JP2000008481A - 角形鋼管柱の梁接合構造および接合方法 - Google Patents

角形鋼管柱の梁接合構造および接合方法

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JP2000008481A JP17313998A JP17313998A JP2000008481A JP 2000008481 A JP2000008481 A JP 2000008481A JP 17313998 A JP17313998 A JP 17313998A JP 17313998 A JP17313998 A JP 17313998A JP 2000008481 A JP2000008481 A JP 2000008481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角形鋼管柱内にナットを精度良く容易にセッ
トでき、通常の高力ボルトを用いて梁の接合を簡単に、
精度良く、低コストで行えるようにする。 【解決手段】 複数のナット4が取付けられたナット保
持プレート3を角形鋼管柱1の内面に重ね、梁端部を上
記ナット4にねじ込んだボルトで鋼管柱1に接合する。
角形鋼管柱1には、プレート取付孔9および位置決め孔
10を設ける。ナット保持プレート3には、被取付孔1
1および位置決めガイド孔12を設ける。位置決めガイ
ド孔11は、角形鋼管柱1の位置決め孔10に挿通され
た位置決め治具が遊嵌可能である。位置決めガイド孔1
2は一端が次第に窄まっており、その窄まり端に位置決
め治具が係合した状態で、角形鋼管柱1のプレート取付
孔9とナット保持プレート3の被取付孔11とを整合さ
せる。ナット保持プレート3は、プレート取付孔9から
被取付孔11に挿入した軸状の締め付け具で角形鋼管柱
に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、角形鋼管柱にお
ける高力ボルト等による梁接合構造および接合方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】角形鋼管柱にH形鋼などからなる鉄骨梁
を接合する方法として、 (1) 梁端部に取付けたエンドプレートやスプリット
ティーなどの柱接合部材をワンサイドボルトで角形鋼管
柱に接合するもの。 (2) 鉄骨梁の端部を直接に角形鋼管柱に溶接するも
の。 (3) 梁との接合のためのボルト挿通孔を形成した角
形鋼管柱の内面に、上記ボルト挿通孔に整合するねじ孔
を形成したプレートを配置し、鉄骨梁の端部の柱接合部
材のボルト挿通孔から角形鋼管柱のボルト挿通孔に通し
たボルトを上記プレートのねじ孔に螺着させることによ
り、梁を角形鋼管柱に接合するもの。 などが有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(1)の梁接
合方法では、高価なワンサイドボルトが多数必要であ
り、またワンサイドボルトで鉄骨梁を接合する角形鋼管
柱の仕口部を強度確保のために増肉加工するなどの処理
も必要になり、コストが高くつくという問題点が有る。
また、(2)の接合方法では、溶接個所の品質確保が容
易でなく、角形鋼管柱に対して鉄骨梁を仮組みするのに
高いコストがかかるという問題点が有る。さらに、
(3)の接合方法では、鋼管柱の裏面に配置するプレー
トにねじ孔の切りしろを確保し、所定の耐力を確保する
ために、十分なプレート厚が必要となり、寸法精度や位
置精度を上げられないという問題点が有る。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、角
形鋼管柱内にナットを精度良く容易に設置できて、低コ
ストで簡単にかつ高精度に柱・梁の接合が行える角形鋼
管柱の梁接合構造および接合方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の角形鋼管柱の
梁接合構造は、複数のナットが取付けられたナット保持
プレートを角形鋼管柱の内面に重ね、梁端部の柱接合部
材および前記角形鋼管柱に設けられたボルト挿通孔から
前記ナットにねじ込んだボルトにより、前記梁と角形鋼
