JP2000009207A - 差動歯車装置 - Google Patents

差動歯車装置

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JP2000009207A
JP2000009207A JP19372498A JP19372498A JP2000009207A JP 2000009207 A JP2000009207 A JP 2000009207A JP 19372498 A JP19372498 A JP 19372498A JP 19372498 A JP19372498 A JP 19372498A JP 2000009207 A JP2000009207 A JP 2000009207A
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differential gear
pair
gear device
lid
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Makoto Nishichi
誠 西地
Hirobumi Okuda
博文 奥田
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Publication date
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    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • F16H48/11Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears having intermeshing planet gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • F16H2048/106Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears characterised by two sun gears

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デフキャリアに容易に挿入することができる
差動歯車装置を提供する。 【解決手段】 ハウジング10の本体20に、これを回
転軸線Lと平行に貫通する挿通孔23を形成する。蓋部
30には、ねじ孔33を形成する。ボルト81の脚部8
1bを挿通孔22に挿通し、ねじ孔33に螺合させる。
そして、ボルト81を締め付けることにより、蓋部30
を本体20に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に用いるの
に好適な差動歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、差動歯車装置は、回転駆動され
るハウジングと、このハウジングの内部に収容された差
動歯車機構とを備えている。ハウジングは、一端が開口
した筒状の本体と、この本体の一端開口部を閉じる蓋体
とから構成されており、本体の他端外周部にはフランジ
部が形成され、他端内周部には底部が形成されている。
【0003】上記構成の差動歯車装置は、車両に用いら
れるときにはデフキャリアに挿入される。この場合、差
動歯車装置は、蓋体側がフランジ部側よりデフキャリア
の軸線に接近するように傾けられ、その状態でまず蓋体
側がデフキャリア内に挿入される。その後、蓋体側を中
心としてフランジ部側がデフキャリアに接近するように
回動され、差動歯車装置全体がデフキャリア内に挿入さ
れる。これは、デフキャリアができる限り小型化されて
いる関係上、ハウジングのうちで最も大径であるフラン
ジ部を挿入した後に蓋体側を挿入するという手順を採用
することが困難であるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の差動歯車装
置においては、蓋体がこれを貫通して本体に螺合された
ボルトによって固定されているので、蓋体の端面にはボ
ルトの頭部が突出する。この頭部が蓋体側をデフキャリ
アに挿入する際に邪魔になることがある。このため、デ
フキャリアを大型化せざるを得なくなったり、あるいは
デフキャリアの設計変更を余儀なくされ、設計の自由度
が制限されるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、回転駆動されるハウジン
グと、このハウジング内に設けられた差動歯車機構とを
備え、上記ハウジングが、一端部が開口し、他端外周部
にフランジ部を、他端内周部に底部を有する筒状の本
体、およびこの本体の一端面にボルトによって固定され
た蓋体を有し、上記差動歯車機構が、上記ハウジング内
の回転軸線上に回転自在に配置された一対のサイドギ
ヤ、および上記ハウジング内に回転自在に設けられ、上
記一対のサイドギヤを互いに逆方向に回転するように連
結するプラネットギヤを有する差動歯車装置において、
上記本体に上記回転軸線と平行に貫通する挿通孔を形成
するとともに、上記蓋体にねじ孔を形成し、上記挿通孔
から上記ボルトのねじ部を挿通して上記ねじ孔に螺合さ
せることにより、上記蓋体を上記本体に固定したことを
特徴としている。
【0006】この場合、上記底部および上記フランジ部
が上記本体に一体に形成されていることが望ましく、特
に上記本体の他端側における上記挿通孔の開口部には、
