JP2000002002A - 流体ジェット装置およびはつり装置 - Google Patents
流体ジェット装置およびはつり装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工域にて発生する騒音の遮音効果を高めて
騒音の外部への漏れを抑えることができる流体ジェット
装置を提供すること。 【解決手段】 第1ノズル孔10とこの第1ノズル孔1
0の周囲に環状に設けられた第2ノズル孔24とを有す
る噴射ノズル10と、第1ノズル孔10に加工用圧力流
体を供給するための第1圧力流体源4と、第2ノズル孔
24にに遮音用圧力流体を供給するための第2圧力流体
源6とを備える流体ジェット装置。第1圧力流体源4か
ら噴射ノズル2に供給された圧力流体は、第1ノズル孔
10から加工用流体ジェットとしてコンクリート壁20
の加工域21に向けて噴射され、また第2圧力流体源か
ら噴射ノズルに供給された圧力流体は、第2ノズル孔2
4から遮音用流体ジェットとして加工域21の周囲に向
けて噴射される。
騒音の外部への漏れを抑えることができる流体ジェット
装置を提供すること。 【解決手段】 第1ノズル孔10とこの第1ノズル孔1
0の周囲に環状に設けられた第2ノズル孔24とを有す
る噴射ノズル10と、第1ノズル孔10に加工用圧力流
体を供給するための第1圧力流体源4と、第2ノズル孔
24にに遮音用圧力流体を供給するための第2圧力流体
源6とを備える流体ジェット装置。第1圧力流体源4か
ら噴射ノズル2に供給された圧力流体は、第1ノズル孔
10から加工用流体ジェットとしてコンクリート壁20
の加工域21に向けて噴射され、また第2圧力流体源か
ら噴射ノズルに供給された圧力流体は、第2ノズル孔2
4から遮音用流体ジェットとして加工域21の周囲に向
けて噴射される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体ジェットを利
用して被加工面に加工を施す流体ジェット装置およびは
つり装置に関する。
用して被加工面に加工を施す流体ジェット装置およびは
つり装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平8ー22943号に
て、鉄筋部分を残してセメント部分を除去するコンクリ
ートのはつり装置を提案した。このはつり装置は、高圧
の水を供給するための高圧水供給源と、高圧水供給源か
らの高圧水をウォータジェットとしてコンクリート表面
のはつり域に向けて噴射する噴射ノズルとを備えてお
り、はつり作業時には、はつり域がカバー部材によって
覆われる。
て、鉄筋部分を残してセメント部分を除去するコンクリ
ートのはつり装置を提案した。このはつり装置は、高圧
の水を供給するための高圧水供給源と、高圧水供給源か
らの高圧水をウォータジェットとしてコンクリート表面
のはつり域に向けて噴射する噴射ノズルとを備えてお
り、はつり作業時には、はつり域がカバー部材によって
覆われる。
【0003】このようなはつり装置においては、噴射ノ
ズルからたとえば1000〜4000kgf/cm2程
度の高圧水によるウォータジェットが噴射される。この
ような高圧のウォータジェットは、コンクリートのセメ
ント部分を小さく粉砕するが、その内部に埋設されてい
る鉄筋部分まで破損、粉砕することがなく、したがって
ウォータジェットをコンクリート表面に向けて噴射する
ことによって、鉄筋部分を残してセメント部分のみを除
去することができる。
ズルからたとえば1000〜4000kgf/cm2程
度の高圧水によるウォータジェットが噴射される。この
ような高圧のウォータジェットは、コンクリートのセメ
ント部分を小さく粉砕するが、その内部に埋設されてい
る鉄筋部分まで破損、粉砕することがなく、したがって
ウォータジェットをコンクリート表面に向けて噴射する
ことによって、鉄筋部分を残してセメント部分のみを除
去することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
はつり装置においては、はつり域を覆うカバー部材とコ
ンクリート表面との間を確実に覆うことができず、コン
クリート面に凹凸が存在していると、この凹凸の存在に
よってカバー部材とコンクリート表面との間に間隙が生
じ、かかる間隙を通してカバー部材内の騒音、たとえば
ウォータジェットがコンクリート表面に衝突する音等が
外部に漏れる問題がある。このようなウォータジェット
による騒音は、はつり装置に限らず、ウォータジェット
を利用した切断装置等においても存在する。
はつり装置においては、はつり域を覆うカバー部材とコ
ンクリート表面との間を確実に覆うことができず、コン
クリート面に凹凸が存在していると、この凹凸の存在に
よってカバー部材とコンクリート表面との間に間隙が生
じ、かかる間隙を通してカバー部材内の騒音、たとえば
ウォータジェットがコンクリート表面に衝突する音等が
外部に漏れる問題がある。このようなウォータジェット
による騒音は、はつり装置に限らず、ウォータジェット
を利用した切断装置等においても存在する。
【0005】また、はつり装置に特有の問題であるが、
一般に、はつり面はセメント部分が除去されているの
で、未加工のコンクリート表面から幾分凹状になってい
る。それ故に、カバー部材とはつり面との間に間隙が生
じ易く、間隙が生じるとカバー部材内の騒音がこの間隙
を通して外部に漏れる問題がある。
一般に、はつり面はセメント部分が除去されているの
で、未加工のコンクリート表面から幾分凹状になってい
る。それ故に、カバー部材とはつり面との間に間隙が生
じ易く、間隙が生じるとカバー部材内の騒音がこの間隙
を通して外部に漏れる問題がある。
【0006】本発明の目的は、加工域にて発生する騒音
の遮音効果を高めて騒音の外部への漏れを抑えることが
できる流体ジェット装置を提供することである。
の遮音効果を高めて騒音の外部への漏れを抑えることが
できる流体ジェット装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、はつり面とカバー部
材との間隙の遮音効果を高めて騒音の外部への漏れを抑
えることができるはつり装置を提供することである。
材との間隙の遮音効果を高めて騒音の外部への漏れを抑
えることができるはつり装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1ノズル孔
とこの第1ノズル孔の周囲に環状に設けられた第2ノズ
ル孔とを有する噴射ノズルと、前記噴射ノズルの第1ノ
ズル孔に接続され、この第1ノズル孔に加工用圧力流体
を供給するための第1圧力流体源と、前記噴射ノズルの
第2ノズル孔に接続され、この第2ノズル孔に遮音用圧
