JP2003294102A - 回転導入機 - Google Patents

回転導入機

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JP2003294102A
JP2003294102A JP2002102672A JP2002102672A JP2003294102A JP 2003294102 A JP2003294102 A JP 2003294102A JP 2002102672 A JP2002102672 A JP 2002102672A JP 2002102672 A JP2002102672 A JP 2002102672A JP 2003294102 A JP2003294102 A JP 2003294102A
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shaft
housing
end side
airtight chamber
rotation introducing
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JP2002102672A
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English (en)
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Masayuki Hosoya
眞幸 細谷
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気密室内での組立てが容易で、高精度な回転
−直線変換が可能な送りねじ機構を備えたコンパクトな
回転導入機を提供する。 【解決手段】 気密室2の室壁2aに形成された挿通穴3
に一方の開口端が気密に取り付けられる筒状のハウジン
グ4と、一端側がハウジング4内に回転自在に支持され
ると共に他端側が室壁2aの挿通穴3を貫通して気密室2
内に突出する出力軸33と、一端側がハウジング4内に回
転自在に支持されると共に他端側がハウジング4の他方
の開口端から気密室2外に突出する入力軸8と、ハウジ
ング4内において対向する出力軸33の一端と入力軸8の
一端との間を気密的に分離しながら回転力を伝達可能と
するカップリング手段10と、出力軸33の他端側に一体形
成したねじ軸部35上に送りナット22を組付けた送りねじ
機構37とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気密室外から気密
室内への回転力の導入伝達に使用される回転導入機に係
り、詳しくは、気密室内での直線運動を可能とする送り
ねじ機構を備えた回転導入機を容易、且つ高精度に実現
するための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クリーンルーム、あるいは真空雰囲気、
腐食性雰囲気、爆発性雰囲気等の特殊環境の気密室内で
は、モータなどの回転駆動源を動かすことが困難な場合
が多い。そこで、このような環境下では、回転駆動源を
気密室の外部に設置し、その回転駆動源の出力が、回転
導入機を介して気密室内に導入される方式が一般的にな
っている。
【0003】図14及び図15は、このような気密室内
への回転力の導入伝達に使用される回転導入機の従来例
を示したものである。ここに示した回転導入機1は、気
密室2の室壁2aに形成された挿通穴3に一方の開口端
(図中、左方の開口端)が気密に取り付けられる筒状の
ハウジング4と、一端側(図中、右側)が軸受装置12
により前記ハウジング4内に回転自在に支持されると共
に他端側(図中、左側)が前記室壁2aの挿通穴3を貫
通して気密室2内に突出する出力軸6と、一端側が軸受
装置13により前記ハウジング4内に回転自在に支持さ
れると共に他端側が前記室壁2aによって区画された気
密室2外に突出する入力軸8と、前記ハウジング4内に
おいて対向する前記出力軸6の一端と前記入力軸8の一
端との間を気密的に分離しながら回転力を伝達可能とす
るカップリング手段10とを備えた構成で、気密に区分
された2室間での回転力の伝達に使用される。
【0004】この例の場合、前記カップリング手段10
は、ハウジング4内の軸挿通空間を気密に区画する隔壁
