JP2000012412A - 半導体製造装置の性能監視方法および装置 - Google Patents

半導体製造装置の性能監視方法および装置

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JP2000012412A
JP2000012412A JP17175598A JP17175598A JP2000012412A JP 2000012412 A JP2000012412 A JP 2000012412A JP 17175598 A JP17175598 A JP 17175598A JP 17175598 A JP17175598 A JP 17175598A JP 2000012412 A JP2000012412 A JP 2000012412A
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time
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sensor
performance
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雅広 ▲槙▼谷
Masahiro Makitani
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作部の動作状態を自動検出して表示させる
ことにより、性能監視作業を軽減し、トラブルの予知、
事故発生の兆候を精度よく掴めるようにする。 【解決手段】 制御用もしくは安全対策用に使用されて
いる動作部8のセンサ200を性能監視用に利用する。
コントロールユニット4からローカルコントローラ6に
シーケンス命令を発行して動作部8を動作させる。セン
サ200から動作部8(ゲートバルブ9や基板支持ピン
10など)の動作状態を検出して、検出データをローカ
ルコントローラ6を介してコントロールユニット4に取
り込む。取り込んだ検出データはデータ取得/演算処理
装置5で時間軸上に並べる。検出データを演算処理す
る。これにより装置の動作監視、性能算出用の処理デー
タを得る。この処理データをオペレーションユニット1
に送信して、そのサーベイ表示手段3に画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置の
動作部の動作状態を自動測定して装置性能を監視し得る
ようにした半導体製造装置の性能監視方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置例えばマルチチャンバ型
枚葉式プラズマCVD装置は、中央に真空搬送室を備
え、この真空搬送室の周囲に放射状に基板予備室(ロー
ドロック室)、加熱室、複数の成膜室が設けられ、前記
真空搬送室とロードロック室、加熱室、成膜室間にはそ
れぞれゲートバルブが設けられる。このうちロードロッ
ク室には外部から基板を搬入搬出するための別なゲート
バルブが設けられる。前記真空搬送室には、真空搬送ロ
ボットが設けられ、この真空搬送ロボットは搬送アーム
を備えている。
【0003】上記構成において、例えば、真空搬送ロボ
ットの基板取出しの基本動作は次の通りである。成膜室
と真空搬送室間のゲートバルブを開く。真空搬送ロボッ
トの搬送アームを伸ばして成膜室に挿入する。基板支持
ピンが下降して支持していた基板を搬送アームに移載す
る。搬送アームを縮めて成膜室から基板を取り出す。成
膜室と真空搬送室間のゲートバルブを閉じる。この基板
取り出しの前後で、成膜室では真空排気系によりエバッ
ク(真空排気)し、またガス制御系によりリークガスを
導入して大気戻ししたりする。
【0004】このように半導体製造装置は駆動系、給排
気系などの動作部が多く、これらの動作部の動作が安定
しないと、その性能を発揮できない。特に枚葉式処理装
置は、基板を多数枚同時処理する縦型半導体装置と異な
り、動作部が多く、これらの動作部の動作が安定しない
と、動作スピードやメカ的信頼性が低下して枚葉装置の
性能が十分に発揮できない。
【0005】通常、枚葉式処理装置が性能を発揮してい
るか否かは、プロセス動作時間の監視機能により判断し
ていた。ある動作に許容動作時間を設け、この時間を越
えると“警告“、“障害“などの判断をしていた。これ
らの“警告“、“障害“は、装置のトラブルの予兆を検
知する役割がある。しかし、“警告“、“障害“は、許
容時間を越えない限り認知できず、また許容時間は越え
ないものの、設計通りの時間で動作しているかどうかの
確認ができなかった。つまり、プロセス動作時間の監視
機能によっては、本当の意味で設計通りに動作している
か確認できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、枚葉式処理装
置の動作部の動作確認を行うために、装置製作時の検収
データや、運用時の運用データをストップウオッチ等で
測定していた。また、動作部だけでなく、排気/大気戻
