JP5182928B2 - 電気接続箱およびデータ取得方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両上でバッテリと種々の電気負荷とに電気的に接続される電源分配ボックスとして用いられる、例えばリレー・ボックス、ヒューズ・ボックス、電子制御ユニット・ボックス、等といった電気接続箱(即ち、エレクトリック・ジャンクション・ブロック)に関し、特に、ヒューズ・ボックスが有する機能を半導体化した電気接続箱、およびその電気接続箱によるデータ取得方法に関する。
従来では、車両の各電気負荷への電力供給は、電磁リレー(即ち、メカリレー)とヒューズを介して行なっていた。電磁リレーやヒューズは、電気接続箱の筐体内に収容されており、実際の車両に搭載される電気接続箱では、電気負荷の数に応じた複数のリレーとヒューズが収容されている。図6は従来のメカリレー方式の電気接続箱300の例を示す外観斜視図である。この電気接続箱300は、筐体310の側面部に各種のコネクタ311を配置し、上面や下面にリレー等の電気部品付きの回路基板350を取り付けたものである。
ところで、近年、電気接続箱の小型軽量化や高速スイッチング制御などを実現するために、電磁リレーに代えてパワーMOSFET等のトランジスタが用いられるようになりつつあり、トランジスタを用いた電気接続箱も特許文献に掲載されるようになった(例えば、特許文献1参照)。
一方、通信を介してデータを受け取る場合、マイコン(マスター側)が命令を出し、電源コントロールIC(スレーブ側)が回答を返す方法が公知となっている。マイコンは、複数の電源コントロールICからデータを得るためには、電源コントロールIC毎にこの方法を繰り返す事になる。よって、マイコンが全ての電源コントロールICに回答させるために要する時間(サンプリング時間)は、該マイコンに接続された電源コントロールICの数に比例して延びることとなる。
図7は、マイコン(マスター側)が命令を出し、電源コントロールIC(スレーブ側)が回答を返す方法を説明するための図である。マイコン341は、外部システム342からの指令に基づいて電源コントロールIC321、323、325を制御する。この場合、マイコン341がマスターとなり、電源コントロールIC321、323、325がスレーブとなる。したがって、マイコン341が電源コントロールIC321、323、325のいずれか一つに選択的に命令を出し、いずれか一つの電源コントロールIC321、323、325のみが回答する。
図8は、従来の他の車両内通信システムの構成を説明するためのブロック図である。この図において、符号1aはマスターECU(Electronic Control Unit)、符号2a、2b、…、2nは第1、第2、…、第nのスレーブECU、符号3aはシリアル通信バスを示す。なお、各スレーブECUには、それぞれ異なる第1、第2、…、第nの通信レート21a、21b、…、21nが割り当てられている。
このように各スレーブECUにそれぞれ異なる通信レートが割り当てられた状態において、マスターECU1aは、ターゲットとするスレーブECUに割り当てられた通信レートにてデータ(要求)を送信する。その際、送信データの先頭に同期データ(01010101)なるビット列が付与されることにより通信が開始され、ターゲットとされたスレーブECU以外のスレーブECUは、通信レートが異なるため、この同期データを認識することができない。つまり、例えば、当該同期データが通信レート21aにて送信された場合は、第1のスレーブECU2aのみ正常に受信することができ、第2、…、第nのスレーブECU2b、…、2nは正常に受信することができない(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−211529号公報 特開平9−112338号公報
しかしながら、上記従来の電気接続箱のデータ取得方法では、サンプリング時間より短い時間で変化するデータは取り逃がす可能性があるため、サンプリング時間はより短い期間である方が好ましい。場合によっては、サンプリング時間を短くする為に通信速度を上げる等の対策が必要になるが、この対策を施すことによって、部品コストが上昇するとともに、高周波ノイズのために誤動作が生じるなどの別の問題が発生する恐れがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マイコンと複数の電源コントロールICとの間の通信において、マイコンによる処理を簡略化できるとともに、マイコンが全ての電源コントロールICに回答させるために要する時間(サンプリング時間)を短縮することができる電気接続箱、データ取得方法およびプログラムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 電気負荷への電力供給を制御する複数の電源コントロールICと、前記複数の電源コントロールICが検出する異常動作の有無を監視するマイコンと、を備える電気接続箱であって、