管柱とを接合する梁接合構造である。この梁接合構造に
おいて、前記角形鋼管柱には、プレート取付孔および位
置決め孔を設け、前記ナット保持プレートには、被取付
孔および位置決めガイド孔を設ける。この位置決めガイ
ド孔は、角形鋼管柱の前記位置決め孔に挿通された位置
決め治具が遊嵌可能でかつ角形鋼管柱長さ方向の一端が
次第に窄まり、その窄まり端に前記位置決め治具が係合
した状態で、角形鋼管柱のプレート取付孔とナット保持
プレートの被取付孔とを整合させるものとする。ナット
保持プレートは、前記プレート取付孔から被取付孔に挿
入した軸状の締め付け具で前記角形鋼管柱に取付ける。
この構成の角形鋼管柱の梁接合構造によると、角形鋼管
柱の内部にナット保持プレートを取付けるため、普通の
高力ボルト等のボルトを用いて柱梁の接合が行える。そ
のため、ワンサイドボルトを用いる場合に比べて部品コ
ストが節減できる。また、ボルト接合とするため、溶接
の場合と異なり、仮組が不要で精度良く接合できる。ナ
ット保持プレートは、角形鋼管柱の内部に挿入し、角形
鋼管柱に設けられた位置決め孔からナット保持プレート
の位置決めガイド孔に位置決め治具を挿入した状態で、
さらに角形鋼管柱の内部に挿入することにより、位置決
め治具と位置決めガイド孔の窄まり部とで案内されて角
形鋼管柱の所定位置に配置される。このため、簡単に精
度良くナット保持プレートの位置決めが行え、各ナット
を精度良く位置決めできる。したがって、梁の接合に際
してボルト接合が精度良く行える。また、ナット保持プ
レートは、梁の接合前に各ボルトを鋼管柱の所定位置に
保持できるものであれば良く、梁の接合強度には影響し
ないため、板厚の薄いもので足りる。このため、角形鋼
管柱の隣合う2面に梁の接合を行う場合にも、ナット保
持プレートの厚みのために2面の角部のナットが互いに
近づいて干渉し合うことがなく、ナット配置ができない
範囲が少なくて済む。
【0006】前記軸状の締め付け具はワンサイドボルト
としても良い。この明細書で、「ワンサイドボルト」と
は、被締付け材の片面側からの操作で、被締付け材の他
の片面側に頭部がボルト挿通孔に係合するように形成さ
れ、被締付け材を締め付けることができる軸状締め付け
具のことであり、片側締め込みリベット、あるいはブラ
インドボルトと呼ばれるもの等を含む。この構成の場
合、位置決めされたナット保持プレートの角形鋼管柱へ
の取付け作業が、角形鋼管柱の外部からの作業だけで簡
単に行える。このワンサイドボルトは、梁の接合強度に
影響せず、ナット保持プレートを仮保持できるものであ
れば良いため、細いもので足りる。ナット保持プレート
の前記位置決めガイド孔は、角形鋼管柱の長手方向に離
して複数設けても良い。この構成の場合、ナット保持プ
レートは角形鋼管柱の長手方向に離れた複数箇所で位置
決めできるため、角形鋼管柱の長手方向の位置だけでな
く、長手方向に対する傾きも規制でき、ナット保持プレ
ートの位置決めをより高精度に行うことができる。ま
た、前記ナット保持プレートの一端に、角形鋼管柱の内
側に曲げられた曲り片を設け、ナット保持プレートの引
き込み用索材に設けられたフックに係合する引っ掛け孔
を前記曲り片に設けても良い。この構成の場合、索材を
用いてナット保持プレートを簡単に角形鋼管柱の内面の
所定位置に移動させることができ、位置決め後には索材
を引き戻すことで、索材のフックをナット保持プレート
から簡単に外すことができる。また、ナット保持プレー
トに設けた曲り片があるため、ナット保持プレートの先
端縁が角形鋼管柱の内面に引っ掛かることがなく、滑り
易くなり、引き込みをより円滑に行うことができる。さ
らに、前記ナット保持プレートに、位置決めガイド孔の
窄まり部の縁部に沿って、窄まり端側へ次第に高くなる
案内鍔を設け、この案内鍔は、位置決め治具の頭部に係
合してナット保持プレートの角形鋼管柱内面からの浮き
上がりを抑制するものとしても良い。この構成の場合、
位置決めガイド孔の案内鍔に位置決め治具の頭部が係合
した状態でナット保持プレートが角形鋼管柱内面に位置
決めされるので、その位置決め状態においてナット保持
プレートが浮き上がらず、軸状締め付け具の挿入による
角形鋼管柱内面へのナット保持プレートの仮止めを容易
