JP2000009280A - ホース締結用継手 - Google Patents

ホース締結用継手

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JP2000009280A
JP2000009280A JP10173366A JP17336698A JP2000009280A JP 2000009280 A JP2000009280 A JP 2000009280A JP 10173366 A JP10173366 A JP 10173366A JP 17336698 A JP17336698 A JP 17336698A JP 2000009280 A JP2000009280 A JP 2000009280A
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JP
Japan
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hose
nipple
joint
ring
fastening
Prior art date
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Pending
Application number
JP10173366A
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English (en)
Inventor
Toshiki Ariga
利樹 有賀
Koichi Watanabe
耕一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Hydex Co
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Publication date
Application filed by Yokohama Hydex Co filed Critical Yokohama Hydex Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホースアセンブリ長さのシビアな配管にも充
分対応でき、かつニップルの内径を大きく取れて圧力損
失を小さくできると共に、部品点数及びコスト、さらに
工程不良率の低減をはかりうるホース締結用継手を提供
する。 【解決手段】 継手本体1の一端側に加圧媒体用の孔を
設け、他端側に大孔径部を形成し、大孔径部内にはフラ
ンジと胴部からなるニップル2を摺動自在に収納し、大
孔径部入口側内面に、内面側に凹凸10をもったホース
収納ソケット13を固定し、ニップル2の胴部の外周面
には傾斜面7を形成して、ホース収納ソケット13内に
ホース6を挿入することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースと継手とを
ワンタッチで締結するホース締結用の継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホースと継手とをワンタッチで締
結する継手としては、図7に示すように、大孔径部を有
した継手本体1と、その継手本体1の内壁に摺動するO
リング11付のフランジ及び締結しようとするホース内
面に接触するOリング12付の胴部を有するニップル2
と、上記継手本体1の大孔径部の内側に挿入され、内側
に傾斜面を有したスリーブ3と、そのスリーブ3が継手
本体1より抜けるのを防止する止めリング4と、外面に
傾斜面を、そして内面に鋸刃形状を有した縮径する弾性
材(プラスチック,樹脂等)からなるコレット5とから
構成されるホース継手が用いられている。
【0003】そこで、上記の継手本体1とホース6との
締結方法としては、図8に示すごとく、締結するホース
6をニップル2とコレット5の間に挿入し、次に図9の
ように継手本体1内に矢印Pで示す内圧を加えることに
より、完全な締結状態になる前の初期リークをOリング
12で防止しながら、ニップル2、コレット5及びホー
ス6を軸方向、即ち矢印方向に摺動させ、最後に図10
に示すように、継手本体1内の内圧Pによって、コレッ
ト5の外面をスリーブ3の内面に押し当てながらホース
6の締結部を縮径させ、コレット5の鋸刃形状をもった
凹凸の内面をホース6の外面に喰い込ませながら、ホー
ス6の内面とニップル2を圧着させることにより完全に
締結させている。
【0004】しかしながら、上記従来のワンタッチ方式
の継手では、ホース6、ニップル2、コレット5が一緒
に軸方向に摺動するため、ホースアセンブリ全長が長く
なってしまい、ストレート配管やケーブルベア配管等の
ホースアセンブリ長さのシビアな配管には適していな
い。また、従来のワンタッチ方式の継手では、コレット
5が弾性材のため、長期間使用すると劣化破損し、油漏
れ等の不具合が発生する可能性がある。初期リークの防
止のためニップル2にOリング12用の溝を加工し、ホ
ースを外面から押さえ込む構造であるため、薄肉による
強度不足を避けるために、ニップル2の内径Dを大きく
とれず、圧力損失が大きくなる。
【0005】さらに、Oリング12を取り付けることに
より、部品点数及び部品装着工数の増加によるコストア
ップや、付け忘れによる工程不良の確率が高くなってし
まうという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ホースアセ
ンブリ長さのシビアな配管にも充分対応でき、コレット
の長期使用による劣化破損の防止を図り、かつニップル
の内径を大きく取れることで圧力損失を小さくでき、さ
らに場合によっては、初期リーク防止のOリングを必要
とせずに部品点数及びコスト、さらには工程不良率の低
減をはかりうるホース締結用継手を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、継手本体の一
端側に加圧媒体用の孔を設け、他端側に大孔径部を形成
し、大孔径部内にはフランジと胴部からなるニップルを
摺動自在に収納し、大孔径部入口側内面に、内面側に凹
凸をもったホース収納ソケットを固定し、ニップルの胴
部の外周面には傾斜面を形成して、ホース収納ソケット
内にホースを挿入することができるようにしたホース締
結用継手からなり、その場合にニップルのフランジの外
周にOリングを設けたり、ニップルの胴部の先端側外周
面にOリング又は凹凸を設けたり、さらにはニップルの
胴部の奥側の外周面に凹凸を設けるようにしたホース締
結用継手からなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、ホースをワ
