JP2000002603A - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

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JP2000002603A
JP2000002603A JP18826098A JP18826098A JP2000002603A JP 2000002603 A JP2000002603 A JP 2000002603A JP 18826098 A JP18826098 A JP 18826098A JP 18826098 A JP18826098 A JP 18826098A JP 2000002603 A JP2000002603 A JP 2000002603A
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cylindrical member
annular portion
magnetic flux
cylindrical
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JP18826098A
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English (en)
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Eishin Nagano
英信 永野
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】精度および感度の向上と組み立ての容易化を図
ることのできるトルクセンサを提供する。 【解決手段】弾性部材7を介して同軸心に相対回転可能
に連結される入出力シャフト3、4の中の一方に第1筒
状部材21が同軸心に固定され、他方に第2筒状部材2
3が同軸心に固定される。その第1筒状部材21の環状
部21bに第2筒状部材23の環状部23bが挿入され
る。径方向において互いに対向する両筒状部材21、2
3の環状部21b、23bを通過する磁束または光が発
生される。両筒状部材21、23の周方向相対位置の変
化に基づく環状部21b、23bを通過する磁束または
光量の変化に基づき、信号処理装置が入出力シャフト
3、4により伝達されるトルクに対応する信号を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば操舵トルク
に応じた操舵補助力を付与するパワーステアリング装置
において、その操舵トルクを検出するのに利用できるト
ルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】車両のパ
ワーステアリング装置においては、トーションバー等の
弾性部材を介し弾性的に相対回転可能かつ互いに同軸心
に連結される入出力シャフトによりステアリングシャフ
トの一部を構成し、このステアリングシャフトにより伝
達される操舵トルクを非接触型トルクセンサにより検出
し、その検出トルクの大きさに応じて操舵補助力を付与
している。
【0003】特公平7‐21433号公報に開示された
トルクセンサは、入力シャフトに同軸心に固定される磁
性材製の第1筒状部材と、出力シャフトに同軸心に固定
される磁性材製の第2筒状部材と、その入出力シャフト
を軸方向に関して一定位置で回転可能に支持するハウジ
ングと、そのハウジングに固定される磁性材製のコイル
ホルダーと、そのコイルホルダーに保持される磁束発生
用コイルとを備える。そのコイルホルダーは、その第1
筒状部材の外周面に径方向における間隙を介して対向す
る。その第1筒状部材の端面と第2筒状部材の端面に、
周方向の間隔をおいて複数の歯が、そのコイルの発生磁
束の通過位置に設けられている。その第1筒状部材の歯
と第2筒状部材の歯は、軸方向における間隙を介して互
いに対向する。両筒状部材の周方向相対位置の変化によ
る上記歯の通過磁束の変化に基づき伝達トルクに対応す
る信号を出力する信号処理装置が設けられている。
【0004】上記従来のトルクセンサにおいては、第1
筒状部材と第2筒状部材の周方向における相対位置と、
軸方向における相対位置の双方が、上記歯を通過する磁
束に影響する。しかし、組み立て時に両筒状部材の周方
向相対位置と軸方向相対位置の双方の位置決めを正確に
行うのは困難なことから、トルクセンサの検出精度が低
下するという問題がある。また、そのコイルホルダーと
各筒状部材の外周面との間の径方向における間隙におい
て、コイルの発生磁束の一部が拡散して磁束密度が低下
するため、トルクセンサの感度が低下するという問題が
ある。
【0005】特開昭61‐280535公報に開示され
たトルクセンサは、ハウジングと、入力シャフトに同軸
心に固定される第1円板部材と、出力シャフトに同軸心
に固定される第2円板部材とを備える。その第1円板部
材の内端面と第2円板部材の内端面は、軸方向において
間隙を介して互いに対向する。また、その第1円板部材
の外端面に向かって光を出射する発光素子と、その第2
円板部材の外端面に対向する受光素子とが、そのハウジ
ングに固定されている。その第1円板部材に、周方向の
間隔をおいて複数の開口部が、その光の通過位置に設け
られ、その第2円板部材に、周方向の間隔をおいて複数
の開口部が、その第1円板部材の開口部に対向すると共
にその光の通過位置に設けられる。両円板部材の周方向
相対位置の変化による上記受光素子の受光光量の変化に
基づき、伝達トルクに対応する信号を出力する信号処理
装置が設けられている。
【0006】上記従来のトルクセンサにおいては、第1
円板部材と第2円板部材の周方向における相対位置と、
軸方向における相対位置の双方が、上記受光素子の受光
光量に影響する。しかし、組み立て時に両円板部材の周
方向相対位置と軸方向相対位置の双方の位置決めを正確
に行うのは困難なことから、トルクセンサの検出精度が
低下するという問題がある。また、その第1円板部材と
第2円板部材は、ハウジングの内部において入出力シャ
フトの軸方向において発光素子と受光素子の間に配置さ
れる。そうすると、組み立てに際しては、先ず発光素子
と受光素子の中の一方をハウジングに固定し、次に両円
板部材を固定した入出力シャフトをハウジングにより支
持し、しかる後に発光素子と受光素子の中の他方をハウ
ジングに固定する必要があった。すなわち、発光素子と
受光素子を個別にハウジングに固定する必要があり、組
み立てに手間を要するという問題がある。また、発光素
子と受光素子をハウジングに固定する前に一体化できな
いため、発光素子と受光素子の相対位置を一定にするの
が困難で、受光素子の受光光量にばらつきが生じ、トル
