JPH0613128A - 電気コネクタ組立体 - Google Patents

電気コネクタ組立体

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JPH0613128A
JPH0613128A JP5027794A JP2779493A JPH0613128A JP H0613128 A JPH0613128 A JP H0613128A JP 5027794 A JP5027794 A JP 5027794A JP 2779493 A JP2779493 A JP 2779493A JP H0613128 A JPH0613128 A JP H0613128A
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JP
Japan
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connector
housing
rack
lever
side wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5027794A
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English (en)
Inventor
Joachim A Hahn
アルフレッド ハーン ヨアヒム
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Whittaker Corp
Whitaker LLC
Original Assignee
Whittaker Corp
Whitaker LLC
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Filing date
Publication date
Application filed by Whittaker Corp, Whitaker LLC filed Critical Whittaker Corp
Publication of JPH0613128A publication Critical patent/JPH0613128A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62944Pivoting lever comprising gear teeth

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ピンヘッドコネクタのハウジングの側壁と同一
面にラックを設けるようになし、このラックと、ソケッ
トコネクタのレバーに設けたピニオンとを噛み合わせる
ようにしてピンヘッドコネクタの成形を簡単化するとと
もに、その幅を狭くする。 【構成】ピンヘッドコネクタは、一対の対向するラック
40を設けたハウジング8を有し、またソケットコネク
タ6は、一対の対向するレバー114を有する。各レバ
ー114は、ピニオン127を有するとともに、ハンド
ル126により旋回できるようになっており、ソケット
コネクタ6とピンヘッドコネクタ2を嵌合離脱できるよ
うになっている。各ラック40は、ピンヘッドコネクタ
の絶縁ハウジング8の上縁23から直立して突出し、ハ
ウジング側壁12,13とほぼ同一面に設けて、各ラッ
ク40の歯42,44を対応する側壁12,13から突
出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタ同士を嵌合離
脱させるためのラック及びピニオン手段を有するピンヘ
ッドコネクタとソケットコネクタなど、これらラックや
ピニオン手段を有する第1と第2の電気コネクタを備え
た電気コネクタ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したような電気コネクタ組立体は、
例えば、ドイツ特許8714016.0で知られてお
り、この電気コネクタ組立体には、互いに嵌合する第1
と第2の電気コネクタが備えられ、第1の電気コネクタ
は第1絶縁ハウジングを有し、第2の電気コネクタは第
2絶縁ハウジングを有している。この第1ハウジングに
は、この第1ハウジングに嵌合される第2ハウジングを
受け入れる受け口を有するソケットを画定する側壁が設
けられ、この第1ハウジングの側壁には、互いに対向す
る一対のラックが設けられている。また、第2ハウジン
グの側壁には、互いに対向する一対のレバーが設けら
れ、各レバーには対応するラックの歯と噛み合うピニオ
ンが備えられている。レバーは回動可能であり、ピニオ
ンがラックと噛み合っているときには、両ハウジングを
完全嵌合状態としたり、離脱したりすることができるよ
うになっている。このような電気コネクタ組立体は、例
