JP2000007168A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2000007168A JP17876198A JP17876198A JP2000007168A JP 2000007168 A JP2000007168 A JP 2000007168A JP 17876198 A JP17876198 A JP 17876198A JP 17876198 A JP17876198 A JP 17876198A JP 2000007168 A JP2000007168 A JP 2000007168A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底板上昇に伴う衝撃音の発生を低コストで抑
制すること、多数の記録紙をセットしたカセットを容易
に装着すること、あるいは、底板上昇時に記録紙の整列
性を乱すことなく適正給紙位置へ記録紙をガイドするこ
と、が可能な給紙装置を提供する。 【解決手段】 カセット5の挿入に連動して底板6を徐
々に持ち上げる底板上昇機構30(底板上昇アーム7、
リンク部材10a,10b、レバー12、リンクスプリ
ング26等)を設ける。また、底板6の底面に当接する
底板スプリング18により、底板6の給紙圧を補うと共
にカセット抜出時の底板6とカセット底面40の衝突に
よる衝撃を緩める。また、カセット5内の給紙位置近傍
にガイド板15を設け、給紙時における記録紙の整列性
を保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等、電子写
真方式による画像形成装置における給紙装置に関し、特
に記録紙を収容したカセットを本体側に挿入して前記記
録紙を給紙する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の電子写真装置におけるフリク
ションパッド方式の給紙装置においては、カセット内の
記録紙を分離給送するための給紙ローラ及びフリクショ
ンパッド(分離パッド)と、カセット内にセットした記
録紙上面を給紙ローラに当接するまで持ち上げる底板と
を有し、例えば給紙装置の後方部に分離機構(給紙ロー
ラ及び分離パッド)を配置し、カセット挿入口は給紙装
置の後方に配置している。このような給紙装置では、底
板の下方に設けたスプリングで瞬間的に底板を上昇させ
るか、あるいは、本体側に設けられたアームを回転さ
せ、そのアームで底板を持ち上げて上昇させる方法が採
用されていた。
【0003】なお、この種の装置として関連するものに
は、例えば特開平5−69960号公報、特開平8−3
37326号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、底
板をスプリングによって上昇させる方法を採用した場
合、底板がカセット上部に衝突して衝撃音が発生した
り、スプリング自体の設計が困難であるという問題があ
る。また、底板のアームを回転させて底板を上昇させる
方法を採用した装置では、あーむ回転用の駆動モータを
設ける等、構成が複雑になり高コストであるという問題
がある。さらに、何れの方法によっても、カセット内に
多数の記録紙をセットした場合は、カセットの重量が増
大し、本体側にセットする際にスムーズに挿入すること
が難しいという問題がある。また、カセットの挿入口が
装置前方にある場合は、カセット挿入と共に底板が上昇
し、適正給紙位置より上方で最上位の記録紙が給紙ロー
ラに突き当り、分離機構のニップ部に正常に入らないと
いう問題がある。
【0005】本発明の第1の目的は、このような問題点
を改善し、底板上昇に伴う衝撃音の発生を低コストで抑
制することが可能な給紙装置を提供することにある。ま
た、本発明の第2の目的は、このような問題点を改善
し、多数の記録紙をセットしたカセットを容易に装着で
きる給紙装置を提供することにある。さらに、本発明の
第3の目的は、このような問題点を改善し、底板上昇時
に記録紙の整列性を乱すことなく適正給紙位置へ記録紙
をガイドすることが可能な給紙装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、給紙方向側が上下動するように回転自在
に支持された底板を有し、前記底板に載置された記録紙
を収容するカセットと、前記カセットを本体側の挿入口
から挿入して装着する際、前記カセットの挿入に連動し
