JP2000010438A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP2000010438A
JP2000010438A JP10193640A JP19364098A JP2000010438A JP 2000010438 A JP2000010438 A JP 2000010438A JP 10193640 A JP10193640 A JP 10193640A JP 19364098 A JP19364098 A JP 19364098A JP 2000010438 A JP2000010438 A JP 2000010438A
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Tomofumi Nakayama
智文 中山
Isamu Sato
勇 佐藤
Takayuki Kawakami
尊之 川上
Katsuhide Koga
勝秀 古賀
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
Yukio Yokoyama
幸生 横山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作動不良時のダウンタイムを減らすことがで
きる画像形成装置及び画像形成方法を提供する。 【解決手段】 一次高圧発生部の異常を示す信号である
場合には、カウント数を1だけインクリメントし(ステ
ップS407)、コントローラが異常検出回路にリセッ
ト信号を送信する(ステップS408)。次いで、一次
高圧発生部の異常を示すカウンターのカウント数が5よ
り大きいか否かを判別する(ステップS409)。カウ
ント数を5と設定したのは、ゴミ等の影響で過電流が発
生した場合に画像形成処理を停止させないためである。
ステップS409で、カウンターのカウント数が5より
大きい場合には(ステップS409でYES)、画像形
成処理を停止し(ステップS410)、操作部110上
に「サービスマンを呼んで下さい」という異常発生のメ
ッセージ及び一次高圧発生部301の異常を示すカウン
ターのカウント数を操作部110上に出力する(ステッ
プS411)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧出力を用いて
画像形成を行う画像形成装置及び画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、高圧出力を用いて画像形成を行う
画像形成装置は、高圧出力が一時的に異常になった場合
に、出力を下げるために、高圧を出力している電源のみ
で高圧出力を間欠発振させる等の処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高圧出
力の異常時に画像形成処理を行うと、ユーザの意図しな
い異常画像が出力される場合があり、この意図しない異
常画像のためにユーザがサービスマンを呼んだ場合に、
サービスマンは上記異常画像の原因として即座に画像形
成装置の異常個所を特定することが難しく、画像形成装
置の作動不良時のダウンタイムが大幅に増大するという
問題があった。
【0004】また、ジャム(紙づまり)が発生した場合
に、サービスマンはそのジャムが高圧出力の異常リーク
(過電流)によるものか否かを認識し難く、画像形成装
置の作動不良時のダウンタイムが大幅に増大するという
問題があった。
【0005】そこで、上記問題を解消すべく、本発明の
目的は、作動不良時のダウンタイムを減らすことができ
る画像形成装置及び画像形成方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の画像形成装置は、高圧出力を用いて画像
形成を行う画像形成装置において、前記高圧出力が異常
であることを検出する異常検出手段と、前記異常検出手
段で検出された異常の回数をカウントするカウント手段
と、前記カウント手段でカウントされた前記異常の回数
が所定回数より多い場合に前記検出された高圧出力の異
常を報告する報告手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2の画像形成装置は、請求項1記載
の画像形成装置において、前記報告手段は、さらに前記
カウント手段でカウントされた異常の回数を報告するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3の画像形成装置は、請求項1又は
2記載の画像形成装置において、前記カウント手段でカ
ウントされた異常の回数が所定数より多い場合に前記画
像形成装置の動作を停止させるように構成されているこ
とを特徴とする。
【0009】請求項4の画像形成装置は、請求項1乃至
3のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記画
像形成装置が紙づまりを起こした時に、前記カウント手
段でカウントされた異常の回数を記憶する記憶手段を備
えていることを特徴とする。
【0010】請求項5の画像形成装置は、請求項1乃至
4のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記異
常検出手段は過電流を検出することを特徴とする。
【0011】請求項6の画像形成方法は、高圧出力を用
いて画像形成を行う画像形成方法において、前記高圧出
