JP2000004966A - 収納間仕切りユニットの収まり調整構造 - Google Patents
収納間仕切りユニットの収まり調整構造Info
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- JP2000004966A JP2000004966A JP17877098A JP17877098A JP2000004966A JP 2000004966 A JP2000004966 A JP 2000004966A JP 17877098 A JP17877098 A JP 17877098A JP 17877098 A JP17877098 A JP 17877098A JP 2000004966 A JP2000004966 A JP 2000004966A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 収納間仕切りユニットの本体と天井との隙間
及び、本体と壁面との隙間に対して同時に収まり調節が
可能で、容易にその本体の設置調整が出来る収納間仕切
りユニットの収まり調整構造を提供すること。 【解決手段】 本体2の天板3上方に天井16を押し上
げて収まり調節を行う、その側面に楔形状をもった押圧
部8を有する上下動自在の上調節用部材6を設ける。本
体2側方に、その一端に押圧部8の楔形状に対応する被
押圧部11を有するとともにその他端が躯体の壁面17
に当接する横調節用部材を設ける。上調節用部材6を上
方に移動させて天井16を押圧するときに、横調節用部
材が本体2から離れるよう移動し壁面17を押圧する。
及び、本体と壁面との隙間に対して同時に収まり調節が
可能で、容易にその本体の設置調整が出来る収納間仕切
りユニットの収まり調整構造を提供すること。 【解決手段】 本体2の天板3上方に天井16を押し上
げて収まり調節を行う、その側面に楔形状をもった押圧
部8を有する上下動自在の上調節用部材6を設ける。本
体2側方に、その一端に押圧部8の楔形状に対応する被
押圧部11を有するとともにその他端が躯体の壁面17
に当接する横調節用部材を設ける。上調節用部材6を上
方に移動させて天井16を押圧するときに、横調節用部
材が本体2から離れるよう移動し壁面17を押圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内部空間の
間仕切りをおこなう収納間仕切りユニットの本体と天井
及び壁面との隙間を塞ぐ収納間仕切りユニットの収まり
調整構造に関するものである。
間仕切りをおこなう収納間仕切りユニットの本体と天井
及び壁面との隙間を塞ぐ収納間仕切りユニットの収まり
調整構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、住宅は、その間取りを家族構
成、あるいは家族の生活スタイルの変化に柔軟に対応
し、容易に変化させることの出来ることが理想とされて
いる。そして、この住宅の間取り変更に対応可能な住宅
部材として、間仕切り壁、又は建物の内部空間の間仕切
りにもなる収納間仕切りユニット等の間仕切り用の家具
が提案されている。
成、あるいは家族の生活スタイルの変化に柔軟に対応
し、容易に変化させることの出来ることが理想とされて
いる。そして、この住宅の間取り変更に対応可能な住宅
部材として、間仕切り壁、又は建物の内部空間の間仕切
りにもなる収納間仕切りユニット等の間仕切り用の家具
が提案されている。
【0003】このような間仕切り用の家具の設置は、一
般に、内装工事の中でも工程的に終わりの段階にて成さ
れ、そのため、床、天井、壁等の他の部材との取り合い
も必要とされている。そして、多くの場合、建物の内部
空間の間仕切りを行う間仕切り用の家具は、その設置時
に、例えばベニヤ板等の板材を間仕切り用の家具の取り
合い部分の隙間寸法に合わせて加工し、例えば天井等の
建物の躯体部分に固定した桟等に取り付けて隙間を塞ぐ
ようにしていた。しかし、この隙間閉塞用の板材の加工
には非常に手間がかかり、したがって、その対策として
さまざまな調整部材が提案されている。
般に、内装工事の中でも工程的に終わりの段階にて成さ
れ、そのため、床、天井、壁等の他の部材との取り合い
も必要とされている。そして、多くの場合、建物の内部
空間の間仕切りを行う間仕切り用の家具は、その設置時
に、例えばベニヤ板等の板材を間仕切り用の家具の取り
