JP2000005707A - ブラシ洗浄装置およびブラシ洗浄方法 - Google Patents

ブラシ洗浄装置およびブラシ洗浄方法

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JP2000005707A
JP2000005707A JP10176134A JP17613498A JP2000005707A JP 2000005707 A JP2000005707 A JP 2000005707A JP 10176134 A JP10176134 A JP 10176134A JP 17613498 A JP17613498 A JP 17613498A JP 2000005707 A JP2000005707 A JP 2000005707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は半導体ウエハをスポンジブラシに
よって所定の洗浄度合に洗浄できるようにしたブラシ洗
浄装置を提供することにある。 【解決手段】回転テーブル11に保持された半導体ウエ
ハ22を回転駆動されるスポンジブラシ38によって洗
浄するブラシ洗浄装置において、上記回転テーブルを回
転駆動するモータ16と、上記洗浄ブラシを回転駆動す
るモータ34と、上記スポンジブラシを上記被洗浄物の
径方向に沿って揺動させる揺動機構32と、上記スポン
ジブラシを半導体ウエハの径方向中心部から外方へ揺動
させたときに上記スポンジブラシの上記半導体ウエハに
接触する端面と上記半導体ウエハの上記端面が接触する
部分との相対速度が所定値以上になるよう上記角モータ
を制御する制御装置64とを具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体ウエハや液
晶ガラス基板などの被洗浄物をブラシを用いて洗浄する
ブラシ洗浄装置およびブラシ洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置や液晶製造装置などにお
いては、被洗浄物としての半導体ウエハやガラス基板に
回路パタ−ンを形成するリソグラフィプロセスがある。
このリソグラフィプロセスは、周知のように上記被洗浄
物にレジストを塗布し、このレジストに回路パタ−ンが
形成されたマスクを介して光を照射し、ついでレジスト
の光が照射されない部分(あるいは光が照射された部
分)を除去し、除去された部分をエッチングするなどの
一連の工程を数十回繰り返すことで回路パタ−ンを形成
するものである。
【0003】上記一連の各工程において、上記被洗浄物
が汚染されていると回路パタ−ンを精密に形成すること
ができなくなり、不良品の発生原因となる。したがっ
て、それぞれの工程で回路パタ−ンを形成する際には、
レジストや塵埃などの微粒子が残留しない清浄な状態に
上記被洗浄物を洗浄するということが行われている。
【0004】上記被洗浄物を洗浄する装置としては、複
数枚の半導体ウエハを洗浄液が収容された洗浄タンク内
に漬けて洗浄するバッチ方式と、1枚の被洗浄物を回転
させ、その被洗浄物に対して洗浄液を噴射させて洗浄す
る枚葉方式とがあり、被洗浄物の大型化にともない洗浄
効果の高い枚葉方式が用いられる傾向にある。
【0005】枚葉方式の洗浄処理装置には被洗浄物を回
転させながら洗浄するスピン洗浄方式があり、このスピ
ン洗浄方式において、洗浄効果をより一層高めるために
は、回転駆動される被洗浄物の上面にスポンジブラシを
接触させ、その接触部分に洗浄液を供給して洗浄するよ
うにしている。
【0006】上記被洗浄物とスポンジブラシとを互いに
回転させながら接触させて洗浄する場合、上記スポンジ
ブラシは上記被洗浄物の径方向中心部で下降させて接触
させ、その状態で径方向外方へ移動させる。そして、ス
ポンジブラシが被洗浄物の外周端から外れたならば、上
昇させて径方向中心部へ戻し、再び下降させて外方へ移
動させるということを繰り返すことで、上記被洗浄物を
洗浄するようにしている。
【0007】被洗浄物の周速度は、回転中心から径方向
外方へゆくにつれて次第に大きくなる。それに対してス
ポンジブラシは、通常、一定の回転速度で回転駆動され
る。そのため、スポンジブラシの端面と、被洗浄物のス
ポンジブラシの端面が接触する部分との相対速度は上記
