JP2000015348A - 電縫管成形機の成形ロール保持機構 - Google Patents

電縫管成形機の成形ロール保持機構

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JP2000015348A JP10182914A JP18291498A JP2000015348A JP 2000015348 A JP2000015348 A JP 2000015348A JP 10182914 A JP10182914 A JP 10182914A JP 18291498 A JP18291498 A JP 18291498A JP 2000015348 A JP2000015348 A JP 2000015348A
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    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/06Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
    • B21C37/08Making tubes with welded or soldered seams
    • B21C37/083Supply, or operations combined with supply, of strip material

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電縫管成形機の成形ライン上の帯状金属板の
左右端部を押し付けて成形する成形ロールを、金属板の
幅や板圧等の形状に合わせて理想的な位置に配置するこ
とは難しかった。 【解決手段】 成形ライン上の帯状金属板の両側を、成
形ラインの搬送方向に対して直交した軸芯を有する成形
ロール9で押し付け成形する電縫管成形機において、前
記成形ロール9を回転自在に支持する支持枠45を、成
形ラインの搬送方向に対して平行な軸46で回動自在に
支持し、前記支持枠を成形ラインの搬送方向に沿って複
数単一のフレーム43に回転自在に支持し、該フレーム
の成形ラインの搬送方向の中央部に、成形ラインの搬送
方向に対して直交状に回動中心を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形ライン上に帯
状の金属板を搬送して、成形保持機構に支持された成形
ロールを用いて、徐々に円弧状に屈曲させて、最終的に
平板の長手方向両端部を突き合わせて電縫溶接して、電
縫管を製造する電縫管製造設備における成形ロールの保
持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電縫管製造設備における成形
ラインの搬送方向の前段ゾーンであるか中段ゾーンであ
るか、後段ゾーンであるかにより、成形ロールの輪郭形
状が多様であり、また、成形方法の考え方によっても多
様な輪郭形状の成形ロールが使用されていた。
【0003】例えば、成形される帯状金属板の断面形状
を円管形状に近づけるために、帯状金属板の幅方向を一
つの成形ロールで成形しようとすれば、成形ロールの輪
郭形状は目標とする断面形状に合わせるように個々に異
なる形状としなければならない。また、成形しようとす
る帯状金属板の幅方向の任意の点に左右一対の成形ロー
ルを押しつけて屈曲成形する方式においては、筒状のロ
ールを用いることができる。また、筒状のロールの途中
部の外径を徐々に細くしてくびれ部を形成した輪郭形状
のロールを用いることで、安定して金属板を倣わせるこ
ともできる。このように実用されている成形ロールの輪
郭形状は多種多様であり、それぞれに電縫管の製造実績
をあげている。
【0004】そして、成形ロールは理論上或いは経験上
で決まる一定位置に位置決め固定し、その固定された成
形ロールに合わせて帯状金属板の断面形状を円弧状に倣
わして円管を成形するようにしていたのである。
【0005】また、前記成形ロールの保持部は、基本的
に成形ロールを回動自在に軸受けに軸支され、保持部に
よって固定保持され、さらに、この保持部を成形させる
帯状金属板の幅、高さ等寸法に応じた任意の位置に位置
決め移動できる、位置決め移動機構上に架設されてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術にお