合い部分の隙間寸法に合わせて加工し、例えば天井等の
建物の躯体部分に固定した桟等に取り付けて隙間を塞ぐ
ようにしていた。しかし、この隙間閉塞用の板材の加工
には非常に手間がかかり、したがって、その対策として
さまざまな調整部材が提案されている。
【0004】例えば、図5に示すような収納間仕切りユ
ニットAにおいては、収納間仕切りユニットAの本体B
の天板3上に、該本体Bと天井16との隙間を上下動し
天板3上方の天井16を押し上げて収まり調節を行う上
調節用部材Cを備えて構成されている。そして、この上
調節用部材Cを、本体B内に設けられた、その内部にば
ね部材を備えたアジャスタDにて天井16を押し上げる
ようにして係止させ収まり調整を行っている。
ニットAにおいては、収納間仕切りユニットAの本体B
の天板3上に、該本体Bと天井16との隙間を上下動し
天板3上方の天井16を押し上げて収まり調節を行う上
調節用部材Cを備えて構成されている。そして、この上
調節用部材Cを、本体B内に設けられた、その内部にば
ね部材を備えたアジャスタDにて天井16を押し上げる
ようにして係止させ収まり調整を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、収納間仕切りユニットAの本体B
と壁面(図示せず)との隙間は、隙間閉塞用の板材をそ
の隙間の大きさに対応させて切断加工して準備し、例え
ば、この板材を上記の上調節用部材Cを設けた後に本体
Bと壁面との間に係合させていた。したがって、本体B
と天井16との隙間と、本体Bと壁面との隙間とをそれ
ぞれ別の施工作業にて収まり調整させることとなり、例
えば、強く天井16を押し上げるように上調節用部材C
を設置した場合には、本体Bを僅かに移動させながら本
体Bと壁面との隙間に板材を設けて収納間仕切りユニッ
トAの収まり調整が出来ず、収納間仕切りユニットの収
まり調整がし難いという問題があった。
来の技術においては、収納間仕切りユニットAの本体B
と壁面(図示せず)との隙間は、隙間閉塞用の板材をそ
の隙間の大きさに対応させて切断加工して準備し、例え
ば、この板材を上記の上調節用部材Cを設けた後に本体
Bと壁面との間に係合させていた。したがって、本体B
と天井16との隙間と、本体Bと壁面との隙間とをそれ
ぞれ別の施工作業にて収まり調整させることとなり、例
えば、強く天井16を押し上げるように上調節用部材C
を設置した場合には、本体Bを僅かに移動させながら本
体Bと壁面との隙間に板材を設けて収納間仕切りユニッ
トAの収まり調整が出来ず、収納間仕切りユニットの収
まり調整がし難いという問題があった。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、収納間仕切りユニットの
本体と天井との隙間及び、本体と壁面との隙間に対して
同時に収まり調節が可能で、容易にその本体の設置調整
が出来る収納間仕切りユニットの収まり調整構造を提供
することにある。
で、その目的とするところは、収納間仕切りユニットの
本体と天井との隙間及び、本体と壁面との隙間に対して
同時に収まり調節が可能で、容易にその本体の設置調整
が出来る収納間仕切りユニットの収まり調整構造を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の収納間仕切りユニットの収まり調整
構造は、建物の内部空間の間仕切りを行う収納間仕切り
ユニットの本体と躯体との隙間に調節用部材を設けて躯
体への収まり調節を行う収納間仕切りユニットの収まり
調整構造であって、本体の天板上方に天井を押し上げて
収まり調節を行う、その側面に楔形状をもった押圧部を
有する上下動自在の上調節用部材を設け、本体側方に、
その一端に該押圧部の楔形状に対応する被押圧部を有す
るとともにその他端が躯体の壁面に当接する横調節用部
材を設けて、上調節用部材を上方に移動させて天井を押
圧するときに、横調節用部材が本体から離れるよう移動
し壁面を押圧するよう成している。
に、請求項1記載の収納間仕切りユニットの収まり調整
構造は、建物の内部空間の間仕切りを行う収納間仕切り
ユニットの本体と躯体との隙間に調節用部材を設けて躯
体への収まり調節を行う収納間仕切りユニットの収まり
調整構造であって、本体の天板上方に天井を押し上げて
収まり調節を行う、その側面に楔形状をもった押圧部を
有する上下動自在の上調節用部材を設け、本体側方に、
その一端に該押圧部の楔形状に対応する被押圧部を有す
