JP2000012201A - 自動車ミラー用ヒータ - Google Patents
自動車ミラー用ヒータInfo
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- JP2000012201A JP2000012201A JP10182073A JP18207398A JP2000012201A JP 2000012201 A JP2000012201 A JP 2000012201A JP 10182073 A JP10182073 A JP 10182073A JP 18207398 A JP18207398 A JP 18207398A JP 2000012201 A JP2000012201 A JP 2000012201A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ミラー中央部は勿論、ミラー周縁部について
も曇り、雪、氷付着等の障害、安全に加熱除去できる汎
用性のある自動車ミラー用ヒータを提供する。 【解決手段】 対向するフィルム基板11、12間に自
己温度制御性を持つ正温度特性抵抗発熱体15を挟着し
てなる自動車ミラー用加熱ヒータ1であり、フィルム基
板11、12は形状及びサイズが異なる複数種類の自動
車に適合可能に所定の楕円形状に所定のサイズで形成さ
れ、電極対13、14もそれら全体として楕円形状領域
を占めており、電極対13、14は櫛形状電極であり、
一方の電極13の各電極歯131と他方の電極14の各
電極歯141とが互いに隣り合って交互に並ぶように配
置され、隣り合う電極歯131、141間隔は、基板1
1、12の長手方向の両端縁部に対応する領域P1の方
がフィルムの中央部に対応する領域P2よりも狭くなっ
ている自動車ミラー用ヒータ1。
も曇り、雪、氷付着等の障害、安全に加熱除去できる汎
用性のある自動車ミラー用ヒータを提供する。 【解決手段】 対向するフィルム基板11、12間に自
己温度制御性を持つ正温度特性抵抗発熱体15を挟着し
てなる自動車ミラー用加熱ヒータ1であり、フィルム基
板11、12は形状及びサイズが異なる複数種類の自動
車に適合可能に所定の楕円形状に所定のサイズで形成さ
れ、電極対13、14もそれら全体として楕円形状領域
を占めており、電極対13、14は櫛形状電極であり、
一方の電極13の各電極歯131と他方の電極14の各
電極歯141とが互いに隣り合って交互に並ぶように配
置され、隣り合う電極歯131、141間隔は、基板1
1、12の長手方向の両端縁部に対応する領域P1の方
がフィルムの中央部に対応する領域P2よりも狭くなっ
ている自動車ミラー用ヒータ1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のミラー、
特にドアミラー(サイドミラー)、フエンダーミラー、
自動車後部に取り付けられたミラー等の後方確認用の外
部ミラーのためのヒータに関する。
特にドアミラー(サイドミラー)、フエンダーミラー、
自動車後部に取り付けられたミラー等の後方確認用の外
部ミラーのためのヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のミラー、特にドアミラー(サイ
ドミラー)、フエンダーミラー、自動車後部に取り付け
られたミラー等の後方確認用の外部ミラーは、車外の雰
囲気に曝されることから、雨天時等に結露による曇りが
発生したり、降雪時には雪が付着したり、場合によって
はミラーに結氷することもある。
ドミラー)、フエンダーミラー、自動車後部に取り付け
られたミラー等の後方確認用の外部ミラーは、車外の雰
囲気に曝されることから、雨天時等に結露による曇りが
発生したり、降雪時には雪が付着したり、場合によって
はミラーに結氷することもある。
【0003】このような事態が発生すると後方確認が困
難又は不可能になるので、かかる曇り、雪、氷等をヒー
タによるミラー加熱により除去しょうとする試みがなさ
れてきた。かかるヒータは種々提案されているが、なか
でも面状ヒータ、すなわち通電により発熱する抵抗発熱
体を電極対に重ねて積層した構成を有するヒータがミラ
ーの背面に貼着してコンパトな構成で使用できる点で注
目されている。
難又は不可能になるので、かかる曇り、雪、氷等をヒー
タによるミラー加熱により除去しょうとする試みがなさ
れてきた。かかるヒータは種々提案されているが、なか
でも面状ヒータ、すなわち通電により発熱する抵抗発熱
体を電極対に重ねて積層した構成を有するヒータがミラ
ーの背面に貼着してコンパトな構成で使用できる点で注
目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
ミラー用に提案されている従来のかかるタイプの面状の
ヒータには次のような問題点がある。 発熱量がその全体にわたり均一になるように形成さ
れているので、これを自動車ミラーに取り付けて使用し
たとき、ミラーからの放熱は中央部よりも周縁部からの
方が多くなるため、結果としてミラー中央部は所定温度
に加熱されるもののミラー周縁部の加熱が不十分とな
り、ミラー周縁部の曇り等を除去できない。この問題を
解決しようとしてヒータ発熱量を増加させると、ミラー
中央部の温度が上昇しすぎ、人が接触したとき火傷する
恐れがある。 自動車ミラーには車種に応じて様々の形状、サイズ
のものがあり、同じ自動車でも例えば左右のサイドミラ
ーでは形状、サイズが異なっている。そのため、個々の
ミラーに合わせてヒータが作製され、そのため、ヒータ
の生産管理、在庫管理がそれだけ困難になる。またヒー
タ価格を低く抑えることも困難になる。
ミラー用に提案されている従来のかかるタイプの面状の
ヒータには次のような問題点がある。 発熱量がその全体にわたり均一になるように形成さ
れているので、これを自動車ミラーに取り付けて使用し
たとき、ミラーからの放熱は中央部よりも周縁部からの
方が多くなるため、結果としてミラー中央部は所定温度
に加熱されるもののミラー周縁部の加熱が不十分とな
り、ミラー周縁部の曇り等を除去できない。この問題を
解決しようとしてヒータ発熱量を増加させると、ミラー
中央部の温度が上昇しすぎ、人が接触したとき火傷する
恐れがある。 自動車ミラーには車種に応じて様々の形状、サイズ
のものがあり、同じ自動車でも例えば左右のサイドミラ
ーでは形状、サイズが異なっている。そのため、個々の
ミラーに合わせてヒータが作製され、そのため、ヒータ
の生産管理、在庫管理がそれだけ困難になる。またヒー
タ価格を低く抑えることも困難になる。
【0005】そこで本発明は、自動車ミラーに生じる曇
り、雪付着、氷付着等の障害を加熱除去するための自動
車ミラー用ヒータであって、ミラー中央部は勿論のこ
と、ミラー周縁部分についてもかかる障害を円滑、安全
に加熱除去できる自動車ミラー用ヒータを提供すること
を課題とする。また本発明は、形状、サイズが同一であ
