JP2000004159A - 音響装置 - Google Patents
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- JP2000004159A JP2000004159A JP18327898A JP18327898A JP2000004159A JP 2000004159 A JP2000004159 A JP 2000004159A JP 18327898 A JP18327898 A JP 18327898A JP 18327898 A JP18327898 A JP 18327898A JP 2000004159 A JP2000004159 A JP 2000004159A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 故障を電気的に検出し故障箇所を操作者に報
知することにより、常時の故障診断を可能とする音響装
置を提供する。 【解決手段】 共通の入力端子を持った、ゲインが連動
可変される2つのヘッドアンプ1に信号を入力し、各入
力レベルをAD変換器2によってデジタル信号として数
値化する。その後比較手段4内で両信号の差分を取り、
処理手段5によって差分が両信号ラインに同一信号が入
力されたとみなせる範囲かどうか、蓄積された具体的な
数値をしきい値としてしきい値との大小比較を行ない、
結果を異常検出出力手段6に出力する。装置のどちらか
の入力ラインに故障が生じていれば、故障ラインの信号
レベル値は正常ラインのレベル値と大きく異なり、比較
結果は部品ばらつきにより設定されたしきい値を大きく
逸脱する。異常検出出力手段6は処理手段5の処理結果
がしきい値を超えていれば、装置内に異常が生じたもの
として異常検出出力を出力する。
知することにより、常時の故障診断を可能とする音響装
置を提供する。 【解決手段】 共通の入力端子を持った、ゲインが連動
可変される2つのヘッドアンプ1に信号を入力し、各入
力レベルをAD変換器2によってデジタル信号として数
値化する。その後比較手段4内で両信号の差分を取り、
処理手段5によって差分が両信号ラインに同一信号が入
力されたとみなせる範囲かどうか、蓄積された具体的な
数値をしきい値としてしきい値との大小比較を行ない、
結果を異常検出出力手段6に出力する。装置のどちらか
の入力ラインに故障が生じていれば、故障ラインの信号
レベル値は正常ラインのレベル値と大きく異なり、比較
結果は部品ばらつきにより設定されたしきい値を大きく
逸脱する。異常検出出力手段6は処理手段5の処理結果
がしきい値を超えていれば、装置内に異常が生じたもの
として異常検出出力を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AD変換装置を搭
載する音声信号処理装置(音響装置)に関し、特に故障
を電気的に検出し故障箇所を操作者に報知するよう構成
したものである。
載する音声信号処理装置(音響装置)に関し、特に故障
を電気的に検出し故障箇所を操作者に報知するよう構成
したものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のAD変換装置を搭載する
音声信号処理装置(音響装置)の構成を示すブロック図
である。従来のAD変換装置を搭載する音声信号処理装
置(音響装置)は、図示されていない入力端子を持ち、
ゲインが可変されるヘッドアンプ(音声信号増幅器)1
と、ヘッドアンプ1に縦続接続されたAD変換器2と、
増幅手段、出力手段を有し、音声信号を加算したり周波
数特性を変化させたりする機能を有する信号処理手段41
とから成る複数系統、この例では2系統で構成されてい
る。
音声信号処理装置(音響装置)の構成を示すブロック図
である。従来のAD変換装置を搭載する音声信号処理装
置(音響装置)は、図示されていない入力端子を持ち、
ゲインが可変されるヘッドアンプ(音声信号増幅器)1
と、ヘッドアンプ1に縦続接続されたAD変換器2と、
増幅手段、出力手段を有し、音声信号を加算したり周波
数特性を変化させたりする機能を有する信号処理手段41
とから成る複数系統、この例では2系統で構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
AD変換装置を搭載する音響装置では、AD変換装置内
に故障が発生した場合、音声信号出力が止まったり、ま
た異常なノイズを発したりという状態が予告なく発生し
ていた。またAD変換装置内のどの部分で故障が発生し
ているのか、外側から見ただけでは判定できない場合が
ほとんどであり、修理箇所の特定ができないため、たと
えば演目公演中にAD変換装置をすばやく修理すること
ができない、検査作業に修理時間の大半が費やされると
いう事態が起こっていた。
AD変換装置を搭載する音響装置では、AD変換装置内
に故障が発生した場合、音声信号出力が止まったり、ま
た異常なノイズを発したりという状態が予告なく発生し
ていた。またAD変換装置内のどの部分で故障が発生し
ているのか、外側から見ただけでは判定できない場合が
ほとんどであり、修理箇所の特定ができないため、たと
えば演目公演中にAD変換装置をすばやく修理すること
ができない、検査作業に修理時間の大半が費やされると
いう事態が起こっていた。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、故
障を電気的に検出し故障箇所を操作者に報知することに
より、常時の故障診断を可能とする優れた音響装置を提
供することを目的とする。