に行うことができる。
【0007】この発明の角形鋼管柱の梁接合方法は、以
下の手順により角形鋼管柱に梁を接合するものである。
先ず、ボルト挿通孔に整合してナットが取付けられかつ
一端が窄まる形状の位置決めガイド孔および被取付孔を
有するナット保持プレートを、角形鋼管柱の内部に挿入
する。次に、角形鋼管柱に設けられた位置決め孔からナ
ット保持プレートの位置決めガイド孔に位置決め治具を
挿入し、この治具挿入後にさらにナット保持プレートを
角形鋼管柱の内部に挿入する。これにより、前記位置決
め治具と位置決めガイド孔の窄まり部とで案内してナッ
ト保持プレートを角形鋼管柱の内面の所定位置に配置す
る。この配置状態で互いに整合した角形鋼管柱のプレー
ト取付孔とナット保持プレートの被取付孔とで軸状の締
め付け具によりナット保持プレートを角形鋼管柱に止め
付ける。次に、梁端部の柱接合部材および前記角形鋼管
柱に設けられたボルト挿通孔から前記ナットにボルトを
ねじ込んで前記梁を前記角形鋼管柱に接合する。この方
法によれば、角形鋼管柱の内面に重ねたナット保持プレ
ートを、位置決め治具と位置決めガイド孔の窄まり部と
で案内して位置決めし、軸状の締め付け具でナット保持
プレートを角形鋼管柱に仮止めするので、角形鋼管柱へ
の梁接合を低コストで簡単かつ高精度に行うことができ
る。
【0008】前記ナット保持プレートは、位置決めガイ
ド孔の窄まり部の縁部に沿って、窄まり端側へ次第に高
くなる案内鍔を有するものとし、ナット保持プレートの
角形鋼管柱の内部への挿入に伴って、位置決め治具の頭
部と前記案内鍔との係合によりナット保持プレートを角
形鋼管柱の内面に押し付け、前記位置決め治具は、角形
鋼管柱の位置決め孔内で回転可能で前記頭部が偏心した
形状のものを用い、前記軸状の締め付け具によるナット
保持プレートの取付後に、前記位置決め治具を回転させ
て前記位置決め孔から抜き出すようにしても良い。この
構成の場合、位置決めガイド孔の案内鍔に位置決め治具
の頭部が係合した状態でナット保持プレートが角形鋼管
柱内面に位置決めされるので、その位置決め状態におい
てナット保持プレートが浮き上がらず、角形鋼管柱内面
へのナット保持プレートの仮止めを容易に行うことがで
きる。また、ナット保持プレートを軸状の締め付け具で
角形鋼管柱内面に仮止めした後に、締め付け具を簡単に
取り外すことができる。この発明の角形鋼管柱の梁接合
方法において、前記位置決め治具は、雄ねじ部を有する
軸体の先端に起倒自在な頭部を有し、前記雄ねじ部にナ
ットが螺合し、かつ前記頭部の起倒操作部材を有するも
のを用いても良い。この位置決め治具を用いた場合、ナ
ット保持プレートと角形鋼管柱の管壁とを位置決め治具
の頭部部材とナットとで挟み込んだ状態で、前記軸状の
締め付け具によるナット保持プレートの角形鋼管柱への
止め付けを行う。この方法の場合、ナット保持プレート
に前記案内鍔を設けなくても、ナット保持プレートの止
め付けのための軸状締め付け具の挿入時におけるナット
保持プレートの浮き上がりが防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図6と共に説明する。この実施形態の角形鋼管柱の梁
接合構造は、図6に示すように、複数のナット4が溶接
により取付けられたナット保持プレート3を角形鋼管柱
1の内面に重ね、梁端部の柱接合部材5および角形鋼管
柱1に設けられたボルト挿通孔6,7から上記ナット4
にねじ込んだボルト8により梁2を角形鋼管柱1に接合
するものである。
【0010】図1に示すように、角形鋼管柱1には、上
記ボルト挿通孔7の他に、上記ナット保持プレート3を
止め付けるためのプレート取付孔9、および後述する位
置決め治具14の挿通が可能な位置決め孔10を設け
る。ナット保持プレート3には、ナット4のねじ孔に整
合するボルト挿通孔(図示せず)の他に、被取付孔11
および位置決めガイド孔12を設ける。
【0011】ナット保持プレート3の被取付孔11は、
角形鋼管柱1の長手方向に対応するプレート両端部に近
い位置に各々設ける。角形鋼管柱1のプレート取付孔9
は、ナット保持プレート3を角形鋼管柱1の内面に位置
決めした状態で、上記被取付孔11に整合するように設
