JP2011054601A - 基板処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】保守員の技量によらず異常解析を迅速かつ正確に行うことを可能とし、異常解析を行う保守員の負担を低減する。
【解決手段】データ解析パターン定義情報に含まれるタイトル情報を選択可能に表示した解析受付画面を作成して表示手段に表示し、タイトル情報の選択操作を受け付け、解析受付手段が受け付けたタイトル情報を含むデータ解析パターン定義情報を読み出し、読み出したデータ解析パターン定義情報に含まれるデータ種別情報及びデータ範囲情報に基づいてデータを読み出し、読み出したデータを、データ解析パターン定義情報に含まれる解析・表示方法特定情報により特定される解析及び表示方法により解析して表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板を処理する基板処理装置と、前記基板処理装置に接続される群管理装置と、を備える基板処理システムに関する。
レシピに基づく基板処理プロセス(バッチ処理)を繰り返し実行する基板処理装置内には、基板処理プロセスの進行状況や基板処理装置の状態を示すデータ(例えば温度、ガス流量、圧力等の時系列データ)の発生箇所(例えば温度センサ、ガス流量計、圧力計など、以下これらをデータ発生箇所と呼ぶ)が多数存在する。基板処理装置が複数存在する場合、基板処理プロセスの進行状況や基板処理装置群の状態を統合的かつ効率的に管理するため、複数の基板処理装置に接続される群管理装置(上位管理装置)が用いられることがある。群管理装置は、基板処理プロセスの進行状況や基板処理装置の状態を示す上述のデータを各基板処理装置から受信し、受信したデータをデータベース(DB)に読み出し可能に格納するように構成されている。
基板処理装置や基板処理プロセスに異常が発生した場合、基板処理装置のユーザや保守員(以下、操作員とも呼ぶ)は、群管理装置を操作して、DBに格納されたデータを読み出し、読み出したデータを所定の解析方法に基づいて解析して、異常現象の発生要因を解析(以下、異常解析と呼ぶ)していた。具体的には、操作員は、データの解析及び表示方法(例えば、トレースグラフの作成及び表示、統計グラフの作成及び表示、一覧表の作成及び表示等)、処理対象となるデータの種別(例えば温度、流量、圧力等)、処理対象となるデータの選択範囲(例えばデータ発生期間、データ発生源である基板処理装置、データが発生したときに実行されていたレシピ等)を特定する情報を、発生した異常現象に応じて選択して群管理装置に入力し、所定のデータを読み出して異常現象の解析を行うようにしていた。
しかしながら、群管理装置に蓄えられるデータの量は膨大であり、また、データの解析及び表示方法も多岐に渡るため、異常解析時に必要な情報を適切な形式で引き出すには経験と手間が必要であった。その為、異常解析を適切に行えなかったり、また、操作員の技量によって解析結果にバラつきが生じてしまったりする場合があった。また、異常現象を検出した旨を示すアラームが発生した場合には、以降の処理を実行すべきか否かの判断を迅速に行う必要があるが、上述の理由からかかる判断が遅れてしまう場合があった。
本発明に係る基板処理システムは、保守員の技量によらず異常解析を迅速かつ正確に行うことを可能とし、異常解析を行う操作員の負担を低減することを目的とする。
本発明の一態様によれば、基板を処理する基板処理装置と、前記基板処理装置に接続される群管理装置と、を備える基板処理システムであって、前記群管理装置は、基板処理の進行状況又は前記基板処理装置の状態を示すデータを前記基板処理装置から受信する通信手段と、前記通信手段が受信した前記データを読み出し可能に格納する第1の格納手段と、前記データに対する解析処理を特定するタイトル情報、前記データの解析及び表示方法を特定する解析・表示方法特定情報、処理対象となる前記データの種別を特定するデータ種別特定情報、及び処理対象となる前記データの選択範囲を特定するデータ範囲特定情報を含むデータ解析パターン定義情報を、1つ以上格納する第2の格納手段と、前記第2の
格納手段に格納されている前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記タイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した解析受付画面を作成して表示手段に表示すると共に、前記タイトル情報の選択操作を受け付ける解析受付手段と、前記解析受付手段が受け付けた前記タイトル情報を含む前記データ解析パターン定義情報を前記第2の格納手段から読み出し、読み出した前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記データ種別情報及び前記データ範囲情報に基づいて、前記第1の格納手段から前記データを読み出し、読み出した前記データを、前記解析・表示方法特定情報により特定される前記解析及び表示方法により解析して、前記表示方法に表示する画面制御手段と、を備える基板処理システムが提供される。
本発明に係る基板処理システムによれば、保守員の技量によらず異常解析を迅速かつ正確に行うことが可能となり、異常解析を行う操作員の負担を低減することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる基板処理システムの概要構成図である。 本発明の一実施形態にかかる基板処理装置及び群管理装置のブロック構成図である。 本発明の一実施形態にかかるデータ解析パターン定義情報を例示する概略図である。 本発明の一実施形態にかかる群管理装置の内部動作を例示する模式図である。 現象特定情報とタイトル情報との関連づけを例示する概略図である。 本発明の一実施形態にかかる異常解析手順画面を例示する概略図である。 本発明の一実施形態にかかる解析結果画面を例示する概略図である。 異常現象を検出した旨を示すアラーム情報とタイトル情報との関連づけ例示する概略図である。 アラーム発生時における本発明の一実施形態にかかる群管理装置の動作を例示する模式図である。 本発明の一実施形態にかかる基板処理装置の斜透視図である。 本発明の一実施形態にかかる基板処理装置の側面透視図である。 本発明の一実施形態にかかる基板処理装置の処理炉の縦断面図である。
<本発明の一実施形態>
以下に、本発明の一実施形態について説明する。
(1)基板処理システムの構成
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態にかかる基板処理システムの構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる基板処理システムの概要構成図である。
図1に示すとおり、本実施形態にかかる基板処理システムは、処理手順及び処理条件が定義されたレシピに基づく基板処理プロセスを実行する少なくとも一台の基板処理装置100と、基板処理装置100とデータ交換可能なように接続される群管理装置500と、を備えている。基板処理装置100と群管理装置500との間は、例えば構内回線(LAN)や広域回線(WAN)等のネットワーク400により接続されている。
(2)基板処理装置の構成
続いて、本実施形態にかかる基板処理装置100の構成について、図10,図11を参照しながら説明する。図10は、本発明の一実施形態にかかる基板処理装置の斜透視図である。図11は、本発明の一実施形態にかかる基板処理装置の側面透視図である。なお、本実施形態にかかる基板処理装置100は、例えばウエハ等の基板に酸化、拡散処理、C
VD処理などを行なう縦型の装置として構成されている。
図10、図11に示すように、本実施形態にかかる基板処理装置100は、耐圧容器として構成された筐体111を備えている。筐体111の正面壁111aの正面前方部には、メンテナンス可能なように設けられた開口部としての正面メンテナンス口103が開設されている。正面メンテナンス口103には、正面メンテナンス口103を開閉する一対の正面メンテナンス扉104が設けられている。シリコン等のウエハ(基板)200を収納したポッド(基板収容器)110が、筐体111内外へウエハ200を搬送するキャリアとして使用される。
