JP2000013939A - 引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構 - Google Patents

引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構

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JP2000013939A
JP2000013939A JP17423398A JP17423398A JP2000013939A JP 2000013939 A JP2000013939 A JP 2000013939A JP 17423398 A JP17423398 A JP 17423398A JP 17423398 A JP17423398 A JP 17423398A JP 2000013939 A JP2000013939 A JP 2000013939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で保守・点検も更に容易な引出形遮
断器の接続プラグの鎖錠機構を得ること。 【解決手段】引出形真空遮断器の左側の側板に対して、
固定した取付板13Aの側面の内側にピン17A,17Bを介
して鎖錠板14を設ける。取付板13Aの前面下部には角穴
を形成する。取付板13Aの前面に添設した邪魔板12Aの
背面側に対して、角穴に遊嵌する間隔管19と操作板15を
順に重ね、小ねじ23で固定する。操作板15には、連結ピ
ン22を横に貫挿し、この連結ピン22に上端が連結した鎖
錠棒9Aの下端を引出形真空遮断器の底板2cに貫挿す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引出形遮断器の接
続プラグの鎖錠機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の引出形遮断器の接続プラ
グの鎖錠機構が組み込まれた遮断器ユニットの一例を示
す右側面図で、引出形遮断器の保守・点検位置の場合を
示す図である。
【0003】図10において、この遮断器ユニットは、略
L字形のユニット枠1とこのユニット枠1の床1aに左
側の前方から挿入され収納された引出形真空遮断器2で
構成されている。
【0004】このうち、ユニット枠1の床1aの前方に
は、凸部1cが形成され、垂直な後部1bの前面には、
固定側主回路端子部10Bが上下に突設されている。引出
形遮断器2の後端には、固定側主回路端子部10Bに嵌合
する可動側主回路端子部10Aが突き出ている。
【0005】引出形真空遮断器2の下端には、一対の車
輪2aが左右に設けられ、図示しない前面から見て左側
の側板の前端には、この発明の対象となる接続プラグの
鎖錠機構3Bが内側に組み込まれている。
【0006】この鎖錠機構3Bには、雄形の固定側プラ
グ4が前面に取り付けられ、鎖錠機構3Bの内部に後述
する図12で示すように組み込まれた鎖錠板12Cの下端
は、ユニット枠1の凸部1cの前方に突き出ている。
【0007】固定側プラグ4の前方には、このユニット
枠1が組み込まれる図示しない金属鎖錠形スイッチギア
の箱体に固定された制御線ケーブル6Aの端部に接続さ
れた可動側プラグ5が、この可動側プラグ5を固定する
樋状の案内板7とともに示されている。
【0008】図11(a)は、図10で示した可動側プラグ
5の拡大図、(b)は(a)の右側面図で、案内板7の
図11(b)において右側には、鎖錠ピン8の前端が固定
され、この鎖錠ピン8の中間部やや前方には、溝部8d
が加工されている。
【0009】このように構成された引出形真空遮断器に
おいては、図10で示す断路位置から図10において右側と
なる試験位置や更にその右側の接続位置に引出形真空遮
断器2を移動させるときには、安全上可動側プラグ5が
固定側プラグ4に完全に挿入されていることが規格(日
本電機工業会規格JEM1425とIEC298 金属閉鎖形ス
イッチギヤ及びコントロールギヤ)で定められている。
【0010】また、接続位置では、この挿入された可動
側プラグ5が抜けないように鎖錠機構3Bが構成され、
制御回路による遮断器の主回路の電磁操作が可能で、安
全上主回路の保護機能を発揮することができるように配
慮されている。
【0011】図12(a)は、図10で述べた接続プラグの
鎖錠機構3Bを前面から見た拡大詳細図、(b)は
(a)の右側面図でいずれも特公平2- 58844号公
報に開示されている。