し(リーク/エバック)性能も発揮できないとスループ
ットに影響するため、リーク/エバック時間も、ストッ
プウオッチによる測定対象になっていた。
【0007】しかし、いずれも手作業でデータを取得す
るため、データ取得に時間がかかり、出荷工程またはプ
ロセス工程を圧迫していた。また、ストップウオッチに
よりデータを取得するため、正確な時間の測定ができな
い。しかも寿命などの関係から測定回数をある程度増や
さなければならないが、確認項目が多いため、実際には
何回かストップウオッチで測定する程度だった。このた
め測定結果は出荷検査の対象とはならなかった。またデ
ータが少ないので、経時変化により性能が落ちたとき、
いちはやくその変化を発見して、適切な対策を取ること
ができなかった。
【0008】本発明の課題は、従来人間が行なっていた
測定作業を自動化することによって測定作業を軽減し、
また作業者が適時に装置の性能を確認できるようにして
トラブルの予知、事故発生の兆候をつかむことが可能な
半導体製造装置の性能監視方法および装置を提供するこ
とにある。また、本発明の目的は、確認を容易にするた
めに測定結果の表示が可能な半導体製造装置の性能監視
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、半導体製
造装置の動作部に動作状態を検出する監視用のセンサを
設け、このセンサで検出した動作部の動作状態に基づい
て半導体製造装置の性能を監視するようにした半導体製
造装置の性能監視方法である。
【0010】ここで半導体製造装置としては、マルチチ
ャンバ型枚葉式プラズマCVD装置の他に、インライン
型枚葉式プラズマCVD装置、インライン型バッチ式プ
ラズマCVD装置、インライン式スパッタ装置などにも
適用できる。動作部は、駆動系、搬送系、給排気系など
から構成され、例えば駆動系ではゲートバルブ、基板支
持ピン、電極昇降機構等であり、搬送系では基板搬送ロ
ボットなどであり、給排気系にあっては流量制御装置な
どである。
【0011】センサを使用して動作部の動作状態を監視
すると、ストップウオッチで監視していた従来の方法に
比べて、能率が上がり信頼性に優れる。
【0012】この場合において、装置を経済的なものと
するためには、前記監視用のセンサとして、制御用また
は安全対策用として前記動作部に設けられている既存の
センサを使用するとよい。
【0013】また、前記既存のセンサを監視用のセンサ
として使用するために前記センサの動作タイミングを時
間軸上に並べ、センサから動作部の動作状態を検出し、
検出したデータを演算処理して前記動作部の動作監視用
データまたは装置性能算出用データを作成し、これを表
示するようにするとよい。ここで、装置性能算出用デー
タには装置性能保証用データも含まれる。また、動作監
視用データは、動作部の動作状態に基づいて求めたもの
で、例えば、ゲートバルブにあっては開放(OPEN)
時間、閉成(CLOSE)時間、動作回数、計測開始日
時などである。基板支持ピンや電極昇降機構にあって
は、上昇(UP)時間、下降(DOWN)時間、動作回
数、計測開始日時などである。また排気系やガス系にあ
ってはリーク時間、エバック時間などである。装置性能
算出用データは、例えば基板処理枚数、リードタイム、
稼働率計算、運転状態モニタなどである。
【0014】前記したようにセンサの動作タイミングを
時間軸上に並べて動作部の動作状態を自動で検出し、検
出したデータを演算処理したものを、前記動作部の動作
監視用データまたは装置性能算出用データとして使用す
ると、各動作部の個別監視とともに装置全体の性能監視
ができる。また処理データを表示させると、性能監視が
一層容易になる。
【0015】第2の発明は、半導体製造装置の動作部の
動作状態を検出するセンサと、前記動作部を所定のシー
ケンスで動かすとともに、前記センサで検出した前記動
作部の動作状態のデータを転送する副制御部と、該副制
御部に所定のシーケンス命令を与えるとともに、前記副
制御部から転送されてきたデータを取得し、演算処理し
て処理データを作成する主制御部と、前記主制御部で作
成した処理データを動作監視用データまたは装置性能算
出用データとして出力する出力部とを備えた半導体製造
装置の性能監視装置である。
【0016】このようにセンサを利用して装置の動作部
を監視するようにすると、動作部ないし装置が性能通り
の機能を発揮しているか否かを容易にチェックできる。
また動作監視用または装置性能算出用データを常時出力
していると、装置での基板処理のスループット低下を監
視することができる。また動作監視用または装置性能算
出用データから装置運用時の運用状況を把握でき、これ
らのデータは効率良い運用のための改善の指標となると
ともに、装置不具合発生の早期発見、対策の指標とな
る。
【0017】この場合において、監視用センサに既存の
制御用または安全対策用のセンサを利用すると、構造を
簡素化でき、監視に費やす工数も減り、データ作成の負