て前記底板の給紙方向側を持ち上げる持ち上げ手段と、
を有することを特徴とする。
【0007】また、前記持ち上げ手段には、前記カセッ
トの挿入に連動して回転するアームを有し、前記アーム
の先端にて前記底板の給紙方向側を持ち上げるようにし
たことを特徴とする。また、前記底板の給紙方向底面に
当接するように、前記カセット内に配置された緩衝手段
を有することを特徴とする。
【0008】また、前記カセットの底面に凸部を設ける
と共に、前記アームと同軸上にコロを設け、前記カセッ
トの装着時に、前記凸部が前記コロ上を通過するように
したことを特徴とする。また、前記カセットで、前記底
板に載置されて上昇してきた記録紙の上面に給紙位置近
傍で当接し、記録紙上面の高さを規制して給紙位置まで
ガイドするガイド板を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面により説明する。図1は、本発明の実施の一形態にお
ける給紙装置の概略構成図である。カセット5は、上面
が開口されていて、底面40上方の底板6に載置された
給紙対象の記録紙を収容し、本体筐体側の挿入口(図示
せず)から挿入されて本体筐体に装着されるようになっ
ている。また、カセット5の側板50上縁外側にはカセ
ットレール(図示せず)が形成され、側板50の外部に
はボス20が形成されている。一方、本体筐体には、カ
セットを挿入/抜出するための挿入口(図示せず)、側
板50の間隔に合わせた2条のカセットレール受け部
(図示せず)、及びカセット5の装着時にカセット5内
の底板6を持ち上げるための底板上昇アーム7を有する
底板上昇機構30(=持ち上げ手段)を含むカセット装
着部が形成されている。また、本体筐体側には、カセッ
ト5に収容された記録紙を給紙分離するための分離機構
(給紙ローラ3、分離パッド4)、及びその分離機構に
て分離された記録紙を挟持搬送するための搬送ローラ1
及び加圧コロ2を有する。
【0010】前記底板上昇機構30は、図2及び図3に
示すように、本体筐体で装着カセットの下方に配置され
た軸9の両端側に設けられており、カセット5を前記挿
入口から挿入して本体筐体側に装着する際、カセット5
の挿入に連動し、軸9に支持された底板上昇アーム7の
先端に回転自在に設けたコロ8にて底板6の給紙方向側
を持ち上げるようになっている。この底板上昇アーム7
は、軸9上の中央部に取り付けられ、軸9に固定支持さ
れている。一方、本体筐体側で軸9の両端側上方に設け
られたブラケット13には、レバー12が回転自在に支
持され、このレバー12には、リンク部材10bが連結
され、このリンク部材10bの一端とリンク部材10a
の一端の間にはリンクスプリング26が張架されてい
る。このリンク部材10aは、一端部でリンクスプリン
グ26を介してリンク部材10bと連結され、他端部は
軸9にて固定支持されている。そして、レバー12のA
部(図3に示す)を、カセット5の側板50に設けたボ
ス20が移動して押すことにより、レバー12がP位置
からQ位置に移動し、この移動に伴い、リンク部材10
bがレバー12先端(前記ブラケット13に支持された
のと反対側)に設けたコロ16を介して回転し、位置H
(図4及び図5に示す)で固定されるようになってい
る。このリンク部材10bの回転により、リンクスプリ
ング26を介してリンク部材10aを回転させ、この回
転に伴って軸9に支持された底板上昇アーム7を回転さ
せて、底板6を持ち上げるようになっている。前述のよ
うに、底板上昇アーム7の先端にはコロ8が設けられて
いるので、底板6と底板上昇アーム7の摩擦を低減して
底板上昇アーム7が底板6を持ち上げる際の押し上げ動
作をスムーズにする。なお、リンクスプリング26は、
図4及び図5に示すように、待機状態(カセット無し状
態)ではG−I位置にあり、記録紙のセット上限枚数
(例えば500枚)ではH−J位置にあり、記録紙のセ
ット枚数1枚ではH−K位置にあって、セット枚数に応
じたスプリング長の違いで底板6の給紙圧を維持してい
る。なお、リンクスプリング26がH−K位置にある場
合は、底板上昇アーム7はN位置にあり、底板6はE位
置にある。また、リンクスプリング26がH−J位置に
ある場合は、底板上昇アーム7はM位置にあり、底板6
はF位置にある。さらに、カセットセット以前(未装着
時)には、底板上昇アーム7はL位置にあり、カセット
5内の底板6は底板スプリング18(図1に示す)に押
し上げられている。