上記ボルトの頭部を収容する座ぐり孔が形成されている
ことが望ましい。
【0007】上記本体が、両端が開口した筒体として形
成され、上記底部が上記本体と別体である端板に形成さ
れ、この端板には、上記ボルトのねじ部が挿通される貫
通孔が形成され、上記ボルトのねじ部を貫通孔および上
記挿通孔に順次挿通して上記ねじ孔に螺合させることに
より、上記端板が上記本体の他端面に押圧固定されてい
てもよい。その場合には、上記貫通孔の上記本体と逆側
の端部に、上記ボルトの頭部を収容する座ぐり孔が形成
されていることが望ましい。
【0008】上記プラネットギヤが、2個を対として少
なくとも一対設けられ、各対のプラネットが上記ハウジ
ングの軸線と平行に配置され、上記一対のサイドギヤと
それぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合うことが望ま
しい。その場合には、上記本体の内周面に一対のポケッ
トが形成され、上記底部には上記ポケットに続く一対の
収容孔が形成され、上記一対のポケットおよび上記収容
孔に、上記一対のプラネットギヤがそれぞれ回転自在に
収容されていることが望ましい。
【0009】上記本体および上記蓋体の互いに隣接する
端部には、上記本体側から上記蓋体側へ向かうにしたが
って上記ハウジングの軸線に接近するように傾斜する傾
斜面が形成されていることが望ましい。特に、上記一対
のポケットが形成される場合には、上記傾斜面が上記一
対のポケットと対向するように配置形成され、上記一対
のポケットの上記蓋体側の端部のうち、上記本体の外周
側における一部が上記傾斜面と交差することにより、上
記一対のポケットが上記傾斜面から外部に開放されてい
ることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図3を参照して説明する。図1および図2は
この発明の一実施の形態を示すものであり、この実施の
形態の差動歯車装置1は、回転軸線Lを中心として回転
駆動されるハウジング10と、このハウジング10内に
収容された差動歯車機構50とを備えている。
【0011】ハウジング10は、円筒状をなす本体20
と、この本体20の一端(図1において左端;以下、左
右は図1における左右を意味するものとする。)開口部
を閉じる蓋体30とから構成されている。
【0012】本体20の右端部には、右端開口部を閉じ
る底部21が形成されている。この底部21の外側の端
面の中央部には、回転軸線L上を延びるジャーナル部2
1aが形成され、このジャーナル部21aの先端部に
は、取付軸部21bが形成されている。また、本体20
の右端部外周には、フランジ部22が形成されている。
フランジ部22の左端面にはリングギヤ(図示せず)が
ボルト(図示せず)によって固定され、このリングギヤ
を介してハウジング10が回転軸線Lを中心として回転
駆動されるようになっている。
【0013】本体20には、これを回転軸線Lと平行に
貫通する複数の挿通孔23が周方向に等間隔に配置形成
されている。各挿通孔23の右側の開口部には、座ぐり
孔24が形成されている。座ぐり孔24には、ボルト8
1の頭部81aが収容され、挿通孔23にはボルト81
の脚部81bが挿通されている。
【0014】上記蓋体30は、本体20より若干小径の
円板部31と、この円板部31の左端面中央部に一体に
形成されたジャーナル部32とから構成されている。円
板部31には、複数のねじ孔33が形成されている。こ
の場合、ねじ孔33は、円板部31を貫通しているが、
円板部31の右端面から左端面側へ向かって延びる止ま
り孔としてもよい。各ねじ孔33には、上記ボルト81
の脚部81bが螺合されている。そして、ボルト81を
締め付けることにより、蓋体30が本体20の左端面に
押圧固定されている。
【0015】ジャーナル部32の先端部には、取付軸部
34が形成されている。この取付軸部34および上記取
付軸部21bが軸受(図示せず)を介してデフキャリア
(図示せず)に回転自在に支持されることにより、差動
歯車装置1全体がデフキャリアに回転軸線Lを中心とし
て回転自在に支持されている。
【0016】上記差動歯車機構50は、一対のサイドギ
ヤ60A,60Bと、少なくとも一対(この実施の形態
では三対)のプラネットギヤ70A,70Bとを備えて
いる。
【0017】サイドギヤ60A,60Bは、スパーギヤ
またはヘリカルギヤからなるものであり、その軸線を回
転軸線Lと一致させてハウジング1内に回転自在に配置
されている。サイドギヤ60A,60Bの各中央部に
は、スプライン孔61,61がそれぞれ形成されてい
る。各スプライン孔61,61には、一対の出力軸(図
示せず)の内側の端部がそれぞれ回転不能に嵌合されて
おり、一対の出力軸は、本体20の底部21および蓋体
30にそれぞれ形成された支持孔21c,35に回転自
在に嵌合している。したがって、サイドギヤ60A,6
0Bは、出力軸を介してハウジング10に回転自在に支
持されている。
【0018】プラネットギヤ70A,70Bは、それぞ
れの一端部に形成された長歯車部71、それぞれの他端
部に形成された短歯車部72、およびそれらの間に形成
された首部73を有しており、回転軸線Lと平行に、し
かも互いに逆向きにハウジング10内に配置されてい
る。この場合、プラネットギヤ70A,70Bは、その
大部分が本体20の内周面に形成されたポケット25,
26にそれぞれ回転自在に収容されているが、それぞれ
の右端部は、ポケット25,26に連続するようにして
本体20の右端部に形成された収容孔27,27(1つ
