JP2000013168A - 90度移相回路 - Google Patents

90度移相回路

Info

Publication number
JP2000013168A
JP2000013168A JP10174350A JP17435098A JP2000013168A JP 2000013168 A JP2000013168 A JP 2000013168A JP 10174350 A JP10174350 A JP 10174350A JP 17435098 A JP17435098 A JP 17435098A JP 2000013168 A JP2000013168 A JP 2000013168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pass filter
output
variable
phase shift
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10174350A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kurisu
正和 栗栖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10174350A priority Critical patent/JP2000013168A/ja
Priority to US09/335,503 priority patent/US6172543B1/en
Publication of JP2000013168A publication Critical patent/JP2000013168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/16Networks for phase shifting
    • H03H11/22Networks for phase shifting providing two or more phase shifted output signals, e.g. n-phase output

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振幅誤差低減のためのリミッタアンプを不要
とし、位相誤差及び振幅誤差がともに小さく且つ高精度
な90度移相回路を提供する。 【解決手段】 ハイパスフィルタ22及びローパスフィ
ルタ23を有するCR−RC型の90度移相回路21に
おいて、ハイパスフィルタ22及びローパスフィルタ2
3の各出力相互のレベル差を検出するレベル比較回路2
4を配設し、このレベル比較回路24によって検出され
たレベル差でハイパスフィルタ22及びローパスフィル
タ23の遮断周波数をフィードバック制御する。これに
より、製造バラツキがあるような場合でも、ハイパスフ
ィルタ22及びローパスフィルタ23の各出力相互の位
相誤差及び振幅差を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、90度移相回路に
関し、特に、無線通信システムにおける直交変復調器で
使用される高精度なCR−RC型の90度移相回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の90度移相回路を示すブ
ロック図である。90度移相回路11は、夫々が容量C
及び抵抗Rから成るハイパスフィルタ12及びローパス
フィルタ13と、ハイパスフィルタ12の出力に接続さ
れたリミッタアンプ14と、ローパスフィルタ13の出
力に接続されたリミッタアンプ15とを備えている。ハ
イパスフィルタ11及びローパスフィルタ12に共通の
入力端子から入力された角周波数ωの信号は、ハイパス
フィルタ12を通過すると位相が進み、また、ローパス
フィルタ13を通過すると位相が遅れる。ハイパスフィ
ルタ12の出力電圧V1とローパスフィルタ13の出力
電圧V2との比は、簡単な計算により、 V1/V2 = j・ω・C・R となる。
【0003】すなわち、出力電圧V1とV2との位相差
は、角周波数ωに依存せずに90度となる。実際の位相
誤差は、Cの相対精度並びにRの相対精度で決まるが、
半導体集積回路技術を適用すれば、これらの相対精度は
通常高く、位相誤差を低く抑えることが可能である。一
方、出力電圧V1及びV2の振幅比は、次式 ω・C・R = 1 を満足するωでのみ一致する。したがって、所望の周波
数における振幅誤差は、Cの絶対精度、並びにRの絶対
精度で決まることになる。そこで、上記従来の90度移
相回路では、ハイパスフィルタ12及びローパスフィル
タ13の各出力にリミッタアンプ14、15を挿入して
出力振幅の差を吸収し、ある程度の製造バラツキが生じ
た場合でも振幅誤差を低く抑えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の9
0度移相回路では、リミッタアンプ14、15の出力位
相が入力振幅依存性(いわゆるAM/PM変換誤差)を
少なからず有しているため、振幅誤差は吸収できるもの
の、その際に位相誤差を生じる。これにより、リミッタ
