JP2000008702A - 扉開閉制御装置 および扉の開閉制御方法 - Google Patents
扉開閉制御装置 および扉の開閉制御方法Info
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- JP2000008702A JP2000008702A JP10178323A JP17832398A JP2000008702A JP 2000008702 A JP2000008702 A JP 2000008702A JP 10178323 A JP10178323 A JP 10178323A JP 17832398 A JP17832398 A JP 17832398A JP 2000008702 A JP2000008702 A JP 2000008702A
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Abstract
作を当該障害物除去後に通常の動作状態へ容易に復帰さ
せることのできる扉開閉制御装置および扉の開閉制御方
法を提供する。 【解決手段】中断手段22は、扉の移動動作が障害物等
によって妨害されたことが異常検出手段21によって検
出されたとき、モータ34の駆動を停止させて開閉動作
を中断させる。解除手段25は、中断中に扉が手動で移
動されたことを手動移動検出手段23が検出したとき、
異常検出手段21による扉の移動動作の中断を解除す
る。これにより電源スイッチの操作等を行うことなく中
断を解除できる。
Description
る扉の開閉動作を制御する扉開閉制御装置および扉の開
閉制御方法に関する。
としては、自動ドアの開放動作中や閉鎖動作中に、人や
荷物などの障害物がドアとドアの間やドアと柱の間に挟
まれたとき、一旦、ドアを反対方向に動かして障害物の
挟み込みを解除し、その後ドアを元の方向へ再度移動さ
せるリトライ動作を障害物が無くなるまで繰り返すもの
があった。
前述のリトライ動作を予め定めた上限回数まで繰り返し
ても障害物が除去されないときには、エラー表示を行っ
て開閉動作を中断するようになっている。管理者等は、
エラー表示がなされたとき、扉開閉制御装置の電源を切
断して障害物を除去し、ドアの点検を行った後、電源を
再投入して通常の動作状態に復帰させていた。
鎖動作中に障害物を挟み込んだ際に、その障害物が除去
されるまでの間リトライ動作を繰り返すものでは、扉開
閉用のモータが損傷を来す恐れがある。一方、障害物を
挟み込んだ際にエラー表示を行うものでは、管理者等が
装置の電源を切断して障害物を除去した後、通常の動作
状態に復帰させるために電源を再投入しなければならな
いが、そのための電源スイッチが、通常、ドアレールの
端の高い位置など操作し難い箇所に取り付けてあるの
で、電源切断および再投入のための手間が煩わしいとい
う問題があった。
問題点に着目してなされたもので、障害物の挟み込み等
により中断した扉の開閉動作を当該障害物除去後に通常
の動作状態へ容易に復帰させることのできる扉開閉制御
装置を提供することを目的としている。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]所定の駆動源(34)による扉の開閉動作を制御
する扉開閉制御装置において、前記駆動源(34)によ
る前記扉の移動動作が妨害されたことを検出する異常検
出手段(21)と、前記駆動源(34)による前記扉の
移動動作を中断させる中断手段(22)と、前記扉が手
動で移動されたことを検出する手動移動検出手段(2
3)と、前記扉の移動動作の中断を解除する解除手段
(25)とを備え、前記中断手段(22)は、前記駆動
源(34)による前記扉の移動動作が妨害されたことを
前記異常検出手段(21)が検出した際に前記駆動源
(34)による前記扉の移動動作を中断させるものであ
り、前記手動移動検出手段(23)は、前記中断手段
(22)が前記駆動源(34)による前記扉の移動動作
を中断させている間に前記扉が手動で移動されたことを
検出するものであり、前記解除手段(25)は、前記扉
が手動で移動されたことを前記手動移動検出手段(2
3)が検出したとき、前記中断手段(22)による前記
扉の移動動作の中断を解除するものであることを特徴と
する扉開閉制御装置。
閉動作を制御する扉開閉制御装置において、前記駆動源
(34)による前記扉の開方向への移動動作が妨害を受
けて阻止されたことを検出する異常検出手段(21)
と、前記駆動源(34)による前記扉の移動動作を中断
させる中断手段(22)と、前記扉が手動で移動された
ことを検出する手動移動検出手段(23)と、前記扉の
移動動作の中断を解除する解除手段(25)とを備え、
前記中断手段(22)は、前記駆動源(34)による前