クセンサの検出精度が低下するという問題がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決することのでき
るトルクセンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のトルクセンサの
第1の特徴は、入力シャフトと、その入力シャフトに弾
性部材を介して同軸心に相対回転可能に連結される出力
シャフトと、その入出力シャフトの中の一方に同軸心に
固定される第1筒状部材と、その入出力シャフトの中の
他方に同軸心に固定されると共に、その第1筒状部材の
環状部に間隙を介して挿入される環状部を有する第2筒
状部材と、その入出力シャフトの径方向において互いに
対向する両筒状部材の環状部を通過する磁束または光を
発生する手段とを備え、両筒状部材の環状部に、周方向
の間隔をおいて複数の開口部または歯が、前記磁束また
は光の通過位置に設けられ、両筒状部材の周方向相対位
置の変化に基づく前記開口部周辺部分または歯を通過す
る磁束または前記開口部を通過する光量の変化に基づ
き、その入出力シャフトにより伝達されるトルクに対応
する信号を出力する信号処理装置とを備える点にある。
この構成によれば、径方向において互いに対向する第
1、第2筒状部材の環状部に設けられる開口部周辺部分
または歯を通過する磁束または前記開口部を通過する光
量の変化に基づき、入出力シャフトにより伝達されるト
ルクが検出される。よって、組み立て時に両筒状部材の
軸方向における相対位置に多少の誤差が生じても、その
径方向における間隔の変化はないため磁束や光量の変化
は小さい。これにより、組み立て時に両筒状部材の軸方
向相対位置の位置決めを周方向相対位置の位置決めより
もラフに行うことができ、トルクセンサの検出精度の低
下を防止できる。
【0009】本発明のトルクセンサの第2の特徴は、入
力シャフトと、その入力シャフトに弾性部材を介して同
軸心に相対回転可能に連結される出力シャフトと、その
入出力シャフトを軸方向に関して一定位置で回転可能に
支持するハウジングと、その入出力シャフトの中の一方
に同軸心に固定される磁性材製の第1筒状部材と、その
入出力シャフトの中の他方に同軸心に固定されると共
に、その第1筒状部材の環状部に径方向における間隙を
介して挿入される環状部を有する磁性材製の第2筒状部
材と、前記ハウジングに固定される磁性材製のコイルホ
ルダーと、そのコイルホルダーに保持される磁束発生用
コイルとを備え、そのコイルホルダーは、その第1筒状
部材の環状部外周面に径方向における間隙を介して対向
する第1周壁部と、第2筒状部材の環状部内周面に径方
向における間隙を介して対向する第2周壁部とを有し、
その第1筒状部材の環状部に、周方向の間隔をおいて複
数の開口部が、前記コイルの発生磁束の通過位置に設け
られ、その第2筒状部材の環状部に、周方向の間隔をお
いて複数の開口部が、前記第1筒状部材の開口部に対向
すると共に前記コイルの発生磁束の通過位置に設けら
れ、前記入出力シャフトの軸方向において、前記各周壁
部の寸法は前記各開口部の寸法よりも短くされ、かつ、
各周壁部は各開口部の両端間に配置され、両筒状部材の
周方向相対位置の変化による前記開口部周辺部分の通過
磁束の変化に基づき、その入出力シャフトにより伝達さ
れるトルクに対応する信号を出力する信号処理装置が設
けられている点にある。この構成によれば、径方向にお
いて互いに対向する第1、第2筒状部材の環状部に設け
られる開口部周辺部分を通過する磁束の変化に基づき、
入出力シャフトにより伝達されるトルクが検出される。
よって、組み立て時に両筒状部材の軸方向における相対
位置の多少の誤差が生じても、径方向において互いに対
向する両筒状部材の環状部の径方向における間隔は変化
しないので、その径方向における間隔の変化による磁束
の変化は小さい。これにより、組み立て時に両筒状部材
の軸方向相対位置の位置決めを周方向相対位置の位置決
めよりもラフに行うことができる。さらに、その入出力
シャフトの軸方向において、コイルホルダーの各周壁部
の寸法は、環状部に形成される各開口部の寸法よりも短
くされ、かつ、各周壁部は各開口部の両端間に配置され
る。よって、第1、第2筒状部材の環状部に設けられる
開口部周辺部分を通過する磁束にばらつきが生じるのを
防止できる。これにより、その開口部周辺部分を通過す
る磁束の変化に基づくトルクの検出精度の低下を防止で
きる。また、入出力シャフトの軸方向において、コイル
ホルダーの各周壁部の寸法は、環状部に形成される各開
口部の寸法よりも短くされ、かつ、各周壁部は各開口部
の両端間に配置されることで、磁気回路を構成するコイ
ルホルダーの各周壁部と各筒状部材の環状部の内外周面
との間の径方向における間隙において、コイルの発生磁
束の一部が拡散しても、各開口部周辺部分を通過する磁
束の減少を防止できる。これにより、その開口部周辺部
分の通過磁束の変化に基づくトルクの検出感度の低下を
防止できる。
【0010】本発明のトルクセンサの第3の特徴は、入
力シャフトと、その入力シャフトに弾性部材を介して同
軸心に相対回転可能に連結される出力シャフトと、その
入出力シャフトを軸方向に関して一定位置で回転可能に
支持するハウジングと、その入出力シャフトの中の一方
に、同軸心に同行回転可能かつ軸方向相対移動可能に取
り付けられる磁性材製の第1筒状部材と、その入出力シ
ャフトの中の他方に、同軸心に同行回転可能かつ軸方向
相対移動可能に取り付けられると共に、その第1筒状部
材の環状部に挿入される環状部を有する磁性材製の第2
筒状部材と、その第1筒状部材と第2筒状部材を軸中心
に相対回転可能かつ軸方向に同行移動可能に連結するよ
うに、両筒状部材の間に介在する転がり軸受と、両筒状
部材が軸方向一方に向かい移動するのを阻止するストッ
パーと、両筒状部材に軸方向一方に向かう弾力を作用さ
せる弾性部材と、前記ハウジングに固定される磁性材製
のコイルホルダーと、そのコイルホルダーに保持される
磁束発生用コイルとを備え、その第1筒状部材の環状部
の内周面に周方向の間隔をおいて複数の歯が、前記コイ
ルの発生磁束の通過位置に設けられ、その第2筒状部材
の環状部の外周面に周方向の間隔をおいて複数の歯が、
前記コイルの発生磁束の通過位置に設けられ、その第1
筒状部材の歯と第2筒状部材の歯が、径方向における間
隙を介して互いに対向するように配置され、両筒状部材
の周方向相対位置の変化による前記歯の通過磁束の変化
に基づき、その入出力シャフトにより伝達されるトルク
に対応する信号を出力する信号処理装置が設けられてい
る点にある。この構成によれば、径方向において互いに
対向する第1、第2筒状部材の環状部に設けられる歯を
通過する磁束の変化に基づいて、入出力シャフトにより
伝達されるトルクが検出される。その第1、第2筒状部