スポンジブラシが被洗浄物の径方向に移動することで大
きく変化し、上記スポンジブラシと被洗浄物の回転速度
によって相対速度が0になる位置がある。
【0008】上記被洗浄物の洗浄度合は、上記相対速度
に大きく影響される。つまり、相対速度が小さいと、ス
ポンジブラシによって被洗浄物に付着したパーティクル
が除去されにくく、相対速度が大きければパーティクル
は効率よく除去されることになる。
【0009】しかしながら、従来のブラシ洗浄装置にお
いては、被洗浄物とスポンジブラシとを一定の速度で回
転させて、上記スポンジブラシを被洗浄物の径方向中心
部から外方へ移動させるようにしていたので、その移動
の過程で相対速度が著しく低下する部位が生じるなど、
相対速度の変化が大きいから、それに応じて被洗浄物の
洗浄度合も不安定になるということがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は被
洗浄物と洗浄ブラシとを一定の回転速度で回転させなが
ら上記洗浄ブラシを被洗浄物の径方向に移動させて洗浄
するようにしていたので、移動の過程で相対速度が大き
く変化するため、洗浄効果が一定にならない、つまり被
洗浄物の洗浄度合にむらが生じうるということがあっ
た。
【0011】この発明は、被洗浄物の径方向に沿って洗
浄ブラシを移動させて洗浄する場合、その移動の過程に
おける洗浄ブラシと被洗浄物との相対速度が大きく低下
することなく、しかも所定値以上に維持されるようにす
ることで、被洗浄物の全面を洗浄度合にばらつきが生じ
にくいように洗浄できるようにしたブラシ洗浄装置及び
ブラシ洗浄方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回転
テーブルに保持された被洗浄物を回転駆動される洗浄ブ
ラシによって洗浄するブラシ洗浄装置において、上記回
転テーブルを回転駆動する第1の駆動手段と、上記洗浄
ブラシを回転駆動する第2の駆動手段と、上記洗浄ブラ
シを上記被洗浄物の径方向に沿って揺動させる揺動駆動
手段と、上記洗浄ブラシを被洗浄物の径方向中心部から
外方へ揺動させたときに上記洗浄ブラシの上記被洗浄物
に接触する端面と上記被洗浄物の上記端面が接触する部
分との相対速度が所定値以上になるよう上記第1の駆動
手段と第2の駆動手段とを制御する制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、回転テーブルに保持さ
れた被洗浄物を回転駆動される洗浄ブラシによって洗浄
するブラシ洗浄装置において、上記回転テーブルを回転
駆動する第1の駆動手段と、先端に上記洗浄ブラシが設
けられた取付軸を回転駆動する第2の駆動手段と、先端
に上記洗浄ブラシが設けられた揺動アームを有し、この
揺動アームを上記被洗浄物の径方向に沿って揺動させる
揺動駆動手段と、上記揺動アームの先端部に上記第2の
駆動手段と一体的に設けられ中心部に上記取付軸が挿通
される通孔が形成されているとともに、周壁に上記洗浄
ブラシと上記被洗浄物との接触部位に洗浄液を供給する
ノズル孔が形成されたノズル体とを具備したことを特徴
とする。
【0014】請求項3の発明は、回転テーブルに保持さ
れた被洗浄物を回転駆動される洗浄ブラシによって洗浄
するブラシ洗浄方法において、上記洗浄ブラシを上記被
洗浄物に接触させ径方向中心部から外方へ揺動させる揺
動工程と、上記洗浄ブラシと被洗浄物の接触部位に洗浄
液を供給する供給工程と、上記洗浄ブラシを上記被洗浄
物の径方向中心部から外方へ揺動させることで変化する
上記洗浄ブラシの上記被洗浄物に接触する端面と上記被
洗浄物の上記端面が接触する部分との相対速度を上記被
洗浄物と上記洗浄ブラシとの回転速度を制御して所定値
以上に維持する制御工程とを具備したことを特徴とす
る。
【0015】請求項1と請求項3の発明によれば、洗浄
ブラシを被洗浄物の径方向中心部から外方へ移動させた
ときに、上記洗浄ブラシの上記被洗浄物に接触する端面
と上記被洗浄物の上記端面が接触する部分との相対速度
が所定値以上になるよう洗浄ブラシと被洗浄物との回転
速度を制御するようにしたことで、被洗浄物の全面をほ
ぼ均一もしくは所定以上の洗浄度合で洗浄することが可
能となる。
【0016】請求項2の発明によれば、洗浄ブラシを回