ける。ナット保持プレート3の位置決めガイド孔12
は、角形鋼管柱1の長手方向に離して複数(ここでは2
つ)設ける。また、このガイド孔12は、ナット保持プ
レートの幅方向中央位置に設ける。
【0012】位置決めガイド孔12は、幅方向の両側へ
テーパ状に広がる拡幅部12aと、この拡幅部12aの
窄まり端から角形鋼管柱1の長手方向に延びるととも
に、その先端側が次第に窄まる窄まり部12bとからな
り、その窄まり部12bの縁部に沿って、窄まり端側へ
次第に高くなる案内鍔13を設ける。この位置決めガイ
ド孔12には、角形鋼管柱1の位置決め孔10に挿通さ
せる位置決め治具14(図3)が遊嵌可能である。位置
決めガイド孔12における窄まり部12bの窄まり端に
上記位置決め治具14が係合した状態で、角形鋼管柱1
のプレート取付孔9とナット保持プレート3の被取付孔
11、および角形鋼管柱1のボルト挿通孔7とナット保
持プレート3のナット4とが整合するように、角形鋼管
柱1側のプレート取付孔9、ボルト挿通孔7および位置
決め孔10と、ナット保持プレート3側の被取付孔1
1、ナット4および位置決めガイド孔12の位置を決め
る。
【0013】上記ナット保持プレート3の一端(位置決
めガイド孔12の拡幅部12aが向く側の端部)には、
角形鋼管柱1の内側に曲げられた曲り片15を設ける。
この曲り片15の幅方向中間位置には、ナット保持プレ
ート3の引き込み用索材16に設けられたフック17
(図2)に係合する引っ掛け孔18を設ける。なお、ナ
ット保持プレート3の軽量化が必要であれば、例えば図
1に鎖線で示すように、切欠孔からなる切除部19を設
けても良く、また後に図9(A)と共に説明するように
分割型のプレートとしても良い。
【0014】次に、図2を参照して、上記ナット保持プ
レート3を角形鋼管柱1の内面に止め付ける作業手順を
説明する。先ず、ナット保持プレート3の一端の曲り片
15に設けた引っ掛け孔18に、引き込み用索材16に
設けられたフック17を係合させた状態で、角形鋼管柱
1の内部に引き込み用索材16を通して、この索材16
を引くことにより、ナット保持プレート3を角形鋼管柱
1内に引き込む(図2(A))。このとき、ナット保持
プレート3の引き込み先端側に、角形鋼管柱1の内側に
曲げられた曲り片15が設けられているため、角形鋼管
柱1の内面に多少の凹凸があっても、ナット保持プレー
ト3を円滑に引き込むことができる。
【0015】ナット保持プレート3がプレート取付位置
に近いところまで引き込まれた状態、すなわちナット保
持プレート3における位置決めガイド孔12の拡幅部1
2aが角形鋼管柱1の位置決め孔10に重なる状態で、
角形鋼管柱1の位置決め孔10に位置決め治具14を挿
通し、位置決め治具14の先端部をナット保持プレート
3における位置決めガイド孔12の拡幅部12aに遊嵌
させる(図2(B))。このとき、位置決め治具14の
回動位置は、図3に示すように、その頭部14cが軸心
から位置決めガイド孔12の幅方向に向く姿勢となるよ
うにする。位置決め治具14は、図3および図4に示す
ように、角形鋼管柱1の位置決め孔10に回転可能に嵌
合する円筒状の筒体14aと、この筒体14aに回転自
在に貫通する軸部14bと、軸部14bの上端に設けら
れ軸部14bに対して偏心位置とした頭部14cと、軸
部14bの下端に設けられたハンドル14dとを有す
る。筒体14aの下部には、筒体が角形鋼管柱1の位置
決め孔10から角形鋼管柱1の内側に突入するのを阻止
する規制鍔41aaを有する。
【0016】図2(B)の状態から、引き込み用索材1
6によりナット保持プレート3をさらに引き込んで、位
置決め治具14の軸部14bを位置決めガイド孔12に
おける窄まり部12aの窄まり端に係合させる(図2
(C))。このとき、ナット保持プレート3は、位置決
め治具14と位置決めガイド孔12の窄まり部12bと
で案内されるので、ナット保持プレート3の被取付孔1
1が角形鋼管柱1のプレート取付孔9に、またナット保
持プレート3の各ナット4が角形鋼管柱1のボルト挿通
孔7にそれぞれ精度よく整合する。しかも、位置決めガ
イド孔12は角形鋼管柱1の長手方向に離して2つ設け