記扉の開方向への移動動作が妨害を受けて阻止されたこ
とを前記異常検出手段(21)が検出したとき前記駆動
源(34)による前記扉の移動動作を直ちに中断させる
ものであり、前記手動移動検出手段(23)は、前記駆
動源(34)による前記扉の開方向への移動動作が妨害
を受けて阻止されたことに基づいて前記中断手段(2
2)が前記駆動源(34)による前記扉の移動動作を中
断させている間に前記扉が手動で全開位置まで移動され
たことを検出するものであり、前記解除手段(25)
は、前記扉が手動で全開位置まで移動されたことを前記
手動移動検出手段(23)が検出したとき、前記中断手
段(22)による前記扉の移動動作の中断を解除するも
のであることを特徴とする扉開閉制御装置。
閉動作を制御する扉開閉制御装置において、前記駆動源
(34)による前記扉の閉方向への移動動作が妨害を受
けて阻止されたことを検出する異常検出手段(21)
と、前記妨害によって前記扉の閉方向への移動動作が阻
止されたことを前記異常検出手段(21)が検出したと
き前記駆動源(34)によって前記扉を一旦開いた後閉
方向への移動動作を再実行させる閉動作再実行手段(2
6)と、前記駆動源(34)による前記扉の移動動作を
中断させる中断手段(22)と、前記扉が手動で移動さ
れたことを検出する手動移動検出手段(23)と、前記
扉の移動動作の中断を解除する解除手段(25)とを備
え、前記中断手段(22)は、前記駆動源(34)によ
る前記扉の閉方向への移動動作が妨害を受けて阻止され
た際の扉の停止位置が複数回連続して略同一であったと
き、前記駆動源(34)による前記扉の移動動作を中断
させるものであり、前記手動移動検出手段(23)は、
前記中断手段(22)が前記駆動源(34)による前記
扉の移動動作を中断させている間に前記扉が手動で移動
されたことを検出するものであり、前記解除手段(2
5)は、前記扉が手動で移動されたことを前記手動移動
検出手段(23)が検出したとき、前記中断手段(2
2)による前記扉の移動動作の中断を解除するものであ
ることを特徴とする扉開閉制御装置。
源(34)による前記扉の閉方向への移動動作が妨害を
受けて阻止された際の扉の停止位置が複数回連続して略
同一であったとき、前記扉を全開位置まで開いた後前記
駆動源(34)による前記扉の移動動作を中断させるも
のであることを特徴とする[3]記載の扉開閉制御装
置。
される扉の開閉制御方法において、前記駆動源(34)
による前記扉の移動動作が妨害を受けたとき、前記駆動
源(34)による前記扉の移動動作を中断させるととも
に、前記駆動源(34)による前記扉の移動動作を中断
させている間に前記扉が手動で移動されたとき前記中断
を解除することを特徴とする扉の開閉制御方法。
動動作が障害物などによって妨害されたことを異常検出
手段(21)が検出すると、中断手段(22)は、駆動
源(34)による扉の移動動作を中断させ扉を停止させ
る。作業者等は、この間にドアの点検や障害物の除去を
行い、障害物のないことを確認した上で、手動で扉を移
動させる。
る扉の移動動作を中断させている間に扉が手動で移動さ
れたことを手動移動検出手段(23)が検出したとき、
中断手段(22)による扉の移動動作の中断を解除す
る。
の移動動作の中断が、障害物等を除去した後に扉を手動
で移動するだけで解除されるので、エラー状態から通常
動作への復帰を少ない手間で容易に行うことができる。
た場合には、中断手段(22)は、駆動源(34)によ
る扉の移動動作を直ちに中断させる。解除手段(25)
は、開動作中の妨害により扉の移動が中断された場合に
は、扉が手動で全開位置まで移動されたとき、中断を解
除する。
の人や荷物を挟み込むことなどが要因で起こる場合が多
いので、すぐに妨害の解消する場合が多いが、開動作中
の妨害は、たとえば、立てかけたモップなどが扉の開放
を阻止する支え棒になっているような場合に生じるの
で、妨害の要因がすぐに除去されない場合が多い。そこ
で、開方向への移動動作が妨害を受けて阻止された場合
には、直ちに移動動作を停止させている。
ときはじめて中断が解除されるので、中断を解除した直
後に、再度、開方向への移動動作が妨害されるようなこ
とがなく、通常の動作状態への復帰を円滑に行うことが
できる。
て妨害を受け、阻止された場合には、閉動作再実行手段
(26)により、扉を一旦開いた後、閉方向への移動動
作を再実行する。かかるリトライ動作を所定回数行って
も、連続して略同一の箇所で扉の移動動作が阻止された
場合には、中断手段(22)は、妨害が同じ障害物によ
るものと判定し、扉の移動動作を中断させる。その後、
手動で扉が移動されたとき、解除手段(25)により扉
の移動動作の中断を解除する。
を複数回行っても、障害物が除去されない場合には、全
