JP3686023B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー装置又は印字装置等の画像形成装置にシートを1枚毎に分離して給送するシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機又はプリンタ等の画像形成装置の多くは、文字や図形等の画像を形成するためのシートを収納するためのシート収納部を有し、要求に応じて該シートを一枚づつ繰り出して画像形成部側に給送するためのシート給送装置を具備する。
【0003】
このようなシート給送装置におけるシート収納部は、種々のサイズのシートを収納可能に形成されており、画像形成装置は、原稿サイズとシートサイズとの整合性チェック、シート給送経路における紙詰まり状態を検知するためのジャムタイマの設定等々種々の制御を実施するために、シート給送装置側から当該シート収納部に収納されたシートのサイズデータを入力するようにしている。
【0004】
画像形成装置は、そのサイズが各種の規格等で規定されている1又は複数のシートを取り扱うために、その装置サイズのコンパクト化には限界はあるものの、オフィス内における画像形成装置の設置必要スペースをより小さくしたいとする要求は常に強く、画像形成装置のサイズ、特にフットプリントにおけるサイズは極力小さくする必要がある。
【0005】
ところで、従来のシート給送装置においては、シート収納部に収納されたシートのサイズを検知するために、様々なタイプのシートサイズ検知手段が利用されてきた。
【0006】
従来技術において最も多いシートサイズ検知手段の例は、光学的検知手段又はリミットスイッチ等の機械的検知手段であるシートサイズ検知手段を、シート収納部の底面側下方又は画像形成装置の下方に複数個の設けることにより、シート収納部に収納されたシートのサイズを検知しようとするものである(第1の従来例)。
【0007】
また、他の例としては、シート収納部を有するシート給送装置が画像形成装置内の所定のシート給紙位置に収められた際に、シート給送装置を格納する画像形成装置のフレーム側に取り付けられたシート検知手段が、シート収納部内に収納されたシートのサイズを検知しようとするものである(第2の従来例)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第1の従来例においては、画像形成装置とシート給送装置とのドッキング時の位置設定によって、シートサイズ検知手段のシートに対する相対的な位置が異なってきてしまい、シートのサイズを正確に検知できない場合が生じていた。
【0009】
また、上記第2の従来例においては、シート検知手段が、シート給送装置を格納する画像形成装置のフレーム側に取り付けられているために、その分だけ画像形成装置のフットプリント・サイズが大きくせざるを得なかったのである。
【0010】
本発明は、種々のサイズのシートを収納可能なシート収納部を有するシート給送装置であって、収納されたシートのサイズを確実に検知することが可能であって装置サイズをよりコンパクトにすることが可能なシート給送装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、昇降自在なシート支持台を有するシート収納手段と、前記シート収納手段をシート補充位置とシート給送位置間の移動経路において移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を固定するフレーム手段と、前記シート収納手段の前記シート給送位置側における前記フレーム手段に設置され、前記シート支持台を昇降させるための駆動力を発生させる駆動手段と、前記駆動力を前記シート収納手段へ伝達する駆動伝達手段と、前記シート給送位置にあるシート収納手段内からシートを1枚づつ分離して繰り出すシート給送手段と、前記シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、から構成され、前記駆動伝達手段は、前記フレーム手段と前記シート収納手段とに設置され、前記シートサイズ検知手段は、前記シート収納手段が前記シート給送位置にあるときにシートの積載方向から見て前記駆動伝達手段と重なり合う位置に配置された、ことを特徴とするシート給送装置を提供するものである。
