JP2000013938A - 配電用変電所 - Google Patents

配電用変電所

Info

Publication number
JP2000013938A
JP2000013938A JP18196198A JP18196198A JP2000013938A JP 2000013938 A JP2000013938 A JP 2000013938A JP 18196198 A JP18196198 A JP 18196198A JP 18196198 A JP18196198 A JP 18196198A JP 2000013938 A JP2000013938 A JP 2000013938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distribution substation
transformer
gis
floor
tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18196198A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Satomi
昌男 里見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP18196198A priority Critical patent/JP2000013938A/ja
Publication of JP2000013938A publication Critical patent/JP2000013938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電用変電所において、設置スペースを縮小
化すると共に、引込み電力ケーブルの長さを短くする。 【解決手段】 GIS5、変圧器6及び配電盤7を具備
する配電用変電所10において、送電線用鉄塔1の下部
を2階建て構造8,9として、この2階建て部分に配電
用変電所の各機器を配置する。通常、配電用変電所の近
くに送電線用鉄塔がある。この鉄塔の下部を2階建て構
造とし、この2階建て部分を配電用変電所の各機器の設
置場所とする。これにより、配電用変電所を配置するス
ペースを縮小化し、電力ケーブルの長さを短くすること
ができる。GISは、送電線に近い2階部分8に配置す
るのが好ましく、1階部分9には、変圧器と配電盤のい
ずれか又は両方を配置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電系統における
末端の変電所である配電用変電所に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来の配電用変電所の一例を示
す。配電用変電所10は、気中端末3と、引き込み電力
ケーブル4と、ガス絶縁開閉装置(以下、「GIS」と
いう。)5などからなる一次側開閉設備と、変圧器6
と、配電盤7などからなる配電用の二次側開閉設備とか
ら構成される。通常、配電用変電所へは、送電線用の鉄
塔1から電気が送電されてくるため、配電用変電所は、
鉄塔1の近くの地点に配置されていた。
【0003】気中端末3は、鉄塔1に取り付けられて、
送電線2と架空線11により接続される。気中端末3と
GIS5の間は、電力ケーブル4により接続される。こ
のとき、GIS5における電力ケーブル4の引込み口
は、下部方向とされる。GIS5と変圧器6は、管路又
は電力ケーブルにより接続され、変圧器6と配電盤7は
電力ケーブルまたは気中ダクトにより接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
配電用変電所は、鉄塔1と別の地点に配置されていたた
め、広いスペースが必要であった。また、気中端末3か
らGIS5へ引き込むための電力ケーブル4は、長いも
のが必要となるため、コストアップの要因となってい
る。
【0005】本発明は、配電用変電所において、設置ス
ペースを縮小化すると共に、引込み電力ケーブルの長さ
を短くすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明においては、
ガス絶縁開閉装置、変圧器及び配電盤を具備する配電用
変電所において、送電線用鉄塔の下部を2階建て構造と
して、この2階建て部分に前記配電用変電所を構成する
各機器を配置する。
【0007】配電用変電所へは、送電線用鉄塔から電気
が送電されてくる。したがって、通常、配電用変電所の
近くに送電線用鉄塔がある。本発明は、従来使用されて
いなかった送電線用鉄塔の下部を2階建て構造とし、こ
の2階建て部分を、従来別の地点に配置していた配電用
変電所の各機器の設置場所として有効活用する。したが
って、配電用変電所を設置するスペースを縮小化するこ
とができる。また、一次側開閉設備であるGISを送電
線に近づけることができるので、引込み電力ケーブルの
長さを短くして、コストダウンすることができる。
【0008】鉄塔の2階建て構造とした部分に配電用変
電所の各機器を配置する際には、一次側開閉設備である
GISを、送電線に近い2階部分に配置するのが好まし
い。1階部分には、変圧器と、二次側開閉設備である配
電盤のいずれか、又は両方を配置することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を適用した配電用変電所の
実施形態について、図を用いて説明する。図2は、配電
用変電所の構成を示す。送電用の鉄塔1の下部を2階建
て構造とする。2階部分8に、一次側開閉設備であるG
IS5を配置する。1階部分9に変圧器6を配置する。
二次側開閉設備である配電盤7は、鉄塔1の外側の近接
位置に配置する。気中端末3は、従来と同様に、鉄塔1
に取り付けられる。
【0010】送電線2と気中端末3の間は、架空線11
により接続される。気中端末3とGIS5の間は、電力
ケーブル4により接続される。GIS5を2階部分に配
置したことにより、気中端末3との距離が短くなるた
め、電力ケーブル4を最短化することができる。また、
電力ケーブル4の最短化のため、GIS5における電力
ケーブル4の引込み口は水平方向又は上方向とされる。
なお、図示の例は水平方向とされている。
【0011】GIS5と変圧器6との間は、管路直結に
より、又は電力ケーブルにより接続される。変圧器6と
配電盤7の間は、電力ケーブルで接続される。この構成
により、従来必要であった、GIS5と変圧器6を設置
するスペースを鉄塔1の下部へ収納できるので、省スペ
ース化が実現できる。また、気中端末3とGIS5を接
続するために使用される電力ケーブル4の長さを短くす
ることができるので、コストダウンが可能となる。さら
に、機器搬入、据え付け工事のための期間を短縮するこ
とができる。
【0012】変圧器6を3バンク設置する配電用変電所
の場合は、図2に示した鉄塔1を3基使用すれば良い。
この場合は、負荷(需要)の位置に応じて、配電用変電
所10を設ける鉄塔1を分散して配置することが可能で
ある。以上説明してきた図2に示した例は、鉄塔1の1
階部分9に変圧器6を配置しているが、図3に示すよう
に、鉄塔1の1階部分9に配電盤7を配置することがで
きる。この場合、変圧器6が鉄塔1の外側の近接位置に
配置される。また、鉄塔1の1階部分9のスペースと、
変圧器6と配電盤7の大きさによっては、図4に示すよ
うに、変圧器6と配電盤7の両方を配置することができ
る。
【0013】また、図2〜図4に示した例では、送電線
2から気中端末3までの引き込みに架空線11を使用
し、気中端末3からGIS5までの引き込みに電力ケー
ブル4を使用している。しかしながら、気中端末3を使
用しないで、送電線2からGIS5までの引き込みに架
空線11を使用することも可能である。ただし、送電線
2からGIS5までの引き込みに架空線11を使用する
場合は、GIS5の引込み口を気中ブッシング12で構
成する必要がある。なお、架空線11と鉄塔1との間の
絶縁がとりづらい場合には、GIS5の気中ブッシング
を鉄塔1の外側に突出する構成とすれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の配電用変電所の構成を示す図。
【図2】本発明を適用した配電用変電所の構成を示す
図。
【図3】図2の配電用変電所の変形例を示す図(その
1)。
【図4】図2の配電用変電所の変形例を示す図(その
2)。
【符号の説明】
1…鉄塔 2…送電線 3…気中端末 4…電力ケーブル 5…GIS 6…変圧器 7…配電盤 8…2階部分 9…1階部分 10…配電用変電所 11…架空線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス絶縁開閉装置、変圧器及び配電盤を
    具備する配電用変電所において、 送電線用鉄塔の下部を2階建て構造として、この2階建
    て部分に前記配電用変電所を構成する各機器を配置する
    ことを特徴とする配電用変電所。
  2. 【請求項2】 前記送電線用鉄塔の2階部分に前記ガス
    絶縁開閉装置を配置し、1階部分に前記変圧器を配置し
    た請求項1に記載の配電用変電所。
  3. 【請求項3】 前記送電線用鉄塔の2階部分に前記ガス
    絶縁開閉装置を配置し、1階部分に前記配電盤を配置し
    た請求項1に記載の配電用変電所。
  4. 【請求項4】 前記送電線用鉄塔の2階部分に前記ガス
    絶縁開閉装置を配置し、1階部分に前記変圧器及び前記
    配電盤を配置した請求項1に記載の配電用変電所。
  5. 【請求項5】 前記ガス絶縁開閉装置の引込み口を水平
    方向又は上部方向とした請求項2ないし4のいずれか1
    項に記載の配電用変電所。
JP18196198A 1998-06-29 1998-06-29 配電用変電所 Pending JP2000013938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18196198A JP2000013938A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 配電用変電所

