JP2000013422A - クロックパス切替方法 - Google Patents

クロックパス切替方法

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JP2000013422A
JP2000013422A JP10179989A JP17998998A JP2000013422A JP 2000013422 A JP2000013422 A JP 2000013422A JP 10179989 A JP10179989 A JP 10179989A JP 17998998 A JP17998998 A JP 17998998A JP 2000013422 A JP2000013422 A JP 2000013422A
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clock path
clock
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path
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JP10179989A
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Hidehiro Fujii
英博 藤井
Takahiro Togashi
隆宏 富樫
Takaaki Taguchi
貴章 田口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同期化されたループネットワークにおいて、ク
ロックパスの障害時のネットワークの同期を維持するた
めのクロックパス切替方法を提供する。 【解決手段】マスタ通信装置1、スレーブ通信装置2−
1〜2−5相互間で、あらかじめ定義されたクロックパ
ス運用情報7の通信を行い、そのクロックパスの運用情
報に基づいてクロックパスを切り替えると共に、送信す
るクロックパス運用情報7の内容を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ、音声信号
などを多重化して光ファイバケーブル等の伝送路に送出
するような通信装置をループ形の伝送路で接続して構成
するループネットワークの網同期方式に係わり、障害発
生時のネットワーク内のクロックパス切替方法に関わる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクロックパス切替方法としては、
マスタとなる発信器から直接クロックを供給されている
通信装置(マスタ通信装置)がネットワーク内に少なく
とも2箇所存在し、伝送路から抽出したクロックに従属
同期する発信器を有する通信装置(スレーブ通信装置)
は、この2箇所のマスタ通信装置と光ファイバケーブル
等の伝送路によって接続され、それぞれの伝送路の障害
を監視し伝送路の障害検出により正常な伝送路から抽出
したクロックを選択することで、クロックパスを切り替
えるものがあり、ネットワーク内の各スレーブ通信装置
が独立してクロックパスを切り替えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マスタ通信装置1台に
対して複数のスレーブ通信装置を光ファイバケーブル等
の伝送路を用いてループ形に接続してループネットワー
クを構成した場合、クロックパスは右回り、左回りの2
ルートが存在し、ネットワーク内に障害がない状態にお
いては、全ての通信装置が同じルートのクロックパスを
選択することで、マスタ通信装置からのクロックパスは
一筆書き状になり同期化されたループネットワークが成
立する。
【0004】従来の技術においては、例えば1台のマス
タ通信装置と9台のスレーブ通信装置でループネットワ
ークを構成し、各スレーブ通信装置は全て右回りルート
のクロックパスを使用している状態で、右回りに数えて
5番目のスレーブ通信装置と6番目のスレーブ通信装置
との間の右回り伝送路に障害が発生した場合、クロック
パスの障害を検出するのは、6番目のスレーブ通信装置
のみであり、6番目のスレーブ通信装置のみがクロック
パスを左回りルートに切り替えることが可能で、7番目
から9番目のスレーブ通信装置はクロックパスを左回り
ルートに切り替えることができない。
【0005】この結果、6番目から9番目のスレーブ通
信装置はループネットワーク内の他の通信装置と同期す
ることができなくなる。
【0006】従って、従来の技術においてはクロックパ
スの維持を目的としてマスタ通信装置と各スレーブ通信
装置を光ファイバケーブル等の伝送路で直接接続する必
要が生じる。
【0007】本発明は、上記状態において7番目から9
番目のスレーブ通信装置も左回りルートのクロックパス
に切り替えることにより、6番目から9番目のスレーブ
通信装置が左回りルートのクロックパスを選択しマスタ
通信装置からのクロックパスを一筆書き状にすること
で、同期化されたループネットワークを維持することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明においては、各通信装置相互間であらかじめ
定義されたクロックパス運用情報の通信を行い、このク
ロックパス運用情報に基づいてクロックパスを切り替え
ることとし、クロックパスの障害を検出した通信装置は
その障害と自身の現在のクロックパスの選択状態、及び