障を電気的に検出し故障箇所を操作者に報知することに
より、常時の故障診断を可能とする優れた音響装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の音響装置は、以下のような構成を採るもの
である。複数の入力手段は、同一の信号を入力し増幅す
る。複数のA/D変換器は、信号をAD変換する。切替
手段は、A/D変換器の出力を切替える。比較手段は、
前記A/D変換器の出力に並列接続され、出力の差分を
出力する。処理手段は、前記比較手段の比較結果を決め
られた方法で処理し、格納する。異常検出出力手役は、
前記処理手段内に格納された比較結果を判定し、異常と
判断した場合に異常検出出力を出力する。
に、本発明の音響装置は、以下のような構成を採るもの
である。複数の入力手段は、同一の信号を入力し増幅す
る。複数のA/D変換器は、信号をAD変換する。切替
手段は、A/D変換器の出力を切替える。比較手段は、
前記A/D変換器の出力に並列接続され、出力の差分を
出力する。処理手段は、前記比較手段の比較結果を決め
られた方法で処理し、格納する。異常検出出力手役は、
前記処理手段内に格納された比較結果を判定し、異常と
判断した場合に異常検出出力を出力する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、AD変換機能を持った音響装置において、どちらか
一方が主装置で他方が故障検出装置として機能するAD
変換装置を具備し、両方の前記AD変換装置のデジタル
データを常時比較して、比較結果から故障AD変換装置
を判定し、自動または手動で前記故障AD変換装置を切
り替えて正常AD変換装置を使用できるよう構成した音
響装置としたものであり、AD変換装置に何らかの故障
が起きたとき、操作者は直ちにAD変換装置の故障を知
り、正常なAD変換装置に切り替えて使用することがで
きるという作用を有する。
は、AD変換機能を持った音響装置において、どちらか
一方が主装置で他方が故障検出装置として機能するAD
変換装置を具備し、両方の前記AD変換装置のデジタル
データを常時比較して、比較結果から故障AD変換装置
を判定し、自動または手動で前記故障AD変換装置を切
り替えて正常AD変換装置を使用できるよう構成した音
響装置としたものであり、AD変換装置に何らかの故障
が起きたとき、操作者は直ちにAD変換装置の故障を知
り、正常なAD変換装置に切り替えて使用することがで
きるという作用を有する。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、AD変換
機能を持った音響装置において、どれか一つを主装置に
それ以外の複数が故障検出装置として機能するAD変換
装置を具備し、複数の前記AD変換装置のデジタルデー
タを常時比較して、多数決判定により故障AD変換装置
を判定して手動あるいは自動で前記故障AD変換装置と
判定されたAD変換装置を切り離して正常AD変換装置
を使用できるよう構成した音響装置としたものであり、
AD変換装置に何らかの故障が起きたとき、操作者は直
ちにAD変換装置の故障を知り、正常なAD変換装置に
切り替えて使用することができるという作用を有する。
機能を持った音響装置において、どれか一つを主装置に
それ以外の複数が故障検出装置として機能するAD変換
装置を具備し、複数の前記AD変換装置のデジタルデー
タを常時比較して、多数決判定により故障AD変換装置
を判定して手動あるいは自動で前記故障AD変換装置と
判定されたAD変換装置を切り離して正常AD変換装置
を使用できるよう構成した音響装置としたものであり、
AD変換装置に何らかの故障が起きたとき、操作者は直
ちにAD変換装置の故障を知り、正常なAD変換装置に
切り替えて使用することができるという作用を有する。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の音響装置において、通常は、主装置としてのA
D変換装置と故障検出装置としてのAD変換装置の信号
を合成して使用して良質な信号を送出するようにし、更
に両AD変換装置のデジタルデータを常時比較して、比
較結果から故障AD変換装置が判定された場合、故障し
たと判定されたAD変換装置の系統を自動あるいは手動
で切り替えて、他の一方のAD変換装置の信号を送出す
るよう構成した音響装置としたものであり、AD変換装
置に何らかの故障が起きたとき、操作者は直ちにAD変
換装置の故障を知り、正常なAD変換装置に切り替えて
使用することができるという作用を有する。
に記載の音響装置において、通常は、主装置としてのA
D変換装置と故障検出装置としてのAD変換装置の信号
を合成して使用して良質な信号を送出するようにし、更
に両AD変換装置のデジタルデータを常時比較して、比
較結果から故障AD変換装置が判定された場合、故障し
たと判定されたAD変換装置の系統を自動あるいは手動
で切り替えて、他の一方のAD変換装置の信号を送出す
るよう構成した音響装置としたものであり、AD変換装
置に何らかの故障が起きたとき、操作者は直ちにAD変
換装置の故障を知り、正常なAD変換装置に切り替えて
使用することができるという作用を有する。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載の音響装置において、通常は、主装置としてのA
D変換装置と複数の故障検出装置としてのAD変換装置
の信号を合成して使用して、良質な信号を送出するよう
にし、複数の前記AD変換装置のデジタルデータを常時