材は、転がり軸受により軸中心に相対回転可能かつ軸方
向に同行移動可能に連結され、ストッパーにより軸方向
一方に向かう移動が阻止され、弾性部材により軸方向一
方に向かう弾力を作用される。よって、両筒状部材を入
出力シャフトに対して軸方向において一定位置に位置決
めできる。また、その入出力シャフトを軸方向に関して
一定位置で回転可能に支持するハウジングにコイルホル
ダーが固定される。これによって、第1、第2筒状部材
の環状部に設けられる歯を通過する磁束にばらつきが生
じるのを防止でき、その歯の通過磁束の変化に基づくト
ルクの検出精度の低下を防止できる。
【0011】本発明のトルクセンサの第4の特徴は、入
力シャフトと、その入力シャフトに弾性部材を介して同
軸心に相対回転可能に連結される出力シャフトと、その
入出力シャフトを軸方向に関して一定位置で回転可能に
支持するハウジングと、その入出力シャフトの中の一方
に同軸心に固定される第1筒状部材と、その入出力シャ
フトの中の他方に同軸心に固定されると共に、その第1
筒状部材の環状部に径方向における間隙を介して挿入さ
れる環状部を有する第2筒状部材と、その第1筒状部材
の環状部の外周に対向する第1保持部、その第2筒状部
材の環状部の内周に対向する第2保持部、及び両筒状部
材から軸方向に離れた位置で両保持部に連結される連結
部を有すると共に、前記ハウジングに固定される保持部
材と、その第1筒状部材の環状部の外周および第2筒状
部材の環状部の内周の中の一方に向かって光を出射する
ように、前記両保持部の中の一方により保持される発光
素子と、その発光素子に対向するように、前記両保持部
の中の他方により保持される受光素子とを備え、その第
1筒状部材の環状部に、周方向の間隔をおいて複数の開
口部が、前記光の通過位置に設けられ、その第2筒状部
材の環状部に、周方向の間隔をおいて複数の開口部が、
前記第1筒状部材の開口部に対向すると共に前記光の通
過位置に設けられ、両筒状部材の周方向相対位置の変化
による前記受光素子の受光光量の変化に基づき、その入
出力シャフトにより伝達されるトルクに対応する信号を
出力する信号処理装置が設けられている点にある。この
構成によれば、径方向において互いに対向する第1、第
2筒状部材の環状部に設けられる開口部を通過する光量
の変化に基づいて、入出力シャフトにより伝達されるト
ルクが検出される。よって、組み立て時に両筒状部材の
軸方向における相対位置の多少の誤差が生じても、径方
向において互いに対向する両筒状部材の環状部の径方向
における間隔は変化しないので、その径方向における間
隔の変化による光量の変化は小さい。これにより、組み
立て時に両筒状部材の軸方向相対位置の位置決めを周方
向相対位置の位置決めよりもラフに行うことができ、そ
の開口部の通過光量の変化に基づくトルクの検出精度の
低下を防止できる。さらに、その第1、第2筒状部材の
環状部は、ハウジングの内部において、入出力シャフト
の径方向において発光素子と受光素子の間に配置され、
その発光素子と受光素子を保持する保持部材の第1、第
2保持部は両筒状部材から軸方向に離れた位置で連結部
に連結され、その保持部材はハウジングに固定される。
よって、組み立てに際して、発光素子と受光素子をハウ
ジングに固定する前に保持部材に一体化することで、個
別にハウジングに固定する必要がないので、組み立てを
容易化できる。さらに、発光素子と受光素子の相対位置
を容易に一定にでき、受光素子の受光光量にばらつきが
生じるのを防止し、トルクセンサの検出精度が低下する
のを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の第1実施形態を説明する。図1に示すトルクセンサ
1は、ハウジング2と、入力シャフト3と、出力シャフ
ト4とを備えている。その入力シャフト3は、一端側
(図1において右方)がハウジング2の内周によりボー
ルベアリング13を介し支持され、他端側が出力シャフ
ト4の一端内周によりブッシュ12を介して支持され
る。その出力シャフト4の外周は、ハウジング2の内周
によりボールベアリング14を介し支持される。これに
より、その入出力シャフト3、4はハウジング2により
軸方向に関して一定位置で回転可能に支持されている。
【0013】その入力シャフト3と出力シャフト4に挿
入されるトーションバー(弾性部材)7は、一端が入力
シャフト3の一端にピン8により連結され、他端が出力
シャフト4にピン10により連結されている。これによ
り、その入力シャフト3は出力シャフト4に、伝達トル
クに応じて捩じれるトーションバー7を介して、弾性的
に同軸心に相対回転可能に連結されている。
【0014】その出力シャフト4に磁性材製の第1筒状
部材21がピン22により同軸心に固定されている。そ
の入力シャフト3に磁性材製の第2筒状部材23がピン
24により同軸心に固定されている。
【0015】図2に示すように、その第1筒状部材21
は、出力シャフト4の外周に嵌め合わされる円筒状の嵌
合部21aと、この嵌合部21aよりも大径で一端が自
由端の円筒状の環状部21bと、その嵌合部21aの一
端と環状部21bの他端とを連結する円環状の連結部2
1cとを有し、その嵌合部21aと出力シャフト4に上
記ピン22が圧入される。
【0016】その第2筒状部材23は、入力シャフト3
の外周に嵌め合わされる円筒状の嵌合部23aと、この
嵌合部23aよりも大径で一端が自由端の円筒状の環状
部23bと、その嵌合部23aの一端と環状部23bの
他端とを連結する円環状の連結部23cとを有し、その
嵌合部23aと入力シャフト3に上記ピン24が圧入さ
れる。
【0017】その第1筒状部材21と第2筒状部材23
は本実施形態では板金材をプレス加工することで形成さ
れている。その第1筒状部材21の環状部21bの内径
は第2筒状部材23の環状部23bの外径よりも大きく
され、第1筒状部材21の環状部21bに径方向におけ
る間隙δ1を介して第2筒状部材23の環状部23bが
挿入される。
【0018】そのハウジング2に、磁性材製の第1コイ
ルホルダー31と磁性材製の第2コイルホルダー32が
挿入されている。その第1コイルホルダー31により磁
束発生用第1検出コイル33が保持され、第2コイルホ
ルダー32により磁束発生用第2検出コイル34が保持
されている。各検出コイル33、34は、絶縁材製のボ
ビン33b、34bに導線33a、34aを巻き付ける
ことで構成されている。その第1検出コイル33は両筒
状部材21、23の環状部21b、23bの一端と軸方
向の間隔をおいて配置され、その第2検出コイル34は
第1検出コイル33の一端と軸方向の間隔をおいて配置
される。
【0019】図3に示すように、その第1コイルホルダ
ー31は、円筒状の外周部31aおよび内周部31b