えば、車両のダッシュボードの下の狭い場所での電気修
理の際に手を入れることが困難な場所に用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上述の形式の既
知の電気コネクタ組立体では、ラックが第1絶縁ハウジ
ングのソケットの側壁の内面に設けられているため、ハ
ウジングの成形時にラックを形成するための複雑な設備
が必要となる。またこの側壁にラックを設けるため、側
壁の厚みを厚くしなければならず、電気コネクタ組立
体、あるいは一群の電気コネクタ組立体を狭い場所に配
置するのに適さないという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、ラックを容易
に形成でき、従来より小型の電気コネクタ組立体を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電気コネクタ組立体は、互いに嵌合される一
対のコネクタの一方にラック、他方にピニオンが設けら
れ、前記ラックと前記ピニオンを協働させることにより
互いに嵌合離脱される電気コネクタ組立体において、前
記ピニオンが、前記他方のコネクタのハウジングの互い
に対向する両側壁に沿って形成された、前記ラックと噛
み合う一対のギアと、該一対のギアを連結する操作レバ
ーとを有し、前記ラックが、前記一方のコネクタのハウ
ジングの、前記両側壁に対応する両側壁を嵌合方向に延
長した突出部に形成された歯を有することを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】本発明の電気コネクタ組立体では、ピニオンが
形成された側壁に対応する側壁の延長部にラックが形成
されているため、この側壁の内面にラックを形成するよ
りも容易にラックを形成できる。また、上述のように側
壁の延長部にラックが形成されており、側壁の厚さを増
加することなくラックを形成できるため、従来より小型
の電気コネクタ組立体にすることができ、狭い場所に取
り付けるのに好適なものになる。また、電気コネクタ組
立体の嵌合離脱が、操作レバーを操作することによりで
きるため、狭い場所に取り付けても嵌合離脱が容易であ
る。
【0007】本発明を一つの観点から見ると、この明細
書の実施例で説明するように、各ラックは、ソケットの
各側壁の縁からソケット受け口の外方に向かってまっす
ぐに延び、またラックの歯は側壁から突出し、この側壁
とラックが実質的に同一平面になるようになっているこ
とを特徴とする。このようにすることで、ラックは、複
雑な設備を使用することなく第1ハウジングの成形時に
容易に形成でき、ハウジングの幅を、例えば約40%も
低減できる。第2ハウジングが第1ハウジングに嵌合さ
れるようになっているため、電気コネクタ組立体の全幅
を少なくすることができる。
【0008】またレバーが第2絶縁ハウジングの側壁に
都合よく配置され、レバーが回動する全範囲にわたって
レバーはソケット側壁の嵌合方向の前方にとどまってお
り、このソケット側壁にはピニオンが収容される切り欠
きが形成されている。このため、電気コネクタ組立体の
全高が低減される。電気コネクタ組立体の幅を低減する
ために、レバーは、好ましくは、第1ハウジングの側壁
と同一面に設けられ、さらには、第2ハウジングが第1
ハウジングに嵌合された際にはソケットの側壁とほぼ同
一面になることが好ましい。
【0009】電気コネクタ組立体を例えば自動車内に設
ける場合、レバーを無断でむやみに操作できないように
するために、レバーに小孔を設け、この小孔が、レバー
とレバーの間で第2ハウジングから直立する突起に形成
された小孔と整合し、ハウジング同士が完全嵌合状態に
あるとき、全小孔が整合してこれらに一本のワイヤを通
すようにすることができ、このワイヤの両端を鉛シール
などで封印することができる。
【0010】第2ハウジングは、第1コネクタの端子と
嵌合する端子を有する電気コネクタ部材を受け入れるよ
うに変更可能であり、コネクタ部材を第2ハウジング内
にとどめて、所定のコネクタ部材のみを嵌合させるため
の極性手段と協働して第2ハウジングに正しいコネクタ
部材のみ確実に係止するようにするための協働スナップ
係止手段をこのコネクタ部材と第2ハウジングに設ける
ようにしても良い。
【0011】本発明をさらに別の観点から見ると、本発
明は、ピンヘッドコネクタとこれと嵌合するソケットコ
ネクタとを備えた電気コネクタ組立体をも提供するもの
であり、ピンヘッドコネクタには、第1ハウジング備え
られ、第1ハウジングはソケットを画定する一対の側壁
を有するとともに、ピンヘッドコネクタとの嵌合状態で
ソケットコネクタをソケットに受け入れて、ピンヘッド
コネクタの電気ピンをソケットコネクタの電気ソケット
端子に導入するための受け口を画定する上縁とを有す