14と、該隔壁14を挟んで対向する前記出力軸6及び
前記入力軸8の軸端にそれぞれ装着された一対の磁石1
5,15とで構成された磁気カップリングであり、互い
に吸引するように磁力を作用させる磁石15,15間の
結合力によって、入力軸8の回転が出力軸6に伝達され
るようになっている。
【0005】ところで、上述のような気密室2内で直線
運動を行う場合、上記回転導入機1により得られた回転
運動を直線運動に変える回転−直線変換が必要な場合も
少なくない。そのような場合は、図15に示すように、
気密室2の室壁2aに前記回転導入機1を組み付けた
後、気密室2内に突出する出力軸6の軸端に、気密室2
内に配設された送りねじ機構17のねじ軸19の軸端を
接続する。
【0006】前記送りねじ機構17は、外周に雄ねじを
刻設したねじ軸19が回転駆動されると、このねじ軸1
9に螺合している送りナット22が、ねじ軸19の回転
量に応じてねじ軸19上を軸方向に移動し、回転−直線
変換を行う構成である。前記ねじ軸19は、図15に示
すように、気密室2内に配置された一対の軸受装置2
4,25により支承されており、前記出力軸6との接続
は軸継手23を介して行われる。
【0007】又、図15に示した回転導入機1に代え
て、図16に示した回転導入機21を用いる場合もあ
る。図16に示した回転導入機21は、気密室2の室壁
2aに形成された挿通穴3に一方の開口端(図中、左方
の開口端)が気密に取り付けられる筒状のハウジング5
と、一端側(図中、右側)が前記ハウジング5内の軸受
装置13により回転自在に支持されて気密室2外に突出
すると共に他端側(図中、左側)が前記室壁2aの挿通
穴3を貫通して気密室2内に突出する回転軸7と、前記
ハウジング5内で前記回転軸7を気密にシールする回転
導入シール手段11とを備えた構成である。この例の場
合、前記回転導入シール手段11は、ハウジング5に対
して前記回転軸7を回転させながら該ハウジング5の内
周面と回転軸7の外周面との間を気密にシールすること
が可能な磁性流体シールである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
や図16に示したように、別体の送りねじ機構17を回
転導入機1又は21に接続する方式では、気密室2内に
おいて軸継手23や一対の軸受装置24,25等の設置
スペースが必要となり、コンパクトな設計ができないの
で、装置が大型化するという問題がある。
【0009】また、室壁2aで分離された気密室2内に
おいて、ねじ軸19の両端を一対の軸受装置24,25
により支承する送りねじ機構17の設置や、軸継手23
による軸相互の接続など、多数の組み付け作業が必要と
なり、組み付けが容易でないという問題があった。特
に、ねじ軸19と出力軸6(又は、回転軸7)との高精
度な芯合せ作業が困難であり、これらの軸相互の芯違い
の影響を少なくする為に、軸継手23として弾性継手や
オルダム継手が用いられている。
【0010】ところが、その場合でも、軸相互の芯違い
が大きいとカップリング部でのバックラッシュやトルク
ムラの発生が起こり易く、位置決め精度の低下を生じ
る。更には、回転方向固有振動数の低下を招き、共振が
発生し易い。更に、これらの弾性継手やオルダム継手
は、その構造上、わずかな滑り部や多くのボルト固定部
が存在し、真空雰囲気などの環境では異常な摩耗や脱ガ
スを発生し易いという問題がある。
【0011】また、軸継手23として剛体のカップリン
グを用いると、軸相互の芯違いの影響により、ねじ軸1
9側の軸受装置25や回転導入機1側の軸受装置12に
負荷が発生し、軸受の早期損傷や、トルクムラや振れ回
りなどによる位置決め精度の低下を引き起こすという問
題があった。
【0012】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることに係り、気密室内での組立てが容易で、高精度な
回転−直線変換が可能な送りねじ機構を備えたコンパク
トな回転導入機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、気
密室の室壁に形成された挿通穴に一方の開口端が気密に
取り付けられるハウジングと、一端側が前記ハウジング
内に回転自在に支持されると共に他端側が前記室壁の挿
通穴を貫通して気密室内に突出する出力軸と、一端側が
