前記した定時間割込処理で取り込んだデータの比
較が行われる。
【0089】そして結果をステップ302で判断し、ま
ず、データが一致していた(スイッチの入力に変化がな
い)時は、そのまま処理を終了し、データ送信は行わな
い。しかし、スイッチの入力に変化があった場合には、
ステップ303に進み、ここで今回送信されたデータを
送信データとして通信LSI60eにセットし、次のス
テップ304で通信LSI60eに対し送信命令を行
う。
【0090】続いて、ステップ305で取り込んだデー
タ(送信されたデータ)を前回送信したデータとして格
納し、処理を終了するのである。
【0091】次にスイッチ入力端末61が送信したデー
タを、LCM60,前部駆動回路端末56,後部駆動回
路端末77が受信する処理について説明する。
【0092】この実施形態で用いている通信ICには、
基本的機能として、データを受信すると、データを受信
した旨を知らせる機能がある。
【0093】そこで、この実施形態では、このデータ受
信を知らせる信号を利用し、これにより割込処理を実行
し、前部駆動回路端末,後部駆動回路端末の通信LSI56
i,77iが受信したデータを吸い上げる処理を実行す
るようにしてあり、この処理が図19に示す、データ受
信処理400である。まず、ステップ401で受信した
データから、そのデータがどこから送信されたデータで
あるかを判断すべく、送信局のアドレスを入手する。
【0094】続いて、ステップ402では受信したデー
タを入手し、ステップ403では、ステップ402で入
手したアドレスに基づいて、受信したデータを格納すべ
きRAMのアドレスをデコードし、ステップ404でR
AMデータを格納して処理を終了するのである。
【0095】このように、送信局ごとに、専用に、デー
タを格納するエリアをRAMに確保しておくことによ
り、他の処理においても、RAMを参照することによ
り、必要なデータが直ぐ入手できるようになる。
【0096】図20は、各駆動回路端末が、駆動素子,
IPDを操作する処理を纏めて記載したフローチャート
である。ここではターンランプ左の処理は、ステップ5
01に記載され、ターンランプ右の処理は、ステップ5
02に記載されているといった具合であり、以下それぞ
れ各ランプの処理がステップ503からステップ507ま
で続いている。
【0097】まずターンランプ左駆動処理(ステップ5
01)、続いてターンランプ右(ステップ502),リ
バースランプ(ステップ503),ヘッドランプハイ
(ステップ504),ヘッドランプロー(ステップ50
5),ストップランプ(ステップ506),クリアラン
スランプ(ステップ507)の駆動処理が行われる。
【0098】以下ステップ501のターンランプ左駆動
処理の詳細については、0でステップ502〜ステップ
507までの詳細については、(図ができてから入力)
を用いて、各々説明する。
【0099】「ターンランプ左駆動処理」の説明 図21の600は、ターンランプ左駆動処理のフローを
示している。
【0100】ターンランプ左は、図8で示したように車
両の前後部左側に装備されている。ステップ601でタ
ーンスイッチの左の信号turn(L)が1になっているか
どうか判断し、1になっていなければ、IPD77aお
よびIPD56aをoff(ステップ603,604)し、
左ターンランプ48,69を消灯する。1になっていれ
ば、ステップ602のIPD点滅処理に引数IPD77
aで移る。IPD点滅処理は、IPDの番号を引数とし
た関数で、本実施例の場合2mS周期で起動されてお
り、引数であるIPDをある一定周期で点滅駆動させる
(詳細は図21に記す)。
【0101】その後にランプ69の断線を判断し(ステ
ップ605)異常が無ければ、ランプ69の断線検出フ
ラグrtllを0にして(ステップ607)、IPD5
6dの点滅処理(ステップ608)に移る。ランプ69
の断線が検出された際には、ランプ69の断線検出フラ
グrtllを1にする(ステップ606)。そしてIP
D56dの点滅処理(ステップ608)に移る。
【0102】ステップ609ではランプ48の断線を診
