JP2000007857A - エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム組成物 - Google Patents

エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム組成物

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JP2000007857A
JP2000007857A JP17872198A JP17872198A JP2000007857A JP 2000007857 A JP2000007857 A JP 2000007857A JP 17872198 A JP17872198 A JP 17872198A JP 17872198 A JP17872198 A JP 17872198A JP 2000007857 A JP2000007857 A JP 2000007857A
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copolymer rubber
olefin
rubber
olefinic copolymer
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Sadakichi Sakanaka
貞吉 阪中
Junichi Kahon
順一 禾本
Toshiaki Fujiki
俊昭 藤木
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム組
成物に粘着性を付与することができ加工性を向上させる
ことができる。 【解決手段】 エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ム組成物において、バージンのエチレン・α−オレフィ
ン系共重合体ゴムと再生されたエチレン・α−オレフィ
ン系共重合体ゴムとの重量比が95:5〜75:25の
範囲で混ぜ合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン・α−オ
レフィン系共重合体ゴムの組成物に関するものであり、
詳しくは再生ゴムを混入したエチレン・α−オレフィン
系共重合体ゴム組成物を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ムは、耐オゾン性なども含めた耐候性や、耐摩耗性に優
れていることから、例えば建築物の屋根や廃棄物処分場
に敷設される防水シートや遮水シートなど常に暴露され
た状態での用途や、オゾンを発生する機械類の内部で用
いるロール、そして、摩擦の発生するような搬送ベルト
などの用途に用いられている。
【0003】エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム
を防水シート(土木用途の通常、遮水シートと呼ばれる
シートも含む)として用いる場合、通常、未加硫のエチ
レン・α−オレフィン系共重合体ゴムを押出機にてシー
ト状に押し出し、それを高圧高温の加硫缶中を通した
り、加熱ロールにて加圧することによって加硫して製造
している。
【0004】しかし、エチレン・α−オレフィン系共重
合体ゴムは未加硫の状態での加工性が悪く、具体的には
粘着性に劣るために加工助剤を加えるなどして粘着性を
付与して用いているのが現状である。そのままのエチレ
ン・α−オレフィン系共重合体ゴムでは、押出機のスク
リュー食込み性が悪く、全く食込まなかったり食込みが
不足して押し出したシートが十分な厚みにならなかった
りするという問題があった。
【0005】また、他にもロールへの食いつきが悪く、
加硫缶へ送ったり加硫ロールへ送る際にトラブルが発生
するという可能性もある。
【0006】そこで、エチレン・α−オレフィン系共重
合体ゴムの加工性を良くするために上記のように加工助
剤を加えて、エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム
の粘着性を増し、スクリュー食込み性やロールへの食い
つきを改善して製造上の加工性を良くするという工夫が
なされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エチレン・α
−オレフィン系共重合体ゴムに粘着性を付与する加工助
剤は材料の原価を上げる要因ともなっており、改善を望
まれている点でもあった。
【0008】本発明者らは加工助剤に代えて特定の条件
を満たした再生エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ムをバージンのエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ムに加えることによって、加工助剤を加えた場合と同じ
ような粘着性が得られ、エチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムの加工性を同等以上に改善できるということ
を見出し、そのエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ム組成物をここに提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような課
題を達成するために、請求項1ではエチレン・α−オレ
フィン系共重合体ゴム組成物においてエチレン・α−オ
レフィン系共重合体ゴムと再生されたエチレン・α−オ
レフィン系共重合体ゴムとの重量比が95:5〜75:
25の範囲で混ぜ合わされたことを特徴としている。
【0010】エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム
に再生のエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムを上
記のような割合で混ぜ合わせることによってエチレン・
α−オレフィン系共重合体ゴム組成物に粘着性を付与す
ることができ加工性を向上させることができる。
【0011】また、請求項2では再生されたエチレン・
α−オレフィン系共重合体ゴムが、粒径が0.1〜5m
mの範囲になるよう粉砕されたものであるとしており、
請求項3では再生されたエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムが、粉砕されたエチレン・α−オレフィン系
共重合体ゴム100重量部に対してオイル5〜100重
量部としゃく解剤1〜20重量部を加えて脱硫したゴム
組成物であるとしている。
【0012】このような請求項2および請求項3の条件
内において、エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム
の加工性の改善効果は、最も顕著に現れる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、エチレン・α−オレフ
ィン系共重合体ゴム組成物においてエチレン・α−オレ
フィン系共重合体ゴムと再生されたエチレン・α−オレ
フィン系共重合体ゴムの重量比が95:5〜75:25
の範囲で混ぜ合わせることによって、加工性の良いエチ
レン・α−オレフィン系共重合体ゴム組成物を提供して
いる。
【0014】ここで本発明で単にエチレン・α−オレフ
ィン系共重合体ゴムと表現されているものはバージンの
エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムを意味してい
る。
【0015】バージンのエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムとは、加硫などの架橋工程を一度も経ていな
い原料ゴムもしくは原料ゴムに種々配合剤を配合したゴ
ムであり、架橋度が10%未満のエチレン・α−オレフ
ィン系共重合体ゴムのことをいう。仮に意図的な架橋工
程を経たものでなくても、放置された状態で架橋がある
程度進んでしまったものは、バージンのエチレン・α−
オレフィン系共重合体ゴムとは言えない。
【0016】また、一度架橋されたものを非架橋状態に
戻したものもバージンのエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムには含まれず、これは次にいう再生されたエ
チレン・α−オレフィン系共重合体ゴムに当たるもので
ある。
【0017】次に、再生されたエチレン・α−オレフィ
ン系共重合体ゴムとは、バージンのエチレン・α−オレ
フィン系共重合体ゴムに加硫剤、架橋剤などの配合剤を
加えて、一旦、加硫もしくは架橋してしまったものを化
学的又は物理的に処理して、再び可塑性と粘着性を付与
し、原料ゴムや未架橋ゴムと同様な目的に利用できるよ
うにしたものを指す。
【0018】また、ゴムの場合の架橋とは、一般的には
硫黄加硫したものを指すことが多いが、パーオキサイド
架橋、樹脂架橋、キノイド架橋等も含む。
【0019】本発明で使用されるエチレン・α−オレフ
ィン系共重合体ゴムとはエチレン及びα−オレフィンの
共重合体、エチレン、α−オレフィン及び非共役ジエン
との共重合体などであって非結晶性のものである。ここ
でα−オレフィンとしてはプロピレン、1−ブテン、3
−メチル−1−ブテンなどの炭素原子数3〜10のα−
オレフィンが挙げられ、非共役ジエンとしてはジシクロ
ペンタジエン、エチリデンノルボルネン、1,4−ヘキ
サジエン、シクロオクタジエン、メチレンノルボルネン
などの炭素原子数5〜15の非共役ジエンなどが挙げら
れる。
【0020】このようなエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムとしては、例えばエチレン・プロピレン共重
合体ゴム、エチレン・プロピレン・エチリデンノルボル
ネン共重合体ゴム(EPDM)などが挙げられ、中でも
EPDMは耐候性、耐熱性、引張特性などに優れた素材
であり様々な用途において好ましい。
【0021】一旦加硫など架橋したエチレン・α−オレ
フィン系共重合体ゴムを、脱硫をするなどして非架橋状
態にすることによって、架橋度は下がることになるが、
架橋された状態から非架橋状態にしたものは、完全にも
との状態であるバージンのエチレン・α−オレフィン系
共重合体ゴムに戻るわけではなく、実際には化学的又は
物理的に処理して、再び可塑性と粘着性を付与し、原料
ゴムや未加硫ゴムと同様な目的に利用できるようになっ
たものであり、引張り強度や伸びなどの物性面では低下
した状態になる。
【0022】これは三次元構造である加硫ゴムシートの
再生は、分子的に元の状態に戻るのではなく、主に熱の
作用により、分子の主鎖部分が切断され分子が小さくな
っていることに起因している。
【0023】しかしながら、再生ゴムは一度練り工程を
経た上に架橋したものを再生しておりゴム分の品質が均
一になるため、バンバリ加工、押し出し加工等加工工程
においてゴムからでる発熱等が抑えられると同時にエチ
レン・α−オレフィン系共重合体ゴムに粘着性を与える
ため加工性(作業性)が良くなる傾向がある。
【0024】本発明では、エチレン・α−オレフィン系
共重合体ゴムの再生による前記のような現象を利用し
て、再生されたエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ムをバージンのエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ムに混ぜ合わせることによって、バージンのエチレン・