前記ハウジング内に回転自在に支持されると共に他端側
が前記ハウジングの他方の開口端から気密室外に突出す
る入力軸と、前記ハウジング内において対向する前記出
力軸の一端と前記入力軸の一端との間を気密的に分離し
ながら回転力を伝達可能とするカップリング手段と、前
記出力軸の他端側に一体形成したねじ軸部上に送りナッ
トを組付けた送りねじ機構とを備えたことを特徴とする
回転導入機により達成される。
【0014】又、本発明の上記目的は、気密室の室壁に
形成された挿通穴に一方の開口端が気密に取り付けられ
るハウジングと、一端側が前記ハウジング内に回転自在
に支持されて気密室外に突出すると共に他端側が前記室
壁の挿通穴を貫通して気密室内に突出する回転軸と、前
記ハウジングの内周面と前記回転軸の外周面との間を気
密にシールする回転導入シール手段と、前記回転軸の他
端側に一体形成したねじ軸部上に送りナットを組付けた
送りねじ機構とを備えたことを特徴とする回転導入機に
より達成される。
【0015】上記構成によれば、気密室内に突出する回
転導入機の出力軸(又は回転軸)自体が、回転−直線変
換する送りねじ機構のねじ軸を兼ねることができる。そ
こで、気密室に設置する際に手間のかかる送りねじ機構
のねじ軸と回転導入機の出力軸(又は回転軸)との軸継
手による接続作業や、軸相互間の芯合せ作業が一切不要
となる。また、気密室内で前記ねじ軸を支承する為の回
転導入機側の軸受装置及び前記軸継手の省略による装置
の小型化と組付け作業の大幅な簡素化を図ることができ
る。
【0016】尚、前記カップリング手段としては、磁気
カップリングや、偏心軸とベローズを用いた機構等を用
いることができる。又、回転導入シール手段としては、
磁性流体シールや差動排気シール等を用いることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る回転導入機を詳細に説明する。図1
は、本発明の第1実施形態に係る回転導入機の縦断面図
である。本第1実施形態に係る回転導入機31は、図1
に示したように、気密室2の室壁2aに形成された挿通
穴3に一方の開口端(図中、左方の開口端)が気密に取
り付けられる筒状のハウジング4と、一端側(図中、右
側)が軸受装置12により前記ハウジング4内に回転自
在に支持されると共に他端側(図中、左側)が前記室壁
2aの挿通穴3を貫通して気密室2内に突出する出力軸
33と、一端側が軸受装置13により前記ハウジング4
内に回転自在に支持されると共に他端側が前記ハウジン
グ4の他方の開口端から気密室2外に突出する入力軸8
と、前記ハウジング4内において対向する前記出力軸3
3の一端と前記入力軸8の一端との間を気密的に分離し
ながら回転力を伝達可能とするカップリング手段10
と、前記出力軸33の他端側に一体形成したねじ軸部3
5とを備えており、該ねじ軸35上に送りナット22を
組付けることによって送りねじ機構37が構成されてい
る。
【0018】前記カップリング手段10は、ハウジング
4内の軸挿通空間を気密に区画する隔壁14と、該隔壁
14を挟んで対向する前記出力軸33及び前記入力軸8
の軸端にそれぞれ装着された一対の磁石15,15とで
構成された磁気カップリングであり、互いに吸引するよ
うに磁力を作用させる磁石15,15間の結合力によっ
て、入力軸8の回転が出力軸33に伝達されるようにな
っている。
【0019】又、本実施形態における前記送りナット2
2の外径dは、ハウジング4の取り付けのために前記室
壁2aに貫通形成した挿通穴3の内径Dよりも小さく設
定されている。これは、前記出力軸33のねじ軸部35
に送りナット22を取り付けた状態で、ハウジング4を
室壁2aに取り付け可能にするためである。尚、前記ね
じ軸部35と送りナット22との螺合は、ねじ溝にボー
ルを装着して挙動を滑らかに、且つ高精度化したボール
ねじ機構が用いられている。
【0020】即ち、本第1実施形態に係る回転導入機3
1によれば、前記気密室2内に突出する回転導入機31
の出力軸33の他端側には、ねじ軸部35が一体形成さ
れており、該出力軸33自体が、回転−直線変換する送
りねじ機構37のねじ軸を兼ねている。そこで、本第1
実施形態に係る回転導入機31においては、図15に示
した従来の回転導入機1のような別体の送りねじ機構1