【0011】一方、カセット5においては、その側板5
0(挿入方向の両側面)に設けられたボス20が、カセ
ット挿入時に本体筐体のレバー12のA部(図3に示
す)を押すようになっている。また、カセット5の底板
6は、カセット5内の側壁に設けられた支点6aにて回
転自在に支持されており、底板6の給紙方向側が最下降
位置から給紙位置までの間を上下動するようになってい
る。また、カセット5内の底板6の下方には、底板6の
給紙方向裏面に当接するように、1対の底板スプリング
18(=緩衝手段)が配置されており、この底板スプリ
ング18によって、カセット抜出に伴い、底板6とカセ
ット5の底面40が衝突する際の衝撃を緩めると共に、
底板6の記録紙セット枚数が多い場合は底板6と底板ス
プリング18が接触して、底板スプリング18が底板6
を持ち上げるように付勢し、底板6の給紙圧を補うよう
になっている。なお、記録紙セット枚数が少ない場合に
は底板6と底板スプリング18は接触しない。また、レ
バー12がQ位置に移動すると、リンク部材10a,1
0bがこれに連動し、レバー12に対してリンクスプリ
ング26の圧縮力が働くが、底板スプリング18の弾発
力によって底板6を持ち上げることにより、リンクスプ
リング26の圧縮力が削減されるので、記録紙セット枚
数が多い場合でもカセット5の挿入抵抗を減少させるよ
うになっている。また、図6に示すように、カセット5
の底面には凸部5aが設けられ、底板上昇アーム7を支
持する軸9上にはコロ17が設けられている。そして、
カセット装着時に凸部5aがコロ17上を滑動し、カセ
ットセット完了時にはコロ17に凸部5aが載上するよ
うになっている。さらに、カセット5内の給紙位置近傍
(給紙ローラ3の給紙方向手前)には、ガイド板15が
設けられている。このガイド板15は、カセット挿入時
における底板6の上昇に伴って記録紙上面に当接し、底
板6上に載置された最上位の記録紙が適正給紙位置(前
記分離機構のリップ部)に進入するようにガイドする。
すなわち、図7(a)のように、カセット5の挿入によ
って、記録紙Pが載置されている底板6が給紙位置へと
上昇する際、図7(b)のように給紙ローラ3手前のガ
イド板15によって、記録紙上面が給紙位置より高くな
らないように規制される。そして、図7(c)のように
記録紙Pの整列性を保持しつつ給紙位置まで持ち上げる
ことにより、給紙性能を満足させる。なお、ガイド板1
5を設けない場合は、図8(a)のように、カセット5
の挿入によって、記録紙Pが載置されている底板6が給
紙位置へと上昇する際、前記リンクスプリング26の圧
縮力等により給紙圧を保持しているので、図8(b)の
ように給紙位置よりも高く記録紙Pを持ち上げてしま
う。そして、図8(c)のように記録紙Pがくさび状に
セットされ、最上位の記録紙を給紙することができな
い。
【0012】次に、本実施形態における給紙装置の動作
を説明する。本実施形態においては、記録紙セット上限
枚数(例えば500枚)をカセット5の底板6上に載置
した場合について述べる。この500枚の記録紙を載置
する際、底板6の下方に設けられた底板スプリング18
の弾発力によって底板6が上方に持ち上げられるように
付勢される。この500枚の記録紙を収納したカセット
5は、前記カセットレールを本体筐体側の前記カセット
レール受け部上に載せて押すことにより、前記挿入口か
ら挿入され、図1中の左側から右側へ移動し、所定位置
にセットされる。この際、カセット5の挿入に伴って、
カセット5の側板50に設けられたボス20も図1中の
右側へ移動し、本体筐体側のレバー12に突き当たって
これを押し上げ、P位置からQ位置へ移動させる。この
レバー12の移動に伴い、レバー12と連結されたリン
ク部材10bが回転し、その一端がG位置からH位置へ
移動する。このリンク部材10bの回転に伴い、リンク
部材10bとリンクスプリング26を介して一端が連結
されると共に他端が軸9に支持されたリンク部材10a
が回転し、その一端がI位置からJ位置へ移動する。こ
のリンク部材10aの回転に伴い、同軸(軸9)に支持
された底板上昇アーム7も回転し、底板上昇アーム7先
端のコロ8が底板6に当接してこれを持ち上げるように
付勢する。従って、リンク部材10bとリンク部材10
aは、カセット5の挿入に伴い、H−J位置までスムー
ズに回転して固定され、リンクスプリング26の圧縮力
を給紙圧として付与する。また、前述のように底板スプ
リング18の弾発力も給紙圧として付与される。このよ