α−オレフィン系共重合体ゴムで不足している粘着性を
付与し、加工性を改善しようとしたものである。
【0025】片方が再生されたものであるとしても混ぜ
合わせるのが基本的にエチレン・α−オレフィン系共重
合体ゴム同士であることから、非常に均質に混ぜ合わせ
ることができ物性にばらつきのないゴム組成物を得やす
く、再生されたゴムを用いていることから、従来の石油
樹脂からなる加工助剤を配合するよりも、コスト的にも
大きなメリットがある。
【0026】脱硫の方法としては、次のような方法が挙
げられる。加硫されたエチレン・α−オレフィン系共重
合体ゴムをクラッシャーロールなどで平均粒径を0.1
〜5mm程度に粉砕し、粉砕したゴム100重量部に対
して5〜200重量部のオイルと2〜20重量部のしゃ
く解剤を加えて150〜200℃の温度で2〜5時間程
度直接蒸気で処理する方法や、他にはアルカリ溶液で処
理するアルカリ法、酸化亜鉛を用いる中性法などの方法
がある。
【0027】本発明では、このような方法で脱硫した再
生されたエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムをバ
ージンのエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムに所
定量加えるものである。
【0028】以上、本発明の最低の要件であるバージン
のエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムと再生され
たエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムのについて
記載したが、それ以外の配合物の混入を排除するもので
はない。
【0029】その他の配合物としては、架橋剤である硫
黄はもちろんのことTMTD(テトラメチルチウラムジ
サルファイド)、MBS(メルカプトベンゾチアゾー
ル)やZnMDC(ジンクジメチルジチアカルバネー
ト)、MBTS(ジベンゾチアジルジサルファイド)、
CBS(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルサル
フェンアミド)等の加硫促進剤、亜鉛華、ステアリン
酸、カーボン、炭酸カルシウム、オイルを配合すること
ができる。
【0030】また、しゃく解剤とはゴムの粘度を下げて
脱硫しやすくする働きをするものであり、具体的な例と
しては2−ベンズアミドチオフェノール亜鉛塩、キシリ
ンメルカプタン、ジベンズアミドジフェニルジサルファ
イドなどが挙げられる。
【0031】硫黄は加硫剤として作用し、TMTD、M
BS、ZnMDC、MBTS、CBS等の加硫促進剤は
加硫を早める効果がある。またカーボンブラックは補強
効果があり炭酸カルシウムか充填剤として働き、プロセ
スオイルは加工性等を改善する働きがある。
【0032】
【実施例】次に、本発明の実施例と従来例および本発明
の範囲を外れた比較例を挙げて本発明の効果を検証し
た。
【0033】実施例1 実施例1としては、工場で出されたシート品の不良な
ど、比較的加硫後間もないEPT4045(三井化学株
式会社製 EPDM)からなる加硫ゴムをクラッシャー
ロールで平均粒径1mmに粉砕し、得られた粉砕品10
0重量部に対してオイルを80重量部、しゃく解剤とし
てキシリンメルカプタンを12重量部加えて180℃の
脱硫釜で4時間加熱して脱硫した。脱硫の完了したもの
をストレーナーでゴミ等を除去し、ロールにて薄通しを
行い、均一な分散状態に仕上げたのちバージンのEPT
4045(三井化学株式会社製 EPDM)と20:8
0の割合にしその他の架橋剤など表1に示す配合剤と混
ぜ合わせた。全体に均等になるまで十分混練したあと、
未加硫の状態で物性を測定した。更に、加硫後の物性を
測定した。加硫は160℃で20分の加硫とした。測定
結果を表2に示す。
【0034】なお、以下に記載する実施例及び比較例で
用いているEPDMは、実施例3の再生EPDM以外は
すべてEPT4045(三井化学株式会社製 EPD
M)を用いている。
【0035】実施例2 実施例2では、再生する元のEPDMとして加硫工程は
経ていないが、半年間常温で放置されていた未加硫ゴム
を用いた以外は実施例と同様にバージンのEPDMと混
ぜ合わせてその他の配合物と混練し未加硫状態での物性
と、加硫後の物性を測定した。同様に組成を表1に、測
定結果を表2に示す。
【0036】実施例3 実施例3では、防水シートとして15年間使用された後
のEPDMシートを再生し、その他は実施例1と同様に
バージンのEPDMと混ぜ合わせてその他の配合物と混
練し未加硫状態での物性と、加硫後の物性を測定した。
同様に組成を表1に、測定結果を表2に示す。
【0037】実施例4 実施例4としては、再生されたEPDMとバージンのE
PDMとの割合を10:90にした以外は実施例1と同
様にその他の配合物と混練し未加硫状態での物性と、加
硫後の物性を測定した。同様に組成を表1に、測定結果
を表2に示す。
【0038】比較例1 比較例1としては再生されたEPDMとバージンのEP
DMとの割合を3:97にした以外は実施例1と同様に
その他の配合物と混練し未加硫状態での物性と、加硫後
の物性を測定した。同様に組成を表1に、測定結果を表
2に示す。
【0039】比較例2 比較例2としては再生されたEPDMとバージンのEP
DMとの割合を30:70にした以外は実施例1と同様
にその他の配合物と混練し未加硫状態での物性と、加硫
後の物性を測定した。同様に組成を表1に、測定結果を
表2に示す。
【0040】比較例3 比較例3としては、再生されたEPDMの代わりにブチ
