JP4743427B2 - 回路動作検証方法 - Google Patents
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・被検証分割回路間で貫通パス(被検証分割回路の入力信号と出力信号との間に、クロックで同期するメモリ等の同期素子が1つもないパス)の本数が最も少なくなるように被検証回路を分割する回路分割方法。貫通パスが少ないと通信回数は少なくなる。
・被検証分割回路間をまたぐパスの信号変化率を基に通信発生回数が最も少なくなるように被検証回路を分割する回路分割方法。
条件2)被検証分割回路間をまたぐパスの通信先の同期素子がパスの信号値をラッチする前
例えば、パスの信号値が変化していないのなら、通信を行う必要はない。また、パスの信号値が変化したとても通信先の同期素子がその信号値をラッチしないのなら、通信を行う必要はない。
複数の被検証分割回路に分割され、当該複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行うような被検証回路の動作検証を実行する回路動作検証方法であって、
前記被検証回路内の、クロックで同期する同期素子の同期方法を調査する調査ステップと、
前記調査ステップによる調査結果に基づいて、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信先の同期素子が当該パスの信号値をラッチする回数が最小となるように、前記被検証回路を複数の被検証分割回路に分割する分割ステップと、
前記複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行わせて前記被検証回路の動作検証を実行する検証ステップとを有する。
前記分割ステップでは、前記調査ステップによる調査結果に基づいて、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信先の全ての同期素子が、当該パスの通信元の全ての同期素子に比べて周波数の小さいクロックで同期するように、前記被検証回路を複数の被検証分割回路に分割する。
前記分割ステップでは、前記調査ステップによる調査結果に基づいて、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信元の全ての同期素子がクロックの立ち上がりもしくは立ち下がりでのみ同期するか、または、当該パスの通信先の全ての同期素子がクロックの立ち上がりもしくは立ち下がりでのみ同期するように、前記被検証回路を複数の被検証分割回路に分割する。
前記分割ステップでは、前記調査ステップによる調査結果に基づいて、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信元の全ての同期素子がクロックの立ち下がりでのみ同期するか、または、当該パスの通信先の全ての同期素子がクロックの立ち上がりでのみ同期するように、前記被検証回路を複数の被検証分割回路に分割する。
(第1実施形態)
1.1)システム構成
図1は、本発明の第1実施形態による回路動作検証方法に使用する回路動作検証装置の概略構成を示すブロック図である。
次に、図6に示したステップS101,S102における被検証回路の回路分割工程についてさらに詳細に説明する。
(1)被検証回路が異なる周波数を持つ複数のクロックを使用している場合、通信元・通信先の同期素子がどの周波数のクロックで同期するのかの情報。
(2)通信元・通信先の同期素子がクロックの立ち上がりで同期しているのか、立ち下がりで同期しているかの情報。
(a)被検証分割回路間をまたぐパスの数が少なくなるように回路分割を行う。
(b)被検証回路が周波数の異なる複数のクロックを使用している場合、被検証分割回路間をまたぐパスの通信先の全ての同期素子が、通信元の全ての同期素子に比べて周波数の小さいクロックで同期するように回路分割を行う。
(c)被検証分割回路間をまたぐ全てのパスについて、パスの通信元の被検証分割回路の同期素子と通信先の被検証分割回路の同期素子が以下の条件iまたは条件iiを満たすように回路分割を行う。以下では、クロックの立ち上がりによって同期する同期素子をPM、クロックの立ち下がりによって同期する同期素子をNMと呼ぶ。
(条件i)通信元の同期素子の集合がPMかNMのどちらかである。あるいは、通信先の同期素子の集合がPMかNMのどちらかである。
(条件ii)通信元の同期素子の集合がNMのみである。あるいは、通信先の同期素子の集合がPMのみである。
次に、図6に示したステップS103におけるスケジューリング工程について詳細に説明する。
次に、図6のステップS104におけるアドレス配置工程について詳細に説明する。
上述したように、被検証分割回路間をまたぐ全てのパスに対して、通信元の同期素子がNMのみである場合、もしくは通信先の同期素子がPMのみである場合は、クロックの自動立ち下がりの手法を使用できる。
図19は、本発明の第1の実施形態による被検証回路の動作検証の概略的な流れを説明するフローチャートである。被検証回路は、異なる周波数を持つクロック信号として、クロック信号CLKと、CLKの2倍の周波数を持つクロック信号2f_CLKとを使用している。上述したように、第1実施形態ではバスコントローラ11だけがバスマスタになるために、各デバイス1,2の入力信号の設定や信号の読み取りなどはすべてバスコントローラ11が行う。また、ユーザによって予め指定された信号の履歴は、メモリ15に順次格納される。
第1実施形態では、2つの被検証分割回路103.1,103.2をそれぞれデバイス1,2に実装したが、本発明は2分割構成に限定されるものではない。すなわち、被検証回路は、被検証分割回路間で通信回数が最も少なくなるように、所望の数に分割することが可能である。どのような数に分割しても、各デバイスは上述した基本構成を有し、バス10により相互に接続され、全体として被検証回路の動作検証が実行される。