と、その外周部31aの一端と内周部31bの一端とを
連結する円環状の連結部31cと、その外周部31aの
他端から内方に向かい張り出す円環状の第1周壁部31
dと、その内周部31bの他端から外方に向かい張り出
す円環状の第2周壁部31eとを有し、その第1周壁部
31dと第2周壁部31eとの間を設計上拡げることで
内部に第1検出コイル33を挿入することが可能とされ
ている。
【0020】その第1周壁部31dと第2周壁部31e
との間に各筒状部材21、23の環状部21b、23b
が配置される。これにより、その第1周壁部31dは、
その第1筒状部材21の環状部21bの外周面に径方向
における間隙δ2を介して対向し、その第2周壁部31
eは、その第2筒状部材23の環状部23bの内周面に
径方向における間隙δ3を介して対向するように配置さ
れる。
【0021】その第2コイルホルダー32は、円筒状の
外周部32aおよび内周部32bと、その外周部32a
の一端と内周部32bの一端とを連結する円環状の連結
部32cとを有し、その外周部32aの他端と内周部3
2bの他端との間から内部に第2検出コイル34を挿入
することが可能とされている。
【0022】その第1コイルホルダー31と、第2コイ
ルホルダー32と、両コイルホルダー31、32の間に
配置される非磁性材製円環状スペーサ51と、その第1
コイルホルダー31の他端側に配置される非磁性材製円
環状スペーサ52と、この円環状スペーサ52の他端側
に配置される円環状板バネ53とが、その第2コイルホ
ルダー32の一端側においてハウジング2の内周に形成
される段差2aと、その板バネ53の他端側に配置され
るようにハウジング2の内周に嵌め合わされるC形止め
輪54とにより挟み込まれる。これにより、両コイルホ
ルダー31、32はハウジング2に固定される。
【0023】その第1筒状部材21の環状部21bに、
周方向に等間隔をおいて複数のスリット状開口部21e
が、上記第1検出コイル33の発生磁束の通過位置に設
けられている。その第2筒状部材23の環状部23b
に、周方向に等間隔をおいて複数のスリット状開口部2
3eが、上記第1筒状部材21の開口部21eに対向す
ると共に上記第1検出コイル33の発生磁束の通過位置
に設けられている。各開口部21e、23eは互いに同
一寸法とされ、長手方向は軸方向に沿う。
【0024】その第1筒状部材21の開口部21eは第
2筒状部材23の開口部23eと同数とされ、入出力シ
ャフト3、4の軸方向に関して同一位置に配置される。
入出力シャフト3、4によりトルクが伝達されていない
状態においては、第1筒状部材21の開口部21eの周
方向における半分と、第2筒状部材23の開口部23e
の周方向における半分とが、入出力シャフト3、4の径
方向に関して互いに重なるように、両筒状部材21、2
3が相対配置される。
【0025】その入出力シャフト3、4の軸方向におい
て、第1コイルホルダー31の各周壁部31d、31e
の寸法L1は、上記各開口部21e、23eの寸法L2
よりも短くされ、かつ、各周壁部31d、31eは各開
口部21e、23eの両端間に配置される。
【0026】各検出コイル33、34は、図4に示す信
号処理装置41に接続される。その信号処理装置41
は、例えばハウジング2に取り付けられるプリント基板
上に形成される電気回路により構成できる。その信号処
理装置41は、抵抗45、47、発振器46、差動増幅
回路48を有し、第1検出コイル33は抵抗45を介し
て発振器46に接続され、第2検出コイル34は抵抗4
7を介して発振器46に接続され、各検出コイル33、
34は差動増幅回路48に接続される。これにより、図
3において2点鎖線で示すように、第1検出コイル33
が第1筒状部材21、第2筒状部材23及び第1コイル
ホルダー31を通過する磁束を発生することで、第1筒
状部材21、第2筒状部材23及び第1コイルホルダー
31を構成部材として含む第1磁気回路が構成される。
また、第2検出コイル34が第2コイルホルダー32お
よびスペーサ51を通過する磁束を発生することで、両
コイルホルダー31、32を構成部材として含む第2磁
気回路を構成する。
【0027】その入力シャフト3から出力シャフト4へ
のトルクの伝達によりトーションバー7が弾性的に捩
れ、第1筒状部材21と第2筒状部材23とが相対的に
回転すると、両筒状部材21、23の周方向相対位置の
変化により第1筒状部材21の開口部21eと第2筒状
部材23の開口部23eとが径方向において互いに重な
る面積が変化する。これにより、両筒状部材21、23
の通過磁束、すなわち上記第1磁気回路の磁気抵抗が変
化する。この変化に基づき第1検出コイル33の出力が
変化することで、入出力シャフト3、4により伝達され
るトルクに対応する信号を上記信号処理装置41が出力
する。また、上記スペーサ51の軸方向寸法は、入出力
シャフト3、4によりトルクが伝達されていない状態に
おいて、第1検出コイル33の出力と第2検出コイル3
4の出力とが等しくなるように設定される。これによ
り、温度変動による第1検出コイル33の出力変動は、
温度変動による第2検出コイル34の出力変動に等しく
なるので差動増幅回路48により打ち消され、伝達トル
クの検出値の温度による変動が補償される。
【0028】上記構成によれば、径方向において互いに
対向する第1、第2筒状部材21、23の開口部21
e、23e周辺の環状部21b、23b部分を通過する
磁束の変化に基づいて、入出力シャフト3、4により伝
達されるトルクが検出される。よって、組み立て時に両
筒状部材21、23の軸方向における相対位置の多少の
誤差が生じても、径方向において互いに対向する両筒状
部材21、23の環状部21b、23bの径方向におけ
る間隔は変化しないので、その径方向における間隔の変
化による磁束の変化は小さい。これにより、組み立て時
に両筒状部材21、23の軸方向相対位置の位置決めを
周方向相対位置の位置決めよりもラフに行うことができ
る。さらに、その入出力シャフト3、4の軸方向におい
て、第1コイルホルダー31の各周壁部31d、31e
の寸法L1は、環状部21b、23bに形成される各開
口部21e、23eの寸法L2よりも短くされ、かつ、
各周壁部31d、31eは各開口部21e、23eの両
端間に配置される。よって、第1、第2筒状部材21、
23の開口部21e、23e周辺の環状部21b、23
b部分を通過する磁束にばらつきが生じるのを防止でき
る。これにより、その開口部21e、23e周辺の環状
部21b、23b部分を通過する磁束の変化に基づくト
ルクの検出精度の低下を防止できる。
【0029】また、入出力シャフト3、4の軸方向にお
いて、第1コイルホルダー31の各周壁部31d、31
eの寸法L1は、環状部21b、23bに形成される各