いて、前記成形ロールの取り付け位置を理論上或いは経
験上からもっとも理想とする位置を導き出して、その位
置に成形ロールを配置していたが、実際には理想的な位
置を厳密に求めることは極めて困難であった。これは、
成形ライン上を搬送されている帯状金属板は三次元的に
連続的に変化しており、しかもその三次元連続変化形状
は金属板の板厚や板幅等の断面係数の違いや、金属板の
材質の違いによる降伏点や伸び率によっても、成形過程
の外乱要因となり、さらには、成形進行速度や金属板の
温度状態によっても影響を受けて成形ロールの配置が異
なるものなので、これらの複雑な要因により影響される
ために成形ロールの理想的な位置を、理論的に完全に解
析することは困難であり、経験的にカバーしていたので
あった。その為に、時には理想的な最適位置からずれた
位置に成形ロールが配置され、この状態で成形作業が行
われると、金属板の成形形状が不安定で、電縫溶接品質
が不安定となり、成形中に成形ロールにより過剰に押し
つける力が働いて電縫管の表面にスリ傷を付けてしまう
などの不具合が発生することが有った。
【0007】特に、管径Dに対して板厚tが薄い大径薄
肉管(t/Dが1.5%以下)の製造においては、金属
板の突き合わせる端部が波打つ波打ち現象(いわゆる、
エッジウエーブ)が生じていた。また、管径に対して板
厚が厚い小径厚肉管(t/Dが10%以上)の製造にお
いては成形過程で材料が捩じれるローリング現象が生じ
て、それぞれに管の製造が極めて困難な領域となり、一
般には電縫管の製造限界範囲と言われていた。
【0008】また、帯状金属板の各製造段階において、
断面形状を円弧上に倣わせたり、製造する管口径が異な
る場合には、成形ロールの輪郭形状を製造段階の各位置
において個々に異なる形状のものを用いる必要があり、
その取り替え作業が煩雑であり、その取り替え作業時に
はラインを停止させる必要があり稼働率が悪くなり、ま
た、輪郭形状の異なる成形ロールが位置に合わせた個数
が必要となっているので、成形ロールを製造するコスト
とその管理に費用がかかっていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、成形ライン上の帯状金属板
の両側を、成形ラインの搬送方向に対して直交した軸芯
を有する成形ロールで押し付け成形する電縫管成形機に
おいて、前記成形ロールを回転自在に支持する支持枠
を、成形ラインの搬送方向に対して平行な軸で回動自在
に支持したものである。また、前記支持枠を成形ライン
の搬送方向に沿って複数単一のフレームに回転自在に支
持し、該フレームの成形ラインの搬送方向の中央部に、
成形ラインの搬送方向に対して直交状に回動中心を設け
たものである。また、前記フレームの回動中心を支持す
る部材を、更に、前記回動中心及び搬送方向に対して直
交する軸で回転自在に支持したものである。また、前記
成形ロールを、位置決め移動機構を用いて成形ラインの
搬送方向に対して鉛直方向と左右方向に位置調整可能に
設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は電縫管の製造設備の全体概略図、図2は電縫
管の製造設備の他の実施例の全体概略図、図3は本発明
の成形ロール保持機構を有するスタンドの側面図部分断
面図、図4は同じく平面図、図5は同じく側面断面図、
図6は本発明の成形ロールの保持機構の平面図、図7は
同じく側面図一部断面図、図8は同じく正面図一部断面
図、図9は従来の固定支持した成形ロールによる金属板
の成形状態を示す図、図10はローリング自在に支持し
た成形ロールにより金属板の成形状態を示す図、図11
はヨーイング自在に一体的に支持した二個の成形ロール
により金属板の成形状態を示す正面図、図12は同じく
正面図、図13は従来の固定式の成形ロールによる金属
板の成形状態を示す側面図、図14は金属板の成形状態
を示すA矢視より断面図、図15は金属板の成形状態を
示すB矢視の断面図、図16は二個の成形ロールをピッ
チング自在に一体的に支持した図である。
【0011】まず、図1を用いて電縫管の製造設備の全
体構成について説明する。成形ラインの搬送方向の前段
側にブレークダウンスタンド2・2が配置された、ブレ
ークダウンゾーンが構成されている。本実施例において