前記マイコンは、異常動作の有無を通知することを要求する異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信し、異常動作を検出したことを通知する異常有り信号を前記複数の電源コントロールICのいずれからも規定回答時間内に受信しなかった場合、再度、前記異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信し、
前記電源コントロールICは、Loレベルが規定時間以上継続する信号を前記異常有り信号と判断し
前記電源コントロールICは、前記異常検出命令信号を前記マイコンから受信した場合であって、該異常検出命令信号を受信するまでに前記異常有り信号と判断していたとき、前記異常有り信号を前記マイコンに送信する
前記マイコンは、前記複数の電源コントロールICの少なくとも一つから前記異常有り信号を受信した場合、前記複数の電源コントロールIC毎に異なるタイミングで、前記電源コントロールICが検出した異常動作の有無を通知することを要求する異常回答要求信号を前記複数の電源コントロールICに送信し、
前記電源コントロールICは、前記異常回答要求信号を前記マイコンから受信した場合であって、前記異常回答要求信号を受信するまでに異常動作を検出していたとき、異常動作を検出したことを通知するIC異常回答を前記マイコンに送信すること。
(2) 上記(1)の構成の電気接続箱において、
前記マイコンは、前記異常有り信号を前記複数の電源コントロールICのいずれからも規定回答時間内に受信しなかった場合、再度、前記異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信する、こと。
上記(1)〜(2)の構成の電気接続箱によれば、マイコンは、1命令のみのやり取りで、複数の電源コントロールICのいずれかが異常を検出しているか、または、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動しているかを特定し、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動している場合には、電源コントロールICそれぞれに命令を送信することはない。この構成により、マイコンは、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動している場合においては、1命令のみで全ての電源コントロールICとやり取りすることができるため、マイコン−電源コントロールIC間での通信工程の簡略化、及び処理時間の短縮化を図ることができる。
また、前述した目的を達成するために、本発明に係るデータ取得方法は、下記(3)を特徴としている。
(3) 電気負荷への電力供給を制御する複数の電源コントロールICから該複数の電源コントロールICによって検出される異常動作の有無についての信号をマイコンによって取得するためのデータ取得方法であって、
前記マイコンが、異常動作の有無を通知することを要求する異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信する第1送信ステップと、
前記複数の電源コントロールICが、前記異常検出命令信号を受信する第1受信ステップと、
前記複数の電源コントロールICが、前記異常検出命令信号を受信するまでに検出した異常動作の有無を判別する第1判別ステップと、
前記複数の電源コントロールICが、前記第1判別ステップにて判別した異常動作の有無を前記マイコンに送信する第2送信ステップと、
前記マイコンが、異常動作の有無を前記前記複数の電源コントロールICから受信する第2受信ステップと、
前記マイコンが、前記第2受信ステップにて、異常動作を検出したことを通知する異常有り信号を前記複数の電源コントロールICのいずれからも受信しなかった場合、前記異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信する第3送信ステップと、
を有するデータ取得方法において、
前記マイコンが、前記第2受信ステップにて前記複数の電源コントロールICの少なくとも一つから前記異常有り信号を受信した場合、前記複数の電源コントロールIC毎に異なるタイミングで、前記電源コントロールICが検出した異常動作の有無を通知することを要求する異常回答要求信号を前記複数の電源コントロールICに送信する第4送信ステップと、
前記複数の電源コントロールICが、前記異常回答要求信号を受信する第3受信ステップと、
前記複数の電源コントロールICが、前記異常回答要求信号を受信するまでに検出した異常動作の有無を判別する第2判別ステップと、
前記複数の電源コントロールICが、前記第2判別ステップにて判別した異常動作の有無を通知するIC異常回答を前記マイコンに送信する第5送信ステップと、
前記マイコンが、前記IC異常回答を前記前記複数の電源コントロールICから受信する第4受信ステップと、をさらに有すること。
上記(3)の構成のデータ取得方法によれば、マイコンは、1命令のみのやり取りで、複数の電源コントロールICのいずれかが異常を検出しているか、または、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動しているかを特定し、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動している場合には、電源コントロールICそれぞれに命令を送信することはない。この構成により、マイコンは、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動している場合においては、1命令のみで全ての電源コントロールICとやり取りすることができるため、マイコン−電源コントロールIC間での通信工程の簡略化、及び処理時間の短縮化を図ることができる。
以上説明したように、本発明に係る電気接続箱、データ取得方法およびプログラムによれば、マイコンと複数の電源コントロールICとの間の通信において、電源コントロールICによって検出された異常動作の有無を判定する際のマイコンによる処理を簡略化できるとともに、マイコンが全ての電源コントロールICに異常動作の有無を回答させるために要する時間(サンプリング時間)を短縮することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電気接続箱5の構成を説明するための図である。各電源コントロールIC551、553、555、557の送信ポート501b、503b、505b、507bは、マイコン521の受信ポート509bに、各電源コントロールIC551、553、555、557の受信ポート501a、503a、505a、507aは、マイコン521の送信ポート509aに、それぞれ通信ラインが接続される。
また、マイコン521は、後述する、電源コントロールIC551、553、555、557から送信されるLoレベルが継続する時間を検出するために、各電源コントロールIC551、553、555、557からの送信ポート501b、503b、505b、507bを統合した通信ラインが分岐して、汎用入力ポート510に接続される。また、ECU(Electronic Control Unit)522は、マイコン521を介して、電源コントロールIC551に接続された複数の電気負荷31a〜31c、電源コントロールIC553に接続された複数の電気負荷33a〜33c、電源コントロールIC555に接続された複数の電気負荷35a〜35c、電源コントロールIC557に接続された複数の電気負荷37a〜37c、それれぞれへの電力供給の可否を制御するとともに、電源コントロールIC551、553、555、557が電気負荷31a〜31c、33a〜33c、35a〜35c、37a〜37cまたはFET511、513、515、517の異常動作を検出した場合に、ワーニングランプ523を点灯させる。
図2は、本発明の実施形態に係る電気接続箱による、マイコン−電源コントロールIC間での通信手順を説明するためのタイムチャートを示す。ここでは、マイコン−電源コントロールIC間での処理を説明するための一例として、各電源コントロールIC1、2、3、4が各電源コントロールIC1、2、3、4に接続された電気負荷に発生した異常動作(例えば、後述する過電流の発生)を検出する場合について説明する。なお、図2のタイムチャートは、電源コントロールIC1、2、3、4のうち電源コントロールIC1、2、3が異常動作を検出し、電源コントロールIC4が異常動作を検出していない場合のタイムチャートである。
マイコンは、あるタイミングで(好ましくは周期的に)、異常検出命令信号401を全電源コントロールIC1、2、3、4に送信する。異常検出命令信号401は、電源コントロールICが検出した異常動作の有無をマイコンに通知するよう、電源コントロールIC1、2、3、4に命令するための信号であり、同報信号として電源コントロールIC1、2、3、4すべてに送信される。このため、電源コントロールIC1、2、3、4は、略同時期に異常検出命令信号401をマイコンから受信する。
マイコンから異常検出命令信号401を受信した各電源コントロールIC1、2、3、4は、異常検出命令信号401を受信するまでの期間、より好ましくは、前回の異常検出命令信号401を受信した時点から今回の異常検出命令信号401を受信した時点までの期間、に異常動作を検出している場合には、規定時間(T2)の間、送信ポートをLoレベルに落とすことによって生成される異常有り信号をマイコンに送信する。電源コントロールIC551、553、555、557は、例えば“0x00”のような、ビット列として「0」が所定のビット数の分だけ連続するデータを送信することによって、規定時間T2の間、送信ラインをLoレベルに落としすようにしてもよい。図2では、異常検出命令信号401を受信するまでの期間に異常動作を検出している電源コントロールIC1、2、3は、規定時間(T2)の間Loレベルに落とした異常有り信号406、408、410を送信し、一方、異常検出命令信号401を受信するまでの期間に異常動作を検出していない電源コントロールIC4は、送信ポートをHiレベルに維持する。
各電源コントロールIC1、2、3からの送信データ(異常有り信号)406、408、410は、通信ライン上でOR信号となり、マイコンの受信ポート509bおよび、汎用入力ポート510に入力される。
マイコンは、異常検出命令信号401を送信し終えた時点から規定回答時間(T1)内に、受信ポート509bまたは汎用入力ポート510にて、規定時間(T2)以上長い時間(T3)、Loレベルの信号413(異常有り信号406、408、410がOR演算された信号)を検出した場合、いずれかの電源コントロールIC1、2、3、4に異常があると認識する(マイコンは、この段階で、電源コントロールIC1、2、3、4による電気負荷への電力供給を遮断するよう、該電源コントロールIC1、2、3、4を制御してもよい。)。
その後、異常動作を検出した電源コントロールIC1、2、3を特定する為に、マイコンは、電源コントロールIC1、2、3、4を逐次切り替えて、該電源コントロールIC1、2、3、4に命令を送る。すなわち、マイコンは、送信ポート509aから、電源コントロールIC1に異常動作の検出の有無を問い合わせるIC1異常回答要求信号402を、電源コントロールIC2に異常動作の検出の有無を問い合わせるIC2異常回答要求信号403を、電源コントロールIC3に異常動作の検出の有無を問い合わせるIC3異常回答要求信号404を、電源コントロールIC4に異常動作の有無を問い合わせるIC4異常回答要求信号405を、・・・を順次送信する。IC異常回答要求信号402、403、404、405は、電源コントロールICが検出した異常動作の有無をマイコンに通知するよう、電源コントロールIC1、2、3、4に命令するための信号であり、同報信号ではなく、電源コントロールIC1、2、3、4毎に個別に送信される。つまり、IC異常回答要求信号402、403、404、405は、電源コントロールIC1、2、3、4毎に異なるタイミングで、各電源コントロールICに送信される。
電源コントロールIC1、2、3、4は、マイコンから自身宛てのIC異常回答要求信号を受信すると、IC異常回答要求信号を受信するまでに自身が検出した異常動作の有無に応じて、その旨を通知する信号をマイコンに送信する。すなわち、電源コントロールIC1、2、3は、自身が検出した異常動作がある旨を通知するための信号であるIC1異常回答、IC2異常回答、IC3異常回答を送信し、一方、電源コントロールIC4は、自身が検出した異常動作がない旨を通知するためのIC4異常回答を送信する。
マイコンは、各電源コントロールIC1、2、3、4から異なるタイミングで受信するIC1異常回答414、IC2異常回答415、IC3異常回答416およびIC4異常回答417を参照することによって、異常動作を検出した各電源コントロールIC1、2、3、4を特定する。
なお、複数の電源コントロールICが規定時間未満のLoレベルの信号を送信した場合(例えば、ノイズや通信エラーなどが原因となって)、マイコンは、それらのLoレベルの信号を受信してOR演算した結果、規定時間以上長いLoレベルの信号413を検出し得る。このような場合であっても、マイコンが、いずれかの電源コントロールIC1、2、3、4に異常があると認識するようにしてもよい。これにより、マイコンは、電源コントロールIC1、2、3、4の異常動作の有無をより堅実に検出することができる。
続いて、電源コントロールIC1、2、3、4全てが異常動作を検出していない場合のマイコン−電源コントロールIC間での処理を説明する。図3は、本発明の実施形態に係る電気接続箱による、マイコン−電源コントロールIC間での通信手順を説明するためのタイムチャートを示す。
図3に示すように、マイコンは、異常検出命令信号401を受信した電源コントロールIC1、2、3、4から異常有り信号を受信しないまま、異常検出命令信号401を送信し終えた時点から規定回答時間(T1)が経過すると、再度、異常検出命令信号401を電源コントロールIC1、2、3、4に送信する。以後、マイコンは、異常検出命令信号401を受信した電源コントロールIC1、2、3、4から異常有り信号を受信しない限り、異常検出命令信号401を送信し終えた時点から規定回答時間(T1)後に、異常検出命令信号401を繰返し送信する。
このように、本実施形態の電気接続箱によれば、マイコンは、1命令(すなわち、異常検出命令信号401)のみのやり取りで、電源コントロールIC1、2、3、4のいずれかが異常を検出しているか、または、全ての電源コントロールIC1、2、3、4が正常に駆動しているか(すなわち、異常を検出していない)、を特定し、全ての電源コントロールIC1、2、3、4が正常に駆動している場合には、電源コントロールIC1、2、3、4それぞれに命令を送信することはない。この構成により、マイコンは、全ての電源コントロールIC1、2、3、4が正常に駆動している場合においては、1命令のみで全ての電源コントロールICとやり取りすることができるため、マイコン−電源コントロールIC間での通信工程の簡略化、及び処理時間の短縮化を図ることができ、さらに、マイコンが全ての電源コントロールICに回答させるために要する時間(サンプリング時間)を大幅に短縮することができる。
マイコン−電源コントロールIC間での通信工程を簡略化することによって、マイコンと電源コントロールICがデータのやり取りをする上で最低限必要な通信速度をより低いものにでき、マイコン−電源コントロールIC間の通信速度が低速である電気接続箱であっても、データのやり取りに充分なマイコン−電源コントロールIC間の通信を実現することができる。また、サンプリング時間を短縮することができることによって、短い時間で変化するデータを取り逃すことを最小限にすることができる。また、マイコン−電源コントロールIC間での通信工程の簡略化、及び処理時間の短縮化を実現することによって、マイコン−電源コントロールIC間での通信処理以外の処理にマイコンのリソースを利用することができる。
次に、本発明の実施形態に係る電気接続箱のマイコン及び電源コントロールIC毎の処理について、図4の本発明の実施形態に係る電気接続箱のフローチャートを参照して説明する。図4のフローチャートには、左側にマイコンによる処理フローを、右側に電源コントローラICによる処理フローをそれぞれ記載している。
マイコン521は、まず、電源コントロールIC551、553、555、557に異常検出命令信号401を送信するとともに(ステップ401)、規定回答時間T1をカウントするための計時を開始する(ステップ402)。
一方、電源コントローラIC551、553、555、557は、マイコン521から送信される各種命令または各種要求を待ち受けており、マイコン521から異常検出命令信号を受信するまでは(ステップ451、N)、信号をHiレベルに維持する(あるいは、規定時間T2以上のLoレベルの信号を送信しない範囲で、マイコン521と信号の送受信を継続する。ステップ452)。他方、電源コントローラIC551、553、555、557は、マイコン521から異常検出命令信号を受信すると(ステップ451、Y)、該異常検出命令信号を受信するまでの期間、より好ましくは、前回の異常検出命令信号401を受信した時点から今回の異常検出命令信号401を受信した時点までの期間に、自身に接続される電気負荷に発生した異常動作を検出したか否かを判別する(ステップ453)。電源コントローラIC551、553、555、557は、異常動作を検出していなければ(ステップ453、N)、信号をHiレベルに維持し(ステップ452)、異常動作を検出していれば(ステップ453、Y)、規定時間(T2)の期間、異常有り信号をマイコン521に送信する(ステップ454)。
マイコン521は、異常検出命令信号を送信した後、各電源コントローラIC551、553、555、557から送信される信号に、規定時間(T2)以上のLoレベルの信号が含まれているか否かを判別している(ステップ403)。具体的には、マイコン521は、ある電源コントローラICからLoレベルの信号を受信した時点から規定時間T2をカウントするための計時を開始し、該電源コントローラICからHiレベルの信号を受信した時点でその計時をリセットすることを繰り返すことによって、該電源コントローラICからの信号に含まれているLoレベルの信号の期間を演算し、その演算した期間が規定時間T2を超えるか否かを判別している。
マイコン521は、ステップ403の処理と並行して、ステップ402にて計時を開始したカウントが規定回答時間T1を越えているか否かを判別しており(ステップ404)、ステップ402にて計時を開始したカウントが規定回答時間T1を越えない限り(ステップ404、N)、ステップ403の処理を継続する。一方、マイコン521は、ステップ402にて計時を開始したカウントが規定回答時間T1を越えると(ステップ404、Y)、ステップ402にて計時を開始したカウントをリセットし(ステップ405)、電源コントロールIC551、553、555、557に異常検出命令信号401を送信するとともに(ステップ401)、規定回答時間T1をカウントするための計時を開始する(ステップ402)。
マイコン521は、各電源コントローラIC551、553、555、557から送信される信号に、規定時間(T2)よりも長いLoレベルの信号が含まれていない限り(ステップ403、N)、上述したステップ401、402、404、405の処理を繰返し行う。他方、電源コントローラIC551、553、555、557は、ステップ452にて、信号をHiレベルに維持している限り(あるいは、規定時間T2以上のLoレベルの信号を送信しない範囲で、マイコン521と信号の送受信を継続している限り)、上述したステップ451、453の処理を繰返し行う。
次に、電源コントローラIC551、553、555、557の少なくとも一つが規定時間(T2)の期間、異常有り信号をマイコン521に送信し(ステップ454)、マイコン521が電源コントローラIC551、553、555、557のいずれかから受信した信号に、規定時間(T2)よりも長いLoレベルの信号が含まれていると判別した場合(ステップ403、Y)を考える。このとき、マイコン521は、電源コントロールIC551、553、555、557のいずれかに異常回答要求信号を送信する(ステップ406)。
一方、電源コントローラIC551、553、555、557は、マイコン521から送信される各種命令または各種要求を待ち受けており、マイコン521から異常回答要求信号を受信するまでは(ステップ455、N)、信号をHiレベルに維持する(あるいは、規定時間T2以上のLoレベルの信号を送信しない範囲で、マイコン521と信号の送受信を継続する。ステップ456)。他方、電源コントローラIC551、553、555、557は、マイコン521から異常回答要求信号を受信すると(ステップ455、Y)、該異常回答要求信号を受信するまでの期間に自身に接続される電気負荷に発生した異常動作を検出したか否かに応じたIC異常回答をマイコン521に送信する(ステップ457)。
マイコン521は、ステップ406にて異常回答要求信号を送信した電源コントローラICからIC異常回答を受信すると(ステップ407)、該IC異常回答を参照することによって、該電源コントローラICが異常動作を検出したものであるか否かを特定する(ステップ408)。マイコン521は、電源コントローラIC551、553、555、557全てにIC異常回答を送信するまで(ステップ409、N)、IC異常回答を未だ送信していない電源コントローラIC551、553、555、557に逐次切り替えて(ステップ410)、該電源コントロールIC1、2、3、4に異常回答要求信号を送信する(ステップ406)。
このように、本発明に係る実施形態の電気接続箱によるデータ取得方法によれば、マイコンは、1命令(すなわち、異常検出命令信号)のみのやり取りで、電源コントロールIC551、553、555、557のいずれかが異常を検出しているか、または、全ての電源コントロールIC551、553、555、557が正常に駆動しているか(すなわち、異常を検出していない)、を特定し、全ての電源コントロールIC551、553、555、557が正常に駆動している場合には、電源コントロールIC551、553、555、557それぞれに命令を送信することはない。この構成により、マイコンは、全ての電源コントロールIC551、553、555、557が正常に駆動している場合においては、1命令のみで全ての電源コントロールICとやり取りすることができるため、マイコン−電源コントロールIC間での通信工程の簡略化、及び処理時間の短縮化を図ることができ、さらに、マイコンが全ての電源コントロールICに回答させるために要する時間(サンプリング時間)を大幅に短縮することができる。
次に、本発明の実施形態に係る電気接続箱(ヒューズ・ボックス)5の電源コントロールICが、各電源コントロールICに接続された電気負荷に発生した異常動作を検出する処理について説明する。この処理の一例として、電源コントロールICが、電気負荷に過電流が流れた場合を異常動作として検出する際の処理について説明する。
図1に示したように、この電気接続箱5は、入力端子としてのドレイン、出力端子としてのソース、制御端子としてのゲートを有するFET511、513、515、517と、電線としてのワイヤハーネス13、131、133、135、137と、電源コントロールIC551、553、555、557と、を含んで構成される。
各FET51n(n=1、3、5、7)は、入力端子が電力供給装置としてのバッテリ(図示省略)にワイヤハーネス13、13nを介して接続され、出力端子がワイヤハーネス13nを介して電気負荷3nに接続される。電源コントロールIC55nは、該電源コントロールIC55nに備わる二つの電極とFET51nの入力端子および出力端子とが接続されることによって、FET51nに並列に接続される。
この電気接続箱5のFET51n(n=1、3、5、7)および電源コントロールIC55nによる処理動作を説明する。電源コントロールIC55nは、FET51nに流れる電流値に応じて、FET51nの制御端子にON/OFF制御信号を出力することによって、FET51nのON(バッテリから電気負荷31a〜31c、33a〜33c、35a〜33c、37a〜37cへの通電の継続)、OFF(バッテリから電気負荷31a〜31c、33a〜33c、35a〜33c、37a〜37cへの通電の遮断)を切り替える。
図5は、本発明に係る実施形態の電気接続箱5のFETおよび電源コントロールICによる、突入電流発生時の処理動作の一例を説明する図である。電源コントロールIC55n(n=1、3、5、7)は、FET51nをONにしてFET51nに流れる電流値Iを監視しており、図5の時間T0の時点において電気負荷3nの駆動開始に伴って突入電流IがFET51nに発生したことを検出すると(時間0まで0だった電流値が0でなくなったことを検出すると)、その時点から2048msの計時を開始する。
そして、計時を開始してから経過時間T後に検出した電流値Iと、その経過時間Tに応じた標準判定値(0<T≦14ms:基準閾値の8倍。14<T≦42ms:基準閾値の4倍。42<T≦266ms:基準閾値の2倍。266<T:基準閾値の1倍。)と、を比較し、経過時間T後に検出した電流値Iが経過時間Tに応じた標準判定値よりも小さければ、FET51n(n=1、3、5、7)のONを継続する。一方、経過時間T後に検出した電流値Iが経過時間Tに応じた標準判定値よりも大きければ、FET51nをOFFに切り替える。
標準判定値は、FET51n(n=1、3、5、7)を流れる正常な突入電流の時間変化をモデル化したものであり、経過時間Tに応じた標準判定値を下回る突入電流IがFET51nを流れている限り、電源コントロールIC55nは、正常な突入電流が流れたとしてFET51nのONを継続する。この処理動作によって、瞬間的に極めて大きな値の突入電流がFET51nを流れても、FET51nを流れる電流を不用意に遮断することがなくなり、他方、突入電流の波形とは異なる大電流、すなわち過電流が流れた場合にはFET51nを流れる電流を遮断することができる。
以上説明したように、本発明に係る実施形態の電気接続箱、及びその電気接続箱によるデータ取得方法、及びそのデータ取得方法をコンピュータに実行させるためのプログラムによれば、マイコンは、1命令(すなわち、異常検出命令信号401)のみのやり取りで、複数の電源コントロールICのいずれかが異常を検出しているか、または、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動しているか、を特定し、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動している場合には、複数の電源コントロールICそれぞれに命令を送信することはない。この構成により、マイコンは、複数の電源コントロールIC全てが正常に駆動している場合においては、1命令のみで全ての電源コントロールICとやり取りすることができるため、マイコン−電源コントロールIC間での通信工程の簡略化、及び処理時間の短縮化を図ることができ、さらに、マイコンが複数の電源コントロールICすべてに回答させるために要する時間(サンプリング時間)を大幅に短縮することができる。
マイコン−電源コントロールIC間での通信工程を簡略化することによって、マイコンと電源コントロールICがデータのやり取りをする上で最低限必要な通信速度をより低いものにでき、マイコン−電源コントロールIC間の通信速度が低速である電気接続箱であっても、データのやり取りに充分なマイコン−電源コントロールIC間の通信を実現することができる。また、サンプリング時間を短縮することができることによって、短い時間で変化するデータを取り逃すことを最小限にすることができる。また、マイコン−電源コントロールIC間での通信工程の簡略化、及び処理時間の短縮化を実現することによって、マイコン−電源コントロールIC間での通信処理以外の処理にマイコンのリソースを利用することができる。
本発明の実施形態に係る電気接続箱5の構成を説明するための図 本発明の実施形態に係る電気接続箱による、マイコン−電源コントロールIC間での通信手順を説明するためのタイムチャート 本発明の実施形態に係る電気接続箱による、マイコン−電源コントロールIC間での通信手順を説明するためのタイムチャート 本発明の実施形態に係る電気接続箱による、マイコン−電源コントロールIC間での通信手順を説明するためのタイムチャート 本発明に係る実施形態の電気接続箱5のFETおよび電源コントロールICによる、突入電流発生時の処理動作の一例を説明する図 従来のメカリレー方式の電気接続箱300の例を示す外観斜視図 マイコン(マスター側)が命令を出し、電源コントロールIC(スレーブ側)が回答を返す方法を説明するための図 従来の他の車両内通信システムの構成を説明するためのブロック図
符号の説明
13、131、133、135 ワイヤハーネス
31a〜31c、33a〜33c、35a〜35c、37a〜37c 電気負荷
5 電気接続箱
501b、503b、505b、507b 送信ポート
501a、503a、505a、507a 受信ポート
510 汎用入力ポート
511、513、515、517 FET
521 マイコン
522 ECU
523 ワーニングランプ
551、553、555、557 電源コントロールIC

Claims (3)

  1. 電気負荷への電力供給を制御する複数の電源コントロールICと、前記複数の電源コントロールICが検出する異常動作の有無を監視するマイコンと、を備える電気接続箱であって、
    前記マイコンは、異常動作の有無を通知することを要求する異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信し、異常動作を検出したことを通知する異常有り信号を前記複数の電源コントロールICのいずれからも規定回答時間内に受信しなかった場合、再度、前記異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信し、
    前記電源コントロールICは、Loレベルが規定時間以上継続する信号を前記異常有り信号と判断し
    前記電源コントロールICは、前記異常検出命令信号を前記マイコンから受信した場合であって、該異常検出命令信号を受信するまでに前記異常有り信号と判断していたとき、前記異常有り信号を前記マイコンに送信する
    前記マイコンは、前記複数の電源コントロールICの少なくとも一つから前記異常有り信号を受信した場合、前記複数の電源コントロールIC毎に異なるタイミングで、前記電源コントロールICが検出した異常動作の有無を通知することを要求する異常回答要求信号を前記複数の電源コントロールICに送信し、
    前記電源コントロールICは、前記異常回答要求信号を前記マイコンから受信した場合であって、前記異常回答要求信号を受信するまでに異常動作を検出していたとき、異常動作を検出したことを通知するIC異常回答を前記マイコンに送信することを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記マイコンは、前記異常有り信号を前記複数の電源コントロールICのいずれからも規定回答時間内に受信しなかった場合、再度、前記異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 電気負荷への電力供給を制御する複数の電源コントロールICから該複数の電源コントロールICによって検出される異常動作の有無についての信号をマイコンによって取得するためのデータ取得方法であって、
    前記マイコンが、異常動作の有無を通知することを要求する異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信する第1送信ステップと、
    前記複数の電源コントロールICが、前記異常検出命令信号を受信する第1受信ステップと、
    前記複数の電源コントロールICが、前記異常検出命令信号を受信するまでに検出した異常動作の有無を判別する第1判別ステップと、
    前記複数の電源コントロールICが、前記第1判別ステップにて判別した異常動作の有無を前記マイコンに送信する第2送信ステップと、
    前記マイコンが、異常動作の有無を前記前記複数の電源コントロールICから受信する第2受信ステップと、
    前記マイコンが、前記第2受信ステップにて、異常動作を検出したことを通知する異常有り信号を前記複数の電源コントロールICのいずれからも受信しなかった場合、前記異常検出命令信号を前記複数の電源コントロールICすべてに同一のタイミングで送信する第3送信ステップと、
    を有するデータ取得方法において、
    前記マイコンが、前記第2受信ステップにて前記複数の電源コントロールICの少なくとも一つから前記異常有り信号を受信した場合、前記複数の電源コントロールIC毎に異なるタイミングで、前記電源コントロールICが検出した異常動作の有無を通知することを要求する異常回答要求信号を前記複数の電源コントロールICに送信する第4送信ステップと、
    前記複数の電源コントロールICが、前記異常回答要求信号を受信する第3受信ステップと、
    前記複数の電源コントロールICが、前記異常回答要求信号を受信するまでに検出した異常動作の有無を判別する第2判別ステップと、
    前記複数の電源コントロールICが、前記第2判別ステップにて判別した異常動作の有無を通知するIC異常回答を前記マイコンに送信する第5送信ステップと、
    前記マイコンが、前記IC異常回答を前記前記複数の電源コントロールICから受信する第4受信ステップと、をさらに有することを特徴とするデータ取得方法。
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