比較して、比較結果から故障AD変換装置が判定された
場合、故障したと判定されたAD変換装置の系統を手動
あるいは自動にて切り替えて、他の複数のAD変換装置
の信号を送出するよう構成した音響装置としたものであ
り、操作者が迅速に故障したAD変換装置に対応できる
ようにすることができる。
に記載の音響装置において、通常は、主装置としてのA
D変換装置と複数の故障検出装置としてのAD変換装置
の信号を合成して使用して、良質な信号を送出するよう
にし、複数の前記AD変換装置のデジタルデータを常時
比較して、比較結果から故障AD変換装置が判定された
場合、故障したと判定されたAD変換装置の系統を手動
あるいは自動にて切り替えて、他の複数のAD変換装置
の信号を送出するよう構成した音響装置としたものであ
り、操作者が迅速に故障したAD変換装置に対応できる
ようにすることができる。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至請求項4に記載の音響装置において、各AD変換装
置の信号を常時比較した結果から故障したAD変換装置
を検出した場合には、表示装置に故障状況を表示できる
よう装置した音響装置としたものであり、AD変換装置
に何らかの故障が起きたとき、操作者は直ちにAD変換
装置の故障を知ることができるという作用を有する。
乃至請求項4に記載の音響装置において、各AD変換装
置の信号を常時比較した結果から故障したAD変換装置
を検出した場合には、表示装置に故障状況を表示できる
よう装置した音響装置としたものであり、AD変換装置
に何らかの故障が起きたとき、操作者は直ちにAD変換
装置の故障を知ることができるという作用を有する。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至請求項4に記載の音響装置において、各AD変換装
置の信号を常時比較した結果から故障したAD変換装置
を検出した場合には、スピーカ装置からアラーム音ある
いは音声にて故障状況を操作者に知らせるよう構成した
音響装置としたものであり、AD変換装置に何らかの故
障が起きたとき、操作者は直ちにAD変換装置の故障を
知ることができるという作用を有する。
乃至請求項4に記載の音響装置において、各AD変換装
置の信号を常時比較した結果から故障したAD変換装置
を検出した場合には、スピーカ装置からアラーム音ある
いは音声にて故障状況を操作者に知らせるよう構成した
音響装置としたものであり、AD変換装置に何らかの故
障が起きたとき、操作者は直ちにAD変換装置の故障を
知ることができるという作用を有する。
【0012】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載の音響装置において、各AD変換装置の信号を常
時比較した結果から故障したAD変換装置を検出した場
合には、スピーカ装置からアラーム音あるいは音声にて
故障状況を操作者に知らせるようにすると同時に表示装
置に映像にて故障状況を表示するよう構成した音響装置
としたものであり、AD変換装置に何らかの故障が起き
たとき、操作者は音あるいは音声又は映像により直ちに
AD変換装置の故障を知ることができるという作用を有
する。
に記載の音響装置において、各AD変換装置の信号を常
時比較した結果から故障したAD変換装置を検出した場
合には、スピーカ装置からアラーム音あるいは音声にて
故障状況を操作者に知らせるようにすると同時に表示装
置に映像にて故障状況を表示するよう構成した音響装置
としたものであり、AD変換装置に何らかの故障が起き
たとき、操作者は音あるいは音声又は映像により直ちに
AD変換装置の故障を知ることができるという作用を有
する。
【0013】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至請求項4に記載の音響装置において、アナログ信号
をデジタル信号に変換するときに直流成分を完全に除去
する直流成分除去手段を設けて、主装置としてのAD変
換装置とそれ以外の複数の故障検出装置としてのAD変
換装置のデジタルデータの比較精度を向上させるよう構
成した音響装置としたものであり、直流成分をカットす
ることにより、より精度の高いレベル比較ができ、かつ
同一信号を入力している他のラインと比較、結果を出力
することにより操作者は直ちにAD変換装置の故障を知
ることができ、適切な対応により異常を回避することが
できるという作用を有する。
乃至請求項4に記載の音響装置において、アナログ信号
をデジタル信号に変換するときに直流成分を完全に除去
する直流成分除去手段を設けて、主装置としてのAD変
換装置とそれ以外の複数の故障検出装置としてのAD変
換装置のデジタルデータの比較精度を向上させるよう構
成した音響装置としたものであり、直流成分をカットす
ることにより、より精度の高いレベル比較ができ、かつ
同一信号を入力している他のラインと比較、結果を出力
することにより操作者は直ちにAD変換装置の故障を知
ることができ、適切な対応により異常を回避することが
できるという作用を有する。
【0014】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の音響装置において、前記直流成分除去手段とし
てUP/DOWNカウンタを使用するよう構成した音響装置と
したものであり、直流成分をカットすることにより、よ
り精度の高いレベル比較ができ、かつ同一信号を入力し
ている他のラインと比較、結果を出力することにより操
作者は直ちにAD変換装置の故障を知ることができ、適