二組のブレークダウンスタンド2・2が配置され、左右
に軸芯を有するブレークダウンロールが配置され、帯状
金属板を後方に送っている。その次の段階として、複数
組のケージロールスタント3・3・・・を配置したケー
ジゾーンが構成され、該ケージロールスタント3に本発
明の保持機構8によって保持される成形ロール9・9が
保持され、帯状金属板を円弧状に屈曲させて、金属板が
搬送されるにつれてその屈曲率を大きくしている。この
ケージゾーンの次段階には、複数組のフィンパスロール
スタンド4・4・・・が配置されている。該フィンパス
ロールスタンド4には、左右に軸芯を有するフィンパス
ロールが上下に配置され、金属板の幅方向の端部を突き
合わされて円管状とし、次に高周波溶接機5およびスク
イズロールスタンド10によって突き合わせた継ぎ目が
溶接される。溶接後には、図示されていないサイジング
ロールスタンドを通過させて電縫管を円形に強制サイジ
ングし、電縫管の製造過程が終了し、切断等の次行程に
送られる。
【0012】また、前記成形ロール9・9が保持される
保持機構8は、図2に示す製造設備に配置することもで
きる。この実施形態では、ブレークダウンスタンド2・
2の間位置に、本発明の保持機構8を有するサイドロー
ルスタンド6が配置され、最後部のブレークダウンスタ
ンド2とフィンパスロールスタンド4の間のクラスター
ロールスタンド7・7に保持機構8を介して成形ロール
9・9を支持させて、高周波溶接機5で継ぎ目を溶接
し、その後方のサイジングロールゾーンを通過させて円
形に強制サイジングし電縫管を製造したものである。
【0013】前記ケージロールスタント3、サイドロー
ルスタンド6やクラスターロールスタンド7の成形ロー
ル9・9は、金属板の幅方向の両側より押さえ付けるよ
うに保持機構8を介して保持され、これらのスタンドは
略同一のものが用いられる。ケージロールスタント3を
用いて本発明の保持機構8及びこの保持機構8の支持す
るスタンド構成について説明する。
【0014】図3〜図5で示したように、ケージロール
スタント3は、前記成形ラインの搬送方向に対して直角
(左右)に箱型のメインスタンド11が配置され、該メ
インスタンド11左右中央部に左右に軸芯を有する下部
ロール12が下部支持台13を介して軸支され、その下
部ロール12の左右両側に位置決め移動機構としての縦
スライド支持台14・14が左右スライド自在に配置さ
れ、該縦スライド支持台14に上下にスライド自在に保
持機構8が配置されている。この保持機構8が左右中央
に向けて対向して配置され、各二個の成形ロール9・9
が軸支され、成形ライン上を搬送される金属板の左右両
側を、成形ロール9・9と下方位置の下部ロール12と
の三点で金属板を押し曲げるように支持している。
【0015】前記下部ロール12の下部支持台13は、
図5に示すように、メインスタンド11の前後方向(成
形ラインの搬送方向)の幅に略等しく形成され、下部支
持台13前後部の下面より下方にスライド軸22・22
が突設され、スライド軸22・22が中央部のガイド筒
15・15内にスライド自在に挿入されている。前記下
部支持台13前後中央下面より下方に筒枠16が突設さ
れ、該筒枠16下部内に上下に軸芯を有するボス17が
嵌合されている。該ボス17内周面にネジ溝が構成され
ている。
【0016】一方、前記下部ロール12下方のメインス
タンド11中央下部にはギアケース18が配設され、該
ギアケース18には上下に軸芯を有するネジ軸19が軸
支され、該ネジ軸19が筒枠16内に挿入され、途中部
が前記ボス17内周面に螺合されている。
【0017】前記ギアケース18には、メインスタンド
11下部に沿って左右に横架されている伝達軸21の中
央部が連動連結されている。該伝達軸21の端部は、メ
インスタンド11端部の側方に配した昇降駆動モータ2
0の出力軸に連動連結され、この出力がギアケース18
に伝達され、ギアケース18内で変速してネジ軸19を
正逆回転させている。このネジ軸19の回転で、ネジ軸
19上のボス17が上下動して筒枠16を介して下部支
持台13を上下に昇降させ、昇降駆動モータ20の駆動
を止めて下部ロール12を所定位置に配置させるのであ
る。
【0018】また、前記メインスタンド11の端部の、
前記昇降駆動モータ20の上方には、載置台24が固設
されている。前記載置台24の前後一方に保持機構8昇