筐体111の正面壁111aには、ポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出口)112が、筐体111内外を連通するように開設されている。ポッド搬入搬出口112は、フロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。ポッド搬入搬出口112の正面前方側には、ロードポート(基板収容器受渡し台)114が設置されている。ロードポート114上には、ポッド110を載置されると共に位置合わせされるように構成されている。ポッド110は、工程内搬送装置(図示せず)によってロードポート114上に搬送されるように構成されている。
筐体111内の前後方向の略中央部における上部には、回転式ポッド棚(基板収容器載置棚)105が設置されている。回転式ポッド棚105上には複数個のポッド110が保管されるように構成されている。回転式ポッド棚105は、垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱116と、支柱116に上中下段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板(基板収容器載置台)117と、を備えている。複数枚の棚板117は、ポッド110を複数個それぞれ載置した状態で保持するように構成されている。
筐体111内におけるロードポート114と回転式ポッド棚105との間には、ポッド搬送装置(基板収容器搬送装置)118が設置されている。ポッド搬送装置118は、ポッド110を保持したまま昇降可能なポッドエレベータ(基板収容器昇降機構)118aと、搬送機構としてのポッド搬送機構(基板収容器搬送機構)118bとで構成されている。ポッド搬送装置118は、ポッドエレベータ118aとポッド搬送機構118bとの連続動作により、ロードポート114、回転式ポッド棚105、ポッドオープナ(基板収容器蓋体開閉機構)121との間で、ポッド110を相互に搬送するように構成されている。
筐体111内の下部には、サブ筐体119が、筐体111内の前後方向の略中央部から後端にわたって設けられている。サブ筐体119の正面壁119aには、ウエハ200をサブ筐体119内外に搬送する一対のウエハ搬入搬出口(基板搬入搬出口)120が、垂直方向に上下二段に並べられて設けられている。上下段のウエハ搬入搬出口120には、ポッドオープナ121がそれぞれ設置されている。
各ポッドオープナ121は、ポッド110を載置する一対の載置台122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)123とを備えている。ポッドオープナ121は、載置台122上に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウエハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
サブ筐体119内には、ポッド搬送装置118や回転式ポッド棚105等が設置された空間から流体的に隔絶された移載室124が構成されている。移載室124の前側領域にはウエハ移載機構(基板移載機構)125が設置されている。ウエハ移載機構125は、ウエハ200を水平方向に回転ないし直動可能なウエハ移載装置(基板移載装置)125
aと、ウエハ移載装置125aを昇降させるウエハ移載装置エレベータ(基板移載装置昇降機構)125bとで構成されている。図10に示すように、ウエハ移載装置エレベータ125bは、サブ筐体119の移載室124前方領域右端部と筐体111右側端部との間に設置されている。ウエハ移載装置125aは、ウエハ200の載置部としてのツイーザ(基板保持体)125cを備えている。これらウエハ移載装置エレベータ125b及びウエハ移載装置125aの連続動作により、ウエハ200をボート(基板保持具)217に対して装填(チャージング)及び脱装(ディスチャージング)することが可能なように構成されている。
移載室124の後側領域には、ボート217を収容して待機させる待機部126が構成されている。待機部126の上方には、基板処理系としての処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は、炉口シャッタ(炉口開閉機構)147により開閉されるように構成されている。
図10に示すように、サブ筐体119の待機部126右端部と筐体111右側端部との間には、ボート217を昇降させるためのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)115が設置されている。ボートエレベータ115の昇降台には、連結具としてのアーム128が連結されている。アーム128には、蓋体としてのシールキャップ219が水平に据え付けられている。シールキャップ219は、ボート217を垂直に支持し、処理炉202の下端部を閉塞可能なように構成されている。
ボート217は複数本の保持部材を備えている。ボート217は、複数枚(例えば、50枚〜125枚程度)のウエハ200を、その中心を揃えて垂直方向に整列させた状態でそれぞれ水平に保持するように構成されている。
図10に示すように、移載室124のウエハ移載装置エレベータ125b側及びボートエレベータ115側と反対側である左側端部には、清浄化した雰囲気もしくは不活性ガスであるクリーンエア133を供給するよう供給フアン及び防塵フィルタで構成されたクリーンユニット134が設置されている。ウエハ移載装置125aとクリーンユニット134との間には、図示はしないが、ウエハの円周方向の位置を整合させる基板整合装置としてのノッチ合わせ装置が設置されている。
クリーンユニット134から吹き出されたクリーンエア133は、図示しないノッチ合わせ装置、ウエハ移載装置125a、待機部126にあるボート217の周囲を流通した後、図示しないダクトにより吸い込まれて筐体111の外部に排気されるか、もしくはクリーンユニット134の吸い込み側である一次側(供給側)にまで循環されてクリーンユニット134によって移載室124内に再び吹き出されるように構成されている。
(3)基板処理装置の動作
次に、本実施形態にかかる基板処理装置100の動作について、図10,図11を参照しながら説明する。
図10、図11に示すように、ポッド110がロードポート114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放される。そして、ロードポート114の上のポッド110が、ポッド搬送装置118によってポッド搬入搬出口112から筐体111内部へと搬入される。
筐体111内部へと搬入されたポッド110は、ポッド搬送装置118によって回転式ポッド棚105の棚板117上へ自動的に搬送されて一時的に保管された後、棚板117上から一方のポッドオープナ121の載置台122上に移載される。なお、筐体111内部へと搬入されたポッド110は、ポッド搬送装置118によって直接ポッドオープナ1
21の載置台122上に移載されてもよい。この際、ポッドオープナ121のウエハ搬入搬出口120はキャップ着脱機構123によって閉じられており、移載室124内にはクリーンエア133が流通され、充満されている。例えば、移載室124内にクリーンエア133として窒素ガスが充満することにより、移載室124内の酸素濃度が例えば20ppm以下となり、大気雰囲気である筐体111内の酸素濃度よりも遥かに低くなるように設定されている。
載置台122上に載置されたポッド110は、その開口側端面がサブ筐体119の正面壁119aにおけるウエハ搬入搬出口120の開口縁辺部に押し付けられるとともに、そのキャップがキャップ着脱機構123によって取り外され、ウエハ出し入れ口が開放される。その後、ウエハ200は、ウエハ移載装置125aのツイーザ125cによってウエハ出し入れ口を通じてポッド110内からピックアップされ、ノッチ合わせ装置にて方位が整合された後、移載室124の後方にある待機部126内へ搬入され、ボート217内に装填(チャージング)される。ボート217内にウエハ200を装填したウエハ移載装置125aは、ポッド110に戻り、次のウエハ200をボート217内に装填する。