担が軽減できる。また、前記制御部が、駆動系、給排気
系、搬送系の各動作データを記憶する手段と、記憶した
各動作データに基づいて演算処理し、駆動系の動作時
間,動作回数、ガス使用状況、排気系の排気時間,大気
戻し時間、搬送系の搬送時間,基板入れ替え時間、及び
これらから基板処理枚数,リードタイム,稼働率,運転
状態などの装置性能を求める演算処理手段とを備えてい
ると、動作データに基づいて各動作部の動作監視用デー
タまたは装置性能算出用データを容易に求めることがで
きる。また前記出力部が、取り出した処理データを表示
出力する手段を有すると、装置の性能監視が一層容易に
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る半導体製造装
置の性能監視方法および装置の実施形態を説明する。こ
こでは、液晶表示用のガラス基板を製造する枚葉式の半
導体製造装置について説明する。
【0019】図1に示すように、半導体製造装置の性能
監視装置は、出力部としてのオペレーションユニット
1、主制御部としてのコントロールユニット4、副制御
部としてのローカルコントローラ6、動作部監視用のセ
ンサ200とからなり、ローカルコントローラ6に接続
される動作部8の性能を監視する。
【0020】オペレーションユニット1は、アレンジメ
ントパラメータ設定部2とパフォーマンスサーベイ表示
手段3とを有する。アレンジメントパラメータ設定部2
は、パフォーマンスサーベイ表示手段3に表示される表
示画面の画面構成用データの定義と、コントロールユニ
ット4のデータ取得/演算処理装置5で使用するデータ
の定義、設定値/初期値の設定を行う。パフォーマンス
サーベイ表示手段3は、アレンジメントパラメータ設定
部2から画面表示用パレットを作成し、データ取得/演
算処理装置5から送信される処理データをスーパーポー
ズして画面表示する。
【0021】作業者がパスワードを設定するとパフォー
マンスサーベイ表示手段3に測定結果が画面表示され
る。その画面構成は、例えば3画面構成とし、(1)動
作時間測定/動作回数測定画面(図10)、(2)各チ
ャンバ(槽)のガス使用状況測定画面(図11)、
(3)装置性能画面(図12)とする。パフォーマンス
サーベイ表示手段3のデータ読込み機能は、パフォーマ
ンスサーベイ表示画面の表示時は、常時コントロールユ
ニット4から処理データを取り出し、パフォーマンスサ
ーベイ表示手段3上に表示する。
【0022】コントロールユニット4は、基板プロセス
処理の制御を行うためのレシピと、装置の性能監視のた
めのシーケンス制御命令をローカルコントローラ6に出
す機能、データ取得/演算処理装置5によりデータの記
憶、加工、データ取得/演算処理機能などを有する。デ
ータ取得は、この機能でのサンプリング項目に関係する
アレンジメントパラメータにおける設定情報をオペレー
ションユニット1から受け取り、出荷時または装置運用
時(手動時含む)、設定情報にしたがいデータを取得す
る。また、データ演算処理は、取得したデータを必要に
応じて演算処理し、処理データを作成する。
【0023】ローカルコントローラ6は、アクチュエー
タ制御シーケンス部7を有し、レシピとコントロールユ
ニット4からの指示で動作部8を所定のシーケンスで動
かし、それにより動作部8から動作データを検出(測
定)し、検出したデータをコントロールユニット4へ転
送する。
【0024】動作部8は、半導体製造装置を構成する各
機構部のゲートバルブ9、基板支持ピン10、電極昇降
機構11、給排気系12、搬送系13等である。これら
には、これらの動作状態を検出するためのセンサ200
(209〜213)が設けられる。センサ209はゲー
トバルブ9の開閉を、センサ210は基板支持ピン10
の昇降を、センサ211は電極昇降機構11の昇降を、
センサ212は給排気系12のガス流量などを、センサ
213は搬送系13の動作状態をそれぞれ検出すること
ができる。これらのセンサ200にはプロセス制御用ま
たは安全対策用として使用されている既存のセンサを利
用する。
【0025】つぎに図2を用いて、上記動作部が組込ま
れている枚葉式の半導体製造装置を、マルチチャンバ型
枚葉式プラズマCVD装置を例にとって具体的に説明す
る。
【0026】外形8角形状の真空搬送室21(T2)の
周囲に放射状に第1ロードロック室22(M1)、第2
ロードロック室23(M2)、基板加熱室24(M
3)、SiN第1成膜室25(M4)、SiN第2成膜
室26(M5)、a−Si(アモルファスシリコン)第
1成膜室27(M6)、a−Si第2成膜室28(M
7)、a−Si(n+ )成膜室29(M8)が設けられ
る。放射状に設けられたこれらのチャンバと前記搬送室
21との間にはそれぞれゲートバルブ30〜37が設け
られ、気密に連接するようになっている。また、チャン
バのうち右側に位置する第1、第2ロードロック室2
2、23には大気搬送スタンド139(T1)からガラ
ス基板40を搬入搬出するためのゲートバルブ38、3