るミラーに適用できるだけでなく、他の幾種類かの形
状、サイズのミラーにも付設、使用できる汎用性のある
自動車ミラー用ヒータを提供することを課題とする。
り、雪付着、氷付着等の障害を加熱除去するための自動
車ミラー用ヒータであって、ミラー中央部は勿論のこ
と、ミラー周縁部分についてもかかる障害を円滑、安全
に加熱除去できる自動車ミラー用ヒータを提供すること
を課題とする。また本発明は、形状、サイズが同一であ
るミラーに適用できるだけでなく、他の幾種類かの形
状、サイズのミラーにも付設、使用できる汎用性のある
自動車ミラー用ヒータを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、対向するフィルム間に所定パターンの電極対
及び該電極対に重ねて形成された自己温度制御性を有す
る正温度特性抵抗発熱体を挟着してなる自動車ミラー用
ヒータを提供する。このヒータにおいて、前記フィルム
は、形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車
ミラーに適合可能に所定の形状に所定のサイズで形成さ
れているとともに前記電極対もそれら全体として前記フ
ィルムの形状及びサイズに略倣った領域を占めており、
該電極対はそれぞれが複数の櫛歯状電極歯を有する櫛形
状電極であり、一方の電極の各電極歯と他方の電極の各
電極歯とが互いに隣り合って交互に並ぶように配置され
ている。
本発明は、対向するフィルム間に所定パターンの電極対
及び該電極対に重ねて形成された自己温度制御性を有す
る正温度特性抵抗発熱体を挟着してなる自動車ミラー用
ヒータを提供する。このヒータにおいて、前記フィルム
は、形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車
ミラーに適合可能に所定の形状に所定のサイズで形成さ
れているとともに前記電極対もそれら全体として前記フ
ィルムの形状及びサイズに略倣った領域を占めており、
該電極対はそれぞれが複数の櫛歯状電極歯を有する櫛形
状電極であり、一方の電極の各電極歯と他方の電極の各
電極歯とが互いに隣り合って交互に並ぶように配置され
ている。
【0007】さらに、これら電極対における隣り合う電
極歯間隔は、 前記フイルムの一つの方向(例えば該フィルムが横
長に形成されるときにおいて該フィルムの長手方向)に
おける両端縁部に対応する領域における方が該フィルム
の中央部に対応する領域におけるよりも狭くなっている
か、或いは、 前記フイルムの周縁部に対応する領域における方が
該フィルムの中央部に対応する領域におけるよりも狭く
なっている。
極歯間隔は、 前記フイルムの一つの方向(例えば該フィルムが横
長に形成されるときにおいて該フィルムの長手方向)に
おける両端縁部に対応する領域における方が該フィルム
の中央部に対応する領域におけるよりも狭くなっている
か、或いは、 前記フイルムの周縁部に対応する領域における方が
該フィルムの中央部に対応する領域におけるよりも狭く
なっている。
【0008】本発明に係る自動車ミラー用ヒータは、曇
り等を除去しようとする自動車ミラーの背面に接着剤等
により接合し、前記電極対を介して前記抵抗発熱体に通
電することで、該ミラーを所定温度に加熱することがで
き、それによりミラー上に発生する曇り、雪付着、氷付
着等の障害を加熱除去できる。また本発明に係るヒータ
は、その電極対における隣り合う電極歯間隔が前記、
のいずれのものについても、該電極歯間隔が狭くなっ
ている周縁部分については、電極歯間隔がそれより広く
なっているヒータ中央部よりも発熱量が多い。
り等を除去しようとする自動車ミラーの背面に接着剤等
により接合し、前記電極対を介して前記抵抗発熱体に通
電することで、該ミラーを所定温度に加熱することがで
き、それによりミラー上に発生する曇り、雪付着、氷付
着等の障害を加熱除去できる。また本発明に係るヒータ
は、その電極対における隣り合う電極歯間隔が前記、
のいずれのものについても、該電極歯間隔が狭くなっ
ている周縁部分については、電極歯間隔がそれより広く
なっているヒータ中央部よりも発熱量が多い。
【0009】従って、前記電極対における隣り合う電極
歯間隔が前記に記載のヒータでは、例えば通常横長に
形成された自動車ドアミラー(サイドミラー)のよう
に、いずれかの方向に長く形成されているミラーについ
ては、該ヒータを前記一つの方向における両端部が該ミ
ラーの長手方向両端部に対応するように該ミラーに取り
付けることで、中央部よりも放熱が多いミラー両端縁部
をミラー中央部に対するよりも多い発熱量で加熱するこ
とができ、もし発熱量が全体に均一なヒータで該ミラー
加熱したとすれば曇り等を十分除去できないミラー両端
縁部についても、十分加熱除去できる。電極歯間隔が両
端縁部より広くなっているミラー中央部についても、ミ
ラー中央部からの放熱はミラー両端部からの放熱より少
ないので、曇り等を加熱除去できる。
歯間隔が前記に記載のヒータでは、例えば通常横長に
形成された自動車ドアミラー(サイドミラー)のよう
に、いずれかの方向に長く形成されているミラーについ
ては、該ヒータを前記一つの方向における両端部が該ミ
ラーの長手方向両端部に対応するように該ミラーに取り
付けることで、中央部よりも放熱が多いミラー両端縁部
をミラー中央部に対するよりも多い発熱量で加熱するこ
とができ、もし発熱量が全体に均一なヒータで該ミラー
加熱したとすれば曇り等を十分除去できないミラー両端
縁部についても、十分加熱除去できる。電極歯間隔が両
端縁部より広くなっているミラー中央部についても、ミ
ラー中央部からの放熱はミラー両端部からの放熱より少
ないので、曇り等を加熱除去できる。
【0010】また、前記電極対における隣り合う電極歯
間隔が前記に記載のヒータでは、該ヒータをミラーに
取り付けることで、中央部よりも放熱が多いミラー周縁
部を発熱量がヒータ中央部より多いヒータ周縁部で加熱
することができ、もし発熱量が全体に均一なヒータでミ
ラー加熱したとすれば曇り等を十分除去できないミラー
周縁部についても十分加熱除去できる。電極歯間隔が周
縁部より広くなっているミラー中央部についても、ミラ
ー中央部からの放熱はミラー周縁部からの放熱より少な
いので、曇り等を加熱除去できる。
間隔が前記に記載のヒータでは、該ヒータをミラーに
取り付けることで、中央部よりも放熱が多いミラー周縁
部を発熱量がヒータ中央部より多いヒータ周縁部で加熱
することができ、もし発熱量が全体に均一なヒータでミ
ラー加熱したとすれば曇り等を十分除去できないミラー
周縁部についても十分加熱除去できる。電極歯間隔が周
縁部より広くなっているミラー中央部についても、ミラ
ー中央部からの放熱はミラー周縁部からの放熱より少な
いので、曇り等を加熱除去できる。
【0011】またいずれのヒータについても、放熱が少
ないミラー中央部についてはより少ない発熱量で、放熱
の多い周縁部分についてはより多い発熱量で加熱するの