力流体を供給するための第2圧力流体源とを備え、前記
第1圧力流体源から前記噴射ノズルに供給された圧力流
体は、前記第1ノズル孔から加工用流体ジェットとして
被加工面の加工域に向けて噴射され、また前記第2圧力
流体源から前記噴射ノズルに供給された圧力流体は、前
記第2ノズル孔から遮音用流体ジェットとして前記加工
域の周囲に向けて噴射されることを特徴とする流体ジェ
ット装置である。
とこの第1ノズル孔の周囲に環状に設けられた第2ノズ
ル孔とを有する噴射ノズルと、前記噴射ノズルの第1ノ
ズル孔に接続され、この第1ノズル孔に加工用圧力流体
を供給するための第1圧力流体源と、前記噴射ノズルの
第2ノズル孔に接続され、この第2ノズル孔に遮音用圧
力流体を供給するための第2圧力流体源とを備え、前記
第1圧力流体源から前記噴射ノズルに供給された圧力流
体は、前記第1ノズル孔から加工用流体ジェットとして
被加工面の加工域に向けて噴射され、また前記第2圧力
流体源から前記噴射ノズルに供給された圧力流体は、前
記第2ノズル孔から遮音用流体ジェットとして前記加工
域の周囲に向けて噴射されることを特徴とする流体ジェ
ット装置である。
【0009】本発明に従えば、噴射ノズルの第1ノズル
孔から加工用圧力流体が流体ジェットして加工域に向け
て噴射され、また噴射ノズルの第2ノズル孔から遮音用
圧力流体が流体ジェットとして噴射される。第2ノズル
孔からの遮音用流体ジェットは、加工域の周囲に向けて
噴射されるので、この遮音用流体ジェットは加工域およ
びその近傍を覆い、かくして遮音用流体ジェットによっ
て、加工域にて発生する騒音の外部への漏れが効果的に
防止される。
孔から加工用圧力流体が流体ジェットして加工域に向け
て噴射され、また噴射ノズルの第2ノズル孔から遮音用
圧力流体が流体ジェットとして噴射される。第2ノズル
孔からの遮音用流体ジェットは、加工域の周囲に向けて
噴射されるので、この遮音用流体ジェットは加工域およ
びその近傍を覆い、かくして遮音用流体ジェットによっ
て、加工域にて発生する騒音の外部への漏れが効果的に
防止される。
【0010】また本発明は、前記遮音用圧力流体は、比
重が1より大きい溶液であることを特徴とする。
重が1より大きい溶液であることを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、遮音用圧力流体の比重が
1より大きいので、遮音用流体ジェットによる遮音効果
が一層高められる。
1より大きいので、遮音用流体ジェットによる遮音効果
が一層高められる。
【0012】また本発明は、被加工面の加工域に向けて
流体ジェットを噴射するためのノズル孔を有する噴射ノ
ズルと、前記加工域を覆うように設けられたカバー部材
と、前記カバー部材の開口部に設けられ、前記カバー部
材と前記被加工面との間の間隙を覆うためのシール手段
とを備え、前記シール手段が、高比重材料から形成され
た可撓性ブラシ状部材から構成されていることを特徴と
する流体ジェット装置である。
流体ジェットを噴射するためのノズル孔を有する噴射ノ
ズルと、前記加工域を覆うように設けられたカバー部材
と、前記カバー部材の開口部に設けられ、前記カバー部
材と前記被加工面との間の間隙を覆うためのシール手段
とを備え、前記シール手段が、高比重材料から形成され
た可撓性ブラシ状部材から構成されていることを特徴と
する流体ジェット装置である。
【0013】本発明に従えば、カバー部材に加工域を覆
うためのシール手段が設けられ、このシール手段がブラ
シ状部材から構成されているので、被加工面に凹凸、段
差等が存在していてもこれら凹凸、段差等に沿ってブラ
シ状部材が撓み、シール手段によるシールが確実に行わ
れる。また、ブラシ状部材が高比重材料から形成される
ので、ブラシ状部材によって所望の遮音効果が得られ
る。
うためのシール手段が設けられ、このシール手段がブラ
シ状部材から構成されているので、被加工面に凹凸、段
差等が存在していてもこれら凹凸、段差等に沿ってブラ
シ状部材が撓み、シール手段によるシールが確実に行わ
れる。また、ブラシ状部材が高比重材料から形成される
ので、ブラシ状部材によって所望の遮音効果が得られ
る。
【0014】また本発明は、前記カバー部材は、前記噴
射ノズルに固定されたプレート状部材を備え、前記プレ
ート状部材の外周部に、このプレート状部材と前記被加
工面との間の間隙を覆うように前記ブラシ状部材が設け
られていることを特徴とする。
射ノズルに固定されたプレート状部材を備え、前記プレ
ート状部材の外周部に、このプレート状部材と前記被加
工面との間の間隙を覆うように前記ブラシ状部材が設け
られていることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、カバー部材が噴射ノズル
に設けられるので、噴射ノズルを移動させてもカバー部
材は常時加工域を覆うようになり、作業の効率を高める
ことができる。また、ブラシ状部材はカバー部材の外周
面を覆い、半径方向外方への遮音効果を高めることがで
きる。
に設けられるので、噴射ノズルを移動させてもカバー部
材は常時加工域を覆うようになり、作業の効率を高める
ことができる。また、ブラシ状部材はカバー部材の外周
面を覆い、半径方向外方への遮音効果を高めることがで
きる。
【0016】また本発明は、前記カバー部材は、前記噴
射ノズルに固定されたカバー構造体を備え、前記カバー
構造体の上面および周面が前記ブラシ状部材によって覆
われ、前記カバー構造体の周面を覆うブラシ状部材は前
記被加工面まで延びていることを特徴とする。
射ノズルに固定されたカバー構造体を備え、前記カバー
構造体の上面および周面が前記ブラシ状部材によって覆
われ、前記カバー構造体の周面を覆うブラシ状部材は前
記被加工面まで延びていることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、カバー部材が噴射ノズル
に設けられるので、噴射ノズルを移動させてもカバー部
材は常時加工域を覆うようになり、作業の効率を高める
ことができる。また、ブラシ状部材はカバー部材の上面
および外周面を覆い、上方および半径方向外方への遮音
効果を高めることができる。
に設けられるので、噴射ノズルを移動させてもカバー部
材は常時加工域を覆うようになり、作業の効率を高める
ことができる。また、ブラシ状部材はカバー部材の上面
および外周面を覆い、上方および半径方向外方への遮音
効果を高めることができる。
【0018】また本発明は、前記ブラシ状部材の外側
は、遮音用シート部材によって覆われていることを特徴
とする。
は、遮音用シート部材によって覆われていることを特徴
とする。
【0019】本発明に従えば、ブラシ状部材の外側は遮
音シート部材によって覆われているので、ブラシ状部材
および遮音シート部材によって一層の遮音効果を高める
ことができる。
音シート部材によって覆われているので、ブラシ状部材
および遮音シート部材によって一層の遮音効果を高める
ことができる。
【0020】さらに本発明は、被加工面の加工域に向け
て流体ジェットを噴射するためのノズル孔を有する噴射
ノズルと、前記加工域を覆うように設けられたカバー部
材と、前記カバー部材の開口部に設けられ、前記カバー
部材と前記被加工面との間の間隙を覆うためのシール手
段と、前記カバー部材に回転自在に装着され、加工後の
加工域を覆うための遮音用ロール状シートとを具備する
ことを特徴とするはつり装置である。
て流体ジェットを噴射するためのノズル孔を有する噴射
ノズルと、前記加工域を覆うように設けられたカバー部
材と、前記カバー部材の開口部に設けられ、前記カバー
部材と前記被加工面との間の間隙を覆うためのシール手
段と、前記カバー部材に回転自在に装着され、加工後の
加工域を覆うための遮音用ロール状シートとを具備する
ことを特徴とするはつり装置である。
【0021】本発明に従えば、カバー部材には回転自在
にロール状シートが装着され、その一端部を引張り細長
いシート状にすることによって、流体ジェットによって
はつり作業をしたはつり面を覆うことができる。このよ
うにロール状シートにより作業後のはつり面を覆うと、
はつり後の加工域がロール状シートによって、また加工
中の加工域がカバー部材およびシール手段によって覆わ
れるので、加工域にて発生した騒音の外部への漏れを効
果的に抑えることができる。
にロール状シートが装着され、その一端部を引張り細長
いシート状にすることによって、流体ジェットによって
はつり作業をしたはつり面を覆うことができる。このよ
うにロール状シートにより作業後のはつり面を覆うと、
はつり後の加工域がロール状シートによって、また加工
中の加工域がカバー部材およびシール手段によって覆わ
れるので、加工域にて発生した騒音の外部への漏れを効
果的に抑えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してさらに
説明する。 噴射ノズル装置の第1の実施形態 図1は、本発明に従う流体ジェット装置の一実施形態の
要部を示す断面図である。図1において、図示の流体ジ
ェット装置は、噴射ノズル2と、この噴射ノズル2に加
工用圧力流体を供給するための第1圧力流体源4と、噴
射ノズル2に遮音用圧力流体を供給するための第2圧力
流体源6とを備えている。噴射ノズル2は、筒状のノズ
ル本体8を備え、このノズル本体8の中央部に第1ノズ
ル孔10が形成され、第1ノズル孔10はノズル本体8
の軸線方向に直線状に延びている。第1ノズル孔10の
先端部は、その内径が幾分大きくなっており、この先端
部に、所定の噴射孔12が形成されたチップ部材14が
装着されている。
説明する。 噴射ノズル装置の第1の実施形態 図1は、本発明に従う流体ジェット装置の一実施形態の
要部を示す断面図である。図1において、図示の流体ジ
ェット装置は、噴射ノズル2と、この噴射ノズル2に加
工用圧力流体を供給するための第1圧力流体源4と、噴
射ノズル2に遮音用圧力流体を供給するための第2圧力
流体源6とを備えている。噴射ノズル2は、筒状のノズ
ル本体8を備え、このノズル本体8の中央部に第1ノズ
ル孔10が形成され、第1ノズル孔10はノズル本体8
の軸線方向に直線状に延びている。第1ノズル孔10の
先端部は、その内径が幾分大きくなっており、この先端
部に、所定の噴射孔12が形成されたチップ部材14が
装着されている。
【0023】第1ノズル孔10は、流体流路16を介し
て第1圧力流体源4に接続されている。流体流路16に
は、第1開閉弁18が設けられており、第1開閉弁18
が開状態にあるときには、第1圧力流体源4からの圧力
流体が流体流路16を介して噴射ノズル2の第1ノズル
孔10に供給され、チップ部材14の噴射孔12から流
体ジェットとしてたとえばコンクリート壁20の表面
(被加工面)における加工域21に向けて噴射される。
なお、第1ノズル孔10の先端部によって噴射される流
体ジェットの量を正確に規制することができるときに
は、上記チップ部材14を省略することができる。
て第1圧力流体源4に接続されている。流体流路16に
は、第1開閉弁18が設けられており、第1開閉弁18
が開状態にあるときには、第1圧力流体源4からの圧力
流体が流体流路16を介して噴射ノズル2の第1ノズル
孔10に供給され、チップ部材14の噴射孔12から流
体ジェットとしてたとえばコンクリート壁20の表面
(被加工面)における加工域21に向けて噴射される。
なお、第1ノズル孔10の先端部によって噴射される流
体ジェットの量を正確に規制することができるときに
は、上記チップ部材14を省略することができる。
【0024】ノズル本体8の先端部の外周には、円筒状
部材22が装着されている。ノズル本体8の先端部近傍
の外周面には雄ねじ部26が設けられ、円筒状部材22
の一端部内周面には雌ねじ孔28が設けられ、雄ねじ部
26に雌ねじ孔28を螺着することによって、円筒状部
材22がノズル本体8に装着される。この実施形態で
は、円筒状部材22の内径はノズル本体8の外径よりも
幾分大きく設定されており、これによってノズル本体8
と円筒状部材22との間に環状の第2ノズル孔24が形
成されている。第2ノズル孔24は、図1に示すとお
り、第1ノズル孔10の半径方向外側に同心状に設けら
れている。
部材22が装着されている。ノズル本体8の先端部近傍
の外周面には雄ねじ部26が設けられ、円筒状部材22
の一端部内周面には雌ねじ孔28が設けられ、雄ねじ部
26に雌ねじ孔28を螺着することによって、円筒状部
材22がノズル本体8に装着される。この実施形態で
は、円筒状部材22の内径はノズル本体8の外径よりも
幾分大きく設定されており、これによってノズル本体8
と円筒状部材22との間に環状の第2ノズル孔24が形
成されている。第2ノズル孔24は、図1に示すとお
り、第1ノズル孔10の半径方向外側に同心状に設けら
れている。
【0025】第2ノズル孔24は、流体流路30を介し
て第2圧力流体源6に接続され、流体流路30には、第
2開閉弁32が配設されている。第2開閉弁32が開状
態にあるときには、第2圧力流体源6からの圧力流体が
流体流路30を介して噴射ノズル2の第2ノズル孔24
に送給され、第2ノズル孔24から流体ジェットとして
コンクリート壁20の表面に向けて環状に噴射され、環
状の流体ジェットは、第1ノズル孔10からの流体ジェ
ットが噴射される加工域21の周囲を覆う。
て第2圧力流体源6に接続され、流体流路30には、第
2開閉弁32が配設されている。第2開閉弁32が開状
態にあるときには、第2圧力流体源6からの圧力流体が
流体流路30を介して噴射ノズル2の第2ノズル孔24
に送給され、第2ノズル孔24から流体ジェットとして
コンクリート壁20の表面に向けて環状に噴射され、環
状の流体ジェットは、第1ノズル孔10からの流体ジェ
ットが噴射される加工域21の周囲を覆う。
【0026】このような流体ジェット装置は、たとえ
ば、コンクリート壁20の表面をはつりする作業の好都
合に適用することができる。はつり作業とは、コンクリ
ート壁20の鉄筋部分を残してセメント部分を除去する
作業であり、このような作業は、コンクリート壁20の
補強を行う場合等に行われる。はつり作業を行う場合に
は、たとえば、第1圧力流体源4からは1000〜40
00kgf/cm2程度の圧力の流体が第1ノズル孔1
0に供給され、流体として水が用いられる。なお、第1
ノズル孔10から噴射するウォータジェットに研磨材を
混入するようにすることもできる。また、第2圧力流体
源6からは1〜500kgf/cm2程度の圧力の流体
が第2ノズル孔24に供給され、流体として水が用いら
れる。第2ノズル孔24から噴射されるウォータジェッ
トは、後述するとおり、加工域21にて発生する騒音が
外部に漏れるのを防止するための遮音用のジェットとし
て作用する。それ故に、第2ノズル24から噴射される
ウォータジェットは、コンクリート壁20の表面に衝突
するが、そのセメント部分を除去するまで高圧に設定さ
れていない。なお、第2ノズル24から噴射されるウォ
ータジェットの遮音効果を高めるためには、流体として
水よりも比重の大きい溶液を用いるのが望ましく、その
比重が1より大きい溶液、たとえば水溶性高分子材料を
添加した水溶液を用いることができる。
ば、コンクリート壁20の表面をはつりする作業の好都
合に適用することができる。はつり作業とは、コンクリ
ート壁20の鉄筋部分を残してセメント部分を除去する
作業であり、このような作業は、コンクリート壁20の
補強を行う場合等に行われる。はつり作業を行う場合に
は、たとえば、第1圧力流体源4からは1000〜40
00kgf/cm2程度の圧力の流体が第1ノズル孔1
0に供給され、流体として水が用いられる。なお、第1
ノズル孔10から噴射するウォータジェットに研磨材を
混入するようにすることもできる。また、第2圧力流体
源6からは1〜500kgf/cm2程度の圧力の流体
が第2ノズル孔24に供給され、流体として水が用いら
れる。第2ノズル孔24から噴射されるウォータジェッ
トは、後述するとおり、加工域21にて発生する騒音が
外部に漏れるのを防止するための遮音用のジェットとし
て作用する。それ故に、第2ノズル24から噴射される
ウォータジェットは、コンクリート壁20の表面に衝突
するが、そのセメント部分を除去するまで高圧に設定さ
れていない。なお、第2ノズル24から噴射されるウォ
ータジェットの遮音効果を高めるためには、流体として
水よりも比重の大きい溶液を用いるのが望ましく、その
比重が1より大きい溶液、たとえば水溶性高分子材料を
添加した水溶液を用いることができる。
【0027】第2ノズル孔24の先端部は、次のように
構成するのが望ましい。すなわち、図1に示すとおり、
第2ノズル孔24の先端部は、その先端に向けて半径方
向外方に幾分拡がるように形成するのが望ましく、その
先端部の傾斜角度α、換言すると噴射ノズル2の軸線3
4に対する第2ノズル24の軸線36の傾斜角度αを、
20〜30度程度傾斜させるのが好ましく、このように
構成することによって、第2ノズル孔24から噴射され
るウォータジェットは、半径方向外方に拡がりながら上
記加工域21を所要の通りに取囲むように噴射される。
構成するのが望ましい。すなわち、図1に示すとおり、
第2ノズル孔24の先端部は、その先端に向けて半径方
向外方に幾分拡がるように形成するのが望ましく、その
先端部の傾斜角度α、換言すると噴射ノズル2の軸線3
4に対する第2ノズル24の軸線36の傾斜角度αを、
20〜30度程度傾斜させるのが好ましく、このように
構成することによって、第2ノズル孔24から噴射され
るウォータジェットは、半径方向外方に拡がりながら上
記加工域21を所要の通りに取囲むように噴射される。
【0028】コンクリート壁20をはつりする場合に
は、第1および第2開閉弁18,32が開状態に保持さ
れる。第1開閉弁18が開状態に保持されると、第1圧
力流体源4からの圧力流体、この実施形態では高圧の水
が流体流路16を介して噴射ノズル2に供給され、この
圧力流体が第1ノズル孔10を通してチップ部材14の
噴射孔12からコンクリート壁20の表面の加工域21
に向けて噴射される。加工域21においては、流体ジェ
ットがコンクリート壁20の表面に衝突し、かかる流体
ジェットの作用によってコンクリート壁20のセメント
部分が粉砕され、コンクリート壁20は、その内部に埋
設された鉄筋部分を残して所要のとおりに除去される。
は、第1および第2開閉弁18,32が開状態に保持さ
れる。第1開閉弁18が開状態に保持されると、第1圧
力流体源4からの圧力流体、この実施形態では高圧の水
が流体流路16を介して噴射ノズル2に供給され、この
圧力流体が第1ノズル孔10を通してチップ部材14の
噴射孔12からコンクリート壁20の表面の加工域21
に向けて噴射される。加工域21においては、流体ジェ
ットがコンクリート壁20の表面に衝突し、かかる流体
ジェットの作用によってコンクリート壁20のセメント
部分が粉砕され、コンクリート壁20は、その内部に埋
設された鉄筋部分を残して所要のとおりに除去される。
【0029】また、第2開閉弁32が開状態に保持され
ると、第2圧力流体源6からの圧力流体、この実施形態
では高圧の水が流体流路30を介して噴射ノズル2に供
給され、この圧力流体が第2ノズル孔24からコンクリ
ート壁20の表面に向けて環状に噴射される。第2ノズ
ル孔24から噴射される流体ジェットは、加工域21に
向けて噴射される加工用流体ジェットを覆うようにカー
テン状に噴射される。それ故に、加工用流体ジェットが
コンクリート壁20に衝突する際に発生する騒音は、第
2ノズル孔24からの流体ジェットによって遮音され、
この騒音が周囲に漏れることが効果的に防止される。ま
た、加工用流体ジェットによって粉砕されたコンクリー
ト片が外側に飛散することも、第2ノズル24からの遮
音用流体ジェットによって防止される。このように流体
ジェットによって遮音する場合には、コンクリート壁2
0の表面に凹凸が存在していても加工域21の外周が流
体ジェットによって確実に覆われるようになり、遮音効
果が実質上低下することもない。
ると、第2圧力流体源6からの圧力流体、この実施形態
では高圧の水が流体流路30を介して噴射ノズル2に供
給され、この圧力流体が第2ノズル孔24からコンクリ
ート壁20の表面に向けて環状に噴射される。第2ノズ
ル孔24から噴射される流体ジェットは、加工域21に
向けて噴射される加工用流体ジェットを覆うようにカー
テン状に噴射される。それ故に、加工用流体ジェットが
コンクリート壁20に衝突する際に発生する騒音は、第
2ノズル孔24からの流体ジェットによって遮音され、
この騒音が周囲に漏れることが効果的に防止される。ま
た、加工用流体ジェットによって粉砕されたコンクリー
ト片が外側に飛散することも、第2ノズル24からの遮
音用流体ジェットによって防止される。このように流体
ジェットによって遮音する場合には、コンクリート壁2
0の表面に凹凸が存在していても加工域21の外周が流
体ジェットによって確実に覆われるようになり、遮音効
果が実質上低下することもない。
【0030】噴射ノズル装置の第2実施形態 図2は、本発明に従う流体ジェット装置の第2の実施形
態を示している。図2において、図示の流体ジェット装
置は、噴射ノズル102を備えている。噴射ノズル10
2は、筒状のノズル本体104を備え、このノズル本体
104の中央部にノズル孔106が形成され、ノズル孔
106はノズル本体104の軸線方向に直線状に延びて
いる。ノズル孔106の先端部は、その内径が幾分大き
くなっており、この先端部に、所定の噴射孔108が形
成されたチップ部材110が装着されている。
態を示している。図2において、図示の流体ジェット装
置は、噴射ノズル102を備えている。噴射ノズル10
2は、筒状のノズル本体104を備え、このノズル本体
104の中央部にノズル孔106が形成され、ノズル孔
106はノズル本体104の軸線方向に直線状に延びて
いる。ノズル孔106の先端部は、その内径が幾分大き
くなっており、この先端部に、所定の噴射孔108が形
成されたチップ部材110が装着されている。
【0031】このノズル孔106は、第1の実施形態と
同様に、流体流路を介して圧力流体源(図示せず)に接
続される。したがって、圧力流体源からの圧力流体は矢
印112で示すとおりにノズル孔106に供給され、チ
ップ部材110の噴射孔108から流体ジェットとして
たとえばコンクリート壁114の表面(被加工面)にお
ける加工域116に向けて噴射される。
同様に、流体流路を介して圧力流体源(図示せず)に接
続される。したがって、圧力流体源からの圧力流体は矢
印112で示すとおりにノズル孔106に供給され、チ
ップ部材110の噴射孔108から流体ジェットとして
たとえばコンクリート壁114の表面(被加工面)にお
ける加工域116に向けて噴射される。
【0032】第2の実施形態では、加工域116を覆う
ようにカバー部材118が設けられている。図示のカバ
ー部材118は、円形状のプレート状部材120を備え
ており、このプレート状部材120が溶接の如き手段に
よって噴射ノズル102に固定されている。プレート状
部材120は、たとえば鉄等の金属材料から形成され、
プレート状部材120の外周部には、このプレート状部
材120とコンクリート壁114の表面との間の間隙を
覆うようにシール手段122が設けられている。この実
施形態のシール手段122は、内側に配設されたブラシ
状部材124と、ブラシ状部材124の外側に配設され
たシート部材126から構成されている。ブラシ状部材
124は、比重が7以上である高比重の材料、たとえば
ステンレス、鋼等から形成される細長いブラシ材をプレ
ート状部材120の半径方向に薄く重ねるとともに、こ
のプレート状部材120の周方向に実質上連続的に設け
ることによって形成される。ブラシ材は直径1mm程度
の太さであり、このように太さを設定することによって
ブラシ材自体に可撓性を持たせることができ、これによ
って、コンクリート壁114の表面に凹凸、段差等が存
在していてもその表面との間隙をブラシ状部材124に
よって実質上覆うことができる。また、シート部材12
6は、ゴムまたは合成ゴムから形成され、ブラシ状部材
120とほぼ同じ長さでプレート状部材120の全周に
設けられている。このシート部材126はそれ自体弾性
変形することができ、弾性変形することによって、ブラ
シ状部材124と同様に、コンクリート壁114の表面
に凹凸、段差等が存在していてもその表面との間隙を実
質上覆うことができる。
ようにカバー部材118が設けられている。図示のカバ
ー部材118は、円形状のプレート状部材120を備え
ており、このプレート状部材120が溶接の如き手段に
よって噴射ノズル102に固定されている。プレート状
部材120は、たとえば鉄等の金属材料から形成され、
プレート状部材120の外周部には、このプレート状部
材120とコンクリート壁114の表面との間の間隙を
覆うようにシール手段122が設けられている。この実
施形態のシール手段122は、内側に配設されたブラシ
状部材124と、ブラシ状部材124の外側に配設され
たシート部材126から構成されている。ブラシ状部材
124は、比重が7以上である高比重の材料、たとえば
ステンレス、鋼等から形成される細長いブラシ材をプレ
ート状部材120の半径方向に薄く重ねるとともに、こ
のプレート状部材120の周方向に実質上連続的に設け
ることによって形成される。ブラシ材は直径1mm程度
の太さであり、このように太さを設定することによって
ブラシ材自体に可撓性を持たせることができ、これによ
って、コンクリート壁114の表面に凹凸、段差等が存
在していてもその表面との間隙をブラシ状部材124に
よって実質上覆うことができる。また、シート部材12
6は、ゴムまたは合成ゴムから形成され、ブラシ状部材
120とほぼ同じ長さでプレート状部材120の全周に
設けられている。このシート部材126はそれ自体弾性
変形することができ、弾性変形することによって、ブラ
シ状部材124と同様に、コンクリート壁114の表面
に凹凸、段差等が存在していてもその表面との間隙を実
質上覆うことができる。
【0033】このようなブラシ状部材120およびシー
ト部材126は、細長い取付部材128をプレート状部
材120の外周面に取付けることによって、プレート状
部材120と取付部材128との間に挟持され、プレー
ト状部材120と一体的に移動される。なお、シール手
段122の取付様式は、上述した構成に限定されず、他
の様式で行うこともできる。
ト部材126は、細長い取付部材128をプレート状部
材120の外周面に取付けることによって、プレート状
部材120と取付部材128との間に挟持され、プレー
ト状部材120と一体的に移動される。なお、シール手
段122の取付様式は、上述した構成に限定されず、他
の様式で行うこともできる。
【0034】第2の実施形態の噴射ノズル装置もはつり
装置として好都合に適用することができ、その作用を説
明すると、次のとおりである。圧力流体源(図示せず)
からの圧力流体、この実施形態では高圧の水が噴射ノズ
ル102に供給されると、供給された圧力流体はチップ
部材110の噴射孔108からコンクリート壁114の
表面の加工域116に向けて噴射される。加工域116
においては、流体ジェットがコンクリート壁114の表
面に衝突し、かかる流体ジェットの作用によってコンク
リート壁114のセメント部分が粉砕され、コンクリー
ト壁114は、その内部に埋設された鉄筋部分を残して
所要のとおりに除去される。このとき、図2に示すとお
り、シール手段122は加工域116を覆っているの
で、流体ジェットがコンクリート壁114に衝突するこ
とによって発生する騒音は、シール手段122、すなわ
ちブラシ状部材124およびシート部材126によって
遮られ、この騒音が外部に漏れることが効果的に防止さ
れる。また、流体ジェットの作用によって粉砕されたコ
ンクリート片の周囲への飛散についても、上記シール手
段122によって防止される。この実施形態では、シー
ル手段122がブラシ状部材124とシート部材126
から形成され、そのシールが実質上2重となっているの
で、遮音効果およびコンクリート片の飛散防止効果が一
層高められる。なお、ブラシ状部材124単独でもって
充分な上記効果が得られる場合には、シート部材126
を省略することができる。
装置として好都合に適用することができ、その作用を説
明すると、次のとおりである。圧力流体源(図示せず)
からの圧力流体、この実施形態では高圧の水が噴射ノズ
ル102に供給されると、供給された圧力流体はチップ
部材110の噴射孔108からコンクリート壁114の
表面の加工域116に向けて噴射される。加工域116
においては、流体ジェットがコンクリート壁114の表
面に衝突し、かかる流体ジェットの作用によってコンク
リート壁114のセメント部分が粉砕され、コンクリー
ト壁114は、その内部に埋設された鉄筋部分を残して
所要のとおりに除去される。このとき、図2に示すとお
り、シール手段122は加工域116を覆っているの
で、流体ジェットがコンクリート壁114に衝突するこ
とによって発生する騒音は、シール手段122、すなわ
ちブラシ状部材124およびシート部材126によって
遮られ、この騒音が外部に漏れることが効果的に防止さ
れる。また、流体ジェットの作用によって粉砕されたコ
ンクリート片の周囲への飛散についても、上記シール手
段122によって防止される。この実施形態では、シー
ル手段122がブラシ状部材124とシート部材126
から形成され、そのシールが実質上2重となっているの
で、遮音効果およびコンクリート片の飛散防止効果が一
層高められる。なお、ブラシ状部材124単独でもって
充分な上記効果が得られる場合には、シート部材126
を省略することができる。
【0035】なお、第2の実施形態では、図2から理解
される如く、シール手段122の一部がカバー部材11
8の周壁としても機能しているが、これに代えて、次の
ように構成することもできる。すなわち、プレート状部
材120の外周部にコンクリート壁114に向けて延び
る周側壁を設け、この周側壁の開口部に、コンクリート
壁114の表面との間隙を覆うようにシール手段122
を設けるようにすることもできる。
される如く、シール手段122の一部がカバー部材11
8の周壁としても機能しているが、これに代えて、次の
ように構成することもできる。すなわち、プレート状部
材120の外周部にコンクリート壁114に向けて延び
る周側壁を設け、この周側壁の開口部に、コンクリート
壁114の表面との間隙を覆うようにシール手段122
を設けるようにすることもできる。
【0036】噴射ノズル装置の第3の実施形態 図3および図4は、本発明に従うノズル噴射装置の第3
の実施形態を示している。図3および図4において、図
示の流体ジェット装置は、噴射ノズル202を備えてい
る。噴射ノズル202は、筒状のノズル本体204を備
え、このノズル本体204の中央部にノズル孔206が
形成され、ノズル孔206はノズル本体204の軸線方
向に直線状に延びている。ノズル孔206の先端部は、
その内径が幾分大きくなっており、この先端部に、所定
の噴射孔208が形成されたチップ部材210が装着さ
れている。
の実施形態を示している。図3および図4において、図
示の流体ジェット装置は、噴射ノズル202を備えてい
る。噴射ノズル202は、筒状のノズル本体204を備
え、このノズル本体204の中央部にノズル孔206が
形成され、ノズル孔206はノズル本体204の軸線方
向に直線状に延びている。ノズル孔206の先端部は、
その内径が幾分大きくなっており、この先端部に、所定
の噴射孔208が形成されたチップ部材210が装着さ
れている。
【0037】このノズル孔206は、第1の実施形態と
同様に、流体流路を介して圧力流体源(図示せず)に接
続される。したがって、圧力流体源からの圧力流体は矢
印212で示すとおりにノズル孔206に供給され、チ
ップ部材210の噴射孔208から流体ジェットとして
たとえばコンクリート壁214の表面(被加工面)にお
ける加工域216に向けて噴射される。
同様に、流体流路を介して圧力流体源(図示せず)に接
続される。したがって、圧力流体源からの圧力流体は矢
印212で示すとおりにノズル孔206に供給され、チ
ップ部材210の噴射孔208から流体ジェットとして
たとえばコンクリート壁214の表面(被加工面)にお
ける加工域216に向けて噴射される。
【0038】第3の実施形態では、加工域216を覆う
ようにカバー部材218が設けられている。図示のカバ
ー部材218は、番号220で示すカバー構造体を備え
ている。カバー構造体220は、環状の内側部材222
と、内側部材222の外側に配設された環状の外側部材
224とを備えている。内側部材222はノズル本体2
04の先端部に溶接の如き手段によって固定され、内側
部材222の外周面には、周方向に間隔を置いて4個の
接続部材226が設けられ、これら接続部材26の先端
部に外側部材224が固定されている。接続部材226
および外側部材224も、たとえば溶接の如き手段によ
って固定される。
ようにカバー部材218が設けられている。図示のカバ
ー部材218は、番号220で示すカバー構造体を備え
ている。カバー構造体220は、環状の内側部材222
と、内側部材222の外側に配設された環状の外側部材
224とを備えている。内側部材222はノズル本体2
04の先端部に溶接の如き手段によって固定され、内側
部材222の外周面には、周方向に間隔を置いて4個の
接続部材226が設けられ、これら接続部材26の先端
部に外側部材224が固定されている。接続部材226
および外側部材224も、たとえば溶接の如き手段によ
って固定される。
【0039】この実施形態では、カバー部材218の上
面および周面を覆うようにシール手段228,230が
設けられる。カバー部材218の上面を覆うシール手段
228は、ブラシ状部材232から構成されている。ブ
ラシ状部材232は、第2の実施形態におけるブラシ状
部材124と実質上同様に、比重が7以上である高比重
の材料、たとえばステンレス、鋼等から形成される細長
いブラシ材から形成され、このブラシ材を図3において
上下方向に薄く重ねるとともに、内側部材222および
外側部材224の周方向に実質上連続的に設けられる。
また、カバー部材218の周面を覆うシール手段230
も、ブラシ状部材232と実質上同様のブラシ材から成
るブラシ状部材234から構成される。ブラシ状部材2
34のブラシ材は半径方向に薄く重ねるとともに、外側
部材224の外周面に周方向に実質上連続的に設けられ
る。ブラシ状部材232,234のブラシ材は直径1m
m程度の太さであり、このように太さを設定することに
よってブラシ材自体に可撓性を持たせることができる。
このように、カバー部材218の上面および周面をブラ
シ状部材232,234で覆うことによって、カバー部
材218の振動、共振等の発生が実質上なくなり、作業
時の騒音を一層抑えることが可能となる。
面および周面を覆うようにシール手段228,230が
設けられる。カバー部材218の上面を覆うシール手段
228は、ブラシ状部材232から構成されている。ブ
ラシ状部材232は、第2の実施形態におけるブラシ状
部材124と実質上同様に、比重が7以上である高比重
の材料、たとえばステンレス、鋼等から形成される細長
いブラシ材から形成され、このブラシ材を図3において
上下方向に薄く重ねるとともに、内側部材222および
外側部材224の周方向に実質上連続的に設けられる。
また、カバー部材218の周面を覆うシール手段230
も、ブラシ状部材232と実質上同様のブラシ材から成
るブラシ状部材234から構成される。ブラシ状部材2
34のブラシ材は半径方向に薄く重ねるとともに、外側
部材224の外周面に周方向に実質上連続的に設けられ
る。ブラシ状部材232,234のブラシ材は直径1m
m程度の太さであり、このように太さを設定することに
よってブラシ材自体に可撓性を持たせることができる。
このように、カバー部材218の上面および周面をブラ
シ状部材232,234で覆うことによって、カバー部
材218の振動、共振等の発生が実質上なくなり、作業
時の騒音を一層抑えることが可能となる。
【0040】この実施形態においては、ブラシ状部材2
32,234は、次のとおりにしてカバー構造体220
に取付けられる。ブラシ状部材232の一端部(図3お
よび図4において半径方向内側端部)は、その外側から
細長い取付部材236を内側部材222の外周面に装着
することによって、内側部材222と取付部材236と
の間に挟持される。なお、取付部材236は、図4に示
すとおり、それらの両端部をボルトとナットにより連結
することによって装着される。また、ブラシ状部材23
2の他端部(図3および図4において半径方向外側端
部)は、その上側から環状プレート238を外側部材2
24の上面に装着することによって、外側部材224と
環状プレート238との間に挟持される。なお、環状プ
レート238は、固定用ねじによって外側部材224に
装着される。さらに、他方のブラシ状部材234の一端
部は、細長い取付部材240を外側部材224の外周面
に取付けることによって、外側部材224と取付部材2
40との間に挟持され、ブラシ状部材230の先端部
は、加工するコンクリート壁214の表面に弾性的に圧
接される。
32,234は、次のとおりにしてカバー構造体220
に取付けられる。ブラシ状部材232の一端部(図3お
よび図4において半径方向内側端部)は、その外側から
細長い取付部材236を内側部材222の外周面に装着
することによって、内側部材222と取付部材236と
の間に挟持される。なお、取付部材236は、図4に示
すとおり、それらの両端部をボルトとナットにより連結
することによって装着される。また、ブラシ状部材23
2の他端部(図3および図4において半径方向外側端
部)は、その上側から環状プレート238を外側部材2
24の上面に装着することによって、外側部材224と
環状プレート238との間に挟持される。なお、環状プ
レート238は、固定用ねじによって外側部材224に
装着される。さらに、他方のブラシ状部材234の一端
部は、細長い取付部材240を外側部材224の外周面
に取付けることによって、外側部材224と取付部材2
40との間に挟持され、ブラシ状部材230の先端部
は、加工するコンクリート壁214の表面に弾性的に圧
接される。
【0041】第3の実施形態の噴射ノズル装置もはつり
装置として好都合に適用することができ、その作用を説
明すると、次のとおりである。圧力流体源(図示せず)
からの圧力流体が噴射ノズル202に供給されると、供
給された圧力流体はチップ部材210の噴射孔208か
らコンクリート壁214の表面の加工域216に向けて
噴射される。加工域216においては、流体ジェットが
コンクリート壁214の表面に衝突し、かかる流体ジェ
ットの作用によってコンクリート壁214のセメント部
分が粉砕され、コンクリート壁214は、その内部に埋
設された鉄筋部分を残して所要のとおりに除去される。
このとき、図3に示すとおり、シール手段228,23
0は加工域216を覆っているので、流体ジェットがコ
ンクリート壁214に衝突することによって発生する騒
音は、シール手段228,230、すなわちブラシ状部
材232,234によって遮られ、この騒音が外部に漏
れることが効果的に防止される。また、流体ジェットの
作用によって粉砕されたコンクリート片の周囲への飛散
についても、上記シール手段228,230によって防
止される。この実施形態では、カバー部材218の上面
および周面がブラシ状部材232,234によって覆わ
れているので、カバー部材218の振動、共振も防止さ
れ、外部への騒音が一層効果的に抑えられる。
装置として好都合に適用することができ、その作用を説
明すると、次のとおりである。圧力流体源(図示せず)
からの圧力流体が噴射ノズル202に供給されると、供
給された圧力流体はチップ部材210の噴射孔208か
らコンクリート壁214の表面の加工域216に向けて
噴射される。加工域216においては、流体ジェットが
コンクリート壁214の表面に衝突し、かかる流体ジェ
ットの作用によってコンクリート壁214のセメント部
分が粉砕され、コンクリート壁214は、その内部に埋
設された鉄筋部分を残して所要のとおりに除去される。
