JP2000013363A - 伝送路二重化情報通信システム - Google Patents

伝送路二重化情報通信システム

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JP2000013363A
JP2000013363A JP10174346A JP17434698A JP2000013363A JP 2000013363 A JP2000013363 A JP 2000013363A JP 10174346 A JP10174346 A JP 10174346A JP 17434698 A JP17434698 A JP 17434698A JP 2000013363 A JP2000013363 A JP 2000013363A
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JP
Japan
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node
transmission
data
soundness
nodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP10174346A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Kataoka
利晴 片岡
Toru Maeda
前田  徹
Shigeaki Iwasaki
重明 岩崎
Mitsuo Takakura
満郎 高倉
Hiroaki Fukumaru
広昭 福丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の伝送路二重化情報通信システムでは、マ
スターのノードが異常となると伝送路に異常が発生して
も伝送路を正常側に切り替えることができず、伝送路二
重化であるにもかかわらず通信システムを維持できない
課題があった。 【解決手段】受信した他の全てのノードで健全性データ
が正常か否かを健全性チェック部で判定して、健全性デ
ータが正常に受信できる側の伝送路からの受信データを
データ処理部で採用するようにすることで、各ノードが
自律的に受信情報を採用する伝送路を選択することを可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に制御システムに
おける通信系に関し、伝送系における通信を阻害する異
常が発生しても制御システムの機能を維持しなければな
らない二重系を必要とする分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、伝送路を二重化した通信システ
ムでは通信システムを構成する複数のノードの内のいず
れかのノードがマスターとなり、他のノードはスレーブ
として位置付けられ、マスターとなるノードが二重化さ
れた伝送路のいずれか一方の伝送路を選択するよう指示
することで通信システムで使用する伝送路を選択して使
用する方法を採用しており、これによって伝送路に通信
を阻害する異常が発生した際にはこの異常を検出したマ
スターであるノードがもう一方の伝送系に切り替えるよ
う指示することで通信システムを維持する方法であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の伝送路を二重化
した通信システムではマスターとなるノードが、伝送路
の異常発生時に伝送路をもう一方に切り替える指示を出
していたために、マスターであるノードが異常となった
場合には伝送路の切り替えができなくなり、伝送路に異
常が発生するとせっかく伝送路を二重化してあるにもか
かわらず通信システムが維持不能となる問題があった。
【0004】本発明の目的は、二重系の伝送路選択をマ
スターなしで可能とすることでこの問題を解決すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の原理図を図1に
示す。本発明は二重化のための伝送路1および伝送路2
と、二つの通信部4a,4b〜4nと5a,5b〜5n
と、周期送信部6a,6b〜6n、受信部7a,7b〜
7n、データ処理部8a,8b〜8n、健全性データ発
生部9a,9b〜9n、健全性チェック部10a,10
b〜10nから構成される制御部11a,11b〜11
nを各々有するノード3a,3b〜3nとから構成され
る。通常のデータは各ノード3a,3b〜3nの各々の
データ処理部8a,8b〜8nから各々の周期送信部6
a,6b〜6nを介して周期的に各々の通信部4a,4
b〜4n、および5a,5b〜5nによって二つの伝送
路1,伝送路2へ送信され、各ノード3a,3b〜3n
の各々の通信部4a,4b〜4n、および5a,5b〜
5nによって受信されて各々の受信部7a,7b〜7n
を介して各々のデータ処理部8a,8b〜8nに提供さ
れる。ある時送信するのはノード3a,3b〜3nのい
ずれか一つのノードであり、受信するのは残りの全ての
ノードであるような通信システムである。
【0006】このような通信システムにおいて、各ノー
ドの健全性データ発生部9a,9b〜9nで自身のノー
ドの健全性をチェックした結果を基に健全であることを
他のノードに通知するための、データとして健全性デー
タを発生し、各々の周期送信部6a,6b〜6nにより
周期的に通信部4a,4b〜4n、および5a,5b〜
5nを用いて伝送路1,伝送路2へ健全性データを送信
し、この健全性データを各々の通信部4a,4b〜4
n、および5a,5b〜5nによって受信し、各々の受
信部7a,7b〜7nを介して健全性データチェック部
10a,10b〜10nに提供することにより、各ノー
ド3a,3b〜3nが自分以外の他のノードが正常であ
るかを判定可能とすることで、他ノードと自ノード間の
伝送路も含めた健全性のチェックを可能とする。
【0007】これは、伝送路に異常が発生すると、他ノ
ードからの周期的な健全性データが受信できなくなるこ
とから、他ノードからの周期的な健全性データが正常に
受信できていることが、伝送路も含めた健全性のチェッ
クとなるからである。これにより通常のデータについて
は各ノードで他のノードからの健全性データが正常と判