断し、断線が検出された場合にはランプ48の断線検出
フラグftllを1にし(ステップ611)、異常がな
ければ、ランプ48の断線検出フラグftllを0にし
(ステップ610)、処理を終了する。
【0103】ここで、ステップ602,ステップ607
のIPD点滅処理について図22を用いて解説する。
【0104】IPD点滅処理700は、ある入力信号フ
ラグに対して、その信号フラグが1の間だけ、設定した
周期で出力をon−off する処理である。この処理は、周
期を一定に保つために一定時間ごとに起動されなければ
ならない(本実施例では2mS周期)。
【0105】ステップ701では、点滅動作の間隔を決
めるカウンタ“cnt” を静的広域変数として定義すると
共に、その初期値を0にセットしている。ステップ70
2では、点滅動作のうち、点灯状態か消灯状態かを判断
するための、点灯時のフラグ“on”を静的広域変数とし
て定義すると共に、その初期値を1にセットしている。
ステップ703では、消灯状態を判断するための、フラ
グoff を静的広域変数として定義すると共に、その初期
値を0にセットしている。ステップ704ではonフラグ
がセットされているか否かを判断し、セットされていれ
ば指定されたIPDをステップ705でonして、ステッ
プ706でカウンタcnt をインクリメントする。先述の
通り、本実施例では、処理700は2mSで起動されて
おり、点滅間隔を360mSとしているので、カウンタ
のカウント値が180(つまり2mS×180で360
mS)か否かをステップ707で判断する。なお、ここ
で処理の起動周期と、カウント数を変化させることによ
り、点滅間隔を変化させることができるのはいうまでも
ない。カウント数が180に達していない場合は、その
まま処理を終了する。もし180に達していたならば、
ステップ708,709で点灯時フラグonとカウンタcn
t を0にする。そして、消灯状態の判断フラグoff を1
にして、消灯出力周期動作に移る。点灯周期と同様に、
ステップ711で、消灯フラグがoff がセットされてい
るか否かを判断し、もしセットされていなければ処理を
終了する。セットされていれば、ステップ712で指定
されたIPDをoff してステップ713でカウンタをイ
ンクリメントする。ステップ714でカウンタが消灯時
間の回数としている180に達しているか否かを判断
し、達していなければ処理を終了する。達していれば、
onフラグをセットし(ステップ715)、ステップ71
6とステップ717でカウンタcnt とoff フラグを0に
する。
【0106】このようにして、引数である信号入力信号
が、onかoffかを判断してonならば、onの間指定の出力
先に規定された周期で点滅信号を出力する。
【0107】なお、ランプ点滅処理において定義したカ
ウンタ,点灯時フラグ,消灯時フラグは配列で定義され
ており、複数の信号に対して点滅処理を行えるようにな
っている。
【0108】図22の800は、ターンランプ右駆動処
理のフローを示している。
【0109】ターンランプ右は、図8で示したように車
両の前後部右側に装備されている。ステップ801でタ
ーンスイッチの右の信号turn(R)が1になっているかど
うか判断し、1になっていなければ、IPD77eおよ
びIPD56hをoff (ステップ803,804)し、
右ターンランプ76,55を消灯する。1になっていれ
ば、ステップ802のIPD点滅処理に引数IPD77
eで移る。
【0110】その後にランプ76の断線を判断し(ステ
ップ805)異常が無ければ、ランプ76の断線検出フ
ラグrtlrを0にして(ステップ807)、IPD5
6eの点滅処理(ステップ808)に移る。ランプ76
の断線が検出された際には、ランプ76の断線検出フラ
グrtlrを1にする(ステップ806)。そしてIP
D56eの点滅処理(ステップ808)に移る。
【0111】ステップ809ではランプ55の断線を診
断し、断線が検出された場合にはランプ55の断線検出
フラグftlrを1にし(ステップ811)、異常がな
