JP2000011024A - 集積回路評価装置 - Google Patents

集積回路評価装置

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JP2000011024A
JP2000011024A JP10175633A JP17563398A JP2000011024A JP 2000011024 A JP2000011024 A JP 2000011024A JP 10175633 A JP10175633 A JP 10175633A JP 17563398 A JP17563398 A JP 17563398A JP 2000011024 A JP2000011024 A JP 2000011024A
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Hideo Otsuki
秀夫 大槻
Kenichi Umeda
賢一 梅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像処理等を行う集積回路の動作の検証を容易
に行うことができる集積回路評価装置を提供する。 【解決手段】信号発生装置100や信号出力部17から
の画像信号を選択して集積回路30に供給して信号処理
を行う。処理後の画像信号DVwをメモリ部48に順次
書き込むと共に読み出してD/A変換し、画像信号SV
eとして表示装置200に供給する。スイッチ46でメ
モリ部48に対する信号DVwの書込を停止しメモリ部
48から読み出した画像信号DVuを動作制御部60に
供給する。制御部60で信号DVuをコンピュータ装置
300に供給する。出力部17には装置300や制御部
60で生成した画像信号DVbを書き込む。表示部66
には信号DVuの動作状態や信号処理状態を示すモニタ
ー情報を表示する。装置200に表示された処理後の動
画像や動画像からの切り出し画像および表示部66の表
示で回路30の動作を検証できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は集積回路評価装置
に関する。詳しくは、集積回路で処理が行われた画像信
号等を記憶手段に書き込むと共に書き込まれた信号を順
次読み出して出力信号を得るものとし、記憶手段に対し
ての集積回路で処理が行われた画像信号等の書き込みを
切り出し操作手段が操作されたときに停止させると共
に、記憶手段に書き込まれた画像信号等を読み出して、
例えば動画像から所望のタイミングで画像の切り出し等
を行い、切り出された画像の画像信号をコンピュータ装
置等に伝送したり、集積回路の信号処理動作の設定や動
作状態の監視、処理動作の検証等を容易に可能とするも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像信号や音楽信号等の種々のデ
ィジタル信号を処理を行う場合、DSP(Digital Sign
al Processor)が広く用いられている。しかし、DSP
は多機能であると共に高価であることから、必要な機能
だけを有する専用の集積回路を設計して、安価にディジ
タル信号を処理することが行われている。
【0003】ここで、専用の集積回路を設計する際に
は、例えばハードウェア記述言語を用いて回路設計を行
い、シュミレータを用いてソフトウェアで回路動作の検
証が行われている。その後、論理合成ツールを用いてゲ
ート・レベル論理回路(ネットリスト)を生成し、この
ゲート・レベル論理回路をFPGA(Field Programmabl
e Gate Array)等にマッピングして、プロトタイプの集
積回路を作り、この集積回路を装置に取り付けて所望の
動作が行われるか否かの検証が行われる。このようにし
て動作が正しいことが検証されたのち、ゲート・レベル
論理回路に基づいてマスクパターンを設計し、生成され
たマスクを用いて集積回路の生産が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像処理等
を行う集積回路を設計する場合、設計された集積回路を
用いる装置が動作可能であれば、ゲート・レベル論理回
路をマッピングしたFPGAを装置に装着することで、
所望の動作が行われるか否かを検証することができる。
しかし、設計された集積回路を用いる装置が動作可能で
ないときには、設計された集積回路を動作させるための
周辺回路を設計して組み立てなければならず、簡単に動
作の検証を行うことができない。
【0005】そこで、この発明では、信号処理を行う集
積回路の動作の検証を容易に行うことができる集積回路
評価装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