る。また、この第1ハウジングには、一対の対向するラ
ックが設けられ、またソケットコネクタは、側壁を有す
る蓋型第2ハウジングを有し、この側壁には互いに対向
するレバーが装着され、各レバーは、対応するラックの
歯と噛み合う歯を有するピニオンに形成され、さらにレ
バーは回動可能であり、これにより、ピニオンとラック
の噛み合いでソケットコネクタとピンコネクタを完全嵌
合状態にしたり、離脱したりできるようになっているも
のである。特徴として、各ラックは、第1ハウジングの
各側壁の上縁と一体でかつこれに直立し、この側壁の上
縁から突出するこのラックの歯を備えた側壁とほぼ同一
平面になるように形成されている。また、レバーは、回
動する全範囲にわたり第1ハウジングの側壁の嵌合方向
の前方にとどまるように第2ハウジングの側壁の真上に
配置され、これらの側壁にはピニオンを収容する切り欠
きが設けられている。また各レバーは、一平面上に設け
られているとともに、第2コネクタが嵌合された際には
第1ハウジングの対応する側壁とほぼ同一平面になるよ
うになっている。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を、添付図を参照して詳述
する。ピンヘッド電気電気コネクタ組立体は、ピンヘッ
ドコネクタ2と、このピンヘッドコネクタ2に嵌合する
ソケット電気コネクタ6を備えて構成されている。図1
及び図2で明確なように、コネクタ2は、一体成形の細
長の絶縁ハウジング8を備えており、ハウジング8は基
部10を有し、この基部10からは、協働してソケット
コネクタ6を受け入れる受け口を有する矩形状ソケット
18を画定する側壁12、13と端壁14、16が直立
している。この基部10は、端壁14、16を越えて突
出する端部20と、側壁12を越えて突出する側方部2
2を有する。各端壁14、16には、基部10の突出部
20、22と協同して、装着パネル(図示せず)に形成
された矩形穴にコネクタ2を係止するための一対のラッ
チアーム24が設けられている。各側壁12、13は、
中央に切り欠き部25を有する上縁23を有する。端壁
14には、後述するソケットコネクタ6の極性キイを導
入するための内部キイ溝26が形成され、これにより内
部キイ溝26に導入可能な極性キイを有するコネクタ6
のみがコネクタ2と嵌合できることとなる。端壁16に
は、後述するコネクタ6の蓋の側壁の端部を受ける一対
の内部溝28が形成されている。基部10を貫通して一
列で9本のピン30を有する、電気ピン30が二列で1
8本設けられている。各ピン30は、基部10から直立
してソケット18に突出する嵌合部32を有し、この嵌
合部32により、後述するコネクタ6の対応するソケッ
ト端子と嵌合部32から直角に延びる接続部34が、基
部10から延びる障壁36の各対の間で嵌合する。接続
部34は、配線が印刷された半田付けされるプリント配
線基板(図示せず)の対応する孔に挿入するためのもの
である。配線基板にコネクタ2を固定するための装着用
突出部38が基部10から延びている。電気ピンを、真
っ直ぐにして、基部10から垂直に延びるようにするこ
とにより、障壁を不要にするようにしても良い。
【0013】受け口19の各側壁12,13の縁から
は、この側壁と同一平面で同一平面になるようにラック
40が直立している。ラック40同士は、ハウジング8
の長手方向ならびに横方向の双方に正確に整合してい
る。各ラック40は、連続した歯42,44を有し、こ
れらの歯は、ハウジング8の長手方向で側壁16から遠
ざかる方向に傾斜している。歯42,44は、各側壁1
2,13からそれぞれ突出している。歯42は、外方作
用縁46と、内方作用縁48と、頂部49とを有し、歯
44は、内方作用縁50と、外方作用縁51と、頂部5
2とを有する。
【0014】図3から図5で明らかなように、ソケット
コネクタ6には、端壁58により結合された側壁56
と、頂上壁60と、底壁62を有する中空絶縁蓋54が
備えられている。頂上壁60は、隆起部分61と、下方
に段差がついた下部63とを有する。端壁58と対向し
て、蓋54には、開放端67が設けられている。壁5
6,58,60,62は、協働して、ほぼ矩形状の空洞
64を画定している。この空洞64の上部は、多導体ケ
ーブルCの一端を受け入れるようになっており、さらに
下部は、蓋54のみを示す図4と図5には図示されいな
いが、図3の破線で示すソケットコネクタ部材66を受
け入れるようになっている。
【0015】図6から図10に示されたように、コネク
タ部材66は、細長のブロック形状の絶縁ハウジング6
8を有し、電気ソケット端子72をそれぞれ受け入れる
矩形断面の一列9個の孔70が二列形成されている。端
子72は、図3に模型的に破線で示されている。各端子
72は、ケーブルCの導線にクリンプ(圧着接続)され