アンプ14及び15の存在が、新たな位相誤差を引き起
こす結果を招く。
【0005】本発明は、上記に鑑み、従来の90度移相
回路における振幅誤差低減のためのリミッタアンプを不
要とし、位相誤差及び振幅誤差がともに小さく且つ高精
度な90度移相回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の90度移相回路は、ハイパスフィルタ及び
ローパスフィルタを有するCR−RC型の90度移相回
路において、前記ハイパスフィルタ及び前記ローパスフ
ィルタの各出力相互のレベル差を検出するレベル比較回
路を備え、前記レベル比較回路によって検出されたレベ
ル差で、前記ハイパスフィルタ及び前記ローパスフィル
タの遮断周波数をフィードバック制御することを特徴と
する。
【0007】本発明の90度移相回路では、ローパスフ
ィルタの同相出力及びハイパスフィルタの直交出力のレ
ベルを相互に比較し、相互のレベル差で、ハイパスフィ
ルタ及びローパスフィルタの遮断周波数をフィードバッ
ク制御する。これにより、製造バラツキがあるような場
合でも、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタの各出
力相互の位相誤差及び振幅差を抑制することができる。
【0008】ここで、前記ハイパスフィルタが、入出力
間に直列接続された第1可変容量及び並列接続された第
1固定抵抗から成り、前記ローパスフィルタが、入出力
間に直列接続された第2固定抵抗及び並列接続された第
2可変容量から成り、前記レベル比較回路の出力が前記
第1及び第2可変容量の各制御端子に夫々接続されるこ
とが好ましい。この場合、第1及び第2可変容量の値を
夫々変更することによって、ハイパスフィルタ及びロー
パスフィルタの遮断周波数を制御することができる。
【0009】或いは、上記に代えて、前記ハイパスフィ
ルタが、入出力間に直列接続された第1固定容量及び並
列接続された第1可変抵抗から成り、前記ローパスフィ
ルタが、入出力間に直列接続された第2可変抵抗及び並
列接続された第2固定容量から成り、前記レベル比較回
路の出力が前記第1及び第2可変抵抗の各制御端子に夫
々接続されることも好ましい態様である。この場合に
も、第1及び第2可変抵抗の値を夫々変更することによ
って、ハイパスフィルタ及びローパスフィルタの遮断周
波数を制御することができる。
【0010】また、上記に代えて、前記ハイパスフィル
タが、入出力間に直列接続された第1可変容量及び並列
接続された第1可変抵抗から成り、前記ローパスフィル
タが、入出力間に直列接続された第2可変抵抗及び並列
接続された第2可変容量から成り、前記レベル比較回路
の出力が、前記第1及び第2可変容量、並びに前記第1
及び第2可変抵抗の各制御端子に夫々接続されることも
好ましい態様である。これによると、可変容量のみ或い
は可変抵抗のみを制御する場合に比して、より広い周波
数範囲で遮断周波数を調整でき、より大きな製造バラツ
キに対処することができる。
【0011】更に、前記第1及び第2可変容量は、入力
端子と出力端子との間に相互に並列に配設され且つ相互
に静電容量が異なる複数の補正用固定容量と、前記複数
の補正用固定容量の内の所定数の固定容量と該所定数の
補正用固定容量に夫々対応する入力端子又は出力端子と
の間に夫々配設されたスイッチと、前記各スイッチを所
定の組合わせでオン/オフする切換え手段とを備えるこ
とことが好ましい。この場合、補正用固定容量の各静電
容量を小さく設定し、且つ切換え手段による切換えパタ
ーンを増加させれば、広い周波数範囲で遮断周波数を一
層精度良く設定し、より大きな製造バラツキに対しても
対処することができる。
【0012】或いは、上記に代えて、前記第1及び第2
可変抵抗は、入力端子と出力端子との間に相互に並列に
配設され且つ相互に抵抗値が異なる複数の補正用固定抵
抗と、前記複数の補正用固定抵抗の内の所定数の固定抵
抗と該所定数の補正用固定抵抗に夫々対応する入力端子
又は出力端子との間に夫々配設されたスイッチと、前記
各スイッチを所定の組合わせでオン/オフする切換え手
段とを備えることも好ましい態様である。この場合に
も、広い周波数範囲で遮断周波数を一層精度良く設定
し、より大きな製造バラツキに対しても対処することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例における
CR−RC型の90度移相回路を示すブロック図であ
る。90度移相回路21は、ハイパスフィルタ22、ロ
ーパスフィルタ23、及びレベル比較回路24とから構
成されている。
【0014】90度移相回路21は、夫々が容量C及び
抵抗Rから成るハイパスフィルタ22及びローパスフィ
ルタ23と、レベル比較回路24とを有している。ハイ
パスフィルタ22に入力された信号は位相が進み、出力
Qが得られる。一方、ローパスフィルタ23に入力され
た信号は位相が遅れ、出力Iが得られる。出力Qと出力
Iとの位相差は、次式 V1/V2 = j・ω・C・R により常に90度となる。ハイパスフィルタ21及びロ
ーパスフィルタ22の遮断周波数が製造バラツキにより
所望の周波数より高くなった場合に、出力Iの振幅が出