切な対応により異常を回避することができるという作用
を有する。
に記載の音響装置において、前記直流成分除去手段とし
てUP/DOWNカウンタを使用するよう構成した音響装置と
したものであり、直流成分をカットすることにより、よ
り精度の高いレベル比較ができ、かつ同一信号を入力し
ている他のラインと比較、結果を出力することにより操
作者は直ちにAD変換装置の故障を知ることができ、適
切な対応により異常を回避することができるという作用
を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態の音響装置の構成を示す。図1において音
響装置は、共通の入力端子を持った、ゲインが連動可変
される2つのヘッドアンプ(音声信号増幅器)1と、ヘ
ッドアンプ1に縦続接続された2つのAD変換器2と、
AD変換器2の出力を自動または手動で切り替える切替
手段3と、AD変換器2の出力に並列接続され出力の差
分を出力する比較手段4と、比較手段4の出力値を処理
する処理手段5と、処理結果により装置(縦続接続され
たヘッドアンプ1とAD変換器2からなるもの)の異常
を検出し異常検出出力を出力する異常検出出力手段6
と、異常検出出力結果を表示する表示手段7と、異常検
出出力をアラーム音あるいは音声にて報知する拡声手段
12とから構成されている。本装置は、たとえば一度に多
数の入力を処理しAD変換機能を持つ大型音声信号処理
装置に用いると好都合である。
の実施の形態の音響装置の構成を示す。図1において音
響装置は、共通の入力端子を持った、ゲインが連動可変
される2つのヘッドアンプ(音声信号増幅器)1と、ヘ
ッドアンプ1に縦続接続された2つのAD変換器2と、
AD変換器2の出力を自動または手動で切り替える切替
手段3と、AD変換器2の出力に並列接続され出力の差
分を出力する比較手段4と、比較手段4の出力値を処理
する処理手段5と、処理結果により装置(縦続接続され
たヘッドアンプ1とAD変換器2からなるもの)の異常
を検出し異常検出出力を出力する異常検出出力手段6
と、異常検出出力結果を表示する表示手段7と、異常検
出出力をアラーム音あるいは音声にて報知する拡声手段
12とから構成されている。本装置は、たとえば一度に多
数の入力を処理しAD変換機能を持つ大型音声信号処理
装置に用いると好都合である。
【0017】つぎに、上記構成を有する第1の実施の形
態の音響装置の動作について図1を参照しながら説明す
る。共通の入力端子を持った、ゲインが連動可変される
2つのヘッドアンプ1に信号を入力し、各入力レベルを
AD変換器2によってデジタル信号として数値化する。
その後比較手段4内で両信号の差分を取り、処理手段5
によって差分が両信号ラインに同一信号が入力されたと
みなせる範囲かどうか、蓄積された具体的な数値をしき
い値としてしきい値との大小比較を行ない、結果を異常
検出出力手段6に出力する。
態の音響装置の動作について図1を参照しながら説明す
る。共通の入力端子を持った、ゲインが連動可変される
2つのヘッドアンプ1に信号を入力し、各入力レベルを
AD変換器2によってデジタル信号として数値化する。
その後比較手段4内で両信号の差分を取り、処理手段5
によって差分が両信号ラインに同一信号が入力されたと
みなせる範囲かどうか、蓄積された具体的な数値をしき
い値としてしきい値との大小比較を行ない、結果を異常
検出出力手段6に出力する。
【0018】装置(縦続接続されたヘッドアンプ1とA
D変換器2からなるもの)に故障がなければ、比較手段
4で比較された信号はまったく同一の回路を通過してき
ているので、部品ばらつき以上の誤差は見られない。
D変換器2からなるもの)に故障がなければ、比較手段
4で比較された信号はまったく同一の回路を通過してき
ているので、部品ばらつき以上の誤差は見られない。
【0019】しかし、装置(縦続接続されたヘッドアン
プ1とAD変換器2からなるもの)のどちらかの入力ラ
イン(ヘッドアンプ1〜AD変換器2に至るまでの回
路)に故障が生じていれば、故障ラインの信号レベル値
は正常ラインのレベル値と大きく異なり、比較結果は部
品ばらつきにより設定されたしきい値を大きく逸脱す
る。異常検出出力手段6は処理手段5の処理結果がしき
い値を超えていれば、回路内に異常が生じたものとして
異常検出出力を出力する。
プ1とAD変換器2からなるもの)のどちらかの入力ラ
イン(ヘッドアンプ1〜AD変換器2に至るまでの回
路)に故障が生じていれば、故障ラインの信号レベル値
は正常ラインのレベル値と大きく異なり、比較結果は部
品ばらつきにより設定されたしきい値を大きく逸脱す
る。異常検出出力手段6は処理手段5の処理結果がしき
い値を超えていれば、回路内に異常が生じたものとして
異常検出出力を出力する。
【0020】操作者は異常検出出力を表示手段7または
拡声手段12により知ることができ、切替手段3を利用し
て自動もしくは手動で現用回線系/予備回線系を切り替
えることにより故障部分を推定することができる。その
結果最終的に切替手段3により正常と思われる回路ライ
ンを選択して出力を得ることができ、また他の空き回線
に入力を手動で切り替えることもできる。
拡声手段12により知ることができ、切替手段3を利用し
て自動もしくは手動で現用回線系/予備回線系を切り替
えることにより故障部分を推定することができる。その
結果最終的に切替手段3により正常と思われる回路ライ
ンを選択して出力を得ることができ、また他の空き回線
に入力を手動で切り替えることもできる。
【0021】これにより、たとえば劇場での芝居/コン
サート公演中にあるチャンネルに入力不良動作が発生し