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18196198A JP2000013938A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 配電用変電所

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000013938A true JP2000013938A (ja) 2000-01-14

Family

ID=16109904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18196198A Pending JP2000013938A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 配電用変電所

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000013938A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087914A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Mitsubishi Electric Corp 配電用変電所
CN104200046A (zh) * 2014-09-18 2014-12-10 国家电网公司 一种基于gis的三维输电线路走廊带设计方法
CN105261986A (zh) * 2015-07-28 2016-01-20 中国电力技术装备有限公司郑州电力设计院 220kV变电站优化结构
CN107591684A (zh) * 2017-10-26 2018-01-16 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 一种330kV变电站GIS的垂直出线结构

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087914A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Mitsubishi Electric Corp 配電用変電所
JP4661010B2 (ja) * 2001-09-07 2011-03-30 三菱電機株式会社 配電用変電所
CN104200046A (zh) * 2014-09-18 2014-12-10 国家电网公司 一种基于gis的三维输电线路走廊带设计方法
CN104200046B (zh) * 2014-09-18 2018-08-14 国家电网公司 一种基于gis的三维输电线路走廊带设计方法
CN105261986A (zh) * 2015-07-28 2016-01-20 中国电力技术装备有限公司郑州电力设计院 220kV变电站优化结构
CN107591684A (zh) * 2017-10-26 2018-01-16 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 一种330kV变电站GIS的垂直出线结构
CN107591684B (zh) * 2017-10-26 2024-03-15 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 一种330kV变电站GIS的垂直出线结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5483417A (en) Power board
JP2000013938A (ja) 配電用変電所
US4428027A (en) Gas-insulated substations
JPH0564323A (ja) 直流変電所
KR100230530B1 (ko) 수요가용 수전변전 설비
CN211628822U (zh) 可降低安装高度的干式变压器组及立式箱变
JP4110411B2 (ja) 受変電設備
JP2642483B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5846818A (ja) 保護継電装置
JPS5846804A (ja) 保護継電装置
JPH0333130Y2 (ja)
CN218300682U (zh) 一体化移动变配电站
US6400558B1 (en) Line deadend structure and method
JP2547463Y2 (ja) タンク形遮断器
CN115207781A (zh) 一种用于直流场与交流场平行布置的陆上换流站接线形式
JP3174927B2 (ja) 建物内における特別高圧配線システム
JPH10108327A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2637116B2 (ja) ガス絶縁変圧器
JPH0353523Y2 (ja)
KR20230013892A (ko) 변압기용 저압인하선 단자대
CN115313201A (zh) 一体化移动变配电站
JPH04150709A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5928814A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH01103105A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000050430A (ja) 変圧器連結用ガス絶縁開閉装置