この一方(上段または下段)のポッドオープナ121におけるウエハ移載機構125によるウエハのボート217への装填作業中に、他方(下段または上段)のポッドオープナ121の載置台122上には、別のポッド110が回転式ポッド棚105上からポッド搬送装置118によって搬送されて移載され、ポッドオープナ121によるポッド110の開放作業が同時進行される。
予め指定された枚数のウエハ200がボート217内に装填されると、炉口シャッタ147によって閉じられていた処理炉202の下端部が、炉口シャッタ147によって開放される。続いて、ウエハ200群を保持したボート217は、シールキャップ219がボートエレベータ115によって上昇されることにより処理炉202内へ搬入(ローディング)されていく。
ローディング後は、処理炉202内にてウエハ200に任意の処理が実施される。処理後は、ノッチ合わせ装置135でのウエハの整合工程を除き、上述の手順とほぼ逆の手順で、処理後のウエハ200を格納したボート217が処理室201内より搬出され、処理後のウエハ200を格納したポッド110が筐体111外へと搬出される。
(4)処理炉の構成
続いて、本実施形態にかかる処理炉202の構成について、図12を用いて説明する。図12は、本発明の一実施形態にかかる基板処理装置100の処理炉202の縦断面図である。
図12に示すように、処理炉202は、反応管としてのプロセスチューブ203を備えている。プロセスチューブ203は、内部反応管としてのインナーチューブ204と、その外側に設けられた外部反応管としてのアウターチューブ205と、を備えている。インナーチューブ204は、例えば石英(SiO)または炭化シリコン(SiC)等の耐熱性材料からなり、上端及び下端が開口した円筒形状に形成されている。インナーチューブ204内の筒中空部には、基板としてのウエハ200を処理する処理室201が形成されている。処理室201内は後述するボート217を収容可能なように構成されている。アウターチューブ205は、インナーチューブ204と同心円状に設けられている。アウターチューブ205は、内径がインナーチューブ204の外径よりも大きく、上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成されている。アウターチューブ205は、例えば石英または炭化シリコン等の耐熱性材料からなる。
プロセスチューブ203の外側には、プロセスチューブ203の側壁面を囲うように、
加熱機構としてのヒータ206が設けられている。ヒータ206は円筒形状であり、保持板としてのヒータベース251に支持されることにより垂直に据え付けられている。
アウターチューブ205の下方には、アウターチューブ205と同心円状になるように、マニホールド209が配設されている。マニホールド209は、例えばステンレス等からなり、上端及び下端が開口した円筒形状に形成されている。マニホールド209は、インナーチューブ204の下端部とアウターチューブ205の下端部とにそれぞれ係合しており、これらを支持するように設けられている。なお、マニホールド209とアウターチューブ205との間には、シール部材としてのOリング220aが設けられている。マニホールド209がヒータベース251に支持されることにより、プロセスチューブ203は垂直に据え付けられた状態となっている。プロセスチューブ203とマニホールド209により反応容器が形成される。
後述するシールキャップ219には、ガス導入部としてのノズル230が処理室201内に連通するように接続されている。ノズル230には、ガス供給管232が接続されている。ガス供給管232の上流側(ノズル230との接続側と反対側)には、ガス流量制御器としてのMFC(マスフローコントローラ)241を介して、図示しない処理ガス供給源や不活性ガス供給源等が接続されている。MFC241には、ガス流量制御部235が電気的に接続されている。ガス流量制御部235は、処理室201内に供給するガスの流量が所望のタイミングにて所望の流量となるように、MFC241を制御するように構成されている。
マニホールド209には、処理室201内の雰囲気を排気する排気管231が設けられている。排気管231は、インナーチューブ204とアウターチューブ205との隙間によって形成される筒状空間250の下端部に配置されており、筒状空間250に連通している。排気管231の下流側(マニホールド209との接続側と反対側)には、圧力検出器としての圧力センサ245、例えばAPC(Auto Pressure Contoroller)として構成された圧力調整装置242、真空ポンプ等の真空排気装置246が上流側から順に接続されている。圧力調整装置242及び圧力センサ245には、圧力制御部236が電気的に接続されている。圧力制御部236は、圧力センサ245により検出された圧力値に基づいて、処理室201内の圧力が所望のタイミングにて所望の圧力となるように、圧力調整装置242を制御するように構成されている。
マニホールド209の下方には、マニホールド209の下端開口を気密に閉塞可能な炉口蓋体としてのシールキャップ219が設けられている。シールキャップ219は、マニホールド209の下端に垂直方向下側から当接されるようになっている。シールキャップ219は、例えばステンレス等の金属からなり、円盤状に形成されている。シールキャップ219の上面には、マニホールド209の下端と当接するシール部材としてのOリング220bが設けられている。シールキャップ219の中心部付近であって処理室201と反対側には、ボートを回転させる回転機構254が設置されている。回転機構254の回転軸255は、シールキャップ219を貫通してボート217を下方から支持している。回転機構254は、ボート217を回転させることでウエハ200を回転させることが可能なように構成されている。シールキャップ219は、プロセスチューブ203の外部に垂直に設備された昇降機構としてのボートエレベータ115によって、垂直方向に昇降されるように構成されている。シールキャップ219を昇降させることにより、ボート217を処理室201内外へ搬送することが可能なように構成されている。回転機構254及びボートエレベータ115には、駆動制御部238が電気的に接続されている。駆動制御部238は、回転機構254及びボートエレベータ115が所望のタイミングにて所望の動作をするように、これらを制御するように構成されている。
上述したように、基板保持具としてのボート217は、複数枚のウエハ200を水平姿勢でかつ互いに中心を揃えた状態で整列させて多段に保持するように構成されている。ボート217は、例えば石英や炭化珪素等の耐熱性材料からなる。ボート217の下部には、例えば石英や炭化珪素等の耐熱性材料からなる円板形状をした断熱部材としての断熱板216が水平姿勢で多段に複数枚配置されており、ヒータ206からの熱がマニホールド209側に伝わりにくくなるように構成されている。
プロセスチューブ203内には、温度検出器としての温度センサ263が設置されている。ヒータ206と温度センサ263とには、電気的に温度制御部237が接続されている。温度制御部237は、温度センサ263により検出された温度情報に基づいて、処理室201内の温度が所望のタイミングにて所望の温度分布となるように、ヒータ206への通電具合を調整するように構成されている。
ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237は、基板処理装置全体を制御する主制御部239に処理制御部239aを介して電気的に接続されている(以下、ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237をI/O制御部とも呼ぶ)。これら、ガス流量制御部235、圧力制御部236、駆動制御部238、温度制御部237、及び主制御部239は、基板処理装置用コントローラ240として構成されている。基板処理装置用コントローラ240の構成や動作については、後述する。
(5)処理炉の動作
続いて、半導体デバイスの製造工程の一工程として、上記構成に係る処理炉202を用いてCVD法によりウエハ200上に薄膜を形成する方法について、図12を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、基板処理装置100を構成する各部の動作は基板処理装置用コントローラ240により制御される。