【0012】すなわち、図示しない平面図ではL字形に
形成されて引出形真空遮断器の左側板に左側が固定され
た取付板13Bの上部には、前述した固定側プラグ4が前
面側から取り付けられている。
【0013】この取付板13Bの上部左側に後方に曲げら
れて形成したブラケット13bの下部後端には、支軸を介
してレバー31の後端が揺動自在に設けられ、このレバー
31の上部は、固定側プラグ4の後部に突設された案内筒
の背面と対置している。
【0014】レバー31の下部には、連結ピンを介して帯
板状の鎖錠板12Cの上端が連結され、この鎖錠板12Cの
中間部と下部には、上下方向に長い平行な直線部を形成
する長穴が加工されている。
【0015】これらの長穴には、取付板13Bの下部左側
の後方に直角に湾曲して形成されたブラケット13cの上
下に中間部が固定された案内ピン30の右端が遊嵌してい
る。取付板13Bの上部には、固定側プラグ4の左側に対
して、円形の挿入穴が加工され、この上部にやや小径の
固定穴が加工されている。
【0016】取付板13Bの上部左側には、図示しない平
面図ではL字形に形成された以下説明する邪魔板12Bの
上部が前面に添設されている。この邪魔板12Bの上部に
は、上下方向に長い長円穴が形成され、この長円穴の中
間やや下部に対して取付板13Bの挿入穴と同径の挿入穴
が追加加工され、図12(a)では、長円穴の下部が取付
板13Bの挿入穴の中心と一致している。
【0017】邪魔板12Bには、挿入穴の上部の前述した
固定穴に対して、段付ねじ27が挿入され、取付板13Bの
背面側から螺合されたナットで締め付けられ、邪魔板12
Bは、段付ねじ27の段付部と長円穴によって上下動自在
となっている。
【0018】邪魔板12Bの中間部の前面には、つまみ11
Bが固定され、邪魔板12Bの中間部の右側面には、引張
りばね20Cの下端が係止されるピンが突設されている。
引張りばね20Cの上端は、レバー31と鎖錠板9Bを連結
する連結ピンに係止され、この結果、邪魔板12Bは、引
張りばね20Cの復帰力で図12で示す位置に支えられてい
る。
【0019】邪魔板12Bの下部には、取付板13Bに形成
された長穴に対応し図12(b)の破線で示した長穴が上
下に形成され、これらの長穴の下端に対して案内ピン30
の前端が遊嵌し、この案内ピンの前端に挿入された止め
輪で上下動自在となっている。
【0020】このように構成された引出形遮断器の接続
プラグの鎖錠機構においては、鎖錠板12Cの下端が凸部
1cの前方にあるので、以下述べるように、図10,図11
で示した可動側プラグ5の鎖錠ピン8を固定側プラグ4
の左側の挿入穴に挿入することで、鎖錠板12Cを上方に
持ち上げ鎖錠状態を解除して、試験位置や接続位置に挿
入する。
【0021】すなわち、可動側プラグを固定側プラグ4
に挿入するときには、左手でつまみ11Bを介して邪魔板
12Bを下ろし、この邪魔板12Bの上部に形成された挿入
穴から可動側プラグの鎖錠ピン8を挿入してレバー31の
上部を後方に揺動させる。
【0022】可動側プラグが完全に挿入され内部のプラ
グが互いに接続されると、この可動側プラグに形成され
ている図11(a)に示す溝部8aの位置が邪魔板12Bに
形成された長円穴の下部と一致するとともに、鎖錠板12
Cの下端は、凸部1cよりも僅かに上方まで上昇する。
【0023】次に、邪魔板12Bのつまみ11Bを把持した
手を放すと、この邪魔板12Bは、引張りばね20Cの復帰
力で長円穴に遊嵌した案内ピン8の溝部8aに案内され
て上昇し、下端の位置が凸部1cよりも上方に位置する
図12の状態に復帰して、引出形真空遮断器の試験位置へ
の挿入が可能となる。
【0024】ここで、誤って、可動側プラグを抜こうと
しても、この可動側プラグは、溝部8aが邪魔板8に形
成された長穴の下端に嵌合しているので、引き抜くこと
はできない。
【0025】そのため、邪魔板8を下げようとしても、
この邪魔板8の下端には、凸部1cが対置しているので
できない。すなわち、試験位置や接続位置では、可動側
プラグを引き抜くことはできない。
【0026】なお、このような鎖錠条件による安全機構
は、出荷する製品に添付した取扱説明書に記載されてい
て、取扱者が前述したような誤操作を行わないように配
慮されている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された鎖錠機構においては、不特定のユーザに使わ
れるため、保守・点検が容易で、構造が簡単なことが更
に要請されている。そこで、本発明の目的は、構造が簡