力が異常であることを検出する異常検出工程と、前記異
常検出工程で検出された異常の回数をカウントするカウ
ント工程と、前記カウント工程でカウントされた前記異
常の回数が所定回数より多い場合に前記検出された高圧
出力の異常を報告する報告工程とを含むことを特徴とす
る。
【0012】請求項7の画像形成方法は、請求項5記載
の画像形成方法において、前記報告工程でさらに前記カ
ウント工程でカウントされた異常の回数を報告すること
を特徴とする。
【0013】請求項8の画像形成方法は、請求項6又は
7記載の画像形成方法において、前記異常検出工程で過
電流を検出することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の構成を示す。この画像形成装置はリーダ部1及び
プリンタ部2を備えている。
【0016】リーダ部1は、載置された原稿をプラテン
ガラス102に搬送する原稿搬送装置101と、搬送さ
れた原稿を読み取る際に使用するプラテンガラス102
と、ユーザがキー入力操作により設定と共に表示を行う
操作部110とを備えている。
【0017】更に、リーダ部1は、プラテンガラス10
2の上に置かれた原稿を照射するランプ103と、この
ランプ103の光により当該原稿を走査するスキャナユ
ニット104と、スキャナユニット104の露光走査に
より生じる原稿の反射光をCCDイメージセンサ(以下、
「CCD」という)109に導くミラー105,106,
107及びレンズ108と、原稿の反射光を画像データ
に変換するCCD109とを備えている。
【0018】また、プリンタ部2は、リーダ部1から受
信した画像データに対応したレーザ光を発光するレーザ
発光部201と、レーザ発光部201を駆動するレーザ
ドライバ221と、レーザ発行部201からのレーザ光
に照射され潜像を形成する感光ドラム202と、感光ド
ラム202に対して一様に高圧(以下、一次高圧とい
う)を印加する一次帯電器211と、感光ドラム202
上に形成された潜像にトナーを付着させるため高圧(以
下、現像高圧という)をトナーに印加する現像器203
と、感光ドラム202に付着されたトナーを記録用紙に
転写する時に高圧(以下、転写高圧という)をトナーに
印加する転写帯電器206と、感光ドラム202に付着
されたトナーを感光ドラム202から分離させるために
高圧(以下、分離高圧という)をトナーに印加する分離
帯電器212と、転写帯電器206に給紙する記録用紙
を積載する給紙カセット204,205とを備えてい
る。
【0019】更に、プリンタ部2は、分離帯電器212
より搬送される記録用紙上のトナーを熱及び圧力により
記録用紙に定着させる定着部207と、定着部207を
通過した記録用紙を外部に排出する排出ローラ208
と、排出された記録用紙をそれぞれのビンに収納して記
録用紙の仕分けを行うソータ220と、両面記録又は多
重記録のために記録用紙を再給紙搬送路210へ導くフ
ラッパ209と、転写帯電器206へ再び記録用紙を搬
送する再給紙搬送路210と、一次高圧、現像高圧、転
写高圧及び分離高圧を所定の帯電器等に供給する高圧電
源251とを備えている。
【0020】次いで、リーダ部1及びプリンタ部2の動
作について詳述する。リーダ部1の原稿搬送装置101
は載置された原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガ
ラス102上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後、プ
ラテンガラス102上の原稿を排出する。このとき、原
稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ1
03を点灯し、そしてスキャナユニット104の移動を
開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの
反射光は、ミラー105,106,107、及びレンズ
108によってCCD109へ到達する。CCD109は原稿
からの反射光を読み取り、画像データに変換する。CCD
109から出力される画像データは、所定の処理が施さ
れた後、プリンタ部2へ送信される。
【0021】レーザ発光部201はリーダ部1から受信
した画像データに対応したレーザ光を発光する。このレ
ーザ光は、一次帯電器211により一次高圧を印加され
た感光ドラム202を照射し、レーザ光に対応した潜像
を形成する。この感光ドラム202の潜像の部分には現
像器203によって現像高圧が印可されトナーが付着す
る。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミング
で、給紙カセット204及び給紙カセット205のいず
れか一方から記録用紙を給紙して転写帯電器206へ搬
送し、トナーに転写高圧を印加することにより感光ドラ
ム202に付着されたトナーを記録用紙に転写し、分離
帯電器212で分離高圧をトナーに印加することにより
感光ドラム202に付着されたトナーを感光ドラム20
2から分離させる。
【0022】トナーが転写された記録用紙は定着部20
7に搬送され、定着部207の熱及び圧力によりトナー
は記録用紙に定着する。定着部207を通過した記録用
紙は排出ローラ208によって外部に排出され、ソータ
220は排出された記録用紙をそれぞれのビンに収納し
て記録用紙の仕分けを行う。ビンに収納された記録用紙
は設定によりステイプルされる。なお、ソータ220は