ンタッチ方式で締結する本発明の各実施形態における継
手につき説明する。まず、図1に示す本発明の一実施形
態における継手は、大孔径部を有した継手本体1と、そ
の大孔径部の内壁面に摺動するニップル2のOリング1
1付のフランジ並びに締結するホース6内面に接触する
ニップルの胴部に設けた凹凸8、例えば環状溝、さらに
傾斜面7及びOリング12付ストレート部9を一体に設
けたニップル2を設け、内面に鋸刃形状の凹凸10を有
したホース収納ソケット13と、ホース収納ソケット1
3が継手本体1から抜けるのを防止する止めリング14
とを継手本体1の大孔径部の入口部に設けた構成からな
る。
【0009】次に、上記図1の継手によるホースの締結
方法について、図2から図5までを参照して説明する
と、まず図2のようにホース収納ソケット13の凹凸1
0の背面15に、締結するホース6の端部外面を当て、
そのテーパに沿ってホース6を図3のホース収納ソケッ
ト13のホース止め17まで挿入し、ホース6の反発力
を利用して固定する。
【0010】次に、図4に示すごとく、継手本体1内に
内圧Pを加え、初期リークをOリング12で防止しなが
ら、ニップル2を軸方向に摺動させて、ニップル2をホ
ース6の内面に挿入することにより、ホース6の内面を
押し拡げ、かつホース6の外面をソケット13の凹凸1
0に喰い込ませ、図5に示すように、ニップル2の凹凸
8まで挿入することにより、ホース6は完全に締結され
る。
【0011】次に、図6に示すのは本発明の他の実施形
態における継手であり、図1の継手と比較してニップル
2以外はほぼ同様な構成部品からなり、それぞれ同じ部
品は同じ符号で示しているが、図6におけるニップル2
では、そのニップル2のホース6内面に接触する胴部9
には、図1のOリング12の代りに環状溝からなる凹凸
16を設けており、図4におけるOリング12用のOリ
ング溝をなくしている分だけニップル2の内径Dを大き
く取れるようになっている。
【0012】上記図6の継手のホース6との締結方法の
手順は、図1の継手の締結方法と同様な手順で行なわれ
るが、図6の継手においては、継手本体1内に内圧Pを
加えてニップル2を軸方向に摺動させる際に、初期リー
クを上記凹凸16のホース6への喰い込みで防止するよ
うにしている。
【0013】
【発明の効果】以上に説明した本発明のホース締結用の
継手によれば、ホースを一定の定位置でホースの位置を
動かすことなくニップルを挿入してホースとの締結を行
なうため、ホースアセンブリ長さが長くならず、アセン
ブリ長さのシビアな配管にも対応でき、ホースを押さえ
込むソケットに弾性材を用いないため、長期間使用によ
る劣化破損を防止できる。
【0014】また、ニップルにホースを挿入時に継手内
に内圧を加えてニップルを軸方向に摺動させる際に、初
期リークを防止するためニップルの胴部にOリング及び
そのリング溝を設ける代りに環状溝のような凹凸を設け
ることにより、ニップルとホースの結合を密に行なうこ
とができ、従来技術のように、ホースを外面から押さえ
る構造ではなく、内面から拡げる構造のため、ニップル
の内径を大きく採れ、それだけニップル内の流れる流体
の圧力損失が小さくなり、さらに部品点数の低減及びコ
スト低減をはかることができると共に、組立て時の付け
忘れがなくなり、工程不良率の低減による品質向上がは
かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における継手の構成を示す
要部断面の側面図である。
【図2】図1の継手のホースのホースとの締結方法の手
順を説明するホース挿入時の上半分断面の拡大側面図で
ある。
【図3】図2に続く手順を示すホース固定時の要部断面
の側面図である。
【図4】図3に続く手順を示すボディ内に加圧時の要部
断面の側面図である。
【図5】図4に続く手順を示すホース締結完了時の要部
断面の側面図である。
【図6】本発明の他の実施形態における継手の構成を示
す要部断面の側面図である。
【図7】従来の継手の構成を示す要部断面の側面図であ
る。
【図8】図7の継手のホースとの締結方法の手順を示す
ホース挿入時の要部断面の側面図である。
【図9】図8に続く手順を示す継手内に加圧時の要部断
面の側面図である。
【図10】図9に続く手順を示すホース締結完了時の要
部断面の側面図である。
【符号の説明】
1 継手本体 2 ニップル 6 ホース 7 傾斜面 8 凹凸(環状溝など) 9 胴部 10 凹凸(鋸刃状部など) 11 Oリング 12 Oリング 13 ホース収納ソケッ
ト 14 止めリング 16 凹凸(環状溝な
ど) 17 ホース止め P 内圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体の一端側に加圧媒体用の孔を設
    け、他端側に大孔径部を形成し、大孔径部内にはフラン
    ジと胴部からなるニップルを摺動自在に収納し、大孔径
    部入口側内面に、内面側に凹凸をもったホース収納ソケ
    ットを固定し、ニップルの胴部の外周面には傾斜面を形
    成して、ホース収納ソケット内にホースを挿入すること
    ができるようにしたホース締結用継手。
  2. 【請求項2】 ニップルのフランジの外周にOリングを
    設けた請求項1記載のホース締結用継手。
  3. 【請求項3】 ニップルの胴部の先端側外周面にOリン
    グ又は凹凸を設けた請求項1又は2記載のホース締結用
    継手。
  4. 【請求項4】 ニップルの胴部の奥側の外周面に凹凸を
    設けた請求項1,2又は3記載のホース締結用継手。
JP10173366A 1998-06-19 1998-06-19 ホース締結用継手 Pending JP2000009280A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017048923A (ja) * 2015-08-26 2017-03-09 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 自動車エンジンの燃料供給部の燃料配管を接続するための管継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017048923A (ja) * 2015-08-26 2017-03-09 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 自動車エンジンの燃料供給部の燃料配管を接続するための管継手

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