【0012】
このように、本シート給送装置においては、駆動伝達手段が前記フレーム手段と前記シート収納手段とに設置されると共に、シートサイズ検知手段は、前記シート収納手段が前記シート給送位置にあるときにシートの積載方向から見て前記駆動力伝達手段と重なり合う位置に配置されるので、シート給送装置のコンパクト化を可能にしたのである。
【0013】
ここで、前記駆動力伝達手段は、前記フレーム手段に設けられた第1の駆動伝達手段と、前記シート収納手段に設けられ、前記第1の駆動伝達手段と結合及び離間可能な第2の駆動伝達手段と、によって構成される。このように、本装置においては、駆動力伝達手段をフレーム側とシート収納手段側に分離したので、この2つの分離した駆動力伝達手段は、シート収納手段が給送位置にあるときに結合し、シート補充位置にあるときには離間可能にしたのである。
【0014】
また、本発明においては、前記シート収納手段内に収納されるシートのサイズに応じた位置にてシートの一端を規制する規制手段を有し、前記シートサイズ検知手段は、前記シート収納手段が前記シート給送位置に収められたときに、前記シート規制手段における押当部が当接することによって作動する1又は複数のサイズ検知レバーによって構成され、前記1又は複数の検知レバーの何れが作動したかによって前記シート収納手段内に収納されたシートのサイズを検知するように構成されている。
【0015】
これにより、本発明においては、シート検知手段の位置が、シート給送装置と画像形成装置等との結合状態に左右されることがなく、また、画像形成装置とシート給送装置との位置決めを厳密に行う必要がないことから、収納されたシートのサイズの検知を確実且つ安定させることができるのである。
【0020】
さらに、本発明は、シート収納手段を備えた画像形成装置であって、前記シート収納手段を昇降可能に支持するシート支持台と、前記シート収納手段をシート補充位置とシート給送位置間の移動経路において移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段を固定するフレーム手段と、前記シート収納手段の前記シート給送位置側における前記フレーム手段に設置され、前記シート支持台を昇降させるための駆動力を発生させる駆動手段と、前記フレーム手段と前記シート収納手段とに設置され、前記駆動力を前記シート収納手段へ伝達する駆動伝達手段と、前記シート給送位置にあるシート収納手段内からシートを1枚づつ分離して繰り出すシート給送手段と、前記シート収納手段が前記シート給送位置にあるときにシートの積載方向から見て前記駆動伝達手段と重なり合う位置に配置され、前記シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段との各手段を有することを特徴とするシート収納手段を提供するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシート給送装置1の実施形態の例を、図の記載に基づいて詳しく説明する。
【0022】
図1は、コピー装置等の画像形成装置Hに接続され、シート給紙位置にあるシート給送装置1(a)、(b)の例を示す。図2は、シート給送装置1に収納されたシートをピックアップローラ8等のシート給送手段により1枚ずつ画像形成装置Hに給送する状態を示す図である。
【0023】
画像形成装置Hは、装置本体Hの上部に画像情報に応じてレーザー光を走査するレーザースキャナ、画像プロセスユニット、転写ローラ、定着器、(図示せず)及び搬送ローラ9等で構成されたプリンタが形成されている。そして、画像形成装置H本体の下方にはシート給送装置1が形成されている。
【0024】
シート給送装置内1、2に収納されたシートSは、図2に示すようにピックアップローラ8を含む搬送手段により上記プリンタに所定のタイミングで搬送されるように構成されている。
【0025】
図1(a)は、画像形成装置Hに複数のシート給送装置1、2a、2b、が設けられている構成を示している。各シート給送装置1、2a、2bは各々独立して機能するように構成されている。シート給送装置1は、様々なサイズのシートが積載可能なシートサイズ検知手段を有する給送装置である。シート給送装置2a、2bは固定サイズのシートSのシート給送装置2a、2bとして割り当てて使用するようにしてもよい。