仕分けが設定されていない場合は最上ビンに記録用紙を
収納する。
【0023】また、予め両面記録が設定されている場合
は、排出ローラ208のところまで記録用紙を搬送した
後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ
209によって記録用紙を再給紙搬送路210へ導く。
【0024】予め多重記録が設定されている場合は、記
録用紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッ
パ209によって記録用紙を再給紙搬送路210へ導
く。再給紙搬送路210へ導かれた記録用紙は上述した
タイミングで転写部206へ給紙される。
【0025】給紙カセットは、給紙カセット204,2
05の2つに限られず、2つ以上搭載することができ
る。
【0026】図2は図1の画像形成装置が備えている回
路の概略構成の一例を示す。
【0027】コントローラ250は画像形成装置全体の
制御を行い、このコントローラ250にはリーダ部1の
操作部110が接続されている。
【0028】コントローラ250は高圧電源251に接
続され、所望のタイミングにて上述した一次高圧、現像
高圧、転写高圧及び分離高圧のON/OFFを行ってい
る。さらに、コントローラ250は高圧電源251をリ
セットする信号を高圧電源251に送信する一方、高圧
電源251から出力されるエラー信号を受信する。ま
た、コントローラ250には紙搬送を行うためのモー
タ、クラッチ、ソレノイド及び紙の有り無しを判断する
センサー等の負荷252が接続されている。
【0029】尚、コントローラ250は後述する異常を
示す信号を受信し、この信号数をカウントするカウント
手段としての異常信号カウンター及び該異常信号カウン
ターのカウンタ数を記憶する記憶手段としてのメモリを
備えている。
【0030】図3に高圧電源251内部の構成概略の一
例を示す。
【0031】高圧電源251は、一次高圧を発生する一
次高圧発生部301と、転写高圧を発生する転写高圧発
生部307と、分離高圧を発生する分離高圧発生部31
3と、現像高圧を発生する現像高圧発生部318とを備
えている。
【0032】一次高圧発生部301は、入力端子304
を介してコントローラ250から送信されるON信号に
同期して一次高圧を出力端子303に出力する。出力端
子303は一次帯電器211に接続されている。
【0033】また、一次高圧発生部301は異常検出回
路302に接続されている。異常検出回路302は一次
高圧発生部301が規定値以上の電流を発生した時に、
一次高圧発生部301の異常を検出し、この異常に対応
した信号を出力する。この出力された信号は出力端子3
06を介してコントローラ201に送信され、この信号
を受信したコントローラ201は異常検出回路302を
リセットするため入力端子305を介して異常検出回路
302にリセット信号を送信する。
【0034】次に、転写高圧発生部307は、入力端子
310を介してコントローラ250から送信されるON
信号に同期して転写高圧を出力端子309に出力する。
出力端子309は転写帯電器206に接続されている。
【0035】また、転写高圧発生部307は異常検出回
路308に接続されている。異常検出回路308は転写
高圧発生部307が規定値以上の電流を発生した時に、
転写高圧発生部307の異常を検出し、この異常に対応
した信号を出力する。この出力された信号は出力端子3
11を介してコントローラ201に送信され、この信号
を受信したコントローラ201は異常検出回路308を
リセットするため入力端子305を介して異常検出回路
308にリセット信号を送信する。
【0036】次いで、分離高圧発生部313は、入力端
子315を介してコントローラ250から送信されるO
N信号に同期して分離高圧を出力端子314に出力す
る。出力端子314は分離帯電器212に接続されてい
る。
【0037】また、分離高圧発生部313は異常検出回
路312に接続されている。異常検出回路312は分離
高圧発生部313が規定値以上の電流を発生した時に、
分離高圧発生部313の異常を検出し、この異常に対応
した信号を出力する。この出力された信号は出力端子3
16を介してコントローラ201に送信され、この信号
を受信したコントローラ201は異常検出回路312を
リセットするため入力端子305を介して異常検出回路
312にリセット信号を送信する。
【0038】次に、現像高圧発生部318は、入力端子
320を介してコントローラ250から送信されるON
信号に同期して現像高圧を出力端子319に出力する。
出力端子319は現像器203に接続されている。
【0039】また、現像高圧発生部318は異常検出回
路317に接続されている。異常検出回路317は現像
高圧発生部318が規定値以上の電流を発生した時に、
現像高圧発生部318の異常を検出し、この異常に対応
した信号を出力する。この出力された信号は出力端子3
21を介してコントローラ201に送信され、この信号
を受信したコントローラ201は異常検出回路317を
リセットするため入力端子305を介して異常検出回路
317にリセット信号を送信する。
【0040】尚、異常検出回路302,308,31
2,317は特許請求の範囲に記載されている異常検出
手段を構成する。
【0041】図4及び図5はコントローラ201が実行
する処理のプログラムを示すフローチャートである。
