JP2000004012A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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JP2000004012A
JP2000004012A JP11162682A JP16268299A JP2000004012A JP 2000004012 A JP2000004012 A JP 2000004012A JP 11162682 A JP11162682 A JP 11162682A JP 16268299 A JP16268299 A JP 16268299A JP 2000004012 A JP2000004012 A JP 2000004012A
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dielectric film
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doping
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Katsuto Shimada
勝人 島田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強誘電体の自発分極による内部電界によっ
て、強誘電体中に含まれる可動イオンが動くが、前記強
誘電体に燐(P)をドーピングすることにより、可動イ
オンをゲッタリングし、データ保持特性の優れた強誘電
体キャパシタを提供する。また、PZTへの不純物のド
ーピングをPZT主成分の誘電体薄膜形成と独立に制御
して、誘電率、リーク電流、残留分極等の特性を向上す
る。 【構成】 強誘電体が2つの電極によって挟まれた誘電
体素子に於いて、強誘電体膜であるPZTに、不純物と
して燐がドーピングされている。また、PZTへの不純
物のドーピング方法として、PZT主成分の誘電体膜形
成後にドーピングを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にダイナミック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ(DRAM)あるいは、不揮
発性メモリに用いられる強誘電体キャパシタの構造及び
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】誘電体素子の構造として、従来、例えば
イクステンディッド・アブストラクツ・オブ・ザ・19
91・インターナショナル・コンファレンス・オン・ソ
リッド・ステイト・デバイセズ・アンド・マテリアルズ
(Extended Abstructs of th
e 1991 International Conf
erence on Solid State Dev
ices and Materials)1991年、
195項〜197項に記載されていたように、大容量の
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRA
M)や強誘電体を用いた不揮発性メモリに使われる強誘
電体キャパシタには、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)
あるいは、それにランタン(La)をドーピングしたP
LZTの使用が検討されていた。
【0003】また誘電体素子の製造方法として、従来、
例えばイクステンディッド・アブストラクツ・オブ・ザ
・1991・インターナショナル・コンファレンス・オ
ン・ソリッド・ステイト・デバイセズ・アンド・マテリ
アルズ(ExtendedAbstructs of
the 1991 InternationalCon
ference on Solid State De
vices and Materials)1991
年、204項〜206項に記載されていたように、チタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)にランタン(La)をドー
ピングしたPLZTは、ゾルゲル法を用いて成膜されて
いた。
【0004】そこでは、PZTの原料として、鉛アセテ
ート[Pb(CH3COO)2・3H2O]、ジルコニウム
・テトラ・エヌ・バスオキサイド[Zr(OC
494]、タイタニウム・テトラ・アイ・プロプオキサ
イド[Ti(OC374]が、更にLaの原料として、
ランタニウム・アセテート[La(CH3COO)2
1.5H2O]が使用され、それらをしかるべきモル比で