た場合、故障がすぐに判明し、速やかに予備回線や他の
空き回線を使用して公演を支障なく継続することができ
る。
サート公演中にあるチャンネルに入力不良動作が発生し
た場合、故障がすぐに判明し、速やかに予備回線や他の
空き回線を使用して公演を支障なく継続することができ
る。
【0022】なお上記実施形態における信号比較は、同
一信号を入力するラインを一度に2回線でなく3回線以
上にしてもよく、その場合複数の信号比較により多数決
によって故障回線がより明確になり、正常回線への切り
替えを速やかに自動で行なうことが可能となる。また表
示手段7と拡声手段12は、どちらか一方を備え異常を報
知するようにしてもよい。
一信号を入力するラインを一度に2回線でなく3回線以
上にしてもよく、その場合複数の信号比較により多数決
によって故障回線がより明確になり、正常回線への切り
替えを速やかに自動で行なうことが可能となる。また表
示手段7と拡声手段12は、どちらか一方を備え異常を報
知するようにしてもよい。
【0023】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態の音響装置の構成を示す。図2において
は、図1の構成に、さらに、2つのAD変換された信号
を電気的に加算する加算手段8と、加算された信号が原
信号より加算によりレベル増加した分を、2信号の場合
は6dB減衰させる減衰手段9と、図1の切替手段3に
代えて加算信号と加算する前の信号出力を自動または手
動で切り替える多出力切替手段10とを備えたものであ
る。
の実施の形態の音響装置の構成を示す。図2において
は、図1の構成に、さらに、2つのAD変換された信号
を電気的に加算する加算手段8と、加算された信号が原
信号より加算によりレベル増加した分を、2信号の場合
は6dB減衰させる減衰手段9と、図1の切替手段3に
代えて加算信号と加算する前の信号出力を自動または手
動で切り替える多出力切替手段10とを備えたものであ
る。
【0024】つぎに、上記構成を有する第2の実施の形
態の音響装置の動作について説明する。共通の入力端子
を持った、ゲインが連動可変される2つのヘッドアンプ
1に信号を入力し、各入力レベルをAD変換器2によっ
てデジタル信号として数値化する。その後加算手段8に
より両信号の加算を行ない、さらに減衰手段9により加
算信号の6dBレベル減衰を行なう。
態の音響装置の動作について説明する。共通の入力端子
を持った、ゲインが連動可変される2つのヘッドアンプ
1に信号を入力し、各入力レベルをAD変換器2によっ
てデジタル信号として数値化する。その後加算手段8に
より両信号の加算を行ない、さらに減衰手段9により加
算信号の6dBレベル減衰を行なう。
【0025】一方、比較手段4内で両信号の差分を取
り、処理手段5によって差分が両信号ラインに同一信号
が入力されたとみなせる範囲かどうか、蓄積された具体
的な数値をしきい値としてしきい値との大小比較を行な
い、結果を異常検出出力手段6に出力する。
り、処理手段5によって差分が両信号ラインに同一信号
が入力されたとみなせる範囲かどうか、蓄積された具体
的な数値をしきい値としてしきい値との大小比較を行な
い、結果を異常検出出力手段6に出力する。
【0026】異常検出出力手段6は処理結果により装置
(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換器2からな
るもの)の異常を判定し、異常と判断した場合は表示手
段7もしくは拡声手段12により装置(縦続接続されたヘ
ッドアンプ1とAD変換器2からなるもの)の異常を操
作者に報知する。
(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換器2からな
るもの)の異常を判定し、異常と判断した場合は表示手
段7もしくは拡声手段12により装置(縦続接続されたヘ
ッドアンプ1とAD変換器2からなるもの)の異常を操
作者に報知する。
【0027】操作者は切替手段10を利用して自動もしく
は手動で現用回線系/予備回線系を切り替えることによ
り故障部分を推定することができる。その結果最終的に
多出力切替手段10により正常と思われる回路ラインを選
択して出力を得ることができ、また他の空き回線に入力
を手動で切り替えることもできる。
は手動で現用回線系/予備回線系を切り替えることによ
り故障部分を推定することができる。その結果最終的に
多出力切替手段10により正常と思われる回路ラインを選
択して出力を得ることができ、また他の空き回線に入力
を手動で切り替えることもできる。
【0028】装置(縦続接続されたヘッドアンプ1とA
D変換器2からなるもの)が正常に動作している場合、
両ラインに入力されAD変換される信号はまったく同一
なので、加算手段8により加算した場合、信号レベルは
6dB増加し、装置(縦続接続されたヘッドアンプ1と
AD変換器2からなるもの)の処理上加算される無相関
なノイズレベルは3dB増加する。
D変換器2からなるもの)が正常に動作している場合、
両ラインに入力されAD変換される信号はまったく同一
なので、加算手段8により加算した場合、信号レベルは
6dB増加し、装置(縦続接続されたヘッドアンプ1と
AD変換器2からなるもの)の処理上加算される無相関
なノイズレベルは3dB増加する。
【0029】この加算された信号を6dB減衰させるこ
とにより、信号レベル及び無相関ノイズレベルを6dB
減衰させるので、信号レベルはそのままで、処理システ
ムにより重畳されるノイズレベルがトータルで3dB減