【0026】
そして、図1(b)は、様々なサイズのシートが積載可能なシートサイズ検知手段を有するシート給送装置1のみが設けられている画像形成装置Hである。複数のサイズのシートが積載可能なシート給紙装置1だけで給送するため画像形成装置Hは図1(a)の装置に比べて小型化されている。
【0027】
ここで、本発明の実施の形態例におけるシート給送装置1の構成及び動作について説明する。
シート給送装置1はシート収納手段(シート収納カセット)19と、シート収納手段19内に設けられたシート支持台7と、シート収納手段19をシート補充位置とシート給送位置間の移動経路24において移動可能に支持する支持手段30と、支持手段30を固定するフレーム10とを有する。
【0028】
シート給送装置1のフレーム10は箱型の骨組みになっており、このフレーム10にシート収納手段19をシート補充位置とシート給送位置間の移動経路24を移動するためのレールの外枠が全て支持されている。また、フレーム10内には、シート収納手段19が出し入れされる際の移動経路24が設けられている。
【0029】
さらに、シート給送装置1におけるシート給送手段は、シート給送位置にあるシート収納手段19内からシートを1枚づつ分離して繰り出すピックアップローラ8、給紙ローラ40、分離ローラ41、レジストローラ対42及び搬送ローラ9等で構成されている。
【0030】
さらに又、シート給送装置1は、シート収納手段19内に収納されるシートSのサイズに応じた位置においてシートSの一端を規制するシート規制手段である押圧規制コロ3と、押圧規制板4と、後端支持ガイド5と、フレーム10内に設けられシート規制手段と協働してシート収納手段19に収納されたシートSのサイズを検知するシートサイズ検知手段20とで構成されている。
【0031】
図3は、シート給送装置1におけるシート収納手段19の例を示し、(a)は、シート収納手段内に収納されている最上位のシートを、シート給送手段のピックアップローラ8に押し当てている状態を示し、(b)は、シートが収納されていないシート収納手段であって、そのシート支持台7(底面プレート)が最下位に下がっているときの状態を示す。
【0032】
シート給送装置1はフレーム10とシート収納手段19とフレーム10内に配置されたシート給送手段とから構成されている。シート収納手段19はシート収納手段19のフロントカバー18に形成された取っ手17によってフレーム10から引き出されてシートを補充するように構成されている。
【0033】
図3に示すように、シート収納手段19はシートを収納するシート支持台7と、シートの後端を規制する後端支持ガイド5と、シート給送方向下流寄りの一端を規制する第1の規制手段としての押圧規制コロ3と、シートの一端側を規制する第2の規制手段としての押圧規制板4とを有している。シート支持台7に収納されたシートSは押圧規制コロ3と押圧規制板4と後端支持ガイド5の3箇所の規制位置で整合されている。
【0034】
さらに、シート支持台7はシート給送時には(図3(a)の状態の時)シート給送手段のピックアップローラ8に押し当てる位置まで上昇し、シート補給時には(図3(b)の状態の時)はシート支持台(底面プレート)が最下位に下がる。このシート支持台7の上昇及び下降は、リフトアップモータ11の正回転又は逆回転駆動がリフトアップモータ11に接続されたカップリング12を介して駆動ベルトに伝えられ駆動ベルトに接続されたシート支持台7が上昇下降する。
【0035】
図4は、本発明に係るシート給送装置1の例を示し、本シート収納手段19がフレーム10内からシート補充位置へと引き出される途中の状態を示す斜視図である。
【0036】
フレーム10に収納されているシート収納手段19のフロントカバー18に設けられた取っ手17を持ち、手前に引き出すことでシート補充位置にシート収納手段19(カセット)を移動することが出来る。その移動において、シート収納手段19を支持している支持手段30である支持レールは伸縮可能に構成されている。支持手段30はフレームに固定されている。
【0037】