ければ、ランプ55の断線検出フラグftlrを0にし
(ステップ810)、処理を終了する。
【0112】「リバースランプ駆動処理の説明」図24
の900は、リバースランプ駆動処理のフローを示して
いる。
【0113】ステップ901ではリバースランプスイッ
チ信号reverse が1になっているかどうか判断し、1に
なっていればIPD77c,IPD77gをonして(ス
テップ902,903)左右のリバースランプ71,7
4を点灯させる。もし0であればIPD77c,IPD
77gをoff して(ステップ904,905)左右のリ
バースランプ71,74を消灯させる。
【0114】「ヘッドランプハイ駆動処理の説明」図2
5の1000は、ヘッドランプハイ駆動処理のフローを
示している。
【0115】ステップ1001ではヘッドランプハイス
イッチ信号headHiが1になっているかどうか判断し、1
になっていればIPD56b,IPD56fをonして
(ステップ1002,1003)左右のヘッドランプハ
イ50,53を点灯させる。もし0であればIPD56
b,IPD56fをoff して(ステップ1004,1005)
左右のヘッドランプハイ50,53を消灯させる。
【0116】「ヘッドランプロー駆動処理の説明」図2
6の1100は、ヘッドランプロー駆動処理のフローを
示している。
【0117】ステップ1101ではヘッドランプハイス
イッチ信号headLoが1になっているかどうか判断し、1
になっていればIPD56a,IPD56eをonして
(ステップ1102,1103)左右のヘッドランプロ
ー51,52を点灯させる。もし0であればIPD56
a,IPD56eをoff して(ステップ1104,1105)
左右のヘッドランプロー51,52を消灯させる。
【0118】「ストップランプ断線時動作」の説明 図27の1200は、ストップランプ駆動処理のフロー
を示している。
【0119】ストップランプは、図8で示したように車
両の後部左右に装備されている。
【0120】ステップ1201でストップランプスイッ
チ信号stopが1になっているかどうか判断し、1になっ
ていなければ、IPD77cおよびIPD77hをoff
(ステップ1202,1203)してストップランプを
消灯し、処理を終了する。1になっていれば、ステップ
1204に移り、IPD77dをonして左側ストップラ
ンプ72を点灯させる。その後にランプ72の断線を判
断し(ステップ1205)、異常が無ければ、ランプ72の
断線検出フラグsllを0にする(ステップ120
7)。ランプ72の断線が検出された際には、ランプ7
2の断線検出フラグsllを1にする(ステップ120
6)。
【0121】ステップ1208では、IPD77hをon
して右側ストップランプ73を点灯させる。その後にラ
ンプ73の断線を判断し(ステップ1209)、異常が
無ければ、ランプ73の断線検出フラグslrを0にす
る(ステップ1211)。ランプ73の断線が検出され
た際には、ランプ73の断線検出フラグslrを1にし
(ステップ1210)、処理を終了する。
【0122】「テールランプ駆動処理の説明」図28の
1300は、テールランプ駆動処理のフローを示してい
る。
【0123】テールランプは図8で示したように車両の
後部左右に装備されている。テールランプは、ライト1
段信号以外に、ターンランプとブレーキランプが断線し
たときに、バックアップランプとして作動させる。
【0124】先ずターンランプ左断線信号を判定する
(ステップ1301)。もしここでターンランプ左が断
線していたならば、ランプ点滅処理を引数,駆動素子7
7bでコールしてテールランプ左(ランプ70)を点滅
させる。
【0125】もし、ターンランプ左が断線していなけれ
ば、ここでストップランプ左の断線フラグsllとクリ
アランスランプスイッチ信号の論理和をtailcnt と定義
する(ステップ1303)。ステップ1304でこのta
ilcnt が1かどうか判定し、もし1なら駆動素子77b
をonし、もし否定ならば駆動素子77bをoff して、テ
ールランプ左を消灯する。
【0126】次にステップ1307でターンランプ右断