【0042】まず、ステップS401において、コント
ローラ201が操作部110より画像形成処理を要求す
る信号を受信したか否かを判別して、画像形成処理を要
求する信号を受信していない場合はステップS401の
判別を繰り返す一方、画像形成処理を要求する信号を受
信した場合には異常信号カウンターをリセットする(ス
テップS402)。
【0043】次に、ステップS403において、コント
ローラ201が異常検出回路302、異常検出回路30
8、異常検出回路312及び異常検出回路317から異
常を示す信号を受信したか否かを判別し、異常を示す信
号を受信していない場合には、画像形成処理を行い(ス
テップS404)、次いで、ステップS405におい
て、更に画像形成処理を要求する信号を受信したか否か
を判別する。
【0044】ステップS405で、更に画像形成処理を
要求する信号を受信した場合には、ステップS403に
戻る一方、更に画像形成処理を要求する信号を受信して
いない場合には、ステップS401に戻る。
【0045】上記ステップS403で、異常を示す信号
を受信した場合には、ステップS406に進み、異常検
出回路302より受信した一次高圧発生部301の異常
を示す信号であるか否かを判別し、一次高圧発生部30
1の異常を示す信号である場合には、異常信号カウンタ
ーのうち一次高圧発生部301の異常を示すカウンター
のカウント数を1だけインクリメントし(ステップS4
07)、コントローラ201が異常検出回路302にリ
セット信号を送信する(ステップS408)。
【0046】次いで、ステップS409において、一次
高圧発生部301の異常を示すカウンターのカウント数
が5より大きいか否かを判別する。カウント数を5と設
定したのは、ゴミ等の影響で過電流が発生した場合に画
像形成処理を停止させないためである。
【0047】ステップS409で、カウンターのカウン
ト数が5以下の場合には、ステップS404に進み、画
像形成処理を行う一方、カウンターのカウント数が5よ
り大きい場合には、画像形成処理を停止し(ステップS
410)、操作部110上に「サービスマンを呼んで下
さい」という異常発生のメッセージ及び一次高圧発生部
301の異常を示すカウンターのカウント数を操作部1
10上に出力して(ステップS411)、本処理を終了
する。
【0048】上記ステップS406〜ステップS411
の処理によれば、サービスマンは操作部110の表示に
より異常画像の原因が一次高圧発生部301の異常であ
ることを即座に知ることができるため、修理を素早く行
うことができる。これにより、画像形成装置の作動不良
時のダウンタイムを減らすことができる。
【0049】上記ステップS406において、一次高圧
発生部301の異常を示す信号でない場合には、ステッ
プS412に進み、異常検出回路308より受信した転
写高圧発生部307の異常を示す信号であるか否かを判
別する。
【0050】転写高圧発生部307の異常を示す信号で
ある場合には、異常信号カウンターのうち転写高圧発生
部307の異常を示すカウンターのカウント数を1だけ
インクリメントし(ステップS413)、コントローラ
201が異常検出回路308にリセット信号を送信する
(ステップS414)。
【0051】次いで、ステップS415において、転写
高圧発生部307の異常を示すカウンターのカウント数
が5より大きいか否かを判別する。カウント数を5と設
定したのは、ゴミ等の影響で過電流が発生した場合に画
像形成処理を停止させないためである。
【0052】ステップS415で、カウンターのカウン
ト数が5以下の場合には、ステップS404に進み、画
像形成処理を行う一方、カウンターのカウント数が5よ
り大きい場合には、画像形成処理を停止し(ステップS
416)、操作部110上に「サービスマンを呼んで下
さい」という異常発生のメッセージ及び転写高圧発生部
307の異常を示すカウンターのカウント数を操作部1
10上に出力して(ステップS417)、本処理を終了
する。
【0053】上記ステップS412〜ステップS417
の処理によれば、サービスマンは操作部110の表示に
より異常画像の原因が転写高圧発生部307の異常であ
ることを即座に知ることができるため、修理を素早く行
うことができる。これにより、画像形成装置の作動不良
時のダウンタイムを減らすことができる。
【0054】上記ステップS412において、異常検出
回路308より受信した転写高圧発生部307の異常を
示す信号でない場合には、ステップS418に進み、異
常検出回路312より受信した分離高圧発生部313の
異常を示す信号であるか否かを判別する。
【0055】分離高圧発生部313の異常を示す信号で
ある場合には、異常信号カウンターのうち分離高圧発生
部313の異常を示すカウンターのカウント数を1だけ
インクリメントし(ステップS419)、コントローラ
201が異常検出回路312にリセット信号を送信する
(ステップS420)。
【0056】次いで、ステップS421において、分離
高圧発生部312の異常を示すカウンターのカウント数
が5より大きいか否かを判別する。カウント数を5と設
定したのは、ゴミ等の影響で過電流が発生した場合に画
像形成処理を停止させないためである。
【0057】ステップS421で、カウンターのカウン
ト数が5以下の場合には、ステップS404に進み、画
像形成処理を行う一方、カウンターのカウント数が5よ
り大きい場合には、画像形成処理を停止し(ステップS
422)、操作部110上に「サービスマンを呼んで下