複数枚のウエハ200がボート217に装填(ウエハチャージ)されると、図12に示すように、複数枚のウエハ200を保持したボート217は、ボートエレベータ115によって持ち上げられて処理室201内に搬入(ボートローディング)される。この状態で、シールキャップ219はOリング220bを介してマニホールド209の下端をシールした状態となる。
処理室201内が所望の圧力(真空度)となるように、真空排気装置246によって真空排気される。この際、圧力センサ245が測定した圧力値に基づき、圧力調整装置242(の弁の開度)がフィードバック制御される。また、処理室201内が所望の温度となるように、ヒータ206によって加熱される。この際、温度センサ263が検出した温度値に基づき、ヒータ206への通電量がフィードバック制御される。続いて、回転機構254により、ボート217及びウエハ200が回転させられる。
次いで、処理ガス供給源から供給されてMFC241にて所望の流量となるように制御されたガスは、ガス供給管232内を流通してノズル230から処理室201内に導入される。導入されたガスは処理室201内を上昇し、インナーチューブ204の上端開口から筒状空間250内に流出して排気管231から排気される。ガスは、処理室201内を通過する際にウエハ200の表面と接触し、この際に熱CVD反応によってウエハ200の表面上に薄膜が堆積(デポジション)される。
予め設定された処理時間が経過すると、不活性ガス供給源から不活性ガスが供給され、処理室201内が不活性ガスに置換されるとともに、処理室201内の圧力が常圧に復帰される。
その後、ボートエレベータ115によりシールキャップ219が下降されてマニホール
ド209の下端が開口されるとともに、処理済のウエハ200を保持するボート217がマニホールド209の下端からプロセスチューブ203の外部へと搬出(ボートアンローディング)される。その後、処理済のウエハ200はボート217より取り出され、ポッド110内へ格納される(ウエハディスチャージ)。
(6)基板処理装置用コントローラの構成
続いて、本実施形態にかかる基板処理装置用コントローラ240の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の一実施形態にかかる基板処理装置100及び群管理装置500のブロック構成図である。
基板処理装置用コントローラ240は、処理炉202を制御する上述のI/O制御部(ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237)と、上記I/O制御部とデータ交換可能なように接続された上述の処理制御部239aと、を備えている。処理制御部239aは、I/O制御部を介して処理炉202の動作を制御するとともに、処理炉202の状態(温度、ガス流量、圧力等)を示すデータを収集する(読み出す)ように構成されている。
基板処理装置用コントローラ240は、主制御部239にデータ交換可能なように接続された主制御部としての表示装置制御部239を備えている。表示装置制御部239には、ディスプレイ等のデータ表示部240aとキーボード等の入力手段240bとがそれぞれ接続されるように構成されている。表示装置制御部239は、操作員による入力手段240bからの入力(操作コマンドの入力等)を受け付けると共に、基板処理装置100の状態表示画面や操作入力受付画面等をデータ表示部240aに表示するように構成されている。
また、基板処理装置用コントローラ240は、表示装置制御部239にデータ交換可能なように接続された駆動制御部238と、駆動制御部238にデータ交換可能なように接続されたメカ機構I/O238aと、を備えている。メカ機構I/O238aには、基板処理装置100を構成する各部(例えばポッドエレベータ118a、ポッド搬送機構118b、ポッドオープナ121、ウエハ移載機構125、ボートエレベータ115等)が接続されている。駆動制御部238は、メカ機構I/O238aを介して基板処理装置100を構成する各部の動作を制御するとともに、基板処理装置100を構成する各部の状態(例えば位置、開閉状態、動作中であるかウエイト状態であるか等)を示すデータを収集する(読み出す)ように構成されている。
また、基板処理装置用コントローラ240は、表示装置制御部239に接続されたデータ保持部239eを備えている。データ保持部239eには、基板処理装置用コントローラ240に種々の機能を実現するプログラムや、処理炉202にて実施される基板処理工程の設定データ(レシピデータ)や、I/O制御部(ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237)やメカ機構I/O238aから読み出した各種データ等が保持(記憶)されるように構成されている。
また、基板処理装置用コントローラ240は、表示装置制御部239に接続された通信制御部239bを備えている。また、図示しないが、上述のI/O制御部(ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237)や駆動制御部238は、主制御部239や表示装置制御部239を介さずに通信制御部239bと直接データ交換可能なようにも接続されている。なお、通信制御部239bは、後述する基板処理装置100とネットワーク400を介してデータ交換可能なように接続されている。
通信制御部239bは、I/O制御部(ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237)を介して読み出した処理炉202の状態(温度、ガス流量、圧力等)を
示すデータを、主制御部239及び処理制御部239aを介して受信し、群管理装置500へ送信することが可能なように構成されている。また、通信制御部239bは、メカ機構I/O238aを介して読み出した基板処理装置100を構成する各部の状態(位置、開閉状態、動作中であるかウエイト状態であるか等)を示すデータを、駆動制御部238及び表示装置制御部239を介して受信し、群管理装置500へ送信することが可能なように構成されている。
また、通信制御部239bは、I/O制御部を介して読み出した処理炉202の状態(温度、ガス流量、圧力等)を示すデータを、主制御部239及び処理制御部239aを介さずに直接受信して群管理装置500へ送信することが可能なように構成されている。また、通信制御部239bは、メカ機構I/O238aを介して読み出した基板処理装置100を構成する各部の状態(位置、開閉状態、動作中であるかウエイト状態であるか等)を示すデータを、表示装置制御部239を介さずに直接受信して群管理装置500へ送信することが可能なように構成されている。
図示しないが、上述のI/O制御部(ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237)や駆動制御部238は、主制御部239、処理制御部239a、及び通信制御部239bを介さずに、群管理装置500と直接データ交換可能なようにも構成されている。そして、I/O制御部は、読み出した処理炉202の状態(温度、ガス流量、圧力等)を示すデータを、主制御部239、処理制御部239a、通信制御部239bを介さずに直接に群管理装置500へ送信することが可能なように構成されている。また、メカ機構I/O238aは、読み出した基板処理装置100を構成する各部の状態(位置、開閉状態、動作中であるかウエイト状態であるか等)を示すデータを、表示装置制御部239や通信制御部239bを介さずに直接に群管理装置500へ送信することが可能なように構成されている。
(7)群管理装置の構成