降用の上下動調整モータ25が載置されている。図4に
示す平面視のように、該上下動調整モータ25の配置に
対して前後及び左右に位置をずらして左右スライドモー
タ26が載置されている。該左右スライドモータ26と
上下動調整モータ25との各出力軸に、左右スライド伝
達軸27と上下動伝達軸28とが連動連結され、メイン
スタンド11の全長に渡って軸支されている。
【0019】また、前記左右スライド伝達軸27は、外
周面にネジ溝が成形されたネジ軸であり、後述する如
く、縦スライド支持台14に動力が伝達され、縦スライ
ド支持台14をスライドさせ、上下動伝達軸28より縦
スライド支持台14内に動力が伝達され、保持機構8が
上下動される。
【0020】また、前記メインスタンド11の下部ロー
ル12の左右両側で、前記上下動伝達軸28(左右スラ
イド伝達軸27)下方には、左右方向に伸延する二本の
ガイドレール30・30が前後に配置されている。該ガ
イドレール30・30上に縦スライド支持台14下部が
スライド自在に係合されている。該縦スライド支持台1
4は、下部の摺動部14aと摺動部14aの左右途中部
より立設する立上フレーム14bより成り、摺動部14
a底面に係合体14c・14cが形成され、該係合体1
4c・14cがガイドレール30・30をスライド自在
に係合し、ガイドレール30・30に沿って縦スライド
支持台14が左右にスライドされる。
【0021】また、前記立上フレーム14bの内側面に
は、上下に伸延する縦ガイドレール35・35が前後に
二本配置され、該縦ガイドレール35・35に沿って、
固定スライド体36が上下にスライドされ、該固定スラ
イド体36内側面に保持機構8が固定されている。即
ち、固定スライド体36外側面に上下及び左右に係合部
36a・36a・36a・36aが固設され、該係合部
36a・36aが縦ガイドレール35にスライド自在に
係合されている。更に、前記固定スライド体36には、
上下に孔36bが開口され、該孔36b下部にボス部3
7が固設されている。該ボス部37の内周面にはネジ溝
が穿設され、摺動部14aより上方に突設したネジ軸3
8途中部が螺合され、後述する如く回動されボス部37
及び固定スライド体36が上下動され、固定スライド体
36とともに保持機構8が上下動されている。
【0022】また、前記摺動部14aの左右端部にはボ
ス状の回転子31・31が枢支されている。前記摺動部
14a内には、前記左右スライド伝達軸27の途中部が
挿入され、左右スライド伝達軸27上の途中部が回転子
31・31内に螺合されている。そして、図示せぬ制動
機構を介して摺動部14aに対して回転子31・31の
回転が制動されたり回転自在に操作されている。
【0023】この制動機構の操作は外部より操作が行わ
れて、縦スライド支持台14に対して回転子31の回転
を制動した状態で、左右スライドモータ26が駆動され
ると、左右スライド伝達軸27の回転に従って回転子3
1が左右スライド伝達軸27上を左右に移動し、この回
転子31の移動に伴われて縦スライド支持台14が左右
に移動される。前記制動機構を操作して回転子31の回
転を自在とすることで、左右スライドモータ26の駆動
で左右スライド伝達軸27が回転しても、この回転に伴
われて回転子31が回転し、前後に移動されず縦スライ
ド支持台14が左右に移動されることがない。
【0024】即ち、左右何方かの縦スライド支持台14
の制動機構を作動し、他方を非作動状態とし、左右スラ
イドモータ26を駆動することで、制動機構を作動した
側の縦スライド支持台14を左右に移動させ、一側の成
形ロール9・9の左右位置が調整される。同様に逆側の
縦スライド支持台14を左右にスライドさせて、両側の
成形ロール9・9の位置が調整されるのである。尚、前
記制動機構としては、単に、ピンを用いて摺動部14a
を貫通して回転子31外周面内に挿入させて回転不能と
する簡単な構成により行うことができる。
【0025】また、前記上下動伝達軸28の途中部が摺
動部14a内に挿入されている。前記上下動伝達軸28
はスプライン軸であり、摺動部14a内の図示せぬギア
がスライド自在に係合され、図示せぬクラッチ機構や伝
動ギア機構を介してネジ軸38に動力が伝達されてい
る。よって、前記縦スライド支持台14が左右にスライ
ドされている間や、停止されている場合にも、上下動調
整モータ25が駆動されると、前記ネジ軸38が回転さ