で、ミラーの異常昇温を防止でき、安全である。さらに
本発明に係るヒータは、それを構成しているフィルムを
形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車ミラ
ー(例えば同じ自動車における左右のサイドミラー、車
種の異なる自動車におけるミラー等)に適合可能に所定
の形状に所定のサイズで形成することで、ヒータ全体が
形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車ミラ
ーに適合可能な形状及びサイズで形成されているので、
形状、サイズが同一であるミラーにのみ適用できるだけ
でなく、複数種類の形状、サイズのミラーにも付設、使
用できる汎用性があり、そのためヒータの生産管理、在
庫管理がそれだけ容易になり、コストもそれだけ下げる
ことができる。
ないミラー中央部についてはより少ない発熱量で、放熱
の多い周縁部分についてはより多い発熱量で加熱するの
で、ミラーの異常昇温を防止でき、安全である。さらに
本発明に係るヒータは、それを構成しているフィルムを
形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車ミラ
ー(例えば同じ自動車における左右のサイドミラー、車
種の異なる自動車におけるミラー等)に適合可能に所定
の形状に所定のサイズで形成することで、ヒータ全体が
形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車ミラ
ーに適合可能な形状及びサイズで形成されているので、
形状、サイズが同一であるミラーにのみ適用できるだけ
でなく、複数種類の形状、サイズのミラーにも付設、使
用できる汎用性があり、そのためヒータの生産管理、在
庫管理がそれだけ容易になり、コストもそれだけ下げる
ことができる。
【0012】かかる汎用性を達成するための前記フィル
ムの所定形状としては、該フィルム面における一つの方
向の線に関して線対称又は略線対称の形状を例示でき
る。さらに具体的には、楕円形状、長方形状、円形状、
菱形形状等を例示できる。また本発明に係るいずれのヒ
ータにおいても、前記抵抗発熱体は、一般にPTC(P
ositive Temparature Coeff
icient)抵抗発熱体として知られているものであ
り、この抵抗発熱体は通電により昇温するが、温度上昇
とともに次第に電気抵抗が増し、一定の温度までしか昇
温せず、その温度を維持するもので、温度制御のための
給電制御手段乃至サーモスタット等を含む温度制御手段
無くして自己温度制御性を有するものである。従って、
ミラーを所定温度に加熱し、その温度を安定に維持する
ことができる。
ムの所定形状としては、該フィルム面における一つの方
向の線に関して線対称又は略線対称の形状を例示でき
る。さらに具体的には、楕円形状、長方形状、円形状、
菱形形状等を例示できる。また本発明に係るいずれのヒ
ータにおいても、前記抵抗発熱体は、一般にPTC(P
ositive Temparature Coeff
icient)抵抗発熱体として知られているものであ
り、この抵抗発熱体は通電により昇温するが、温度上昇
とともに次第に電気抵抗が増し、一定の温度までしか昇
温せず、その温度を維持するもので、温度制御のための
給電制御手段乃至サーモスタット等を含む温度制御手段
無くして自己温度制御性を有するものである。従って、
ミラーを所定温度に加熱し、その温度を安定に維持する
ことができる。
【0013】またかかる抵抗発熱体は、温度制御のため
の給電制御手段乃至サーモスタット等を含む温度制御手
段が必要ではなく、そのような給電制御手段や温度制御
手段無しで一定の温度を維持できる簡易なものであるか
ら、本発明に係るヒータは構造が簡単であり、それだけ
安価に提供できる。さらに自己温度制御性により電力消
費が少なく済み、、ランニングコストが安価であり、通
常の自動車用バッテリーでも所望の動作をさせることが
できる。
の給電制御手段乃至サーモスタット等を含む温度制御手
段が必要ではなく、そのような給電制御手段や温度制御
手段無しで一定の温度を維持できる簡易なものであるか
ら、本発明に係るヒータは構造が簡単であり、それだけ
安価に提供できる。さらに自己温度制御性により電力消
費が少なく済み、、ランニングコストが安価であり、通
常の自動車用バッテリーでも所望の動作をさせることが
できる。
【0014】かくして本発明に係るヒータは、自動車ミ
ラーに取り付けて、自動車ミラーに生じる曇り、雪付
着、氷付着等の障害をミラー中央部及びミラー周縁部分
を含めミラーを全体的に円滑、安全に加熱除去でき、ま
た、幾種類かの形状、サイズのミラーにも付設、使用で
きる汎用性を有している。さらに、構造簡単で安価に製
造でき、ランニングコストも安価に済む。
ラーに取り付けて、自動車ミラーに生じる曇り、雪付
着、氷付着等の障害をミラー中央部及びミラー周縁部分
を含めミラーを全体的に円滑、安全に加熱除去でき、ま
た、幾種類かの形状、サイズのミラーにも付設、使用で
きる汎用性を有している。さらに、構造簡単で安価に製
造でき、ランニングコストも安価に済む。
【0015】前記抵抗発熱体は膜状に薄く形成して、可
撓性を与えることができ、前記フィルムも薄くして可撓
性を与えることができる。本発明に係るヒータは、これ
を取り付けるべきミラー背面が曲面である場合に備えて
全体が可撓性を有していることが好ましく、このような
可撓性を与えるヒータ全体の厚みとして、例えば概ね1
50μm〜500μmを挙げることができる。この場合
抵抗発熱体の厚さとしては、それには限定されないが、
概ね100μm以下を挙げることができる。なお、かか
る抵抗発熱体は、それには限定されないが、例えば前記
PTC特性を有するPTC樹脂組成物からなるペースト
を前記フィルム面上に印刷等にて面状に塗布する、PT
C樹脂組成物からなるフィルムを前記フィルム面上に接
着等にて積層するなどして簡単、安価に形成することが
できる。
撓性を与えることができ、前記フィルムも薄くして可撓
性を与えることができる。本発明に係るヒータは、これ
を取り付けるべきミラー背面が曲面である場合に備えて
全体が可撓性を有していることが好ましく、このような
可撓性を与えるヒータ全体の厚みとして、例えば概ね1
50μm〜500μmを挙げることができる。この場合
抵抗発熱体の厚さとしては、それには限定されないが、
概ね100μm以下を挙げることができる。なお、かか
る抵抗発熱体は、それには限定されないが、例えば前記
PTC特性を有するPTC樹脂組成物からなるペースト
を前記フィルム面上に印刷等にて面状に塗布する、PT
C樹脂組成物からなるフィルムを前記フィルム面上に接
着等にて積層するなどして簡単、安価に形成することが
できる。
【0016】いずれにしてもPTC樹脂組成物として
は、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂若しくはシリコン樹脂等の熱硬化性樹脂に、金属
