JP3310876B2 - 電力供給制御装置 - Google Patents

電力供給制御装置

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JP3310876B2
JP3310876B2 JP20479596A JP20479596A JP3310876B2 JP 3310876 B2 JP3310876 B2 JP 3310876B2 JP 20479596 A JP20479596 A JP 20479596A JP 20479596 A JP20479596 A JP 20479596A JP 3310876 B2 JP3310876 B2 JP 3310876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物内の各所に多くの
電装品が配置され、これらの電装品に対する電力の供給
を共通の電源から行なうようにした電源装置に係り、特
に、集約配線方式の自動車に好適な電力供給制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車など、各種の乗物には、照
明装置や、各種の電動機器に代表される各種多様な電気
負荷(電装品)の装備が不可欠であり、且つ、それらの種
類や装備数は、増加するばかりであり、この結果、これ
らに対する接続線路も複雑化の一歩を辿っている。
【0003】そこで、この接続線路の複雑化に対処する
ため、各電気負荷の制御のためのコントローラを統合
し、通信機能と演算機能を有する数少ないコントローラ
を用いて複数の電気負荷の制御信号を演算し、通信線で
接続された端末装置に制御信号を送信し、端末装置に接
続された複数の電気負荷を制御することにより、接続線
の本数を少なくするようにした、いわゆる集約配線シス
テムが、従来から知られており、その例を、米国特許第
4,771,382号、第5,113,410号、第
4,855,896号、第5,438,506号の各明
細書などに見ることができる。
【0004】また、このようなシステムでは、電源回路
の保安設備も不可欠であるが、従来の乗物では、電源か
らの電力供給経路に溶断ヒューズを設け、電気負荷まで
の電源線にショート(短絡事故)が発生したときは、この
ヒューズの溶断により、電源から電気負荷を切り離す方
式が、主として採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電気
負荷に対する接続線の本数増加と、溶断ヒューズの存在
についての配慮がされておらず、電源線による乗物内で
のスペース占有の点と、短絡事故発生時での保守の点で
問題があった。
【0006】すなわち、従来技術では、集約配線システ
ムを適用したとしても、電源線は、相変わらず電源から
各電気負荷或いは電気負荷の駆動回路へ直線配線されお
り、従って、電気負荷の数だけ、或いは、それ以上の本
数の電源線が必要で、このため、乗物の床や天井、及び
ボディの内部は電線で満たされてしまい、スペースが大
きく占有されてしまうという問題が生じてしまうのであ
る。
【0007】また、従来技術では、短絡発生時には、ヒ
ューズが溶断されてしまうので、一過性の短絡事故発生
に際しても、その都度、ヒューズ交換など保守作業が必
要になって、乗物の運行に好ましくない影響が現われて
しまうのである。
【0008】本発明の目的は、基本的には、乗物の新し
い電力供給装置の提供にあり、具体的には、乗物の電力
供給に必要な電源線を減少させることを目的としてい
る。また、本発明の他の目的は、溶断ヒューズの無い乗
物の電力供給装置の提供にあり、更に別の発明では、乗
物用の新規な電力供給方法の提供を目的としてしている
ものである。
【0009】更にまた別の本発明では、電力供給制御に
供する新しい半導体回路装置の提供を目的としており、
更に別の発明では、電力供給制御システムと統合した新
しい集約配線装置を提供することを目的としており、更
に別の発明では、自動車の特定の電気負荷を対象とした
新規な電力供給装置の提供を目的としており、更にまた
別の発明では、電源線がショートしたことを検出する新
しい装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電装品が集
中する箇所の近傍に、各電装品を集中制御する制御装
置、もしくは集中的に電源供給を行う電源端末を配置
し、電装品制御装置へのワイヤーハーネスを必要最低限
のものに限定できるようにして達成される。
【0011】また、この制御装置内で、電装品の駆動状