シート収納手段19は支持手段30の支持レールに案内されてシート補充位置に引き出されるのである。そして、シート収納手段19がフレーム10から引き出された状態でシートSをシート収納手段19に収納する。この時、本体フレームに設けられたシート検知手段20及びリフトアップ駆動手段のカップリング12はシート収納手段19から離間している。
【0038】
図5は、シート収納手段19がシート給送装置1のシート給紙位置に位置しており、シート収納手段19内のシートサイズが検出される状態を示す斜視図である。
【0039】
シート収納手段19の移動には、上記説明したシート補充位置にあるシート収納手段19のフロントカバー18をフレーム10に押し込む。フロントカバー18をフレーム10に押し込むと、シート収納手段19を支持している支持手段30の支持レールが縮んでシート収納手段19をシート給送位置に移動する。
【0040】
シートサイズ検知手段20は、フレーム10内の移動経路24内に入り込む位置に設けられている。そのため、シート収納手段19が押し込まれてシート給送位置に位置した時、シートサイズ検知手段20はシートの積載方向から見てシート収納手段19及び移動経路24と重なり合う位置に配置されている。
【0041】
その時、シート後端規制ガイド5の一端に設けられたレバー押当部25はシートサイズ検知手段20の1又は複数のサイズ検知レバー22に形成されている1又は複数の検知レバー当接部23に当接するように構成されている。
【0042】
シート収納手段を本体装置に押し込むと、シート後端規制ガイド5の一端に設けられたレバー押当部25に当接された検知レバー当接部23は押力でサイズ検知レバー22を回転させる。シートサイズ検知手段20は当接された1又は複数のサイズ検知レバー22の回転をサイズ検知センサ21が検知してシートサイズを検出する。さらに、シート支持台7を昇降する駆動伝達手段としてのカップリング12がシート収納手段19に設けられた第2の駆動手段であるカップリングピン14と嵌合している。
【0043】
このように、シートサイズ検知手段20はシート収納手段19のシート給送位置でシート積載方向から見てシート収納手段19の上方に重なり合う位置に配置されているのでシート給送装置1自体の外形寸法の小型化が可能となった。
【0044】
さらに、シート後端規制ガイド5の一端に設けられたレバー押当部25が所定の長さと幅を持つ検知レバー当接部23に直接当接してシートサイズを検出する。この構成により、シート収納手段19がシート給送位置に位置した時の基準ズレに対する調整量の余裕量が大幅に拡大した。さらに、装置の簡素化、低コスト化、故障率の低下等を達成することが可能となったのである。
【0045】
図6は、図4に示した本シート収納手段19がフレーム10内からシート補充位置へと引き出される途中の状態を示す立面図である。ここでは、フレーム手段に設けられた第1の駆動伝達手段とシート収納手段に設けられた第2の駆動手段が離間している。
【0046】
シート支持台7の昇降のための駆動機構は、本体フレーム側に設けられた駆動手段としてのリフトアップモータ11と、リフトアップモータ11の駆動力を伝達するための第1の駆動伝達手段としてのカップリング12を有する駆動機構と、シート収納手段19側にはカップリング12に形成された凹部に嵌合するように形成されたカップリング用ピン14と、シート収納手段19を押し込んだ時の衝撃及びカップリング12の駆動回転時の衝撃を吸収するための補助バネ13と、第2の駆動伝達手段である小ギヤ17、大ギヤ15、カム16及び駆動ベルト6で構成されている。
【0047】
ベルト6に接続されたシート支持台7は、ギヤを介して伝達された正逆の回転駆動力がベルトに伝達され昇降する。シート補充位置に位置している状態ではフレームに設けられた検知手段20とシート収納手段に設けられた後端規制ガイド5の当接部25も離間している。
【0048】
図7は、図5に示した本シート収納手段19がフレーム10内のシート給紙位置に位置している状態の立面図を示す。ここでは、シート収納手段19内のシートサイズが検出され、且つフレーム10に設けられた第1の駆動伝達手段とシート収納手段19に設けられた第2の駆動伝達手段が結合している。
【0049】
図7において、カップリング12の凹部とカップリング用ピン14が嵌合し結合している状態を示している。この結合によりリフトアップモータ11の駆動力をロスすることなくシート支持台7の昇降力として伝達することが出来るのである。
