JP2637116B2 - ガス絶縁変圧器 - Google Patents
ガス絶縁変圧器Info
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- JP2637116B2 JP2637116B2 JP62261696A JP26169687A JP2637116B2 JP 2637116 B2 JP2637116 B2 JP 2637116B2 JP 62261696 A JP62261696 A JP 62261696A JP 26169687 A JP26169687 A JP 26169687A JP 2637116 B2 JP2637116 B2 JP 2637116B2
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- Japan
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- transformer
- gas
- phase
- voltage regulator
- transformers
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ガス絶縁変圧器に関するもので、特に他の
電気機器との接続及び配置の改良に関する。
電気機器との接続及び配置の改良に関する。
(従来の技術) 近年の電気需要の拡大と変電所用土地確保の困難、さ
らには防災上の理由からSF6ガスを主体としたガス絶縁
方式の変圧器が採用されつつある。また変圧器は輸送上
の制限から単相変圧器を製作し、現地で外部接続し、3
相変圧器を構成する方式を採用する場合が多い。
らには防災上の理由からSF6ガスを主体としたガス絶縁
方式の変圧器が採用されつつある。また変圧器は輸送上
の制限から単相変圧器を製作し、現地で外部接続し、3
相変圧器を構成する方式を採用する場合が多い。
しかるに、変電所用地が限られ、決まった用地内に納
めるには変圧器の配置を工夫することも重要であった。
変電所用地を最小にしようとして、第2図に示すよう
に、単相変圧器1と負荷時電圧調整器2を横並びになら
べダクト5で接続するような工夫もなされていた。
めるには変圧器の配置を工夫することも重要であった。
変電所用地を最小にしようとして、第2図に示すよう
に、単相変圧器1と負荷時電圧調整器2を横並びになら
べダクト5で接続するような工夫もなされていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この様に配置・構成された三相変圧器にお
いては、負荷時電圧調整器2と変圧器1までの距離が長
くなり、タップ巻線の長さが長くなり信頼性が低下する
上、現地での作業が煩雑になる上、タップ線のための母
管も長くなり、コストも高くなる。
いては、負荷時電圧調整器2と変圧器1までの距離が長
くなり、タップ巻線の長さが長くなり信頼性が低下する
上、現地での作業が煩雑になる上、タップ線のための母
管も長くなり、コストも高くなる。
また、変圧器の冷却用の冷却装置もできるだけ変圧器
に接近させて設置しなければならないが、この冷却装置
を配置するスペースも必要なため、据付面積が広くなり
用地確保が重要な問題となっていた。
に接近させて設置しなければならないが、この冷却装置
を配置するスペースも必要なため、据付面積が広くなり
用地確保が重要な問題となっていた。
実公昭57-201813にあるように、第2図のごとく3つ
の単相変圧器1の間に負荷時電圧調整器2や負荷時タッ
プ切換器を配置しても、上記の問題は解決されたとはい
いがたく数多い変圧器のタップ線が他の変圧器の中を通
ることにより作業はきわめてやりづらくなり、接続ミス
を誘因する要因ともなっていた。
の単相変圧器1の間に負荷時電圧調整器2や負荷時タッ
プ切換器を配置しても、上記の問題は解決されたとはい
いがたく数多い変圧器のタップ線が他の変圧器の中を通
ることにより作業はきわめてやりづらくなり、接続ミス
を誘因する要因ともなっていた。
本発明の目的は上記の問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは据付けに対する現地作業を簡略
化し、価格を下げると共に、設備全体の設置面積を小さ
くしたガス絶縁変圧器を得ることである。
その目的とするところは据付けに対する現地作業を簡略
化し、価格を下げると共に、設備全体の設置面積を小さ
くしたガス絶縁変圧器を得ることである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、単相変圧器を並設すると
ともに共通ダクトにて連通配置し、中央の単相変圧器に