るとともにその他端が躯体の壁面に当接する横調節用部
材を設けて、上調節用部材を上方に移動させて天井を押
圧するときに、横調節用部材が本体から離れるよう移動
し壁面を押圧するよう成している。
【0008】したがって、この場合、建物の内部空間の
間仕切りを行う収納間仕切りユニットの、本体の天板上
方の上下動自在の上調節用部材にて天井を押し上げて収
まり調節が成されるとともに、本体側方の、その一端に
該上調節用部材側面に設けられた楔形状の押圧部に対応
する楔形状の被押圧部を有してその他端が躯体の壁面に
当接する横調節用部材を、本体から離れるよう移動させ
て壁面を押圧させ、本体と躯体との隙間に対応させ収ま
り調節を行うことができる。
間仕切りを行う収納間仕切りユニットの、本体の天板上
方の上下動自在の上調節用部材にて天井を押し上げて収
まり調節が成されるとともに、本体側方の、その一端に
該上調節用部材側面に設けられた楔形状の押圧部に対応
する楔形状の被押圧部を有してその他端が躯体の壁面に
当接する横調節用部材を、本体から離れるよう移動させ
て壁面を押圧させ、本体と躯体との隙間に対応させ収ま
り調節を行うことができる。
【0009】また、請求項2記載の収納間仕切りユニッ
トの収まり調整構造は、請求項1記載の横調節用部材
を、その上部の一端に被押圧部を有して本体側方の床面
から略天井にわたる長さをもった板部材としている。
トの収まり調整構造は、請求項1記載の横調節用部材
を、その上部の一端に被押圧部を有して本体側方の床面
から略天井にわたる長さをもった板部材としている。
【0010】したがって、この場合、横調節用部材であ
る、本体側方の床面から略天井にわたる長さをもった板
部材上部の一端の被押圧部が押圧されて本体と壁面との
隙間に配設され、収納間仕切りユニットの収まり調節が
成される。
る、本体側方の床面から略天井にわたる長さをもった板
部材上部の一端の被押圧部が押圧されて本体と壁面との
隙間に配設され、収納間仕切りユニットの収まり調節が
成される。
【0011】また、請求項3記載の収納間仕切りユニッ
トの収まり調整構造は、請求項1又は2記載の横調節用
部材の前側に、本体側方の床面から天井にわたる、本体
と壁面との隙間に略対応させたカバー部材を設けてい
る。
トの収まり調整構造は、請求項1又は2記載の横調節用
部材の前側に、本体側方の床面から天井にわたる、本体
と壁面との隙間に略対応させたカバー部材を設けてい
る。
【0012】したがって、この場合、本体と壁面との間
の、本体側方の床面から天井にわたる隙間に略対応させ
たカバー部材にて、横調節用部材の前側が遮蔽される。
の、本体側方の床面から天井にわたる隙間に略対応させ
たカバー部材にて、横調節用部材の前側が遮蔽される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の請求項
1乃至3全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の収納間仕切りユニットの収まり
調整構造の概略構成を示す正面図である。図2は、同収
納間仕切りユニットの収まり調整構造の概略構成を示す
側面図である。図3は、同収納間仕切りユニットの収ま
り調整構造の上調節用部材を示す斜視図である。図4
は、同収納間仕切りユニットの収まり調整構造の設置動
作を示す説明図である。
1乃至3全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の収納間仕切りユニットの収まり
調整構造の概略構成を示す正面図である。図2は、同収
納間仕切りユニットの収まり調整構造の概略構成を示す
側面図である。図3は、同収納間仕切りユニットの収ま
り調整構造の上調節用部材を示す斜視図である。図4
は、同収納間仕切りユニットの収まり調整構造の設置動
作を示す説明図である。
【0014】この実施の形態の収納間仕切りユニットの
収まり調整構造は、建物の内部空間の間仕切りを行う収
納間仕切りユニットの本体と躯体との隙間に調節用部材
を設けて躯体への収まり調節を行う収納間仕切りユニッ
トの収まり調整構造であって、本体2の天板3上方に天
井16を押し上げて収まり調節を行う、その側面に楔形
状をもった押圧部8を有する上下動自在の上調節用部材
6を設け、本体2側方に、その一端に該押圧部8の楔形
状に対応する被押圧部11を有するとともにその他端が
躯体の壁面17に当接する横調節用部材を設けて、上調