線信号を判定する。もしここでターンランプ右が断線し
ていたならば、ランプ点滅処理を引数,駆動素子77f
でコールしてテールランプ右(ランプ75)を点滅させ
る。
【0127】もし、ターンランプ右が断線していなけれ
ば、ここでストップランプ右の断線フラグslrとクリ
アランスランプスイッチ信号の論理和をtailcnt と定義
する(ステップ1309)。ステップ1310でこのta
ilcnt が1かどうか判定し、もし1なら駆動素子77f
をonし、テールランプ右を点灯させ、もし否定ならば駆
動素子77fをoff して、テールランプ左を消灯させ
る。
【0128】ここではテールランプを、条件によって、
ターンランプ,ストップランプのバックアップランプと
して動作させるわけだが、動作順位としては、第一にタ
ーンシグナル、次にライト動作とブレーキ動作を同等に
おいている。
【0129】後ろのターンランプの代用としてテールラ
ンプを用いるのは、ランプとしての重要度が、ターンラ
ンプの方が高いと考えたからである。
【0130】自動車を後方から見た場合、リアターンシ
グナルランプは通常自動車には、左右一つずつしか装備
されていない。
【0131】しかし、テールランプは、自動車の左右に
装備されており、車両運行上も、通常はライセンスラン
プと併用するため断線による危険度は、ターンシグナル
ランプの断線に比較すると低いと言える。
【0132】ところが、ターンシグナルランプが断線す
ると、後続車は、ターンランプが断線した車が、曲がる
意志があるのかどうか、また曲がる意志があると認知で
きたとしても、左右どちらに曲がるのか認知できないこ
とになる。
【0133】これはきわめて危険なことである。
【0134】ターンシグナルランプが断線した場合に、
断線した側のテールランプを暫定的に点滅させることに
よって、とりあえずは、ターンランプが断線した自動車
は、後続車に対して、曲がる意志があるのか、また曲が
る場合には、左右どちらに曲がるのかといった意志を伝
達することができる。このことによって、ターンランプ
断線の原因による交通事故が回避できる。ストップラン
プバックアップは、ライト1段が作動していないときか
つ、ターンランプ無動作のときに行う。ストップランプ
のバックアップとしてテールランプを用いるのは、ラン
プとしての重要度が、ストップランプの方が高いと考え
たからである。通常、テールランプは夜間走行時のみし
か使用せず、また夜間時も自動車後方にはライセンスラ
ンプが点灯しており、車両の存在を後続車に認知させる
ことができる。
【0135】ところが、ストップランプは車両運行上常
時使用されるものであり、後続車の追突防止に係わる役
割は重大であると考えられる。
【0136】以上のことから、ストップランプは、テー
ルランプと比較するとその使用頻度,役割から判断して
もテールランプより重要度が高いと言える。
【0137】ストップランプ断線時に、暫定的にテール
ランプを点灯させることによって、追突事故の防止に役
立つと考えられる。
【0138】「クリアランスランプ駆動処理の説明」図
29の1400は、クリアランスランプ駆動処理のフロ
ーを示している。
【0139】クリアランスランプは図8で示したように
車両の前部左右に装備されている。クリアランスランプ
は、ライト1段信号以外に、ターンランプが断線したと
きに、バックアップランプとして作動させる。
【0140】先ずターンランプ左前断線信号を判定する
(ステップ1401)。もしここでターンランプ左前が断
線していたならば、ランプ点滅処理を引数,駆動素子5
6cでコールしてクリアランスランプ左(ランプ49)
を点滅させる。
【0141】もし、ターンランプ左前が断線していなけ
れば、クリアランスランプスイッチ信号posが1かど
うか判定し(ステップ1403)、もし1なら駆動素子5
6cをonし(ステップ1404)、もし否定ならば駆動
素子56cをoff (ステップ1405)して、クリアラ
ンスランプ左を消灯する。
【0142】次にステップ1406でターンランプ右前
断線信号を判定する。もしここでターンランプ右前が断