のみ図示)にそれぞれ回転自在に収容されている。
【0019】プラネットギヤ70A,70Bの各長歯車
部71,71は、一対のサイドギヤ60A,60Bとそ
れぞれ噛み合うとともに、プラネットギヤ70B,70
Aの短歯車部72,72とそれぞれ噛み合っている。し
たがって、プラネットギヤ70A,70Bは、サイドギ
ヤ60A,60Bが互いに逆方向へ回転するように連結
している。
【0020】上記本体20および蓋体30の互いに隣接
する端部には、本体20側から蓋体30側へ向かうにし
たがって回転軸線Lに接近するように傾斜する傾斜平面
(傾斜面)82が形成されている。この傾斜平面82
は、ポケット25,26と対向するよう、ハウジング1
0の周方向においてポケット25,26と同一位置に配
置されている。しかも、傾斜平面82は、ポケット2
5,26の左端部のうちの、本体20の外周側における
一部と交差している。この結果、ポケット25,26
は、傾斜平面82から外部に開放されている。特に、こ
の実施の形態では、傾斜平面82とポケット25,26
との交差部に切欠き83が形成されており、この切欠き
83によってポケット25,26が外部に大きく開放さ
れている。そして、この開放部分からデフキャリア内に
貯留された潤滑油がハウジング10内に導入され、各噛
み合い箇所および回転摺動箇所が潤滑されるようになっ
ている。
【0021】上記構成の差動歯車装置1においては、ボ
ルト81の脚部81bを本体20の挿通孔23に挿通
し、蓋体30のねじ孔33に螺合させているので、蓋体
3の外側の端面(左端面)にボルト81の頭部81aが
突出することがない。したがって、蓋体30側をデフキ
ャリアに挿入する際に、頭部81aが邪魔になることが
ない。よって、デフキャリアを大型化する必要がなく、
しかもデフキャリアの設計の自由度を広げることができ
る。
【0022】特に、この実施の形態では、本体20およ
び蓋体30に傾斜平面82を形成しているので、この傾
斜平面82を利用することにより、差動歯車装置1の蓋
体30側をデフキャリアにより一層容易に挿入すること
ができる。なお、ボルト81の頭部81aを蓋体30側
に配置した場合には、傾斜平面82を形成したとして
も、ボルト81の頭部81aが邪魔になるので、傾斜平
面82は無駄になるだけである。
【0023】また、回転軸線L方向の肉厚が厚い本体2
0に座ぐり孔24を形成しているので、本体20の強度
を低下させることなく座ぐり孔24の深さを深くするこ
とができる。したがって、座ぐり孔24にボルト81の
頭部81a全体を収容することができ、頭部81aが本
体20の右端面から突出することがない。よって、フラ
ンジ部22側をデフキャリアに挿入する際に頭部81a
が邪魔になることがない。ただし、デフキャリアは、本
体20より大径のフランジ部22を挿入することができ
るように設計されているので、後述する実施の形態のよ
うに頭部81aが本体20の右端面から若干突出してい
たとしても、頭部81aが邪魔になることはない。な
お、従来の差動歯車装置においても、蓋体に座ぐり孔を
形成すればボルトの頭部の突出量を小さくすることがで
きるが、蓋体の肉厚が薄いので、現実的には突出量を小
さくすることができない。
【0024】さらに、プラネットギヤ70A,70Bの
一部をフランジ部22に形成した収容孔27に収容して
いるので、その分だけ本体20の長さを短くすることが
できる。したがって、一定の大きさのデフキャリアに対
して差動歯車装置1をより一層容易に挿入することがで
きる。逆に、挿入の容易性を同一にした場合には、デフ
キャリアを小型化することができる。
【0025】次に、図3に示すこの発明の他の実施の形
態について説明する。この実施の形態の差動歯車装置
1′においては、ハウジング10が、本体20′、蓋体
30および端板90から構成されている。蓋体30は、
上記の実施の形態と同一である。
【0026】本体20′は、上記の実施の形態の本体2
0をフランジ部22の左端面で分割したときの二つの部
分のうちの左側の部分と同様の形状を有している。ただ
し、本体20′には、座ぐり孔24が形成されておら
ず、挿通孔23が本体20′を貫通するようにして形成
されている。
【0027】端板90は、上記実施の形態の本体20を
フランジ部22の左端面において分割した二つの部分の
うちの右側の部分と同一形状をなしており、底部21お
よびフランジ部22を有している。端板90には、座ぐ
り孔91および貫通孔92が形成されている。座ぐり孔
91には、ボルト81の頭部81aが収容され、貫通孔
92には、ボルト81の脚部81bが挿通されている。
この脚部81bは、本体20′の挿通孔23を貫通して
蓋体30のねじ孔33に螺合されている。そして、ボル
ト81を締め付けることにより、端板90および蓋体3
0が本体20′の右端面と左端面とにそれぞれ押圧固定
されている。
【0028】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、プラネットギヤ70
A,70Bを回転軸線Lと平行に配置しているが、回転
軸線Lと直交する方向に配置されたプラネットギヤを用
いてもよく、あるいは傘歯車を用いてもよい。勿論、プ
ラネットギヤとして傘歯車を用いる場合には、サイドギ
ヤとしても傘歯車が用いられる。また、傾斜面として傾
斜平面82を形成しているが、傾斜面を円錐状に形成し
てもよい。さらに、図3に示す実施の形態では、フラン
ジ部22を端板90に形成しているが、本体20′に形
成してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜9に係