続いて、上述の基板処理装置100とデータ交換可能なように構成された本実施形態にかかる群管理装置500の構成について、主に図2〜図9を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態にかかる基板処理装置100及び群管理装置500のブロック構成図である。図3は、本実施形態にかかるデータ解析パターン定義情報を例示する概略図である。図4は、本実施形態にかかる群管理装置500の内部動作を例示する模式図である。図5は、現象特定情報とタイトル情報との関連づけを例示する概略図である。図6は、本実施形態にかかる異常解析手順画面520を例示する概略図である。図7は、本実施形態にかかる解析結果画面521を例示する概略図である。図8は、異常現象を検出した旨を示すアラーム情報とタイトル情報との関連づけ例示する概略図である。図9は、アラーム発生時における本実施形態にかかる群管理装置の動作を例示する模式図である。
図2に示すように、群管理装置500は、中央処理装置(CPU)として構成された制御部501と、内部に共有メモリ502領域を有するメモリ(図示せず)と、HDDなどの記憶装置として構成された記憶部503と、表示手段としてのディスプレイ装置などのデータ表示部505と、キーボード等の入力手段506と、通信手段としての通信制御部504と、を有するコンピュータとして構成されている。上述のメモリ、記憶部503、データ表示部505、入力手段506、通信制御部504は、内部バス等を介して制御部501とデータ交換可能なように構成されている。また、制御部501は、図示しない時計機能を有している。
(通信制御部)
通信手段としての通信制御部504は、基板処理装置用コントローラ240の通信制御部239bに接続されていると共に、I/O制御部(ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部237)及び駆動制御部238に接続されている。通信制御部504
は、基板処理装置100からデータを受信し、共有メモリ502に渡すように構成されている。なお、共有メモリ502に渡されるデータには、データ種別を特定するデータ種別特定情報(例えば温度、圧力、流量など)と、データの発生源である基板処理装置100を特定する装置特定情報(装置名称など)と、データ発生時に基板処理装置100が実行していたレシピを特定するレシピ特定情報と、データの発生時に基板処理装置が実行していた基板処理プロセスを特定するプロセス特定情報と、データの発生時刻と特定するデータ時刻情報と、が付加されるように構成されている。
(記憶部)
記憶部503は、通信制御部504が受信して共有メモリ502に格納したデータを、上述のデータ種別特定情報、装置特定情報、レシピ特定情報、プロセス特定情報、データ時刻情報にそれぞれ関連づけて読み出し可能に格納する記憶領域として構成された第1の格納手段503aを備えている。
また、記憶部503は、データ解析パターン定義情報を1つ以上読み出し可能に格納する記憶領域として構成された第2の格納手段503bを備えている。データ解析パターン定義情報は、図3に例示するように、データに対する解析処理を特定するタイトル情報(例えば、バッチ間の炉内温度変化の比較、装置間の昇温時の炉内温度変化の比較、バッチ間の成膜時炉内温度の比較、成膜時の平均温度経時変化等)、データの解析及び表示方法を特定する解析・表示方法特定情報(例えば、モニタ値グラフ、統計情報グラフ、トレースグラフ等)、及びデータ種別特定情報(例えば炉内温度、炉内温度平均値、圧力、流量等)、処理対象となるデータの選択範囲を特定するデータ範囲特定情報をそれぞれ含んでいる。なお、データ範囲特定情報は、装置特定情報、レシピ特定情報、プロセス特定情報、及びデータ時刻情報の少なくともいずれかにより、処理対象となるデータの選択範囲を特定する情報である。
また、記憶部503には、図4に示すGUIプログラム530a、コンテンツ表示管理プログラム530b、データ表示プログラム530c群がそれぞれ格納されている。GUIプログラム530aは、記憶部503から上述のメモリ(図示せず)に読み出されて制御部501に実行されることにより、後述する解析受付手段511を群管理装置500に実現するように構成されている。また、コンテンツ表示管理プログラム530b及びデータ表示プログラム530c群は、記憶部503から上述のメモリ(図示せず)に読み出されて制御部501に実行されることにより、後述する画面制御手段512を群管理装置500に実現するように構成されている。
(解析受付手段)
解析受付手段511は、第2の格納手段503bに格納されているデータ解析パターン定義情報に含まれるタイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した解析受付画面(例えば、後述する異常解析手順画面520や異常検出通知画面522)を作成してデータ表示部505に表示すると共に、入力手段506からのタイトル情報の選択操作を受け付けるように構成されている。
具体的には、解析受付手段511は、基板処理装置100或いは基板処理プロセスにて発生したデータを解析して検出されると、この検出された異常に基づいて異常現象を特定する現象特定情報に関連づけてタイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した異常解析手順画面520(図6に例示する)を作成して、異常解析手順画面520をデータ表示部505に表示すると共に、入力手段506からのタイトル情報の選択操作(クリックなどによる操作)を受け付けるように構成されている。図6に例示する異常解析手順画面520では、「膜厚異常」という現象特定情報に関連づけられるように、「バッチ間の温度変化比較」、「昇温時の装置間の温度変化比較」、「成膜時の平均温度経時変化」というタイトル情報が表示されている。「バッチ間の温度変化比較」、「昇温時の装置間の温度変化比較」、「成膜時の平均温度経時変化」といったタイトル情報は、入力手段506からのク
リックなどによる選択が可能なように構成されている。
また解析受付手段511は、基板処理装置100の状態或いは基板処理プロセスの進行状況を示すデータにて異常を検出したら、検出された異常に基づいて異常現象を特定するアラーム情報に関連づけてタイトル情報を選択可能に表示した異常検出通知画面522(図9に例示する)を作成して、異常検出通知画面522をデータ表示部505に表示すると共に、入力手段506からのタイトル情報の選択操作(クリックなどによる操作)を受け付けるように構成されている。
具体的には、群管理装置500は、基板処理装置100の状態や基板処理プロセスの進行状況をリアルタイム或いは定期的に自動監視するように構成されている。後述する図8に例示するように、自動監視項目としては、例えば、「リーク監視」、「バルブアングル監視」、「RF出力監視」、「T/C故障監視」、「ステップ終了時間監視」、「指定圧力到達能力監視」等が挙げられる。
図8に、自動監視項目(アラーム情報)とタイトル情報との関連づけの様子を例示する。例えば、関連づけを定義したファイル(図示しない)が記憶部503等に読み出し可能に備えられている。
解析受付手段511は、異常を検出したら、検出された異常に基づいて異常現象を特定するアラーム情報に関連付けられたタイトル情報を記憶部503等から読み出し、このアラーム情報に関連づけてタイトル情報を選択可能に表示した異常検出通知画面522を作成するように構成されている。図9に例示するように、異常検出通知画面522には、自動監視項目(アラーム情報)として「T/C故障監視」が記載されると共に、「T/C故障監視」に関連づけられたタイトル情報として「成膜時の平均温度経時変化」が記載されている。また、異常検出通知画面522には、基板処理装置100の装置特定情報、データ時刻情報、レシピ特定情報が表示されるように構成されている。尚、タイトル情報は複数でも構わない。
なお、図9に例示するように、解析受付手段511は、同じタイトル情報(同じデータ解析パターン定義情報)にリンクされた複数のアラーム情報を、異常検出通知画面522に一覧表示するように構成されている。これにより、関連して発生しうる他の異常現象を操作員が迅速に認識することが可能となる。更に、解析受付手段511は、同じタイトル情報に関連付けられた複数のアラーム情報のそれぞれに重要度(レベル)を定義し、例えば重要度の高い順に表示することが可能なように構成されている。係る重要度は、解析受付手段511が重要度定義画面523をデータ表示部505に表示し、操作員が入力手段506から重要度定義画面523に重要度を入力することで行うことが可能なように構成されている。