況を把握できるようにした手段と、電源供給回路を切り
替える手段と遮断できる手段により、リレー、ヒューズ
の機能を取り込み、メンテナンスフリー化することによ
り、現在、存在しているリレー、ヒューズが廃止できる
ようにして達成される。
【0012】電源ケーブルが短絡をしたことを検出でき
る検出回路により、振動や挟み込みによる短絡事故を検
出し、異常のあった電源ケーブルを切り離し2次災害を
防止することができる。
【0013】また、駆動素子への電源供給を遮断できる
遮断回路と、電装品を駆動する駆動素子をインテリジェ
ント化(電装品の短絡、解放を検出し、その状態を知る
ことができるようにすること)することにより、リレー
やヒューズが廃止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電力供給制御
装置について、図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は、本発明を自動車の電源回路に適用した場合の一
実施形態で、この実施形態は、大きく分けて負荷装置に
電源供給を行う電源供給系統と、車両の電気負荷を作動
するためのスイッチ類を取り込む信号系の2系統で構成
されている。
【0015】バッテリ1の一方の端子(+端子)は、ヒュ
ージブルリンク2を経由して電源ケーブル3に接続さ
れ、これにより、バッテリ1から電源分配器4とスイッ
チ群入力端末24に電力が導かれる。ここで、ヒュージ
ブルリンク2は、このシステムが何らかの原因により異
常事態に陥った場合の保護用であり、周知のものであ
る。
【0016】電源分配器4に導かれた電力は、スター状
(放射状)に配線した3本の電源ケーブル5、6、7に分
配され、更に電源ケーブル5、7については、ツリー状
に分岐配線され、かくして各電源ケーブル5〜7から各
電源端末8、11、14、18、21に電力が供給され
る。各電源端末8(11、14、18、21)には、各種
の装置9、10、12、13、15、16、17、1
9、20、22が接続されている。そして、これらの装
置9他が、モータやランプなどの電気負荷であり、或い
は車両に配置されている何らかの制御装置であったりす
る。
【0017】電源分配器4に接続されているランプ23
は、異常動作状況を警告する働きをし、このシステムに
異常が発生している場合や、何らかの不具合を生じた場
合に点灯し、運転者などに警告を与えるために設けられ
ている。電源分配器4と、スイッチ群入力端末24は、
通信線27により接続されており、これらの間でデータ
通信を行っている。
【0018】図2は、電源ケーブル5、6、7の内部構
成を示す図で、図示のように、これらの電源ケーブル5
〜は、電源線25と通信線26の2本の電線を備えてお
り、電源分配器4からの電力を各電源端末に伝送する役
目と、制御用のデータを伝送する役目を果たすようにな
っている。
【0019】ここで、動作の一例について説明すると、
例えばスイッチ群入力端末24からイグニション・キー
スイッチの状態信号を受け取り、それが車両のアクセサ
リに電源を供給する位置(ACC位置)にあったとする
と、電源分配器4から通信線26を介して各電源端末に
イグニション・キーがACC位置にあることを知らせ、
知らせを受けた電源端末8〜は、該当する負荷装置に対
する電力供給回路を接続し、電力を供給するように動作
するのである。
【0020】図3は、電源分配器4の内部構成図で、バ
ッテリ1から導かれた電力は、電源ケーブル3を介して
電源回路31と切換回路33に供給される。ここで、電
源回路31は、電源分配器4の内部の回路に電源を供給
する働きをし、切換回路33は、電源ケーブル5、6、
7に対する電源ケーブル3からの電力供給を遮断する働
きをする。
【0021】電源回路31は安定化電源で構成され、こ
こで安定化された電力は、それぞれ電源線34、35を
介してマイコン30と通信IC32に供給され、これら
の動作を可能にする。通信IC32はデータバス36に
よりマイコン30に接続され、スイッチ群入力端末24
への通信線27と各電源端末への通信線26に乗るデー
タの受け渡しを行っている。
【0022】マイコン30からの信号線39は、警報用
のランプ23(図1)を点灯するのに使用される。切換回
路33は、マイコン30と信号線37を介して接続さ
れ、これにより、マイコン30は、切換回路33に内蔵
されている遮断用の接点A、B、Cを制御し、接続状況
と遮断指令を行なう。
【0023】切換回路33の出力には電流検出器38が
設けてあり、これにより電源ケーブル5、6、7に流れ
ている電流が検出され、検出された電流値は、マイコン