衰し、装置(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換
器2からなるもの)の出力S/N比を3dB向上させる
ことができ、単一回線の使用時よりも、よりノイズの少
ないオーディオ信号を出力することができる。
とにより、信号レベル及び無相関ノイズレベルを6dB
減衰させるので、信号レベルはそのままで、処理システ
ムにより重畳されるノイズレベルがトータルで3dB減
衰し、装置(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換
器2からなるもの)の出力S/N比を3dB向上させる
ことができ、単一回線の使用時よりも、よりノイズの少
ないオーディオ信号を出力することができる。
【0030】また故障時には出力を切り替えることで、
速やかに故障回線を除外し、正常な状態に復帰すること
ができる。なお加算する回線数は3つ以上としてもよ
く、その場合、加算回線数によって減衰手段の減衰レベ
ルを適切な値に設定することで、より良質な出力信号を
得ることができる。また回線が3つ以上の場合は、処理
手段内で多数決により故障回線を速やかに決定すること
ができ、迅速なる正常状態への復帰が可能となる。また
表示手段7と拡声手段12はどちらか一方を具備した装置
構成としてもよい。
速やかに故障回線を除外し、正常な状態に復帰すること
ができる。なお加算する回線数は3つ以上としてもよ
く、その場合、加算回線数によって減衰手段の減衰レベ
ルを適切な値に設定することで、より良質な出力信号を
得ることができる。また回線が3つ以上の場合は、処理
手段内で多数決により故障回線を速やかに決定すること
ができ、迅速なる正常状態への復帰が可能となる。また
表示手段7と拡声手段12はどちらか一方を具備した装置
構成としてもよい。
【0031】(第3の実施の形態)図3は本発明の第3
の実施の形態の音響装置の構成を示す。図3において
は、図1の構成に、さらに、ヘッドアンプに縦続接続さ
れた、入力信号の直流成分を除去する直流成分除去手段
11を備えたものである。
の実施の形態の音響装置の構成を示す。図3において
は、図1の構成に、さらに、ヘッドアンプに縦続接続さ
れた、入力信号の直流成分を除去する直流成分除去手段
11を備えたものである。
【0032】つぎに、上記構成を有する第3の実施の形
態の音響装置の動作について説明する。共通の入力端子
を持った、ゲインが連動可変される2つのヘッドアンプ
1に信号を入力する。各ラインの信号の直流成分は直流
成分除去手段11によりカットされ、その後各信号の入力
レベルはAD変換器2によってデジタル信号として数値
化される。
態の音響装置の動作について説明する。共通の入力端子
を持った、ゲインが連動可変される2つのヘッドアンプ
1に信号を入力する。各ラインの信号の直流成分は直流
成分除去手段11によりカットされ、その後各信号の入力
レベルはAD変換器2によってデジタル信号として数値
化される。
【0033】それから比較手段4内で両信号の差分を取
り、処理手段5によって差分が両信号ラインに同一信号
が入力されたとみなせる範囲かどうか、蓄積された具体
的な数値をしきい値としてしきい値との大小比較を行な
い、結果を異常検出出力手段6に出力する。異常検出出
力手段6は処理手段5の処理結果がしきい値を超えてい
れば、装置(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換
器2からなるもの)内に異常が生じたものとして異常検
出出力を出力する。
り、処理手段5によって差分が両信号ラインに同一信号
が入力されたとみなせる範囲かどうか、蓄積された具体
的な数値をしきい値としてしきい値との大小比較を行な
い、結果を異常検出出力手段6に出力する。異常検出出
力手段6は処理手段5の処理結果がしきい値を超えてい
れば、装置(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換
器2からなるもの)内に異常が生じたものとして異常検
出出力を出力する。
【0034】操作者は異常検出出力を表示手段7もしく
は拡声手段12により知ることができ、切替手段3を利用
して自動もしくは手動で現用回線系/予備回線系を切り
替えることにより故障部分を推定することができる。
は拡声手段12により知ることができ、切替手段3を利用
して自動もしくは手動で現用回線系/予備回線系を切り
替えることにより故障部分を推定することができる。
【0035】信号の直流成分を除去することにより、装
置(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換器2から
なるもの)を構成している回路自体のオフセット電圧か
ら生まれる比較誤差をなくすことができ、より高精度な
信号レベルの比較ができる。なお直流成分除去手段とし
て、UP/DOWNカウンタを用いた構成としてもよい。
置(縦続接続されたヘッドアンプ1とAD変換器2から
なるもの)を構成している回路自体のオフセット電圧か
ら生まれる比較誤差をなくすことができ、より高精度な
信号レベルの比較ができる。なお直流成分除去手段とし
て、UP/DOWNカウンタを用いた構成としてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の実施の形態
の説明から明らかなように、AD変換機能を持った音響
装置において、どちらか一方が主装置で他方が故障検出
装置として機能するAD変換装置を具備し、両方の前記
AD変換装置のデジタルデータを常時比較して、比較結