図22は、本発明の第3実施形態による回路動作検証方法に使用する回路動作検証装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態においては、上述した第3実施形態において、検証用デバイスの代わりに、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の回路を実装できるデバイスを使用し、動作検証プログラム902の代わりにファームウェアを使用する。
本実施形態においては、1枚の基板内で複数の回路モジュールがバスによって相互に接続され、また同基板内でバスに接続された制御プロセッサがモジュール間の通信を実行し、また各モジュールに同期クロック信号等の制御信号を入力する。
3 シミュレータ
10 バス
11 バスコントローラ
12 上位コンピュータシステム
13 ユーザインタフェース
14 表示装置
15 メモリ
101 バスインタフェース
102 通信回路
103 被検証分割回路
201 クロック制御回路
202 レジスタ
203 アドレスデコーダ
204 セレクタ
301,302 同期素子
303,304 AND回路
401〜407 同期素子
501〜503 セレクタ回路
601,602 同期素子
701 AND回路
702 同期素子
703 インバータ回路
704 OR回路
801 バスインタフェース
802 メモリ
803 シミュレーションエンジン
901 プログラム制御プロセッサ
902 動作検証プログラム
Claims (5)
- 複数の被検証分割回路に分割され、当該複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行うような被検証回路の動作検証を実行する回路動作検証方法であって、
前記被検証回路が周波数の異なる複数のクロックを使用する場合、回路動作検証装置内のシミュレーション手段が、前記被検証回路内の、クロックで同期する同期素子がどの周波数のクロックで同期するのかの情報をメモリに記憶する記憶ステップと、
前記シミュレーション手段が、前記メモリに記憶された情報に基づいて、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信先の全ての同期素子が、当該パスの通信元の全ての同期素子に比べて周波数の小さいクロックで同期するように、前記被検証回路を複数の被検証分割回路に分割する分割ステップと、
前記回路動作検証装置内のバスコントローラが、前記複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行わせて前記被検証回路の動作検証を実行する検証ステップとを有する回路動作検証方法。 - 複数の被検証分割回路に分割され、当該複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行うような被検証回路の動作検証を実行する回路動作検証方法であって、
回路動作検証装置内のシミュレーション手段が、前記被検証回路内の、クロックで同期する同期素子がクロックの立ち上がりまたは立ち下がりのどちらで同期するのかの情報をメモリに記憶する記憶ステップと、
前記シミュレーション手段が、前記メモリに記憶された情報に基づいて、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信元の全ての同期素子がクロックの立ち上がりもしくは立ち下がりでのみ同期するか、または、当該パスの通信先の全ての同期素子がクロックの立ち上がりもしくは立ち下がりでのみ同期するように、前記被検証回路を複数の被検証分割回路に分割する分割ステップと、
前記回路動作検証装置内のバスコントローラが、前記複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行わせて前記被検証回路の動作検証を実行する検証ステップとを有する回路動作検証方法。 - 複数の被検証分割回路に分割され、当該複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行うような被検証回路の動作検証を実行する回路動作検証方法であって、
回路動作検証装置内のシミュレーション手段が、前記被検証回路内の、クロックで同期する同期素子がクロックの立ち上がりまたは立ち下がりのどちらで同期するのかの情報をメモリに記憶する記憶ステップと、
前記シミュレーション手段が、前記メモリに記憶された情報に基づいて、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信元の全ての同期素子がクロックの立ち下がりでのみ同期するか、または、当該パスの通信先の全ての同期素子がクロックの立ち上がりでのみ同期するように、前記被検証回路を複数の被検証分割回路に分割する分割ステップと、
前記回路動作検証装置内のバスコントローラが、前記複数の被検証分割回路間でバスを介して相互通信を行わせて前記被検証回路の動作検証を実行する検証ステップとを有する回路動作検証方法。 - 前記検証ステップでは、クロックの立ち上がり後に、前記被検証分割回路でクロックを自動的に立ち下げる、請求項3に記載の回路動作検証方法。
- 前記記憶ステップでは、前記被検証分割回路間をまたぐパスの通信元および通信先の同期素子の情報のみを前記メモリに記憶する、請求項1から4のいずれか1項に記載の回路動作検証方法。
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