開口部21e、23eの寸法L2よりも短くされ、か
つ、各周壁部31d、31eは各開口部21e、23e
の両端間に配置されることで、磁気回路を構成する第1
コイルホルダー31の各周壁部31d、31eと各筒状
部材21、23の環状部21b、23bの内外周面との
間の径方向における間隙δ2、δ3において、第1検出
コイル33の発生磁束の一部が拡散しても、各開口部2
1e、23e周辺の環状部21b、23b部分を通過す
る磁束の減少を防止できる。よって、その開口部21
e、23e周辺の環状部21b、23b部分の通過磁束
の変化に基づくトルクの検出感度の低下を防止できる。
【0030】以下、図5、図6の(1)、(2)、図7
を参照して本発明の第2実施形態のトルクセンサ101
を説明する。なお、第1実施形態と同様部分は同一符号
で示して説明は省略する。
【0031】この第2実施形態のトルクセンサ101に
おいては、第1実施形態と同様に、入出力シャフト3、
4はハウジング2により軸方向に関して一定位置で回転
可能に支持され、その入力シャフト3と出力シャフト4
は、伝達トルクに応じて捩じれるトーションバー7を介
して、弾性的に同軸心に相対回転可能に連結されてい
る。
【0032】その出力シャフト4に磁性材製の第1筒状
部材121が同軸心に同行回転可能かつ軸方向相対移動
可能に取り付けられる。本実施形態では、その第1筒状
部材121の内周に形成された軸方向に沿うガイド溝1
21′に、その出力シャフト4に圧入されることで固定
されたピン状ガイド部材122が、軸方向相対移動可能
かつ軸中心に同行回転可能に挿入されている。
【0033】図5、図6の(1)に示すように、その第
1筒状部材121は、出力シャフト4の外周に嵌め合わ
される円筒状の嵌合部121aと、この嵌合部121a
よりも大径で一端が自由端の円筒状の環状部121b
と、その嵌合部121aの一端と環状部121bの他端
から内方に張り出す部分121dとを連結する円筒状の
連結部121cとを有し、その嵌合部121aに上記ガ
イド溝121′が形成されている。
【0034】その入力シャフト3に磁性材製の第2筒状
部材123が同軸心に同行回転可能かつ軸方向相対移動
可能に取り付けられる。本実施形態では、その第2筒状
部材123の内周に形成された軸方向に沿うガイド溝1
23′に、その入力シャフト3に圧入されることで固定
されたピン状ガイド部材124が、軸方向相対移動可能
かつ軸中心に同行回転可能に挿入されている。
【0035】図5、図6の(2)に示すように、その第
2筒状部材123は、入力シャフト3の外周に嵌め合わ
される円筒状の嵌合部123aと、この嵌合部123a
の一端から外方に張り出す環状部123bとを有し、そ
の嵌合部123aに上記ガイド溝123′が形成されて
いる。
【0036】その第1筒状部材121と第2筒状部材1
23は、鋼材を機械加工することで形成され、第2筒状
部材123の環状部123bは第1筒状部材121の環
状部121bに挿入される。
【0037】その第1筒状部材121と第2筒状部材1
23が軸中心に相対回転可能かつ軸方向に同行移動可能
に連結されるように、両筒状部材121、123の間に
転がり軸受としてボールベアリング125が介在する。
すなわち、そのボールベアリング125の外輪125a
は第1筒状部材121の連結部121cの内周に圧入さ
れ、内輪125bは第2筒状部材123の嵌合部123
aの外周に圧入されている。なお、両筒状部材121、
123間に介在する軸受は、ボールベアリング以外の転
がり軸受であってもよく、また、その転がり軸受と両筒
状部材121、123との間にカラー等の他部材が介在
してもよい。
【0038】図7に示すように、上記出力シャフト4に
固定されたピン状ガイド部材122が、第1筒状部材1
21のガイド溝121′の内面に接することで、両筒状
部材121、123が軸方向一方、本実施形態では入力
シャフト3から出力シャフト4に向かう図中矢印A方
向、に向かい移動するのが阻止される。すなわち、その
ピン状ガイド部材122はストッパーを兼用する。
【0039】その入力シャフト3の外周に環状の板バネ
126が、第2筒状部材123の一端に対向するように
嵌め合わされる。この板バネ126は、第2筒状部材1
23の一端と入力シャフト3の外周に固定される止め輪
127とに挟み込まれる。この板バネ126は、両筒状
部材121、123に軸方向一方に向かう弾力を作用さ
せる。その板バネ126に代えて、他の種類のバネやゴ
ム等の弾性部材により両筒状部材121、123に弾力
を作用させてもよい。
【0040】そのハウジング2に、磁性材製の第1コイ
ルホルダー131と第1実施形態と同様の磁性材製の第
2コイルホルダー32が挿入されている。その第1コイ
ルホルダー131により磁束発生用第1検出コイル33
が保持され、第2コイルホルダー32により磁束発生用
第2検出コイル34が保持されている。各検出コイル3
3、34は第1実施形態と同様とされている。その第1
検出コイル33は両筒状部材121、123の環状部1
21b、123bの一端と軸方向の間隔をおいて配置さ
れ、その第2検出コイル34は第1検出コイル33の一
端と軸方向の間隔をおいて配置される。
【0041】図8に示すように、その第1コイルホルダ
ー131は、円筒状の外周部131aおよび内周部13
1bと、その外周部131aの一端と内周部131bの
一端とを連結する円環状の連結部131cと、その外周
部131aの他端から外方に向かい張り出す円環状のフ
ランジ部131dとを有し、その外周部131aの他端
と内周部131bの他端との間から内部に第1検出コイ
ル33を挿入することが可能とされている。
【0042】その第1コイルホルダー131の外周部1
31aは、その第1筒状部材121の環状部121bの
一端面に軸方向における間隙δ4を介して対向し、その
内周部131bは、その第2筒状部材123の環状部1
23bの一端面に軸方向における間隙δ5を介して対向
するように配置される。その両間隙δ4、δ5は、両筒
状部材121、123と第1コイルホルダー131の周
方向における相対位置が変化しても変化しない。
【0043】その第1コイルホルダー131と、第2コ
イルホルダー32と、両コイルホルダー131、32の
間に配置される非磁性材製円環状スペーサ51と、その
第1コイルホルダー131の他端側に配置される円環状
板バネ53とが、その第2コイルホルダー32の一端側
においてハウジング2の内周に形成される段差2aと、
その板バネ53の他端側に配置されるようにハウジング
2の内周に嵌め合わされるC形止め輪54とにより挟み
込まれる。これにより、両コイルホルダー131、32
はハウジング2に固定される。
【0044】その第1筒状部材121の環状部121b
の内周面に、周方向に等間隔をおいて複数の歯121e