節用部材6を上方に移動させて天井16を押圧するとき
に、横調節用部材が本体2から離れるよう移動し壁面1
7を押圧するよう成している。
収まり調整構造は、建物の内部空間の間仕切りを行う収
納間仕切りユニットの本体と躯体との隙間に調節用部材
を設けて躯体への収まり調節を行う収納間仕切りユニッ
トの収まり調整構造であって、本体2の天板3上方に天
井16を押し上げて収まり調節を行う、その側面に楔形
状をもった押圧部8を有する上下動自在の上調節用部材
6を設け、本体2側方に、その一端に該押圧部8の楔形
状に対応する被押圧部11を有するとともにその他端が
躯体の壁面17に当接する横調節用部材を設けて、上調
節用部材6を上方に移動させて天井16を押圧するとき
に、横調節用部材が本体2から離れるよう移動し壁面1
7を押圧するよう成している。
【0015】又、該実施の形態の収納間仕切りユニット
の収まり調整構造においては、横調節用部材を、その上
部の一端に被押圧部11を有して本体2側方の床面15
から略天井16にわたる長さをもった板部材10として
もいる。又、該実施の形態の収納間仕切りユニットの収
まり調整構造においては、横調節用部材の前側に、本体
2側方の床面15から天井16にわたる、本体2と壁面
17との隙間に略対応させたカバー部材12を設けても
いる。
の収まり調整構造においては、横調節用部材を、その上
部の一端に被押圧部11を有して本体2側方の床面15
から略天井16にわたる長さをもった板部材10として
もいる。又、該実施の形態の収納間仕切りユニットの収
まり調整構造においては、横調節用部材の前側に、本体
2側方の床面15から天井16にわたる、本体2と壁面
17との隙間に略対応させたカバー部材12を設けても
いる。
【0016】詳しくは、この収納間仕切りユニットの収
まり調整構造は、例えば、図1に示すように、建物の内
部空間の間仕切りをおこなう、床面15上に設置された
収納間仕切りユニット1の本体2と天井16、及び本体
2と壁面17との隙間を、上調節用部材6、横調節用部
材である板部材10及びカバー部材12にて閉塞させて
収まり調整を行うとともに遮音、遮光等を行う構造であ
る。
まり調整構造は、例えば、図1に示すように、建物の内
部空間の間仕切りをおこなう、床面15上に設置された
収納間仕切りユニット1の本体2と天井16、及び本体
2と壁面17との隙間を、上調節用部材6、横調節用部
材である板部材10及びカバー部材12にて閉塞させて
収まり調整を行うとともに遮音、遮光等を行う構造であ
る。
【0017】本体2は、この場合、ボックスタイプの収
納間仕切り家具であり、合板等の木質材料製の天板3、
側板4、及び図示していない背板、底板による一面開口
の箱体内部に棚板等が適宜固定されて構成され、その箱
体の前側開口には木質材料製の扉5、5が開閉自在に枢
支されて設けられている。なお、扉5は、合板製の長尺
角状の板材の表面に塩化ビニルシート材による化粧シー
トが貼着されて形成されており、凹部又は凸部にて形成
される、扉5開閉用の把手がその中央寄りの一端側に設
けられている。なお、この本体2は、床面15上に設け
られた四角状の台輪部材14上部に、上記箱体の底板が
載置されて、床面15の不陸への対応として床との収ま
り調整がなされる。
納間仕切り家具であり、合板等の木質材料製の天板3、
側板4、及び図示していない背板、底板による一面開口
の箱体内部に棚板等が適宜固定されて構成され、その箱
体の前側開口には木質材料製の扉5、5が開閉自在に枢
支されて設けられている。なお、扉5は、合板製の長尺
角状の板材の表面に塩化ビニルシート材による化粧シー
トが貼着されて形成されており、凹部又は凸部にて形成
される、扉5開閉用の把手がその中央寄りの一端側に設
けられている。なお、この本体2は、床面15上に設け
られた四角状の台輪部材14上部に、上記箱体の底板が
載置されて、床面15の不陸への対応として床との収ま
り調整がなされる。
【0018】本体2の内部には、この場合、本体2の天
板3の上方に配設される、後述する建物の天井16を押
し上げて収まり調節を行う上調節用部材6を上下動させ
る昇降ユニット13が4隅にそれぞれ設けられている。
したがって、本体2の天板3の4隅には、この昇降ユニ
ット13の上部を貫通させるための円形の開口(図示ぜ
ず)が設けられている。なお、昇降ユニット13は、こ
の場合、その下部に設けられたリンク機構にて上部の圧