られ、各位置決めガイド孔12に対して、それぞれ位置
決め治具14が係合するので、ナット保持プレート3の
幅方向や回転方向の位置決めも行われる。さらに、図3
に示すように、上記引き込み動作に伴い、位置決め治具
14の頭部14cが、位置決めガイド孔12における窄
まり部12bの縁部に沿って設けられた案内鍔13に係
合するので、ナット保持プレート3が角形鋼管柱1の内
面から浮き上がるのを抑制することができる。これによ
り、以後のナット保持プレート取付け作業を容易に行う
ことができる。
【0017】この後、角形鋼管柱1のプレート取付孔9
から、ナット保持プレート3の被取付孔11に軸状の締
め付け具であるワンサイドボルト20を挿入して、ナッ
ト保持プレート3を角形鋼管柱1の内面に止め付ける
(図2(D))。この場合のワンサイドボルト20は、
単にナット保持プレート3を保持できるものであれぱ良
いため、大きな締め付け力が不要で、細い安価なもので
済む。このため、ワンサイドボルト20は、例えば図5
に示すような簡易な構成のもので済む。同図のワンサイ
ドボルト20は、ピン21とこれに外嵌したスリーブ2
2とで構成され、工具23でピンテール21aを把持し
てスリーブ22を圧縮することにより、同図(B)のよ
うにスリーブ22の先端に頭部22aが塑性変形で形成
されるものである。この状態でスリーブ22の後端の大
径部22bを縮径させてピン21の凹凸面部に止め付け
ることにより、被締め付け材(この例では角形鋼管柱1
の管壁とナット保持プレート3)とが挟み付けられる。
ピンテール21aは締め付け完了時に剪断され、除去さ
れる。このようにワンサイドボルト20を用いることに
より、角形鋼管柱1の外側だけからの作業で容易にボル
ト接合が行える。なお、ワンサイドボルト20は、同図
のものの他に、各種の構成のものが使用できる。また、
ワンサイドボルト20に代えて、他の軸状の締め付け具
を用いても良い。
【0018】ワンサイドボルト20によるナット保持プ
レート3の角形鋼管柱1への止め付けが終了すると、引
き込み用索材16を引き込み方向と逆の方向に引いて、
ナット保持プレート3における曲り片15の引っ掛け孔
18から引き込み用索材16のフック17を外す。さら
に、位置決め孔10から位置決めガイド孔12の窄まり
部12bにわたって挿入されている位置決め治具14を
これらの孔から引き抜く。この引き抜き動作は、図3に
示す状態から、図4に示すように、位置決め治具14の
頭部14cが位置決めガイド孔12における窄まり部1
2bの案内鍔13から係合解除されるまで、位置決め治
具14をそのハンドル14dで回動させることにより容
易に引き抜くことができる。
【0019】以上のように内面にナット保持プレート3
を止め付けた角形鋼管柱1に対し、図6のように梁2の
端部の柱接合部材5をボルト接合することにより、角形
鋼管柱1に梁2を接合する。すなわち、柱接合部材5お
よび角形鋼管柱1に設けたボルト挿通孔6,7から挿入
したボルト8を、ナット保持プレート3のナット4にね
じ込むことにより、角形鋼管柱1に梁2を接合する。ボ
ルト8には、通常の高力ボルト等が使用できる。図6に
おいて、梁2はH形鋼からなり、柱接合部材5はスプリ
ットティからなる。上下の柱接合部材5は、先に梁2に
取付けておき、この後に角形鋼管柱1にボルト接合す
る。柱接合部材5は、その横片5bを梁2の上下フラン
ジ2a,2bに重ね、高力ボルト等のボルト25により
梁2に締付け固定する。角形鋼管柱1には柱接合部材5
の縦片5aをボルト締めする。
【0020】なお、上記の説明では、説明を簡単にする
ために角形鋼管柱1の1つの内面にナット保持プレート
3を止め付ける場合につき説明したが、角形鋼管柱1に
接合する梁2の本数,方向に応じて、角形鋼管柱1の4
つの内面のうち、2〜4面にナット保持プレート3を止
め付けても良い。隣接する2つの内面にナット保持プレ
ート3を止め付ける場合は、図7に示すように隣接する
プレート側縁に近いナット4,4同志が近接することに
なる。しかし、ナット保持プレート3は柱・梁の接合強
度に影響せず、板厚の薄いもので良いため、できるだけ
薄いものを使用することで、直角に隣合うナット4,4
同志の干渉が避けられる。