単で保守・点検も更に容易な引出形遮断器の接続プラグ
の鎖錠機構を得ることである。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構は、固定側プラ
グを取り付け可動プラグの鎖錠ピンの挿入穴が前面に形
成した取付板を引出形遮断器の前面に固定し、長円穴の
中間部に可動プラグの挿入穴を形成した邪魔板を取付板
の前面に第1の案内具を介して上下動自在に添設し、挿
入穴から挿入される鎖錠ピンで押されて後退する鎖錠板
を取付板の側面に添設し、邪魔板に第2の案内具を介し
て固定される操作板を鎖錠板の下方の取付板の裏面に添
設し、下端が引出形遮断器の底板を貫通する鎖錠棒の上
端を操作板に連結したことを特徴とする。
【0029】また、特に請求項2に対応する発明の引出
形遮断器の接続プラグの鎖錠機構は、邪魔板の下動で鎖
錠板の後退動作を解除する鎖錠部を鎖錠板に形成したこ
とを特徴とする。
【0030】さらに、特に請求項3に対応する発明の引
出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構は、取付板の挿入穴
の下部に形成された案内穴に遊嵌し邪魔板と操作板を固
定する間隔具で第2の案内具を構成したことを特徴とす
る。このような手段によって、本発明では、各構成部品
と組立後の外形を小形化するとともに剛性を上げる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の引出形遮断器の接
続プラグの鎖錠機構の一実施形態を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖
錠機構の第1の実施形態を示す右側面図で、従来の技術
で示した図12(b)に対応する図、図2は正面図で、同
じく図12(a)に対応する図、図3は図1,図2の部分
分解斜視図である。
【0032】図1,図2及び図3において、図12で示し
た取付板13Bに対応する取付板13Aの左側は、図2の左
側に鎖線で示す引出形真空遮断器の側板2bに対して、
図3で示すボルト28で固定されている。
【0033】取付板13Aの前面には、固定側プラグ4が
図12と同様に固定され、この固定側プラグ4の左側に
は、挿入穴24が同様に形成され、この上部には段付ねじ
固定穴27aが同様に形成されている。
【0034】さらに、挿入穴25の下側には、角穴13dが
加工され、取付板13Aの左側の後方に折曲したブラケッ
ト13aの中間部の前方には、ピン17Aが固定され、中間
部の後方にはピン17Aと同一品のピン17Bが固定されて
いる。
【0035】ブラケット13aの右側面には、図1におい
て凹字状で図示しない前面図ではL字形の鎖錠板14が添
設されている。この鎖錠板14には、上部前側の後部に対
して、挿入穴25と対置する曲げ部14Cが形成されてい
る。
【0036】さらに、この曲げ部14cの下方には、横に
長い長円穴14aが形成され、上部の後部にも長円穴14b
が形成され、この長円穴14bの下部に対して、ばね掛け
18Bが固定されている。
【0037】鎖錠板14は、前後の長円穴14a,14bをピ
ン17A,17Bに嵌合させることで取付板13Aに支持さ
れ、各ピン17A,17Bに挿入された止め輪と各ピン17
A,17Bを介して前後方向に移動可能となっている。
【0038】ばね掛け18Bには、引張りばね20Aの後端
が係止され、この引張りばね20Aの前端は、取付板13A
のブラケット13aの中央部に固定されたばね掛け18Aに
係止され、この結果、鎖錠板14は引張りばね20Aの復帰
力によって長円穴14a,14bの後端がピン17A,17Bに
押し付けられている。
【0039】前方のピン17Aにも引張りばね20Bの上端
が係止され、鎖錠板14の前端の下端には、短い鎖錠ピン
21が固定されている。取付板13Aの前面には、固定側プ
ラグ4の左側に対して、以下説明するように短冊状の邪
魔板12Aが上下動自在に添設されている。
【0040】すなわち、この邪魔板12Aの上部には、上
下方向に長い長円穴25が加工され、この長円穴25の中間
やや下部の位置に挿入穴24が追加加工されている。長円
穴25の上部には、段付ねじ27の段付部が挿入され、この
段付ねじ27の後端は取付板13Aの固定穴27aを貫通し、
後方から螺合された図2で示すナットで固定されてい
る。
【0041】邪魔板12Aの中間部やや下部には、一対の
めねじ穴が加工され、このめねじ穴の下側には、つまみ
11Aが固定されている。このうち、めねじ穴の後面には
カラー19が添設され、このカラー19の更に後面には、図