粉末(銀、銅、ニッケル等)、金属酸化物粉末(酸化錫
等)、カーボンブラック(ケッチェンブラック、アセチ
レンブラック、サーマルブラック等)、カーボンファイ
バー、黒鉛粉末等の導電性粒子若しくはこれらの混合物
を分散させたものを例示できる。なお、本明細書におい
て「粒子」は、球状、鱗片状、繊維状等の各種形態の粒
子を包含する概念である。導電性粒子としては、中でも
カーボンブラックや黒鉛粉末、又はこれらの混合物、或
いはこれらを主体とするものが好ましく、さらにその粒
子径として0.3μm〜50μm(さらに好ましくは3
μm〜25μm)の範囲のものが望ましい。
は、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂若しくはシリコン樹脂等の熱硬化性樹脂に、金属
粉末(銀、銅、ニッケル等)、金属酸化物粉末(酸化錫
等)、カーボンブラック(ケッチェンブラック、アセチ
レンブラック、サーマルブラック等)、カーボンファイ
バー、黒鉛粉末等の導電性粒子若しくはこれらの混合物
を分散させたものを例示できる。なお、本明細書におい
て「粒子」は、球状、鱗片状、繊維状等の各種形態の粒
子を包含する概念である。導電性粒子としては、中でも
カーボンブラックや黒鉛粉末、又はこれらの混合物、或
いはこれらを主体とするものが好ましく、さらにその粒
子径として0.3μm〜50μm(さらに好ましくは3
μm〜25μm)の範囲のものが望ましい。
【0017】本発明に係るヒータにおけるPTC特性の
抵抗発熱体は、それには限定されないが、好ましいもの
の一つとして9〜30ボルト程度の通電で、電極歯間隔
の狭い周縁部分については概ね60℃〜90℃、さらに
好ましくは70℃〜80℃程度の範囲で温度が安定し、
電極歯間隔の広い中央部分では概ね50℃〜80℃、さ
らに好ましくは60℃〜70℃程度の範囲で温度が安定
するものを挙げることができる。
抵抗発熱体は、それには限定されないが、好ましいもの
の一つとして9〜30ボルト程度の通電で、電極歯間隔
の狭い周縁部分については概ね60℃〜90℃、さらに
好ましくは70℃〜80℃程度の範囲で温度が安定し、
電極歯間隔の広い中央部分では概ね50℃〜80℃、さ
らに好ましくは60℃〜70℃程度の範囲で温度が安定
するものを挙げることができる。
【0018】前記電極は、それには限定されないが、例
えば前記フィルム面上に導電性ペーストを印刷等にて塗
布したり、電極パターンの導電性フィルムを接着等にて
積層したり、前記フィルム面上に金属メッキする等して
簡単、安価に所定パターンに形成できる。また、可撓性
を有するように形成することもできる。電極として用い
ることのできる導電性ペーストとしては、金属粉末
(銀、銅、ニッケル等)、金属酸化物粉末(酸化錫
等)、カーボンブラック(ケッチェンブラック、アセチ
レンブラック、サーマルブラック等)、カーボンファイ
バー、黒鉛粉末等の導電性粒子(ここで粒子とは球状
物、燐片状物、繊維状物等を包含する)若しくはこれら
の混合物をポリウレタン、アクリル樹脂、シリコン樹
脂、ポリエチレン等の樹脂に分散させたものを例示でき
る。また、導電性フィルムとしては、前記ペーストをフ
ィルム状に成形したもの、金属箔、導電性樹脂フィル
ム、ITO膜等を例示できる。また電極材料の体積抵抗
率は10-2Ω・cm未満が好ましい。
えば前記フィルム面上に導電性ペーストを印刷等にて塗
布したり、電極パターンの導電性フィルムを接着等にて
積層したり、前記フィルム面上に金属メッキする等して
簡単、安価に所定パターンに形成できる。また、可撓性
を有するように形成することもできる。電極として用い
ることのできる導電性ペーストとしては、金属粉末
(銀、銅、ニッケル等)、金属酸化物粉末(酸化錫
等)、カーボンブラック(ケッチェンブラック、アセチ
レンブラック、サーマルブラック等)、カーボンファイ
バー、黒鉛粉末等の導電性粒子(ここで粒子とは球状
物、燐片状物、繊維状物等を包含する)若しくはこれら
の混合物をポリウレタン、アクリル樹脂、シリコン樹
脂、ポリエチレン等の樹脂に分散させたものを例示でき
る。また、導電性フィルムとしては、前記ペーストをフ
ィルム状に成形したもの、金属箔、導電性樹脂フィル
ム、ITO膜等を例示できる。また電極材料の体積抵抗
率は10-2Ω・cm未満が好ましい。
【0019】例えば、電極を前記フィルム面上に予め形
成したとき、前記抵抗発熱体は、前記PTC樹脂組成物
ペーストの塗布、PTC樹脂組成物からなるフィルムの
接着等による積層などにより、該電極の上から該フィル
ム上に重ねて形成することができる。さらにその上から
もう1枚の前記フィルムを重ね、両フィルムを接着剤等
で接合することで、該対向するフィルム間に所定パター
ンの電極対及び該電極対に重ねて形成された自己温度制
御性を有する正温度特性抵抗発熱体を挟着することがで
きる。このようにしてヒータを簡単、安価に得ることが
できる。
成したとき、前記抵抗発熱体は、前記PTC樹脂組成物
ペーストの塗布、PTC樹脂組成物からなるフィルムの
接着等による積層などにより、該電極の上から該フィル
ム上に重ねて形成することができる。さらにその上から
もう1枚の前記フィルムを重ね、両フィルムを接着剤等
で接合することで、該対向するフィルム間に所定パター
ンの電極対及び該電極対に重ねて形成された自己温度制
御性を有する正温度特性抵抗発熱体を挟着することがで
きる。このようにしてヒータを簡単、安価に得ることが
できる。
【0020】抵抗発熱体等を挟着する前記のフィルム
は、該抵抗発熱体が到達できる最高温度に耐えられる耐
熱性を有する材料からなるシート(例えばそのような耐
熱性を有する合成樹脂シート)を採用できる。このよう
なフィルムとしてポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリウレタンフィルム等を
例示できる。
は、該抵抗発熱体が到達できる最高温度に耐えられる耐
熱性を有する材料からなるシート(例えばそのような耐
熱性を有する合成樹脂シート)を採用できる。このよう
なフィルムとしてポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリウレタンフィルム等を
例示できる。
【0021】また、使用する接着剤についても抵抗発熱
体が到達できる最高温度に耐えられるものであればよ
い。なお、電極対及び抵抗発熱体を挟着するフィルムに
ついては、一方は前記のような材質のフィルムとし、そ
の上に電極対及び抵抗発熱体を形成し、他方のフィルム
については、これらの上に絶縁性塗膜を塗布形成するこ
とにより製造されたものであってもよい。またフィルム
材料として感圧性接着剤のような接着剤を採用し、接着
剤からなるフィルムとしてもよく、一方のフィルム上に
接着剤からなるフィルムを積層してもよい。さらにこの