【0021】なお、前記実施形態では柱接合部材5をエ
ンドプレートとしたが、図8に示すように、梁2の端部
の柱接合部材5をエンドプレートとしても良い。また、
前記実施形態ではナット保持プレート3に案内鍔13を
設けたが、案内鍔13は必ずしも設けなくても良い。ま
た、前記実施形態では専用の位置決め14を用いたが、
シノ等の汎用の工具を位置決めガイド孔12に差し込む
位置決め治具として使用しても良い。
【0022】図9は、この発明の梁接合構造および接合
方法で用いられるナット保持プレートの各種変形例を各
々示す。図9(A)に示すナット保持プレート3Aは、
2枚の分割プレート3a,3bを互いに離して設け、複
数本の連結材41,42で両分割プレート3a,3bを
連結したものとしてある。各分割プレート3a,3b
は、複数のナット4を溶接し、位置決めガイド孔12お
よび被取付孔11を設けたものである。連結材41,4
2は、棒状の部材であり、この例ではリボン状の板材を
用いているが、鋼線であっても良い。連結材41,42
の両端は、溶接またはピン等で分割プレート3a,3b
に接合される。被取付孔11は、この例では、各分割プ
レート3a,3bにつき幅方向の2か所に設けてある。
ナット保持プレート3Aのその他の構成は、図1と共に
説明したナット保持プレート3と同じである。この分割
型のナット保持プレート3Aを用いた場合、ナット保持
プレート3Aがさらに軽量化できる。また、両分割プレ
ート3a,3bに、同じ構成のものを用いることで、生
産性が向上する。その場合、曲り片15を有する分割プ
レート3aは、曲り片15を有しない分割プレート3b
を準備しておき、その後に曲り片15を折曲形成する。
【0023】図9(B)に示すナット保持プレート3B
は、図1のナット保持プレート3に、長手方向に沿うリ
ブ43を設けたものである。リブ43は、複数本(例え
ば2本)平行に設けられる。リブ43は、ナット保持プ
レート3Bに溶接したものであっても良く、またナット
保持プレート3Bが薄い場合は、2重の折り返し片とし
て曲げ加工したものであっても良い。このようにリブ4
3を設けることで、ナット保持プレート3Bの長手方向
の剛性を高めることができ、これによりナット保持プレ
ート3Bにより一層薄いプレートが使用できる。
【0024】図9(C)に示すナット保持プレート3C
は、図1に示すナット保持プレート3において、曲げ片
15を省略し、曲げ片15に代えて、ナット保持プレー
ト3Cの鋼管接触面における長手方向の端部に面取部4
4を設けたものである。このように面取部44を設けて
も、ナット保持プレート3Cの円滑な移動が行える。な
お、このように面取部44を設けるのは、ナット保持プ
レートが一定以上の板厚を有するものである場合に効果
的である。
【0025】図10は、変形例にかかる位置決め治具5
1を用いた場合のナット保持プレート位置決め過程を示
し、図11にその変形例の位置決め治具51を拡大して
示す。この位置決め治具51は、軸体52の先端にこの
治具の頭部となる頭部部材53を起倒自在に設け、かつ
頭部部材53の起倒操作部材54を設けたものである。
軸体52は、雄ねじ部52aを有し、ナット55が螺合
している。頭部部材53は、軸体52の先端付近に軸方
向に沿って設けられた収容スリット56内に収容可能な
ものであり、頭部部材53の中央で両側に突出する支持
ピン57が、軸体52に設けられたガイドスリット58
に移動自在でかつ回転自在に係合している。ガイドスリ
ット58は、軸体52に、収容スリット56から90°
回転した位置に軸方向に沿って設けられている。頭部部
材53は、一端部53aが円弧状に形成され、かつばね
部材59により支持ピン57が軸体52の先端側へ付勢
されている。この付勢により、頭部部材53は、自然状
態では、収容スリット56の軸体先端側の端面に押し付
けられ、図11(B)のように軸体52と直交して両端
が軸体52から突出する姿勢を維持する。起倒操作部材
54は、頭部部材53をばね部材59の付勢力に抗して
倒し、収容スリット56内に収める操作を行う部材であ
る。起倒操作部材54は、この例ではワイヤロープ等の
紐状体とし、軸体52に長手方向に沿って設けた溝から