30に取り込まれ、電源ケーブル5、6、7に流れる電
流の監視に使用される。
【0024】図4は、電源端末8〜の内部構成図で、こ
こでは、代表として電源端末8について説明するが、基
本的には何れの電源端末も同じ内部構成となっている。
電源回路40は、電源端末の内部回路に電源を供給する
安定化電源で、電源線25から電力の供給を受け、電源
線44を介して通信IC43とマイコン42に安定化さ
れた電力が供給される。
【0025】また、電源線25からの電力は、遮断用の
接点回路41を介して、後述するIPD48、49に導
かれ、この電源端末8から負荷装置に供給される電力と
して使用される。データバス45は、電源分配器4との
通信に使用されるデータを通信IC43を介して行うた
めのものである。
【0026】マイコン42から接点回路41に伸びる信
号線46は、電源端末8に接続されている負荷装置への
電力供給を制御する信号の伝送用で、これにより電力の
供給を開始するか、停止するかを制御することができ
る。
【0027】そして、この接点回路41は、電力が供給
されない状態では、通常、解放(電力供給が停止)されて
おり、負荷装置が使用されない場合の暗電流削減や、後
述するIPDでの電気的な故障に際しての安全回路とし
て使用される。
【0028】上記したように、接点回路41からの電力
線47は、IPD48、49に接続されているが、この
IPDとはインテリジェント・パワー・デバイスの略称
で、負荷駆動素子の一種であり、接続される負荷の短
絡、切断を診断し、情報をマイコン42に出力すると共
に、自らは破壊されることの無いように、保護回路も備
えている素子で、近年、広く使用されるようになってい
るものである。
【0029】各IPD48、49からマイコン42に出
力されている信号線51、53は、IPDの機能により
各電気負荷が短絡状態にあるか解放(断線)状態にあるか
を検出し、その結果を知らせるための診断信号伝送用
で、マイコン42は、この信号を取り込んでIPDの機
能状態を把握し、異常警告処理を行なうようになってい
る。
【0030】マイコン42から各IPD48、49に入
力されている信号50、52は、IPD駆動用の信号
で、各IPD48、49の出力からマイコン42へ入力
されている信号54、55は、先ほど述べたIPD素子
自体の故障を検出するための故障診断信号である。
【0031】次に、電源端末に接続される負荷が、短絡
した場合、又は解放している場合、或いはIPD素子が
故障した場合、これらを検出する動作について説明す
る。まず、図5は、図4に示すブロック図の負荷装置9
に電源を供給している部分を抜き取った詳細図である。
【0032】既に説明したように、IPD48、49に
は、接続されている電気負荷の状態を判断できる機能が
あり、負荷診断信号51と、駆動信号50の関係から、
図6に示すように、「負荷解放」と「負荷短絡」を判断
することができる。
【0033】一方、IPDを構成する素子自体が故障し
てしまった場合には、負荷診断信号51、53も信用で
きなくなるため、このときは、図5に示すように、IP
Dの出力信号54、55をマイコン42で監視するよう
に構成してある。
【0034】結局の所、負荷装置9にかかる電圧を監視
し、駆動信号51、負荷診断信号51、素子故障診断信
号54の3種の信号を監視することにより、図6に示
す、全ての状態を把握することができる。なお、この図
6で、「−」(スラント)になっている部分は、“H”、
“L”のいずれでも良いことを示している。
【0035】従って、例えば、駆動信号が“H”で、診
断信号が“H”であったとき、この状態で故障診断信号
が“L”になっていたとすると、この場合は、IPDの
出力状態は正常であるという判断にも関わらず、出力が
行われていないことを示していることになる。
【0036】また、例えば、駆動信号が“L”で、この
ときの故障診断信号が“H”であったとすると、この場
合は、IPDを駆動していないにも関わらず、IPDか
らの出力が行われていることを示していることになる。
【0037】この場合、両者とも異常状態であるため、
IPDが故障していると判断して差し支えない。そし
て、この様な事態となった場合、運転者等に異常発生し
ている旨を知らせ、図4の遮断回路41を開放すること
により、2次災害を未然に防止することができる。
【0038】図7は、図3の切換回路33の内部構成を
示したもので、この実施形態では、3本の電源ケーブル
5、6、7に電力を供給するために、それぞれ電磁スイ
ッチ(継電器)60、61、62を使用しており、これら