場合接着剤からなるフィルム面を離型シートで被覆し
て、ヒータをミラーに取り付けるとき、該離型シートを
剥がして該接着剤フィルムにてヒータをミラーに貼着で
きるようにしてもよい。
体が到達できる最高温度に耐えられるものであればよ
い。なお、電極対及び抵抗発熱体を挟着するフィルムに
ついては、一方は前記のような材質のフィルムとし、そ
の上に電極対及び抵抗発熱体を形成し、他方のフィルム
については、これらの上に絶縁性塗膜を塗布形成するこ
とにより製造されたものであってもよい。またフィルム
材料として感圧性接着剤のような接着剤を採用し、接着
剤からなるフィルムとしてもよく、一方のフィルム上に
接着剤からなるフィルムを積層してもよい。さらにこの
場合接着剤からなるフィルム面を離型シートで被覆し
て、ヒータをミラーに取り付けるとき、該離型シートを
剥がして該接着剤フィルムにてヒータをミラーに貼着で
きるようにしてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る自動車ミラー
用ヒータの1例の正面図であり、図2は同ヒータの背面
図である。図1及び図2に示すヒータ1は、対向するフ
ィルムからなる基板11、12間に、一対の櫛状パター
ンの電極13、14と該電極に重ねて形成された自己温
度制御性を有する正温度特性抵抗発熱体15を挟着して
構成してある。
を参照して説明する。図1は本発明に係る自動車ミラー
用ヒータの1例の正面図であり、図2は同ヒータの背面
図である。図1及び図2に示すヒータ1は、対向するフ
ィルムからなる基板11、12間に、一対の櫛状パター
ンの電極13、14と該電極に重ねて形成された自己温
度制御性を有する正温度特性抵抗発熱体15を挟着して
構成してある。
【0023】フィルム基板11、12はいずれも、それ
には限定されないが、ここでは略透明のもので、ポリエ
チレンテレフタレートから形成されており、後述するよ
うに電極対をプリント形成する一方のフィルム基板11
は厚さ100μmで可撓性を有しており、他方のフィル
ム基板12も厚さ100μmで可撓性を有している。フ
ィルム基板11、12はいずれも、形状及び(又は)サ
イズが異なる複数種類の自動車ミラーに適合可能に所定
の楕円形状に所定のサイズで形成されている。両フィル
ム基板11、12同士は同じ形状、サイズである。
には限定されないが、ここでは略透明のもので、ポリエ
チレンテレフタレートから形成されており、後述するよ
うに電極対をプリント形成する一方のフィルム基板11
は厚さ100μmで可撓性を有しており、他方のフィル
ム基板12も厚さ100μmで可撓性を有している。フ
ィルム基板11、12はいずれも、形状及び(又は)サ
イズが異なる複数種類の自動車ミラーに適合可能に所定
の楕円形状に所定のサイズで形成されている。両フィル
ム基板11、12同士は同じ形状、サイズである。
【0024】電極対13、14はフィルム基板11の内
面に、それら全体としてフィルム基板13、14の形状
及びサイズに略倣った楕円形状領域を占めるように形成
されている。さらに説明すると、電極13は、銀フレー
ク75重量部とポリウレタン樹脂25重量部からなる導
電性ペーストを用いて該フィルム基板11の内面に印刷
することで複数の櫛歯状電極歯131を有する櫛形状電
極に形成されている。電極14も同様に形成されてお
り、複数の櫛歯状電極歯141を有している。各電極1
3、14の膜厚は約10〜12μmである。
面に、それら全体としてフィルム基板13、14の形状
及びサイズに略倣った楕円形状領域を占めるように形成
されている。さらに説明すると、電極13は、銀フレー
ク75重量部とポリウレタン樹脂25重量部からなる導
電性ペーストを用いて該フィルム基板11の内面に印刷
することで複数の櫛歯状電極歯131を有する櫛形状電
極に形成されている。電極14も同様に形成されてお
り、複数の櫛歯状電極歯141を有している。各電極1
3、14の膜厚は約10〜12μmである。
【0025】一方の電極13の各電極歯131と他方の
電極14の各電極歯141とは互いに隣り合って交互に
並ぶように配置されている。さらに、これら電極対1
3、14における隣り合う電極歯131、141の間隔
は、楕円形状フイルム基板11、12の長手方向におけ
る両端縁部に対応する領域P1に近づくにつれ、次第に
狭くなっている。
電極14の各電極歯141とは互いに隣り合って交互に
並ぶように配置されている。さらに、これら電極対1
3、14における隣り合う電極歯131、141の間隔
は、楕円形状フイルム基板11、12の長手方向におけ
る両端縁部に対応する領域P1に近づくにつれ、次第に
狭くなっている。
【0026】各櫛形状電極13、14の電極歯131、
141はいずれも略同じ幅に形成されているが、電極歯
が突出した電極幹部分132、142は、中央部から両
端部へ向かうに従って次第に細く形成されている。これ
はヒータ両端外周部をより高温にするとともに各電極歯
への電流の流れを均一化するためである。また、電極1
3、14には、その電極幹部132、142の中央部
(一番幅の広い部分)にリード線16、16が接続され
ている。
141はいずれも略同じ幅に形成されているが、電極歯
が突出した電極幹部分132、142は、中央部から両
端部へ向かうに従って次第に細く形成されている。これ
はヒータ両端外周部をより高温にするとともに各電極歯
への電流の流れを均一化するためである。また、電極1
3、14には、その電極幹部132、142の中央部
(一番幅の広い部分)にリード線16、16が接続され
ている。
【0027】抵抗発熱体15は、これら電極13、14
の電極歯131群及び電極歯141群の上に楕円形状に
形成されている。抵抗発熱体15は、熱硬化性シリコン
樹脂40重量部と黒鉛粒子60重量部からなる正温度特
性(PTC)樹脂組成物のペーストを、電極歯131群
及び電極歯141群上に重ねて印刷することで膜状に形
成されている。抵抗発熱体15の厚さは約35μmであ
る。
の電極歯131群及び電極歯141群の上に楕円形状に
形成されている。抵抗発熱体15は、熱硬化性シリコン
樹脂40重量部と黒鉛粒子60重量部からなる正温度特
性(PTC)樹脂組成物のペーストを、電極歯131群
及び電極歯141群上に重ねて印刷することで膜状に形
成されている。抵抗発熱体15の厚さは約35μmであ
る。
【0028】そして他方のフィルム基板12が、該抵抗
発熱体15の上から前記フィルム基板11に重ねられ、
且つ、図示を省略した接着剤にて両フィルム基板11、
12が接合されている。かかる構成のヒータ1は、リー
ド線16、16及び電極13、14を介して抵抗発熱体
15に12ボルトで通電すると、約1分後に、電極歯1
31、141間隔が広い中央部P2ではその表面温度が
略65℃迄上昇し、電極歯131、141間隔が狭い両
端縁部P1ではその表面温度が略75℃迄上昇し、さら
に通電を続けても、その後は略それら温度に対し±2℃