3においてコ字状に形成された操作板15が添設され、こ
のうち、カラー19と操作板15は、この操作板15の上部後
方から締付穴に挿入され前端が前述しためねじ穴に螺合
された一対の小ねじ23で邪魔板12Aに固定されている。
なお、操作板15の後部の上端は、前述した鎖錠板14の下
端とピン21の後部で接触し、一対のカラー19の左右の外
面側は、取付板13Aの角穴13dの両側と僅かな間隙で対
置している。
【0042】操作板19の下部には、連結ピン22が挿入さ
れ、この連結ピン22の中央部には、四角棒から製作され
た鎖錠棒9Aの上端が止め輪を介して連結され、この鎖
錠棒9Aの下端は、引出形真空遮断器の底板2cに形成
された四角形の鎖錠穴を貫通し、図1で示す凸部1cの
前端と対置している。
【0043】連結ピン22には、鎖錠棒9Aの上端の左側
に対して、操作ばね20Bの下端が係止され、この操作ば
ね20Bの上端は、前方のピン17Aに係止され、この結
果、鎖錠棒9A,操作板15及び邪魔板12Aは,操作ばね
20Bの復帰力によって操作板15の上端が鎖錠板14の下端
に当接した図1で示す位置に維持されている。
【0044】次に、このように構成された引出形遮断器
の接続プラグの鎖錠機構の作用を説明する。図1及び図
2の状態から試験位置や接続位置に引出形遮断器を挿入
するために、可動側プラグを固定側プラグ4に挿入して
操作回路や制御回路のケーブルを接続するときには、従
来と同様につまみ11Aを図1,図2の矢印A1,A2に
示すように下方に押すことで、邪魔板12A,操作板15と
ともに鎖錠棒9Aを図1の矢印A3に示すように押し下
げて、これらの邪魔板12A,操作板15及び鎖錠棒9Aを
図4及び図5で示す位置に下ろす。
【0045】このとき、可動側プラグ5の鎖錠ピン8を
邪魔板12Aの挿入口24から取付板13Aの挿入口を経て案
内筒23に挿入し、更に可動側プラグ5を挿入して内部の
接続ピンを完全に嵌合させるとともに、鎖錠ピン8の先
端で鎖錠板14の曲げ部14cを図6に示すように押し、こ
の鎖錠板14を後方にずらす。
【0046】すると、鎖錠ピン8に形成された図3に示
す溝8aの位置が邪魔板12Aに形成された長穴25の位置
と一致して、邪魔板12Aは操作ばね20Bの復帰力で上昇
し、この邪魔板12Aとともに上昇する操作板15で鎖錠棒
9Aは図8及び図9の位置まで引き上げられる。
【0047】この結果、この鎖錠棒9Aの下端は、図8
及び図9に示すように凸部1cの状端面の位置よりも上
方となって、引出形真空遮断器は、試験位置や接続位置
に挿入可能となる。
【0048】なお、この状態でもし誤って可動側プラグ
5を引き抜こうとしても、鎖錠ピン8は、溝部が邪魔板
12Aの長円穴25と嵌合しているので、不可能であり、安
全である。
【0049】このように構成された引出形遮断器の接続
プラグの鎖錠機構においては、上下動によって下端が凸
部1cの前方に下降する鎖錠物が角材の鎖錠棒9Aだけ
となり、従来の図12で示した板材の取付板13Bに対して
案内ピン20で上下動する長い帯板状の鎖錠板12Cや邪魔
板12Bと比べて短く、剛性が高く、且つ方向性がなく、
万一の誤操作などに対しても変形しないので、熟練者で
なくても組立や保守・点検が容易となる。
【0050】
【発明の効果】以上、請求項1に対応する発明によれ
ば、固定側プラグを取り付け可動プラグの鎖錠ピンの挿
入穴が前面に形成した取付板を引出形遮断器の前面に固
定し、長円穴の中間部に可動プラグの挿入穴を形成した
邪魔板を取付板の前面に第1の案内具を介して上下動自
在に添設し、挿入穴から挿入される鎖錠ピンで押されて
後退する鎖錠板を取付板の側面に添設し、邪魔板に第2
の案内具を介して固定される操作板を鎖錠板の下方の取
付板の裏面に添設し、下端が引出形遮断器の底板を貫通
する鎖錠棒の上端を操作板に連結して、各構成部品と組
立後の外形を小形化するとともに剛性も上げたので、構
造が簡単で保守・点検も更に容易な引出形遮断器の接続
プラグの鎖錠機構を得ることができる。
【0051】また、特に請求項2に対応する発明によれ
ば、邪魔板の下動で鎖錠板の後退動作を解除する鎖錠部
を鎖錠板に形成することで、各構成部品と組立後の外形
を小形化するとともに剛性も上げたので、構造が簡単で
保守・点検も更に容易な引出形遮断器の接続プラグの鎖
錠機構を得ることができる。
【0052】さらに、特に請求項3に対応する発明によ
れば、取付板の挿入穴の下部に形成された案内穴に遊嵌
し邪魔板と操作板を固定する間隔具で第2の案内具を構