転駆動する第2の駆動手段と洗浄液を供給するノズル体
とを一体化したことで、構成のコンパクト化を図ること
ができるばかりか、洗浄ブラシと被洗浄物との接触部位
に洗浄液を確実に供給することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1はこの発明のブラシ洗浄
装置としてのスピン処理装置Sを示す。このスピン処理
装置Sはスピンカップ1を備えている。このスピンカッ
プ1は上面が開放した有底状の下カップ1aと、この下
カップ1aに対してスライド自在に設けられ周壁の上端
部が径方向内方に向かって傾斜した上カップ1bとから
なり、この上カップ1bは図示しない駆動機構によって
同図に鎖線で示すように下降させることができるように
なっている。
【0018】上記下カップ1aの底部には、周辺部に複
数の排出管2の一端が接続され、中心部には周囲がフラ
ンジ3によって囲まれた挿通孔4が形成されている。こ
の挿通孔4には支持軸5が挿通されている。この支持軸
5の上部は、スピンカップ1の内部に突出し、下端部
は、上記スピンカップ1の下方に配置されたベ−ス板6
に固定されている。上記排出管2は図示しない気水分離
器を介して吸引ポンプに接続されている。上記排出管2
に洗浄液、ミスト、気体が吸引されると、上記気水分離
器によって水分と気体とが分離され、水分は図示しない
廃液タンクへ排出されるようになっている。
【0019】上記支持軸5には回転テーブル11が回転
自在に設けられている。この回転テーブル11は、中心
部に通孔12aが穿設された円盤状のベ−ス12を有す
る。このベ−ス12の下面、つまり上記通孔12aと対
応する位置には筒状の支持部13が垂設されている。こ
の支持部13は上記支持軸5に外嵌されていて、上部と
下部とがそれぞれ軸受14によって上記支持軸5に回転
自在に支持されている。
【0020】上記支持部13の下端部の外周面には従動
プ−リ15が設けられている。上記ベ−ス板6には第1
の駆動手段としてのモ−タ16が設けられ、このモ−タ
16の回転軸16aには駆動プ−リ17が嵌着されてい
る。この駆動プ−リ17と上記従動プ−リ15とにはベ
ルト18が張設されている。したがって、上記モ−タ1
6が作動すれば、上記支持部13と一体に上記回転テー
ブル11が回転駆動されるようになっている。
【0021】上記ベ−ス12の上面には周方向に90度
間隔で4本の支柱19が立設されている。各支柱19の
上端部には支持ピン21aと、この支持ピン21aより
も外方で、しかも支持ピン21aよりも背の高い係合ピ
ン21bとが突設されている。
【0022】上記支柱19の上端には、被洗浄物として
たとえば半導体ウエハ22が周辺部の下面を支持ピン2
1aに支持され、外周面を上記係合ピン21bに係合さ
せて着脱可能に保持される。したがって、上記半導体ウ
エハ22は回転テーブル11と一体的に回転駆動される
ようなっている。
【0023】上記支持軸5には、上端に支持軸5よりも
大径で、円錐状をなした頭部5aが設けられている。こ
の支持軸5には、先端を上記頭部5aの上面に開口させ
たN2 などの不活性ガスのガス供給路30と、先端を同
じく上記頭部5aの上面にノズル孔32aを介して開口
させた洗浄液供給路30aとが軸方向に沿って形成され
ている。上記ガス供給路30は図示しないガス供給源に
連通し、上記洗浄液供給路は同じく図示しない洗浄液の
供給源に連通している。
【0024】上記ガス供給路30に供給された不活性ガ
スと、上記洗浄液供給路30aに供給された洗浄液は、
それぞれ上記半導体ウエハ22の下面に向かって噴射さ
れるようになっている。
【0025】上記回転テーブル11に保持される半導体
ウエハ22の上面側には、この半導体ウエハ22の上面
を洗浄するための洗浄ツ−ル31が配置されている。こ
の洗浄ツ−ル31は上記半導体ウエハ22の径方向に沿
って揺動駆動される揺動機構32を構成する揺動アーム
33の先端部に設けられている。
【0026】すなわち、上記揺動アーム33は図2
(a)に示すように中空状に形成されていて、その先端
部には取付け部材33aがほぼ水平に設けられ、この取
付け部材33aの上面には第2の駆動手段を構成するモ
ータ34が軸線を垂直にして取り付けられている。この