開位置まで開いてから扉の移動動作を中断させる。これ
により、障害物の撤去作業等を容易に行うことができ
る。
施の形態を説明する。図1は、本実施の形態にかかる扉
開閉制御装置10の回路構成を示している。扉開閉制御
装置10は、ドアの開閉制御の中枢的機能を果たすCP
U(中央処理装置)を備えている。当該CPU20に
は、ROM(リード・オンリ・メモリ)31およびRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)32が接続されてい
る。ROM31は、制御手順を示すプログラムや各種の
動作の初期値などの固定的データが予め記憶されてい
る。またRAM32は、CPU20がプログラムを実行
する上で各種の情報を一時的に記憶するためのワークメ
モリであり、たとえば、ドアの閉鎖中に行ったリトライ
動作の回数等が記憶される。
の契機となる人の通行を検知するための検知スイッチ3
3と、ドア開閉の駆動源であるモータ34の回転を制御
するモータ制御回路35が接続されている。検知スイッ
チ33は、通行人の接近を検知する赤外線センサであ
り、ドアの設置された出入口の近傍に配置されている。
によって人の接近を検知したとき、閉鎖状態にあったド
アを全開位置まで開き、その後一定時間が経過したとき
に、ドアを閉鎖するようにドアの開閉を制御するように
なっている。なお、ここでは、制御対象となるドアは、
吊り下げ式のスライドドアであり、床面側には、ドアの
下端部を案内し位置規制するためのガイドレールが配置
されている。
めのホールセンサ36が取り付けてある。ホールセンサ
36は、モータ34の回転軸が所定角度回転するごと
に、パルス信号を出力するようになっている。CPU2
0には、ホールセンサ36の出力するパルス信号を計数
する回転数検出回路37が接続されている。F/V変換
回路38はホールセンサ36の出力するパルス信号の周
期を電圧に変換する回路であり、A/D変換回路39
は、F/V変換回路38の出力電圧を量子化して8ビッ
トのデジタル信号に変換する回路である。
て計数されたパルス信号の数に基づいて、ドアの移動距
離を認識するようになっている。したがって、モータ3
4の駆動方向と回転数検出回路37の計数値とからドア
の現在位置を把握するようになっている。なお、CPU
20は、ドアの開動作を開始してからのパルス信号の数
を基にして、全開位置にドアが到達しているか否かを判
定するようになっている。
てから閉動作に移行するまでの開放保持時間を計時する
等の機能を果たすものである。エラー報知手段42は、
障害物の挟み込み等によってドアの移動動作を中断して
いる等の異常状態の発生を報知するものである。エラー
報知手段42は、エラー記号等を表示するための表示部
を有している。このほか、エラー報知手段42は、集中
管理装置等に向けて異常信号を出力することも可能にな
っている。
閉動作を制御する機能のほかに、異常検出手段21と、
中断手段22と、手動移動検出手段23と、全開位置判
定手段24と、解除手段25と、閉動作再実行手段26
としての機能を備えている。
タ制御回路35に対してモータ34の駆動指示を出力し
ている状態の下でA/D変換回路39から入力されるデ
ィジタル信号がモータ34の停止状態を示していると
き、障害物等によってドアの移動動作が妨害されている
ものと判定する部分である。閉動作再実行手段26は、
ドアの閉動作が障害物等によって妨害されたとき、移動
方向を反転させてドアを一旦、全開位置まで開いた後、
閉動作を再度実行させるリトライ動作を制御する部分で
ある。
移動動作が妨害された際に、モータ34の駆動を停止
し、ドアの開閉動作を一時的に中断させる機能を果たす
ものである。中断手段22は、ドアを開く際に妨害を受
けた場合には、直ちにモータ34の駆動を中断するよう
になっている。またドアの閉動作が妨害を受けた際に
は、リトライ動作を複数回行っても障害物が除去されな
いとき、ドアを一旦、全開位置まで開放してからモータ
34の駆動を中断するようになっている。
動を中断手段22によって中断している間に、ドアが手
動で移動されたことを検出する機能を果たす部分であ
る。より具体的には、中断手段22によってモータ34
の駆動を停止している間に、ホールセンサ36からパル
ス信号が出力されたとき、扉が手動で移動されたものと
判定するようになっている。全開位置判定手段24は、
前述したように扉の開動作を開始してから入力されたパ
ルス信号の数が所定値に達したか否かに基づいてドアが
全開位置にあるか否かを判定する部分である。
開閉動作を中断手段22が中断させている間に、ドアが
手動で微少量、あるいは全開位置まで移動されたとき、
中断を解除し、ドアの開閉シーケンスを再開させるもの
である。
装置10の行う処理の流れを示している。また図3から