は通常状態で接点A、B、Cが閉じている、いわゆるN
C(常閉接点)タイプのスイッチで、これらは、それぞれ
スイッチング素子66、67、68により駆動され、電
力供給の断続を行なうようになっている。
【0039】各スイッチング素子66〜に並列に挿入さ
れているダイオード63、64、65は、本システムが
バッテリ1に逆接続された場合の保護用である。バッテ
リ1の極性が(+)、(−)逆に接続された場合、通常の電
流の方向とは逆に電流が流れ、システム内の電気負荷に
故障が発生する虞れを生じる。
【0040】そこで、バッテリが逆接続された場合に
は、これらのダイオード63〜により電流を通過させ、
電磁スイッチ60〜の各接点A、B、Cを強制的にOF
F動作させて、電源端末側に流れる逆電流を阻止し、電
気負荷を保護するのである。
【0041】スイッチング素子66、67、68は、マ
イコン30から供給される信号37b、37d、37f
によりオン・オフ制御され、各接点A、B、Cを駆動す
るのであるが、このとき、マイコン30は、同時に信号
線37a、37c、37eの電圧レベルを確認し、駆動
状態と、駆動信号の照合を取り、正確な制御が得られる
ようにしている。
【0042】例えば、いま、接点Aが閉じられていたと
すると、この場合、スイッチング素子66はオフなの
で、信号37bは「ロー」であり、このときの信号37
aは「ハイ」を示す筈である。また、反対にね接点Aが
開いていたとすると、この場合、スイッチング素子66
はオンなので、信号37bは「ハイ」、信号37aは
「ロー」レベルとなる筈である。
【0043】ここで、スイッチング素子66が故障した
とすると、前記した信号37aと37bの関係が崩れる
ので、これにより、マイコン30は、スイッチング素子
66の故障を検出することが可能となる。
【0044】図8は、各電源端末8〜に内蔵されている
接点回路の内部構成図で、この図8では、図4に示す電
源端末8を代表して、その接点回路41だけを抽出して
示してある。上記したように、この接点回路41は、I
PD48、49に対する電源を遮断する働きをするもの
で、遮断条件は、前記した通りである。
【0045】電磁スイッチ70は、電力が供給されてい
ない状態ではオフ(開放)になっているノーマルオープン
(NO)タイプの継電器で構成され、通常は、マイコン4
2からの信号線46により、スイッチング素子73がオ
ン・オフ制御され、電磁スイッチ70がオン・オフされ
ることになる。
【0046】ダイオード71、72は、バッテリ1が逆
接続された場合に、電磁スイッチ70に電流が流れて自
動的にオンになってしまうのを防止するために設けられ
ているもので、これにより、電気負荷装置と、IPDに
逆電流が流れる虞れが無くなるので、故障が防止できる
というメリットがある。
【0047】次に、この実施形態によるシステムが、そ
れにバッテリ1が接続され、機能が立ち上がるまでの一
連の動作について、図9の起動処理フロー100を用い
て説明する。ステップ101でシステムに電源が投入さ
れると、これによりシステムの作動準備が完了する(ス
テップ102)。
【0048】この後、スイッチ群入力端末24に接続さ
れている何れかのスイッチに変化が生じたとすると、ス
イッチ群入力端末24は、電源分配器4に対して変化の
あったスイッチの情報を送信する(ステップ103)。ス
テップ104では、この受け取ったスイッチ情報を基
に、対象となる電源端末のどの電気負荷装置に対して電
源を供給するかを判断し、その結果を、データ通信によ
り、対応する電源端末に送信する。
【0049】この後、各電源端末では、自らが電源供給
を制御している電気負荷装置と、電源供給素子(IPD)
の状態を常にマイコンにより監視し、図6の表に基づい
て、それらに異常が発生していないか否かをチェックす
る(ステップ105)。そして、異常が発生したと判断さ
れた場合には、ステップ106で、異常が発生した旨を
データ通信により電源分配器4に送信する。
【0050】そこで、電源分配器4は、このデータを受
信して必要に応じて警告ランプ23を点灯し、運転者に
異常が報知されるようにする。しかして、異常が検出さ
れないときには、ステップ107で警告ランプを消灯さ
せ、以後、これらの処理を、ステップ103から繰り返
えすのである。
【0051】ところで、電源端末が電力を供給する電気
負荷としては、何れの制御ユニットでも、何れのモータ
やランプであっても差し支えない。例えば、スイッチ群
入力端末24から運転席パワーウィンドーの開放スイッ
チのONを受信して、運転席ドアに内蔵した電源端末か
ら、パワーウィンドーを開放するようにモータを作動し