モータ34は上記揺動アーム33に着脱自在に取着され
たカバー40によって覆われている。
【0027】上記モータ34の回転軸には取付軸35が
連結されている。この取付軸35は上記取付け部材33
aの下面に取着されたノズル体36の中心部に軸方向に
沿って形成された通孔37に挿通され、この通孔37か
ら突出した先端面には洗浄ブラシとしてのスポンジブラ
シ38が着脱自在に保持されている。
【0028】上記ノズル体36の周壁には、図2(b)
に示すように周方向にたとえば90度間隔で4つのノズ
ル孔39が軸方向に沿って穿設されている。各ノズル孔
39の先端には上記スポンジブラシ38の先端面に向か
うよう屈曲されたノズル管41が接続されている。
【0029】上記ノズル体36の上面側には液密に閉塞
されるとともに上記ノズル孔39の上端に連通した空間
部42が形成され、この空間部42には第1の供給管4
3aと第2の供給管43bとの一端が接続されている。
これら供給管43a,43bは上記揺動アーム33に通
され、それぞれ図示しない異なる種類の洗浄液の供給源
に接続されている。
【0030】したがって、上記各供給管43a,43b
から供給される洗浄液は上記ノズル孔39を通じて上記
ノズル管41からスポンジブラシ38に向けて噴出する
ようになっている。なお、洗浄液の種類は洗浄条件によ
って選択され、上記第1の供給管43aあるいは第2の
供給管43bから供給されるようになっている。
【0031】つまり、スポンジブラシ38を回転駆動す
るモータ34と、洗浄部位に洗浄液を供給するノズル体
36とが取付け部材33aによってユニット化されてい
る。それによって、揺動アーム33に対して上記モータ
34とノズル体36との着脱を容易に行うことができる
から、その保守点検や交換作業なども能率よく行うこと
ができる。
【0032】また、ノズル体36にはスポンジブラシ3
8の周囲に位置する4 つのノズル孔39が形成されてい
るので、これらノズル孔39からスポンジブラシ38の
周囲に洗浄液を確実に供給することができるばかりか、
スポンジブラシ38に対するノズル管41の位置決めを
容易に行うことができる。
【0033】上記揺動ア−ム33の基端部は軸線を垂直
にした中空状の揺動軸46の上端に連結されている。こ
の揺動軸46の下端部は上記ベ−ス板6に形成された通
孔6aからその下方へ突出している。
【0034】上記揺動軸46の下端部は、上下動自在に
設けられた支持体47に回転自在に支持されている。こ
の支持体47は中空箱型状をなしていて、その上部壁に
は上記揺動軸46を挿通するための挿通孔48が形成さ
れ、内部には上記挿通孔48から挿入された揺動軸46
の下端部を回転自在に支持するために軸受49が設けら
れている。揺動軸46の下端は上記軸受49から突出
し、そこには従動プ−リ50が嵌着されている。
【0035】上記支持体47の一側面には一対のガイド
51が上下方向に沿って所定間隔で設けられ、このガイ
ド51はレ−ル53にスライド自在に係合している。こ
のレ−ル53は上記ベ−ス板6の下面に垂設された取付
板52の一側面に上下方向に沿って設けられている。
【0036】上記取付板52には上下駆動源としてのリ
ニアモ−タ54が設けられている。このリニアモ−タ5
4の駆動軸54aは上記支持体47の下端面にブラケッ
ト55を介して連結されている。したがって、リニアモ
−タ54が作動すれば、上記支持体47を介して上記揺
動ア−ム33が上下駆動されるようになっている。
【0037】つまり、揺動ア−ム33が下降すると、上
記スポンジブラシ38は上記回転テーブル11に保持さ
れた半導体ウエハ22の上面に所定の接触距離で接触
し、上カップ1bよりも上方に上昇すると、スポンジブ
ラシ38とともにスピン処理装置Sの外部へ揺動可能と
なる。
【0038】上記支持体47の他側には上記リニアモ−
タ54とで駆動手段を構成する揺動駆動部56が設けら
れている。この揺動駆動部56は上記支持体47の他側
面に取付けられた収納ボックス57を有する。この収納
ボックス57の下面にはモ−タ58が設けられている。
このモ−タ58の回転軸58aは上記収納ボックス57
内に突出し、この内部に設けられた減速部59に連結さ
れている。この減速部59の出力軸65には駆動プ−リ
62が嵌着されている。
【0039】上記支持体47と上記収納ボックス57と