力Qの振幅よりも大きくなる。逆に、ハイパスフィルタ
22及びローパスフィルタ23の遮断周波数が所望の周
波数より低くなった場合に、出力Qの振幅が出力Iの振
幅より大きくなる。
【0015】これらの振幅をレベル比較回路24に入力
し、このレベル比較回路24で検出されたレベル差で、
fc=1/2πRCで定義されるハイパスフィルタ22
及びローパスフィルタ23の各遮断周波数をフィードバ
ック制御する。つまり、ハイパスフィルタ22及びロー
パスフィルタ23の各出力Q、Iをレベル比較回路24
に夫々入力し、出力Iの振幅が出力Qの振幅より大きい
場合には、遮断周波数を低くするようにフィルタ22、
23にフィードバックする。一方、出力Qの振幅が出力
Iの振幅より大きい場合には、遮断周波数を高くするよ
うにフィルタ22、23にフィードバックする。これに
より、製造バラツキがある場合でも、相互に振幅が等し
く且つ位相差が90度の出力Q及び出力Iを得ることが
できる。
【0016】
【実施例】実施例1 図2は、本実施例における90度移相回路を示すブロッ
ク図である。90度移相回路21aは、入出力間に直列
接続された可変容量26と並列接続された固定抵抗27
とから成るハイパスフィルタ22と、入出力間に直列接
続された固定抵抗28と並列接続された可変容量29と
から成るローパスフィルタ23と、レベル比較回路24
とを有する。
【0017】ハイパスフィルタ22及びローパスフィル
タ23の各出力Q、Iをレベル比較回路24に夫々入力
する。この際に、出力Iの振幅が出力Qの振幅よりも大
きいときには、fc=1/2πRCで定義される遮断周
波数を低くするために、可変容量26、29を増大させ
る。逆に、出力Qの振幅が出力Iの振幅よりも大きいと
きには、遮断周波数を高くするために、可変容量26、
29を減少させる。このフィードバック効果により、製
造バラツキがある場合でも、所望の周波数で振幅が等し
く且つ90度の位相差を有する出力Q及び出力Iを得る
ことができる。
【0018】実施例2 図3は、本実施例における90度移相回路を示すブロッ
ク図である。90度移相回路21bは、入出力間に直列
接続された固定容量30と並列接続された可変抵抗31
とから成るハイパスフィルタ22と、入出力間に直列接
続された可変抵抗32と並列接続された固定容量33と
から成るローパスフィルタ23と、レベル比較回路24
とを有する。
【0019】ハイパスフィルタ22及びローパスフィル
タ23の各出力Q、Iをレベル比較回路24に夫々入力
する。この際に、出力Iの振幅が出力Qの振幅よりも大
きいときには、fc=1/2πRCで定義される遮断周
波数が低くなるように、可変抵抗31、32を増大させ
る。逆に、出力Qの振幅が出力Iの振幅よりも大きいと
きには、遮断周波数が高くなるように、可変抵抗31、
32を減少させる。このフィードバック効果により、製
造バラツキがある場合でも、所望の周波数で振幅が等し
く且つ90度の位相差を有する出力Q及び出力Iを得る
ことができる。
【0020】実施例3 図4は、本実施例における90度移相回路を示すブロッ
ク図である。90度移相回路21cは、入出力間に直列
接続された可変容量34と並列接続された可変抵抗35
とから成るハイパスフィルタ22と、入出力間に直列接
続された可変抵抗36と並列接続された可変容量37と
から成るローパスフィルタ23と、レベル比較回路24
とを有する。
【0021】ハイパスフィルタ22及びローパスフィル
タ23の各出力Q、Iをレベル比較回路24に夫々入力
する。この際に、出力Iの振幅が出力Qの振幅よりも大
きいときには、fc=1/2πRCで定義される遮断周
波数を低くするように、可変容量(34、37)、及
び、可変抵抗(35、36)の内の少なくとも一方を増
大させる。逆に、出力Qの振幅が出力Iの振幅よりも大
きいときには、遮断周波数を高くするように、可変容量
(34、37)、及び、可変抵抗(35、36)の内の
少なくとも一方を減少させる。このフィードバック効果
により、製造バラツキが生じた場合でも、所望の周波数
で振幅が等しく且つ90度の位相差を有する出力Q及び
出力Iを得ることができる。
【0022】本実施例においては、可変容量(34、3
7)、及び、可変抵抗(35、36)の少なくとも1組
を制御するので、実施例1において可変容量26、29
のみを制御し、或いは、実施例2において可変抵抗3
1、32のみを制御する場合に比して、より広い周波数
範囲で遮断周波数を調整することができる。従って、一
層大きな製造バラツキに対処することができる。
【0023】可変容量や可変抵抗を実現する手段として
は、バラクタダイオードやバリスタダイオードなどを用
い、連続的な制御電圧によって連続的な容量値又は抵抗
値を得るアナログ的方式と、デジタル制御によって離散
的な容量値又は抵抗値を得るデジタル的方式とがある。
【0024】図5は、デジタル的方式によって可変容量
を実現した構成例を示すブロック図である。この可変容
量39は、入力端子41と出力端子42との間に相互に
並列に配設され且つ相互に静電容量が異なる補正用固定
容量C0、δC、2・δC、4・δCと、各補正用固定
容量δC、2・δC、4・δCと出力端子42との間に