ても良い訳であるし、スイッチ群入力端末24からイグ
ニッション・キーのアクセサリ電源供給位置(ACCの
位置)信号を取り込み、アクセサリ電源で動作する装置
(ラジオなど)の電源を供給すべく電源端末から電力供給
を行っても良い。
【0052】そこで、以後、このイグニッション・キー
の入力に限定して、この本発明の動作をフローチャート
を用いて説明する。
【0053】ところで、電源端末が電力を供給する電気
負荷としては、何れの制御ユニットでも、何れのモータ
やランプであっても差し支えない。例えば、スイッチ群
入力端末24から運転席パワーウィンドーの開放スイッ
チのONを受信して、運転席ドアに内蔵した電源端末か
ら、パワーウィンドーを開放するようにモータを作動し
ても良い訳であるし、イグニッション・キーのアクセサ
リ電源供給位置(ACCの位置)信号を取り込み、アクセ
サリ電源で動作する装置(ラジオなど)の電源を供給すべ
く電源端末から電力供給を行っても良い。
【0054】そこで、以後、イグニッション・キーの入
力を例にして、この実施形態の動作について説明する。
まず、イグニッション・キースイッチの信号を、スイッ
チ群入力端末24が取り込む部分の動作について、図1
0により説明する。スイッチ群入力端末24は、その内
部電源を生成する電源回路80と、通信IC81、それ
にマイコン82で構成されており、このマイコン82が
入力信号すべての取り込みを行なうのであるが、ここで
は、特に、イグニッションキースイッチ(イグニッショ
ン・キーシリンダスイッチ)のアクセサリスイッチ83
とイグニッションONスイッチ84を代表して示してあ
る。
【0055】図11は、図10のマイコン82が行って
いるスイッチ信号取り込み処理200のフローチャート
で、この処理は、一定時間毎に定期的に繰り返し実行さ
れる定時間割り込み処理の中で行われている。なお、定
時間で処理を行うのは、これによれば、スイッチのチャ
タリングを取り除くフィルタ処理がやり易いからであ
る。
【0056】まず、ステップ201でアクセサリスイッ
チがONになっているか否かが判断される。そして、結
果がYES(肯定)であれば、ステップ202で、アクセ
サリスイッチがONである旨を表わす「IGN(AC
C)」フラグを“1”にセットする処理を行ない、NO
(否定)であればステップ203で、このフラグを“0”
にクリアする処理を行なう。
【0057】続いて、ステップ204では、イグニッシ
ョンONスイッチがONになっているか否かが判断され
る。そして、このときも、同様にスイッチがONであれ
ばフラグ「IGN(ON)」が“1”にセットされ、否で
あれば“0”にクリアされて処理を終了するのである。
【0058】図12は、図10のマイコン82が行って
いるデータ送信処理300のフローチャートである。ス
テップ301で、まず前回送信したデータと、前記した
定時間割り込み処理で取り込んだデータの比較が行われ
る。そして、結果をステップ302で判定し、まず、デ
ータが一致していた(スイッチの入力に変化が無い)とき
は、そのまま処理を終了し、データ送信は行わない。
【0059】しかして、スイッチの入力に変化があった
場合には、ステップ303に進み、ここで、今回取り込
んだデータを送信データとして通信IC81にセット
し、次のステップ304で、通信ICに対し送信指令を
行う。続いて、ステップ305で取り込んだデータ(送
信したデータ)を前回送信したデータとして格納し、処
理を終了するのである。
【0060】次に、スイッチ群入力端末24が送信した
データを、電源分配器4、又は電源端末8、11、1
4、18、21が受信する処理について説明する。この
実施形態で用いている通信ICには、基本的機能とし
て、データを受信すると、データを受信した旨を知らせ
る機能がある。
【0061】そこで、この実施形態では、このデータ受
信を知らせる信号を利用し、これにより割り込み処理を
実行し、通信ICが受信したデータを吸い上げる処理を
実行するようにしてあり、この処理が図13に示す、デ
ータ受信処理400である。
【0062】まず、ステップ401では、受信したデー
タから、そのデータが何処から送信されたデータである
かを判断すべく、送信局のアドレスを入手する。続い
て、ステップ402では受信したデータを入手し、ステ
ップ403では、ステップ401で入手したアドレスに
基づいて、受信したデータを格納すべきRAMのアドレ
スをデコードし、ステップ404でRAMにデータを格
納して処理を終了するのである。
【0063】このように、送信局毎に、専用に、データ