ている。蓋54の底壁62は、端子72と整合し対応す
るピン部32を受ける貫通開口74が設けられている。
ハウジング68の面取りした先端75から極性キイ76
が突出し、先端75に対向する端77付近で、ハウジン
グ68の側壁80に一対のラグ78が設けられている。
各ラグ78は、面取りした先端面82を有し、ハウジン
グ68の頂壁84に向けて配置されている。孔70は、
ハウジング68の頂上壁84および底壁86を貫通して
形成されている。突出部78の下方で、ハウジング68
には、対向する一対のキイ溝88が、側壁80のそれぞ
れに矩形で真っ直ぐに延びて設けられている。各キイ溝
88は、床90および側壁92を有する。各床90から
は、対応するキイ溝88の側壁92から隔れて、停止用
突出部94が突出している。キイ溝88の下方では、対
応する端子72の上のラッチ舌片(図示せず)を受ける
一列の9個の開口96が各側壁80に形成されている。
開口96と側壁80の一方との間には、長手方向極性キ
イ溝98を画定する突起があり、また他方の側壁上の開
口96の間には、キイ溝98の下方で第2の長手方向キ
イ溝100を画定する突起がある。
【0016】蓋54の側壁56には、ハウジング68の
後方で、各キイ溝88に係止するL字形断面のレール1
02が形成されている。蓋54の開口端67の所では、
各側壁56から、ハウジング68のラグ78それぞれを
受けるための矩形開口106を有するラッチアーム10
4が突出している。一方の側壁56にはハウジング68
のキイ溝98内に導入されるキイ110が開口108の
高さ以下に形成され、他方の側壁56にはハウジング6
8のキイ溝100内に導入されるキイ112が上記キイ
110の下方に形成されている。
【0017】コネクタ部材66の蓋54への組立につい
て以下に説明する。端子72をケーブルCの導線がクリ
ンプ(圧着接続)し、ついで空洞70に導入し、端子7
2の錠止舌片開口96に係止した後、コネクタ部材66
が、その先端75を先頭にして、蓋54の開放端67に
挿入される。これにより蓋54のキイ102,110及
び112は、ハウジング68のキイ溝88,98,10
0にそれぞれ導入される。蓋54にコネクタ部材66を
完全に挿入した時点で、ハウジング68のラグ78は、
その面取りした先端面82に助けられて、ラッチアーム
104の開口106に係止される。ハウジング68のキ
イ76は、図3および図9に示されるように、蓋の壁5
8内の開口108を貫通して、この開口108を越えて
突出している。このようにハウジング68内に完全に挿
入された状態で、各端子72は、蓋54の底部66の対
応する開口74と整合する。上述の極性キイ手段によ
り、対応するキイ手段を有する所定のコネクタ部材66
のみが蓋54と組立られるようになっている。レール1
02とキイ溝88は、コネクタ部材66を蓋54内で安
定させる役目をしている。開口108は、キイ76に対
して幅方向にかなり大きな寸法にされ、ハウジング68
の先端75の幅とほぼ同じ幅とされ、これによりこのハ
ウジング68の先端75のいずれかの位置に設けられた
キイ76を有するコネクタ部材66を受け入れるように
なっている。コネクタ部材66は、ラッチアーム104
を持ち上げて開口108を通して蓋54の外へコネクタ
部材66を押し出すことにより、蓋54から取り外され
る。
【0018】蓋54は、さらにそれぞれ一平面上にある
一対の外部レバー114を備え、各レバーは、対応する
側壁56上の共通軸Xの回りに回動可能に装着されてい
る。各レバー11は、中空ハブ116を有し、この中空
ハブ116から、対応する側壁56の円形開口122の
縁を受け入れる外周溝120が設けられたフランジ11
8が突出している。各レバー114の円形ガイドカラー
124は、対応する側壁56に嵌め合わされている。ハ
ンドル126は、ラッチバー128で連結されている。
軸Xを挟んだハンドル126の反対側では、各レバー1
14は、上部ピニオン歯130、中間ピニオン歯132
および下部ピニオン歯134を備えたピニオン127を
有する。各歯130は、丸みを帯びた上下の作用面13
6を有し、また各歯132は、対向する丸みを帯びた上
下の作用面138,140を有し、これら作用面は、頂
部141を画定している。各歯134は、丸みを帯びた
上作用面142を有する。軸Xの上方でこの軸Xからハ
ンドル126の側に、各レバー114には、後述する錠
止棒を受け入れる小孔144が形成されたまっすぐな突
起部144を有する。レバー114同士が整合される
と、蓋54の長手方向並びに横方向の双方で小孔144
も互いに整合される。これにより、ハンドルおよびレバ
ー114の各歯も整合する。レバー114の間には、頂
壁60の下部63から上端部61の高さまで、前記錠止
棒を受け入れる小孔148が設けられた突出部146が