さい」という異常発生のメッセージ及び分離高圧発生部
313の異常を示すカウンターのカウント数を出力して
(ステップS423)、本処理を終了する。
【0058】上記ステップS418〜ステップS423
の処理によれば、サービスマンは操作部110の表示に
より異常画像の原因が分離高圧発生部312の異常であ
ることを即座に知ることができるため、修理を素早く行
うことができる。これにより、画像形成装置の作動不良
時のダウンタイムを減らすことができる。
【0059】上記ステップS418において、異常検出
回路312より受信した分離高圧発生部313の異常を
示す信号でない場合には、異常検出回路317より受信
した現像高圧発生部318の異常を示す信号であるた
め、異常信号カウンターのうち現像高圧発生部318の
異常を示すカウンターのカウント数を1だけインクリメ
ントし(ステップS424)、コントローラ201が異
常検出回路317にリセット信号を送信する(ステップ
S425)。
【0060】次いで、ステップS426において、現像
高圧発生部318の異常を示すカウンターのカウント数
が5より大きいか否かを判別する。カウント数を5と設
定したのは、ゴミ等の影響で過電流が発生した場合に画
像形成処理を停止させないためである。
【0061】ステップS426で、カウンターのカウン
ト数が5以下の場合には、ステップS404に進み、画
像形成処理を行う一方、カウンターのカウント数が5よ
り大きい場合には、画像形成処理を停止し(ステップS
427)、操作部110上に「サービスマンを呼んで下
さい」という異常発生のメッセージ及び現像高圧発生部
318の異常を示すカウンターのカウント数を出力して
(ステップS428)、本処理を終了する。
【0062】上記ステップS424〜ステップS428
の処理によれば、サービスマンは操作部110の表示に
より異常画像の原因が現像高圧発生部318の異常であ
ることを即座に知ることができるため、修理を素早く行
うことができる。これにより、画像形成装置の作動不良
時のダウンタイムを減らすことができる。
【0063】図6は画像形成処理中にコントローラ20
1が定期的に実行する処理のプログラムを示すフローチ
ャートである。
【0064】ステップS601において、画像形成処理
中に記録用紙づまり、即ちジャム(紙づまり)が発生し
たか否かを判別し、ジャムが発生していない場合には本
処理を終了する一方、ジャムが発生した場合は、一次高
圧発生部301、転写高圧発生部307、分離高圧発生
部313及び現像高圧発生部318の異常を示す各カウ
ンターのカウント数をそれぞれメモリに記憶させ(ステ
ップS602)、本処理を終了する。
【0065】上記処理によれば、サービスマンはメモリ
に記憶された各カウンターのカウント数から高圧出力の
異常によりジャムが発生したのか、又はその他の要因に
よりジャムが発生したのかを判断でき、高圧出力の異常
によりジャムが発生した場合には、原因となった高圧発
生部の交換等のみを行うことにより、メンテナンス時間
の軽減が計れ、画像形成装置のダウンタイムを減らすこ
とができる。
【0066】上述したように、本発明の実施の形態によ
れば、サービスマンは操作部110の表示により異常画
像の原因が一次高圧発生部301、転写高圧発生部30
7、分離高圧発生部313又は現像高圧発生部318の
異常であることを即座に知ることができるため、修理を
素早く行うことができる。これにより、画像形成装置の
ダウンタイムを減らすことができる。また、サービスマ
ンはメモリに記憶された各カウンターのカウント数から
各高圧発生部301,307,313又は318の高圧
出力の異常によりジャムが発生したのか、又はその他の
要因によりジャムが発生したのかを判断でき、高圧出力
の異常によりジャムが発生した場合には、原因となった
高圧発生部の交換等のみを行うことにより、メンテナン
ス時間の軽減が計れ、画像形成装置のダウンタイムを減
らすことができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
画像形成装置によれば、異常検出手段が高圧出力が異常
であることを検出し、カウント手段が異常検出手段で検
出された異常の回数をカウントし、報告手段がカウント
手段でカウントされた異常の回数が所定数より多い場合
に異常の発生を報告するので、異常の発生を即座に知る
ことができ、修理を素早く行うことができる。この結
果、画像形成装置の作動不良時のダウンタイムを減らす
ことができる。
【0068】請求項2の画像形成装置によれば、報告手
段は、さらにカウント手段でカウントされた異常の回数
を報告するので、異常の発生を即座に且つ正確に知るこ
とができ、修理を素早く行うことができる。この結果、
画像形成装置の作動不良時のダウンタイムを減らすこと
ができる。
【0069】請求項3の画像形成装置によれば、カウン
ト手段でカウントされた異常の回数が所定数より多い場
合に画像形成装置の動作を停止させるように構成されて
いるので、高圧出力の異常に起因する画像形成装置の故
障を防ぐことができる。
【0070】請求項4の画像形成装置によれば、画像形
成装置が紙づまりを起こした時に、記憶手段がカウント
手段でカウントされた異常の回数を記憶するので、高圧
異常により紙づまりが発生したのか、又はその他の要因
により紙づまりが発生したのかを判断できる。
【0071】請求項6の画像形成方法によれば、異常検
出工程で高圧出力が異常であることを検出し、カウント