【0050】
駆動手段としてのリフトアップモータ11の駆動力はリフトアップモータ11と接続されたカップリング12と結合しシート収納手段19側のカップリングピンを介して大小ギヤ15、17に伝えられ、ベルト6を介してシート支持台7を昇降する。
【0051】
シート収納手段19に設けられた後端規制ガイド5のレバー押当部25はフレーム10内に設けられた検知手段20のサイズ検知レバー22に当接している。当接して回転したサイズ検知レバー22はサイズ検知センサ21でシートサイズを検知する。
【0052】
シートサイズ検知手段20はシート収納手段19が押し込まれてシート給送位置に位置した時、シートの積載方向から見て第1の駆動伝達手段及び第2の駆動伝達手段の少なくとも一方と重なり合う位置に配置されている。
【0053】
ここで、本実施の形態例のシートサイズ検知機構について説明する。
図8は、本発明に係るシート給送手段におけるシート収納手段19内に収納されている各種シートのサイズを検知するサイズ検知レバー22の状態を示す。
【0054】
図8において、シート収納手段19がシート給紙位置に位置している状態の時に、シート収納手段19の後端規制ガイド5のレバー押当部25が検知手段20のサイズ検知レバー22の検知レバー当接部23に当接している状態を示している。検知手段20は3本のサイズ検知レバー22a、22b、22cと、サイズ検知レバー22の一端側に設けられ、サイズ検知レバーの回転を感知するサイズ検知センサ21a、21b、21cとで構成されている。
【0055】
各サイズ検知レバー22a、22b、22cには各々所定の位置の3箇所に検知レバー当接部23a、23b、23cが形成されている。検知レバー当接部23の符号23a、23b、23cは、同一機能及び構成であり各サイズ検知レバー22a、22b、22cの検知レバー当接部23に同一の符号を付す。
【0056】
各シートサイズのサイズ検知はシート収納手段の後端規制ガイド5のレバー押当部25が検知手段20のサイズ検知レバー22の検知レバー当接部23a、23b、23cの何れかに当接して回転したサイズ検知レバー22をサイズ検知センサ21が検知してシートサイズを確定する。
本実施の形態例では図8に示す6種類のシートサイズの検知状態を示している。
【0057】
図8(A)は、小さいサイズのシート例えばA5サイズの用紙がシート収納手段19に収納されている状態例を示す。後端規制ガイド5のレバー押当部25は、サイズ検知レバー22bの当接部23aとサイズ検知レバー22cの当接部23aに当接してサイズ検知レバー22bとサイズ検知レバー22cが回転している。
【0058】
サイズ検知センサ21はサイズ検知レバー22bとサイズ検知レバー22cが「ON」で、サイズ検知レバー22aが「OFF」の状態であることを検知する。即ち、検知センサは「OFF」、「ON」、「ON」であると検知している。「OFF」、「ON」、「ON」の場合はA5であると規定されているのでA5と検出する。
【0059】
図8(B)は、例えばB5サイズの用紙がシート収納手段19に収納されている状態例を示す。後端規制ガイド5のレバー押当部25はサイズ検知レバー22aの当接部23aとサイズ検知レバー22cの当接部23bに当接してサイズ検知レバー22aとサイズ検知レバー22cが回転している。
【0060】
サイズ検知センサ21はサイズ検知レバー22aとサイズ検知レバー22cが「ON」でサイズ検知レバー22bが「OFF」の状態であることを検知する。即ち、検知センサは「ON」、「OFF」、「ON」であると検知している。「ON」、「OFF」、「ON」の場合はB5であると規定されているのでB5と検出する。
【0061】
図8(C)は、例えばA4サイズの用紙がシート収納手段19に収納されている状態例を示す。後端規制ガイド5のレバー押当部25はサイズ検知レバー22bの当接部23bに当接している。サイズ検知レバー22bが回転している。
【0062】
サイズ検知センサ21はサイズ検知レバー22bが「ON」で、サイズ検知レバー22aとサイズ検知レバー22cが「OFF」の状態であることを検知する。即ち、検知センサは「OFF」、「ON」、「OFF」であると検知している。「OFF」、「ON」、「OFF」の場合はA4サイズであると規定されているのでA4サイズと検出する。