夫々挿入されたスイッチ0、1、2と、切換え手段を構
成する3ビットカウンタ40とを有する。補正容量固定
容量δC、2・δC及び4・δCは夫々、スイッチ0、
1及び2を介して容量C0に並列に接続される。また、
3ビットカウンタ40は、レベル比較回路24(図1〜
図4)から入力されるクロック信号に対応して、出力D
0〜D2からスイッチ0〜3の各制御端子に、例えば
「011」や「010」等のビット信号を出力する。
【0025】次に、上記デジタル方式による可変容量3
9の動作を説明する。ハイパスフィルタ22及びローパ
スフィルタ28の各出力Q、I相互のレベル差がレベル
比較回路24で検出されて、ある基準以上のレベル差が
検出されると、このレベル差に対応したクロック信号が
レベル比較回路24から3ビットカウンタ40に送出さ
れる。
【0026】3つのスイッチ0、1、2が夫々、送られ
るクロック信号の“0”又は“1”に対応して開閉する
ため、スイッチ0〜2への“0、1”の8種の各組合わ
せに対応して補正用固定容量C0に導通する他の容量δ
C等の分解能で、入力端子41及び出力端子42間にお
ける容量の総和が変更される。これにより、可変容量3
9からは、C0、C0+δC、C0+2・δC、C0+
3・δC、C0C0+4・δC、C0+5・δC、C0
+6・δC、C0+7・δCの8種類の容量値が得られ
る。出力Qと出力Iのレベル差が基準値を下回った段階
でレベル比較回路24のクロック送出を停止すれば、所
望の遮断周波数を得ることができる。
【0027】ここでは、簡単のために3ビット構成で動
作を説明したが、δCを小さく設定しカウンタのビット
数を増加させれば、広い周波数範囲で遮断周波数をより
精度良く設定でき、より大きな製造バラツキに対しての
対応も可能である。以上、デジタル方式による可変容量
の構成及び動作について説明したが、デジタル方式によ
る可変抵抗の構成及び動作も、可変容量の場合と同様に
設定することができる。
【0028】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の90度移相回路は、上記実
施形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実
施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した90度
移相回路も、本発明の範囲に含まれる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の90度移
相回路によると、従来の90度移相回路における振幅誤
差低減のためのリミッタアンプを不要とし、位相誤差及
び振幅誤差をともに小さくし且つ高精度にできる構成を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態例における90
度移相回路を示すブロック図である。
【図2】実施例1における90度移相回路を示すブロッ
ク図である。
【図3】実施例2における90度移相回路を示すブロッ
ク図である。
【図4】実施例3における90度移相回路を示すブロッ
ク図である。
【図5】デジタル的方式によって可変容量を実現した構
成例を示すブロック図である。
【図6】従来の90度移相回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
0、1、2:スイッチ 21、21a、21b:90度移相回路 21c:90度移相回路 22:ハイパスフィルタ 23:ローパスフィルタ 24:レベル比較回路 26、29、34、37、39:可変容量 27、28:固定抵抗 30、33:固定容量 31、32、35、36:可変抵抗 40:3ビットカウンタ C0、δC、2・δC、4・δC:補正用固定容量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパスフィルタ及びローパスフィルタ
    を有するCR−RC型の90度移相回路において、 前記ハイパスフィルタ及び前記ローパスフィルタの各出
    力相互のレベル差を検出するレベル比較回路を備え、 前記レベル比較回路によって検出されたレベル差で、前
    記ハイパスフィルタ及び前記ローパスフィルタの遮断周
    波数をフィードバック制御することを特徴とする90度
    移相回路。
  2. 【請求項2】 前記ハイパスフィルタが、入出力間に直
    列接続された第1可変容量及び並列接続された第1固定
    抵抗から成り、前記ローパスフィルタが、入出力間に直
    列接続された第2固定抵抗及び並列接続された第2可変
    容量から成り、 前記レベル比較回路の出力が前記第1及び第2可変容量
    の各制御端子に夫々接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の90度移相回路。
  3. 【請求項3】 前記ハイパスフィルタが、入出力間に直
    列接続された第1固定容量及び並列接続された第1可変
    抵抗から成り、前記ローパスフィルタが、入出力間に直
    列接続された第2可変抵抗及び並列接続された第2固定
    容量から成り、 前記レベル比較回路の出力が前記第1及び第2可変抵抗