9がそれぞれ設けられている。
【0027】前記真空搬送室21に真空基板搬送ロボッ
ト45が設けられ、この真空基板搬送ロボット45は2
組の独立して駆動される搬送アーム46、47を具備
し、2枚のガラス基板を一括して各室22〜29に搬送
することが可能である。また、ゲートバルブ38、39
を介して第1、第2ロードロック室22、23と連結さ
れる大気搬送スタンド139には、搬送アーム49を有
する基板搬送ロボット48と、複数ここでは4つのカセ
ット41〜44を保持するカセット棚50が設けられ
る。この基板搬送ロボット48によりカセット41〜4
4と第1、第2ロードロック室22、23間にガラス基
板40を搬送することが可能になっている。
【0028】次に、マルチチャンバ型枚葉式プラズマC
VD装置を構成するSiN成膜室の構成を説明すること
によって、チャンバの基板支持ピン、電極昇降機構など
の駆動系と、ガスを制御する給排気系の説明をする。
【0029】図3はSiN第1成膜室25またはSiN
第2成膜室26の概略断面図を示す。チャンバは2槽構
造になっている。なお、ゲートバルブは紙面と垂直な方
向に取り付けられているので、図面上に表れていない。
処理室52の天井面に上電極(カソード)53が設けら
れる。該上電極53には上部ヒータ54が埋設される。
また上電極53の下面には多数のガス分散孔が穿設され
たシャワープレート55が設けられる。処理室52の上
部には反応ガス導入管56が設けられ、これより導入さ
れた反応ガスをシャワープレート55より処理室52に
供給するようになっている。
【0030】処理室52の下部にサセプタとしても機能
する下電極(アノード)57が設けられ、該下電極57
には下部ヒータ58が埋設されている。前記下電極57
に昇降自在に設けた基板支持ピン59を介してガラス基
板40が支持され、前記処理室52は排気管60と連通
している。下電極57は、処理室52の底面を貫通する
下電極支持ロッド61に固着される。支持ロッド61は
ベローズ62により気密に囲まれる。支持ロッド61の
下端は電極昇降機構63に取り付けられ、電極昇降機構
63を動かすことにより下電極57を昇降自在とする。
下電極57を上限まで上昇すると内槽が形成されて、処
理室52は内槽と外槽とに分離される。
【0031】また、成膜室25(26)に取り付けられ
たペニングゲージ64及びピラニゲージ65はチャンバ
内の圧力を測定するセンサで、一方が真空センサ、他方
が大気圧センサとして機能する。
【0032】上記した基板支持ピン59、電極昇降機構
63の動作時間及び動作回数の検出は、モータドライバ
に取り付けた図示しないセンサにより行う。また給排気
系となるガス導入管56及び排気管60におけるガスの
使用状況は、図示しないマスフローコントローラ(MF
C)の信号をA/D変換器に入力することよって測定す
る。
【0033】なお、ここでは説明しなかったが、a−S
i第1成膜室27、a−Si第2成膜室28、a−Si
(n+ )成膜室29は、SiN第1成膜室25およびS
iN第2成膜室26と類似の構造を備えている。また、
第1、第2ロードロック室22、23、基板加熱室2
4、真空搬送室21は、図4〜図6のような構造を備え
ている。ここでは符号の説明だけを行って詳細な説明を
省略する。
【0034】図4は第1ロードロック室22または第2
ロードロック室23を示し、70はチャンバ内を大気圧
戻しするための窒素ガス(N2 )を導入するリーク用N
2 導入口、71はチャンバ内のガスを排気する排気口、
72は動作中にガラス基板40を保持する基板支持ピ
ン、73はチャンバ内の圧力を測定するピラニゲージ、
74はチャンバ内の圧力を測定するペニンゲージ、30
(31)、38(39)はゲートバルブである。ゲート
バルブの開閉は、ゲートバルブを開閉制御するアクチュ
エータに取り付けたセンサにより検出する。
【0035】図5は基板加熱室24を示し、80はヒー
タユニット、81は均熱板、82はヒータユニット昇降
機構、83はACサーボモータである。図6は真空搬送
室21を示し、45は真空基板搬送ロボット、90は基
板検出センサ、91はターボ分子ポンプ、92はピラニ
ゲージ、93はペニングゲージ、94は放射温度計、9
5はメイン排気バルブ、96はプレッシャスイッチであ
る。
【0036】次に図2に戻り、搬送系を構成する真空搬
送室21内に設けられた真空基板搬送ロボット45の動
作を、搬送元例えば第1ロードロック室22から搬送先
例えばSiN第2成膜室26にガラス基板40を搬送す
る場合を例にとって説明する。基板搬送ロボット48に
昇降機構があるかないかで動作が異なってくるが、ここ
では昇降機構がなく、第1ロードロック室22及び成膜
室26内の基板支持ピンがそれぞれ昇降する場合につい
て説明する。
【0037】まず、第1ロードロック室22内の基板を
支持している基板支持ピン72が上昇する。アーム47
が縮短した待機状態から伸長し、その先端を第1ロード