工程で異常検出工程で検出された異常の回数をカウント
し、カウント工程でカウントされた異常の回数が所定回
数より多い場合に、報告工程で検出された高圧出力の異
常を報告するので、異常の発生を即座に知ることができ
る。
【0072】請求項7の画像形成方法によれば、報告工
程でさらにカウント工程でカウントされた異常の回数を
報告するので、異常の発生を即座に且つ正確に知ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
図である。
【図2】図1の画像形成装置が備えている回路の概略構
成の一例を示す図である。
【図3】高圧電源251内部の構成概略の一例を示す図
である。
【図4】コントローラ201が実行する処理のプログラ
ムを示すフローチャートである。
【図5】コントローラ201が実行する処理のプログラ
ムを示すフローチャートである。
【図6】画像形成処理中にコントローラ201が定期的
に実行する処理のプログラムを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 101 原稿搬送装置 102 プラテンガラス 103 ランプ 104 スキャナユニット 105,106,107 ミラー 108 レンズ 109 CCD 110 操作部(報告手段) 201 レーザ発光部 202 感光ドラム 203 現像器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 G06F 3/12 T K H04N 1/00 106 H04N 1/00 106Z (72)発明者 川上 尊之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 古賀 勝秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 片岡 達仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横山 幸生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 HV02 HV32 HV44 HV60 KK35 2H027 DA01 DA47 DA48 EH10 EK03 GA30 GB07 ZA01 5B021 NN02 NN16 NN20 5C062 AA05 AB17 AB22 AB32 AB42 AB47 AC04 AC11 AC22 AC55 AC58 AC69 AE15 BA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧出力を用いて画像形成を行う画像形
    成装置において、前記高圧出力が異常であることを検出
    する異常検出手段と、前記異常検出手段で検出された異
    常の回数をカウントするカウント手段と、前記カウント
    手段でカウントされた前記異常の回数が所定回数より多
    い場合に前記検出された高圧出力の異常を報告する報告
    手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記報告手段は、さらに前記カウント手
    段でカウントされた異常の回数を報告することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記カウント手段でカウントされた異常
    の回数が所定数より多い場合に前記画像形成装置の動作
    を停止させるように構成されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置が紙づまりを起こした
    時に、前記カウント手段でカウントされた異常の回数を
    記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記異常検出手段は過電流を検出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 高圧出力を用いて画像形成を行う画像形
    成方法において、前記高圧出力が異常であることを検出
    する異常検出工程と、前記異常検出工程で検出された異
    常の回数をカウントするカウント工程と、前記カウント
    工程でカウントされた前記異常の回数が所定回数より多
    い場合に前記検出された高圧出力の異常を報告する報告
    工程とを含むことを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 前記報告工程でさらに前記カウント工程
    でカウントされた異常の回数を報告することを特徴とす
    る請求項6記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 前記異常検出工程で過電流を検出するこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2016143047A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP2017126052A (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社リコー 画像形成装置

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