の範囲で安定な温度を保つことができる。換言すれば、
電極歯131、141の間隔は、このようにヒータ昇温
温度が中央部P2と両端縁部P1とで異なり、両端縁部
P1における方が中央部P2より高温になるように設定
されている。
発熱体15の上から前記フィルム基板11に重ねられ、
且つ、図示を省略した接着剤にて両フィルム基板11、
12が接合されている。かかる構成のヒータ1は、リー
ド線16、16及び電極13、14を介して抵抗発熱体
15に12ボルトで通電すると、約1分後に、電極歯1
31、141間隔が広い中央部P2ではその表面温度が
略65℃迄上昇し、電極歯131、141間隔が狭い両
端縁部P1ではその表面温度が略75℃迄上昇し、さら
に通電を続けても、その後は略それら温度に対し±2℃
の範囲で安定な温度を保つことができる。換言すれば、
電極歯131、141の間隔は、このようにヒータ昇温
温度が中央部P2と両端縁部P1とで異なり、両端縁部
P1における方が中央部P2より高温になるように設定
されている。
【0029】次に図3は本発明に係る自動車ミラー用ヒ
ータの他の例の正面図であり、図4は同ヒータの背面図
である。図3及び図4に示すヒータ2も、対向するフィ
ルムからなる基板21、22間に、一対の櫛状パターン
の電極23、24と該電極に重ねて形成された自己温度
制御性を有する正温度特性抵抗発熱体25を挟着して構
成してある。
ータの他の例の正面図であり、図4は同ヒータの背面図
である。図3及び図4に示すヒータ2も、対向するフィ
ルムからなる基板21、22間に、一対の櫛状パターン
の電極23、24と該電極に重ねて形成された自己温度
制御性を有する正温度特性抵抗発熱体25を挟着して構
成してある。
【0030】フィルム基板21、22はいずれも、前記
ヒータ1 におけるものと同じものである。電極対23、
24はフィルム基板21の内面に、それら全体としてフ
ィルム基板23、24の形状及びサイズに略倣った楕円
形状領域を占めるように形成されている。
ヒータ1 におけるものと同じものである。電極対23、
24はフィルム基板21の内面に、それら全体としてフ
ィルム基板23、24の形状及びサイズに略倣った楕円
形状領域を占めるように形成されている。
【0031】さらに説明すると、電極23は、ヒータ1
の場合と同様に、銀フレーク75重量部とポリウレタン
樹脂25重量部からなる導電性ペーストを用いて該フィ
ルム基板21の内面に印刷することで複数の櫛歯状電極
歯231を有する櫛形状電極に形成されている。電極2
4も同様に形成されており、複数の櫛歯状電極歯241
を有している。各電極23、24の膜厚は約12μmで
ある。
の場合と同様に、銀フレーク75重量部とポリウレタン
樹脂25重量部からなる導電性ペーストを用いて該フィ
ルム基板21の内面に印刷することで複数の櫛歯状電極
歯231を有する櫛形状電極に形成されている。電極2
4も同様に形成されており、複数の櫛歯状電極歯241
を有している。各電極23、24の膜厚は約12μmで
ある。
【0032】一方の電極23の各電極歯231と他方の
電極24の各電極歯241とは互いに隣り合って交互に
並ぶように配置されている。さらに、これら電極対2
3、24における隣り合う電極歯231、241の間隔
は、楕円形状フイルム基板21、22の周縁部に対応す
る全周縁部領域にわたって狭く、基板21、22の中央
部に対応する領域ではより広くなっている。
電極24の各電極歯241とは互いに隣り合って交互に
並ぶように配置されている。さらに、これら電極対2
3、24における隣り合う電極歯231、241の間隔
は、楕円形状フイルム基板21、22の周縁部に対応す
る全周縁部領域にわたって狭く、基板21、22の中央
部に対応する領域ではより広くなっている。
【0033】各櫛形状電極の電極歯231、241はい
ずれも略同じ幅に形成されているが、電極歯が突出した
電極幹部分232、242は、ヒータ1の場合と同様
に、中央部から両端部へ向かうに従って次第に細く形成
されている。また、電極23、24には、その電極幹部
232、242の中央部(一番幅の広い部分)にリード
線26、26が接続されている。
ずれも略同じ幅に形成されているが、電極歯が突出した
電極幹部分232、242は、ヒータ1の場合と同様
に、中央部から両端部へ向かうに従って次第に細く形成
されている。また、電極23、24には、その電極幹部
232、242の中央部(一番幅の広い部分)にリード
線26、26が接続されている。
【0034】抵抗発熱体25は、これら電極23、24
の電極歯231群及び電極歯241群の上に楕円形状に
形成されている。抵抗発熱体25は、ヒータ1の場合と
同様の材質、膜厚で電極歯231群及び電極歯241群
上に重ねて印刷することで膜状に形成されている。そし
て他方のフィルム基板22が、該抵抗発熱体25の上か
ら前記フィルム基板21に重ねられ、且つ、接着剤にて
両フィルム基板21、22が接合されている。
の電極歯231群及び電極歯241群の上に楕円形状に
形成されている。抵抗発熱体25は、ヒータ1の場合と
同様の材質、膜厚で電極歯231群及び電極歯241群
上に重ねて印刷することで膜状に形成されている。そし
て他方のフィルム基板22が、該抵抗発熱体25の上か
ら前記フィルム基板21に重ねられ、且つ、接着剤にて
両フィルム基板21、22が接合されている。
【0035】かかる構成のヒータ2は、リード線26、
26及び電極23、24を介して抵抗発熱体25に12
ボルトで通電すると、約1分後に、電極歯231、24
1間隔が広い中央部ではその表面温度が略65℃迄上昇
し、電極歯231、241間隔が狭い周縁部ではその表
面温度が略75℃迄上昇し、さらに通電を続けても、そ
の後は略それら温度に対し±2℃の範囲で安定な温度を
保つことができる。換言すれば、電極歯231、241
の間隔は、このようにヒータ昇温温度が中央部と周縁部
とで異なり、周縁部における方が中央部より高温になる
ように設定されている。
26及び電極23、24を介して抵抗発熱体25に12
ボルトで通電すると、約1分後に、電極歯231、24
1間隔が広い中央部ではその表面温度が略65℃迄上昇
し、電極歯231、241間隔が狭い周縁部ではその表
面温度が略75℃迄上昇し、さらに通電を続けても、そ
の後は略それら温度に対し±2℃の範囲で安定な温度を
保つことができる。換言すれば、電極歯231、241
の間隔は、このようにヒータ昇温温度が中央部と周縁部
とで異なり、周縁部における方が中央部より高温になる
ように設定されている。
【0036】次に図5は本発明に係る自動車ミラー用ヒ
ータのさらに他の例を示している。このヒータ3は、図
3及び図4に示すヒータ2において、各電極歯231、
241を円弧形状に曲線状に形成したもので、それ以外
はヒータ2と同様の構成のものである。以上説明したヒ
ータ1、2、3は、曇り等を除去しようとする自動車ミ
ラーの背面に接着剤等により接合し、前記リード線(1