評価装置は、入力信号を処理して出力する集積回路の動
作を検証するための集積回路評価装置であって、集積回
路で処理が行われた入力信号を記憶する記憶手段と、記
憶手段での処理が行われた入力信号の書き込みと読み出
しを制御する書込読出制御手段と切出し操作手段を有
し、書込読出制御手段では、集積回路で処理が行われた
入力信号を順次記憶手段に書き込むと共に書き込まれた
信号を順次読み出して出力信号を得るものとし、切出し
操作手段が操作されたときに書込読出制御手段では、記
憶手段に対しての集積回路で処理が行われた入力信号の
書き込みを停止させると共に記憶手段に書き込まれた信
号を読み出し、切出し操作手段の操作に応じたタイミン
グで出力信号の切り出しを行うものである。
【0007】また、信号伝送手段を有し、信号伝送手段
では、所望のタイミングで切り出した出力信号を伝送す
るものである。さらに、表示手段を有し、信号伝送手段
では、所望のタイミングで切り出した出力信号の伝送経
過情報を生成して表示手段に表示するものである。
【0008】また、表示手段と信号伝送手段を有し、信
号伝送手段では、所望のタイミングで切り出した出力信
号を伝送すると共に伝送経過情報を生成して表示手段に
表示するものである。
【0009】また、基準信号を出力する信号出力手段
と、入力信号と信号出力手段からの基準信号のいずれか
を選択して集積回路に供給する信号選択手段とを有する
ものである。
【0010】また、操作手段を有し、集積回路が信号処
理動作の設定を切り替え可能である場合、信号処理動作
の設定の切り替えは操作手段を操作して行うものであ
る。
【0011】さらに、表示手段と情報読出手段を有し、
集積回路が信号処理を行う際に信号処理のモニター情報
を生成して保持する場合、情報読出手段ではモニター情
報を読み出して表示手段に表示するものである。
【0012】この発明においては、集積回路で処理が行
われた画像信号等が例えば記憶手段であるフレームメモ
リに順次書き込まれると共に書き込まれた画像信号が順
次読み出されて画像処理後の動画像の画像信号が得られ
る。ここで、切出し操作手段を操作してフレームメモリ
に対して画像信号の書き込みを停止させると共にフレー
ムメモリに書き込まれた画像信号を読み出すことで、画
像処理後の動画像から切出し操作手段の操作に応じたタ
イミングで切り出した画像の画像信号を得ることができ
る。また、切り出された画像の画像信号がコンピュータ
装置等に伝送されると共に表示部には、例えば何ライン
目の画像信号の伝送中であるか等の伝送経過が表示され
る。さらに、所定の画像の画像信号を出力する信号出力
手段が設けられて、この信号出力手段から出力された画
像信号を用いて集積回路で信号処理が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態に
ついて図を用いて説明する。図1は、この発明に係る集
積回路評価装置の構成を示している。この集積回路評価
装置10には、ディジタル信号を生成して出力する信号
発生装置100が接続されており、信号発生装置100
から例えばクロック信号CLKaに同期してディジタル
信号DVaが入力端子11を介して信号切替部13に供
給される。またディジタル信号DVaが画像信号である
ときには、クロック信号CLKaだけでなく同期信号S
Daも信号切替部13に供給される。なお、説明を簡単
とするため、ディジタル信号DVaは画像信号とする。
【0014】信号切替部13には、発振部15と信号出
力部17と入力切替スイッチ部19、および評価が行わ
れるFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集
積回路30が接続されている。
【0015】発振部15では、所定の周波数のクロック
信号MCLKと集積回路30の動作速度や集積回路30
でどのような信号処理を行うか等に応じて周波数を切り
替えることができるクロック信号CLKbが生成され
る。この生成されたクロック信号MCLKは後述する信
号生成部42に供給されると共に、クロック信号CLK
bは信号切替部13を介して信号出力部17に供給され
る。
【0016】信号出力部17は、メモリやメモリコント
ローラ(図示せず)を用いて構成されており、メモリ例
えばフレームメモリには後述する動作制御部60から供
給された画像信号DVbが記憶される。またフレームメ
モリに記憶された画像信号DVbはメモリコントローラ
によって読み出されて信号切替部13に供給される。ま
たメモリコントローラでは、同期信号SDbが生成され
て、画像信号DVbと共に信号切替部13に供給され
る。このコントローラによる画像信号DVbの読み出し
や同期信号SDbの生成は、信号切替部13を介して供
給されたクロック信号CLKbに基づいて行われる。