(画面制御手段)
画面制御手段512は、解析受付手段511が受け付けたタイトル情報を含むデータ解析パターン定義情報を第2の格納手段503bから読み出すように構成されている。そして、画面制御手段512は、読み出したデータ解析パターン定義情報に含まれるデータ種別情報及びデータ範囲情報に基づいて、第1の格納手段503aからデータを読み出すように構成されている。そして、画面制御手段512は、読み出したデータを、解析・表示方法特定情報により特定される解析及び表示方法により解析して、データ表示部505に表示するように構成されている。なお、画面制御手段512は、異常検出通知画面522に一覧表示される複数のアラーム毎に、読み出したデータを解析・表示方法特定情報により特定される解析方法により解析し、解析・表示方法特定情報により特定される表示方法によりデータ表示部505に表示するように構成されていてもよい。
(8)群管理装置の動作
続いて、本実施形態にかかる群管理装置500の動作について、主に図4〜図9を参照しながら説明する。係る動作は、半導体装置の製造工程の一工程として行われる。
(データ受信工程)
まず、群管理装置500が備える通信制御部504が、レシピの進行状況又は基板処理装置100の状態を示すデータを、基板処理装置100から受信する。通信制御部504は、基板処理装置100からデータを受信し、共有メモリ502に渡す。共有メモリ502に渡されるデータには、データ種別を特定するデータ種別特定情報(例えば温度、圧力、流量など)と、データの発生源である基板処理装置100を特定する装置特定情報(装置名称など)と、データ発生時に基板処理装置100が実行していたレシピを特定するレシピ特定情報と、データの発生時に基板処理装置が実行していた基板処理プロセスを特定するプロセス特定情報と、データの発生時刻を特定するデータ時刻情報と、が付加されている。
(データ格納工程)
次に、群管理装置500が備える第1の格納手段503aが、共有メモリ502に格納されているデータを、データ種別特定情報、装置特定情報、レシピ特定情報、プロセス特定情報、データ時刻情報に関連づけて読み出し可能に格納する。
(解析受付画面の表示、及びタイトル情報の選択操作を受け付け工程)
次に、GUIプログラム530aが記憶部503から上述のメモリ(図示せず)に読み出されて制御部501に実行されることにより、群管理装置500に解析受付手段511が実現される。解析受付手段511は、第2の格納手段503bに格納されているデータ解析パターン定義情報に含まれるタイトル情報をそれぞれ選択可能に一覧表示等した解析受付画面を作成してデータ表示部505に表示する。
具体的には、解析受付手段511は、基板処理装置100或いは基板処理プロセスにて発生したデータを解析して検出された異常現象を特定する現象特定情報に関連づけて、前記タイトル情報をそれぞれ選択可能に一覧表示等した異常解析手順画面520(図6に例示する)を作成する。そして、解析受付手段511は、作成した異常解析手順画面520をデータ表示部505に表示して待機状態となる。
そして、解析受付手段511は、入力手段506による異常解析手順画面520に対するタイトル情報の選択操作(クリック等による操作)を受け付けて、コンテンツ表示管理プログラム530bを起動させる。記憶部503から上述のメモリ(図示せず)に読み出されて制御部501に実行されたコンテンツ表示管理プログラム530bは、上述の画面制御手段512を群管理装置500に実現する。解析受付手段511が選択操作を受け付けたタイトル情報は、コンテンツ表示管理プログラム530bに対して引数情報として渡される(図4のS10)。
(データの読み出し、及び解析・表示工程)
次に、解析受付手段511により起動させられたコンテンツ表示管理プログラム530bが、解析受付手段511(GUIプログラム530a)からタイトル情報を受信して、第2の格納手段503bを検索し、前記タイトル情報を含むデータ解析パターン定義情報を読み出す(図4のS20)。
そして、コンテンツ表示管理プログラム530bが、データ解析パターン定義情報に含まれる解析・表示方法特定情報に基づいて、記憶部503に格納されているデータ表示プログラム530c群の中から、所定のデータ表示プログラム530cを選択して起動させる。さらに、コンテンツ表示管理プログラム530bが、データ解析パターン定義情報に含まれるデータ種別情報及びデータ範囲情報を、起動した該データ表示プログラム530cに対して引数情報として渡す(図4のS30)。そして、起動された該データ表示プログラム530cが、引数として渡された該データ種別情報及びデータ範囲情報に基づいて
、解析及び表示対象のデータを第1の格納手段503aから読み出す(図4S40)。
そして、画面制御手段512は、読み出したデータを、解析・表示方法特定情報により特定される解析及び表示方法により解析して、データ表示部505に表示する。すなわち解析・表示方法特定情報に基づいて選択され、起動されたデータ表示プログラム530cが、読み出したデータを適切な方法により解析し、解析結果画面521をデータ表示部505に表示する。図7に、本実施形態に係る解析結果画面521を例示する。
(アラーム発生時の処理)
なお、基板処理装置100の状態或いは基板処理プロセスの進行状態を示すデータにて発生した異常現象を群管理装置500が検出したら、解析受付手段511は、基板処理装置100或いは基板処理プロセスにて異常現象を検出した旨を示すアラーム情報に関連づけてタイトル情報を選択可能に表示した異常検出通知画面522を作成する。そして、解析受付手段511が、作成した異常検出通知画面522をデータ表示部505に表示する。なお、解析受付手段511は、同じタイトル情報(同じデータ解析パターン定義情報)にリンクされた複数のアラーム情報を、異常検出通知画面522に一覧表示する。更に、解析受付手段511は、同じタイトル情報に関連付けられた複数のアラーム情報のそれぞれに重要度(レベル)を定義し、例えば重要度の高い順に表示する。
そして、解析受付手段511が、入力手段506による異常検出通知画面522に対するタイトル情報の選択操作(クリック等による操作)を受け付ける。解析受付手段511が選択操作を受け付けたタイトル情報は、画面制御手段512を実現するコンテンツ表示管理プログラム530bに、引数情報として渡される(図4のS10)。
次に、コンテンツ表示管理プログラム530bが、解析受付手段511を実現するGUIプログラム530aからタイトル情報を受信して、第2の格納手段503bを検索し、前記タイトル情報を含むデータ解析パターン定義情報を読み出す(図4のS20)。
そして、コンテンツ表示管理プログラム530bが、データ解析パターン定義情報に含まれる解析・表示方法特定情報に基づいて、同じく群管理装置500に画面制御手段512を実現するデータ表示プログラム530c群の中から、所定のデータ表示プログラム530cを選択し、該データ表示プログラム530cを起動する。さらに、コンテンツ表示管理プログラム530bが、データ解析パターン定義情報に含まれるデータ種別情報及びデータ範囲情報を、起動した該データ表示プログラム530cに引数として渡す(図4のS30)。そして、起動された該データ表示プログラム530cが、引数として渡された該データ種別情報及びデータ範囲情報に基づいて、解析及び表示対象のデータを第1の格納手段503aから読み出す(図4のS40)。
そして、画面制御手段512は、読み出したデータを、解析・表示方法特定情報により特定される解析及び表示方法により解析して、データ表示部505に表示する。すなわち解析・表示方法特定情報に基づいて選択されて起動されたデータ表示プログラム530cが、読み出したデータを適切な方法により解析し、解析結果画面521をデータ表示部505に表示する。図9に、アラーム発生時における本実施形態に係る解析結果画面521を例示する。
(9)本発明の一実施形態による効果
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