縮ばねを介して、その先端の押圧片が上調節用部材6の
下面を押すようにして上下動させるものを使用している
が、この機構によるものの他、各種機構のものを採用す
ることが可能である。
板3の上方に配設される、後述する建物の天井16を押
し上げて収まり調節を行う上調節用部材6を上下動させ
る昇降ユニット13が4隅にそれぞれ設けられている。
したがって、本体2の天板3の4隅には、この昇降ユニ
ット13の上部を貫通させるための円形の開口(図示ぜ
ず)が設けられている。なお、昇降ユニット13は、こ
の場合、その下部に設けられたリンク機構にて上部の圧
縮ばねを介して、その先端の押圧片が上調節用部材6の
下面を押すようにして上下動させるものを使用している
が、この機構によるものの他、各種機構のものを採用す
ることが可能である。
【0019】上調節用部材6は、この場合、合板製で、
その横幅寸法が本体2の箱体と略同一巾寸法をもった所
定板厚の四角状の平板9の前後に、横長の幕板7、7が
それぞれ垂設されて形成されている。この前後の幕板
7、7は、この場合、扉5と略同一の板厚で、本体2と
天井16との間に発生する、通常想定される隙間寸法よ
り大きい所定の高さ、及び本体2の箱体の巾と略同一長
さの寸法をもってそれぞれ形成されている。そして、図
3に示すように、幕板7、7の壁面17に対向する側の
一端側には、押圧部8を形成する楔形状が突設され、ま
た、この場合、幕板7の表面には、本体2の扉5の表面
と略同一の化粧面となるよう、塩化ビニルシート材によ
る化粧シートが貼着されている。なお、この幕板7、7
は、図3に示すように、一端の押圧部8が同一方向とな
るように平板9の前後に固着され垂設されて上調節用部
材6を形成する。
その横幅寸法が本体2の箱体と略同一巾寸法をもった所
定板厚の四角状の平板9の前後に、横長の幕板7、7が
それぞれ垂設されて形成されている。この前後の幕板
7、7は、この場合、扉5と略同一の板厚で、本体2と
天井16との間に発生する、通常想定される隙間寸法よ
り大きい所定の高さ、及び本体2の箱体の巾と略同一長
さの寸法をもってそれぞれ形成されている。そして、図
3に示すように、幕板7、7の壁面17に対向する側の
一端側には、押圧部8を形成する楔形状が突設され、ま
た、この場合、幕板7の表面には、本体2の扉5の表面
と略同一の化粧面となるよう、塩化ビニルシート材によ
る化粧シートが貼着されている。なお、この幕板7、7
は、図3に示すように、一端の押圧部8が同一方向とな
るように平板9の前後に固着され垂設されて上調節用部
材6を形成する。
【0020】板部材10は、この場合、合板材料にて、
その上部の楔形状の被押圧部11を一体に有して、本体
2側方の床面15から略天井16にわたる長さをもって
長尺状に形成されている。なお、板部材10は、上記の
長尺状以外に、楔形状の被押圧部11一端に有してその
他端が躯体の壁面に当接する角状の板部材等の如何なる
形状であっても良い。
その上部の楔形状の被押圧部11を一体に有して、本体
2側方の床面15から略天井16にわたる長さをもって
長尺状に形成されている。なお、板部材10は、上記の
長尺状以外に、楔形状の被押圧部11一端に有してその
他端が躯体の壁面に当接する角状の板部材等の如何なる
形状であっても良い。
【0021】カバー部材12は、この場合、本体2の扉
5の表面と略同一の化粧面となるよう、塩化ビニルシー
ト材による化粧シートが貼着された合板が、本体2側方
の床面15から天井16にわたる、本体2と壁面17と
の隙間に略対応させた長尺状に切断されて形成されてい
る。なお、このカバー部材12は、例えば上記板部材1
0に当接させて、適宜箇所に木ねじ等の固定具を用いて
固定される。
5の表面と略同一の化粧面となるよう、塩化ビニルシー
ト材による化粧シートが貼着された合板が、本体2側方
の床面15から天井16にわたる、本体2と壁面17と
の隙間に略対応させた長尺状に切断されて形成されてい
る。なお、このカバー部材12は、例えば上記板部材1
0に当接させて、適宜箇所に木ねじ等の固定具を用いて
固定される。
【0022】上記の収納間仕切りユニットの収まり調整
構造は、図4(a)に示すように、まず、収納間仕切り
ユニット1の本体2を、内部空間の間仕切りを行う建物
の所望の設置場所に壁面17から板部材10の巾より広
い隙間を設けて床面15上に位置させる。次いで、板部
材10を、本体2の前後にその被押圧部11を上調節用