【0017】入力切替スイッチ部19は、信号発生装置
100から供給された画像信号DVaあるいは信号出力
部17から供給された画像信号DVbのいずれかの画像
信号を選択するためのものであり、入力切替スイッチ部
19からの選択信号WSaに基づいて画像信号DVaが選
択されたときには、この画像信号DVaとクロック信号
CLKaおよび同期信号SDaが集積回路30に供給され
る。また信号出力部17からの画像信号DVbが選択さ
れたときには、この画像信号DVbと同期信号SDbおよ
びクロック信号CLKbが集積回路30に供給される。
【0018】集積回路30にはメモリ32が接続されて
おり、メモリ32を利用して信号処理が行われる。この
集積回路30の信号処理動作は、信号切替部13を介し
て供給されたクロック信号CLKa,CLKbおよび同期
信号SDa,SDbに基づいて行われる。また、集積回路
30には動作設定スイッチ部34が接続されており、動
作設定スイッチ部34からの設定信号WSbに基づき、
集積回路30での処理アルゴリズムの切替や処理条件、
演算処理を行う場合には係数の設定、さらに処理経過等
をモニタする際のモニタ項目の設定等が行われる。な
お、集積回路30にはI/O端子35が接続されてお
り、必要に応じてI/O端子35を介して外部との信号
の入出力を行うことができる。
【0019】この集積回路30で得られた処理後の画像
信号DVwは、書込クロック信号CLKwと書込制御信号
CTwと共に書込制御部40に供給される。また画像信
号DVwはディジタル出力端子36に供給されると共
に、このディジタル出力端子36には、集積回路30か
らクロック信号CLKcが供給される。このため、信号
発生装置100からのディジタル信号DVaが画像信号
でない場合、ディジタル出力端子36に処理後のディジ
タル信号を確認するための装置を接続することで、集積
回路30での処理動作を検証することができる。
【0020】さらに、集積回路30で生成されたトリガ
信号TRは信号生成部42に供給される。このトリガ信
号TRは、書込クロック信号CLKwと書込制御信号C
Twに基づいて生成された信号であり、書込クロック信
号CLKwと書込制御信号CTwに基づいて後述するメモ
リ部48(例えばフレームメモリ)に書き込まれた画像
信号DVwの、読み出し開始タイミングを設定するため
の信号である。
【0021】書込制御部40には切出し操作スイッチ部
46とメモリ部48が接続されており、切出し操作スイ
ッチ部46からの操作信号WSwに基づきメモリ部48
に対して書込クロック信号CLKwや書込制御信号CTw
の供給が制御される。このため、切出し操作スイッチ部
46を操作して、メモリ部48に書き込まれた画像信号
DVwを順次更新するか否かを選択することができる。
【0022】信号生成部42には、発振部15からクロ
ック信号MCLKが供給されており、このクロック信号
MCLKを用いてトリガ信号TRに同期した同期信号S
Deやメモリ部48に書き込まれた画像信号DVwを読み
出すための読出制御信号CReが生成される。また、後
述するD/A変換部50でディジタルの画像信号をアナ
ログの画像信号に変換するためのクロック信号CLKe
も生成される。さらに、信号生成部42には、動作制御
部60から出力切替信号ESが供給されており、この出
力切替信号ESによってクロック信号CLKeの生成が
制御される。
【0023】信号生成部42で生成された読出制御信号
CReは読出制御信号選択部45に供給される。また、
クロック信号CLKeは上述のようにD/A変換部50
に供給されると共に、同期信号SDeは出力端子52に
供給される。
【0024】読出制御信号選択部45には、動作制御部
60から読出制御信号CRpと出力切替信号ESが供給
されており、読出制御信号選択部45では、出力切替信
号ESに基づいて信号生成部42からの読出制御信号C
Reあるいは動作制御部60からの読出制御信号CRpの
いずれかの読出制御信号が選択されて、メモリ部48に
供給される。
【0025】メモリ部48では、書込制御部40を介し
て供給された書込クロック信号CLKwや書込制御信号
CTwに基づいて画像信号DVwが書き込まれると共に、
書き込まれた画像信号DVwは、読出制御信号選択部4
5で選択された読出制御信号に基づいて読み出されて、
画像信号DVuとしてD/A変換部50および動作制御
部60に供給される。
【0026】D/A変換器50に供給された画像信号D
Vuは、信号生成部42から供給されたクロック信号C
LKeに基づいてアナログの画像信号SVeに変換され
る。このアナログの画像信号SVeと、信号生成部42
で生成された同期信号SDeが出力端子52を介して表
示装置200に供給されることにより、表示装置200