ロック室22に挿入して、ガラス基板40を基板支持ピ
ン72からアーム47の先端に移載する。移載したらア
ーム47を縮短させて第1ロードロック室22から抜き
取る。ここまでが搬送元からの基板取出し区間である。
つぎに基板40を移載したアーム47を180°回転さ
せ、アーム47を伸長して成膜室26に挿入する。成膜
室26内の基板支持ピン59を上昇してガラス基板40
をアーム47から基板支持ピン59に移載する。移載
後、アーム47を縮短させ待機位置に戻す。ここまでが
搬送先への基板入れ区間である。これで一連の搬送動作
が完了する。
【0038】上記動作をタイムチャートで示せば図7の
通りである。同図に示すように、この搬送動作に伴って
搬送元のゲートバルブ30及び搬送先のゲートバルブ3
4は真空基板搬送ロボット45の動作と同期してオープ
ン/クローズする。搬送元である第1ロードロック室2
2のゲートバルブ30は、搬送元より基板取出し動作に
先立ってクローズからオープンし、基板取出し中はオー
プンを維持する。基板取出し後、ゲートバルブ30をク
ローズし、次の取出しがあるまでクローズを維持する。
搬送先である成膜室26のゲートバルブ34は、搬送先
への基板入れ区間のアーム回転時にクローズからオープ
ンし、基板入れ中はオープンを維持する。
【0039】基板入れ後、ゲートバルブ34をクローズ
し、次の基板入れがあるまでクローズを維持する。ゲー
トバルブ30または34のオープン時の立上がり時間、
またはクローズ時の立下がり時間がゲートバルブ動作時
間Aとなり、ゲートバルブ開閉駆動用のアクチュエータ
に動作指示を出してから動作完了をセンサが認識するま
での時間である。また、搬送元より基板40を取出し、
搬送先への基板入れまでの時間を槽間搬送時間Bとい
う。この槽間搬送時間Bは、例えばアーム位置をセンサ
で検出することにより測定する。
【0040】基板入れ後、成膜室26内の基板支持ピン
59は下降して、基板40を下電極57上に移載する。
基板移載後、プラズマ発生空間を最小とするために下電
極57を上昇して内槽を形成する。
【0041】なお、基板搬送用ロボットに昇降機構があ
るときは、基板支持ピンは動作しないので、搬送タイム
チャートは、搬送元より基板取出し区間では、アーム
下降、アーム伸び、アーム上昇、取出しの順にな
る。また、搬送先へ基板入れ区間では、アーム回転上
昇、アーム伸び、アーム下降、アーム縮の順とな
る。
【0042】ところで、動作部8の動作状態を検出する
各センサは、次のようにしてローカルコントローラ6に
検出データを送っている。
【0043】ゲートバルブ/基板支持ピン:センサはパ
ラレルI/Oでローカルコントローラ6に接続される。
【0044】電極昇降機構:モータドライバに取り付け
たセンサからシリアル通信でローカルコントローラ6に
情報が報告される。
【0045】リーク/エバック時間:真空センサ、大気
圧センサ等をパラレルI/Oでローカルコントローラに
取り込む。
【0046】ガス系:ガス制御系に取り付けられたガス
フローセンサの出力をA/D変換器にアナログ接続して
A/D変換器を介してローカルコントローラに取り込ん
でいる。
【0047】図8は、上述した半導体製造装置の性能監
視装置による性能監視処理のフローチャートを示す。こ
の処理でのデータ取得(ステップ106)は、プロセス
動作時を除いた出荷時、運用時に行う。自動運転で取得
する場合も手動運転で取得する場合もある。
【0048】ステップ101のFD構築では、オペレー
タがアレンジメントパラメータをFDに構築する。アレ
ンジメントパラメータは前述したようにパフォーマンス
サーベイ表示画面の構成用データの定義とデータ取得、
演算処理で使用するデータの定義、初期設定などであ
る。
【0049】ステップ103ではオペレーションユニッ
ト1においてFDからアレンジメントパラメータの読み
込みを操作する。オペレーションユニット1はアレンジ
メントパラメータを読み込み、パフォーマンスサーベイ
用表示画面に反映させるとともにコントロールユニット
4に設定情報を転送する(ステップ104、105)。
【0050】ここでコントロールユニット4は、動作部
8の動作状態を検出するためのレシピ及びシーケンス命
令をローカルコントローラ6に送る(ステップ11
2)。ローカルコントローラ6は、コントロールユニッ
ト4からのシーケンス命令により、アクチュエータ制御
シーケンス部7を使って、動作部8を動作させる(ステ
ップ113)。ステップ106では、動作部8の動作状
態を検出したセンサ200からローカルコントローラ6
を介して次の4種類の項目のデータをコントロールユニ
ット4は取得する。
【0051】(1) ゲートバルブ、基板支持ピン状態(ゲ
ートバルブの開閉状態、基板支持ピンの位置) (2) 電極昇降状態(電極の位置) (3) ガス使用状況データ(リーク開始・終了時間、エバ
ック開始・終了時間 (4) 装置性能算出用データ(基板処理枚数、リードタイ
ム、稼働率、運転状態モニタ) 上記(1) 〜(4) で取得したデータに基づいて装置性能を