部材6の押圧部8に当接させ、本体2に向けて立て掛け
るように床面15上に載置する。そして、昇降ユニット
13のリンク機構を操作して、図4(b)に示すよう
に、収納間仕切りユニット1の、本体2の天板3上方の
上下動自在の上調節用部材6にて天井16を押し上げて
収まり調節を行うとともに、本体2側方の、その一端
に、該上調節用部材6の側面に設けられた楔形状の押圧
部8に対応する楔形状の被押圧部11を有してその他端
が躯体の壁面17に当接する板部材10を本体2から離
れるよう移動させて壁面17を押圧させて本体2と躯体
との隙間に対応させ収まり調節をする。
構造は、図4(a)に示すように、まず、収納間仕切り
ユニット1の本体2を、内部空間の間仕切りを行う建物
の所望の設置場所に壁面17から板部材10の巾より広
い隙間を設けて床面15上に位置させる。次いで、板部
材10を、本体2の前後にその被押圧部11を上調節用
部材6の押圧部8に当接させ、本体2に向けて立て掛け
るように床面15上に載置する。そして、昇降ユニット
13のリンク機構を操作して、図4(b)に示すよう
に、収納間仕切りユニット1の、本体2の天板3上方の
上下動自在の上調節用部材6にて天井16を押し上げて
収まり調節を行うとともに、本体2側方の、その一端
に、該上調節用部材6の側面に設けられた楔形状の押圧
部8に対応する楔形状の被押圧部11を有してその他端
が躯体の壁面17に当接する板部材10を本体2から離
れるよう移動させて壁面17を押圧させて本体2と躯体
との隙間に対応させ収まり調節をする。
【0023】この場合、上調節用部材6にて天井16を
押し上げるのと同時に、横調節用部材である、本体2側
方の床面15から略天井16にわたる長さをもった板部
材10が、本体2と壁面17との隙間に、特に保持構造
を設けることなく載置し配設されて、板部材10の上部
の一端の被押圧部11が押圧され板部材10が本体2か
ら離れて、収納間仕切りユニット1の収まり調節を行う
ことが出来る。
押し上げるのと同時に、横調節用部材である、本体2側
方の床面15から略天井16にわたる長さをもった板部
材10が、本体2と壁面17との隙間に、特に保持構造
を設けることなく載置し配設されて、板部材10の上部
の一端の被押圧部11が押圧され板部材10が本体2か
ら離れて、収納間仕切りユニット1の収まり調節を行う
ことが出来る。
【0024】また、この場合、上記の収まり調節をした
後、本体2と壁面17との間の、本体2側方の床面15
から天井16にわたる隙間に略対応させた、意匠面にお
いても体裁良く壁面17との隙間を塞ぐための本体2の
扉5の表面と略同一の化粧面を有したカバー部材12を
板部材10の前側に設けて楔形状の押圧部8と被押圧部
11を覆い収納間仕切りユニット1の収まり調整及び設
置を完了する。
後、本体2と壁面17との間の、本体2側方の床面15
から天井16にわたる隙間に略対応させた、意匠面にお
いても体裁良く壁面17との隙間を塞ぐための本体2の
扉5の表面と略同一の化粧面を有したカバー部材12を
板部材10の前側に設けて楔形状の押圧部8と被押圧部
11を覆い収納間仕切りユニット1の収まり調整及び設
置を完了する。
【0025】したがって、以上説明した収納間仕切りユ
ニットの収まり調整構造によると、建物の内部空間の間
仕切りを行う収納間仕切りユニット1の、本体2の天板
3上方の上下動自在の上調節用部材6にて天井16を押
し上げて収まり調節が成されるとともに、本体2側方
の、その一端に該上調節用部材6側面に設けられた楔形
状の押圧部8に対応する楔形状の被押圧部11を有して
その他端が躯体の壁面17に当接する板部材10を、本
体2から離れるよう移動させて壁面17を押圧させ、本
体2と躯体との隙間に対応させ収まり調節を行うことが
できるので、収納間仕切りユニット1の本体2と天井1
6との隙間及び、本体2と壁面17との隙間に対して同
時に収まり調節が出来、以て、容易にその本体2の設置
調整が出来る。
ニットの収まり調整構造によると、建物の内部空間の間
仕切りを行う収納間仕切りユニット1の、本体2の天板
3上方の上下動自在の上調節用部材6にて天井16を押
し上げて収まり調節が成されるとともに、本体2側方
の、その一端に該上調節用部材6側面に設けられた楔形
状の押圧部8に対応する楔形状の被押圧部11を有して
その他端が躯体の壁面17に当接する板部材10を、本
体2から離れるよう移動させて壁面17を押圧させ、本