線していたならば、ランプ点滅処理を引数,駆動素子5
6gでコールしてクリアランスランプ右(ランプ54)
を点滅させる。
【0143】もし、ターンランプ右前が断線していなけ
れば、クリアランスランプスイッチ信号posが1かど
うか判定し(ステップ1408)、もし1なら駆動素子5
6gをonし、クリアランスランプ右を点灯させ、もし否
定ならば駆動素子56gをoff して、クリアランスラン
プ右を消灯させる。
【0144】ここではクリアランスランプを、ターンラ
ンプのバックアップランプとして動作させるわけだが、
動作順位としては、第一にターンシグナル、次にライト
動作としている。
【0145】ターンランプの代用としてクリアランスラ
ンプを用いるのは、ランプとしての重要度が、ターンラ
ンプの方が高いと考えたからである。
【0146】自動車を前方から見た場合、フロントター
ンシグナルランプは通常自動車には、左右一つずつしか
装備されていない。
【0147】しかし、クリアランスランプは、自動車の
左右に装備されており、車両運行上も、通常はヘッドラ
イトと併用するため断線による危険度は、ターンシグナ
ルランプの断線に比較すると低いと言える。
【0148】ところが、ターンシグナルランプが断線す
ると、対向車または、ターンランプが断線した車が、曲
がる意志があるのかどうか、また曲がる意志があると認
知できたとしても、左右どちらに曲がるのか認知できな
いことになる。
【0149】これはきわめて危険なことである。
【0150】ターンシグナルランプが断線した場合に、
断線した側のクリアランスランプを暫定的に点滅させる
ことによって、とりあえずは、ターンランプが断線した
自動車は,対向車,後続車に対して、曲がる意志がある
のか、また曲がる場合には、左右どちらに曲がるのかと
いった意志を伝達することができる。このことによっ
て、ターンランプ断線が原因による交通事故が回避でき
る。
【0151】「ランプ断線警告灯駆動処理の説明」図3
0の1500は、ランプ断線警告灯駆動処理のフローを
示している。
【0152】ランプ断線警告灯の駆動処理を行うために
あたって、ステップ1501においてランプ断線警告灯
駆動制御フラグ“lmpfail”を広域変数として定義す
る。
【0153】“lmpfail”はターンランプ左後断線フラ
グ“rtll” とターンランプ左前断線フラグ“ftll”と
ターンランプ右後断線フラグ“rtlr”とターンランプ右
前断線フラグ“ftlr” とストップランプ左断線フラグ
“sll”及びストップランプ右断線フラグ“slr”の論理
和をとったものである。
【0154】上記断線フラグのいずれかが、“1”にな
ったとき、ランプ断線警告灯駆動制御フラグ“impfai
l”も“1”になり、“impfail”が“1”であるかどう
かステップ1502で判断して、“1”であれば、ラン
プ断線警告灯78を点灯させ、ランプの断線を運転者に
知らせ、“0”であればランプ断線警告灯78を消灯さ
せる。
【0155】
【発明の効果】実施例によれば、車両のランプ負荷を駆
動する方法において、ブレーキランプ,ターンシグナル
ランプ球切れによる、交通事故の防止,ランプ断線検出
手段としてIPDを用いたことによる、装置の簡素化、
また制御信号を、モジュール間の通信伝送としたことに
よる、ワイヤーハーネスの省線化に絶大な効果がある。
車両において、ランプが断線した場合でも、同動作のラ
ンプをバックアップのために、二系統装備しておかなく
てもよい。また、制御信号を通信によって伝送するた
め、ワイヤーハーネスの省線化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的なシステム構成図である。
【図2】サーマルMOSFETを駆動素子として使用した場合
の動作説明図である。
【図3】IPDを駆動素子として使用した場合の動作説
明図である。
【図4】サーマルMOSFET,IPDを駆動素子として使用
した場合の、駆動信号,各出力信号の真理値である。
【図5】本発明のリレーを切替手段としたシステム構成
図である。