を格納するエリアをRAMに確保しておくことにより、
他の処理においても、RAMを参照することにより、必
要なデータが直ぐに入手できるようになる。
【0064】次に、図14は、各電源端末が、スイッチ
ング素子であるIPDを操作する処理を纏めて記載した
フローチャートで、例えば、電源端末8の処理は、ステ
ップ501、520、530に記載され、電源端末11
の処理は、ステップ502、503、504に記載され
ているといった具合であり、以下、それぞれ各電源端末
の処理がステップ505からステップ513まで続いて
いる。
【0065】まず、ステップ501では、電源端末8に
異常が見受けられるか否かがチェックされ、異常がなけ
ればステップ520で電源供給処理が行われるが、異常
があるならば、ステップ530で電源遮断処理が行われ
る。以下、ステップ520の電源供給処理の詳細につい
ては、図15で、ステップ530の電源遮断処理の詳細
については、図16を使用して、夫々説明する。
【0066】図15の電源端末8の電源供給処理では、
まずステップ521で、イグニッション・キースイッチ
のアクセサリ電源スイッチがONになっているか否か
が、フラグ「IGN(ACC)」によりチェックされる。
なお、このフラグは、前記したスイッチ群入力端末24
がセットしたデータをデータ通信により入手したデータ
である。
【0067】そして、フラグ「IGN(ACC)」が
“1”であれば、ステップ522で、IPD48をON
すべく駆動信号50を「ハイ」にする。しかして、フラ
グ「IGN(ACC)」が“0”のときは、ステップ52
3で駆動信号50を「ロー」にする。従って、IPD4
8は、イグニッション・キースイッチがアクセサリ位置
にあるとき、電源が供給されるべき電気負荷装置9に電
源供給を行うスイッチング素子であることが判る。
【0068】次に、ステップ524では、イグニッショ
ン・キースイッチがONになっているか否かが、フラグ
「IGN(ON)」により判断される。なお、このフラグ
も、前記した「IGN(ACC)」と同様、スイッチ群入
力端末24がセットしたデータを、データ通信により取
り込んだものである。
【0069】フラグ「IGN(ON)」が“1”であるな
らば、ステップ525でIPD49をONするべく駆動
信号52を「ハイ」にする。他方、フラグ「IGN(O
N)」が“0”のときは、ステップ526で駆動信号5
2を「ロー」にして処理を終了する。このことから、I
PD49は、イグニッション・キースイッチがON位置
にあるとき電源が供給される電気負荷装置9に電源供給
を行うスイッチング素子であることが判る。
【0070】図16は、電源端末8の電源遮断処理53
0のフローチャートである。まず、ステップ531で
は、図6に基づいてIPD48の異常を調べ、異常があ
れば、ステップ532で、IPD48の駆動信号50を
キャンセルする。続いてねステップ533でIPD49
の異常を検出し、異常があれば、ステップ534で、I
PD49の駆動信号52をキャンセルするのである。
【0071】次に、この実施形態で、電源分配器4によ
り実行されている電源ケーブル5、6、7の電流監視処
理について説明する。ここで、まず、車両が一般市場に
出される場合、その車両が消費する電流容量は、車両の
設計段階で既知となっている。一方、車両に搭載されて
いる電気負荷の何れが作動中であるかは、スイッチ群入
力端末24や、各電源端末からの動作状況が把握できれ
ば、認知可能である。
【0072】この実施形態では、前記したように、各端
末間で、データ通信によるデータの授受が行なわれてい
るため、電気負荷の動作状況の把握が容易にできるよう
になっており、従って、電源分配器4に内蔵されている
電流検出器38からのデータと、現在作動中の電気負荷
の容量を比較することにより、電源ケーブルを含めた電
源供給ラインの異常を検出することができる。
【0073】そこで、この異常の検出方法と、運転者へ
の警告方法について、電源ケーブル5の場合を例にし
て、図17に示す電流検出警告処理600のフローチャ
ートにより説明する。
【0074】まず、ステップ601では、現在作動中の
電気負荷がどれくらいあって、どれくらいの電流(電力)
が消費されているかが調査、推測される。例えば、電気
負荷がパワーウィンドーモータであれば、電流は10A
程度といった具合である。
【0075】次に、ステップ602では、電流検出器3
8からのデータに基づいて、電源ケーブル5にどれくら
いの電流が流れているか計算され、ステップ603で
は、調査、推測した電流値と、電流検出器38で検出し
た電流値の比較が行われ、電流検出器でのデータが、推