れ、ボス部37とともに固定スライド体36が上下動
し、保持機構8及び成形ロール9・9の上下位置が調整
されるのである。
【0026】次に、前記保持機構8の構成について説明
する。図6〜図8に示すように、前記保持機構8には、
金属板の搬送方向(成形ラインの搬送方向)に沿って前
後に二個の成形ロール9・9が枢支されている。保持機
構8は、成形ロール9・9を軸受け部44・44等を介
して枢支する揺動フレーム43と、該揺動フレーム43
を回動自在に支持するロールホルダ40等より構成さ
れ、該ロールホルダ40が前述した固定スライド体36
内端部に固定され成形ラインに対して上下及び左右に移
動調整される。
【0027】即ち、前記揺動フレーム43の内側端部に
は、図6の両端部と中央部に軸受け部44・44・44
が固設されている。隣り合う軸受け部44・44の間に
は、四角形状の枠体であるロール支持枠45が枢支され
ている。この二個のロール支持枠45・45には、ロー
ル軸47が嵌入され、該ロール軸47外周面に嵌合した
ベアリング等の枢支部50を介して成形ロール9が枢支
されている。前記ロール軸47をロール支持枠45にベ
アリング等を用いて枢支する構成とせず、ロール支持枠
45に嵌入させる構成として、成形ロール9の支持剛性
を高くしている。更に、前記ロール軸47上部に溝47
aが形成され、ロール支持枠45上面に螺合したキープ
レート51が挿入され、抜け止めが行われると同時に成
形ロール9の支持剛性が高くなり、成形ロール9で力強
く金属板を押し付けて成形することができる。
【0028】前記成形ロール9の外周面には、中央部の
外径を細くした形状に形成され、左右の保持機構8・8
で対向して支持される成形ロール9・9で、金属板の幅
方向の外側を押し付けて、成形ロール9の凹状面に沿っ
て倣わせている。この時に、金属板の板厚や板幅等の外
乱によって、金属板の屈曲が図9の二点鎖線のように予
定より大くなったり、小さくなったりした場合には、従
来においては、成形ロール9・9の輪郭形状に沿って倣
わせることができず、この場合は、金属板の幅方向の端
部を倣わせる距離が、幅方向の他の部分より長くなり、
端部が伸ばされて大径薄肉管の製造においては、金属板
の突き合わせる端部が波打つ波打ち現象が生じていた。
また、小径厚肉管の製造においては塑性変形されたり、
左右の押し込む力の差より金属板の全体が捩じれるとい
った現象が発生し易いものであった。
【0029】本発明において、成形ロール9は成形ライ
ンの搬送方向に対して鉛直方向に設けたロール軸47に
回転自在に枢支され、さらに、このロール軸47の両側
を嵌入固定したロール支持枠45が、ロール軸47に対
して直角であり成形ラインの搬送方向と平行状に位置す
る水平シャフト46に軸支されている。即ち、前記成形
ロール9は、図8中の二点鎖線9’のように、水平シャ
フト46を回動中心として成形ラインの搬送方向に対し
てローリングできるようにしている。
【0030】従って、成形ロール9・9が押し付ける作
用力の最も少ない安定した位置に回動され、図10に示
すようにローリングされ、例えば、ロール軸47・47
を逆「ハ」字状にローリングされて、成形ロール9・9
で確実に金属板を倣わせることができ、小径厚肉管の製
造においても金属板の幅方向の端部のみが伸ばされて波
打ち現象を生じさせたりすることがなく。大径薄肉管の
製造においても、塑性変形させたり、左右の押し込む力
の差より金属板の全体が捩じれるといった現象が発生す
ることがないのである。
【0031】そして更に、本発明において二個の前記成
形ロール9・9を支持する揺動フレーム43は、ロール
ホルダ40に回動自在に支持されている。即ち、前記ロ
ールホルダ40内にローリング体41の一側が挿入して
枢支され、該ローリング体41の他側が図8に示すよう
に外側が側面視で「コ」字状に形成された揺動フレーム
43に挿入され、両者を垂直シャフト42が貫通して、
枢結される構成としている。該垂直シャフト42の軸心
とローリング体41の軸心は直交するように配設されて
いる。また、前記ロールホルダ40端部より内側にスト
ッパー53が突設され、揺動フレーム43の開放面内に
挿入され揺動フレーム43のピッチング量が一定角度で
規制されている。
【0032】前記ローリング体41は、成形ラインの搬
送方向に対して水平で直角方向に向けて軸芯を有し、成