【図6】本発明のマイコンを用いたシステム構成図であ
る。
【図7】マイコンを用いた切替判断動作のブロック図で
ある。
【図8】本発明の一実施例の構成図である。
【図9】車両の前後部ランプ配置の一例である。
【図10】車両に設置されているランプ駆動スイッチ
と、それに対応するランプの一覧である。
【図11】車両の各ランプに対する、バックアップラン
プの一覧である。
【図12】本発明のLCM内部構成図である。
【図13】本発明のスイッチ端末内部構成図である。
【図14】本発明の前部駆動回路端末内部構成図であ
る。
【図15】本発明の後部駆動回路端末内部構成図であ
る。
【図16】本発明の起動処理のフローチャートである。
【図17】本発明のスイッチ信号取込処理のフローチャ
ートである。
【図18】本発明のデータ送信処理のフローチャートで
ある。
【図19】本発明のデータ受信処理のフローチャートで
ある。
【図20】本発明のランプ駆動処理のフローチャートで
ある。
【図21】本発明のターンランプ左の駆動処理のフロー
チャートである。
【図22】本発明のランプ点滅処理のフローチャートで
ある。
【図23】本発明のターンランプ右の駆動処理のフロー
チャートである。
【図24】本発明のリバースランプ駆動処理のフローチ
ャートである。
【図25】本発明のヘッドランプハイ駆動処理のフロー
チャートである。
【図26】本発明のヘッドランプロー駆動処理のフロー
チャートである。
【図27】本発明のストップランプ駆動処理のフローチ
ャートである。
【図28】本発明のテールランプ駆動処理のフローチャ
ートである。
【図29】本発明のクリアランスランプ駆動処理のフロ
ーチャートである。
【図30】本発明のランプ断線警告灯駆動処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1,2,31,32,45,46…ランプ、3,11,
29,43…IPD、4,11a,30,44…駆動素
子、5,8…信号送信手段、6…信号送受信手段、7…
判断切替手段、10…サーマルMOSFET、11b…負荷診
断回路、19,59,BATT…バッテリ、20,4
7,57…電源供給線、21,22,35,36,SW
1,SW2…スイッチ、23,24…入力信号ライン、
25…反転増幅回路、27,28…制御ライン、33…
リレー、34…ランプ断線警告灯、37,38…スイッ
チ入力信号線、39…ランプ断線診断信号線、40…C
PU、41,42…ランプ駆動出力信号線、48…ター
ンランプ左前、48a…ターンランプ左前駆動電力供給
線、48b…ターンランプ左前駆動信号線、48c,5
5c…出力信号線、49…クリアランスランプ左、49
a…クリアランスランプ駆動電力供給線、49b…クリ
アランスランプ駆動信号線、50…ヘッドランプハイ
左、50a…ヘッドランプハイ左駆動電力供給線、50
b…ヘッドランプハイ左駆動信号線、51…ヘッドラン
プロー左、51a…ヘッドランプロー左駆動電力供給
線、51b…ヘッドランプロー左駆動信号線、52…ヘ
ッドランプロー右、52a…ヘッドランプロー右駆動電
力供給線、52b…ヘッドランプロー右駆動信号線、5
3…ヘッドランプハイ右、53a…ヘッドランプハイ右
駆動電力供給線、53b…ヘッドランプハイ右駆動信号
線、54…クリアランスランプ右、54a…クリアラン
スランプ右駆動電力供給線、54b…クリアランスラン
プ右駆動信号線、55…ターンランプ右前、55a…タ
ーンランプ右前駆動電力供給線、55b…ターンランプ
右前駆動信号線、56…前部駆動回路端末、56a…ヘッ
ドランプロー左駆動IPD、56b…ヘッドランプハイ
左駆動IPD、56c…クリアランスランプ左駆動IP
D、56d…ターンランプ左前駆動IPD、56e…ヘッ
ドランプロー右駆動IPD、56f…ヘッドランプハイ
右駆動IPD、56g…クリアランスランプ右駆動IP
D、56h…ターンランプ右前駆動IPD、56i,6
0e,61a…通信LSI、56j…内部電源回路、5
8…多重通信線、60…LCM、60a…LCM内部電
源回路、60b…LCM内部電源供給線、60c…マイク