うに、カセット5は、底板6が底板上昇アーム7に持ち
上げられて上昇しながら、図1中の右側へ移動し、その
凸部5aが軸9に設けられたコロ17上を滑動し、載上
した位置でカセット5の装着が完了する。なお、カセッ
ト5の装着完了時には、カセット5の側板50に設けら
れた図示していないボスが、本体筐体に設けられた図示
していない凹部に嵌合し、嵌脱自在のストッパとして機
能するように構成されている。
【0013】一方、カセット5の底板6に載置された記
録紙は、底板6の上昇によって給紙位置へと持ち上げら
れる際、給紙ローラ3手前のガイド板15によって、記
録紙上面が給紙位置より高くならないように規制され
る。これにより、記録紙の整列性を乱すことなく、底板
6上に載置された記録紙束は給紙位置で給紙ローラ3に
給紙され、最上位の記録紙から分離パッド4により1枚
ずつ順に分離されて、搬送ローラ1及び加圧コロ2に挟
持搬送される。なお、分離された記録紙が所定位置へ搬
送されるまで、給紙ローラ3による給紙動作が中止さ
れ、その記録紙が所定位置を通過してから、次の記録紙
の給紙分離動作が開始される。
【0014】こうしてカセット5に収容された記録紙が
全て給送されると、図示していない本体筐体側の表示手
段に記録紙切れが表示され、この表示を見た使用者がカ
セット5を前記挿入口から抜出し、記録紙を補充する。
この際、コロ17に載上された凸部5aはコロ17上を
滑動し、カセット5は図1中の左側へ移動する。この移
動に伴って、カセット5の側板50に設けられたボス2
0も図1中の左側へ移動し、このボス20に圧接してい
る本体筐体側のレバー12は、Q位置からP位置へと徐
々に移動する。このレバー12の移動に伴い、レバー1
2と連結されたリンク部材10bがカセット挿入時と逆
方向に回転し、その一端がH位置からG位置へと移動す
る。このリンク部材10bの逆回転に伴い、リンク部材
10bとリンクスプリング26を介して一端が連結され
ると共に他端が軸9に支持されたリンク部材10aも逆
回転し、その一端がJ位置からI位置へと移動する。こ
のリンク部材10aの逆回転に伴い、同軸(軸9)に支
持された底板上昇アーム7も逆回転し、底板6に対する
上方への付勢が漸減、解除される。従って、リンク部材
10bとリンク部材10aは、カセット5の抜出に伴
い、それぞれG位置とI位置までスムーズに回転して停
止し、リンクスプリング26の圧縮力による給紙圧の付
与も解除される。
【0015】本実施形態によれば、底板上昇機構30を
レバー12、リンクスプリング26が張架されたリンク
部材10a,10b、底板上昇アーム7、等から構成
し、カセット5の挿入に連動して底板上昇アーム7が底
板6を持ち上げ徐々に上昇させるようにしたので、カセ
ット装着のための底板上昇動作をスムーズに行い、底板
6による衝撃音を低コストで抑制することが可能であ
る。
【0016】また、本実施形態によれば、カセット5内
の底板6の下方に底板スプリング18を設けたので、カ
セット抜出時の底板6と底面40の衝突による衝撃を緩
和すると共に、大量の記録紙をセットした場合の給紙圧
を補うことができる。従って、底板6を上昇させる際に
底板上昇アーム7にかかる荷重を削減できるので、底板
上昇アーム7を回転させるリンク部材10a,10b間
に張架されたリンクスプリング26の圧縮力を減少さ
せ、カセット5の挿入時にかかる負荷あるいは挿入抵抗
を軽減してセットを容易にすることができる。よって、
使用者の負荷が軽減し、カセット装着時の操作性を向上
させる。
【0017】また、本実施形態によれば、底板上昇アー
ム7を支持する軸9上にコロ17を設け、カセット装着
時にカセット底面の凸部5aがコロ17上を滑動するよ
うにしたので、カセット5と本体筐体の間の摩擦が軽減
され、カセット5の挿入抵抗を減少させてスムーズに挿
入することが可能である。よって、使用者の負荷が軽減
し、カセット装着時の操作性を向上させる。
【0018】また、本実施形態によれば、カセット5内
で給紙ローラ3の給紙方向手前にガイド板15を設け、
記録紙上面が給紙位置より高くならないように規制する
ので、カセット装着後の記録紙待機位置を安定させ、給
紙性能を向上させることが可能である。また、本実施形
態によれば、底板上昇アーム7の先端部にコロ8を設け
たので、底板上昇アーム7と底板6の間の不要な摩擦が
軽減され、底板6をスムーズに持ち上げることが可能で