【0063】
図8(D)は、例えばLTサイズの用紙がシート収納手段19に収納されている状態例を示す。後端規制ガイド5のレバー押当部25はサイズ検知レバー22cの当接部23cに当接している。サイズ検知レバー22cが回転している。
【0064】
サイズ検知センサ21はサイズ検知レバー22cが「ON」で、サイズ検知レバー22aとサイズ検知レバー22bが「OFF」の状態であることを検知する。即ち、検知センサは「OFF」、「OFF」、「ON」であると検知している。「OFF」、「OFF」、「ON」の場合はLTサイズであると規定されているのでLTサイズと検出する。
【0065】
図8(E)は、例えばB4サイズの用紙がシート収納手段19に収納されている状態例を示す。後端規制ガイド5のレバー押当部25はサイズ検知レバー22aの当接部23aとサイズ検知レバー22bの当接部23cに当接してサイズ検知レバー22aとサイズ検知レバー22bが回転している。
【0066】
サイズ検知センサ21はサイズ検知レバー22aとサイズ検知レバー22bが「ON」でサイズ検知レバー22cが「OFF」の状態であることを検知する。即ち、検知センサは「ON」、「ON」、「OFF」であると検知している。「ON」、「ON」、「OFF」の場合はB4サイズであると規定されているのでB4サイズと検出する。
【0067】
図8(F)は、例えばA3サイズの用紙がシート収納手段19に収納されている状態例を示す。後端規制ガイド5のレバー押当部25はサイズ検知レバー22aの当接部23cに当接している。サイズ検知レバー22aが回転している。
【0068】
サイズ検知センサ21はサイズ検知レバー22aが「ON」で、サイズ検知レバー22bとサイズ検知レバー22cが「OFF」の状態であることを検知する。即ち、検知センサは「ON」、「OFF」、「OFF」であると検知している。「ON」、「OFF」、「OFF」の場合はA3サイズであると規定されているのでA3サイズと検出する。
【0069】
以上詳しく説明したように、本発明に係るシート給送装置においては、シート収納手段内に収納されるシートのサイズに応じた位置にてシートの一端を規制するシート規制手段と協働して前記シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段が、前記シート収納手段が前記シート給送位置にあるときにシートの積載方向から見て前記駆動力伝達手段と重なり合う位置に配置されるので、駆動力伝達手段が、シート給送装置の外側に突き出ることがなく、装置のコンパクト化を実現したのである。
【0070】
また、本発明に係るシート給紙装置においては、シート検知手段の位置が、シート給送装置と画像形成装置等との結合状態に左右されることがなく、また、画像形成装置とシート給送装置との位置決めを厳密に行う必要がないことから、収納されたシートのサイズの検知を確実且つ安定させることを実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コピー装置等の画像形成装置内に接続され、シート給紙位置にあるシート給送装置の例を示す。
【図2】 シート収納手段に収納されたシートをピックアップローラにより画像形成装置に搬送する状態を示す図である。
【図3】 シート給送装置におけるシート収納手段の例を示し、
(a)部は、シート収納手段内に収納されている最上位のシートを、シート給送手段のピックアップローラに押し当てている状態を示し、
(b)部は、シートが収納されていないシート収納手段であって、そのシート支持台(底面プレート)が最下位に下がっているときの状態を示す。
【図4】 本発明に係るシート給送装置の例を示し、シート収納手段がシート給送装置のフレーム内からシート補充位置へと引き出される途中の状態を示す斜視図である
【図5】 シート収納手段がシート給送装置のフレーム内のシート給紙位置に位置しており、シート収納手段内のシートサイズが検出される状態を示す斜視図である。
【図6】 図4に示したシート収納手段がシート給紙送装置のフレーム内からシート補充位置へと引き出される途中の状態を示す立面図である。