なる操作部材挿通路60内に挿通されている。起倒操作
部材54の一端は頭部部材53に結合され、他端は軸体
52の基端から突出して輪状の操作部54aとされてい
る。
【0026】図11の位置決め治具51を用いた場合に
おける図1のナット保持プレート3の位置決め過程を図
10と共に説明する。ナット保持プレート3を角形鋼管
柱1内に概略位置まで挿入することは、図2と共に説明
した方法と同じである。位置決め治具51は、起倒操作
部材54を引くことにより頭部部材53を軸体52の収
容スリット56内に倒れ状態に収めた状態で、角形鋼管
柱1の位置決め孔10およびナット保持プレート3の位
置決めガイド孔12にわたって挿入する。挿入後、起倒
操作部材54を放すことで、頭部部材53は図11
(B)のように両側に突出する。この状態で、ナット保
持プレート3の移動を進めることで、図10(A),
(B)に示すように、ナット保持プレート3が位置決め
治具51に当たって位置決めされると、位置決め治具5
1のナット55を締め込み、位置決め治具51のナット
55と頭部部材53との間でナット保持プレート3およ
び角形鋼管柱1の管壁を挟み込む。これにより、ナット
保持プレート3の浮き上がりが防止され、この浮き上が
り防止状態で、ワンサイドボルト20(図2(D))等
の軸状締め付け具の挿入が行える。なお、頭部部材53
は、案内鍔13に係合することになるが、この構成の位
置決め治具51を用いる場合は、案内鍔13は必ずしも
設けなくてもよい。ワンサイドボルト20等によるナッ
ト保持プレート3の取付けが終わると、位置決め治具5
1を取り外す。この取り外しは、ナット55を緩めるこ
とで、頭部部材53が倒れるため、そのまま引き抜くだ
けで行える。
【0027】
【発明の効果】この発明の角形鋼管柱の梁接合構造およ
び接合方法によると、角形鋼管柱内にナットを精度良く
容易に設置できて、低コストで、簡単にかつ高精度に柱
・梁の接合を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る角形鋼管柱の梁接
合構造における角形鋼管柱とナット保持プレートとの分
解斜視図である。
【図2】角形鋼管柱内面へのナット保持プレートの仮止
め手順を示す説明図である。
【図3】(A),(B)は各々位置決めガイド孔への位
置決め治具の係合状態を示す平面図および縦断面図であ
る。
【図4】(A),(B)は各々位置決めガイド孔から位
置決め治具を外す動作を示す平面図および縦断面図であ
る。
【図5】角形鋼管柱内面へのナット保持プレートの仮止
めに使用するワンサイドボルトの締結動作説明図であ
る。
【図6】この実施形態に係る角形鋼管柱の梁接合構造を
示す縦断面図である。
【図7】角形鋼管柱の隣接する内面間でのボルト、ナッ
トの干渉の有無を示す説明図である。
【図8】この発明の他の実施形態に係る角形鋼管柱の梁
接合構造を示す縦断面図である。
【図9】(A),(B)は各々ナット保持プレートの各
変形例を各々示す斜視図、(C)はさらに他のナット保
持プレートの変形例を示す部分側面図である。
【図10】(A),(B)は、各々変形例の位置決め治
具を用いた場合の位置決め治具の係合状態を示す平面図
および縦断面図である。
【図11】(A),(B)は各々位置決め治具の変形例
の正面図および平面図である。
【符号の説明】
1…角形鋼管柱 11…位置決めガイド
孔 2…梁 12b…窄まり部 3…ナット保持プレート 13…案内鍔 4…ナット 14…位置決め治具 5…柱接合部材 14c…頭部 6…柱接合部材のボルト挿通孔 15…曲り片 7…角形鋼管柱のボルト挿通孔 16…引き込み用索材 8…ボルト 17…フック 9…プレート取付孔 18…引っ掛け孔 10…位置決め孔 20…ワンサイドボ
ルト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のナットが取付けられたナット保持
    プレートを角形鋼管柱の内面に重ね、梁端部の柱接合部
    材および前記角形鋼管柱に設けられたボルト挿通孔から
    前記ナットにねじ込んだボルトにより、前記梁と角形鋼
    管柱とを接合する梁接合構造であって、前記角形鋼管柱
    に、プレート取付孔および位置決め孔を設け、前記ナッ