7を気密室2に設置する際に手間のかかる送りねじ機構
17のねじ軸19と回転導入機1の出力軸6との軸継手
23による接続作業や、軸相互間の芯合せ作業が一切不
要となる。
【0021】又、本第1実施形態に係る回転導入機31
においては、図15に示した従来の回転導入機1のよう
な気密室2内で前記ねじ軸19を支承する為の回転導入
機1側の軸受装置25や前記軸継手23を省略すること
ができる。従って、本第1実施形態に係る回転導入機3
1は、図15に示した従来の回転導入機1に比較して、
装置の小型化と組付け作業の大幅な簡素化を図ることが
できる。
【0022】尚、上記気密室2内が真空環境等である場
合には、ねじ軸部35及び送りナット37や、出力軸3
3の気密室2内の軸端を支承する軸受装置24には、以
下の如き潤滑被膜が施されていることが望ましい。前記
潤滑被膜としては、官能基を有する含フッ素重合体とパ
ーフルオロポリエーテル(PEPE)とを含有する潤滑
被膜が形成される。そして、膜厚は、0.3〜2.0μ
mであることが望ましい。
【0023】前記潤滑被膜が施される部位は、転動体を
有する場合は、ねじ軸の軌道面と、ナットの軌道面と、
転動体の転動面との内の少なくとも一つの部位が相当す
る。また、転動体がなく、ねじ軸とナットが直接摺動す
る場合は、ねじ軸の摺動面とナットの摺動面との内の少
なくとも一つの部位が相当する。さらに望ましくは、回
転導入機の出力軸を支承する軸受の内輪の軌道面と、外
輪の軌道面と、転動体の軌道面との内の少なくとも一つ
の部位にも、前記潤滑被膜を施すと良い。
【0024】更に、望ましくは、硬質層を上記潤滑被膜
の部位に形成するとよい。前記硬質層としては、窒化
層、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)、TiN、
CrN等が形成される。
【0025】更に、望ましくは、前記出力軸33を支承
する軸受装置24の軸受が、保持器を有しており、該保
持器のポケットの内、転動体と転がり接触する部分をフ
ッ素樹脂を含有する被膜で覆うと良い。
【0026】これらの潤滑被膜の施工により、清浄環境
下、真空環境下でも、低発塵・低アウトガスを実現する
ことができる。また、高面圧下でも、耐久性を向上させ
て、長寿命化を実現することができる。また、上記潤滑
被膜の施工により、表面に優れた流動性が確保されるた
め、大きな荷重が作用しても、剥離や欠落が発生し難く
なる。
【0027】また、上記潤滑被膜に硬質層を形成した場
合には、耐摩耗性・耐焼き付き性・耐凝着性が向上し
て、耐久性がより良好になる。また、上述のように保持
器のポケットにフッ素樹脂を含有する被膜を形成した場
合には、上記潤滑被膜が剥離・欠落したとしても、本被
膜からフッ素樹脂が供給されるので、潤滑性の低下が生
じ難く、軸受がより長寿命となる。
【0028】図2は、本発明の第2実施形態に係る回転
導入機の縦断面図である。尚、本第2実施形態におい
て、上記第1実施形態と略同様の構成部品は、同符号を
付して詳細な説明を省略する。本第2実施形態に係る回
転導入機41は、図2に示したように、気密室2の室壁
2aに形成された挿通穴3に一方の開口端(図中、左方
の開口端)が気密に取り付けられる筒状のハウジング4
2と、一端側(図中、右側)が軸受装置12により前記
ハウジング42内に回転自在に支持されると共に他端側
(図中、左側)が前記室壁2aの挿通穴3を貫通して気
密室2内に突出する出力軸43と、一端側が軸受装置1
3により前記ハウジング42内に回転自在に支持される
と共に他端側が前記ハウジング42の他方の開口端から
気密室2外に突出する入力軸44と、前記ハウジング4
2内において対向する前記出力軸43の一端と前記入力
軸44の一端との間を気密的に分離しながら回転力を伝
達可能とするカップリング手段50と、前記出力軸43
の他端側に一体形成したねじ軸部35とを備えており、
該ねじ軸35上に送りナット22を組付けることによっ
て送りねじ機構37が構成されている。
【0029】前記カップリング手段50は、出力軸43
の一端43aと入力軸44の一端44aとが偏心軸とさ
れ、互いに別の軸受47,48を介してジョイント46
で結合されると共に、ハウジング42の出口側開口と前
記ジョイント46とがベローズ45で気密に結合された
機構であり、偏心軸と軸受47,48の作用により前記
ジョイント46がみそすり運動をすることによって、入
力軸44の回転が出力軸43に伝達されるようになって
いる。そして、前記ベローズ45によって、出力軸43
側の雰囲気と入力軸44側の雰囲気とは、気密的に分離
されている。
【0030】即ち、本第2実施形態に係る回転導入機4
1においても、上記第1実施形態に係る回転導入機31
と同様に、前記気密室2内に突出する回転導入機41の
出力軸43の他端側には、ねじ軸部35が一体形成され
ており、該出力軸43自体が、回転−直線変換する送り
ねじ機構37のねじ軸を兼ねている。そこで、本第2実
施形態の回転導入機41においても、上記第1実施形態
の回転導入機31と同様に、図15に示した従来の回転
導入機1に比較して、装置の小型化と組付け作業の大幅
な簡素化を図ることができる。
【0031】図3は、本発明の第3実施形態に係る回転
導入機の縦断面図である。尚、本第3実施形態におい
て、上記第1実施形態と略同様の構成部品は、同符号を
付して詳細な説明を省略する。本第3実施形態に係る回
転導入機51は、図2に示したように、気密室2の室壁
2aに形成された挿通穴3に一方の開口端(図中、左方
の開口端)が気密に取り付けられる筒状のハウジング5
2と、一端側(図中、右側)が軸受装置13により前記
ハウジング52内に回転自在に支持されて気密室2外に
突出すると共に他端側が前記室壁2aの挿通穴3を貫通
して気密室2内に突出する回転軸53と、前記ハウジン
グ52の内周面と前記回転軸53の外周面との間を気密
にシールする回転導入シール手段55と、前記回転軸5
3の他端側に一体形成したねじ軸部35とを備えてお
り、該ねじ軸35上に送りナット22を組付けることに
よって送りねじ機構37が構成されている。
【0032】前記回転導入シール手段55は、図4に拡
大して示したように、前記ハウジング52の内周面に、
前記回転軸53を挿通可能な一対の円板状のポールピー
ス57,58を気密に緊密嵌合させ、これらポールピー
ス57,58間に円筒状の磁石59を配置している。磁
石59は、軸方向の両端をポールピース57,58で挟
まれている。また、各ポールピース57,58の内径
は、回転軸53の外周面との間に小さな間隙cが生ずる
ように設定されており、この間隙cに磁性流体60が注
入されている。
【0033】前記回転軸53及び前記ポールピース5
7,58は、何れも磁性材料によって形成されている。
そのため、磁石59の発生した磁束が一方のポールピー
スを通って間隙cを通過し、回転軸53を経由して、も
う一方のポールピースから磁石59に戻る磁気回路が形
成される。間隙cに注入された磁性流体60は、上記の
磁気回路の磁束によって間隙cに閉じこめられ、前記ポ
ールピース57,58の内周面と前記回転軸53の外周
面との間隙cを切れ目無く塞ぐシール材として機能し、
磁性流体シールを構成する。
【0034】即ち、本第3実施形態に係る回転導入機5
1においても、上記第1実施形態に係る回転導入機31
と同様に、前記気密室2内に突出する回転導入機51の
回転軸53の他端側には、ねじ軸部35が一体形成され
ており、該回転軸53自体が、回転−直線変換する送り
ねじ機構37のねじ軸を兼ねている。
【0035】そこで、本第3実施形態の回転導入機51
においても、上記第1実施形態の回転導入機31と同様
に、図15に示した従来の回転導入機1に比較して、装
置の小型化と組付け作業の大幅な簡素化を図ることがで
きる。更に、前記回転軸53は、出力軸と入力軸とを一
体化しているため、出力軸33と入力軸8とが別体の上
記第1実施形態と比較して、更に、部品点数の削減を図
ることができる。
【0036】なお、本第3実施形態では、2枚のポール
ピース57,58と1個の磁石59とで磁性流体シール
を構成したが、シールの耐圧が不足する場合は、複数組
のポールピースと磁石とで多段の磁性流体シールを構成
することにより、十分な耐圧を得ることができる。
【0037】図5は、本発明の第4実施形態に係る回転
導入機の縦断面図である。尚、本第4実施形態は、上記
第3実施形態の一部を改良したものであり、上記第3実
施形態と同様の構成部品は、同符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0038】図5に示した回転導入機63は、気密室2
の室壁2aに形成された挿通穴3に一方の開口端(図
中、左方の開口端)が気密に取り付けられる筒状のハウ
ジング52と、一端側(図中、右側)が軸受装置13に
より前記ハウジング52内に回転自在に支持されて気密
室2外に突出すると共に他端側が前記室壁2aの挿通穴
3を貫通して気密室2内に突出する回転軸67と、前記
ハウジング52の内周面と前記回転軸67の外周面との
間を気密にシールする回転導入シール手段65と、前記
回転軸67の他端側に一体形成したねじ軸部35とを備
えており、該ねじ軸35上に送りナット22を組付ける
ことによって送りねじ機構37が構成されている。
【0039】本第4実施形態の回転導入機63が、上記
第3実施形態の回転導入機51と異なる点は、耐食性の
確保や軽量化等の目的から、前記回転軸67が例えばセ
ラミックス等の非磁性材料で一体形成されており、回転
導入シール手段65が装備される部位に、磁性材料製の
スリーブ68を装着することで、回転導入シール手段6
5の磁石59による磁気回路の形成を可能にした点であ
る。
【0040】なお、前記スリーブ68と前記回転軸67
との間には、図6に示したように、シールリング69を
介在させることで、スリーブ68と回転軸67との間の
気密性を確保する構成としているが、回転軸67が例え
ばチタン合金のような非磁性金属の場合は、図7に示す
ように、溶接部70によってスリーブ68と回転軸67
との間の気密性を確保するようにしてもよい。
【0041】即ち、本第4実施形態の回転導入機63に
おいては、上記第3実施形態の回転導入機51と同様の
作用効果に加えて、回転軸67を非磁性材料により一体
形成することができ、耐食性や軽量化を図ることも可能
になる。尚、図7に示したように、スリーブ68を溶接
により回転軸67に気密に接続する場合には、溶接法と
してEB溶接を使用するとよい。EB溶接では、スリー
ブ68及び回転軸67の双方において、溶接時の熱変形
を抑えることができ、溶接時の熱変形に起因する機械的
精度の低下を防止することができる。また、アーク溶接
等を使用した場合に発生することがある溶接部からの腐
食を防止することもできる。
【0042】図8は、本発明の第5実施形態に係る回転
導入機の縦断面図である。尚、本第5実施形態は、上記
第3実施形態の一部を改良したものであり、上記第3実
施形態と同様の構成部品は、同符号を付して詳細な説明
を省略する。図8に示した回転導入機73は、気密室2
の室壁2aに形成された挿通穴3に一方の開口端(図
中、左方の開口端)が気密に取り付けられる筒状のハウ
ジング74と、一端側(図中、右側)が軸受装置13に
より前記ハウジング74内に回転自在に支持されて気密
室2外に突出すると共に他端側が前記室壁2aの挿通穴
3を貫通して気密室2内に突出する回転軸76と、前記
ハウジング74の内周面と前記回転軸76の外周面との
間を気密にシールする回転導入シール手段77と、前記
回転軸76の他端側に一体形成したねじ軸部35とを備
えており、該ねじ軸35上に送りナット22を組付ける
ことによって送りねじ機構37が構成されている。
【0043】本第5実施形態の回転導入シール手段77
は、図9に示したように、ハウジング74の内周面に気
密に嵌合装着される一対の磁性材料製のポールピース7
8,79と、これらのポールピース78,79の間に挟
持されるリング状の磁石59とを備えており、回転軸7
6との間に形成する閉磁気回路によって該回転軸76と
ポールピース78,79との間に磁性流体60を閉じこ
めて、回転軸76とハウジング74の内周面との間の気
密性を実現している。
【0044】本第5実施形態の回転導入シール手段77
は、ハウジング74に冷却用の冷媒流路74aを装備し
ていると共に、それぞれのポールピース78,79にも
前記冷媒流路74aに連通する冷媒流路78a,79a
が形成されている。また、前記ポールピース78,79
に対向する回転軸76の外周面には、軸方向に一定間隔
に形成された複数の溝により形成された複数列の鍔状突
起76aが設けられ、この鍔状突起76aの外周面がポ
ールピース78,79との間に磁性流体60を閉じ込め
る間隙を形成している。なお、前記ポールピース78,
79は、冷媒流路78a,79aを装備した関係上、ハ
ウジング74との間の気密性保持のために、ハウジング
74との嵌合面にシールリング81が装着されている。