【図7】 図5に示したシート収納手段がシート給送装置のフレーム内のシート給紙位置に位置している状態の立面図である。
【図8】 本発明に係るシート給送手段におけるシート収納手段内に収納されている各種シートのサイズを検知する状態を示す。
【符号の説明】
1 シート給送装置
3 押圧規制コロ
4 押圧規制板
5 後端規制ガイド
7 シート支持台
8 ピックアップローラ
10 フレーム
11 リフトアップモータ
12 カップリング
14 カップリングピン
19 シート収納手段
20 検知手段
23 検知レバー当接部
25 レバー押当部
21 サイズ検知センサ
22 サイズ検知レバー
30 支持手段
H 画像形成装置
Claims (6)
- 昇降自在なシート支持台を有するシート収納手段と、
前記シート収納手段をシート補充位置とシート給送位置間の移動経路において移動可能に支持する支持手段と、
前記支持手段を固定するフレーム手段と、
前記シート収納手段の前記シート給送位置側における前記フレーム手段に設置され、前記シート支持台を昇降させるための駆動力を発生させる駆動手段と、
前記駆動力を前記シート収納手段へ伝達する駆動伝達手段と、
前記シート給送位置にあるシート収納手段内からシートを1枚づつ分離して繰り出すシート給送手段と、
前記シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、から構成され、
前記駆動伝達手段は、前記フレーム手段と前記シート収納手段とに設置され、前記シートサイズ検知手段は、前記シート収納手段が前記シート給送位置にあるときにシートの積載方向から見て前記駆動伝達手段と重なり合う位置に配置されたことを特徴とするシート給送装置。 - 前記駆動力伝達手段は、
前記フレーム手段に設けられた第1の駆動伝達手段と、
前記シート収納手段に設けられ、前記第1の駆動伝達手段と結合及び離間可能な第2の駆動伝達手段と、
によって構成されたことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 前記第1の駆動伝達手段と前記第2の駆動伝達手段は、前記シート収納手段が前記給送位置にあるときに結合し、前記シート収納手段が前記シート補充位置にあるときには離間する、ことを特徴とする請求項2記載のシート給送装置。
- 前記シート収納手段内に収納されるシートのサイズに応じた位置にてシートの一端を規制する規制手段を有し、前記シートサイズ検知手段は、前記シート収納手段が前記シート給送位置に収められたときに前記規制手段を検知することを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載のシート給送装置。
- 前記シートサイズ検知手段は、前記シート規制手段におけるレバー押当部が当接することによって作動する1又は複数のサイズ検知レバーによって構成され、前記1又は複数の検知レバーの何れが作動したかによって前記シート収納手段内に収納されたシートのサイズを検知するように構成されたことを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
- シート収納手段を備えた画像形成装置であって、
前記シート収納手段を昇降可能に支持するシート支持台と、
前記シート収納手段をシート補充位置とシート給送位置間の移動経路において移動可能に支持する支持手段と、
前記支持手段を固定するフレーム手段と、
前記シート収納手段の前記シート給送位置側における前記フレーム手段に設置され、前記シート支持台を昇降させるための駆動力を発生させる駆動手段と、
前記フレーム手段と前記シート収納手段とに設置され、前記駆動力を前記シート収納手段へ伝達する駆動伝達手段と、
前記シート給送位置にあるシート収納手段内からシートを1枚づつ分離して繰り出すシート給送手段と、
前記シート収納手段が前記シート給送位置にあるときにシートの積載方向から見て前記駆動伝達手段と重なり合う位置に配置され、前記シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、
の各手段を有することを特徴とするシート収納手段を備えた画像形成装置。
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