    の各制御端子に夫々接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の90度移相回路。
  4. 【請求項4】 前記ハイパスフィルタが、入出力間に直
    列接続された第1可変容量及び並列接続された第1可変
    抵抗から成り、前記ローパスフィルタが、入出力間に直
    列接続された第2可変抵抗及び並列接続された第2可変
    容量から成り、 前記レベル比較回路の出力が、前記第1及び第2可変容
    量、並びに前記第1及び第2可変抵抗の各制御端子に夫
    々接続されることを特徴とする請求項1に記載の90度
    移相回路。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2可変容量は、入力端子
    と出力端子との間に相互に並列に配設され且つ相互に静
    電容量が異なる複数の補正用固定容量と、 前記複数の補正用固定容量の内の所定数の固定容量と該
    所定数の補正用固定容量に夫々対応する入力端子又は出
    力端子との間に夫々配設されたスイッチと、 前記各スイッチを所定の組合わせでオン/オフする切換
    え手段とを備えることを特徴とする請求項2乃至4の内
    の何れか1項に記載の90度移相回路。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2可変抵抗は、入力端子
    と出力端子との間に相互に並列に配設され且つ相互に抵
    抗値が異なる複数の補正用固定抵抗と、 前記複数の補正用固定抵抗の内の所定数の固定抵抗と該
    所定数の補正用固定抵抗に夫々対応する入力端子又は出
    力端子との間に夫々配設されたスイッチと、 前記各スイッチを所定の組合わせでオン/オフする切換
    え手段とを備えることを特徴とする請求項2乃至4の内
    の何れか1項に記載の90度移相回路。
JP10174350A 1998-06-22 1998-06-22 90度移相回路 Pending JP2000013168A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10174350A JP2000013168A (ja) 1998-06-22 1998-06-22 90度移相回路
US09/335,503 US6172543B1 (en) 1998-06-22 1999-06-18 90° phase shift circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10174350A JP2000013168A (ja) 1998-06-22 1998-06-22 90度移相回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000013168A true JP2000013168A (ja) 2000-01-14

Family

ID=15977114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10174350A Pending JP2000013168A (ja) 1998-06-22 1998-06-22 90度移相回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6172543B1 (ja)
JP (1) JP2000013168A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250056A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Seiko Epson Corp 周波数変換回路、周波数変換方法及び電子機器
JP2014103668A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Tektronix Inc 直交回路網及び直交信号生成方法
JP6242553B1 (ja) * 2016-02-17 2017-12-06 三菱電機株式会社 ポリフェーズフィルタおよびフィルタ回路

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068987B2 (en) 2000-10-02 2006-06-27 Conexant, Inc. Packet acquisition and channel tracking for a wireless communication device configured in a zero intermediate frequency architecture
US6891440B2 (en) * 2000-10-02 2005-05-10 A. Michael Straub Quadrature oscillator with phase error correction
GB2394847B (en) * 2002-11-02 2005-09-07 Zarlink Semiconductor Ltd Digital receiver
TW595221B (en) * 2003-04-17 2004-06-21 Realtek Semiconductor Corp Analog front-end device having filtering function with tunable bandwidth
KR100652809B1 (ko) * 2005-11-03 2006-12-04 삼성전자주식회사 가변 저항 및 가변 용량을 이용한 광대역 다상 필터
US10951202B2 (en) * 2018-07-20 2021-03-16 Futurewei Technologies, Inc. Method and apparatus for RC/CR phase error calibration of measurement receiver

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648563A (en) * 1987-06-30 1989-01-12 Toshiba Corp Track counter
JPH03121610A (ja) 1989-10-04 1991-05-23 Nec Ic Microcomput Syst Ltd フィルタ回路
FR2654308B1 (fr) 1989-11-13 1993-11-26 Roquette Freres Composition edulcorante concentree utilisable dans les produits alimentaires.
US5608796A (en) * 1995-02-10 1997-03-04 Lucent Technologies Inc. Balanced phase splitting circuit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250056A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Seiko Epson Corp 周波数変換回路、周波数変換方法及び電子機器
JP2014103668A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Tektronix Inc 直交回路網及び直交信号生成方法
JP6242553B1 (ja) * 2016-02-17 2017-12-06 三菱電機株式会社 ポリフェーズフィルタおよびフィルタ回路

Also Published As

Publication number Publication date
US6172543B1 (en) 2001-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7180364B2 (en) Filter apparatus including slave gm-C filter with frequency characteristics automatically tuned by master circuit
JPS60500395A (ja) 同調可能なアクテイブ・フイルタ
JP3114680B2 (ja) アクティブフィルタ
US20060250181A1 (en) Bandwidth-adjustable filter
JPH07245546A (ja) アクティブローパスフィルタ
JP2000013168A (ja) 90度移相回路
JPWO2011117911A1 (ja) 周波数可変フィルタ
Lahiri Low-frequency quadrature sinusoidal oscillators using current differencing buffered amplifiers
US9106202B2 (en) Poly-phase filter with phase tuning
JP2007504762A (ja) 高精度のマスター−スレーブ較正システム
US6963238B2 (en) Level shift circuit
CN105814819B (zh) 用于校准模拟滤波器的方法和系统
US7639069B2 (en) Tunable balanced loss compensation in an electronic filter
JP4227320B2 (ja) 複素バンドパスフィルタ
JPH08237028A (ja) 発振回路
JPH04297110A (ja) 可制御発振器回路
JPS6115627Y2 (ja)
JPS61170113A (ja) 2次アクテイブ位相等価器
JP3147102B2 (ja) 遮断周波数制御回路
JP6771695B2 (ja) ポリフェーズフィルタ
Banu et al. On-chip automatic tuning for a CMOS continuous-time filter
JPS60173922A (ja) 変換回路
JP2000174570A (ja) 多機能演算回路
JP3484845B2 (ja) 高インピーダンス電位設定回路と電子回路
JP3219218B2 (ja) 変調回路