隣接する通信装置から受信したクロックパス運用情報か
ら自身のクロックパス運用情報の送信内容を更新し、隣
接する通信装置は受信したクロックパス運用情報に基づ
いて、クロックパスの切替可否、及び正常なクロックパ
スの判定の結果切替可能である場合にクロックパスを切
り替えると共に、その状態に基づいて自身のクロックパ
ス運用情報の送信内容を更新する。以降の通信装置も同
様の動作を繰り返すことにより、ループネットワーク内
の各通信装置が正常なクロックパスを選択することで、
同期化されたループネットワークの維持が達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を用いて
説明する。
【0010】図1は本発明の実施例を示す説明図であ
る。図1ではマスタ通信装置1から右回りルートのクロ
ックパスを現用クロックパス、左回りルートのクロック
パスを予備クロックパスとしており、スレーブ通信装置
2−1〜2−5は全て現用クロックパスを選択して従属
同期している状態を示している。
【0011】図1中のクロックパス運用情報7は音声、
データなどの信号と共に伝送路に送出する。ここでクロ
ックパス運用情報7に、現用クロックパスが正常で、か
つ現用クロックパスを選択して従属していることを現用
クロックパスの方向で、次の通信装置に通知するための
「現用正常(以下「NOK」と記す。)」、予備クロッ
クパスが正常でかつ予備クロックパスを選択して従属し
ていることを予備クロックパスの方向で、次の通信装置
に通知するための「予備正常(以下「EOK」と記
す。)」、対向側通信装置に従属していることを通知す
るための「従属動作中(以下「ACT」と記す。)」、
クロックパスの障害をクロックパスの方向で次の通信装
置に通知するための「クロックパス障害中(以下「FA
IL」と記す。)」の4つを定義し、それぞれのクロッ
クパス運用情報の送信内容の更新条件の一例を表1、表
2に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】表1、表2において“−”は無関係である
ことを示す。また、マスタ通信装置1はマスタ発信器か
ら直接クロックを受信して従属するため、右回り方向に
は「NOK」、左回り方向には「EOK」を固定的に送
出するものとする。また、表3にクロックパス運用情報
に対するクロックパスの選択条件の一例を示す。表3に
おいて“−”は前のクロックパスの選択状態を保持する
ことを示す。
【0016】表1〜表3に従い、図1に示すようなクロ
ックパスの選択状態においては、スレーブ通信装置2−
1はマスタ通信装置1からのクロックパス(現用クロッ
クパス)を選択して従属しているので、対向側通信装置
であるマスタ通信装置1に対して「ACT」を、スレー
ブ通信装置2−2に対して「NOK」を送出する。ま
た、スレーブ通信装置2−2はスレーブ通信装置2−1
からのクロックパス(現用クロックパス)を選択して従
属しているので、対向側通信装置であるスレーブ通信装
置2−1に対して「ACT」を、スレーブ通信装置2−
3に対して「NOK」を送出する。その他のスレーブ通
信装置も同様にクロックパス運用情報を送出する。
【0017】図1の状態でスレーブ通信装置2−2とス
レーブ通信装置2−3との間の現用クロックパスに障害
が発生した場合の動作を説明する。
【0018】スレーブ通信装置2−3は現用クロックパ
スの障害を検出するが、予備クロックパス方向からのク
ロックパス運用情報としてスレーブ通信装置2−4がス
レーブ通信装置2−3に従属動作していることを示す
「ACT」を受信しているため、表3に従い現用クロッ
クパスを選択したままとなり、送信クロックパス運用情
報は表1、表2に従い現用クロックパス方向に「FAI
L」、予備クロックパス方向に「ACT」となる。
【0019】スレーブ通信装置2−4は現用クロックパ
ス方向からのクロックパス運用情報としてスレーブ通信
装置2−3から「FAIL」を受信するが、予備クロッ
クパス方向からのクロックパス運用情報としてスレーブ
通信装置2−5がスレーブ通信装置2−4に従属動作し
ていることを示す「ACT」を受信しているため、表3
に従い現用クロックパスを選択したままとなり、送信ク
ロックパス運用情報は表1、表2に従い現用クロックパ
ス方向に「FAIL」、予備クロックパス方向に「AC
T」となる。
【0020】スレーブ通信装置2−5は現用クロックパ
ス方向からのクロックパス運用情報としてスレーブ通信
装置2−4から「FAIL」を受信すると、予備クロッ
クパス方向からのクロックパス運用情報として予備クロ
ックパスが正常であることを示す「EOK」を受信して
いるため、表3に従いクロックパスを予備クロックパス
に切り替え、送信クロックパス運用情報は表1、表2に
従い現用クロックパス方向に「FAIL」、予備クロッ
クパス方向に「EOK」となる。
【0021】スレーブ通信装置2−4は予備クロックパ
ス方向からのクロックパス運用情報として、スレーブ通
信装置2−5から予備クロックパスが正常であることを
示す「EOK」を受信すると、表3に従いクロックパス
を予備クロックパスに切り替え、送信クロックパス運用
情報は表1、表2に従い現用クロックパス方向に「FA
IL」、予備クロックパス方向に「EOK」となる。
【0022】スレーブ通信装置2−3は予備クロックパ
ス方向からのクロックパス運用情報として、スレーブ通
信装置2−4から予備クロックパスが正常であることを