が、上記第1検出コイル33の発生磁束の通過位置に設
けられている。その第2筒状部材123の環状部123
bの外周面に、周方向に等間隔をおいて複数の歯123
eが、上記第1検出コイル33の発生磁束の通過位置に
設けられている。その第1筒状部材121の歯121e
は第2筒状部材123の歯123eと同数とされ、径方
向における間隙δ6を介して互いに対向するように配置
される。
【0045】入出力シャフト3、4の軸方向において、
第1筒状部材121の歯121eの長さX1は第2筒状
部材123の歯123eの長さX2よりも長くされてい
る。図6の(1)、(2)に示すように、入出力シャフ
ト3、4の周方向において、第1筒状部材121の歯1
21eの内周面の寸法S1は第2筒状部材123の歯1
23eの外周面の長さS2と等しくされている。入出力
シャフト3、4によりトルクが伝達されていない状態に
おいては、第1筒状部材121の歯121eの内周面と
第2筒状部材123の歯123eの外周面は、入出力シ
ャフト3、4の周方向に関して互いに全体が重なるよう
に、両筒状部材121、123が相対配置される。
【0046】各検出コイル33、34は、第1実施形態
と同様の図4に示す信号処理装置41に接続される。こ
れにより、図8において2点鎖線で示すように、第1検
出コイル33が第1筒状部材121、第2筒状部材12
3及び第1コイルホルダー131を通過する磁束を発生
することで、第1筒状部材121、第2筒状部材123
及び第1コイルホルダー131を構成部材として含む第
1磁気回路が構成される。また、第2検出コイル34が
第2コイルホルダー32およびスペーサ51を通過する
磁束を発生することで、両コイルホルダー131、32
を構成部材として含む第2磁気回路を構成する。
【0047】その入力シャフト3から出力シャフト4へ
のトルクの伝達によりトーションバー7が弾性的に捩
れ、第1筒状部材121と第2筒状部材123とが相対
的に回転すると、両筒状部材121、123の周方向相
対位置の変化により第1筒状部材121の歯121eと
第2筒状部材123の歯123eとが径方向において互
いに重なる面積が変化する。これにより、両歯121
e、123eの通過磁束、すなわち上記第1磁気回路の
磁気抵抗が変化する。この変化に基づき第1検出コイル
33の出力が変化することで、入出力シャフト3、4に
より伝達されるトルクに対応する信号を上記信号処理装
置41が出力する。また、上記スペーサ51の軸方向寸
法は、入出力シャフト3、4によりトルクが伝達されて
いない状態において、第1検出コイル33の出力と第2
検出コイル34の出力とが等しくなるように設定され
る。これによって、温度変動による第1検出コイル33
の出力変動は、温度変動による第2検出コイル34の出
力変動に等しくなるので差動増幅回路48により打ち消
され、伝達トルクの検出値の温度による変動が補償され
る。
【0048】上記構成によれば、径方向において互いに
対向する第1、第2筒状部材121、123の環状部1
21b、123bに設けられる歯121e、123eを
通過する磁束の変化に基づいて、入出力シャフト3、4
により伝達されるトルクが検出される。その第1、第2
筒状部材121、123は、ボールベアリング125に
より軸中心に相対回転可能かつ軸方向に同行移動可能に
連結され、ガイド部材122を兼用するストッパーによ
り軸方向一方に向かう移動が阻止され、板バネ126に
より軸方向一方に向かう弾力を作用される。よって、両
筒状部材121、123を入出力シャフト3、4に対し
て軸方向において一定位置に位置決めできる。また、そ
の入出力シャフト3、4を軸方向に関して一定位置で回
転可能に支持するハウジング2に第1コイルホルダー1
31が固定される。これによって、第1、第2筒状部材
121、123の環状部121b、123bに設けられ
る歯121e、123eを通過する磁束にばらつきが生
じるのを防止でき、その歯の通過磁束の変化に基づくト
ルクの検出精度の低下を防止できる。
【0049】以下、図9を参照して本発明の第3実施形
態のトルクセンサ201を説明する。なお、第1実施形
態と同様部分は同一符号で示して説明は省略する。
【0050】この第3実施形態のトルクセンサ201に
おいては、第1実施形態と同様に、入出力シャフト3、
4はハウジング2により軸方向に関して一定位置で回転
可能に支持され、その入力シャフト3と出力シャフト4
は、伝達トルクに応じて捩じれるトーションバー7を介
して、弾性的に同軸心に相対回転可能に連結されてい
る。
【0051】また、第1実施形態と同様に、その出力シ
ャフト4に第1筒状部材21がピン22により同軸心に
固定され、入力シャフト3に第2筒状部材23がピン2
4により同軸心に固定され、その第1筒状部材21の環
状部21bに径方向における間隙δ1を介して第2筒状
部材23の環状部23bが挿入される。両筒状部材2
1、23は、図2に示す第1実施形態と同様の板金材製
とされている。なお、第1実施形態では両筒状部材2
1、23は磁性材製とされたが、本実施形態では非磁性
材でもよい。
【0052】そのハウジング2に、第1実施形態におけ
るコイルホルダー31、32に代えて、保持部材231
が固定されている。この保持部材231により、第1実
施形態における検出コイル33、34に代えて第1、第
2発光素子233a、233bと第1、第2受光素子2
34a、234bとが保持されている。各発光素子23
3a、233b、受光素子234a、234bは公知の
ものを用いることができる。
【0053】その保持部材231は、第1筒状部材21
の環状部21bの外周に対向する第1保持部231a、
第2筒状部材23の環状部23bの内周に対向する第2
保持部231b、及び両筒状部材21、23から軸方向
他方、本実施形態では出力シャフト4から入力シャフト
3に向かう方向、に離れた位置で両保持部231a、2
31bに連結される環状の連結部231cを有する。
【0054】その第1保持部231aにより第1、第2
発光素子233a、233bが保持されている。本実施
形態では、その第1保持部231aに形成された通孔に
圧入されることで各発光素子233a、233bは保持
されている。この保持状態において、各発光素子233
a、233bは、その第1筒状部材21の環状部21b
の外周に向かって光を出射する。その第1発光素子23
3aと第2発光素子233bは周方向に関して中心角で
180度離れて配置されている。
【0055】その第1受光素子234aは第1発光素子
233aに対向するように、その第2受光素子234b
は第2発光素子233bに対向するように、それぞれ第
2保持部231bにより保持されている。本実施形態で
は、その第2保持部231bに形成された通孔に圧入さ
れることで保持されている。なお、第2保持部により発