の画面上に集積回路30で処理が行われた画像が表示さ
れる。
【0027】動作制御部60には、インタフェース62
を介してコンピュータ装置300が接続されており、メ
モリ部48から読み出された画像信号DVuは、動作制
御部60によって所定のフォーマットの伝送信号TDに
変換されてインタフェース62を介してコンピュータ装
置300に供給される。この動作制御部60には操作ス
イッチ部64が接続されており、この操作スイッチ部6
4からの操作信号PSに基づきコンピュータ装置300
に対しての画像信号の伝送の開始や中止、動作制御部6
0とコンピュータ装置300との送受信の切替等が行わ
れる。また、コンピュータ装置300から画像信号が供
給されたときには、この供給された画像信号が画像信号
DVbとして信号出力部17のフレームメモリに書き込
まれる。
【0028】さらに、動作制御部60は、カラーバー画
像やグレースケール画像等の画像信号生成用パターンデ
ータを記憶しており、このパターンデータに基づいて画
像信号DVbが生成されて、信号出力部17のフレーム
メモリに記憶される。なお、いずれのパターンデータを
選択するかは、操作スイッチ部64の操作に基づいて行
われる。
【0029】また、動作制御部60では集積回路30と
の通信によって集積回路30から読み出されたモニター
情報信号に基づき表示信号HSが生成される。この表示
信号HSが例えばLED(Light Emitting Diode)や液晶
表示素子等を用いて構成された表示部66に供給される
ことにより、表示部66には集積回路30での画像処理
の処理状態等をモニターするために必要とされるモニタ
ー情報が表示される。なお、動作設定スイッチ部34に
よって集積回路30から動作制御部60に供給するモニ
ター情報を選択することにより、表示部66に表示され
る情報を切り替えることもできる。さらに、動作制御部
60ではコンピュータ装置300に対して画像信号DV
uの伝送や信号出力部17に対しての画像信号DVbの供
給に関する表示信号HSが生成されて表示部66に供給
される。このため、例えば表示部66の画面上に、伝送
経過情報として例えば1画面分の画像信号のうち何ライ
ン目の画像信号をコンピュータ装置300や信号出力部
17に供給しているか等の表示が行われる。また、表示
部66には、操作スイッチ部64やコンピュータ装置3
00によって選択されたパターンデータに関する表示も
行われる。
【0030】なお、上述の集積回路評価装置10では、
集積回路30あるいは集積回路30とメモリ32を別基
板(以下「ドーターボード」という)上に載置するもの
とし、コネクタ等の接続手段を介して他の動作制御部6
0等が載置された基板(以下「メインボード」という)
と接続可能とすれば、集積回路30の形状が異なる場合
であっても、ドータボードだけを変更するだけで簡単に
集積回路30の動作の検証を行うことができる。
【0031】次に集積回路評価装置10の動作について
説明する。入力切替スイッチ部19によって入力端子1
1から供給された例えば動画の画像信号DVaやクロッ
ク信号CLKaおよび同期信号SDaが信号切替部13で
選択されると、この画像信号DVaおよびクロック信号
CLKaや同期信号SDaを用いて集積回路30で処理が
行われる。なお、集積回路30での信号処理は、動作設
定スイッチ部34からの設定信号WSbに基づいた処理
モードで行われる。集積回路30で画像処理を行って得
られた画像信号DVwは書込クロック信号CLKwや書込
制御信号CTwと共に書込制御部40に供給される。
【0032】ここで、書込制御部40は切出し操作スイ
ッチ部46からの操作信号WSwに基づき動画モード、
すなわちメモリ部48に対して書込クロック信号CLK
wや書込制御信号CTwを供給するモードとされると、メ
モリ部48に書き込まれた画像信号DVwが順次更新さ
れる。
【0033】読出制御信号選択部45では、動作制御部
60からの出力切替信号ESに基づいて、信号生成部4
2からの読出制御信号CReが選択されてメモリ部48
に供給される。
【0034】メモリ部48には順次新たな画像信号DV
wが書き込まれると共に、書き込まれた画像信号は読出
制御信号CReに基づき、同期信号SDeに同期して読み
出されて画像信号DVuとしてD/A変換部50に供給
される。
【0035】D/A変換部50では、クロック信号CL
Keに基づいてディジタルの画像信号DVuがアナログの
画像信号SVeに変換されて出力端子52に供給され
る。このため、出力端子52に接続された表示装置20
0には、動画の画像信号SVeが同期信号SDeと共に供
給されて、表示装置200の画面上には、集積回路30
で画像処理が行われた動画像が表示される。
【0036】また、入力切替スイッチ部19によって信