ある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録紙を収容したカセットを本体筐体の挿入口から挿入
して本体側に装着する際、前記カセットの挿入に連動し
て底板の給紙方向側を持ち上げる持ち上げ手段(=底板
上昇機構)を設け、前記底板上昇機構のアーム(=底板
上昇アーム)等にて底板の給紙方向側を持ち上げ徐々に
上昇させるようにしたので、底板上昇に伴う衝撃音の発
生を低コストで抑制することが可能である。
【0020】また、本発明によれば、前記底板の給紙方
向底面に当接するように配置された緩衝手段(=底板ス
プリング)により、底板の給紙圧を補うようにしたの
で、大量の記録紙を収容したカセットを容易に装着でき
る。なお、カセット抜出時には、底板とカセット底面の
衝突による衝撃を緩衝することが可能である。また、本
発明によれば、前記カセットの底面に凸部を設けると共
に、前記アームの支持軸上にコロを設け、カセット装着
時に、前記凸部が前記コロ上を滑動するようにしたの
で、カセットと本体筐体の間の摩擦を軽減し、カセット
を容易に装着することが可能である。なお、カセットと
本体筐体の間の摩擦を軽減することにより、カセットを
スムーズに抜出することが可能である。
【0021】さらに、本発明によれば、前記カセット内
にに設けたガイド板によって、前記カセットの挿入に伴
い、前記底板上に載置された最上位の記録紙が最適給紙
位置に進入するようにしたので、底板上昇時に記録紙の
整列性を乱すことなく適正給紙位置へ記録紙上面をガイ
ドすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における給紙装置の概略
構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態における給紙装置の概略
を示す平面図である。
【図3】図2における底板上昇機構の一部を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の一形態における給紙装置の底板
上昇機構を示す図である。
【図5】本発明の実施の一形態における給紙装置の底板
上昇機構を示す図である。
【図6】本発明の実施の一形態における給紙装置のカセ
ット凸部を示す図である。
【図7】図1のガイド板の動作を示す図である。
【図8】図1のガイド板を用いない場合の給紙動作を示
す図である。
【符号の説明】
5 カセット 5a 凸部 6 底板 7 底板上昇アーム 8,16,17 コロ 9 軸 10a,10b リンク部材 12 レバー 15 ガイド板 18 底板スプリング 20 ボス 26 リンクスプリング 30 底板上昇機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙方向側が上下動するように回転自在に
    支持された底板を有し、前記底板に載置された記録紙を
    収容するカセットと、 前記カセットを本体側の挿入口から挿入して装着する
    際、前記カセットの挿入に連動して前記底板の給紙方向
    側を持ち上げる持ち上げ手段と、を有することを特徴と
    する給紙装置。
  2. 【請求項2】前記持ち上げ手段には、前記カセットの挿
    入に連動して回転するアームを有し、前記アームの先端
    にて前記底板の給紙方向側を持ち上げるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】前記底板の給紙方向底面に当接するよう
    に、前記カセット内に配置された緩衝手段を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】前記カセットの底面に凸部を設けると共
    に、前記アームと同軸上にコロを設け、前記カセットの
    装着時に、前記凸部が前記コロ上を通過するようにした
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】前記カセットで、前記底板に載置されて上
    昇してきた記録紙の上面に給紙位置近傍で当接し、記録
    紙上面の高さを規制して給紙位置までガイドするガイド
    板を設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載の給紙
    装置。
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