形ラインの搬送方向に対して揺動フレーム43を介して
成形ロール9・9を、図5に示す矢印のように上下方向
に回動(ピッチング)させるものである。また、垂直シ
ャフト42は、成形ラインの搬送方向に対して直角に軸
芯を有し、揺動フレーム43を介して成形ロール9・9
を、図6の矢印に示すように、成形ラインの搬送方向に
対して水平方向に回動(ヨーイング)させるものであ
る。
【0033】また、前記垂直シャフト42をローリング
体41内に枢支させたことによって、揺動フレーム43
を回動自在に支持する構成をコンパクトにすることがで
きる。更に、垂直シャフト42の上途中部には、溝42
aが形成され、水平回動フレーム43上面に螺合したキ
ープレート52が挿入され、垂直シャフト42の抜け止
めが行われ、簡単な構成で強固に連結した支持構成と
し、成形ロール9を力強く金属板を押し付けて成形させ
ることができる。
【0034】このように構成したことによって、金属板
の成形中において金属板の円弧状の屈曲率が大きくな
り、図11に示すように、搬送方向の下流側より上流側
の金属板の方が太くなった状態で安定して成形されてい
る。そして、この成形中の金属板に何らかの外乱が働い
て、下流側の成形ロール9が上流側より金属板の幅方向
に押し込む反力が強く働くと、従来の固定式の成形ロー
ル9・9では金属板は無理に矯正され、この為に、成形
中の金属板には、不要な残留歪みや残留応力が発生し、
塑性変形が生じていた。
【0035】本発明において、前記揺動フレーム43
を、垂直シャフト42を中心に水平方向に回動自在とし
たことで、図11に示す状態より図12に示すように、
上流側の成形ロール9と下流側の成形ロール9が金属板
から受ける金属板の幅方向の反力が均等となる位置まで
自動的に回動され、上流側若しくは下流側の成形ロール
9に、大きな成形力が部分的に金属板に作用することが
なくなり、塑性変形を生じることがなく、金属板の表面
にスリ傷を付けることもないのである。
【0036】また、成形中における金属板の断面形状
は、上流側より下流側とで円弧状の屈曲率が異なると、
図13に示すように、例えば、上流側で適所位置を倣わ
していても、何らかの外乱が働いて断面形状の屈曲した
状態が変わると、例えば上流側では図14の二点鎖線に
示す如く金属板の縦方向に押さえ付ける力が弱くなり、
下流側では図15に示す如く縦方向に押さえ付ける力が
強くなることがあった。成形ロール9が固定式である
と、この場合には、下流側の成形ロール9でうまく倣わ
せることができず、下流側で成形ロール9で金属板を押
し付ける力が強くなりこの部分で残留応力を発生しやす
いものとなっていた。
【0037】本発明において、前後に二組の成形ロール
9・9を支持する揺動フレーム43を、ローリング体4
1を中心に回転自在に支持しており、図16に示すよう
に、上流側若しくは下流側の成形ロール9の一方が金属
板から縦方向に受ける反力が大きくなると、下方に下が
って他方の成形ロール9を持ち上げて金属板へ押し付け
ている。よって、前後二組の成形ロール9・9によっ
て、金属板を押し付けて倣わせる成形力が何れか一方に
偏ることがなく、バランスの取れた位置に移動させるこ
とができる。従って、大きな成形力が部分的に金属板に
作用することがなくなり、塑性変形を生じることがな
く、金属板の表面にスリ傷を付けることもないのであ
る。
【0038】また、これらの揺動フレーム43のローリ
ング体41回りの回動と、垂直シャフト42回りの回動
と、各成形ロール9・9の水平シャフト46回りの回動
の何れかのみが行われるのでなく、これらの三種類の回
動が複合的に行われている。即ち、前記揺動フレーム4
3がローリング体41を中心に回動して、上流側と下流
側の成形ロール9・9を上下にバランスの良い位置に回
動させて、両成形ロール9・9が金属板に均等に押し付
けられるとともに、水平シャフト46を中心に成形ロー
ル9・9自身が回動させることで、金属板の適所位置を
成形ロール9・9で確実に倣わすことができるのであ
る。また、この時に、上流若しくは下流側の何れかが、
金属板から幅方向への反力が大きくなった場合に、垂直
シャフト42回りに揺動フレーム43が回動され、上流
側若しくは下流側の成形ロール9に、大きな成形力が部
分的に金属板に作用することがなくなり、金属板中に残