測値の50%増し以内(1.5倍以内)であれば、ステッ
プ604で、警告ランプ23を消灯する処理が実行さ
れ、ステップ608で、切換回路33のスイッチAの接
続が行われる。
【0076】しかして、50%以上であれば、ステップ
605で、警告ランプ23の点灯処理が実施され、続く
ステップ606で、今度は、検出された電流が推測値の
100%増し以上(2倍以上)であるかチェックされる。
そして、100%増し以上であれば、ステップ607
で、切換回路33の接点Aが開放(遮断)され、電源ケー
ブル5への電力供給が停止されるのである。
【0077】この結果、電源ケーブルが車両のボディア
ースに短絡したり、電源端末が何らかの原因により短絡
して、電源ケーブルに大電流が流れたときでも、車両火
災に至る虞れが未然に防止でき、安全を確実に保つこと
ができる。
【0078】従って、以上の実施形態の構成を纏める
と、以下の通りとなる。まず、バッテリ1からの電源線
3に、電源を分配するための電源分配器4を設け、この
電源分配器4から各系統の電源線5、6、7を配線し、
さらに、これらの電源線5、6、7の先に電源端末8、
11、14、18、21を設け、そこから各種の電気負
荷装置9〜、12〜、15〜、17〜、20〜に対して
電力が供給されるようにしてある。
【0079】この結果、電源の分配と電気負荷に対する
電源供給の制御を多重通信によって行うことにより、制
御信号用の電線だけでなく、電源供給用の電線も減少さ
せ得ることができる。
【0080】さらに、作動させている電気負荷に流れる
であろう電流の大きさと、実際に流れている電流値を比
較して、電源ハーネスの短絡による大電流を検出できる
ようにしているので、電源ケーブルが車両のボディアー
スに短絡した場合や、電源端末が何らかの原因により故
障したときでも、車両火災に至る虞れのないシステムが
構築でき、充分に安全を確保することができる。
【0081】なお、以上の実施形態では、本発明を自動
車の電源供給装置に適用した場合について説明したが、
本発明は、自動車の電源供給装置に限らず、電源から共
通に電力の供給を受け、異なった場所に設置された多数
の電気負荷装置を有するシステムなら、鉄道車両や航空
機、船舶など、各種乗物の種類を問わず、適用可能なこ
とは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、電源ケーブルの短絡
や、電装品や負荷駆動素子の故障による車両火災の防止
と、車両未使用時での消費電流の削減、しいては、車両
のヒューズやワイヤーハーネスの削減といった効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力供給制御装置を自動車に適用
した場合の一実施形態例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態例で使用されている電源ケ
ーブルの一例を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施形態例における電源分配器の詳
細を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態例における電源端末の詳細
を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態例におけるIDPの詳細を
示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態例の動作条件を示した説明
図である。
【図7】本発明の一実施形態例における切換回路の詳細
を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態例における接点回路の詳細
を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態例におけるスイッチ群入
力端末の機能を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施形態例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図15】本発明の一実施形態例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図16】本発明の一実施形態例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図17】本発明の一実施形態例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 ヒュージブルリンク 3 電源ケーブル 4 電源分配器 5、6、7 電源ケーブル 8、11、14、18、21 電源端末 9、10、12、13、15、16、17、19、2
