JP2000002982A - 液面検出装置及び感光材料処理装置 - Google Patents

液面検出装置及び感光材料処理装置

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JP2000002982A
JP2000002982A JP16866598A JP16866598A JP2000002982A JP 2000002982 A JP2000002982 A JP 2000002982A JP 16866598 A JP16866598 A JP 16866598A JP 16866598 A JP16866598 A JP 16866598A JP 2000002982 A JP2000002982 A JP 2000002982A
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孝 小木曽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印画紙を処理する感光材料処理装置において、
処理液の補充槽に設けられる液面検出装置を補充槽の外
部に配置することにより、浮蓋と液面検出装置との干渉
を防止し、液面と空気との接触を少なくして液の変質を
抑える。 【解決手段】本発明は、現像液補充槽80の外部に、液
面検出装置142を設ける。液面検出装置142は、フ
ロートスイッチ150をケース152に収納して構成さ
れ、このケース152の下部に形成された配管接続部1
66を現像液補充槽80に接続する。これにより、本発
明は、現像液補充槽80の外部で現像液補充槽80の液
面を液面検出装置142によって検出することができる
ので、浮蓋81に液面検出装置を逃がすための溝を形成
しなくても良い。したがって、液面と空気との接触が少
なくなり、液の変質を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液面検出装置及び感
光材料処理装置に係り、特に自動現像機等の感光材料処
理装置に用いられ、処理液の入れられた補充槽に用いら
れる液面検出装置及びこの液面検出装置を用いた感光材
料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラボで使用される自動現像機(例えばフ
イルムプロセッサ、プリンタプロセッサ等)では、フイ
ルムやカラーペーパーの処理が行われている。フイルム
やカラーペーパーは、発色現像、漂白定着、水洗及び安
定などの処理液や水が入った複数の処理槽内を搬送され
ることで処理される。
【0003】各処理槽の処理液は、フイルムやカラーペ
ーパーの処理によって液の成分組成や量が変化する。そ
のため、各処理槽へは処理量に応じて補充槽から新しい
液が補充されるシステムとなっている。従来、補充槽へ
補充液を補給する作業は人手によって行われていたが、
近年自動で行う方式が提案されている。
【0004】特開平10-78642号公報、特開平10-115903
号公報には、補充槽に液を自動で補給する処理剤補給装
置を備えた感光材料処理装置が開示されている。この感
光材料処理装置によれば、補充槽内に液面検出装置を設
け、この液面検出装置で補充槽内の液が減少したことを
検知した時に、補充槽に液を自動で補給している。一
方、通常、補充槽には浮蓋が落とし込まれており、この
浮蓋によって液面と空気との接触面積を小さくして液の
変質を抑えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液面検出装置を使用した従来の感光材料処理装置は、液
面検出装置が補充槽内に設けられているので、前記浮蓋
に液面検出センサとの干渉を防止するための逃げ溝を形
成しなければならず、この逃げ溝によって液面と空気と
が接触するという欠点がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて成され
たもので、取り扱いの容易な液面検出装置、及び感光材
料処理装置の補充槽等の構造を簡単にすることができる
感光材料処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、槽の外部に設けられる液面検出装置であっ
て、該液面検出装置は、槽の液面を検出する液面検出器
をケースに収納して構成され、該ケースの一端には前記
槽との接続管が形成されると共に、ケースの他端には接
続管又は空気抜き管が形成されていることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、感光材料を処理する処理液が貯留された槽と、該槽
内の処理液の液面を検出する液面検出装置とを備えた感
光材料処理装置において、前記液面検出装置は、槽の外
部に設けられ、前記液面検出装置は、一端に前記槽との
接続管が形成されると共に他端に接続管又は空気抜き管
が形成されたケースに液面検出器を収納して構成され、
該ケースの一端に形成した前記接続管を前記槽に連結し
たことを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、液面検出器
をケースに収納して液面検出装置を構成したので、ケー
スが液面検出器の保護ケースとして機能する。よって、
液面検出装置の搬送時及び取り付け時の取り扱いが容易
になる。請求項2記載の発明によれば、液面検出器とし
てフロートスイッチを適用し、このフロートスイッチの
フロートの上下動作によって液面を検出するようにした
ので、液面を正確に検出することができる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、液体が導電
性であることに着目し、液面検出器として電極スイッチ
を適用した。この電極スイッチは、上下一対の接点を有
し、これらの接点が導通している時には、液面が上側の
接点の上方にあることが分かり、非導通の場合には、液
面が上側の接点の下方にあることが分かる。したがっ
て、液面を検出したい位置に前記上側の接点を取り付け
れば、検出したい液面を正確に検出することができる。
【0011】請求項4記載の発明によれば、前記ケース
を熱可塑性樹脂で製作したので、金属で製作するより
も、形状の自由度が広がり、また、製造コストを削減す
ることができる。熱可塑性樹脂としては耐薬品性、接着
性の観点から塩化ビニル、ABS、ポリオレフィンが好
ましい。請求項5記載の発明によれば、ケースが透明又
は半透明なので、ケースの外部から液面検出器の動作を
確認することができる。
【0012】請求項6記載の発明によれば、透明ケース
に液面検出器の動作基準位置を示す液レベル表示部を形
成したので、この液レベル表示部に対する液面検出器の
位置を確認すれば、液面が動作基準位置に対して上方に
あるか、下方にあるかを一目で判断することができる。
請求項7記載の発明によれば、前記ケースの開口部の周
縁部に傾斜面を形成したので、ケース内の液体が下方の
管に流れ易くなり、また、ケース内の気泡が上方の管に
抜け易くなる。これにより、ケース内の液滞留、及び気
泡滞留に起因する液面検出器の誤検出を防止することが
できる。
【0013】請求項8記載の発明は、ケース内に設けら
れた液面検出器とケース内壁との間に1.5mm以上の
隙間を有するようにケースを形成したものである。前記
隙間が1.5mm未満であると、この隙間に液溜まりが
生じて液面検出器が誤動作する場合があるが、本発明
は、前記隙間を1.5mm以上に設定したので、液面検
出器の誤動作を防止することができ、液面を正確に検出
することができる。
【0014】請求項9記載の発明は、液面検出装置を用
いた感光材料処理装置に係り、槽に連結されて槽外に配
置した管に液面検出装置を設けたので、槽に落とし込ま
れる浮蓋に液面検出装置を逃がすための逃がし用溝を形
成する必要がない。これにより、本発明は、液面と空気
との接触面積を浮蓋によって最小限に小さくすることが
できるので、処理液の空気接触による変質を最小限に抑
えることができる。したがって、本発明は、感光材料処
理装置の補充槽等の構造を簡単にすることができる。ま
た、前記液面検出装置は、液面検出器をケースに収納し
て構成したものなので、取り扱いが容易になる。
【0015】請求項10記載の発明は、ケースの容量を
槽の容量の1%以内に設定したものである。液面検出に
要する液量は、槽の容量に対して極小さいことが望まし
い。そこで、本発明は、ケースの容量を槽の容量の1%
以内に設定にしたので、液面検出に要する液量を無視す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る液面検出装置及び感光材料処理装置の好ましい実施の
形態について詳説する。図1は、本発明の実施の形態に
係る感光材料処理装置10の外観を示す斜視図であり、
図2は前記感光材料処理装置10の内部構造図である。
【0017】図2に示すように、感光材料処理装置10
は、プリンタ部を構成する写真焼付部12、及びプロセ
ッサ部66等から構成される。前記写真焼付部12に
は、感光材料としての印画紙14が収容されたペーパマ
ガジン16が装填されている。このペーパマガジン16
の図2上左上方には駆動ローラ18、及び一対のニップ
ローラ20、20が設けられており、前記ペーパマガジ
ン16に収容された印画紙14は、前記駆動ローラ18
と一対のニップローラ20、20とに挟持されて写真焼
付部12に向けて送り出される。
【0018】前記駆動ローラ18の図2上右側方には、
カッタ22が配置されている。このカッタ22は上下一
対の刃を有し、これらの刃の間に前記印画紙14が挿通
されている。また、前記一対の刃は、モータ24によっ
て相対的に近づく方向、及び離れる方向に駆動される。
これにより、一対の刃をモータ24によって相対的に近
づく方向に駆動すると、前記印画紙14が一対の刃によ
って切断される。
【0019】前記カッタ22の図2上右側方には、上面
が水平方向に沿うように形成された支持台26が設置さ
れている。この支持台26と前記カッタ22との間に
は、無端ベルト28が巻き掛けられる巻掛ローラ30
と、この巻掛ローラ30との間で無端ベルト28を挟持
するニップローラ32が配設されている。前記無端ベル
ト28には、その全域にわたって多数の小孔(図示せ
ず)が形成されており、また、無端ベルト28の一部が
載置される支持台26の上面にも多数の小孔(図示せ
ず)が形成されている。前記支持台26の内部は空洞状
に形成され、支持台26の下部には、一対のダクト34
(一方のみ図示)を介してファンボックス36に接続さ
れている。したがって、ファンボックス36のファン3
8を駆動して支持台26内のエアを吸引すると、印画紙
14が無端ベルト28を介して支持台26の上面に吸着
保持される。
【0020】前記支持台26上を移動する無端ベルト2
8の上方には、イーゼル装置40が設けられている。こ
のイーゼル装置40の上方には、光を拡散する拡散ボッ
クス41が設置されている。前記拡散ボックス41は図
1、図2に示すように感光材料処理装置10の外枠を構
成するケーシング10Aの上部に設置され、そして、こ
れに隣接してCCフイルタ42が設置されている。この
CCフイルタ42は、光路へ挿入される移動可能なC、
M、Yの3組のフイルタから構成されている。また、C
Cフイルタ42に隣接して光源44が設けられている。
したがって、光源44から照射された光線は、CCフイ
ルタ42を通過した後、拡散ボックス41によって拡散
される。そして、前記光線は、拡散ボックス41内の反
射ミラー46で反射されて真下に送られる。これによ
り、拡散ボックス41の下方に設置されたネガキャリア
48上のネガフイルム50が前記光線に照射される。
【0021】前記写真焼付部12内には、ガイドレール
52に支持された支持板54が水平方向(紙面に対して
直交する方向)に移動可能に設置されている。この支持
板54には、前述した光線の光軸線55上にそれぞれ配
置されるように、プリズム56、及びズームレンズ58
が取り付けられている。したがって、前記ネガフイルム
50を透過して露光光線となった光線は、プリズム56
を通過した後、拡大倍率を変更可能なズームレンズ58
を通過して、イーゼル装置40の下方に位置する印画紙
14に照射される。これにより、印画紙14にネガフイ
ルム50の画像が結像されて画像が印画紙14に焼き付
けられる。
【0022】また、写真焼付部12内には、ネガフイル
ム50の濃度を測定する濃度測定器60が配置されてい
る。この濃度測定器60は、図示しないコントローラに
接続されており、測定されたデータ及びオペレータがキ
ー入力したデータに基づいて、焼付露光時の露光補正値
が設定される。更に、前記ズームレンズ58とイーゼル
装置40の間の光路には、ブラックシャッタ62が設け
られ、このブラックシャッタ62によって焼付露光時間
が調整される。
【0023】以上のような構造の写真焼付部12で画像
の焼付露光が終了した印画紙14は、支持台26の後段
に設置されたローラ群64の複数のローラによって現
像、定着、水洗、及び乾燥の各処理を行うプロセッサ部
66に向けて搬送される。前記プロセッサ部66には、
処理槽としての現像槽68、定着槽70、及び水洗槽7
2が配置され、現像槽68には現像液、定着槽70には
定着液、そして、水洗槽72には水がそれぞれ貯留され
ている。したがって、焼付露光が終了した印画紙14
は、現像槽68の通過中に現像液によって現像処理さ
れ、そして、定着槽70の通過中に定着液によって定着
処理され、そして、水洗槽72の通過中に水によって水
洗処理される。
【0024】水洗処理された印画紙14は、水洗槽72
の上方に位置する乾燥部74に搬送され、乾燥部74を
通過中に熱風によって乾燥される。乾燥された印画紙1
4は、複数のローラ対76に挟持されて感光材料処理装
置10の外部に排出され、図示しないトレイに1枚ずつ
積み重ねられる。以上が、前記感光材料処理装置10に
よる印画紙14の処理の流れである。
【0025】図3には、各処理槽68〜72に各処理液
を補充ための処理液補充経路が示されている。同図に示
すように、現像槽68に補充される現像液は、現像液補
充槽80に予め貯留されている。この現像液補充槽80
に貯留されている現像液は、ポンプ82を駆動すること
により、配管84を介して前記現像槽68に供給され
る。また、定着槽70に補充される定着液は、2槽で構
成される定着液補充槽86A、86Bに予め貯留され、
この定着液は、ポンプ88を駆動することにより配管9
0を介して定着槽70に供給される。更に、水洗槽72
に補充される水は、水補充槽92に予め貯留され、この
水は、ポンプ94を駆動することにより配管96を介し
て水洗槽72に供給される。
【0026】前記処理液補充経路には、現像液及び定着
液の処理剤(濃縮液)が貯留された処理剤キット100
が取り付けられる。この処理剤キット100は、現像液
の濃縮液が溜められた1本のボトル102、及び定着液
の濃縮液が溜められた2本のボトル104、106から
成るユニットとして構成されている。この処理剤キット
100は、図1の表示部108に、キット装填を示すメ
ッセージが表示された場合に、プロセッサ部66の上部
に設けられた蓋110を開いて感光材料処理装置10の
所定の位置に装填される。
【0027】前記処理剤キット100の装填位置には図
3に示すように、各ボトル102、104、106の栓
を自動開栓する開栓装置112、114、116が設け
られている。ボトル102の開栓装置112は、配管1
18を介して現像液補充槽80に接続されている。した
がって、ボトル102が開栓装置112で開栓される
と、ボトル102の現像液の濃縮液は、開栓装置112
から配管118を介して現像液補充槽80に供給され
る。また、ボトル104、106が開栓装置114、1
16で開栓されると、ボトル104、106の定着液の
濃縮液は、開栓装置114、116から配管120、1
22を介して定着液補充槽86A、86Bにそれぞれ供
給される。
【0028】一方、現像液補充槽80には、希釈水供給
用の配管124が接続されている。この配管124は、
電磁バルブ装置126のバルブ126Aを介して水道水
の蛇口128に接続されている。したがって、前記バル
ブ126Aが開放されると、水道水が配管124を介し
て現像液補充槽80に供給される。これにより、現像液
補充槽80に供給された現像液の濃縮液が規定の濃度に
希釈される。
【0029】また、定着液補充槽86A、86Bにも同
様に、希釈水供給用の配管130、132が接続され、
これらの配管130、132は、電磁バルブ装置126
のバルブ126B、126Cを介して水道水の蛇口12
8に接続されている。したがって、バルブ126B、1
26Cが開放されると、水道水が配管130、132を
介して定着液補充槽86A、86Bに供給される。これ
により、定着液補充槽86A、86Bに供給された定着
液の濃縮液が規定の濃度に希釈される。
【0030】更に、水補充槽92には、水供給用の配管
134が接続され、この配管134は電磁バルブ装置1
26のバルブ126Dを介して蛇口128に接続されて
いる。したがって、バルブ126Dが開放されると、水
道水が配管134を介して水補充槽92に供給される。
これにより、水補充槽92に水が所定量溜られる。とこ
ろで、前記各補充槽80、86A、86B、92には、
図4で詳しく述べる液面検出装置142、144がそれ
ぞれ取り付けられている。この液面検出装置142、1
44からの液面検出信号は制御装置146に出力され、
制御装置146は、前記液面検出装置142、144か
ら液面検出信号が出力されると、前記開栓装置112〜
116、及び電磁バルブ装置126の各バルブ126A
〜126Dの開閉を制御する。
【0031】次に、現像液補充槽80を例にして本発明
に係る液面検出装置を説明する。図4は、現像液補充槽
80における前記制御方法を説明するための図である。
なお、他の補充槽86A、86B、92の制御方法につ
いては、前記現像液補充槽80の制御方法と同一なの
で、ここでは現像液補充槽80の制御方法のみ説明し、
他の補充槽86A、86B、92の制御方法については
説明を省略する。
【0032】図4に示すように現像液補充槽80の底部
には、管140の一端開口部140Aが接続され、管1
40には下限液面検出装置142、上限液面検出装置1
44が各々液面の下限位置、上限位置に設けられ、更に
管140の他端開口部140Bは現像液補充槽80の上
部近傍に位置されて大気開放されている。したがって、
管140内の液面高さは、現像液補充槽80の液面高さ
と等しく、この管140内の液面を液面検出装置14
2、144によって検出することにより、現像液補充槽
80内の液面が検出される。なお、前記現像液補充槽8
0内には浮蓋81が予め落とし込まれており、この浮蓋
81によって現像液補充槽80内の液面と空気との接触
が阻止されている。
【0033】前記液面検出装置142は、L(Low )レ
ベルの液面を検出するように管140の下部に設けら
れ、また、液面検出装置144はH(High)レベルの液
面を検出するように管140の上部に設けられている。
なお、Hレベルの液面とは、現像液補充槽80に供給さ
れた現像液の濃縮液が、水によって規定の濃度に希釈さ
れた時の液面である。
【0034】前記液面検出装置142、144からの検
出信号は、制御装置146に出力される。制御装置14
6は、前記検出信号に基づいて開栓装置112、及びバ
ルブ126Aを制御する。即ち、液面検出装置142か
ら検出信号が出力されると、前記制御装置146は、現
像液補充槽80の液面がLレベルになった(現像液が減
少した)と認識し、まず、開栓装置112を駆動制御す
る。これにより、図3に示した処理剤キット100のタ
ンク102が開栓装置112によって開栓され、タンク
102内の現像液の濃縮液が配管118を介して現像液
補充槽80に供給される。これにより、現像液補充槽8
0に新たな現像液の濃縮液が補充される。
【0035】次に、前記制御装置146は、電磁バルブ
装置126を制御してバルブ126Aを開く。これによ
り、蛇口128からの水道水が、配管124を介して現
像液補充槽80に供給され、この水道水によって前記現
像液の濃縮液が希釈されていく。そして、液面検出装置
144から検出信号が出力されると、前記制御装置14
6は、現像液補充槽80の液面がHレベルになった(現
像液が規定の濃度に希釈された)と認識し、電磁バルブ
装置126を制御してバルブ126Aを閉じる。これに
より、水道水の供給が停止し、現像液補充槽80内の現
像液濃度が規定の濃度になる。以上が、前記制御装置1
46による現像液の補充制御方法である。
【0036】このように、本実施の形態では、液面検出
装置142、144を現像液補充槽80の外部に設けた
ので、浮蓋81に逃げ溝等を形成する必要がなく、現像
液補充槽80に特別の工夫を施さないで現像液補充槽8
0内の液面と空気との接触面積を少なくすることができ
る。図5、図6は、液面検出器にフロートスイッチを用
いた例を示している。
【0037】同図に示す液面検出装置142は、フロー
トスイッチ150をケース152内に収納することによ
り構成されている。前記ケース152は、外部からフロ
ートスイッチ150の動作を確認できるように透明の熱
可塑性樹脂で製作されている。また、前記ケース152
は、本体ケース154と連結ケース156とが一体に形
成されて構成されている。なお、ケース152は、その
容量を極小さくするために、現像液補充槽80の容量の
1%以下の容量に設定されている。処理液の保管は、基
本的には処理液補充槽で行うため、ケース152の容量
は小さいことが望ましいからである。例えば、現像液補
充槽80の容量が10リットルであると、ケース152
の容量は100ミリリットルに設定されている。
【0038】前記本体ケース154は図6に示すよう
に、その上部に開口部158が形成され、この開口部1
58から前記フロートスイッチ150が本体ケース15
4内に収容される。前記フロートスイッチ150の上部
には、取付用のフランジ160が設けられており、この
フランジ160を、本体ケース154にワッシャ162
を介してねじ164で締結することにより、フロートス
イッチ150が本体ケース154に固定されている。更
に、前記本体ケース154の下部には、処理液を導くた
めの配管接続部166が一体に形成され、この配管接続
部166に図4に示す管140Aが連結される。前記管
140Aは、液面の下面を検出するフロートスイッチ1
50(図4の液面検出装置142に対応)と、現像液補
充槽80とを連結する管であり、管140の一部として
構成されている。
【0039】また、図6に示すように、本体154と前
記配管接続部166との連結部167は、漏斗状(テー
パ面)に形成されている。この漏斗状の連結部167に
よって、本体ケース154内の液は本体ケース154に
滞留することなく管166に排出される。更に、前記本
体154の上部周面には、液レベル表示部である基準線
168が形成されている。この基準線168は、フロー
トスイッチ150の動作基準位置を示す線である。
【0040】前記連結ケース156は、本体ケース15
4の図6上右上側部に突出形成され、その内部には本体
ケース154の内部空間155と連通する空間157が
形成されている。また、連結ケース156の上部には配
管接続部172が一体に形成され、この配管接続部17
2に図4に示す管140Bが連結される。前記管140
Bは、液面の下限を検出するフロートスイッチ150
(図4の液面検出装置142に対応)と、液面の上限を
検出するフロートスイッチ150(図4の液面検出装置
144に対応)とを連結する管であり、管140の一部
として構成されている。なお、液面検出装置144が1
つのみ用いられる場合、前記配管接続部172は、空気
抜き孔として構成される。
【0041】前記フロートスイッチ150は図6に示す
ようにヘッド174、ガイドバー176、フロート17
0、及びストッパ178から構成されている。前記ヘッ
ド174は、その上部外周に前記フランジ160が設け
られており、このフランジ160を介して本体ケース1
54に固定されている。また、前記ヘッド174の下部
には、前記ガイドバー176が下方に向けて突設されて
いる。このガイドバー176に、リング状に形成された
前記フロート170が上下移動自在に遊嵌されている。
また、ガイドバー176の下部には、前記ストッパ17
8が設けられ、ストッパ178に前記フロート170の
下部が当接することにより、ガイドバー176からのフ
ロート170の脱落が防止されている。
【0042】また、前記本体ケース154は、フロート
170と本体ケース154の内壁面との間の隙間Sが
1.5mm以上となる大きさに形成されている。前記隙
間Sが1.5mm未満であると隙間Sに液溜まりが生じ
てフロート170が誤動作するからである。フロート1
70の内面には、図6上破線で示すようにマグネットリ
ング180が設けられている。また、前記ガイドバー1
76には、前記マグネットリング180の磁力によって
開閉されるスイッチ182が取り付けられている。
【0043】前記スイッチ182は、図示しない付勢部
材によって開方向に常に付勢されているが、前記フロー
ト170が基準線168の位置にある時に、前記マグネ
ット180の磁力により付勢力に抗して閉じられる。し
たがって、本実施の形態のフロートスイッチ150は、
液面が基準線168と等しい位置の時にONになり、液
面が基準線168から離れた位置にある時にOFFにな
るスイッチである。なお、前記スイッチ182の開閉信
号は、ケーブル184を介して図4に示した制御装置1
46に出力される。制御装置146は、前記開閉信号に
基づいて開栓装置112及びバルブ126Aを制御す
る。制御装置146による開栓装置112とバルブ12
6Aの制御方法は前述したので、ここではその説明を省
略する。
【0044】前記の如く構成された液面検出装置142
(144)によれば、フロートスイッチ150をケース
152内に収納して構成したので、検出器部分が保護さ
れ、搬送時及び取り付け時の取り扱いが容易になる。ま
た、本実施の形態では、前記ケース152を熱可塑性樹
脂で製作したので、金属で製作するよりも、形状の自由
度が広がり、また、製造コストを削減することができ
る。熱可塑性樹脂としては、耐薬品性の観点から見ると
塩化ビニル、ABS、ポリオレフィン、ポリエチレン、
ポリプロピレンが好ましく、また、接着性の観点からみ
ると塩化ビニル、ABS、ポリオレフィンが好ましい。
【0045】更に、前記本実施の形態では、ケース15
2が透明なので、ケース152の外部からフロートスイ
ッチ150の浮動動作を確認することができる。これに
より、フロートスイッチ150を見て液補充時を判断す
ることができるので、開栓装置112が故障した時の手
作業による液補充時に便利となる。なお、ケース152
は、全て透明である必要はなく、フロートスイッチ15
0の動作を確認できるものであれば半透明、又は一部が
透明であっても良い。
【0046】また、本実施の形態では、ケース152に
基準線168を形成したので、この基準線168に対す
るフロート170の位置を確認すれば、液面が基準線1
68に対して上方にあるか、下方にあるかを一目で判断
することができる。図7及び図8は、それぞれ図4に示
した液面検出装置142、144の第2の実施の形態で
ある電極スイッチの正面図及び縦断面図である。
【0047】これらの図面に示すように、電極スイッチ
200は、主としてケース210と、導電性樹脂電極2
30とから構成されている。ケース210は、処理液及
び導電性樹脂電極230を収容するために内部空間21
2が形成されており、その内部空間212は液容量が1
00ミリリットル以内となるように形成されている。こ
れは、処理液の保管は、基本的には処理液補充槽で行う
ため、ケース210の容量は小さいことが望ましいから
である。なお、処理液補充槽は10リットル容積のもの
が主流であることから、これの1%である100ミリリ
ットル以内であれば、容積の増加を無視できる。
【0048】このケース210の上下端には、それぞれ
ケース内に処理液を導くための配管接続部214、21
6が形成されている。なお、処理液の最上面を検出する
ための電極スイッチ200の場合には、上端側の配管接
続部214は、単なる空気抜き孔でもよい。また、ケー
ス210内の上面には、テーパ又は斜面218が形成さ
れ、液面が上昇した場合にエアロックが起きないように
なっており、一方、ケース210内の下面には、テーパ
又は斜面220が形成され、液面が下がった場合に液溜
まりができないようになっている。更に、ケース210
の内壁と、このケース210内に収納される導電性樹脂
電極230との隙間222は、1.5mm以上有するよ
うになっている。これは、ケース内壁と導電性樹脂電極
230との隙間222が1.5mm以内の場合には、こ
の隙間222に液溜まりが生じ、液面を誤検出するおそ
れがあるからでる。
【0049】上記ケース210は、製造コスト、形状の
自由度の面から熱可塑性樹脂で製作することが望まし
い。材質としては、耐薬品性、接着性ともに良好な塩化
ビニル、ABS、ポリオレフィン等が好ましい。ポリエ
チレン、ポリプロピレン等は耐薬品性が良好であるが、
接着性に乏しく使いにくい。また、ケース210は、液
面が見えるように全体又は一部を透明又は半透明にする
ことができる。更に、後述するように、電極スイッチ2
00が動作する液レベルが確認できるようにケース21
0に液レベル指示部224を設けることが好ましい。こ
の液レベル指示部224は、ケース210の表面に0.
2mm程度の段差を付けることによって容易に設けるこ
とができる。
【0050】図9は上記ケース210に配設される導電
性樹脂電極230の外観図であり、図10は導電性樹脂
電極230の先端部分Aの拡大断面図である。これらの
図面に示すように、導電性樹脂電極230としては、同
軸ケーブル232を加工したものが使用される。これ
は、断面形状が円形に近いケーブルの方が取り扱いに優
れているからである。この導電性樹脂電極230は、同
軸ケーブル232上で第1の電極234と第2の電極2
36とを露出させ、これらを導電性樹脂238でコーテ
ィングして構成されている。
【0051】即ち、同軸ケーブル232は、図10に示
すように芯線232Aと、芯線232Aを被覆する絶縁
体232Bと、絶縁体232Bを被覆する金属網状のシ
ールド線232Cと、シールド線232Cを被覆する絶
縁体232Dとから構成されており、この同軸ケーブル
232の先端の芯線232Aを露出させてこれを第1の
電極234とし、この第1の電極234から所定の距離
離間した位置にシールド線232Cを露出させこれを第
2の電極236としている。そして、これらの第1の電
極234、第2の電極236を含む同軸ケーブル232
全体を導電性樹脂238でコーティングして構成されて
いる。
【0052】導電性樹脂238としては、電線に使用さ
れる素材であれば如何なるものでもよいが、感材の処理
液から電極を保護するものとしては、カーボンが混入さ
れたテフロン(ポリフッ化エチレン系繊維)が好まし
い。なお、導電性樹脂238の厚さは、0.2mm程度
であり、第1の電極234と第2の電極236との間に
おいて、適宜の電気抵抗を有する。
【0053】上記のようにして加工された同軸ケーブル
232には、前記ケース210に保持するためのフラン
ジ240が取り付けられる(図9参照)。このフランジ
240は、熱溶着できるように導電性樹脂238と同等
材質からなり、フランジ240の上方のスリーブ240
Aを溶着することによって同軸ケーブル232に固定さ
れる。
【0054】なお、同軸ケーブル232はより細い方が
安価で、取り回しも良好であるが、この場合には先端位
置が不安定となる。そこで、フランジ240の下方のス
リーブ240Bを、図9の二点鎖線で示すように第2の
電極236近傍まで延ばし、これによって補強すること
が好ましい。また、導電性樹脂238と同等材質のフラ
ンジ240の代わりに金属製フランジを使用してもよ
い。この場合には、金属製フランジをカシメによって同
軸ケーブル232に固定する。
【0055】一方、図9に示すように同軸ケーブル23
2の上端部では、芯線を被覆する絶縁体232Bと、シ
ールド線232Cとが分離され、芯線とシールド線23
2Cとは、それぞれコネクタ242内のピンに接続され
る。このようにして構成された導電性樹脂電極230
は、図8に示すようにフランジ240を使用してケース
210に固定される。
【0056】次に、上記構成の電極スイッチ200によ
る液面検出方法について説明する。導電性樹脂電極23
0のコネクタ242は、図示しない検出回路に接続され
る。このとき、図10に示すように芯線232A側はア
ースに接続され、シールド線232C側に液面検出用の
基準電源が接続される。いま、ケース210内の処理液
の液面が、第1の電極234以下の場合には、第1の電
極234と第2の電極236との間の電気抵抗は、電極
間の導電性樹脂238のみであり、比較的大きな電気抵
抗を有しているため、電極間には微小電流しか流れな
い。
【0057】その後、処理液の液面が上昇して第1の電
極234よりも高くなると、感材の処理液は比較的良好
な導電性を有しているため、電流は、第1の電極234
と第2の電極236との間の導電性樹脂238のうちの
処理液に浸っている部分を経由せずに主として処理液中
を流れる。即ち、処理液の液面が徐々に上昇すると、第
1の電極234と第2の電極236との間の電気抵抗が
徐々に低下し、電極間を流れる電流が徐々に大きくな
る。そして、処理液の液面が第2の電極236に達する
と、第1の電極234と第2の電極236との間の電気
抵抗が最小になり、電極間を流れる電流が最大になる。
【0058】従って、検出回路により第1の電極234
と第2の電極236との間を流れる電流を検出し、その
電流の大きさに基づいて処理液の液面レベルを検知する
ことができる。なお、上記検出回路では、処理液の液面
が徐々に低下し、液面が図7に示す液面レベルL1に達
すると(液面レベルL1に対応する電流値を検出する
と)、液面の所定レベルに低下したことを示す液面検出
信号(Lレベル信号)を出力し、一方、処理液の液面が
徐々に上昇し、液面が図7に示す液面レベルL2に達す
ると(液面レベルL2に対応する電流値を検出する
と)、液面の所定レベルに上昇したことを示す液面検出
信号(Hレベル信号)を出力る。即ち、液面検出信号
は、ヒステリシスを有し、HレベルからLレベルに切り
替わるときと、LレベルからHレベルに切り替わるとき
では液面レベルが異なる。
【0059】また、図10に示すように芯線232A側
をアースに接続した理由は、処理液はヒータによって所
定の温度に加熱されるとともに安全のためにアースされ
ているが、このアースされている処理液と第1の電極2
34とを同電位にするためである。なお、この実施の形
態では、図7及び図8に示すように導電性樹脂電極23
0の先端を鉛直下方に向けているが、これに限らず、導
電性樹脂電極230の先端を鉛直上方に向けて配設して
もよい。但し、この場合には、シールド線側をアースに
接続する。即ち、導電性樹脂電極230の先端の向きに
かかわらず、常に下方側の電極をアースに接続する。
【0060】図11には、液面検出装置150Aの上部
に液面検出装置150B、150Cを並列に接続した例
が示されている。同図に示すように、下段の液面検出装
置150Aは液面レベルL1を検出し、中断の液面検出
装置150BはL2、そして、上段の液面検出装置15
0CはL3をぞれぞれ検出している。前記液面レベルL
2、L3は近接した位置にあり、液面検出装置150
B、150Cを上下に直列に接続すると、液面検出装置
150B、150Cの大きさの関係で前記液面レベルL
2、L3の両方を検出することができない場合がある。
【0061】このような場合には図11の如く、液面検
出装置150Aのケースに別に配管接続部190を設
け、この配管接続部190と、液面検出装置150Bの
配管接続部166とを介して液面検出装置150Bを液
面検出装置150Aに接続する。そして、液面検出装置
150Cを液面検出装置150Aに配管接続部166、
172を介して接続する。即ち、液面検出装置150A
に液面検出装置150B、150Cを左右に並列に接続
すると、液面検出装置150Bと液面検出装置150C
の高さ位置を自由に設定することができるので、近接し
た前記液面レベルL2、L3でも問題なく検出すること
ができる。
【0062】なお、本実施の形態では、本発明の液面検
出装置を補充槽に設けた例について説明したが、これに
限られるものではなく、感光材料処理装置の処理槽等に
本発明の液面検出装置を適用することもできる。また、
本実施の形態では、感光材料処理装置として印画紙を現
像処理するプリンタプロセッサについて説明したが、フ
イルムを現像処理するフイルムプロセッサにおいても本
発明の液面検出装置を適用することができる。
【0063】なお、図7〜図10に示した電極スイッチ
は、フロートスイッチと比較して可動部がないため小型
になる利点があるが、イオン交換水等の低導電率の液体
は検出できない場合があるので、電極スイッチとフロー
トスイッチとは液面検出装置の設置部位、液体の特性等
に応じて適宜使い分けることが好ましい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液面検
出装置によれば、液面検出器をケースに収納して液面検
出装置を構成したので、液面検出装置の搬送時及び取り
付け時の取り扱いが容易になる。また、本発明に係る感
光材料処理装置によれば、液面検出装置を槽の外部に設
けたので、槽に落とし込まれる浮蓋に液面検出装置との
干渉を防止する逃げ溝を形成する必要が無くなる。これ
により、本発明は、槽の構造が簡単になると共に槽内の
液面と空気との接触面積を浮蓋によって少なくすること
ができるので、処理液の空気接触による変質を最小限に
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る感光材料処理装置の
外観図
【図2】図1に示した感光材料処理装置の構造図
【図3】図1に示した感光材料処理装置の配管図
【図4】本実施の形態の液面検出装置が現像液補充槽に
取り付けられた例を示す説明図
【図5】液面検出装置としてフロートスイッチを適用し
た外観図
【図6】図5に示したフロートスイッチの縦断面図
【図7】液面検出装置として電極スイッチを適用した外
観図
【図8】図7に示した電極スイッチの縦断面図
【図9】図7に示した電極スイッチの導電性樹脂電極を
示す拡大図
【図10】図9の電極スイッチの導電性樹脂電極のA部
拡大断面図
【図11】液面検出装置の連結形態の変形例を示す説明
【符号の説明】
10…感光材料処理装置 12…写真焼付部 66…プロセッサ部 68…現像槽 70…定着槽 72…水洗槽 80…現像液補充槽 100…処理剤キット 140…管 142、144…液面検出装置 146…制御装置 150…フロートスイッチ 152…ケース 200…電極スイッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽の外部に設けられる液面検出装置であっ
    て、該液面検出装置は、槽の液面を検出する液面検出器
    をケースに収納して構成され、該ケースの一端には前記
    槽との接続管が形成されると共に、ケースの他端には接
    続管又は空気抜き管が形成されていることを特徴とする
    液面検出装置。
  2. 【請求項2】前記液面検出器は、フロートスイッチであ
    ることを特徴とする請求項1記載の液面検出装置。
  3. 【請求項3】前記液面検出器は、電極スイッチであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の液面検出装置。
  4. 【請求項4】前記ケースは、熱可塑性樹脂製であること
    を特徴とする請求項1記載の液面検出装置。
  5. 【請求項5】前記ケースは、該ケースの一部又は全部が
    透明又は半透明であることを特徴とする請求項1記載の
    液面検出装置。
  6. 【請求項6】前記ケースには、前記液面検出器の動作基
    準位置を示す液レベル表示部が形成されていることを特
    徴とする請求項5記載の液面検出装置。
  7. 【請求項7】前記ケースの開口部の周縁部には、傾斜面
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載の液面
    検出装置。
  8. 【請求項8】前記ケースは、該ケース内に設けられた前
    記液面検出器とケース内壁との間に1.5mm以上の隙
    間を有する大きさに形成されていることを特徴とする請
    求項2記載の液面検出装置。
  9. 【請求項9】感光材料を処理する処理液が貯留された槽
    と、該槽内の処理液の液面を検出する液面検出装置とを
    備えた感光材料処理装置において、 前記液面検出装置は、槽の外部に設けられ、前記液面検
    出装置は、一端に前記槽との接続管が形成されると共に
    他端に接続管又は空気抜き管が形成されたケースに液面
    検出器を収納して構成され、該ケースの一端に形成した
    前記接続管を前記槽に連結したことを特徴とする感光材
    料処理装置。
  10. 【請求項10】前記ケースの容量は、前記槽の容量の1
    %以内に設定されていることを特徴とする請求項9記載
    の感光材料処理装置。
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