光素子を第2筒状部材の環状部の内周に向かって光を出
射するように保持し、第1保持部により受光素子を発光
素子に対向するように保持するようにしてもよい。
【0056】その保持部材231と、この保持部材23
1の他端側に配置される円環状板バネ53とが、その保
持部材231の一端側においてハウジング2の内周に形
成される段差2aと、その板バネ53の他端側に配置さ
れるようにハウジング2の内周に嵌め合わされるC形止
め輪54とにより挟み込まれる。これにより、その保持
部材231はハウジング2に固定される。
【0057】その第1筒状部材21の環状部21bに、
周方向に等間隔をおいて複数のスリット状開口部21e
が、上記発光素子233a、233bが出射する光の通
過位置に設けられている。その第2筒状部材23の環状
部23bに、周方向に等間隔をおいて複数のスリット状
開口部23eが、上記第1筒状部材21の開口部21e
に対向すると共に上記発光素子233a、233bが出
射する光の通過位置に設けられている。
【0058】各開口部21e、23eは、第1実施形態
と同様に互いに同一寸法とされ、長手方向は軸方向に沿
い、また、第1筒状部材21の開口部21eは第2筒状
部材23の開口部23eと同数とされ、入出力シャフト
3、4の軸方向に関して同一位置に配置され、入出力シ
ャフト3、4によりトルクが伝達されていない状態にお
いては、第1筒状部材21の開口部21eの周方向にお
ける半分と、第2筒状部材23の開口部23eの周方向
における半分とが、入出力シャフト3、4の径方向に関
して互いに重なるように、両筒状部材21、23が相対
配置される。
【0059】各受光素子234a、234bは信号処理
装置241に接続される。その信号処理装置241は、
例えば、各受光素子234a、234bの受光光量に基
づいて入出力シャフト3、4により伝達されるトルクを
求め、そのトルクに対応する信号を出力するコンピュー
タにより構成できる。本実施形態では、第1受光素子2
34aと第2受光素子234bの受光光量の変化から個
別に伝達トルクを求め、その求めた値の平均を伝達トル
クとすることで、入力シャフト3の軸心と出力シャフト
4の軸心の傾き等の組み立て誤差に基づく検出誤差を相
殺し、検出精度の向上が図られている。この信号処理装
置241としては公知のものを用いることができる。
【0060】その入力シャフト3から出力シャフト4へ
のトルクの伝達によりトーションバー7が弾性的に捩
れ、第1筒状部材21と第2筒状部材23とが相対的に
回転すると、両筒状部材21、23の周方向相対位置の
変化により第1筒状部材21の開口部21eと第2筒状
部材23の開口部23eとが径方向において互いに重な
る面積が変化する。これにより、両開口部21e、23
eを通過する光量が変化し、各受光素子234a、23
4bの受光光量の変化に基づき入出力シャフト3、4に
より伝達されるトルクに対応する信号を上記信号処理装
置241が出力する。
【0061】上記構成によれば、径方向において互いに
対向する第1、第2筒状部材21、23の環状部21
b、23bに設けられる開口部21e、23eを通過す
る光量の変化に基づいて、入出力シャフト3、4により
伝達されるトルクが検出される。よって、組み立て時に
両筒状部材21、23の軸方向における相対位置の多少
の誤差が生じても、径方向において互いに対向する両筒
状部材21、23の環状部21b、23bの径方向にお
ける間隔は変化しないので、その径方向における間隔の
変化による光量の変化は小さい。これにより、組み立て
時に両筒状部材21、23の軸方向相対位置の位置決め
を周方向相対位置の位置決めよりもラフに行うことがで
き、その開口部21e、23eの通過光量の変化に基づ
くトルクの検出精度の低下を防止できる。さらに、その
第1、第2筒状部材21、23の環状部21b、23b
は、ハウジング2の内部において、入出力シャフト3、
4の径方向において発光素子233a、233bと受光
素子234a、234bの間に配置され、その発光素子
233a、233bと受光素子234a、234bを保
持する保持部材231の第1、第2保持部231a、2
31bは両筒状部材21、23から軸方向に離れた位置
で連結部231cに連結され、その保持部材231はハ
ウジング2に固定される。よって、組み立てに際して、
発光素子233a、233bと受光素子234a、23
4bをハウジング2に固定する前に保持部材231に一
体化することで、発光素子233a、233bと受光素
子234a、234bの相対位置を容易に一定にでき、
受光素子234a、234bの受光光量にばらつきが生
じるのを防止し、トルクセンサの検出精度が低下するの
を防止できる。さらに、発光素子233a、233bと
受光素子234a、234bを、保持部材231を介し
てハウジング2に固定した後に、入出力シャフト3、4
と第1、第2筒状部材21、23を図9において左方側
からハウジング2内に挿入するようにして組み込むこと
ができ、個別にハウジング2に固定する必要がないの
で、組み立てを容易化できる。
【0062】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、入力シャフトを出力シャフトにトーション
バー以外の弾性部材を介して連結してもよい。また、入
力シャフトに第1筒状部材を固定し、出力シャフトに第
2筒状部材を固定してもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、精度および感度の向上
と組み立ての容易化を図ることのできるトルクセンサを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のトルクセンサの断面図
【図2】本発明の第1実施形態のトルクセンサの第1、
第2筒状部材の側面図
【図3】本発明の第1実施形態のトルクセンサの要部の
断面図
【図4】本発明の第1実施形態の信号処理装置の構成説
明図
【図5】本発明の第2実施形態のトルクセンサの断面図
【図6】本発明の第2実施形態のトルクセンサの(1)
は第1筒状部材の正面図、(2)は第2筒状部材の正面
【図7】本発明の第2実施形態の第1筒状部材の部分平
面図
【図8】本発明の第2実施形態のトルクセンサの要部の
断面図
【図9】本発明の第3実施形態のトルクセンサの断面図
【符号の説明】
1、101、201 トルクセンサ 2 ハウジング 3 入力シャフト 4 出力シャフト 7 トーションバー 21、121 第1筒状部材 23、123 第2筒状部材 21b、23b、121b、123b 環状部 21e、23e 開口部 31、131 第1コイルホルダー 31d、31e 第1周壁部、第2周壁部 33 第1検出コイル 41、241 信号処理装置 121e、123e 歯 122 ストッパー 125 ボールベアリング 126 板バネ 231 保持部材 231a 第1保持部 231b 第2保持部 231c 連結部 233a、233b 発光素子 234a、234b 受光素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力シャフトと、 その入力シャフトに弾性部材を介して同軸心に相対回転
    可能に連結される出力シャフトと、 その入出力シャフトの中の一方に同軸心に固定される第
    1筒状部材と、 その入出力シャフトの中の他方に同軸心に固定されると
    共に、その第1筒状部材の環状部に間隙を介して挿入さ
    れる環状部を有する第2筒状部材と、 その入出力シャフトの径方向において互いに対向する両
    筒状部材の環状部を通過する磁束または光を発生する手
    段とを備え、 両筒状部材の環状部に、周方向の間隔をおいて複数の開
    口部または歯が、前記磁束または光の通過位置に設けら
    れ、 両筒状部材の周方向相対位置の変化に基づく前記開口部
    周辺部分または歯を通過する磁束または前記開口部を通
    過する光量の変化に基づき、その入出力シャフトにより
    伝達されるトルクに対応する信号を出力する信号処理装
    置とを備えることを特徴とするトルクセンサ。
  2. 【請求項2】 入力シャフトと、 その入力シャフトに弾性部材を介して同軸心に相対回転
    可能に連結される出力シャフトと、 その入出力シャフトを軸方向に関して一定位置で回転可
    能に支持するハウジングと、 その入出力シャフトの中の一方に同軸心に固定される磁
    性材製の第1筒状部材と、 その入出力シャフトの中の他方に同軸心に固定されると
    共に、その第1筒状部材の環状部に径方向における間隙
    を介して挿入される環状部を有する磁性材製の第2筒状
    部材と、 前記ハウジングに固定される磁性材製のコイルホルダー
    と、 そのコイルホルダーに保持される磁束発生用コイルとを
    備え、 そのコイルホルダーは、その第1筒状部材の環状部外周
    面に径方向における間隙を介して対向する第1周壁部
    と、第2筒状部材の環状部内周面に径方向における間隙
    を介して対向する第2周壁部とを有し、 その第1筒状部材の環状部に、周方向の間隔をおいて複
    数の開口部が、前記コイルの発生磁束の通過位置に設け
    られ、 その第2筒状部材の環状部に、周方向の間隔をおいて複
    数の開口部が、前記第1筒状部材の開口部に対向すると
    共に前記コイルの発生磁束の通過位置に設けられ、 前記入出力シャフトの軸方向において、前記各周壁部の
    寸法は前記各開口部の寸法よりも短くされ、かつ、各周
    壁部は各開口部の両端間に配置され、 両筒状部材の周方向相対位置の変化による前記開口部周
    辺部分の通過磁束の変化に基づき、その入出力シャフト
    により伝達されるトルクに対応する信号を出力する信号
    処理装置が設けられていることを特徴とするトルクセン
    サ。
  3. 【請求項3】 入力シャフトと、 その入力シャフトに弾性部材を介して同軸心に相対回転
    可能に連結される出力シャフトと、 その入出力シャフトを軸方向に関して一定位置で回転可
    能に支持するハウジングと、 その入出力シャフトの中の一方に、同軸心に同行回転可
    能かつ軸方向相対移動可能に取り付けられる磁性材製の
    第1筒状部材と、 その入出力シャフトの中の他方に、同軸心に同行回転可
    能かつ軸方向相対移動可能に取り付けられると共に、そ
    の第1筒状部材の環状部に挿入される環状部を有する磁
    性材製の第2筒状部材と、 その第1筒状部材と第2筒状部材を軸中心に相対回転可
    能かつ軸方向に同行移動可能に連結するように、両筒状
    部材の間に介在する転がり軸受と、 両筒状部材が軸方向一方に向かい移動するのを阻止する
    ストッパーと、 両筒状部材に軸方向一方に向かう弾力を作用させる弾性
    部材と、 前記ハウジングに固定される磁性材製のコイルホルダー
    と、 そのコイルホルダーに保持される磁束発生用コイルとを
    備え、その第1筒状部材の環状部の内周面に周方向の間
    隔をおいて複数の歯が、前記コイルの発生磁束の通過位
    置に設けられ、 その第2筒状部材の環状部の外周面に周方向の間隔をお
    いて複数の歯が、前記コイルの発生磁束の通過位置に設
    けられ、 その第1筒状部材の歯と第2筒状部材の歯が、径方向に
    おける間隙を介して互いに対向するように配置され、 両筒状部材の周方向相対位置の変化による前記歯の通過
    磁束の変化に基づき、その入出力シャフトにより伝達さ
    れるトルクに対応する信号を出力する信号処理装置が設
    けられていることを特徴とするトルクセンサ。
  4. 【請求項4】 入力シャフトと、 その入力シャフトに弾性部材を介して同軸心に相対回転
    可能に連結される出力シャフトと、 その入出力シャフトを軸方向に関して一定位置で回転可
    能に支持するハウジングと、 その入出力シャフトの中の一方に同軸心に固定される第
    1筒状部材と、 その入出力シャフトの中の他方に同軸心に固定されると
    共に、その第1筒状部材の環状部に径方向における間隙
    を介して挿入される環状部を有する第2筒状部材と、 その第1筒状部材の環状部の外周に対向する第1保持
    部、その第2筒状部材の環状部の内周に対向する第2保
    持部、及び両筒状部材から軸方向に離れた位置で両保持
    部に連結される連結部を有すると共に、前記ハウジング
    に固定される保持部材と、 その第1筒状部材の環状部の外周および第2筒状部材の
    環状部の内周の中の一方に向かって光を出射するよう
    に、前記両保持部の中の一方により保持される発光素子
    と、 その発光素子に対向するように、前記両保持部の中の他
    方により保持される受光素子とを備え、 その第1筒状部材の環状部に、周方向の間隔をおいて複
    数の開口部が、前記光の通過位置に設けられ、 その第2筒状部材の環状部に、周方向の間隔をおいて複
    数の開口部が、前記第1筒状部材の開口部に対向すると
    共に前記光の通過位置に設けられ、 両筒状部材の周方向相対位置の変化による前記受光素子
    の受光光量の変化に基づき、その入出力シャフトにより
    伝達されるトルクに対応する信号を出力する信号処理装
    置が設けられていることを特徴とするトルクセンサ。
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