0、22 負荷装置 24 スイッチ群入力端末 27 通信線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 龍也 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (72)発明者 坂本 伸一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (72)発明者 堀部 清 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社 日立製作所内 (72)発明者 黒沢 迪彰 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (72)発明者 佐藤 憲治 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (56)参考文献 特開 昭61−113632(JP,A) 特開 平7−131925(JP,A) 実開 昭59−56909(JP,U) 実開 昭62−78043(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00 B60R 16/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物内に配置されている電装品を群別
    し、各群毎に電源端末を配置して各電装品を集中制御す
    る方式の電気負荷駆動装置において、 電源から伸びる電源ケーブルに接続された電源分配手段
    と、 該電源分配手段から前記各群毎の電源端末に対してツリ
    ー状もしくはスター状に配線された複数本の電源ケーブ
    ルと 前記電源分配手段に備えられ、前記複数本の電源ケーブ
    ルの夫々に対する電源供給を、各電源ケーブル毎に独立
    して遮断するスイッチ手段と、 前記電源分配手段に備えられ、前記スイッチ手段の状態
    を制御するための制御手段と を設け、 前記複数の電源端末に対する前記電源からの電力供給
    が、前記電源分配手段を介して行なわれ、前記各電装品
    に対する前記電源からの電力供給が、前記複数の電源端
    を介して行なわれるように構成したことを特徴とする
    乗物用の電力供給制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、 前記制御手段には、前記電源の逆極性接続に応じて前記
    スイッチ手段を遮断動作する手段が設けられていること
    を特徴とする電力供給制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の発明において、 前記スイッチ手段が、ノーマルクローズタイプの接点回
    路で構成されていることを特徴とする電力供給制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1の発明において、 前記電源分配手段には、前記ツリー状もしくはスター状
    に配線された複数本の電源ケーブルの夫々に流れる電流
    値を検出する電流検出手段と、 該電流検出手段により検出された電流値が、予め設定し
    てある所定の電流値以上になったとき、前記ツリー状も
    しくはスター状に配線された複数本の電源ケーブル及び
    前記電装品に異常が発生したものと判断する手段とを備
    えていることを特徴とする電力供給制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項の発明において、 異常であると判断された場合、異常発生を報知する手段
    が設けられていることを特徴とする電力供給制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項の発明において、 異常であると判断された場合、異常であると判断された
    電装品に対する電力供給と、異常であると判断された電
    源ケーブルに対する電力供給の少なくとも一方を遮断す
    る手段が設けられていることを特徴とする電力供給制御
    装置。
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