求める演算処理を行う(ステップ107)。
【0052】オペレーションユニット画面上から表示用
画面を選択したとき(ステップ108)、オペレーショ
ンユニット1はコントロールユニット4から処理データ
を受け取り表示する(ステップ109、110)。この
ときパフォーマンスサーベイ表示画面、アレンジメント
パラメータから画面表示用パレットを作成し、データ取
得、演算処理で得られた処理データを載せてサーベイ表
示手段3に表示する(表示画面は後述)。ステップ11
1ではオペレータがデータ取得、計算データをリセット
したいとき、画面上の「R」マークを押下するとデータ
リセット命令がオペレーションユニット1からコントロ
ールユニット4に送信され、蓄積データは初期化される
(ステップ102)。
【0053】ところで、前記したステップ106で取得
する4つの項目の詳細は次の通りである。 (1) 動作時間測定 スループットに直接影響する機構における動作部の次の
項目について、動作時間を0.1秒単位で測定する。測
定時間は最大999.9秒(図10の表中のXXX.X
に対応)である。
【0054】(a) 駆動系(図7参照) ・ゲートバルブ動作時間(オープン/クローズ)…基板
搬送時の時間A ・基板支持ピン動作時間(アップ/ダウン)…基板搬送
時の時間C(なお装置によってピンが動くものと動かな
いものがある。) ・電極昇降機構動作時間(アップ/ダウン)…手動運転
でプロセス時、ガスクリーニング時、残渣命令時に動作
する下電極57の昇降動作時間(基板加熱室24にあっ
てはヒータユニット昇降機構82の動作時間となる) (b) 排気系(図10参照) ・ロードロック室M1、M2のエバック時間(前回、前
々回、前々々回、前々々々回、前々々々々回(以下、単
に過去5回という))…手動運転でエバック命令の実処
理時間 ・ロードロック室M1、M2のリーク時間(過去5回)
…手動運転でリーク命令の実処理時間 ・加熱室M3、成膜室M4〜M8のエバック時間(過去
5回)…手動運転でエバック命令の実処理時間 ・加熱室M3、成膜室M4〜M8のリーク時間(過去5
回)…手動運転でリーク命令の実処理時間 (c) 搬送系(図7参照) ・槽間搬送時間…手動運転で搬送命令の実処理時間B ・真空基板搬送ロボット45による基板入れ替え時間…
自動運転で成膜室M4〜M8の基板が入れ替わる動作の
実行時間 ・大気基板搬送ロボット48による基板入れ替え時間…
自動運転で大気基板搬送ロボット48がロードロック室
M1、M2の基板を入れ替える実行時間 (2) 動作回数測定(図10) 動作部の交換時などの予見のため、動作回数を取得す
る。また、回数をリセットでき、リセット日時も表示す
る。 ・ゲートバルブ動作回数(オープン→クローズ回数) ・基板支持ピン動作回数(アップ→ダウン回数) ・電極昇降機構動作回数(アップ→ダウン回数)(加熱
室はヒータユニット昇降機構動作時間) (3) ガス使用状況測定(図11) (a) 使用ガスMFCフルスケール値 (b) 成膜室24〜29 ガス1 〜ガスX 使用流量積算値
(ガス1 〜ガスX はガスの種類) (c) 各反応ガスの使用状況を表示する。1分毎の流量を
積算し、過去1時間の総流量を表示する。1時間当たり
の使用量(SLM/h)。積算量のリセット可能。リセ
ット日時も表示。 (4) 装置性能算出(図12) (a) 総基板処理数(総処理数) 期間処理枚数…枚数のリセット可能。リセット日時も表
示。
【0055】(b) リードタイム 最新の基板のリードタイム リードタイムとは、カセットから基板取出し開始〜カセ
ットへの基板格納完了までの時間をいう (c) MTBF/MTTR/稼働率計算 稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR−メンテナン
ス時間) MTBF:平均故障間隔であり、装置のモード遷移を示
す図9において一点鎖線で囲った運転準備完了から運転
中一時停止になったときまでの時間であり、次の2状態
のいずれかにあるときになる。
【0056】装置が基板処理可能状態で基板の処理を
行っている時 装置が基板処理可能状態で基板の投入を待っている状
態の時 いずれも装置は基板処理可能状態であり、装置以外の要
因(AGV(自走型搬送車)がカセットをもってこない
等)により上記のように分類される。
【0057】MTTR:平均修復時間で、装置側の要因
(装置清掃等のメンテナンス時間は除く)で装置におい
て基板の処理ができない状態である。
【0058】(d) 運転状態モニタ 運転/待機/その他の状態パーセンテージ表示。一括リ
セット可能。リセット日時も表示。
【0059】(e) ソフトウェアのバージョン表示 次に、ステップ110の表示結果は図10〜図12のよ
うになる。
【0060】図10に駆動系/排気系の動作時間・回数
測定画面を示す。ここに画面の横上に表示されたM1〜
M8は各チャンバを意味する。