号出力部17に書き込まれている画像信号DVbを信号
切替部13で選択すると、画像信号DVbは動画の画像
信号DVaの場合と同様に処理されて表示装置200に
供給される。ここで、信号出力部17がフレームメモリ
を用いて構成されているときには、このフレームメモリ
に書き込まれた信号が繰り返し読み出されるので、表示
装置200の画面上には、集積回路30で画像処理が行
われたカラーバーやグレースケール等の静止画像が表示
される。
【0037】次に、動画の画像信号DVaが信号切替部
13で選択されて、表示装置200の画面上に集積回路
30で画像処理が行われた動画像が表示されているとき
に切出し操作スイッチ部46を操作して、切出し操作ス
イッチ部46からの操作信号WSwに基づき書込制御部
40を静止画モード、すなわちメモリ部48に対して書
込制御信号CTwや書込クロック信号CLKwの供給を停
止するモードとすると、メモリ部48に書き込まれた画
像信号DVwの更新が停止される。
【0038】このため、読出制御信号選択部45で選択
された読出制御信号CReに基づいてメモリ部48から
同じ1フレーム分の画像信号が繰り返し読み出されて、
表示装置200の画面上には、集積回路30で画像処理
が行われると共に、切出し操作スイッチ部46によって
静止画モードとされたときにメモリ部48に記憶されて
いた画像が静止画像として表示される。
【0039】このようにして得られた静止画像をコンピ
ュータ装置300に供給するために操作スイッチ部64
が操作されると、動作制御部60ではコンピュータ装置
300との伝送速度に応じて読出制御信号CRpが生成
されて読出制御信号選択部45に供給される。また、動
作制御部60からの出力切替信号ESに基づいて、読出
制御信号選択部45では動作制御部60から供給された
読出制御信号CRpが選択されてメモリ部48に供給さ
れる。さらに出力切替信号ESに基づいて、信号生成部
42ではクロック信号CLKeの生成が停止される。
【0040】このため、メモリ部48に記憶されている
画像信号は、動作制御部60とコンピュータ装置300
との画像信号の伝送速度に応じた速度で読み出されて動
作制御部60に供給される。
【0041】この読出制御信号CRpに基づいてメモリ
部48から読み出された画像信号DVuは、動作制御部
60によって所定のフォーマットの伝送信号TDに変換
されてインタフェース62を介してコンピュータ装置3
00に供給される。また、動作制御部60では、画像信
号DVuの伝送中にメモリ部48から読み出された画像
信号の信号量あるいはメモリ部48で読み出されていな
い画像信号の信号量が判別されて、判別結果に基づいて
表示信号HSが生成される。この表示信号HSが表示部
66に供給されて、表示部66には例えば何ライン分の
画像信号が伝送されたか、あるいは何ライン分の画像信
号が伝送待ちであるか等の伝送状況を示す伝送経過情報
が表示される。
【0042】また、画像信号DVuの伝送中には、クロ
ック信号CLKeの生成が停止されていることから、D
/A変換部50での変換動作が停止されて、表示装置2
00での画像表示が中止される。
【0043】その後、メモリ部48の画像信号の伝送が
完了したとき、あるいはスイッチ部64が操作されて、
画像信号の伝送が中止されたときには、出力切替信号E
Sに基づいて、信号生成部42から供給された読出制御
信号CReが読出制御信号選択部45で選択されてメモ
リ部48に供給されると共に、信号生成部42ではクロ
ック信号CLKeの生成が開始される。このため、表示
装置200の画面上には、集積回路30で画像処理が行
われると共に、切出し操作スイッチ部46によって静止
画モードとされたときにメモリ部48に記憶されていた
画像が静止画像として再び表示される。
【0044】このように、入力端子11に信号発生装置
100からの画像信号DVa等を供給するだけで、表示
装置200の画面上に集積回路30で処理された画像信
号に基づく画像が表示されるので、集積回路30の動作
を簡単に検証することができる。また、切出し操作スイ
ッチ部46を操作することにより動画像から画像を切り
出して静止画像として表示させることができるので、静
止画像によって細部の検証も行うことができる。また、
静止画像の画像信号をコンピュータ装置300に供給す
ることができるので、表示された画像だけでなく、コン
ピュータ装置300によって集積回路30での処理結果
を定量的に解析することができる。
【0045】次に、コンピュータ装置300から画像信
号が供給されたときには、供給された画像信号が信号出
力部17に書き込まれる。このため、入力切替スイッチ
部19によって、信号出力部17に書き込まれたコンピ
ュータ装置300からの画像信号を選択して集積回路3
0に供給するものとし、集積回路30から得られた画像