示す「EOK」を受信すると、表3に従いクロックパス
を予備クロックパスに切り替え、送信クロックパス運用
情報は表1、表2に従い現用クロックパス方向に「FA
IL」、予備クロックパス方向に「EOK」となる。
【0023】スレーブ通信装置2−2は予備クロックパ
ス方向からのクロックパス運用情報として、スレーブ通
信装置2−3から「EOK」を受信するが、現用クロッ
クパス方向からのクロックパス運用情報として「NO
K」を受信しているため、表3に従い現用クロックパス
を選択したままとなり、送信クロックパス運用情報は表
1、表2に従い現用クロックパス方向に「FAIL」、
予備クロックパス方向に「ACT」となる。
【0024】以上述べたように、スレーブ通信装置2−
2とスレーブ通信装置2−3との間の現用クロックパス
の障害により、スレーブ通信装置2−5、スレーブ通信
装置2−4、スレーブ通信装置2−3の順にクロックパ
スを切り替え、図2に示すようなクロックパスの選択状
態となり、同期化されたループネットワークを維持す
る。
【0025】また、スレーブ通信装置2−2とスレーブ
通信装置2−3との間の現用クロックパスの障害が復旧
した場合、同様のクロックパス運用情報の通信により、
スレーブ通信装置2−3、スレーブ通信装置2−4、ス
レーブ通信装置2−5の順にクロックパスを切り替え、
図1に示すような元のクロックパスの選択状態に復旧す
る。
【0026】ここで、表3に示すクロックパスの選択条
件において、現用クロックパスのクロックパス運用情報
が「NOK」で、予備クロックパスからのクロックパス
運用情報が「EOK」であった場合のクロックパスの選
択状態を、前のクロック選択状態を保持することと定義
することにより、スレーブ通信装置2−2とスレーブ通
信装置2−3との間の現用クロックパスの障害が復旧し
た場合の切り替えを禁止することができ、人手によって
クロックパスの復旧のためにクロックパスを切り替える
ような、切り替え方式とすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明では、同期化されたループネット
ワーク内の各通信装置がクロックパス運用情報の通信を
行うことにより、各通信装置が連動してクロックパスを
切り替えるも、その判定は各通信装置が独立して行うこ
とができ、各スレーブ通信装置とマスタ通信装置を直接
接続するような伝送路を用意することなく、クロックパ
スの障害に対する同期化されたループネットワークの維
持が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるクロックパス切替方法を
説明するブロック図である。
【図2】本発明の実施例におけるクロックパスの切り替
えを説明するブロック図である。
【符号の説明】 1…マスタ通信装置、 2−1〜2−5…スレーブ
通信装置、3…伝送路、 4…従属同期発信器、 5
…現用クロックパス、6…予備クロックパス、
7…クロックパス運用情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 貴章 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 Fターム(参考) 5K002 AA05 DA01 DA04 DA05 DA11 EA33 FA01 GA02 5K021 AA01 AA08 BB01 BB05 BB09 CC13 DD02 EE07 FF01 5K031 AA08 BA04 BA05 CB19 DA12 DA19 DB12 EA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバケーブル等の伝送路上の信号か
    らクロク成分を抽出し、そのクロックに従属同期する発
    信器を有する通信装置を右回り、左回りで二重化された
    ループ形の伝送路に接続して構成する同期化されたルー
    プネットワークにおいて、各通信装置間で予め定義され
    たクロックパス運用情報の通信を行い、このクロックパ
    ス運用情報に基づいて、右回りの伝送路と左回りの伝送
    路とからのクロックパスで正常なクロックパスを判定
    し、切り替えることにより、ループネットワーク内の他
    の通信装置と連動してクロックパスを切り替えることを
    特徴とするクロックパス切替方法。
  2. 【請求項2】請求項1に示すクロックパス切替方法にお
    いて、各通信装置はクロックパスの障害を検出した場合
    に、その障害と現在のクロックパスの選択状態及び隣接
    する通信装置から受信したクロックパス運用情報からク
    ロックパス運用情報の送信内容を更新し、ループネット
    ワーク内の各通信装置が定められた順番にクロックパス
    切り替えることを特徴とするクロックパス切替方法。
  3. 【請求項3】請求項1に示すクロックパス切替方法にお
    いて、各通信装置相互間で通信するクロックパス運用状
    態の更新条件と、クロックパス運用情報に対するクロッ
    クパスの選択条件を変更することにより、ループネット
    ワークのクロックパスの切替順次、切替方法を制御する
    ことが可能となることを特徴とするクロックパス切替方
    法。
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