【0061】M1:第1ロードロック室22 M2:第2ロードロック室室23 M3:基板加熱室24 M4:SiN第1成膜室25 M5:SiN第2成膜室26 M6:a−Si第1成膜室27 M7:a−Si第2成膜室28 M8:a−Si(n+ )成膜室29 T1(M1)、T1(M2)は、第1、第2ロードロッ
ク室M1、M2の大気搬送スタンド139(T1)側の
ゲートバルブ38、39をそれぞれ意味する。また画面
の左横に表示された項目は、駆動系及び排気系を構成す
るゲートバルブ、基板支持ピン、電極昇降機構、リーク
時間(秒)、エバック時間(秒)を示す。
【0062】図11にガス使用状況画面を示す。各列は
チャンバ種を、各行はガス種を示す。なおFSはフルス
ケールである。図12に装置性能画面を示す。基板処理
枚数、リードタイム、稼働率計算、稼働率、運転状態モ
ニタ、ソフトウェアウェアバージョン一覧を表示する。
なお、ソフトウェアバージョン一覧のOU、CL、LC
は下記コントローラの略称であり、表示されているバー
ジョンは、それぞれ内包しているソフトウェアプログラ
ムのプログラムバージョンである。
【0063】OU(Operation Unit) …操作部 CU(Control Unit) …主制御部 LC(Local Controllor)…副制御部 このように実施形態によれば、プロセス管理用(装置制
御用もしくは安全対策用)に使用されていた既存のセン
サを性能監視用に利用している。動作部に取り付けられ
たプロセス管理用のセンサによって動作部から動作状態
を自動検出して、それらの動作タイミングを時間軸上に
並べ、またそれを加工することにより装置の動作監視、
性能算出(保証)用データとして使用し、これらをオペ
レーションユニット1の表示手段3に出力表示する。
【0064】したがって、マルチチャンバ型枚葉式プラ
ズマCVD装置の動作部の動作確認を行うためにストッ
プウオッチ等でデータを測定する必要がなくなる。ま
た、いずれのデータも自動で取得するため、データ取得
には時間がかからず、出荷工程またはプロセス工程を圧
迫することもない。またセンサによりデータを自動取得
するため、正確な時間の測定ができ、しかもデータは常
時取得できるので、経時変化により性能が落ちたとき、
いちはやく変化を発見して、その対策を取ることができ
るようになる。また、動作確認項目が多くても自動測定
だから実施可能であり、測定結果を出荷検査の条件とす
ることもできる。
【0065】また、既存のセンサを利用して装置の性能
監視を表示手段に表示するようにしたので、装置運用時
において、その装置が製作仕様書に記述された性能を発
揮しているかを常時自動でチェックすることができる。
測定(サーベイ)されたデータで装置運用時の運用状況
を把握し、効率良い運用のための改善の指標とすること
ができる。さらに装置性能(スループット)に直接影響
する動作部の動作時間、リーク/エバック時間が容易に
監視でき、不具合箇所の早期発見、対策の手助けにな
る。また、装置出荷時の検収用時間データ測定の自動化
をはかることにより測定工数の低減をはかれる。また測
定に費やす工数も減り、検収データ作成の負担が軽減さ
れる。また、装置での基板処理のスループット低下を監
視することができる。
【0066】なお、実施の形態では、動作部の検出(測
定)対象を、ゲートバルブ、基板支持ピン、電極昇降機
構、リーク時間、エバック時間としたが、本発明はこれ
に限定されない。検出対象をさらに増加することもで
き、それにより更にトータルな観点に立って装置性能を
監視することも可能である。また基板は液晶表示用のガ
ラス基板の他に、シリコンウェーハなどの半導体ウェー
ハであってもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明方法によれば、センサを利用して
動作部を監視するデータを自動検出できるので、これに
基づいて装置性能を監視することができることになり、
ストップウオッチで監視していた従来の方法に比べて、
能率が上がり信頼性に優れる。この場合において、既存
センサを使用すると経済的であり、そのセンサの動作タ
イミングを時間軸上に並べて動作データを取り出し、動
作部の動作監視用データまたは装置性能算出用データと
して使用すると、各動作部の個別監視とともに装置全体
の性能監視ができる。
【0068】また本発明装置によれば、センサを利用し
て装置の動作部を監視するようにしたので、動作部ない
し装置が性能通りの機能を発揮しているか否かを容易に
チェックできる。また動作監視用または装置性能算出用
データから、装置での基板処理のスループット低下を監
視することができる。また動作監視用または装置性能算
出用データから装置運用時の運用状況を把握でき、これ
らのデータは効率良い運用のための改善の指標となると
ともに、装置不具合発生の早期発見、対策の指標とな
る。
【0069】この場合において、既存センサを利用する
と、構造を簡素化でき、監視に費やす工数も減り、デー
タ作成の負担が軽減できる。また、制御部が動作部の各