果から故障AD変換装置を判定し、自動または手動で前
記故障AD変換装置を切り替えて正常AD変換装置を使
用できるようにしたものであり、AD変換装置に何らか
の故障が起きたとき、操作者は直ちにAD変換装置の故
障を知り、正常なAD変換装置に切り替えて使用するこ
とができる。
の説明から明らかなように、AD変換機能を持った音響
装置において、どちらか一方が主装置で他方が故障検出
装置として機能するAD変換装置を具備し、両方の前記
AD変換装置のデジタルデータを常時比較して、比較結
果から故障AD変換装置を判定し、自動または手動で前
記故障AD変換装置を切り替えて正常AD変換装置を使
用できるようにしたものであり、AD変換装置に何らか
の故障が起きたとき、操作者は直ちにAD変換装置の故
障を知り、正常なAD変換装置に切り替えて使用するこ
とができる。
【0037】また本発明の第2の実施の形態の説明から
明らかなように、通常は、主装置としてのAD変換装置
と故障検出装置としてのAD変換装置の信号を合成して
使用し良質の信号を得るようにすると共に、両AD変換
装置のデジタルデータを常時比較して、主装置としての
AD変換装置又は故障検出装置としてのAD変換装置の
いずれかのAD変換装置の故障判定をした場合に、故障
したと判定されたAD変換装置の系統を自動あるいは手
動で切り替えて、他の一方のAD変換装置の信号を送出
するように構成したものであり、操作者が迅速に故障し
たAD変換装置に対応できる。
明らかなように、通常は、主装置としてのAD変換装置
と故障検出装置としてのAD変換装置の信号を合成して
使用し良質の信号を得るようにすると共に、両AD変換
装置のデジタルデータを常時比較して、主装置としての
AD変換装置又は故障検出装置としてのAD変換装置の
いずれかのAD変換装置の故障判定をした場合に、故障
したと判定されたAD変換装置の系統を自動あるいは手
動で切り替えて、他の一方のAD変換装置の信号を送出
するように構成したものであり、操作者が迅速に故障し
たAD変換装置に対応できる。
【0038】また本発明の第3の実施の形態の説明から
明らかなように、アナログ信号をデジタル信号に変換す
るときに直流成分を完全に除去する直流成分除去手段を
設けて、直流成分をカットすることにより、より精度の
高いレベル比較ができ、かつ同一信号を入力している他
のラインと比較、結果を出力することにより操作者は直
ちにAD変換装置の故障を知ることができ、適切な対応
により異常状態を回避することができる。
明らかなように、アナログ信号をデジタル信号に変換す
るときに直流成分を完全に除去する直流成分除去手段を
設けて、直流成分をカットすることにより、より精度の
高いレベル比較ができ、かつ同一信号を入力している他
のラインと比較、結果を出力することにより操作者は直
ちにAD変換装置の故障を知ることができ、適切な対応
により異常状態を回避することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における音響装置の
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における音響装置の
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における音響装置の
構成を示すブロック図、
構成を示すブロック図、
【図4】従来の音響装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1 ヘッドアンプ 2 AD変換器 3 切替手段 4 比較手段 5 処理手段 6 異常検出出力手段 7 異常検出表示手段 8 加算手段 9 減衰手段 10 多出力切替手段 11 直流成分除去手段 12 拡声手段 41 信号処理手段
Claims (9)
- 【請求項1】 AD変換機能を持った音響装置におい
て、どちらか一方が主装置で他方が故障検出装置として
機能するAD変換装置を具備し、両方の前記AD変換装
置のデジタルデータを常時比較して、比較結果から故障
AD変換装置を判定し、自動または手動で前記故障AD
変換装置を切り替えて正常AD変換装置を使用できるよ
う構成した音響装置。 - 【請求項2】 AD変換機能を持った音響装置におい
て、どれか一つを主装置にそれ以外の複数が故障検出装
置として機能するAD変換装置を具備し、複数の前記A
D変換装置のデジタルデータを常時比較して、多数決判
定により故障AD変換装置を判定して手動あるいは自動
で前記故障AD変換装置と判定されたAD変換装置を切
り離して正常AD変換装置を使用できるよう構成した音
響装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の音響装置において、通
常は、主装置としてのAD変換装置と故障検出装置とし
てのAD変換装置の信号を合成して使用して良質な信号
を送出するようにし、更に両AD変換装置のデジタルデ
ータを常時比較して、比較結果から故障AD変換装置が
判定された場合、故障したと判定されたAD変換装置の
系統を自動あるいは手動で切り替えて、他の一方のAD
変換装置の信号を送出するよう構成した音響装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の音響装置において、通
常は、主装置としてのAD変換装置と複数の故障検出装
置としてのAD変換装置の信号を合成して使用して、良
質な信号を送出するようにし、複数の前記AD変換装置
のデジタルデータを常時比較して、比較結果から故障A