図6は、ドアの動作シーケンスをそれぞれ示している。
まず、障害物等によって妨害されずに正常にドアが開閉
する場合について図2および図3を参照して説明する。
ドア近傍に人が接近したことが検知スイッチ33によっ
て検知されると(ステップS101;Y)、CPU20
は、モータ制御回路35を通じてモータ34を駆動し、
ドアの開放動作を開始させる(ステップS102)。
出回路37の出力値によって監視し、ドアが全開位置に
近づくまでは正常開放速度(図3、51)でドアを移動
させ、全開位置の所定距離まで近づいたときブレーキを
かけて移動速度を低下させる(図3、52)。ドアが、
障害物等によって妨害を受けることなく(ステップS1
03;N)全開位置まで到達したとき(ステップS10
4;Y)、タイマ41によって予め定めた開放保持時間
の計測を開始し、開放保持時間が経過してタイムアップ
したとき(ステップS105)、ドアの閉動作を開始さ
せる(ステップS106)。
3、53)でドアを移動させ、全閉位置に近づいてから
はブレーキをかけて移動速度を低下させる(図3、5
4)。これにより閉鎖時の衝撃を低減している。障害物
によって妨害されることなく(ステップS107;
N)、全閉位置まで到達すると(ステップS108;
Y)、異常状態および異常表示を解除し(ステップS1
09)、その後、ドアの閉鎖を確実にするために一定距
離だけドアをさらに閉方向に移動させる閉鎖押付を行う
(ステップS110)。これにより、一連の開閉シーケ
ンスが正常に終了し、再度、検知スイッチ33が人の接
近を検知するまで、ドアを閉じた状態で待機することに
なる。
場合について図2および図4を参照して説明する。開動
作中に障害物等によってドアの移動が阻止されると(ス
テップS103;Y)、直ちにモータ34の駆動を停止
して開動作を中断し、エラー報知手段42上にエラー記
号を表示して異常表示を行う(ステップS111)。ド
アの移動動作が中断している間に(図4、61)作業者
等は、障害物の除去とドアの点検を行い(ステップS1
12)、その後、ドアを手動で全開位置まで移動させる
(ステップS113、図4、62)。
を、図示しない全開検知スイッチのオンによって認識し
たとき、CPU20は、異常状態を解除し、エラー報知
手段42上に異常が解除された旨の記号を表示する。そ
の後は、正常に全開位置まで開放した場合と同様にして
ドアを閉鎖する(ステップS105、S106、S10
7;N、S108;Y、S109、S110)。
よって一旦阻止され、リトライ動作で正常にドアが閉鎖
する場合について図2および図5を参照して説明する。
ドアの閉動作が障害物の挟み込み等によって妨害される
と(ステップS107;Y)、閉動作再実行手段26に
よってリトライ動作が行われる。すなわち、ドアの移動
方向を開方向に反転して全開位置まで開き(ステップS
115、図5、71)、タイムアップ後にドアの閉動作
を再び実行する(ステップS116;N、ステップS1
05、S106、図5、72)。
に接触したことによる場合には、通常、リトライ動作に
よってドアが開いた際にその人が通過し終えるので、次
の閉動作では同じ人や荷物に妨害されることなくドアが
閉まることになる(図5、72)。また、リトライ動作
による閉動作中に新たに他の人や荷物に接触した場合に
は、接触によるドアの停止位置73が通常、前回の停止
位置と相違する。
よりドアの移動が阻止され停止したとき、ドアの停止位
置と当該位置で停止した回数とをRAM32に記憶する
ようになっている。そして、リトライ動作で再度、閉動
作が妨害されたとき、前回の停止位置と今回の停止位置
とが略一致するか否かを判定し、一致しない場合には、
停止回数を1回に戻し、この停止回数が3回を越えない
間は(ステップS116;N)、リトライ動作を繰り返
すようになっている。
よって阻止され、リトライ動作を繰り返しても妨害が解
除されない場合について図2および図6を参照して説明
する。荷物などの障害物81がドアの閉鎖進路上に放置
されている場合には、図6に示すように、リトライ動作
を行った際のドアの停止位置80が毎回、連続して略同
一になる。そこで、障害物等による妨害により3回連続
して略同一の位置でドアが停止した場合には(ステップ
S116;Y)、全開位置までドアを開放した状態で閉
動作を中断し、エラー報知手段42に異常表示を行う
(ステップS117)。
(図6、82)、作業者等は障害物の除去とドアの点検
を行い(ステップS118)、障害物の撤去等が終了し
てからドアを手動で全開位置よりもさらに開方向へ押し
つけ、わずかに移動させる(ステップS119;Y、図
6、83)。
れたことを、ホールセンサ36からパルス信号が出力さ
れたことを基に認識し、中断を解除してドアの閉動作を