【0045】即ち、本第5実施形態の回転導入機73
は、上記第3実施形態の回転導入機51と同様の作用効
果に加えて、回転導入シール手段77として装備するポ
ールピース78,79と磁石59は1組であるが、複数
列の鍔状突起76aによって、多段に磁性流体60を閉
じ込める間隙が形成されるため、上記第3実施形態と比
較して磁性流体60による気密保持性能が向上し、気密
室2の内外間の圧力差が大きい場合でも、良好に室内外
間での気密性を保持することができる。
【0046】また、前記気密室2内が高温雰囲気の場合
には、動力伝達時に送りねじ機構37のねじ軸35が高
温に曝されたり、室壁2aからハウジング74を介して
熱がポールピース78,79に伝わることにより、磁性
流体60の温度が耐熱温度を超えて上昇する可能性があ
るが、ポールピース78,79の冷媒流路78a,79
aに冷媒を導入することにより、前記磁性流体60の温
度を降下させることが可能となる。
【0047】又、図10に示した変形例のように、耐食
性や軽量化のために前記回転軸76を非金属材料で形成
する場合は、該回転軸76のポールピース78,79と
の対向部位を磁性材料製のスリーブ83で形成し、該ス
リーブ83に磁性流体60を注入する間隙を形成する鍔
状突起83aを形成することもできる。この場合、スリ
ーブ83と軸76との間は、適宜シールリング85によ
り気密性を確保すると良い。
【0048】更に、図11に示した変形例のように、耐
食性や軽量化のために前記回転軸76を非磁性の金属材
料で形成する場合は、該回転軸76のポールピース7
8,79との対向部位を磁性材料製のスリーブ83で形
成し、該スリーブ83に磁性流体60を注入する間隙を
形成する鍔状突起83aを形成することもできる。この
場合、スリーブ83と回転軸76との間は、前述したE
B溶接等による溶接部70で気密性を確保すると良い。
【0049】図12は、本発明の第6実施形態に係る回
転導入機の縦断面図である。尚、本第5実施形態は、上
記第3実施形態の一部を改良したものであり、上記第3
実施形態と同様の構成部品は、同符号を付して詳細な説
明を省略する。図12に示した回転導入機91は、気密
室2の室壁2aに形成された挿通穴3に一方の開口端
(図中、左方の開口端)が気密に取り付けられる筒状の
ハウジング92と、一端側(図中、右側)が軸受装置1
3により前記ハウジング92内に回転自在に支持されて
気密室2外に突出すると共に他端側が前記室壁2aの挿
通穴3を貫通して気密室2内に突出する回転軸95と、
前記ハウジング92の内周面と前記回転軸95の外周面
との間を気密にシールする回転導入シール手段96と、
前記回転軸95の他端側に一体形成したねじ軸部35と
を備えており、該ねじ軸35上に送りナット22を組付
けることによって送りねじ機構37が構成されている。
【0050】本第6実施形態の回転導入シール手段96
は、図13に示したように、ハウジング92の内周面に
複数の環状溝として設けられ、該ハウジング92の内周
面と回転軸95の外周面との間で圧力溜まりとなる複数
の凹部97と、各凹部97に連通するように穿設された
圧力調整路98と、各圧力調整路98に接続した図示せ
ぬ圧力調整ポンプとによって構成された差動排気シール
である。
【0051】そして、前記圧力調整ポンプによって、前
記凹部97内の圧力が気密室2内の圧力に等しくなるよ
うに設定することで、気密室2内の雰囲気の流出を回避
し、実質的に気密室2内を気密に隔絶した状態とするも
のである。上述の凹部97及び圧力調整路98は、一箇
所以上あれば良いが、本実施形態では、回転軸95の軸
方向に位置をずらして3段に凹部97を配置すること
で、より高性能な気密性確保を図っている。
【0052】本第6実施形態のように、回転導入シール
手段96として差動排気シールを採用した場合には、回
転軸95とハウジング92とを非接触とすることができ
るので、摺動抵抗が生じないと共に発塵がなく、発塵に
よる汚染が発生しない。又、シールにグリースや磁性流
体等を用いない為、これらからのアウトガスがなく、ア
ウトガスによる汚染も生じない。そこで、特に、前記気
密室2内が真空雰囲気の場合のシールに有利である。
【0053】尚、本発明の回転導入機におけるハウジン
グ、出力軸、入力軸、カップリング手段及び送りねじ機