D変換装置が判定された場合、故障したと判定されたA
D変換装置の系統を手動あるいは自動にて切り替えて、
他の複数のAD変換装置の信号を送出するよう構成した
音響装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の音響装置
において、各AD変換装置の信号を常時比較した結果か
ら故障したAD変換装置を検出した場合には、表示装置
に故障状況を表示できるよう装置した音響装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項4に記載の音響装置
において、各AD変換装置の信号を常時比較した結果か
ら故障したAD変換装置を検出した場合には、スピーカ
装置からアラーム音あるいは音声にて故障状況を操作者
に知らせるよう構成した音響装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の音響装置において、各
AD変換装置の信号を常時比較した結果から故障したA
D変換装置を検出した場合には、スピーカ装置からアラ
ーム音あるいは音声にて故障状況を操作者に知らせるよ
うにすると同時に表示装置に映像にて故障状況を表示す
るよう構成した音響装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項4に記載の音響装置
において、アナログ信号をデジタル信号に変換するとき
に直流成分を完全に除去する直流成分除去手段を設け
て、主装置としてのAD変換装置とそれ以外の複数の故
障検出装置としてのAD変換装置のデジタルデータの比
較精度を向上させるよう構成した音響装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の音響装置において、前
記直流成分除去手段としてUP/DOWNカウンタを使用する
よう構成した音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18327898A JP2000004159A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18327898A JP2000004159A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 音響装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000004159A true JP2000004159A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=16132867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18327898A Pending JP2000004159A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000004159A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011176438A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | A/d変換装置 |
JP2013168859A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Toshiba Corp | プロセス入出力装置診断システム、プロセス入出力制御装置、および、プロセス入出力装置診断方法 |
JP2017188733A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | ローム株式会社 | 信号処理回路、クーロンカウンタ回路、電子機器 |
JP2019054359A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 株式会社デンソーウェーブ | 産業用制御装置 |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP18327898A patent/JP2000004159A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011176438A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | A/d変換装置 |
JP2013168859A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Toshiba Corp | プロセス入出力装置診断システム、プロセス入出力制御装置、および、プロセス入出力装置診断方法 |
JP2017188733A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | ローム株式会社 | 信号処理回路、クーロンカウンタ回路、電子機器 |
JP2019054359A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 株式会社デンソーウェーブ | 産業用制御装置 |
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Effective date: 20050311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |