JP2000002339A - 磁性流体を利用した密封装置 - Google Patents

磁性流体を利用した密封装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性流体を利用した密封装置の偏心追随性を
向上させて回転軸の振れ及び回転軸に発生する振動に対
処すること、また回転軸の導入角度の自由度が大きく所
望の角度に設定可能とする磁性流体を利用した密封装置
を提供する。 【解決手段】 ハウジングとは独立して構成された磁性
流体シール部MS4を保持するスリーブ22(保持部
材)と、スリーブ22を回転軸に支持するためのベアリ
ング27a,27b(軸受手段)と、ハウジングとスリ
ーブ22とを相対移動自在に密封接続するベローズ24
(接続手段)と、スリーブ22の角度を任意に設定する
固定脚43と保持リング44(角度設定手段)と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性流体を利用し
た密封装置に関し、密封装置の回転軸の導入角度の自由
度を大きくし得る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外部磁場の磁力により、オイ
ル等の流体中に懸濁して存在する磁性体の粒子が磁気吸
引され、その位置を保持し得る特性を備えた磁性流体を
利用した種々の密封装置がある。
【0003】図4は、磁性流体を利用した密封装置の基
本的な一構成例を示す断面構成説明図である。この密封
装置100は非磁性体からなる回転機械のハウジング1
01と磁性体からなる回転軸102との間の環状隙間1
03に、磁性体からなる1対の環状のポールピース10
4を軸方向に相対向させて配設し、かつ両ポールピース
104間に軸方向に着磁された環状の磁石105を、そ
の磁力により磁気吸着挟持させている。
【0004】従って、磁石105、ポールピース10
4、回転軸102との間には、磁気回路106が形成さ
れる。
【0005】回転軸102の外周面とポールピース10
4の内周面の間には微小隙間107が形成されており、
微小隙間107に磁性流体ML’が充填されている。
【0006】磁性流体ML’は、磁気回路106により
微小隙間107に保持され、この微小隙間107を密封
し、ハウジング101と回転軸102との間の環状隙間
103を軸方向に分割密封している。
【0007】図5は、図4の密封装置100の基本的構
成を利用し、圧力差のある高圧側H’及び低圧側L’の
2領域間にまたがる回転軸201と回転軸201の軸受
部203との間の環状隙間204を密封するための構成
とした密封装置200の断面構成説明図である。
【0008】軸受部203は、回転軸201の保持及び
密封を行う円筒部203aと、円筒部203aの一方の
端部に、内部空間を真空状態(低圧側L’)とする容器
202(真空チャンバ等)の開口端部にボルト等により
取り付けられるフランジ部203bを備えている。
【0009】また、軸受部203と回転軸201とはベ
アリングB1,B2により相対回転運動に対する動的な
保持が行われている。
【0010】そして密封性に関しては、軸受部203の
円筒部203a内側に備えられた環状の磁石204によ
り形成される磁気回路MC’に介在させた磁性流体M
L’により行っている。
【0011】磁石204は軸方向に異極(N及びSと図
示される)が配されており、軸方向両側には磁石204
の磁極となる磁極部材205,206が備えられてい
る。そして、回転軸201の磁極部材205,206に
対向する部位に複数本の周方向に連続する凹溝207
a,207b,・・・207l及び各凹溝の間の凸条部
208a,208b,・・・208jを形成し、磁極部
材205,206内周面と各凹溝の間の凸条部208
a,208b,・・・の頂面との間隙(それぞれの間隙
をステージ部とする)に磁束が集中するように発生させ
て(すなわち凸条部208a,208b,・・・の頂面
で磁束密度が高まるように)、これらの間隙(ステージ
部)に磁性流体ML’が保持されて磁性流体シール部を
形成するようにしている。
【0012】形成された磁性流体シール部は、低圧側
L’と高圧側H’との間に複数の室209a,209
b,・・・209jを形成し、各室の圧力が順次磁性流
体シール部の各ステージ部の耐圧範囲内で変化すること
により、密封領域の両側で圧力差がある場合においても
効果的な密封性を発揮し得るようになっている。
【0013】尚、210a,210bはベアリングB
1,B2を固定する止め輪、211a,211bは円筒
部203a内周面側と磁極部材205,206の外周面
側との密封性を維持するOリングである。
【0014】そして、このような構成を備えた密封装置
200の磁性流体シール部は、容器202の内部すなわ
ち低圧側L’が減圧され(真空状態)て使用される場
合、低圧側L’の圧力と室209aの圧力差が、凸条部
208aと磁極部材205の間隙のステージ部に保持さ
れている磁性流体ML’の耐圧限界を越えると、バース
トと呼ばれる圧力均衡化現象が一時的に発生して低圧側
L’と室209aが導通し、その圧力差が解消されると
いう現象が発生する。
【0015】この圧力均衡化現象は、低圧側L’の圧力
が下がるにつれて、より高圧側H’のステージ部でも断
続的に発生し、低圧側L’の圧力(負圧)が序々に高圧
側H’の室へ伝播され、各室の圧力を順次に磁性流体シ
ール部の各ステージ部の耐圧限界内で変化させる分圧化
を行なうことにより、圧力差(高圧側H’が一般雰囲気
の場合には大気圧)を保持している。
【0016】尚、低圧側L’が高圧側、高圧側H’が低
圧側となる使用条件においても、上記と同様の分圧化が
発生し、圧力差を保持することができる。
【0017】そして、容器202の内部側では、継手を
介して従動側シャフトに回転軸201が接続され、回転
駆動力を容器202内部へと導入可能としている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の密
封装置200では、容器202(真空チャンバ等)の開
口端部にボルト等により取り付けられるフランジ部20
3bと円筒部203aは垂直に固定されることが一般的
であるため、円筒部203aとベアリングB1,B2に
より同軸的に支持されている回転軸201の容器202
への導入角度(フランジ部203bに対し垂直方向)が
限定されてしまう。
【0019】この場合、容器202内部の所定領域に複
数の回転動力を導入する必要がある時、各回転軸の接触
を避けるため容器202側の開口端部やフランジ部(ポ
ートと呼ばれることもある)の配置や角度の厳密な設
計、また正確な加工や組立が要求され、設計性、加工
性、組立性が低くコスト的にも改善の余地があった。
【0020】また、一度製作した容器202(真空チャ
ンバ等)とそれに対応する密封装置(この場合磁性流体
密封装置)の組み合わせは、容器202内部への回転動
力の導入角度の変更ができないため、容器202内部を
改造する場合に大きな制約を伴うことになり、実質的に
容器202を転用することは困難であった。
【0021】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、磁性流
体を利用した密封装置の回転軸の導入角度の自由度が大
きく所望の角度に設定可能とする磁性流体を利用した密
封装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、ハウジングの内周部と、該内周部
に挿通される回転軸に対して配置され、前記回転軸に対
して径方向に離れた対向面を有する環状磁極部と、 磁
力発生手段により発生された磁束により前記環状磁極部
と前記回転軸との間の環状隙間に保持される磁性流体と
からなる密封部を有する磁性流体を利用した密封装置に
おいて、前記ハウジングとは独立して構成され、前記密
封部を保持する保持部材と、前記保持部材を前記回転軸
に支持するための軸受手段と、前記ハウジングの内周部
と保持部材とを相対移動自在に密封接続する接続手段
と、前記ハウジングに対する保持部材の角度を任意に設
定する角度設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】これによって、ハウジングとは独立して構
成された保持部材によって磁性流体を利用した密封装置
の密封部が支持されると共に、角度設定手段により保持
部材の角度を任意に設定することが可能となり、ハウジ
ングに対する前記保持部材の角度、すなわち回転軸の角
度を任意に設定することが可能となり、装置構成の自由
度を高めると共に密封装置取り付け等の際の作業性を向
上させる。
【0024】前記角度設定手段は、関節部を有した固定
脚を備えることも好適である。
【0025】これによって、固定脚の角度を関節部で自
在に設定することができ、前記保持部材の角度の設定作
業が容易となる。
【0026】前記角度設定手段は、前記ハウジングと保
持部材との間に介在する弾性部材を備えることも好適で
ある。
【0027】これによって、ハウジングと保持部材が固
定されてしまうことが防止され、密封装置を回転軸に追
随させることができる。
【0028】前記接続手段は、ベローズであることも好
適である。
【0029】ベローズによって、ハウジングと保持部材
との接続を相対移動自在に行なうことができる。従っ
て、スラスト方向及びラジアル方向の相対移動、ハウジ
ングと保持部材との軸の相対角度の変更等を自在に設定
することが可能となる。
【0030】また、回転軸に追随する保持部材を固定す
ることはなく、回転軸の偏心や振動に対して密封部を追
随させることができ、磁性流体が保持される環状隙間は
変化しないため、磁性流体によるシールを安定して行な
うことができる。また、環状隙間の隙間間隔を狭く設定
することが可能となり、この場合には密封部の耐圧をよ
り向上させることが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明を
適用した第1の実施の形態における磁性流体を利用した
密封装置41の要部断面構成説明図である。
【0032】この密封装置41は、例えば、内部を真空
状態にするハウジングとしての真空チャンバ(不図示)
の外から内部に回転動力を伝達するための回転軸2Cの
回転駆動力導入部やその他の回転機械の軸受け部等に備
えられるものである。
【0033】密封装置41における密封部となる磁性流
体シール部MS4は、図5と同様に多段構成となってい
る。また、この密封装置41は、磁性流体シール部MS
4を保持するためのスリーブ22が真空チャンバの内周
部に対し固定されるフランジ部23とベローズ24を介
してフレキシブルに密封接続されている。
【0034】その他の磁性流体シール部MS4の構成
は、図5により説明した密封装置200の磁性流体シー
ル部の構成と同じであるのでここでは簡略的に説明す
る。
【0035】25a,25bは磁石26の磁極部材であ
り、磁気回路MC2を形成している。また、スリーブ2
2と回転軸2Cとはベアリング27a,27bにより相
対回転運動に対する動的な保持が行われている。
【0036】回転軸22の磁極部材25a,25bに対
向する部位に複数本の周方向に連続する凹溝及び各凹溝
の間の凸条部を形成し、磁極部材25a,25b内周面
と各凹溝の間の凸条部の頂面との間隙(それぞれの間隙
をステージ部とする)に磁束が集中するように発生させ
て(すなわち凸条部の頂面で磁束密度が高まるよう
に)、これらの間隙(ステージ部)に磁性流体MLが保
持されて磁性流体シール部MS2を形成している(この
構成は、図5の密封装置の磁性流体シール部と同じであ
る)。
【0037】形成された磁性流体シール部MS4は、低
圧側Lと高圧側Hとの間に複数の室を形成し、各室の圧
力が順次磁性流体シール部MS4の各ステージ部の耐圧
範囲内で変化することにより、密封領域の両側で圧力差
がある場合においても効果的な密封性を発揮し得るよう
になっている。
【0038】尚、28a,28bはベアリング27a,
27bを固定する止め輪、29a,29bはスリーブ2
2内周面側と磁極部材25a,25bの外周面側との密
封性を維持するOリングである。
【0039】そして、このような構成を備えた密封装置
41の磁性流体シール部MS4は、真空チャンバの内部
すなわち低圧側Lが減圧され(真空状態)て使用される
場合、低圧側Lの圧力と低圧側Lに隣接する室の圧力差
が、凸条部と磁極部材の間隙のステージ部に保持されて
いる磁性流体MLの耐圧限界を越えると、バーストと呼
ばれる圧力均衡化現象が一時的に発生して低圧側Lと室
が導通し、その圧力差が解消されるという現象が発生す
る。
【0040】この圧力均衡化現象は、低圧側Lの圧力が
下がるにつれて、より高圧側Hのステージ部でも断続的
に発生し、低圧側Lの圧力(負圧)が序々に高圧側Hの
室へ伝播され、各室の圧力を順次に磁性流体シール部の
各ステージ部の耐圧限界内で変化させる分圧化を行なう
ことにより、圧力差(高圧側Hが一般雰囲気の場合には
大気圧)を保持している。
【0041】このような構成の密封装置41は、回転軸
2Cと磁極部材25a,25bとの位置決めを行なうス
リーブ22はベアリング27a,27bを介して回転軸
22に支持され、回転軸2Cの自重等による過大なラジ
アル荷重を受けることなく回転軸2Cの偏心や振動に追
随可能であり、その結果、回転軸2Cの外周面の凸条部
と磁極部材25a,25bの内周面の間のステージ部の
隙間間隔は一定に保たれる。
【0042】磁性流体シール部MS4の低圧側Lでは、
スリーブ22とフランジ部23は、ベローズ24により
フレキシブルに密封接続されているので、真空チャンバ
の真空度の低下を発生させることはない。
【0043】従って、回転軸2Cの偏心や振動が大きな
場合においても密封装置41のシール性能を安定して維
持することができる。
【0044】また、ステージ部の隙間間隔を従来のもの
より狭く設定することも可能となり、この場合には、密
封装置41の磁性流体シール部MS4の耐圧をより向上
させることが可能となる。
【0045】そして、回転軸2Cの取り付け角度に自由
度を持たせるために、角度設定手段としての真空チャン
バに固定されるフランジ部23から関節部42により所
定範囲での角度を変更自在とした固定脚43が図2(図
1のV1ーV1矢視図)に示されるような保持リング4
4を介してスリーブ22を保持している。固定脚43
は、好ましくは3本以上であることが望ましい。
【0046】関節部42は、例えばフランジ部23に設
けたピボットであり、また固定脚43と保持リング44
の軸方向の位置等を調整して固定するボルト/ナット等
の締結手段も関節部として機能させることができる。