混合した後、白金膜を形成したシリコン基板上に回転塗
布し、仮焼成、及びアニールして、強誘電体薄膜を得て
いた。
【0005】別の誘電体素子の製造方法の例として、例
えば、ジャーナル・オブ・アプライド・フィジックス
(Journal of Applied Physi
cs)1986年、736項〜741項に記載されてい
たように、PLZTは、それぞれの原料をしかるべきモ
ル比で焼結したターゲットを用いた高周波マグネトロン
スパッタリング法により、サファイア基板上に形成され
ており、スパッタ時に結晶性の薄膜が得られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の誘電体
素子は、強誘電体キャパシタとして、PZTやPLZT
を用いた場合に於いてさえ、メモリの保持特性には限界
があり実用上の問題点を有していた。
【0007】すなわち、多結晶の強誘電体は、いくつか
の結晶粒の集合体であり、それぞれの結晶粒も、様々な
方向を向いた分域の集合である。
【0008】そして、各分域は、自発分極を持ってい
る。
【0009】外部からこの強誘電体キャパシタに電界を
加えない場合に於いても、これらの自発分極は内部電界
を発生するため、結晶粒内あるいは粒界に存在する可動
イオンは、この内部電界により移動してしまう。
【0010】そして、不揮発性メモリのメモリに対応す
る残留分極等の強誘電体特性及び誘電率等の誘電体特性
が劣化し、不揮発性メモリ、あるいはDRAMとして使
用したとき、実使用保証条件である70℃で、10年の
メモリ保持寿命が得られなくなるという問題を有してい
た。
【0011】そこで、本発明の誘電体素子は、従来のこ
のような課題を解決しようとするもので、その目的とす
るところは、不純物として燐(P)をドーピングするこ
とにより、可動イオンをゲッタリングし、残留分極等の
強誘電体特性及び誘電率等の誘電体特性の劣化を防ぎ、
メモリ保持特性の優れた不揮発性メモリ、あるいはDR
AMを提供することである。
【0012】また、従来の誘電体素子の製造方法は、ゾ
ルゲル法を用いた場合でもスパッタ法を用いた場合でも
以下のような問題があった。
【0013】LaをドーピングしないPZTの場合でさ
え、特に他の構成元素に比較して、Pbの蒸気圧が高い
ため、Pbのモル比は、アニール条件等により、原料と
アニール後の薄膜で、大きくずれる。
【0014】それに、Laを加えて、誘電率、リーク電
流等の最適な条件を出すには、Pb、La等モル比を変
えて数多くのゾルゲル原料、あるいはスパッタリング・
ターゲットを準備しなければならず、且つ不純物の濃
度、且つ深さ方向のプロファイルと、主成分であるPZ
T組成を同時に制御することは、非常に困難であった。
【0015】そこで、本発明の誘電体素子の製造方法
は、従来のこのような課題を解決しようとするもので、
その目的とするところは、誘電体の主成分と、不純物を
独立に制御することにより、不純物濃度の制御が容易で
あり、更にドーピングプロファイルも制御可能となり、
誘電率、リーク電流、残留分極等の誘電体素子の特性を
最適化することができ、更に最適条件を出すのに、大幅
に、作業を短縮できることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の誘電体素子は、 (1) 金属酸化物誘電体が2つの電極によって挟まれ
た誘電体素子に於て、前記金属酸化物誘電体が不純物と
して燐(P)を含むことを特徴とする。
【0017】(2) 上記(1)の金属酸化物誘電体が
ペロブスカイト型結晶構造を有する強誘電体である。
【0018】本発明の誘電体素子の製造方法は、(3)
半導体基板上に、直接あるいは他の層を介して、非晶
質の誘電体膜を形成する工程と、前記非晶質の誘電体膜
に不純物をドーピングする工程と、前記不純物をドーピ
ングした非晶質の誘電体膜を結晶化する工程を含むこと
を特徴とする。
【0019】(4) 半導体基板上に、直接あるいは他
の層を介して、結晶性の誘電体膜を形成する工程と、前
記結晶性の誘電体膜に不純物をドーピングする工程を含
むことを特徴とする。
【0020】(5) 上記(3)及び(4)の結晶性の
誘電体膜の結晶構造がペロブスカイト構造であることを
特徴とする。
【0021】(6) 上記(3)及び(4)の不純物
が、燐(P)であることを特徴とする。
【0022】(7) 上記(3)及び(4)の半導体基
板に、能動素子が形成されていることを特徴とする。
【0023】(8) 上記(3)及び(4)の不純物ド
ーピングに、熱拡散法、イオン注入法、イオンドーピン
グ法のいづれかを用いることを特徴とする。
【0024】
【実施例】本発明の誘電体素子の実施例を図1の断面構
造図を用いて説明する。
【0025】図1は、実際に能動素子の形成された半導
体基板上に強誘電体キャパシタを集積化した断面構造図
である。
【0026】101がシリコン基板、102がイオン注
入と熱処理によって形成された拡散層であり、103が
二酸化珪素膜(SiO2)からなるゲート酸化膜、10
4が、多結晶シリコンとタングステンシリサイド(WS
i)によって形成されたゲート電極であり、電界効果型
トランジスタの主要部を形成している。
【0027】強誘電体キャパシタは、白金(Pt)下部
電極105、多結晶の燐(P)ドープPZT106、白
金(Pt)上部電極107から成っている。
【0028】下部電極105の下部には密着層としてチ
タン(Ti)膜108が形成されている。
【0029】トランジスタとキャパシタの素子分離とし
て、二酸化珪素膜(SiO2)109、110が形成さ
れており、アルミ配線111で、上部電極107と拡散
層102を接続している。
【0030】PドープPZT106の膜厚は5000Å
とし、サイズは2μm角とした。
【0031】本実施例のように、強誘電体キャパシタ部
として、PをドープしたPZTを用いることにより、高
温でメモリ保持特性の加速試験を行なうことにより、5
V電圧印加時の初期残留分極密度15μC/cm2に対
して、実使用保証温度70℃での10年後の残留分極密
度10μC/cm2を外挿で推定することができた。
【0032】上記実施例に於いて、Pドープ強誘電体膜
として、PZTを用いて説明したが、PbTiO3、K
NbO3、Pb(MnNb)O3等他のペロブスカイト結
晶構造を有する酸化物強誘電体でもよいし、又それら
に、ランタン(La)、ネオジウム(Nd)、ビスマス
(Bi)、ナイオビウム(Nb)、アンチモン(S
b)、タンタル(Ta)等をドーパントとして用いた酸
化物誘電体にPをドープしてもよい。
【0033】本発明の誘電体素子の製造方法の第1実施
例を図2(a)〜(c)の製造工程断面図に基づいて説
明する。
【0034】図2(a)に示すよう、シリコン基板20
1上に層間絶縁膜として、二酸化珪素膜(SiO2)2
02を形成した後、密着層のTi膜203を介して下部
電極のPt204を形成し、その上にPb、Zr、T
i、Oを主成分とする非晶質の誘電体膜205を、例え
ばPbOを10%過剰に含むPb1.1(Zr0.5
0.5)O3.1をターゲットに用いた高周波マグネトロン
スパッタ法により形成する。
【0035】この非晶質の誘電体膜は、後述の結晶化ア
ニールにより強誘電体特性を示す多結晶のチタン酸ジル
コン酸鉛Pb(Zr0.5Ti0.5)O3、略してPZTに
なる基である。
【0036】SiO2202は、テトラ・エチル・オル
ト・シリケート(TEOS)のプラズマ化学気相成長法
で形成し、その膜厚を5000Åとした。
【0037】Ti膜203及びPt204は、直流スパ
ッタ法により成膜し、その膜厚はそれぞれ200Å、5
000Åとした。
【0038】非晶質の誘電体膜205の膜厚を5000
Åとした。
【0039】次に図2(b)に示すように、イオン注入
法により非晶質の誘電体膜205に不純物の燐(P)2
06をシリコン基板201に対して垂直に打ち込む。
【0040】加速電圧を40KeV、打ち込み濃度を5
×1014/cm2とした。
【0041】本条件で打ち込むと、ほとんどのP206
は、非晶質の誘電体膜205に打ち込まれ、下地のSi
2202まで到達しない。
【0042】Pを打ち込んだ後、非晶質の誘電体膜20
5の結晶化アニールを行なう。
【0043】アニールは、酸素雰囲気中、600℃の温
度で、1時間の熱処理とした。
【0044】この熱処理により、膜厚5000Åのペロ
ブスカイト結晶構造を有する多結晶のPZT207を得
ることが出来た(図2(c))。
【0045】これに、上部電極として、膜厚2000
Å、サイズ100μm角の金(Au)を蒸着後、残留分
極密度を測ったところ、15μC/cm2であり、加速
試験の結果70℃、10年後の残留分極密度として10
μC/cm2が得られた。
【0046】次に、本発明の誘電体素子の製造方法の第
2実施例を図3(a)〜(c)の製造工程断面図に基づ
いて説明する。
【0047】図3(a)に示すよう、シリコン基板20
1上に層間絶縁膜として、二酸化珪素膜(SiO2)2
02を形成した後、密着層のTi膜203を介して下部
電極のPt204を形成し、その上にPb、Zr、T
i、Oを主成分とする非晶質の誘電体膜205を例えば
PbOを10%過剰に含むPb1.1(Zr0.5Ti0.5
3.1をターゲットに用いた高周波マグネトロンスパッ
タ法により形成する。
【0048】この非晶質の誘電体膜は、後述の結晶化ア
ニールにより強誘電体特性を示す多結晶のチタン酸ジル
コン酸鉛Pb(Zr0.5Ti0.5)O3、略してPZTに
なる基である。
【0049】SiO2202は、テトラ・エチル・オル
ト・シリケート(TEOS)のプラズマ化学気相成長法
で形成し、その膜厚を5000Åとした。
【0050】Ti膜203及びPt204は、直流スパ
ッタ法により成膜し、その膜厚はそれぞれ200Å、5
000Åとした。
【0051】非晶質の誘電体膜205の膜厚を5000
Åとした。
【0052】引続き図3(b)に示すように、非晶質の
誘電体膜205を、酸素雰囲気中、600℃で1時間の
アニールにより、結晶化を行ない、多結晶のPZT20
7を形成する。
【0053】次に図3(c)に示すように、イオン注入
法により非晶質の誘電体膜205に不純物の燐(P)2
06をシリコン基板201に対して垂直に打ち込む。
【0054】加速電圧を40KeV、打ち込み濃度を1
×1014/cm2とした。
【0055】本条件で打ち込むと、ほとんどのP206
は、多結晶のPZT207に打ち込まれ、下地のSiO
2202まで到達しない。
【0056】これに、上部電極として、膜厚2000
Å、サイズ100μm角の金(Au)を蒸着後、残留分
極密度を測ったところ、15μC/cm2であり、加速
試験の結果70℃、10年後の残留分極密度として10
μC/cm2が得られた。
【0057】上記第2実施例では、多結晶のPZT20
7の形成方法として、一度非晶質の誘電体膜を形成した
後の結晶化アニール処理によって形成したが、スパッタ
時の基板温度を600℃〜700℃程度に上げることに
より、スパッタ時に結晶質のPZTを作成することも可
能である。
【0058】また、化学気相堆積法(CVD)を用いる
ことにより、堆積時に結晶質のPZTを作成することも
可能である。
【0059】上記2つの実施例では、非晶質の誘電体膜
を形成方法として、高周波マグネトロンスパッタを用い
て説明したが、ゾルゲル法を用いても勿論良い。
【0060】また、P206のシリコン基板201への
打ち込み角を垂直として説明したが、0度より大きく、
90度より小さい角度であれば何度の入射角で打ち込ん
でもよい。
【0061】また、Pのドーピング方法として、P+
用いたイオン注入法を用いて説明したが、POCl3
用いた熱拡散法を用いてもよいし、Pの原料ガスである
PH3を分解したP+やH+等の陽イオンがすべて打ち込
まれるイオンドーピング法を用いても勿論良い。
【0062】また、誘電体素子の製造方法の実施例で、
不純物として、Pで説明したが、La、カルシウム(C
a)、ナイオビウム(Nb)、ネオジウム(Nd)、ビ
スマス(Bi)、アンチモン(Sb)、タンタル(T
a)等の不純物をドーピングしてもよい。
【0063】また、強誘電体膜としてPZTを用いて説
明したが、PbTiO3、KNbO3、Pb(MnNb)
3等他のペロブスカイト結晶構造を有する酸化物強誘
電体でもよい。
【0064】また、上記2つの実施例では、シリコン基
板上にキャパシタを形成したが、図1に示したように、
シリコン基板にトランジスタ等の能動素子が形成されて
いてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明の誘電体素子は、以上説明したよ
うに可動イオンのゲッタリング剤として誘電体中に不純
物としてPをドーピングすることにより、上記誘電体キ
ャパシタを備えたDRAMあるいは不揮発性メモリの実
使用保証条件に於いて、メモリ保持特性を10年以上と
格段に向上することができる効果を有する。
【0066】本発明の誘電体素子の製造方法は、以上説
明したように誘電体の主成分と、不純物を独立に制御す
ることにより、不純物濃度の制御が容易であり、更にド
ーピングプロファイルも制御可能となり、誘電率、リー
ク電流、残留分極等の誘電体素子の特性を最適化するこ
とができ、更に最適条件を出すのに、大幅に、作業を短
縮できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の誘電体素子の断面構造図である。
【図2】 本発明の誘電体素子の製造方法の第1実施例
を説明する製造工程断面図である。
【図3】 本発明の誘電体素子の製造方法の第2実施例
を説明する製造工程断面図である。
【符号の説明】
101 シリコン基板 102 拡散層 103 SiO2ゲート膜 104 ゲート電極 105 白金下部電極 106 PドープPZT 107 白金上部電極 108 Ti膜 109 SiO2 110 SiO2 111 アルミ配線 201 シリコン基板 202 SiO2 203 Ti膜 204 白金下部電極 205 非晶質の誘電体膜 206 燐(P) 207 多結晶PZT