隣接して負荷時電圧調整器を設置し、さらにその両側に
単相変圧器と各々並設連通させて変圧器の冷却装置を配
設する。さらに負荷時電圧調整器は各単相変圧器と各々
ダクトにて接続することを特徴とする。
ともに共通ダクトにて連通配置し、中央の単相変圧器に
隣接して負荷時電圧調整器を設置し、さらにその両側に
単相変圧器と各々並設連通させて変圧器の冷却装置を配
設する。さらに負荷時電圧調整器は各単相変圧器と各々
ダクトにて接続することを特徴とする。
(作用) 本発明のガス絶縁変圧器は、3台の単相変圧器が一列
に配設され、負荷時電圧調整器と冷却器を含めた据付け
面積が最小となり、しかも同一床面上あるいは階下、又
は階上に配置されるガス絶縁開閉装置等との連結に際し
ても容易に直結することができ、その信頼性が向上す
る。
に配設され、負荷時電圧調整器と冷却器を含めた据付け
面積が最小となり、しかも同一床面上あるいは階下、又
は階上に配置されるガス絶縁開閉装置等との連結に際し
ても容易に直結することができ、その信頼性が向上す
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図のように単相変圧器1を共通ダクト5,5′にて横一
列に配置し、中央の単相変圧器11に隣接して負荷時電圧
調整器2を設置し、さらに、負荷時電圧調整器2の両側
に単相変圧器1に隣接させて冷却装置3を据付ける。
1図のように単相変圧器1を共通ダクト5,5′にて横一
列に配置し、中央の単相変圧器11に隣接して負荷時電圧
調整器2を設置し、さらに、負荷時電圧調整器2の両側
に単相変圧器1に隣接させて冷却装置3を据付ける。
さらに共通ダクト5,5′により、単相変圧器の片側に
は高圧側ガス開閉装置、もう片側には低圧側のガス絶縁
開閉装置を接続することができる。
は高圧側ガス開閉装置、もう片側には低圧側のガス絶縁
開閉装置を接続することができる。
以上の様な本発明の一実施例においては、次の様な作
用効果が生じる。即ち、単相変圧器11からなるガス絶縁
変圧器は高低圧側共に共通ダクト5,5′により横方向一
列に配置されるため、口出し線の接続が容易でありかつ
長さも極力短くすることができ、単相変圧器間の距離も
最小にとることができる。
用効果が生じる。即ち、単相変圧器11からなるガス絶縁
変圧器は高低圧側共に共通ダクト5,5′により横方向一
列に配置されるため、口出し線の接続が容易でありかつ
長さも極力短くすることができ、単相変圧器間の距離も
最小にとることができる。
また、負荷時電圧調整器2と各単相変圧器1との距離
も短くとることができ、また一括して接続することがで
きるため特に現地での据付け等に際し、作業性が極めて
よくなる。
も短くとることができ、また一括して接続することがで
きるため特に現地での据付け等に際し、作業性が極めて
よくなる。
さらに単相変圧器1は横一列に並び、さらに、負荷時
電圧調整器2と冷却器3が単相変圧器1と並んで縦列に
横一列に並ぶため、変圧器1と負荷時電圧調整器2、冷
却器3が同一面円最小の据付け面積でかつ上面から見る
と四角形(菱方形)状に配置され、しかも、変圧器1の
高・低圧側引き出し線はその長手方向両側へ引き出すこ
とが容易である。従って、一方向側に低圧側の開閉装
置、反対側に高圧側の開閉装置に接続するはことも容易
である。また、ガス絶縁変圧器は工場内で組み立てた
後、タンクにガスを封入したまま輸送し(ガス圧力を低
下させておくことも可能)現地においては、タンクを据
付けたのち、ダクトを介して各々負荷時電圧調整器やガ
ス絶縁の開閉装置と接続することによりタンク内に人間
が入って作業したりすることも不要となるばかりか、タ
ンク内のガスを一切外へもらさずそのままドッキング
し、必要に応じてはガスを追加封入するだけで組み立て
が完了するため機器の信頼性は大幅に向上する。
電圧調整器2と冷却器3が単相変圧器1と並んで縦列に
横一列に並ぶため、変圧器1と負荷時電圧調整器2、冷
却器3が同一面円最小の据付け面積でかつ上面から見る
と四角形(菱方形)状に配置され、しかも、変圧器1の
高・低圧側引き出し線はその長手方向両側へ引き出すこ
とが容易である。従って、一方向側に低圧側の開閉装
置、反対側に高圧側の開閉装置に接続するはことも容易
である。また、ガス絶縁変圧器は工場内で組み立てた
後、タンクにガスを封入したまま輸送し(ガス圧力を低
下させておくことも可能)現地においては、タンクを据
付けたのち、ダクトを介して各々負荷時電圧調整器やガ
ス絶縁の開閉装置と接続することによりタンク内に人間
が入って作業したりすることも不要となるばかりか、タ
ンク内のガスを一切外へもらさずそのままドッキング
し、必要に応じてはガスを追加封入するだけで組み立て
が完了するため機器の信頼性は大幅に向上する。
また、単相変圧器1の面に対し階下又は階上のどちら
か、あるいはその両方にガス絶縁開閉装置を配置しダク
トにより上記と同様に接続することにより、例えばビル
の地下変電所等スペースの限られた場所等への据付けも
容易となる。
か、あるいはその両方にガス絶縁開閉装置を配置しダク
トにより上記と同様に接続することにより、例えばビル
の地下変電所等スペースの限られた場所等への据付けも
容易となる。
以上述べたように、本発明によれば、単相変圧器を横
一列に並設し、中央の変圧器に隣接して負荷時電圧調整
器を設置し、その両わきに変圧器を並ぶようにして冷却
装置を配設したので、変電所全体の据付面積を小さくで
きかつ他のガス絶縁変圧器との接続が容易となり、かつ
現地工事の短縮化、機械の信頼性向上の効果がある。
一列に並設し、中央の変圧器に隣接して負荷時電圧調整
器を設置し、その両わきに変圧器を並ぶようにして冷却
装置を配設したので、変電所全体の据付面積を小さくで
きかつ他のガス絶縁変圧器との接続が容易となり、かつ
現地工事の短縮化、機械の信頼性向上の効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す変電所の配列図、第2
図は従来の変電所の配列図である。 1,11……単相変圧器、2……負荷時電圧調整器 3……冷却装置、5……ダクト
図は従来の変電所の配列図である。 1,11……単相変圧器、2……負荷時電圧調整器 3……冷却装置、5……ダクト
Claims (3)
- 【請求項1】単相変圧器を3台並設して3相変圧器を構
成するガス絶縁変圧器において、3台の単相変圧器を共
通ダクトにてすべて連通させ、中央の単相変圧器に隣接
して負荷時電圧調整器を設置し、負荷時電圧調整器の両
側には単相変圧器に隣接させて冷却装置を配設し、各々
の冷却装置は隣接する単相変圧器と連通させ、且つ負荷
時電圧調整器は3台の単相変圧器と各々ダクトにて接続
されていることを特徴とするガス絶縁変圧器。 - 【請求項2】前記3台の単相変圧器と横一列に並設し
て、片側に低圧側、もう一方側に高圧側のガス開閉装置
と接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のガス絶縁変圧器。 - 【請求項3】前記単相変圧器を設置する床面に対し、階
下又は階上にガス開閉装置を配設して接続したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62261696A JP2637116B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ガス絶縁変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62261696A JP2637116B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ガス絶縁変圧器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105512A JPH01105512A (ja) | 1989-04-24 |
JP2637116B2 true JP2637116B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17365441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62261696A Expired - Lifetime JP2637116B2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ガス絶縁変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2637116B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56129715U (ja) * | 1980-02-29 | 1981-10-02 | ||
JPH0693408B2 (ja) * | 1985-12-19 | 1994-11-16 | 株式会社東芝 | 負荷時タツプ切換変圧器 |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP62261696A patent/JP2637116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01105512A (ja) | 1989-04-24 |
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