信号をメモリ部48に書き込むと共に、書き込まれた画
像信号を読み出してコンピュータ装置300に供給する
ものとすれば、コンピュータ装置300では、処理前の
画像信号と処理後の画像信号を比較することで、集積回
路30での動作を精度良く検証することができる。
【0046】また、動作制御部60にはパターンデータ
を持っているので、操作スイッチ部64でパターンデー
タを選択して、選択されたパターンデータに基づく画像
信号を信号出力部17に書き込むことで、信号発生装置
100を接続しなくとも集積回路30での動作を検証す
ることができる。
【0047】さらに、FPGA等の集積回路30に複数
の処理アルゴリズムを書き込むものとしたり、処理アル
ゴリズム内で演算処理を行うものとした場合、動作設定
スイッチ部34の設定状態を処理アルゴリズムの切り替
えや演算処理を行う場合の係数設定等と関係付けること
により、動作設定スイッチ部34を操作して処理アルゴ
リズムの切り替えを行うことができると共に、演算処理
を行う場合の係数を可変することもできる。また、集積
回路30が複数の信号処理ブロックを有している場合、
例えば画像信号のリニアマトリックス処理を行う信号処
理ブロックやガンマ補正を行う信号処理ブロック等を有
している場合、各信号処理ブロックでの信号の入出力を
動作設定スイッチ部34の設定状態に関係付ける、即
ち、信号処理ブロックにいずれの信号処理ブロック等か
らの信号を入力し、処理された信号をいずれの信号処理
ブロック等に出力するかを動作設定スイッチ部34の設
定状態に対応させることで、動作設定スイッチ部34を
操作して例えば所望の信号処理ブロックで処理された信
号を集積回路30から出力させることもできる。
【0048】また、集積回路30では、処理経過をモニ
ターするためのモニター情報が所定の領域に記憶される
場合、動作設定スイッチ部34でモニター情報が記憶さ
れた位置の指定が行われる。このため、動作設定スイッ
チ部34で所望のモニター情報が記憶された位置を指定
することにより、動作制御部60によって所望のモニタ
ー情報が読み出されて表示部66に表示されるので、処
理経過を簡単に監視することができる。
【0049】また、表示部66には、コンピュータ装置
300に対しての画像信号の伝送経過や、信号出力部1
7でのコンピュータ装置300からの画像信号あるいは
選択されたパターンデータに基づく画像信号の書き込み
経過等、例えば1画面分の画像信号のうち何ライン目の
画像信号を伝送あるいは書き込みしているか等の表示が
行われるので、伝送経過や書き込み状態を容易に確認す
ることができる。また、パターンデータを選択したとき
には、どのようなパターンデータであるかを示す表示が
表示部66に表示されるので、信号出力部17に書き込
まれている画像信号はどの様な画像であるか容易に判別
することができる。
【0050】また、コンピュータ装置300が接続され
ているときには、コンピュータ装置300から動作制御
部60を制御して、動作制御部60で設定信号WSa,
WSb,WSwを生成させることにより、コンピュータ装
置300側から簡単に集積回路30の検証を行うことが
できると共に集積回路30の検証を自動化することもで
きる。
【0051】なお、上述の実施の形態では画像信号を処
理する集積回路30の場合について説明したが、集積回
路30は画像信号を処理するものに限られるものではな
く、他の信号、例えば音楽信号等を処理するものであっ
てもよい。この場合、信号出力部17に所定周波数の信
号や所定の楽器等の信号を書き込むものとすれば、簡単
かつ良好に音楽信号の信号処理動作等を検証することが
できる。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、切出し操作手段が操
作されたときに書込読出制御手段によって記憶手段に対
しての集積回路で処理が行われた入力信号の書き込みが
停止されると共に記憶手段に書き込まれた信号が読み出
されて、切出し操作手段の操作に応じたタイミングの出
力信号の切り出しが行われる。このため、切り出された
出力信号を用いて集積回路での信号処理動作を簡単に検
証することができる。
【0053】また、切り出した出力信号を信号伝送手段
によって伝送することができるので、コンピュータ装置
等を利用して集積回路での信号処理動作を定量的に検証
することができる。また、信号伝送手段では、切り出し
た出力信号の伝送経過情報が生成されて、この情報が表
示手段に表示されるので、伝送経過を容易に確認するこ
とができる。
【0054】さらに、基準信号を生成して出力する信号
出力手段と、入力信号と信号出力手段からの基準信号の
いずれかを選択して集積回路に供給する信号選択手段と