体2と躯体との隙間に対応させ収まり調節を行うことが
できるので、収納間仕切りユニット1の本体2と天井1
6との隙間及び、本体2と壁面17との隙間に対して同
時に収まり調節が出来、以て、容易にその本体2の設置
調整が出来る。
【0026】また、横調節用部材である、本体2側方の
床面15から略天井16にわたる長さをもった板部材1
0上部の一端の被押圧部11が押圧されて本体2と壁面
との隙間に配設され、収納間仕切りユニット1の収まり
調節が成されるので、板部材10を保持するための構造
が不要で、以て、簡単な構成にて本体2と壁面17との
隙間に対して収まり調節が達成できる。また、本体2と
壁面17との間の、本体2側方の床面15から天井16
にわたる隙間に略対応させたカバー部材12にて、板部
材10の前側が遮蔽されるので、楔形状の押圧部8及び
被押圧部11が隠され、以て、意匠面においても違和感
が無い。
床面15から略天井16にわたる長さをもった板部材1
0上部の一端の被押圧部11が押圧されて本体2と壁面
との隙間に配設され、収納間仕切りユニット1の収まり
調節が成されるので、板部材10を保持するための構造
が不要で、以て、簡単な構成にて本体2と壁面17との
隙間に対して収まり調節が達成できる。また、本体2と
壁面17との間の、本体2側方の床面15から天井16
にわたる隙間に略対応させたカバー部材12にて、板部
材10の前側が遮蔽されるので、楔形状の押圧部8及び
被押圧部11が隠され、以て、意匠面においても違和感
が無い。
【0027】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の収
納間仕切りユニットの収まり調整構造は、建物の内部空
間の間仕切りを行う収納間仕切りユニットの、本体の天
板上方の上下動自在の上調節用部材にて天井を押し上げ
て収まり調節が成されるとともに、本体側方の、その一
端に該上調節用部材側面に設けられた楔形状の押圧部に
対応する楔形状の被押圧部を有してその他端が躯体の壁
面に当接する横調節用部材を、本体から離れるよう移動
させて壁面を押圧させ、本体と躯体との隙間に対応させ
収まり調節を行うことができるので、収納間仕切りユニ
ットの本体と天井との隙間及び、本体と壁面との隙間に
対して同時に収まり調節が出来、以て、容易にその本体
の設置調整が出来る。
納間仕切りユニットの収まり調整構造は、建物の内部空
間の間仕切りを行う収納間仕切りユニットの、本体の天
板上方の上下動自在の上調節用部材にて天井を押し上げ
て収まり調節が成されるとともに、本体側方の、その一
端に該上調節用部材側面に設けられた楔形状の押圧部に
対応する楔形状の被押圧部を有してその他端が躯体の壁
面に当接する横調節用部材を、本体から離れるよう移動
させて壁面を押圧させ、本体と躯体との隙間に対応させ
収まり調節を行うことができるので、収納間仕切りユニ
ットの本体と天井との隙間及び、本体と壁面との隙間に
対して同時に収まり調節が出来、以て、容易にその本体
の設置調整が出来る。
【0028】また、請求項2記載の収納間仕切りユニッ
トの収まり調整構造は、請求項1記載のものの効果に加
え、横調節用部材である、本体側方の床面から略天井に
わたる長さをもった板部材上部の一端の被押圧部が押圧
されて本体と壁面との隙間に配設され、収納間仕切りユ
ニットの収まり調節が成されるので、横調節用部材を保
持するための構造が不要で、以て、簡単な構成にて本体
と壁面との隙間に対して収まり調節が達成できる。
トの収まり調整構造は、請求項1記載のものの効果に加
え、横調節用部材である、本体側方の床面から略天井に
わたる長さをもった板部材上部の一端の被押圧部が押圧
されて本体と壁面との隙間に配設され、収納間仕切りユ
ニットの収まり調節が成されるので、横調節用部材を保
持するための構造が不要で、以て、簡単な構成にて本体
と壁面との隙間に対して収まり調節が達成できる。
【0029】また、請求項3記載の収納間仕切りユニッ
トの収まり調整構造は、請求項1又は2記載のものの効
果に加え、本体と壁面との間の、本体側方の床面から天
井にわたる隙間に略対応させたカバー部材にて、横調節
用部材の前側が遮蔽されるので、楔形状の押圧部及び被
押圧部が隠され、以て、意匠面においても違和感が無
い。
トの収まり調整構造は、請求項1又は2記載のものの効
果に加え、本体と壁面との間の、本体側方の床面から天
井にわたる隙間に略対応させたカバー部材にて、横調節