動作データを記憶する記憶手段と、これらのデータを演
算する演算処理手段とを備えていると、動作データに基
づいて各動作部の動作監視用データまたは装置性能算出
用データを容易に求めることができる。さらに表示出力
手段を有して処理データを表示するようにすると、装置
の性能監視が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態による半導体製造装置の性能監視装置
を構成するブロック図。
【図2】半導体製造装置の実施形態例を示すマルチチャ
ンバ型枚葉式プラズマCVD装置の概略平面構成図。
【図3】図2に示す装置の基板搬送タイムチャート。
【図4】SiN成膜室の概略断面図。
【図5】ロードロック室の概略断面図。
【図6】加熱室の内部構造図。
【図7】真空搬送室の概略断面図。
【図8】実施の形態による半導体製造装置の性能監視方
法を説明するフローチャート。
【図9】半導体製造装置のモード遷移図。
【図10】駆動系/排気系の動作時間・回数測定画面の
レイアウト例を示す図。
【図11】ガス使用状況画面のレイアウト例を示す図。
【図12】装置性能画面のレイアウト例を示す図。
【符号の説明】
1 オペレーションユニット(出力部) 2 アレンジメントパラメータ設定部 3 パフォーマンスサーベイ表示手段 4 コントロールユニット(主制御部) 5 データ取得/演算処理装置 6 ローカルコントローラ(副制御部) 7 アクチュエータ制御シーケンス部 8 動作部 9 ゲートバルブ 10 基板支持ピン 11 電極昇降機構 12 給排気系 13 搬送系 200 センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体製造装置の動作部に動作状態を検出
    する監視用のセンサを設け、このセンサで検出した動作
    部の動作状態に基づいて半導体製造装置の性能を監視す
    るようにした半導体製造装置の性能監視方法。
  2. 【請求項2】前記監視用のセンサとして、制御用または
    安全対策用として前記動作部に設けられている既存のセ
    ンサを使用した請求項1に記載の半導体製造装置の性能
    監視方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の半導体製造装置の性能監
    視方法において、前記既存のセンサを監視用のセンサと
    して使用するために前記センサの動作タイミングを時間
    軸上に並べ、 このように動作タイミングを時間軸上に並べたセンサか
    ら動作部の動作状態を検出し、検出したデータを演算処
    理して前記動作部の動作監視用データまたは装置性能算
    出用データを作成し、これを表示するようにした半導体
    製造装置の性能監視方法。
  4. 【請求項4】半導体製造装置の動作部の動作状態を検出
    するセンサと、 前記動作部を所定のシーケンスで動かすとともに、前記
    センサで検出した前記動作部の動作状態のデータを転送
    する副制御部と、 該副制御部に所定のシーケンス命令を与えるとともに、
    前記副制御部から転送されてきたデータを取得し、演算
    処理して処理データを作成する主制御部と、 前記主制御部で作成した処理データを動作監視用データ
    または装置性能算出用データとして出力する出力部とを
    備えた半導体製造装置の性能監視装置。
  5. 【請求項5】前記センサとして既存の制御用または安全
    対策用のセンサを利用した請求項4に記載の半導体製造
    装置の性能監視装置。
  6. 【請求項6】前記制御部が、 前記動作部を構成する駆動系、給排気系、搬送系の動作
    状態の各データ及び前記処理データを記憶する手段と、 記憶した各データに基づいて演算処理し、駆動系の動作
    時間,動作回数、ガス使用状況、排気系の排気時間,大
    気戻し時間、搬送系の搬送時間,基板入れ替え時間、及
    びこれらから基板処理枚数,リードタイム,稼働率,運
    転状態などの処理データを求める演算処理手段とを備え
    た請求項4または5に記載の半導体製造装置の性能監視
    装置。
  7. 【請求項7】前記出力部が、前記処理データを表示出力
    する手段を有する請求項4〜6のいずれかに記載の半導
    体製造装置の性能監視装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7130016B2 (en) 2004-02-03 2006-10-31 Canon Kabushiki Kaisha Exposure apparatus and device manufacturing method
CN100380262C (zh) * 2002-08-20 2008-04-09 东京毅力科创株式会社 基于数据上下文处理数据的方法
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