    ト保持プレートに、被取付孔および位置決めガイド孔を
    設け、この位置決めガイド孔は、角形鋼管柱の前記位置
    決め孔に挿通された位置決め治具が遊嵌可能でかつ角形
    鋼管柱長さ方向の一端が次第に窄まり、その窄まり端に
    前記位置決め治具が係合した状態で、角形鋼管柱のプレ
    ート取付孔とナット保持プレートの被取付孔とを整合さ
    せるものとし、前記プレート取付孔から被取付孔に挿入
    した軸状の締め付け具で前記ナット保持プレートを前記
    角形鋼管柱に取付けた角形鋼管柱の梁接合構造。
  2. 【請求項2】 前記軸状の締め付け具はワンサイドボル
    トである請求項1記載の角形鋼管柱の梁接合構造。
  3. 【請求項3】 前記ナット保持プレートの前記位置決め
    ガイド孔は、角形鋼管柱の長手方向に離して複数設けた
    請求項1または請求項2記載の角形鋼管柱の梁接合構
    造。
  4. 【請求項4】 前記ナット保持プレートの一端に、角形
    鋼管柱の内側に曲げられた曲り片を設け、ナット保持プ
    レートの引き込み用索材に設けられたフックに係合する
    引っ掛け孔を前記曲り片に設けた請求項1ないし請求項
    4のいずれかに記載の角形鋼管柱の梁接合構造。
  5. 【請求項5】 前記ナット保持プレートに、位置決めガ
    イド孔の窄まり部の縁部に沿って、窄まり端側へ次第に
    高くなる案内鍔を設け、この案内鍔は、位置決め治具の
    頭部に係合してナット保持プレートの角形鋼管柱内面か
    らの浮き上がりを抑制するものとした請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載の角形鋼管柱の梁接合構造。
  6. 【請求項6】 ボルト挿通孔に整合してナットが取付け
    られかつ一端が窄まる形状の位置決めガイド孔および被
    取付孔を有するナット保持プレートを、角形鋼管柱の内
    部に挿入し、角形鋼管柱に設けられた位置決め孔からナ
    ット保持プレートの位置決めガイド孔に位置決め治具を
    挿入し、この治具挿入後にさらにナット保持プレートを
    角形鋼管柱の内部に挿入することにより、前記位置決め
    治具と位置決めガイド孔の窄まり部とで案内してナット
    保持プレートを角形鋼管柱の内面の所定位置に配置し、
    この配置状態で互いに整合した角形鋼管柱のプレート取
    付孔とナット保持プレートの被取付孔とで軸状の締め付
    け具によりナット保持プレートを角形鋼管柱に止め付
    け、梁端部の柱接合部材および前記角形鋼管柱に設けら
    れたボルト挿通孔から前記ナットにボルトをねじ込んで
    前記梁を前記角形鋼管柱に接合する角形鋼管柱の梁接合
    方法。
  7. 【請求項7】 前記ナット保持プレートは、位置決めガ
    イド孔の窄まり部の縁部に沿って、窄まり端側へ次第に
    高くなる案内鍔を有するものとし、ナット保持プレート
    の角形鋼管柱の内部への挿入に伴って、位置決め治具の
    頭部と前記案内鍔との係合によりナット保持プレートを
    角形鋼管柱の内面に押し付け、前記位置決め治具は、角
    形鋼管柱の位置決め孔内で回転可能で前記頭部が偏心し
    た形状のものを用い、前記軸状の締め付け具によるナッ
    ト保持プレートの取付後に、前記位置決め治具を回転さ
    せて前記位置決め孔から抜き出すようにした請求項6記
    載の角形鋼管柱の梁接合方法。
  8. 【請求項8】 前記位置決め治具は、雄ねじ部を有する
    軸体の先端に起倒自在な頭部を有し、前記雄ねじ部にナ
    ットが螺合し、かつ前記頭部の起倒操作部材を有するも
    のとし、ナット保持プレートと角形鋼管柱の管壁とを位
    置決め治具の頭部部材とナットとで挟み込んだ状態で、
    前記軸状の締め付け具によるナット保持プレートの角形
    鋼管柱への止め付けを行う請求項6記載の角形鋼管柱の
    梁接合方法。
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