用部材の前側が遮蔽されるので、楔形状の押圧部及び被
押圧部が隠され、以て、意匠面においても違和感が無
い。
【図1】本発明の一実施の形態の収納間仕切りユニット
の収まり調整構造の概略構成を示す正面図である。
の収まり調整構造の概略構成を示す正面図である。
【図2】同収納間仕切りユニットの収まり調整構造の概
略構成を示す側面図である。
略構成を示す側面図である。
【図3】同収納間仕切りユニットの収まり調整構造の上
調節用部材を示す斜視図である。
調節用部材を示す斜視図である。
【図4】同収納間仕切りユニットの収まり調整構造の設
置動作を示す説明図である。
置動作を示す説明図である。
【図5】本発明の従来例である収納間仕切りユニットの
収まり調整構造を示す側面図である。
収まり調整構造を示す側面図である。
1 収納間仕切りユニット 2 本体 3 天板 6 上調節用部材 7 幕板 8 押圧部 10 板部材(横調節用部材) 11 被押圧部 12 カバー部材 15 床面 16 天井 17 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 秀和 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大島 玲奈 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 建物の内部空間の間仕切りを行う収納間
仕切りユニットの本体と躯体との隙間に調節用部材を設
けて躯体への収まり調節を行う収納間仕切りユニットの
収まり調整構造であって、 本体の天板上方に天井を押し上げて収まり調節を行う、
その側面に楔形状をもった押圧部を有する上下動自在の
上調節用部材を設け、本体側方に、その一端に該押圧部
の楔形状に対応する被押圧部を有するとともにその他端
が躯体の壁面に当接する横調節用部材を設けて、上調節
用部材を上方に移動させて天井を押圧するときに、横調
節用部材が本体から離れるよう移動し壁面を押圧するよ
う成した収納間仕切りユニットの収まり調整構造。 - 【請求項2】 横調節用部材を、その上部の一端に被押
圧部を有して本体側方の床面から略天井にわたる長さを
もった板部材としたことを特徴とする請求項1記載の収
納間仕切りユニットの収まり調整構造。 - 【請求項3】 横調節用部材の前側に、本体側方の床面
から天井にわたる、本体と壁面との隙間に略対応させた
カバー部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記
載の収納間仕切りユニットの収まり調整構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17877098A JP2000004966A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 収納間仕切りユニットの収まり調整構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17877098A JP2000004966A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 収納間仕切りユニットの収まり調整構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000004966A true JP2000004966A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16054327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17877098A Pending JP2000004966A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 収納間仕切りユニットの収まり調整構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000004966A (ja) |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP17877098A patent/JP2000004966A/ja active Pending
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