突出している。壁部63の下方で、端壁58には、ラッ
チヘッド152まで延びた垂直の弾性ラッチアーム15
0が形成されており、このラッチヘッド152が後述す
るように押しボタンのような作用をするようになってい
る。
【0019】ピンヘッド電気コネクタ組立体の使用方法
について図11および図12を参照して説明する。ピン
30の接続部34をプリント配線基板に半田付けし、さ
らに装着用突出部38プリント配線基板にボルトで取り
付け、ピンヘッドコネクタをパネルに形成された孔に通
して、上述した方法により、ラッチアーム24でパネル
に係止する。この様にしてコネクタ2をパネルに装着す
ると、底壁62を先頭にして蓋54をコネクタのソケッ
ト18に挿入することにより、コネクタ6を少しだけコ
ネクタ2と嵌合させ、蓋54のコネクタ部材66の極性
キイ76をコネクタ2のハウジング8のキイ溝26(図
9参照)に入れる。そして蓋54の側壁56の端部をそ
の開放端67の所でハウジング8の溝28(図10参
照)に導入する。
【0020】図11で明らかなように、コネクタ6は、
次のようにしてソケット18に最初挿入されレバー11
4が操作される。すなわち、各レバー114は軸Xの周
りで所定角度を保って配置されて、各レバー114の歯
130の丸みを帯びた表面136と、蓋54の対応する
ラック40の上方歯42の外縁46とが係合する。これ
により各レバー114の歯132は、対応するラック4
0の歯42,44の表面48と表面50との間に導入さ
れる。このレバー114が所定角度保って配置される
と、ハンドル126は、斜め上方に向けられる。これに
より図11に示されるように、ラッチ棒128は、ラッ
チヘッド152の上方に位置し、小孔144と148
は、非整合状態となる。コネクタ2,6同士を完全に嵌
合させるために、図11と図12に示されるように、作
業者は、ラッチアーム150の作用に抗してラッチヘッ
ド152を押し下げたラッチ棒128がこのラッチヘッ
ド152を通過してこのラッチヘッド152が復帰する
瞬間に、このラッチ棒128がラッチヘッド152の後
方からラッチヘッド152に係止するまで、ヘッドハン
ドル126を押してレバー114を時計方向に、すなわ
ち図11の矢印Aの方向に回動させる。従って、レバー
114は、図12に示されるように、ハンドル126が
ほぼ水平となるような角度で係止される。レバー114
が回動する際にピニオン歯132の丸みを帯びた表面1
38は、歯42の表面48を摺動し、これによりコネク
タ6は、図12に示されるように、対応するピニオン歯
132,134の表面140,142の間にラック歯4
4の山52が導入されるまで、ソケット8内に押し込ま
れる。表面142は、ラック歯44の表面51と係合
し、ピニオン歯132の山141は、ラック歯42の表
面48と係止される。レバー114の復帰運動は、ラッ
チヘッド152により阻止される。図12おいて、レバ
ー114が配置された角度で、ピン30の嵌合部分32
はソケット端子72に完全に導入され、また小孔14
4,148が互いに整合し、ワイヤ160が通されてい
る。電気コネクタ組立体が例えば自動車のダッシュボー
ドに装着された際に、レバーが勝手にいじられないよう
にワイヤ160の両端を封印しても良い。
【0021】コネクタ2および6は、次のようにして容
易に離脱できる。すなわち、ワイヤ160を除去後ラッ
チヘッド152を押し込み、図11および図12に示さ
れるように、レバー114を反時計方向に戻して各ピニ
オン歯132の表面140を、対応するラック歯44の
表面46で摺動させる。これにより歯132は、対応す
るラック歯42,44の間に導入される。次いで歯13
2の山141は、ハンドル126が垂直になるまで表面
50上を摺動し、これによりコネクタ6がコネクタ2か
ら離脱できる。切り欠き25は、レバー114の回動を
可能ならしめるためのものである。すなわち、この切り
欠きは、レバーが回動する際にソケット18の外方にと
どまっている。
【0022】ピニオン歯に近接した位置に軸Xがあるた
め、18個のピン嵌合部32と18個の端子72との間
に摩擦係合があるにもかかわらず、コネクタ6を容易に
コネクタ2から抜き取ることができる。ピニオン歯の丸
味を帯びた作用面が、ラック歯の表面を摺動するためラ
ック及びピニオン機構の操作を円滑にすることが可能で
ある。
【0023】ラック40が、ハウジングの側壁12,1
3上に設けられずに、ハウジング8の嵌合面から嵌合方
向に突出して配置されており、この側壁12、13を延
ばして形成されているため、ハウジング8は、コネクタ
6を収容するために必要な幅を最小にすることができ
る。このため、電気コネクタ組立体、あるいは隣接する
複数の電気コネクタ組立体を従来より小さな空間に収容
することができる。ラック及びピニオン機構が円滑に操