る発明によれば、蓋体を本体に固定するためのボルトの
頭部が蓋体の外側の端面から突出することがない。した
がって、差動歯車装置をデフキャリアに容易に挿入する
ことができるという効果が得られる。特に、請求項7,
8および9に係る発明によれば、差動歯車装置をデフキ
ャリアにより一層容易に挿入することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す図であって、図
2のY−Y線に沿う断面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】この発明の他の実施の形態を示す図1と同様の
断面図である。
【符号の説明】
L 回転軸線 1 差動歯車装置 10 ハウジング 20 本体 20′ 本体 21 底部 22 フランジ部 23 挿通孔 24 座ぐり孔 25 ポケット 26 ポケット 27 収容孔 30 蓋体 33 ねじ孔 50 差動歯車機構 60A サイドギヤ 60B サイドギヤ 70A プラネットギヤ 70B プラネットギヤ 81 ボルト 81a 頭部 81b 脚部 82 傾斜平面(傾斜面) 90 端板 91 座ぐり孔 92 貫通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されるハウジングと、このハウ
    ジング内に設けられた差動歯車機構とを備え、上記ハウ
    ジングが、一端部が開口し、他端外周部にフランジ部
    を、他端内周部に底部を有する筒状の本体、およびこの
    本体の一端面にボルトによって固定された蓋体を有し、
    上記差動歯車機構が、上記ハウジング内の回転軸線上に
    回転自在に配置された一対のサイドギヤ、および上記ハ
    ウジング内に回転自在に設けられ、上記一対のサイドギ
    ヤを互いに逆方向に回転するように連結するプラネット
    ギヤを有する差動歯車装置において、上記本体に上記回
    転軸線と平行に貫通する挿通孔を形成するとともに、上
    記蓋体にねじ孔を形成し、上記挿通孔から上記ボルトの
    ねじ部を挿通して上記ねじ孔に螺合させることにより、
    上記蓋体を上記本体に固定したことを特徴とする差動歯
    車装置。
  2. 【請求項2】 上記底部および上記フランジ部が上記本
    体に一体に形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の差動歯車装置。
  3. 【請求項3】 上記本体の他端側における上記挿通孔の
    開口部には、上記ボルトの頭部を収容する座ぐり孔が形
    成されていることを特徴とする請求項2に記載の差動歯
    車装置。
  4. 【請求項4】 上記本体が、両端が開口した筒体として
    形成され、上記底部が上記本体と別体である端板に形成
    され、この端板には、上記ボルトのねじ部が挿通される
    貫通孔が形成され、上記ボルトのねじ部を貫通孔および
    上記挿通孔に順次挿通して上記ねじ孔に螺合させること
    により、上記端板が上記本体の他端面に押圧固定されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の差動歯車装置。
  5. 【請求項5】 上記貫通孔の上記本体と逆側の端部に
    は、上記ボルトの頭部を収容する座ぐり孔が形成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の差動歯車装置。
  6. 【請求項6】 上記プラネットギヤが、2個を対として
    少なくとも一対設けられ、各対のプラネットギヤが上記
    回転軸線と平行に配置され、上記一対のサイドギヤとそ
    れぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合うことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の差動歯車装置。
  7. 【請求項7】 上記本体の内周面には一対のポケットが
    形成され、上記底部には上記ポケットに続く一対の収容
    孔が形成され、上記一対のポケットおよび上記収容孔
    に、上記一対のプラネットギヤがそれぞれ回転自在に収
    容されていることを特徴とする請求項6に記載の差動歯
    車装置。
  8. 【請求項8】 上記本体および上記蓋体の互いに隣接す
    る端部には、上記本体側から上記蓋体側へ向かうにした
    がって上記回転軸線に接近するように傾斜する傾斜面が
    形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載の差動歯車装置。
  9. 【請求項9】 上記本体および上記蓋体の互いに隣接す
    る端部には、上記本体側から上記蓋体側へ向かうにした
    がって上記回転軸線に接近するように傾斜する傾斜面が
    上記一対のポケットと対向するように配置形成され、上
    記一対のポケットの上記蓋体側の端部のうち、上記本体
    の外周側における一部が上記傾斜面と交差することによ
    り、上記一対のポケットが上記傾斜面から外部に開放さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の差動歯車装
    置。
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