を有しているので、信号出力手段からの基準信号を用い
て集積回路の信号処理動作を検証することができる。集
積回路が信号処理動作の設定を切り替え可能である場合
や、集積回路が信号処理を行う際に信号処理のモニター
情報を生成して保持する場合には、操作手段によって信
号処理動作の設定の切り替えを行うことができると共
に、表示手段にはモニター情報が表示されるので、集積
回路の信号処理動作を子細に検証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る集積回路評価装置の構成を示す
図である。
【符号の説明】 10 集積回路評価装置 11 入力端子 13 信号切替部 15 発振部 17 信号出力部 19 入力切替スイッチ部 30 集積回路 32 メモリ 34 動作設定スイッチ部 35 I/O端子 36 ディジタル出力端子 40 書込制御部 42 信号生成部 45 読出制御信号選択部 46 切出し操作スイッチ部 48 メモリ部 50 D/A変換器 52 出力端子 60 動作制御部 62 インタフェース 64 操作スイッチ部 66 表示部 100 信号発生装置 200 表示装置 300 コンピュータ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G032 AA01 AB01 AE00 AE07 AE09 AE11 AG01 AL00 5B046 AA08 BA03 FA08 GA01 JA01 5B048 AA20 DD09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を信号処理して出力する集積回
    路の動作を検証するための集積回路評価装置において、 前記集積回路で処理が行われた入力信号を記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段での前記処理が行われた入力信号の書き込
    みと読み出しを制御する書込読出制御手段と、 切出し操作手段を有し、 前記書込読出制御手段では、前記集積回路で処理が行わ
    れた入力信号を順次記憶手段に書き込むと共に書き込ま
    れた信号を順次読み出して出力信号を得るものとし、前
    記切出し操作手段が操作されたときに前記書込読出制御
    手段では、前記記憶手段に対しての前記集積回路で処理
    が行われた入力信号の書き込みを停止させると共に前記
    記憶手段に書き込まれた信号を読み出し、前記切出し操
    作手段の操作に応じたタイミングで出力信号の切り出し
    を行うことを特徴とする集積回路評価装置。
  2. 【請求項2】 信号伝送手段を有し、 前記信号伝送手段では、前記所望のタイミングで切り出
    した出力信号を伝送することを特徴とする請求項1記載
    の集積回路評価装置。
  3. 【請求項3】 表示手段を有し、 前記信号伝送手段では、前記所望のタイミングで切り出
    した出力信号の伝送経過情報を生成して前記表示手段に
    表示することを特徴とする請求項2記載の集積回路評価
    装置。
  4. 【請求項4】 基準信号を出力する信号出力手段と、前
    記入力信号と前記信号出力手段からの基準信号のいずれ
    かを選択して前記集積回路に供給する信号選択手段とを
    有することを特徴とする請求項1記載の集積回路評価装
    置。
  5. 【請求項5】 操作手段を有し、 前記集積回路が信号処理動作の設定を切り替え可能であ
    る場合、 前記信号処理動作の設定の切り替えは前記操作手段を操
    作して行うことを特徴とする請求項1記載の集積回路評
    価装置。
  6. 【請求項6】 表示手段と情報読出手段を有し、 前記集積回路が信号処理を行う際に信号処理のモニター
    情報を生成して保持する場合、 前記情報読出手段では前記モニター情報を読み出して前
    記表示手段に表示することを特徴とする請求項1記載の
    集積回路評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058592A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Seiko Epson Corp 検証シミュレータ及び検証シミュレーション方法

Cited By (2)

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JP4561533B2 (ja) * 2005-08-24 2010-10-13 セイコーエプソン株式会社 検証シミュレータ及び検証シミュレーション方法

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