【0047】これによって、回転軸2Cの偏心や振動が
大きな場合においても密封装置41のシール性能を安定
して維持することができると共に、真空チャンバに対す
るスリーブ22の角度、すなわち回転軸2Cの導入角度
を任意に設定することが可能となり、装置構成の自由度
を高めると共に密封装置41の取り付け等の際の作業性
を向上させる。
【0048】尚、固定脚43と保持リング44によるス
リーブ22の角度設定により、スリーブ22の回転軸2
Cに対する追随性の低下が懸念される場合には、図3に
示されるように、保持リング44の内周部にゴム状弾性
体による環状の弾性部材45を介在させてスリーブ22
が固定されてしまうことを防止し、磁性流体シール部M
S4を回転軸2Cに追随させることも可能である。
【0049】
【発明の効果】上記のように説明された本発明の磁性流
体を利用した密封装置によると、ハウジングとは独立し
て構成された保持部材によって磁性流体を利用した密封
装置の密封部が支持されると共に、角度設定手段により
保持部材の角度を任意に設定することが可能となり、ハ
ウジングに対する前記保持部材の角度、すなわち回転軸
の角度を任意に設定することが可能となり、装置構成の
自由度を高めると共に密封装置取り付け等の際の作業性
を向上させる。
【0050】関節部を有した固定脚を備えることによっ
て、固定脚の角度を関節部で自在に設定することがで
き、前記保持部材の角度の設定作業がより容易となる。
【0051】ハウジングと保持部材との間に介在する弾
性部材を備えることよって、ハウジングと保持部材が固
定されてしまうことが防止され、密封部を回転軸に追随
させることができる。
【0052】接続手段としてベローズを用いることによ
って、ハウジングと保持部材との接続を相対移動自在に
行なうことができる。従って、スラスト方向及びラジア
ル方向の相対移動、ハウジングと保持部材との軸の相対
角度の変更等を自在に設定することが可能となる。
【0053】また、回転軸に追随する保持部材を固定す
ることはなく、回転軸の偏心や振動に対して密封部を追
随させることができ、磁性流体が保持される環状隙間は
変化しないため、磁性流体によるシールを安定して行な
うことができる。また、環状隙間の隙間間隔を狭く設定
することが可能となり、この場合には密封部の耐圧をよ
り向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用した密封装置の第4の実施
の形態の断面構成説明図。
【図2】図2は本発明を適用した密封装置の第4の実施
の形態の保持リングの図。
【図3】図3は本発明を適用した密封装置の第4の実施
の形態の保持リングの図。
【図4】図4は従来の密封装置の断面構成説明図。
【図5】図5は従来の密封装置の断面構成説明図。
【符号の説明】
41 密封装置 2C 回転軸 22 スリーブ(保持手段) 26 磁石(磁力発生手段) 24 ベローズ(接続手段) 29a,29b Oリング 27a,27b ベアリング 23 フランジ部 25a,25b 磁極部材 28a,28b 止め輪 42 関節部 43 固定脚 44 保持リング 45 環状部材 L 低圧側 H 高圧側 MC2 磁気回路 ML 磁性流体 MS4 磁性流体シール部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの内周部と、該内周部に挿通
    される回転軸に対して配置され、前記回転軸に対して径
    方向に離れた対向面を有する環状磁極部と、 磁力発生手段により発生された磁束により前記環状磁極
    部と前記回転軸との間の環状隙間に保持される磁性流体
    とからなる密封部を有する磁性流体を利用した密封装置
    において、 前記ハウジングとは独立して構成され、前記密封部を保
    持する保持部材と、前記保持部材を前記回転軸に支持す
    るための軸受手段と、前記ハウジングの内周部と保持部
    材とを相対移動自在に密封接続する接続手段と、前記ハ
    ウジングに対する保持部材の角度を任意に設定する角度
    設定手段とを備えたことを特徴とする磁性流体を利用し
    た密封装置。
  2. 【請求項2】 前記角度設定手段は、関節部を有した固
    定脚を備えることを特徴とする請求項1に記載の磁性流
    体を利用した密封装置。
  3. 【請求項3】 前記角度設定手段は、前記ハウジングと
    保持部材との間に介在する弾性部材を備えることを特徴
    とする請求項1または2に記載の磁性流体を利用した密
    封装置。
  4. 【請求項4】 前記接続手段は、ベローズであることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の磁性
    流体を利用した密封装置。
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