成することで、各構成部品と組立後の外形を小形化する
とともに剛性も上げたので、構造が簡単で保守・点検も
更に容易な引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の一実施形態を示す右側面図。
【図2】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の一実施形態を示す正面図。
【図3】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の一実施形態を示す部分分解斜視図。
【図4】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の作用を示す右側面図。
【図5】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の作用を示す正面図。
【図6】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の図4と異なる作用を示す右側面図。
【図7】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の図4と異なる作用を示す正面図。
【図8】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の図4及び図6と異なる作用を示す右側面図。
【図9】本発明の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
の図5及び図7と異なる作用を示す正面図。
【図10】従来の引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構
が組み込まれた引出形遮断器ユニットの一例を示す右側
面図。
【図11】(a)は図10の部分拡大詳細図、(b)は
(a)の右側面図。
【図12】(a)は、従来の引出形遮断器の接続プラグ
の鎖錠機構の一例を示す正面図。(b)は、従来の引出
形遮断器の接続プラグの鎖錠機構の一例を示す右側面
図。
【符号の説明】
1…ユニット枠、1a…床、1c…凸部、2…引出形真
空遮断器、2a…車輪、2b…側板、2c…底板、3A
…鎖錠機構、4…固定側プラグ、5…可動側プラグ、6
A…制御線ケーブル、7…案内板、8…鎖錠ピン、8a
…溝部、9A…鎖錠棒、10A,10B…主回路端子、11A
…つまみ、12A…邪魔板、13A…取付板、14…鎖錠板、
15…操作板、16…挿入穴、17A,17B…ピン、18A,18
B…ばね掛け、19…間隔管、20A,20B…引張りばね、
21…鎖錠ピン、22…連結ピン、23…小ねじ、24,25…挿
入穴、27…段付きねじ、28…ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星 慎也 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5G012 CC08 EE05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出形遮断器の前面に固定され固定側プ
    ラグが取り付けられ可動プラグの鎖錠ピンの挿入穴が前
    面に形成された取付板と、この取付板の前面に第1の案
    内具を介して上下動自在に添設され長円穴の中間部に前
    記可動プラグの挿入穴が形成された邪魔板と、前記取付
    板の側面に添設され前記挿入穴から挿入される前記鎖錠
    ピンで押圧されて後退する鎖錠板と、この鎖錠板の下方
    の前記取付板の裏面に添設され前記邪魔板に第2の案内
    具を介して固定される操作板と、この操作板に上端が連
    結され下端が前記引出形遮断器の底板を貫通する鎖錠棒
    とを備えた引出形遮断器の接続プラグの鎖錠機構。
  2. 【請求項2】 前記邪魔板の下動により前記鎖錠板の後
    退動作を解除する鎖錠部を前記鎖錠板に形成したことを
    特徴とする請求項1に記載の引出形遮断器の接続プラグ
    の鎖錠機構。
  3. 【請求項3】 前記取付板の前記挿入穴の下部に形成さ
    れた案内穴に遊嵌し前記邪魔板と前記操作板を固定する
    間隔具で前記第2の案内具を構成したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の引出形遮断器の鎖錠機
    構。
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