断できる側の伝送路からの受信データを採用させること
で、いずれか一方の伝送路を全てのノードが一斉に使用
するよう切り替えの指示を必要とすることなく、各ノー
ドが自律的に伝送路を選択して受信を行うことが可能と
なり、いずれか一方の伝送路に異常が発生して伝送が不
能となっても他方の伝送路を用いて伝送を継続すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1を用いて
説明する。本発明の構成は前述の課題を解決するための
手段において説明した通りである。
【0009】動作例としてノード3aが送信、他のノー
ド3bからノード3nが受信する場合を説明する。ノー
ド3aの制御部11aにおいてデータ処理部8aからの
データ、および健全性データ発生部9aからの毎回値の
変化する健全性データを二つの通信部4aおよび5aに
よって伝送路1および2へ送信する。これらのデータは
伝送ルート12と13に示すようにノード3b〜ノード
3nの各々の受信部3b〜3nに到達する。各ノードの
受信部3b〜3nではノード3aから健全性データを各
々の健全性チェック部10b〜10nに渡し、健全性デ
ータが前回値から変化しているか否かを判定して、以下
の処理を実行する。
【0010】いずれのルートから受信した健全性デー
タも正常であった場合は伝送路1を用いたルート7から
受信したデータをデータ処理部へ渡して採用する。
【0011】いずれか一方のルートから受信した健全
性データが異常である場合、およびいずれか一方のルー
トから健全性データが受信できなかった場合には健全性
データが正常である側から受信した情報を採用する。
【0012】ノードから送信する際には常に両方の伝
送路1,2へ同じ情報を送信する。
【0013】以上のように制御する。
【0014】ここで伝送路1のノード3aとノード3b
の間の部分が切断された場合を説明する。この時、ノー
ド3aが送信すると他のノード3b〜ノード3nは伝送
路2を経由したルート13からの受信によってノード3
aからの情報を取得できる。またノード3bからノード
3nのいずれかが送信した場合にはノード3aは伝送路
2を経由したルートで情報を取得できる。
【0015】以上により、各ノードは正常に使用可能な
伝送路を、他のノードからの健全性データが正常に受信
可能か否かで自律的に判断して選択して受信に用いるた
め、伝送路の切り替えを指示するマスターなしに伝送路
の二重化が可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、通信システムを構成す
る複数のノードにいずれの伝送路を使用するかを指示す
るマスター無しで伝送路を二重化した情報通信システム
を構成可能である。また、付随的な効果として、通信シ
ステムを構成する各ノードの他ノードからの健全性情報
の受信状態を用いることで伝送路、あるいはいずれかの
ノードに異常が発生した際にはシステムのどこで異常が
発生したのかを特定でき、保守が容易となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である伝送路二重化情報通信シ
ステムを示す構成図である。
【符号の説明】
1,2…伝送路、3a,3b〜3n…ノード、4a,4
b〜4n,5a,5b〜5n…通信部、6a,6b〜6
n…周期送信部、7a,7b〜7n…受信部、8a,8
b〜8n…データ処理部、9a,9b〜9n…健全性デ
ータ発生部、10a,10b〜10n…健全性チェック
部、11a,11b〜11n…制御部、12,13…ル
ート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 徹 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 岩崎 重明 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 高倉 満郎 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福丸 広昭 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5K014 AA01 AA04 CA06 DA06 EA00 FA01 HA00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの制御部と、制御部の管理
    下で自身に接続された伝送路に対して情報の送信、ある
    いは受信を行う2つの通信部を有するノードを、各ノー
    ドの各々の通信部に接続される2つの伝送路によって複
    数台接続して成る伝送路二重化情報通信システムにおい
    て、各ノードが互いに対等の立場で通信するとともに各
    ノードからの送信は、他の全てのノードが受信可能な同
    報通信を用い、各ノードからは本来通信する情報および
    そのノードが健全であるか否かを、他ノードがチェック
    可能な健全性情報を2つの伝送路へ送信し、他の全ての
    ノードが受信することで、いずれかのノード、あるいは
    いずれか一方の伝送路に異常が発生した際には各ノード
    は、他のノードからの健全性情報が正常として受信でき
    る側の伝送路から受信する情報を採用し、送信は両方の
    伝送路に対して実施することにより、いずれか一方の伝
    送路に通信を阻害する異常が発生しても、各ノードが自
    律的に受信に使用する伝送路を選択して通信を途絶する
    ことなく、かつ各ノードにおける他ノードからの健全性
    情報の受信状況により、異常がいずれの伝送路のどの部
    分で発生しているか特定可能で、あるいはどのノードが
    いずれの伝送路側で異常となっているかを特定可能とす
    ることで、異常部分の保守を容易とすることが可能なこ
    とを特徴とする伝送路二重化情報通信システム。
JP10174346A 1998-06-22 1998-06-22 伝送路二重化情報通信システム Pending JP2000013363A (ja)

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