の内部空間は開口部63によって連通している。上記開
口部63には、上記駆動プ−リ62と従動プ−リ50と
に張設されたタイミングベルト60が挿通されている。
【0040】したがって、上記モ−タ58が作動して上
記減速部59の出力軸65が正逆方向に駆動されると、
その回転がタイミングベルト60を介して揺動軸46に
伝達されるから、この揺動軸46とともに揺動ア−ム3
3の先端部に設けられたスポンジブラシ38が半導体ウ
エハ22の表面を径方向に沿って移動(揺動)するよう
になっている。
【0041】上記揺動軸36の揺動駆動、上記揺動ア−
ム33の上下駆動および上記洗浄ツ−ル31の回転駆動
は制御装置64によって制御されるようになっている。
さらに、上記制御装置64は、上記回転テーブル11を
回転駆動するモータ16と、上記スポンジブラシ38を
回転駆動するモータ34との回転速度を、この制御装置
64に設定された設定値に基づいて制御するようになっ
ているとともに、図示しないがデータの入力部、記憶部
及び入力データと記憶データとを比較して処理する演算
処理部などを備えている。
【0042】上記制御装置64における設定値は、スポ
ンジブラシ38の回転数、半導体ウエハ22の回転数及
び上記スポンジブラシ38の半導体ウエハ22上におけ
る揺動位置によって設定される。つまり、スポンジブラ
シ38の半導体ウエハ22に接触する端面と、この半導
体ウエハ22の上記スポンジブラシ38の端面が接触す
る部位との相対速度が所定値以上になるよう、スポンジ
ブラシ38の半導体ウエハ22上における揺動位置に応
じてこのスポンジブラシ38と半導体ウエハ22との回
転速度が設定される。
【0043】なお、上記相対速度は、図5にPで示すよ
うに、スポンジブラシ38の外周で、半導体ウエハ22
の回転中心側の点、つまりスポンジブラシ38の揺動方
向後端での速度である。
【0044】上記スポンジブラシ38の揺動範囲におい
て、上記相対速度が所定値以上に設定されれば、上記ス
ポンジブラシ38による半導体ウエハ22の洗浄効果を
所定以上とすることができる。
【0045】つまり、本件発明者は、図3に示すよう
に、直径が200mmの半導体ウエハ22を用い、スポ
ンジブラシ38の回転数と半導体ウエハ22の回転数と
を種々の値に設定し、上記スポンジブラシ38を半導体
ウエハ2の径方向中心部から外方へ揺動させたときの、
スポンジブラシ38の半導体ウエハ22に接触する端面
と、この半導体ウエハ22の上記スポンジブラシ38の
端面が接触する部位との相対速度の変化を算出した。
【0046】つまり、同図中直線Aはスポンジブラシ3
8の回転数が0rpm、半導体ウエハ22の回転数が5
0rpmの場合で、その場合には上記スポンジブラシ3
8の端面からの距離が100mm、つまり半導体ウエハ
22の回転中心にあるときには相対速度は0mm/se
cであり、スポンジブラシ38を径方向外方へ移動させ
るにともない相対速度は漸増し、端面まで移動したとき
の相対速度は520mm/secであった。
【0047】同図中曲線Bはスポンジブラシ38の回転
数が100rpm、半導体ウエハ22の回転数が50r
pmの場合で、スポンジブラシ38の位置が端面から1
00mmである、半導体ウエハ22の中心にあるときに
は相対速度は160mm/secであった。上記スポン
ジブラシ38を径方向外方へ揺動させるに連れて相対速
度は低下し、端面から70mmの位置で相対速度は0に
なり、さらに揺動させることで相対速度は漸増し、端面
の位置では370mm/secになった。
【0048】同様に、曲線Cで示す、スポンジブラシ3
8の回転速度が200rpm、半導体ウエハ22の回転
速度50rpmの場合には、端面からの距離が0のとき
には相対速度が320mm/secであり、端面からの
距離が40mmのときに相対速度が0で、端面の位置で
は相対速度が205mm/secであった。
【0049】曲線Dは、スポンジブラシ38の回転速度
が300rpm、半導体ウエハ22の回転速度50rp
mの場合で、端面からの距離が0のときには相対速度が
470mm/secであり、端面からの距離が10mm
のときに相対速度が0で、端面の位置では相対速度が5
0mm/secであった。
【0050】直線Eは、スポンジブラシ38の回転速度