ルゴムを用いた以外は、実施例1と同様にバージンのエ
チレン・α−オレフィン系共重合体ゴムと混ぜ合わせ、
その他の配合物と混練し未加硫状態での物性と、加硫後
の物性を測定した。同様に組成を表1に、測定結果を表
2に示す。
【0041】比較例4 比較例4としては、ゴム分をすべてバージンのEPDM
とした以外は実施例1と同様にその他の配合物と混練し
未加硫状態での物性と、加硫後の物性を測定した。同様
に組成を表1に、測定結果を表2に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】表2の結果からわかるように、実施例では
バージンのEPDMに対して、再生されたEPDMを混
ぜ合わせることによってバージンのEPDMのみを用い
た比較例4と比べるとバンバリーの練りゴムのまとま
り、ロール性や押し出し機のゴムシートの吐出性におい
て優れている。また、加工助剤であるブチルゴムを配合
したものである比較例3と比べても同等の加工性を得ら
れているということがわかる。
【0045】更に、加工性以外の種々物性の面でも、比
較例3と同等のゴム組成物が選られている。また、バー
ジンのEPDMと再生のEPDMを混ぜ合わせる割合に
ついては、実施例の1および4と比較例1および2を比
べると、請求項1で記載した95:5〜75:25の割
合を外れることによって、加工性が改善されていて物性
が落ちない範囲から外れてしまうことがわかる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1ではエチ
レン・α−オレフィン系共重合体ゴム組成物においてバ
ージンのエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムと再
生されたエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムとの
重量比が95:5〜75:25の範囲で混ぜ合わされた
ことを特徴としている。
【0047】バージンのエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムに再生のエチレン・α−オレフィン系共重合
体ゴムを上記のような割合で混ぜ合わせることによって
エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム組成物に粘着
性を付与することができ加工性を向上させることができ
る。
【0048】また、請求項2では再生されたエチレン・
α−オレフィン系共重合体ゴムが、粒径が0.1〜5m
mの範囲になるよう粉砕されたものであるとしており、
請求項3では再生されたエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムが、粉砕されたエチレン・α−オレフィン系
共重合体ゴム100重量部に対してオイル5〜200重
量部としゃく解剤1〜20重量部を加えて脱硫したゴム
組成物であるとしている。
【0049】このような請求項2および請求項3の条件
内において、エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム
の加工性の改善効果は、最も顕著に現れる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AC132 AE053 BB051 BB052 BB151 BB152 EV026 EV036 EV046 FD010 FD140 GL00 GM01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
    ム組成物において、エチレン・α−オレフィン系共重合
    体ゴムと再生されたエチレン・α−オレフィン系共重合
    体ゴムの重量比が95:5〜75:25の範囲で混ぜ合
    わせたことを特徴とするエチレン・α−オレフィン系共
    重合体ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 再生されたエチレン・α−オレフィン系
    共重合体ゴムが、粒径が0.1mm〜5mmの範囲にな
    るよう粉砕されたものである請求項1記載のエチレン・
    α−オレフィン系共重合体ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 再生されたエチレン・α−オレフィン系
    共重合体ゴムが、粉砕されたエチレン・α−オレフィン
    系共重合体ゴム100重量部に対してオイル5〜200
    重量部としゃく解剤1〜20重量部を加えて脱硫したゴ
    ム組成物である請求項1または2記載のエチレン・α−
    オレフィン系共重合体ゴム組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020544A (ja) * 2000-07-13 2002-01-23 Denki Kagaku Kogyo Kk 粉末加硫ゴム組成物
JP2002020538A (ja) * 2000-07-13 2002-01-23 Denki Kagaku Kogyo Kk 粉末加硫ゴム組成物
JP2008169330A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Bridgestone Corp 加工粉ゴム、並びにそれを用いたゴム組成物及び空気入りタイヤ
CN115678172A (zh) * 2022-12-12 2023-02-03 惠州市翔泰橡塑制品有限公司 含胶粉的epdm橡胶及其制备方法

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