6、16)、(26、26)及び電極対(13、1
4)、(23、24)を介して抵抗発熱体15、25に
通電することで、該ミラーを所定温度に加熱することが
でき、それによりミラー上に発生する曇り、雪付着、氷
付着等の障害を加熱融解して除去できる。
ータのさらに他の例を示している。このヒータ3は、図
3及び図4に示すヒータ2において、各電極歯231、
241を円弧形状に曲線状に形成したもので、それ以外
はヒータ2と同様の構成のものである。以上説明したヒ
ータ1、2、3は、曇り等を除去しようとする自動車ミ
ラーの背面に接着剤等により接合し、前記リード線(1
6、16)、(26、26)及び電極対(13、1
4)、(23、24)を介して抵抗発熱体15、25に
通電することで、該ミラーを所定温度に加熱することが
でき、それによりミラー上に発生する曇り、雪付着、氷
付着等の障害を加熱融解して除去できる。
【0037】またヒータ1は、電極対13、14の電極
歯131、141間隔が狭くなっている両端縁部につい
ては、電極歯131、141間隔が広くなっている中央
部より高温に昇温する。従って、例えば通常横長に形成
された自動車ドアミラー(サイドミラー)のように、い
ずれかの方向に長く形成されているミラーについては、
ヒータ1をその長手方向両端部が該ミラーの長手方向両
端部に対応するように該ミラーに取り付けることで、中
央部よりも放熱が多いミラー両端縁部をミラー中央部に
対するよりも多い発熱量で加熱することができ、ミラー
両端縁部についても、そこにおける曇り等を十分加熱除
去できる。電極歯131、141間隔が両端縁部より広
くなっているミラー中央部についても、ミラー中央部か
らの放熱はミラー両端部からの放熱より少ないので、支
障なく曇り等を加熱除去できる。
歯131、141間隔が狭くなっている両端縁部につい
ては、電極歯131、141間隔が広くなっている中央
部より高温に昇温する。従って、例えば通常横長に形成
された自動車ドアミラー(サイドミラー)のように、い
ずれかの方向に長く形成されているミラーについては、
ヒータ1をその長手方向両端部が該ミラーの長手方向両
端部に対応するように該ミラーに取り付けることで、中
央部よりも放熱が多いミラー両端縁部をミラー中央部に
対するよりも多い発熱量で加熱することができ、ミラー
両端縁部についても、そこにおける曇り等を十分加熱除
去できる。電極歯131、141間隔が両端縁部より広
くなっているミラー中央部についても、ミラー中央部か
らの放熱はミラー両端部からの放熱より少ないので、支
障なく曇り等を加熱除去できる。
【0038】ヒータ2、3は、電極対23、24の電極
歯231、241間隔が狭くなっている周縁部について
は、電極歯231、241間隔が広くなっている中央部
より高温に昇温する。従って、該ヒータをミラーに取り
付けることで、中央部よりも放熱が多いミラー周縁部を
発熱量がヒータ中央部より多いヒータ周縁部で加熱する
ことができ、ミラー周縁部についても、そこにおける曇
り等を十分加熱除去できる。電極歯231、241間隔
が広くなっているミラー中央部についても、ミラー中央
部からの放熱はミラー周縁部からの放熱より少ないの
で、支障なく曇り等を加熱除去できる。
歯231、241間隔が狭くなっている周縁部について
は、電極歯231、241間隔が広くなっている中央部
より高温に昇温する。従って、該ヒータをミラーに取り
付けることで、中央部よりも放熱が多いミラー周縁部を
発熱量がヒータ中央部より多いヒータ周縁部で加熱する
ことができ、ミラー周縁部についても、そこにおける曇
り等を十分加熱除去できる。電極歯231、241間隔
が広くなっているミラー中央部についても、ミラー中央
部からの放熱はミラー周縁部からの放熱より少ないの
で、支障なく曇り等を加熱除去できる。
【0039】またいずれのヒータ1、2、3について
も、放熱が少ないミラー中央部についてはより少ない発
熱量で、放熱の多い周縁部分についてはより多い発熱量
で加熱するので、ミラーの異常昇温を防止でき、安全で
ある。さらにヒータ1、2、3は、それを構成している
フィルム基板(11、12)、(21、22)を形状及
び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車ミラーに適
合可能に所定の楕円形状に所定のサイズで形成すること
で全体が形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自
動車ミラーに適合可能な形状及びサイズに形成されてい
る。従って、形状、サイズが同一であるミラーにのみ適
用できるだけでなく、複数種類の形状、サイズのミラー
にも付設、使用できる汎用性があり、そのためヒータの
生産管理、在庫管理がそれだけ容易になり、コストもそ
れだけ下げることができる。
も、放熱が少ないミラー中央部についてはより少ない発
熱量で、放熱の多い周縁部分についてはより多い発熱量
で加熱するので、ミラーの異常昇温を防止でき、安全で
ある。さらにヒータ1、2、3は、それを構成している
フィルム基板(11、12)、(21、22)を形状及
び(又は)サイズが異なる複数種類の自動車ミラーに適
合可能に所定の楕円形状に所定のサイズで形成すること
で全体が形状及び(又は)サイズが異なる複数種類の自
動車ミラーに適合可能な形状及びサイズに形成されてい
る。従って、形状、サイズが同一であるミラーにのみ適
用できるだけでなく、複数種類の形状、サイズのミラー
にも付設、使用できる汎用性があり、そのためヒータの
生産管理、在庫管理がそれだけ容易になり、コストもそ
れだけ下げることができる。
【0040】さらにいずれのヒータ1、2、3において
も、採用している抵抗発熱体15、25は、通電により
昇温するが、温度上昇とともに次第に電気抵抗が増し、
一定の温度までしか昇温せず、その温度を維持するもの
であるから、温度制御のための給電制御手段乃至サーモ
スタット等を含む温度制御手段が必要ではなく、そのよ
うな給電制御手段や温度制御手段無しで一定の温度を維
持できる簡易なものである。また、それだけ安価に提供
できる。さらに自己温度制御性により電力消費が少なく
済み、、ランニングコストが安価である。
も、採用している抵抗発熱体15、25は、通電により
昇温するが、温度上昇とともに次第に電気抵抗が増し、
一定の温度までしか昇温せず、その温度を維持するもの
であるから、温度制御のための給電制御手段乃至サーモ
スタット等を含む温度制御手段が必要ではなく、そのよ
うな給電制御手段や温度制御手段無しで一定の温度を維
持できる簡易なものである。また、それだけ安価に提供
できる。さらに自己温度制御性により電力消費が少なく
済み、、ランニングコストが安価である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、自
動車ミラーに生じる曇り、雪付着、氷付着等の障害を加
熱除去するための自動車ミラー用ヒータであって、ミラ