再開する。障害物は、中断中に撤去されているので、今
回は、正常に全閉位置まで閉鎖することになる(ステッ
プS106、S107;N、S108;Y、S109、
S110、図6、84)。また、手動で移動された後に
行う閉動作84では、ドアの閉鎖が完了するまでの間、
検知スイッチ33の検知状態を無視し、必ずドアを全閉
させるようになっている。そして、ドアが全閉したと
き、異常状態を解除し(図6、85)、異常が解除され
た旨の記号をエラー報知手段42に表示するようになっ
ている。
妨害による中断を、ドアが全開位置まで手動で移動され
た際に解除するようにしたが、必ずしも全開位置まで移
動させる必要はなく、微少量移動された際に中断を解除
してもよい。また閉動作において、ドアを全開位置より
もさらに開方向へ手動で押しつけた際に中断を解除する
ようにしたが、ドアが閉方向に手動で微少量移動された
際に、中断を解除するようにしてもよい。なお、この場
合には、閉動作のストローク量を的確に認識するため、
一旦、ドアを全開位置まで引き戻し開放してから閉動作
に移行することが望ましい。また、実施の形態では、リ
トライ動作の上限を3回に設定したが、この回数は適宜
に設定可能である。
路38やA/D変換回路39を用いてドアの移動速度を
認識するようにしたが、ホールセンサ36の出力するパ
ルス信号をCPU20で直接カウントし、またその周期
を識別することで、ドアの移動量や移動速度を認識する
ようにしてもよい。
の開閉制御方法によれば、障害物の挟み込み等により中
断させた扉の移動動作が、障害物等を除去した後等に扉
を手動で移動するだけ再開され中断が解除されるので、
通常の動作状態への復帰を容易に行うことができる。
回路構成を示すブロック図である。
行う処理の流れを示す流れ図である。
す説明図である。
シーケンスを示す説明図である。
阻止され、リトライ動作で正常にドアが閉鎖する場合の
動作シーケンスを示す説明図である。
され、リトライ動作を繰り返しても妨害が解除されない
場合の動作シーケンスを示す説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】所定の駆動源による扉の開閉動作を制御す
る扉開閉制御装置において、 前記駆動源による前記扉の移動動作が妨害されたことを
検出する異常検出手段と、前記駆動源による前記扉の移
動動作を中断させる中断手段と、前記扉が手動で移動さ
れたことを検出する手動移動検出手段と、前記扉の移動
動作の中断を解除する解除手段とを備え、 前記中断手段は、前記駆動源による前記扉の移動動作が
妨害されたことを前記異常検出手段が検出した際に前記
駆動源による前記扉の移動動作を中断させるものであ
り、 前記手動移動検出手段は、前記中断手段が前記駆動源に
よる前記扉の移動動作を中断させている間に前記扉が手
動で移動されたことを検出するものであり、 前記解除手段は、前記扉が手動で移動されたことを前記
手動移動検出手段が検出したとき、前記中断手段による
前記扉の移動動作の中断を解除するものであることを特
徴とする扉開閉制御装置。 - 【請求項2】所定の駆動源による扉の開閉動作を制御す
る扉開閉制御装置において、 前記駆動源による前記扉の開方向への移動動作が妨害を
受けて阻止されたことを検出する異常検出手段と、前記
駆動源による前記扉の移動動作を中断させる中断手段
と、前記扉が手動で移動されたことを検出する手動移動
検出手段と、前記扉の移動動作の中断を解除する解除手
段とを備え、 前記中断手段は、前記駆動源による前記扉の開方向への
移動動作が妨害を受けて阻止されたことを前記異常検出
手段が検出したとき前記駆動源による前記扉の移動動作
を直ちに中断させるものであり、 前記手動移動検出手段は、前記駆動源による前記扉の開
方向への移動動作が妨害を受けて阻止されたことに基づ
いて前記中断手段が前記駆動源による前記扉の移動動作
を中断させている間に前記扉が手動で全開位置まで移動
されたことを検出するものであり、 前記解除手段は、前記扉が手動で全開位置まで移動され
たことを前記手動移動検出手段が検出したとき、前記中
断手段による前記扉の移動動作の中断を解除するもので
あることを特徴とする扉開閉制御装置。 - 【請求項3】所定の駆動源による扉の開閉動作を制御す
る扉開閉制御装置において、 前記駆動源による前記扉の閉方向への移動動作が妨害を
受けて阻止されたことを検出する異常検出手段と、前記
妨害によって前記扉の閉方向への移動動作が阻止された
ことを前記異常検出手段が検出したとき前記駆動源によ
って前記扉を一旦開いた後閉方向への移動動作を再実行
させる閉動作再実行手段と、前記駆動源による前記扉の
移動動作を中断させる中断手段と、前記扉が手動で移動
されたことを検出する手動移動検出手段と、前記扉の移