が400rpm、半導体ウエハ22の回転速度が35r
pmの場合で、端面からの距離が0のときには相対速度
が620mm/secであり、端面方向へ揺動させるに
つれて相対速度が漸減し、端面の位置では相対速度が2
70mm/secであった。
【0051】図4は図3の直線A〜Eの洗浄条件で半導
体ウエハ2を洗浄した場合、その半導体ウエハ22の上
面に残留するパーティクルの分布状態の測定結果を示
し、同図において曲線aは図3の直線Aの洗浄条件で洗
浄した場合の半導体ウエハ22の上面のパーティクルの
分布を示し、相対速度が増大する、径方向外方へゆくに
つれてパーティクルが減少することが確認された。特に
端面からの距離が40mm以下になると、パーティクル
密度がほぼ0に近くなった。
【0052】曲線bは図3における曲線Bの洗浄条件で
洗浄した場合で、この場合も相対速度が減少する端面か
らの距離が70mmの位置でパーティクルの残留密度が
最大となり、その位置から径方向外方へゆくにつれてパ
ーティクルの密度が減少することが確認された。
【0053】曲線cは図3の曲線Cの洗浄条件の場合で
あり、曲線dは図3の曲線Dの洗浄条件の場合であり、
これらの場合も、相対速度の変化に応じて半導体ウエハ
2に残留するパーティクルの密度は変化することが確認
された。
【0054】直線eは図3の曲線Eの洗浄条件の場合で
あり、この場合は半導体ウエハ22の径方向全体にわた
ってパーティクルの密度が0.1個/mm2 以下であ
り、とくに端面からの距離が50〜100mmでパーテ
ィクルの密度がほぼ0になることが確認された。
【0055】以上のことから、スポンジブラシ38を図
3に直線Eで示す洗浄条件で、半導体ウエハ2の径方向
中心である、端面からの100mmの距離から30mm
の位置まで揺動させて洗浄し、ついで同図に直線Aで示
す洗浄条件で端面からの距離が30mmの位置から端面
までの範囲を洗浄すれば、相対速度を上記直線Aと直線
Eとが交差する点Xの380mm/sec以上で半導体
ウエハ22の全面を洗浄できることになる。
【0056】それによって、半導体ウエハ22は、端面
からの距離が100mmから30mmまでは図4に直線
eで示す洗浄度、つまりパーティクル密度がほぼ0に近
い状態で洗浄することができ、端面からの距離が30m
mから端面までは図4に直線aで示すようにパーティク
ル密度がほぼ0に近い状態で洗浄することができる。
【0057】以上のことから、半導体ウエハ22に要求
される清浄度合、つまり半導体ウエハ22のパーティク
ル密度に応じてスポンジブラシ38と半導体ウエハ22
との相対速度が所定値以上になるよう、上記スポンジブ
ラシ38の回転速度と、半導体ウエハ22の回転速度を
設定すれば、上記半導体ウエハ22を要求される清浄度
で洗浄することができる。
【0058】たとえば、スポンジブラシ38と半導体ウ
エハ22との相対速度を200mm/sec以上として
洗浄したい場合には、図3から分かるように、端面から
の距離が55mmの位置までは曲線Dに沿う洗浄条件で
洗浄し、その位置から端面までは直線Aの洗浄条件で洗
浄すればよいことになる。
【0059】図3にA〜Eで示すそれぞれの洗浄条件の
データと、図4 にa〜eで示す洗浄結果のデータとを制
御装置64に予め記憶させておき、この制御装置64に
半導体ウエハ22の清浄度合、つまりパーティクル密度
を入力すれば、上記制御装置64により、その清浄度合
を得るための相対速度を決定することができる。したが
って、その相対速度に基づき、スポンジブラシ38の回
転速度と半導体ウエハ22の回転速度とを設定すること
で、半導体ウエハ22を所望する清浄度合で洗浄するこ
とが可能となる。この発明は上記一実施の形態に限定さ
れず、たとえば洗浄ブラシはスポンジブラシでなく、刷
毛が設けられたブラシであってもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1と請求項3の発明によれば、洗
浄ブラシを被洗浄物の径方向中心部から外方へ移動させ
たときに、上記洗浄ブラシの上記被洗浄物に接触する端
面と上記被洗浄物の上記端面が接触する部分との相対速
度が所定値以上になるよう、洗浄ブラシと被洗浄物との
回転速度を制御するようにした。
【0061】被洗浄物の洗浄度合は、洗浄ブラシと被洗