構等の構成は、上記実施形態の構成に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうる
ことは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の回転導
入機によれば、気密室内に突出する回転導入機の出力軸
(又は回転軸)自体が、回転−直線変換する送りねじ機
構のねじ軸を兼ねることができる。そこで、気密室に設
置する際に手間のかかる送りねじ機構のねじ軸と回転導
入機の出力軸(又は回転軸)との軸継手による接続作業
や、軸相互間の芯合せ作業が一切不要となる。また、気
密室内で前記ねじ軸を支承する為の回転導入機側の軸受
装置及び前記軸継手の省略による装置の小型化と組付け
作業の大幅な簡素化を図ることができる。従って、気密
室内での組立てが容易で、高精度な回転−直線変換が可
能な送りねじ機構を備えたコンパクトな回転導入機を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る回転導入機の縦断
面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る回転導入機の縦断
面図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る回転導入機の縦断
面図である。
【図4】図3のIV部拡大図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る回転導入機の縦断
面図である。
【図6】図5のVI部拡大図である。
【図7】図6に示した回転軸とスリーブの変形例を示す
要部拡大図である。
【図8】本発明の第5実施形態に係る回転導入機の縦断
面図である。
【図9】図8の要部拡大図である。
【図10】図9に示した回転導入シール手段の変形例を
示す要部拡大図である。
【図11】図10に示した回転導入シール手段の変形例
を示す要部拡大図である。
【図12】本発明の第6実施形態に係る回転導入機の縦
断面図である。
【図13】図12に示した回転導入シール手段の拡大縦
断面図である。
【図14】従来の回転導入機の縦断面図である。
【図15】図14に示した回転導入機に送りねじ機構を
接続した状態を説明する縦断面図である。
【図16】従来の別の回転導入機に送りねじ機構を接続
した状態を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
2 気密室 2a 室壁 3 挿通穴 4 ハウジング 8 入力軸 10 カップリング手段 12,13 軸受装置 14 隔壁 15 磁石 31 回転導入機 33 出力軸 35 ねじ軸部 37 送りねじ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密室の室壁に形成された挿通穴に一方
    の開口端が気密に取り付けられるハウジングと、一端側
    が前記ハウジング内に回転自在に支持されると共に他端
    側が前記室壁の挿通穴を貫通して気密室内に突出する出
    力軸と、一端側が前記ハウジング内に回転自在に支持さ
    れると共に他端側が前記ハウジングの他方の開口端から
    気密室外に突出する入力軸と、前記ハウジング内におい
    て対向する前記出力軸の一端と前記入力軸の一端との間
    を気密的に分離しながら回転力を伝達可能とするカップ
    リング手段と、前記出力軸の他端側に一体形成したねじ
    軸部上に送りナットを組付けた送りねじ機構とを備えた
    ことを特徴とする回転導入機。
  2. 【請求項2】 気密室の室壁に形成された挿通穴に一方
    の開口端が気密に取り付けられるハウジングと、一端側
    が前記ハウジング内に回転自在に支持されて気密室外に
    突出すると共に他端側が前記室壁の挿通穴を貫通して気
    密室内に突出する回転軸と、前記ハウジングの内周面と
    前記回転軸の外周面との間を気密にシールする回転導入
    シール手段と、前記回転軸の他端側に一体形成したねじ
    軸部上に送りナットを組付けた送りねじ機構とを備えた
    ことを特徴とする回転導入機。
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