ー中央部は勿論のこと、ミラー周縁部分についてもかか
る障害を円滑、安全に加熱除去できる自動車ミラー用ヒ
ータを提供することができる。
動車ミラーに生じる曇り、雪付着、氷付着等の障害を加
熱除去するための自動車ミラー用ヒータであって、ミラ
ー中央部は勿論のこと、ミラー周縁部分についてもかか
る障害を円滑、安全に加熱除去できる自動車ミラー用ヒ
ータを提供することができる。
【0042】また本発明によると、形状、サイズが同一
であるミラーに適用できるだけでなく、他の幾種類かの
形状、サイズのミラーにも付設、使用できる汎用性のあ
る自動車ミラー用ヒータを提供することができる。さら
に、本発明によると、構造簡単で安価に製造でき、ラン
ニングコストも安価に済む自動車ミラー用ヒータを提供
することができる。
であるミラーに適用できるだけでなく、他の幾種類かの
形状、サイズのミラーにも付設、使用できる汎用性のあ
る自動車ミラー用ヒータを提供することができる。さら
に、本発明によると、構造簡単で安価に製造でき、ラン
ニングコストも安価に済む自動車ミラー用ヒータを提供
することができる。
【図1】本発明に係る自動車ミラー用ヒータの1例の正
面図である。
面図である。
【図2】図1に示すヒータの背面図である。
【図3】本発明に係る自動車ミラー用ヒータの他の例の
正面図である。
正面図である。
【図4】図3に示すヒータの背面図である。
【図5】本発明に係る自動車ミラー用ヒータのさらに他
の例の背面図である。
の例の背面図である。
1、2、3 自動車ミラー用ヒータ 11、12、21、22 フィルムからなる基板 13、14、23、24と櫛形状の電極 131、141、231、241 電極歯 132、142、232、242 電極幹部 15、25 抵抗発熱体 16、26 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D025 AA04 AB01 AB02 AC09 AD13 AF28 3D053 FF18 FF19 FF21 JJ20 3K034 AA05 AA06 AA07 AA08 AA22 AA34 BB08 BB13 CA03 CA14 CA22 CA34 DA05 HA01 HA08 3K092 PP15 QA05 QB15 QB17 QB19 QB21 QB31 QB76 QC07 QC25 QC42 QC49 TT27 UA06 UA19 VV01 VV25 VV33
Claims (4)
- 【請求項1】対向するフィルム間に所定パターンの電極
対及び該電極対に重ねて形成された自己温度制御性を有
する正温度特性抵抗発熱体を挟着してなる自動車ミラー
用ヒータであり、前記フィルムは、形状及び(又は)サ
イズが異なる複数種類の自動車ミラーに適合可能に所定
の形状に所定のサイズで形成されているとともに前記電
極対もそれら全体として前記フィルムの形状及びサイズ
に略倣った領域を占めており、該電極対はそれぞれが複
数の櫛歯状電極歯を有する櫛形状電極であり、一方の電
極の各電極歯と他方の電極の各電極歯とが互いに隣り合
って交互に並ぶように配置されており、これら電極対に
おける隣り合う電極歯間隔は、前記フイルムの一つの方
向における両端縁部に対応する領域における方が該フィ
ルムの中央部に対応する領域におけるよりも狭くなって
いることを特徴とする自動車ミラー用ヒータ。 - 【請求項2】対向するフィルム間に所定パターンの電極
対及び該電極対に重ねて形成された自己温度制御性を有
する正温度特性抵抗発熱体を挟着してなる自動車ミラー
用ヒータであり、前記フィルムは、形状及び(又は)サ
イズが異なる複数種類の自動車ミラーに適合可能に所定
の形状に所定のサイズで形成されているとともに前記電
極対もそれら全体として前記フィルムの形状及びサイズ
に略倣った領域を占めており、該電極対はそれぞれが複
数の櫛歯状電極歯を有する櫛形状電極であり、一方の電
極の各電極歯と他方の電極の各電極歯とが互いに隣り合
って交互に並ぶように配置されており、これら電極対に
おける隣り合う電極歯間隔は、前記フイルムの周縁部に
対応する領域における方が該フィルムの中央部に対応す
る領域におけるよりも狭くなっていることを特徴とする
自動車ミラー用ヒータ。 - 【請求項3】前記フィルムの所定形状は該フィルム面に
おける一つの方向の線に関して線対称又は略線対称の形
状である請求項1又は2記載の自動車ミラー用ヒータ。 - 【請求項4】前記フィルムの所定形状は楕円形状である
請求項1又は2記載の自動車ミラー用ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182073A JP2000012201A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 自動車ミラー用ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182073A JP2000012201A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 自動車ミラー用ヒータ |
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ID=16111885
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007066698A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 面状発熱体 |
WO2007110976A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 面状発熱体とそれを用いた座席 |
JP2010198751A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Panasonic Corp | 面状発熱体 |
WO2021015027A1 (ja) * | 2019-07-19 | 2021-01-28 | 日本板硝子株式会社 | ガラス板モジュール |
WO2023142381A1 (zh) * | 2022-01-28 | 2023-08-03 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种后视镜自动加热方法、装置及车辆 |
JP7522969B2 (ja) | 2021-09-24 | 2024-07-26 | 豊田合成株式会社 | 電磁波透過カバー |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP10182073A patent/JP2000012201A/ja not_active Withdrawn
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