作されるため、電気コネクタ組立体を手で持って操作す
ることが困難な場所や作業員の視界が限定されたあるい
は全然見えない場所でもレバー114を容易に操作する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気コネク
タ組立体では、側壁を延長してラックが形成されている
ため、この側壁の内面にラックを形成するよりも容易に
ラックを形成でき、側壁の厚さを増加することなくラッ
クを形成できる。このため、従来より小型の電気コネク
タ組立体にすることができ、狭い場所に取り付けるのに
好適なものになる。また、電気コネクタ組立体の嵌合離
脱が、操作レバーを操作することによりできるため、狭
い場所に取り付けても嵌合離脱を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピンヘッド電気電気コネクタ組立体のピンヘッ
ドコネクタを示す側面図である。
【図2】図1に示すピンヘッドコネクタの上面図であ
る。
【図3】図1に示すピンヘッドコネクタと嵌合する電気
コネクタ組立体のソケットコネクタの側面図である。
【図4】図3の矢印4の方向に眺めたソケットコネクタ
の蓋の端面図である。
【図5】図3の矢印5の方向に眺めた蓋の端面図であ
り、部分的に図3の5’−5’線に沿う断面を示してい
る。
【図6】図3に示したソケットコネクタのソケットコネ
クタ部材の絶縁ハウジングの側面図である。
【図7】図6に示した絶縁ハウジングの端面図である。
【図8】図3に示したソケットコネクタの絶縁ハウジン
グの上面図である。
【図9】組立状態のピンヘッドコネクタならびにソケッ
トコネクタ部材の蓋と絶縁ハウジングの一端部の部分縦
断面図である。
【図10】図9と同じく組立状態のピンヘッドコネクタ
ならびにソケットコネクタ部材の蓋とハウジングの他端
部の部分縦断面図である。
【図11】ピンヘッドコネクタと少しだけ嵌合したソケ
ットコネクタの側面図である。
【図12】図11と同様な図であり、上記コネクタ同士
が完全に嵌合した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 第1コネクタ 6 第2コネクタ 8 第1絶縁ハウジング 12,13 側壁 18 ソケット 19 受け口 23 縁 40 ラック 42,44 歯 54 第2絶縁ハウジング 56 側壁 114 レバー 127 ピニオン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される一対のコネクタの一方
    にラック、他方にピニオンが設けられ、前記ラックと前
    記ピニオンを協働させることにより互いに嵌合離脱され
    る電気コネクタ組立体において、 前記ピニオンが、前記他方のコネクタのハウジングの互
    いに対向する両側壁に沿って形成された、前記ラックと
    噛み合う一対のギアと、該一対のギアを連結する操作レ
    バーとを有し、 前記ラックが、前記一方のコネクタのハウジングの、前
    記両側壁に対応する両側壁を嵌合方向に延長した突出部
    に形成された歯を有することを特徴とする電気コネクタ
    組立体。
JP5027794A 1992-02-17 1993-02-17 電気コネクタ組立体 Withdrawn JPH0613128A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9203346/3 1992-02-17
GB929203346A GB9203346D0 (en) 1992-02-17 1992-02-17 Electrical connector assembly

Publications (1)

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JPH0613128A true JPH0613128A (ja) 1994-01-21

Family

ID=10710541

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JP5027794A Withdrawn JPH0613128A (ja) 1992-02-17 1993-02-17 電気コネクタ組立体

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US (1) US5322448A (ja)
EP (1) EP0556762B1 (ja)
JP (1) JPH0613128A (ja)
DE (1) DE69303051T2 (ja)
GB (1) GB9203346D0 (ja)

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