(a)本実施形態に係る解析受付手段511は、基板処理装置100或いは基板処理プロセスにて発生したデータを解析して検出されると、この検出された異常に基づいて異常現象を特定する現象特定情報に関連づけてタイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した異常解析手順画面520(図6に例示する)を作成して、異常解析手順画面520をデータ表
示部505に表示すると共に、入力手段506からのタイトル情報の選択操作(クリックなどによる操作)を受け付けるように構成されている。また、本実施形態に係る画面制御手段512は、解析受付手段511が受け付けたタイトル情報を含むデータ解析パターン定義情報を第2の格納手段503bから読み出すように構成されている。そして、画面制御手段512は、読み出したデータ解析パターン定義情報に含まれるデータ種別情報及びデータ範囲情報に基づいて、第1の格納手段503aからデータを読み出すように構成されている。そして、画面制御手段512は、読み出したデータを、解析・表示方法特定情報により特定される解析及び表示方法により解析して、データ表示部505に表示するように構成されている。
これにより、保守員は、多岐に渡るデータの解析及び表示方法を迅速かつ正確に選択することが可能となる。また、群管理装置500に蓄えられた膨大なデータから適切なデータを迅速に読み出すことが可能となる。その結果、保守員の技量によらず異常解析を迅速かつ正確に行うことが可能となり、異常解析を行う操作員の負担を低減することが可能となる。また、操作員の技量による解析結果のバラつきを抑制することが可能となる。
(b)また、本実施形態に係る解析受付手段511は、基板処理装置100の状態或いは基板処理プロセスの進行状況を示すデータにて異常現象を検出したら、異常現象を特定するアラーム情報に関連づけてタイトル情報を選択可能に表示した異常検出通知画面522を作成して、異常検出通知画面522をデータ表示部505に表示すると共に、入力手段506からのタイトル情報の選択操作(クリックなどによる操作)を受け付けるように構成されている。また、本実施形態に係る画面制御手段512は、解析受付手段511が受け付けたタイトル情報を含むデータ解析パターン定義情報を第2の格納手段503bから読み出すように構成されている。そして、画面制御手段512は、読み出したデータ解析パターン定義情報に含まれるデータ種別情報及びデータ範囲情報に基づいて、第1の格納手段503aからデータを読み出すように構成されている。そして、画面制御手段512は、読み出したデータを、解析・表示方法特定情報により特定される解析及び表示方法により解析して、データ表示部505に表示するように構成されている。
これにより、保守員は、基板処理装置100或いは基板処理プロセスにて異常現象を検出した場合においても、多岐に渡るデータの解析及び表示方法を迅速かつ正確に選択することが可能となる。また、群管理装置500に蓄えられた膨大なデータから適切なデータを迅速に読み出すことが可能となる。その結果、また、異常現象を検出した旨を示すアラームが発生した場合において、以降の処理を実行すべきか否かの判断を迅速に行うことが可能となる。
(c)また、本実施形態に係る解析受付手段511は、同じタイトル情報(同じデータ解析パターン定義情報)にリンクされた複数のアラーム情報を、異常検出通知画面522に一覧表示するように構成されている。これにより、関連して発生しうる他の異常現象を、操作員が迅速に認識することが可能となる。
(d)また、本実施形態に係る解析受付手段511は、同じタイトル情報に関連付けられた複数のアラーム情報のそれぞれに重要度(レベル)を定義し、例えば重要度の高い順に表示することが可能なように構成されている。係る重要度は、解析受付手段511が重要度定義画面523をデータ表示部505に表示し、操作員が入力手段506から重要度定義画面523に重要度を入力することで行うことが可能なように構成されている。同じタイトル情報(すなわち同じデータ解析パターン定義情報)とアラーム情報との関連づけを適切にメンテナンスすることにより、検知した異常現象の解析を行うだけでなく、関連して発生しうる他の異常現象とその重要度を、操作員が適切かつ迅速に認識することが可能となる。
<本発明の他の実施形態>
本発明は、基板処理装置100と群管理装置500とが同じフロア(同じクリーンルーム内)に配置される場合に限定されない。例えば、基板処理装置100をクリーンルーム
内に配置すると共に、群管理装置500を事務所内(クリーンルームとは異なるフロア)に配置し、レシピの進行状況や基板処理装置100の状態を遠隔から監視するようにしてもよい。
本発明は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、ALD(Atomic Layer Deposition)、PVD(Physical Vapor Deposition)法による成膜処理の他、拡散処理、アニール処理、酸化処理、窒化処理、リソグラフィ処理等の他の基板処理にも好適に適用できる。さらに、本発明は、薄膜形成装置の他、アニール処理装置、酸化処理装置、窒化処理装置、露光装置、塗布装置、乾燥装置、加熱装置等の他の基板処理装置にも好適に適用できる。
本発明は、本実施形態にかかる半導体製造装置等のウエハ基板を処理する基板処理装置に限らず、LCD(Liquid Crystal Display)製造装置等のガラス基板を処理する基板処理装置にも好適に適用できる。
以上、本発明の実施の形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
<本発明の好ましい態様>
以下に本発明の望ましい態様について付記する。
本発明の一態様は、
基板を処理する基板処理装置と、前記基板処理装置に接続される群管理装置と、を備える基板処理システムであって、
前記群管理装置は、
基板処理の進行状況又は前記基板処理装置の状態を示すデータを前記基板処理装置から受信する通信手段と、
前記通信手段が受信した前記データを読み出し可能に格納する第1の格納手段と、
前記データに対する解析処理を特定するタイトル情報、前記データの解析及び表示方法を特定する解析・表示方法特定情報、処理対象となる前記データの種別を特定するデータ種別特定情報、及び処理対象となる前記データの選択範囲を特定するデータ範囲特定情報を含むデータ解析パターン定義情報を、1つ以上格納する第2の格納手段と、
前記第2の格納手段に格納されている前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記タイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した解析受付画面を作成して表示手段に表示すると共に、前記タイトル情報の選択操作を受け付ける解析受付手段と、
前記解析受付手段が受け付けた前記タイトル情報を含む前記データ解析パターン定義情報を前記第2の格納手段から読み出し、読み出した前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記データ種別情報及び前記データ範囲情報に基づいて、前記第1の格納手段から前記データを読み出し、読み出した前記データを、前記解析・表示方法特定情報により特定される前記解析及び表示方法により解析して、前記表示方法に表示する画面制御手段と、を備える基板処理システムが提供される。
本発明の他の態様は、
処理手順及び処理条件が定義されたレシピに基づく基板処理プロセスを繰り返し実行する基板処理装置と、前記基板処理装置に接続される群管理装置と、を備える基板処理システムであって、
前記群管理装置は、
基板処理プロセスの進行状況又は前記基板処理装置の状態を示すデータを前記基板処理装置から受信する通信手段と、
前記通信手段が受信した前記データを、前記データ種別を特定するデータ種別特定情報と、前記データの発生源である前記基板処理装置を特定する装置特定情報と、前記データ
発生時に前記基板処理装置が実行していた前記レシピを特定するレシピ特定情報と、前記データの発生時に前記基板処理装置が実行していた前記基板処理プロセスを特定するプロセス特定情報と、前記データの発生時刻と特定するデータ時刻情報と、に関連づけて読み出し可能に格納する第1の格納手段と、