ロコンピュータ、60d…双方向データバス、61…ス
イッチ入力端末、61b…内部電源回路、62…ターン
ランプ左スイッチ、63…ターンランプ右スイッチ、6
4…リバースランプスイッチ、65…クリアランスラン
プスイッチ、66…ヘッドライトロースイッチ、67…
ヘッドライトハイスイッチ、68…ストップランプスイ
ッチ、69…ターンランプ左後、69a…ターンランプ
左後駆動電力供給信号線、69b…ターンランプ左後駆
動信号線、69c…ターンランプ左後断線診断出力線、
70…テールランプ左、70a…テールランプ左後駆動
電力供給信号線、70b…テールランプ左後駆動信号
線、71…リバースランプ左、71a…リバースランプ
左駆動電力供給信号線、71b…リバースランプ左駆動
信号線、72…ストップランプ左、72a…ストップラ
ンプ左駆動電力供給信号線、72b…ストップランプ左
駆動信号線、72c…ストップランプ左断線診断出力
線、73…ストップランプ右、73a…ストップランプ
右駆動電力供給信号線、73b…ストップランプ右駆動
信号線、73c…ストップランプ右断線診断出力線、7
4…リバースランプ右、74a…リバースランプ右駆動
電力供給信号線、74b…リバースランプ右駆動信号
線、75…テールランプ右、75a…テールランプ右駆
動電力供給信号線、75b…テールランプ右駆動信号
線、76…ターンランプ右後、76a…ターンランプ右
後駆動電力供給信号線、76b…ターンランプ右後駆動
信号線、76c…ターンランプ右後断線診断出力線、7
7…後部駆動回路端末、77a…ターンランプ左後駆動
IPD、77b…テールランプ左駆動IPD、77c…
リバースランプ左駆動IPD、77d…ストップランプ
左駆動IPD、77e…ターンランプ右後駆動IPD、
77f…テールランプ右駆動IPD、77g…リバース
ランプ右駆動IPD、77h…ストップランプ右駆動I
PD、bus1,bus2,bus3,bus4,bus
5,bus6…バス線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 龍也 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 紺井 満 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 堀部 清 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に設けられている、ランプ負荷に駆動
    素子を用いて、電力を供給して、ランプを駆動する乗物
    用ランプ駆動装置であって、ランプ負荷をバックアップ
    するバックアップランプを有し、前記駆動素子は、ラン
    プ負荷に流れる電流を監視する監視部と、監視結果を制
    御回路に伝える回路部を有し、前記制御回路は該当ラン
    プ負荷に所望の電流が供給されていない場合、前記バッ
    クアップランプの駆動回路を起動することを特徴とする
    乗物用ランプ駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の乗物用ランプ駆動装置にお
    いて、更にランプ負荷制御回路はマイクロコンピュータ
    を有し、当該マイクロコンピュータでランプの電力供給
    路の異常を監視する乗物用ランプ駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1もしくは2において、前記ランプ
    駆動スイッチ信号,ランプ駆動信号の少なくとも一方は
    前記制御回路を含むユニットと他のユニットとの間を接
    続する通信線を介して送信もしくは受信される乗物用ラ
    ンプ駆動装置。
  4. 【請求項4】車両に搭載されている、ターンシグナルラ
    ンプの断線時に、クリアランスランプ,テールランプの
    いずれかを点滅させることを特徴とする乗物用ランプ駆
    動方法。
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