動動作の中断を解除する解除手段とを備え、 前記中断手段は、前記駆動源による前記扉の閉方向への
移動動作が妨害を受けて阻止された際の扉の停止位置が
複数回連続して略同一であったとき、前記駆動源による
前記扉の移動動作を中断させるものであり、 前記手動移動検出手段は、前記中断手段が前記駆動源に
よる前記扉の移動動作を中断させている間に前記扉が手
動で移動されたことを検出するものであり、 前記解除手段は、前記扉が手動で移動されたことを前記
手動移動検出手段が検出したとき、前記中断手段による
前記扉の移動動作の中断を解除するものであることを特
徴とする扉開閉制御装置。 - 【請求項4】前記中断手段は、前記駆動源による前記扉
の閉方向への移動動作が妨害を受けて阻止された際の扉
の停止位置が複数回連続して略同一であったとき、前記
扉を全開位置まで開いた後前記駆動源による前記扉の移
動動作を中断させるものであることを特徴とする請求項
3記載の扉開閉制御装置。 - 【請求項5】所定の駆動源によって開閉される扉の開閉
制御方法において、 前記駆動源による前記扉の移動動作が妨害を受けたと
き、前記駆動源による前記扉の移動動作を中断させると
ともに、前記駆動源による前記扉の移動動作を中断させ
ている間に前記扉が手動で移動されたとき前記中断を解
除することを特徴とする扉の開閉制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17832398A JP3626013B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 扉開閉制御装置 および扉の開閉制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17832398A JP3626013B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 扉開閉制御装置 および扉の開閉制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000008702A true JP2000008702A (ja) | 2000-01-11 |
JP3626013B2 JP3626013B2 (ja) | 2005-03-02 |
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JP17832398A Expired - Fee Related JP3626013B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 扉開閉制御装置 および扉の開閉制御方法 |
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JP2007138631A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Nippon Jido Door Kk | ドア装置 |
JP2008069616A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Howa:Kk | 自動ドア装置 |
JP2008215022A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Toyota Auto Body Co Ltd | リニアモータ式自動ドア |
JP2008248555A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toyota Auto Body Co Ltd | リニアモータ式自動ドア |
JP2012083555A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Seiko Epson Corp | 投射型表示装置及びその制御方法 |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP17832398A patent/JP3626013B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007138631A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Nippon Jido Door Kk | ドア装置 |
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JP3626013B2 (ja) | 2005-03-02 |
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