前記データに対する解析処理を特定するタイトル情報、前記データの解析及び表示方法を特定する解析・表示方法特定情報、及び前記データ種別特定情報を含むと共に、前記装置特定情報、前記レシピ特定情報、前記プロセス特定情報、及び前記データ時刻情報の少なくともいずれかにより処理対象となる前記データの選択範囲を特定するデータ範囲特定情報を含むデータ解析パターン定義情報を、1つ以上格納する第2の格納手段と、
前記第2の格納手段に格納されている前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記タイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した解析受付画面を作成して表示手段に表示すると共に、前記タイトル情報の選択操作を受け付ける解析受付手段と、
前記解析受付手段が受け付けた前記タイトル情報を含む前記データ解析パターン定義情報を前記第2の格納手段から読み出し、読み出した前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記データ種別情報及び前記データ範囲情報に基づいて前記第1の格納手段から前記データを読み出し、読み出した前記データを、前記解析・表示方法特定情報により特定される前記解析及び表示方法により解析して、前記表示方法に表示する画面制御手段と、を備える基板処理システムである。
また好ましくは、
前記群管理装置は、中央処理装置、メモリ、記憶部、表示手段、入力手段、及び通信手段を有するコンピュータとして構成され、
前記記憶部には、GUIプログラム、コンテンツ表示管理プログラム、及びデータ表示プログラムが格納され、
前記GUIプログラムは、前記記憶部から前記メモリに読み出されて前記中央処理装置に実行されることで前記群管理装置に前記解析受付手段を実現し、
前記コンテンツ表示管理プログラム及び前記データ表示プログラムは、前記記憶部から前記メモリに読み出されて前記中央処理装置に実行されることで前記群管理装置に前記画面制御手段を実現する。
本発明の更に他の態様は、
基板を処理する基板処理装置に接続される群管理装置であって、
基板処理の進行状況又は前記基板処理装置の状態を示すデータを前記基板処理装置から受信する通信手段と、
前記通信手段が受信した前記データを読み出し可能に格納する第1の格納手段と、
前記データに対する解析処理を特定するタイトル情報、前記データの解析及び表示方法を特定する解析・表示方法特定情報、処理対象となる前記データの種別を特定するデータ種別特定情報、及び処理対象となる前記データの選択範囲を特定するデータ範囲特定情報を含むデータ解析パターン定義情報を、1つ以上格納する第2の格納手段と、
前記第2の格納手段に格納されている前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記タイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した解析受付画面を作成して表示手段に表示すると共に、前記タイトル情報の選択操作を受け付ける解析受付手段と、
前記解析受付手段が受け付けた前記タイトル情報を含む前記データ解析パターン定義情報を前記第2の格納手段から読み出し、読み出した前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記データ種別情報及び前記データ範囲情報に基づいて、前記第1の格納手段から前記データを読み出し、読み出した前記データを、前記解析・表示方法特定情報により特定される前記解析及び表示方法により解析して、前記表示方法に表示する画面制御手段と、を備える群管理システムである。
本発明の更に他の態様は、
基板を処理する基板処理装置と、前記基板処理装置に接続される群管理装置と、を備える基板処理システムにより実施される半導体装置の製造方法であって、
前記群管理装置は、基板処理の進行状況又は前記基板処理装置の状態を示すデータに対する解析処理を特定するタイトル情報、前記データの解析及び表示方法を特定する解析・表示方法特定情報、処理対象となる前記データの種別を特定するデータ種別特定情報、及び処理対象となる前記データの選択範囲を特定するデータ範囲特定情報、を含むデータ解析パターン定義情報を、1つ以上格納する第2の格納手段を備え、
前記群管理装置が備える通信手段が、前記データを前記基板処理装置から受信する工程と、
前記群管理装置が備える第1の格納手段が、前記通信手段が受信した前記データを読み出し可能に格納する工程と、
前記群管理装置が備える解析受付手段が、前記第2の格納手段に格納されている前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記タイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した解析受付画面を作成して表示手段に表示すると共に、前記タイトル情報の選択操作を受け付る工程と、
前記群管理装置が備える画面制御手段が、前記解析受付手段が受け付けた前記タイトル情報を含む前記データ解析パターン定義情報を前記第2の格納手段から読み出し、読み出した前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記データ種別情報及び前記データ範囲情報に基づいて、前記第1の格納手段から前記データを読み出し、読み出した前記データを前記解析・表示方法特定情報により特定される前記解析方法により解析し、読み出した前記データを、前記解析・表示方法特定情報により特定される前記解析及び表示方法により解析して、前記表示方法に表示する工程と、を有する
半導体装置の製造方法である。
100 基板処理装置
200 ウエハ(基板)
500 群管理装置
501 制御部
502 共有メモリ
503 記憶部
503a 第1の格納手段
503b 第2の格納手段
504 通信制御部(通信手段)
505 データ表示部(表示部)
506 入力手段
511 解析受付手段
512 画面制御手段
520 異常解析手順画面
521 解析結果画面
522 異常検出通知画面
523 重要度定義画面
530a GUIプログラム
530b コンテンツ表示管理プログラム
530c データ表示プログラム

Claims (1)

  1. 基板を処理する基板処理装置と、前記基板処理装置に接続される群管理装置と、を備える基板処理システムであって、
    前記群管理装置は、
    基板処理の進行状況又は前記基板処理装置の状態を示すデータを前記基板処理装置から受信する通信手段と、
    前記通信手段が受信した前記データを読み出し可能に格納する第1の格納手段と、
    前記データに対する解析処理を特定するタイトル情報、前記データの解析及び表示方法を特定する解析・表示方法特定情報、処理対象となる前記データの種別を特定するデータ種別特定情報、及び処理対象となる前記データの選択範囲を特定するデータ範囲特定情報を含むデータ解析パターン定義情報を、1つ以上格納する第2の格納手段と、
    前記第2の格納手段に格納されている前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記タイトル情報をそれぞれ選択可能に表示した解析受付画面を作成して表示手段に表示すると共に、前記タイトル情報の選択操作を受け付ける解析受付手段と、
    前記解析受付手段が受け付けた前記タイトル情報を含む前記データ解析パターン定義情報を前記第2の格納手段から読み出し、読み出した前記データ解析パターン定義情報に含まれる前記データ種別情報及び前記データ範囲情報に基づいて、前記第1の格納手段から前記データを読み出し、読み出した前記データを、前記解析・表示方法特定情報により特定される前記解析及び表示方法により解析して、前記表示方法に表示する画面制御手段と、を備える
    ことを特徴とする基板処理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013168131A (ja) * 2012-01-16 2013-08-29 Tokyo Electron Ltd 処理装置及びバルブ動作確認方法

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