浄物との相対速度によって左右されるから、その相対速
度を制御することで、被洗浄物の全面を所望する洗浄度
合で洗浄することが可能となる。
【0062】請求項2の発明によれば、洗浄ブラシを回
転駆動する第2の駆動手段と洗浄液を供給するノズル体
とを一体化した。つまり、上記第2の駆動手段によって
回転駆動される洗浄部ブラシと、洗浄液を供給するノズ
ル体とを一体化することができるから、構成のコンパク
ト化やメンテナンスの容易化を図ることができるばかり
か、洗浄ブラシと被洗浄物との接触部位の近傍から洗浄
液を確実に供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の全体構成を示す平面
図。
【図2】(a)は同じく揺動アームの断面図、( b) は
同じく図2( a) のZ−Z線に沿う拡大断面図。
【図3】同じく洗浄条件と相対速度の関係を示す説明
図。
【図4】同じく洗浄条件と洗浄度合である、パーティク
ル密度の関係を示す説明図。
【図5】同じく半導体ウエハとスポンジブラシとの相対
速度の測定位置の説明図。
【符号の説明】
11…回転テーブル 16…モータ(第1 の駆動手段) 34…モータ(第2 の駆動手段) 36…ノズル体 38…スポンジブラシ(洗浄ブラシ) 39…ノズル孔 64…制御装置(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 治道 神奈川県横浜市栄区笠間町1000番地1 株 式会社芝浦製作所横浜事業所内 (72)発明者 林 航之介 神奈川県横浜市栄区笠間町1000番地1 株 式会社芝浦製作所横浜事業所内 Fターム(参考) 3B116 AA03 AB34 AB48 BA02 BA13 BA32 BB22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転テーブルに保持された被洗浄物を回
    転駆動される洗浄ブラシによって洗浄するブラシ洗浄装
    置において、 上記回転テーブルを回転駆動する第1の駆動手段と、 上記洗浄ブラシを回転駆動する第2の駆動手段と、 上記洗浄ブラシを上記被洗浄物の径方向に沿って揺動さ
    せる揺動駆動手段と、 上記洗浄ブラシを被洗浄物の径方向中心部から外方へ揺
    動させたときに上記洗浄ブラシの上記被洗浄物に接触す
    る端面と上記被洗浄物の上記端面が接触する部分との相
    対速度が所定値以上になるよう上記第1の駆動手段と第
    2の駆動手段とを制御する制御手段とを具備したことを
    特徴とするブラシ洗浄装置。
  2. 【請求項2】 回転テーブルに保持された被洗浄物を回
    転駆動される洗浄ブラシによって洗浄するブラシ洗浄装
    置において、 上記回転テーブルを回転駆動する第1の駆動手段と、 先端に上記洗浄ブラシが設けられた取付軸を回転駆動す
    る第2の駆動手段と、 先端に上記洗浄ブラシが設けられた揺動アームを有し、
    この揺動アームを上記被洗浄物の径方向に沿って揺動さ
    せる揺動駆動手段と、 上記揺動アームの先端部に上記第2の駆動手段と一体的
    に設けられ中心部に上記取付軸が挿通される通孔が形成
    されているとともに、周壁に上記洗浄ブラシと上記被洗
    浄物との接触部位に洗浄液を供給するノズル孔が形成さ
    れたノズル体とを具備したことを特徴とするブラシ洗浄
    装置。
  3. 【請求項3】 回転テーブルに保持された被洗浄物を回
    転駆動される洗浄ブラシによって洗浄するブラシ洗浄方
    法において、 上記洗浄ブラシを上記被洗浄物に接触させ径方向中心部
    から外方へ揺動させる揺動工程と、 上記洗浄ブラシと被洗浄物の接触部位に洗浄液を供給す
    る供給工程と、 上記洗浄ブラシを上記被洗浄物の径方向中心部から外方
    へ揺動させることで変化する上記洗浄ブラシの上記被洗
    浄物に接触する端面と上記被洗浄物の上記端面が接触す
    る部分との相対速度を上記被洗浄物と上記洗浄ブラシと
    の回転速度を制御して所定値以上に維持する制御工程と
    を具備したことを特徴とするブラシ洗浄方法。
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