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月25日(1999.6.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 半導体記憶装置の製造方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
の製造方法は、 (1)半導体基板上に層間絶縁膜を介して誘電体膜を形
成する工程と、前記誘電体膜に対してイオン注入法にて
不純物をドーピングする工程と、を含み、前記ドーピン
グする工程は、前記不純物が前記層間絶縁膜まで到達す
ることのないように制御して行われることを特徴とす
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(2)上記(1)において、前記不純物の
ほとんどが前記誘電体膜に注入されるように制御して行
われることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(3)上記(1)または(2)において、
前記制御は、加速電圧と打ち込み濃度とを調整して行わ
れることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8247 29/788 29/792

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属酸化物誘電体が2つの電極によって
    挟まれた誘電体素子に於て、前記金属酸化物誘電体が不
    純物として燐(P)を含むことを特徴とする誘電体素
    子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の金属酸化物誘電体がペロ
    ブスカイト型結晶構造を有する強誘電体であることを特
    徴とする誘電体素子。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に、直接あるいは他の層を
    介して、非晶質の誘電体膜を形成する工程と、前記非晶
    質の誘電体膜に不純物をドーピングする工程と、前記不
    純物をドーピングした非晶質の誘電体膜を結晶化する工
    程を含むことを特徴とする誘電体素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に、直接あるいは他の層を
    介して、結晶性の誘電体膜を形成する工程と、前記結晶
    性の誘電体膜に不純物をドーピングする工程を含むこと
    を特徴とする誘電体素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3及び4記載の結晶性の誘電体膜
    の結晶構造がペロブスカイト構造であることを特徴とす
    る誘電体素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3及び4記載の不純物が、燐
    (P)であることを特徴とする誘電体素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項3及び4記載の半導体基板に、能
    動素子が形成されていることを特徴とする誘電体素子の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項3及び4記載の不純物ドーピング
    に、熱拡散法、イオン注入法、イオンドーピング法のい
    づれかを用いることを特徴とする誘電体素子の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020009332A (ko) * 2000-07-26 2002-02-01 주승기 강유전체 박막의 결정화 방법
US8940388B2 (en) 2011-03-02 2015-01-27 Micron Technology, Inc. Insulative elements

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020009332A (ko) * 2000-07-26 2002-02-01 주승기 강유전체 박막의 결정화 방법
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