留応力等を発生させることがないのである。
【0039】そして、この成形ロール9・9の保持機構
8が、固定スライド体36を介して縦スライド支持台1
4に上下方向に取付位置を調整自在に構成され、さらに
はこの縦スライド支持台14がメインスタンド11に対
して左右にスライド自在に取付られており、成形する管
口径に合わせて、保持機構8が上下左右に移動され、成
形ロール9・9位置を調整することができるのである。
そして、前述した揺動フレーム43の水平及び垂直方向
の回動と、成形ロール9自身が水平シャフト46を中心
に回動され、管口径に合わせて成形ロール9が移動さ
れ、成形される金属板の幅や厚みに合わせられ、残留応
力等を発生させることなく目的の管口径の円管状に成形
することができるのである。また、一種類の成形ロール
9によって、様々な種類、口径の電縫管を成形すること
ができ、成形ロール9を交換することなく交換する手間
がかからないのでその分、成形ラインの稼働率を向上す
ることができる。さらに、輪郭形状の異なる成形ロール
を管理するといった、負担やその管理に費用がなくな
り、製造コストを大幅に削減することができるのであ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1記
載のように、成形ライン上の帯状金属板の両側を、成形
ラインの搬送方向に対して直交した軸芯を有する成形ロ
ールで押し付け成形する電縫管成形機において、前記成
形ロールを回転自在に支持する支持枠を、成形ラインの
搬送方向に対して平行な軸で回動自在に支持したので、
成形ロールが押し付ける作用力が最も小さい位置に回動
されて安定した状態で成形できるようになり、成形ロー
ルで確実に金属板を倣わせることができ、小径厚肉管の
製造においても金属板の幅方向の端部のみが伸ばされて
波打つ現象を生じさせたりすることがなく。大径薄肉管
の製造においても、塑性変形させたり、左右の押し込む
力の差より金属板の全体が捩じれるといった現象が発生
させるといった不具合を生じることがなく、管の製造が
極めて困難な領域を少なくし、多様な種類の電縫管の製
造が可能となったのである。
【0041】また、請求項2記載のように、前記支持枠
を成形ラインの搬送方向に沿って複数単一のフレームに
回転自在に支持し、該フレームの成形ラインの搬送方向
の中央部に、成形ラインの搬送方向に対して直交状に回
動中心を設けたので、金属板の成形中に何らかの外乱が
働いて金属板の断面形状の屈曲状態が変わり、上流側若
しくは下流側の一方の成形ロールで金属板を幅方向に押
さえ付ける力が弱くなり、他方が強くなる場合がある
が、この場合に、上流側及び下流側の両成形ロールを支
持するフレームを、搬送方向に対して鉛直状にフレーム
の回動中心を設けて、両成形ロールを水平方向に回動さ
せることで、両成形ロールによって、金属板を押し付け
て倣わせる成形力が何れか一方に偏ることがなくなり、
バランスの取れた位置に移動させる。従って、大きな成
形力が部分的に金属板に作用することがなくなり、塑性
変形を生じることがなく、金属板の表面にスリ傷を付け
ることもないのである。また、溶接後に電縫管全体の捩
じりを矯正する負担が低減され、精度の高い管を製造す
ることができる。更には管の製造が極めて困難な領域を
少なくし、多様な種類の電縫管の製造が可能となる。
【0042】また、請求項3記載のように、前記フレー
ムの回動中心を支持する部材を、更に、前記回動中心及
び搬送方向に対して直交する軸で回転自在に支持したの
で、金属板の成形中に何らかの外乱が働いて金属板の断
面形状の屈曲状態が変わり、上流側若しくは下流側の一
方の成形ロールで金属板を縦方向に押さえ付ける力が弱
くなり、他方が強くなる場合があっても、両成形ロール
を支持するフレームを、成形ラインの搬送方向をX方向
とした場合、Y軸やZ軸を回動中心として両成形ロール
を回動させて、金属板を押し付けて倣わせる成形力が偏
ることなく、バランスの取れた位置に移動させ、塑性変
形を生じることがなく、金属板の表面にスリ傷を付ける
こともなくすことができるのである。また、溶接後に電
縫管全体の捩じりを矯正する負担が低減され、精度の高
い管を製造することができる。更には管の製造が極めて
困難な領域を少なくし、多様な種類の電縫管の製造が実
現されるのである。
【0043】また、請求項4記載のように、前記成形ロ
ールを、位置決め移動機構を用いて成形ラインの搬送方
向に対して鉛直方向と左右方向に位置調整可能に設けた
ので、成形する管口径に合わせて、成形ロールが上下及
び左右に移動され、成形ロール位置を調整することがで
きるのである。そして、フレームの水平及び垂直方向へ
の回動と、成形ロール自身の成形ラインの搬送方向を回
動中心としての回動によって、成形される金属板の幅や
厚みに合わせて成形ロール側が自在が移動され、残留応
力等を発生させることなく目的の管口径の円管状に成形
することができるのである。その為に、成形ロールを交
換することなく様々な種類、口径の電縫管を成形するこ
とができ、交換する手間がかからないのでその分、成形
ラインの稼働率が高く、生産性を向上できるのである。
さらには、輪郭形状の異なる成形ロールを管理するとい
った、負担やその管理に費用がなくなり、製造コストを
大幅に削減することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電縫管の製造設備の全体概略図である。
【図2】電縫管の製造設備の他の実施例の全体概略図で
ある。
【図3】本発明の成形ロール保持機構を有するスタンド
の側面図部分断面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】同じく側面断面図である。
【図6】本発明の成形ロールの保持機構の平面図であ
る。
【図7】同じく側面図一部断面図である。
【図8】同じく正面図一部断面図である。
【図9】従来の固定支持した成形ロールによる金属板の
成形状態を示す図である。
【図10】ローリング自在に支持した成形ロールにより
金属板の成形状態を示す図である。
【図11】ヨーイング自在に一体的に支持した二個の成
形ロールにより金属板の成形状態を示す正面図である。
【図12】同じく正面図である。
【図13】従来の固定式の成形ロールによる金属板の成
形状態を示す側面図である。
【図14】金属板の成形状態を示すA−A矢視より断面
図である。
【図15】金属板の成形状態を示すB−B矢視の断面図
である。
【図16】二個の成形ロールをピッチング自在に一体的
に支持した図である。
【符号の説明】
8 保持機構 9 成形ロール 14 縦スライド支持台 41 ローリング体 42 垂直シャフト 43 揺動フレーム 46 水平シャフト 47 ロール軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 紘一 神戸市西区室谷2丁目11番2 日下部電機 株式会社内 Fターム(参考) 4E028 CA02 CA11 CA13 CA18 4E063 AA01 BB06 EA07 JA06 JA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形ライン上の帯状金属板の両側を、成
    形ラインの搬送方向に対して直交した軸芯を有する成形
    ロールで押し付け成形する電縫管成形機において、前記
    成形ロールを回転自在に支持する支持枠を、成形ライン
    の搬送方向に対して平行な軸で回動自在に支持したこと
    を特徴とする電縫管成形機の成形ロール保持機構。
  2. 【請求項2】 前記支持枠を成形ラインの搬送方向に沿
    って複数単一のフレームに回転自在に支持し、該フレー
    ムの成形ラインの搬送方向の中央部に、成形ラインの搬
    送方向に対して直交状に回動中心を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の電縫管成形機の成形ロール保持機
    構。
  3. 【請求項3】 前記フレームの回動中心を支持する部材
    を、更に、前記回動中心及び搬送方向に対して直交する
    軸で回転自在に支持したことを特徴とする請求項2記載
    の電縫管成形機の成形ロール保持機構。
  4. 【請求項4】 前記成形ロールを、位置決め移動機構を
    用いて成形ラインの搬送方向に対して鉛直方向と左右方
    向に位置調整可能に設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2または請求項3記載の電縫管成形機の成形
    ロール保持機構。
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