このとき、図3に示すとおり、シール手段228,23
0は加工域216を覆っているので、流体ジェットがコ
ンクリート壁214に衝突することによって発生する騒
音は、シール手段228,230、すなわちブラシ状部
材232,234によって遮られ、この騒音が外部に漏
れることが効果的に防止される。また、流体ジェットの
作用によって粉砕されたコンクリート片の周囲への飛散
についても、上記シール手段228,230によって防
止される。この実施形態では、カバー部材218の上面
および周面がブラシ状部材232,234によって覆わ
れているので、カバー部材218の振動、共振も防止さ
れ、外部への騒音が一層効果的に抑えられる。
【0042】第1〜第3の実施形態では、流体ジェット
装置をはつり装置として適用して説明したが、はつり装
置以外の切断装置(流体ジェットを用いて金属プレート
を所定形状に切断する切断装置)等にも同様に適用する
ことができる。
装置をはつり装置として適用して説明したが、はつり装
置以外の切断装置(流体ジェットを用いて金属プレート
を所定形状に切断する切断装置)等にも同様に適用する
ことができる。
【0043】はつり装置の実施形態 図5および図6は、本発明に従うはつり装置の一実施形
態を示している。図5および図6において、図示のはつ
り装置は、噴射ノズル302と、この噴射ノズル302
の先端部を覆うカバー部材304とを備えている。噴射
ノズル302は、図2に示す第2の実施形態の噴射ノズ
ル102と実質上同一の構成でよく、ノズル孔(図示せ
ず)を有するノズル本体306から構成される。この噴
射ノズル302のノズル孔は、圧力流体源(図示せず)
に接続される。
態を示している。図5および図6において、図示のはつ
り装置は、噴射ノズル302と、この噴射ノズル302
の先端部を覆うカバー部材304とを備えている。噴射
ノズル302は、図2に示す第2の実施形態の噴射ノズ
ル102と実質上同一の構成でよく、ノズル孔(図示せ
ず)を有するノズル本体306から構成される。この噴
射ノズル302のノズル孔は、圧力流体源(図示せず)
に接続される。
【0044】この実施形態では、ノズル本体306は、
作業現場に自走して作業を行うことができる自走車両本
体312に取付けられている。車両本体312は走行手
段314を有し、走行手段314によって所望のとおり
に走行することができる。車両本体312には、案内手
段と案内コロからなる第1の支持機構316を介して支
持枠体318が上下方向に移動自在に支持され、この支
持枠体318に案内レールと一対のコロからなる第2の
支持機構320を介してノズル本体306が横方向、す
なわち図5において紙面に垂直な方向に移動自在に支持
されている。
作業現場に自走して作業を行うことができる自走車両本
体312に取付けられている。車両本体312は走行手
段314を有し、走行手段314によって所望のとおり
に走行することができる。車両本体312には、案内手
段と案内コロからなる第1の支持機構316を介して支
持枠体318が上下方向に移動自在に支持され、この支
持枠体318に案内レールと一対のコロからなる第2の
支持機構320を介してノズル本体306が横方向、す
なわち図5において紙面に垂直な方向に移動自在に支持
されている。
【0045】この実施形態では、カバー部材304は、
一対のアーム部材322(図5おいて片方のみ示す)を
介して支持枠体318に装着されている。カバー部材3
04は、天壁319とこの天壁319の周縁部から下方
に延びる4側壁320を有し、これら天壁318および
4側壁320によって、噴射ノズル302からの流体ジ
ェットによって加工する加工域(図示せず)を覆ってい
る。天壁319には、その長手方向(上記横方向)に延
びる開口323が形成され、この開口323が、ゴム製
のシール部材324によって覆われ、シール部材324
に形成されたスリット326を通して噴射ノズル302
の先端部がカバー部材304内に突出している。したが
って、車両本体312に対して支持枠体318を上方に
移動させると、噴射ノズル302およびカバー部材30
4が支持枠体318とともに上方に移動される。また、
支持枠体318に対して噴射ノズル302を上記横方向
に移動させると、カバー部材304に対して噴射ノズル
302が移動される。
一対のアーム部材322(図5おいて片方のみ示す)を
介して支持枠体318に装着されている。カバー部材3
04は、天壁319とこの天壁319の周縁部から下方
に延びる4側壁320を有し、これら天壁318および
4側壁320によって、噴射ノズル302からの流体ジ
ェットによって加工する加工域(図示せず)を覆ってい
る。天壁319には、その長手方向(上記横方向)に延
びる開口323が形成され、この開口323が、ゴム製
のシール部材324によって覆われ、シール部材324
に形成されたスリット326を通して噴射ノズル302
の先端部がカバー部材304内に突出している。したが
って、車両本体312に対して支持枠体318を上方に
移動させると、噴射ノズル302およびカバー部材30
4が支持枠体318とともに上方に移動される。また、
支持枠体318に対して噴射ノズル302を上記横方向
に移動させると、カバー部材304に対して噴射ノズル
302が移動される。
【0046】カバー部材304の開口部、すなわち4側
壁320の下端部には、4側壁320の下端とコンクリ
ート床面の如き被加工面328との間の間隙を覆うため
のシール手段330が設けられている。シール手段33
0は、ゴムまたは合成ゴムから形成される弾性シート部
材332から構成され、その先端部が被加工面328に
弾性的に圧接される。このようにシール手段330を設
けることによって、加工域の遮音を行うことができる。
なお、シール手段330として、たとえば、図2で示す
ブラシ状部材単独、またはブラシ状部材とシート部材の
組合せを用いることもできる。
壁320の下端部には、4側壁320の下端とコンクリ
ート床面の如き被加工面328との間の間隙を覆うため
のシール手段330が設けられている。シール手段33
0は、ゴムまたは合成ゴムから形成される弾性シート部
材332から構成され、その先端部が被加工面328に
弾性的に圧接される。このようにシール手段330を設
けることによって、加工域の遮音を行うことができる。
なお、シール手段330として、たとえば、図2で示す
ブラシ状部材単独、またはブラシ状部材とシート部材の
組合せを用いることもできる。
【0047】このはつり装置では、はつり作業後の加工
域を覆うためのロール状シート334が設けられてい
る。カバー部材304の一側壁(前側壁)には、支持プ
レート336が設けられている。支持プレート336の
両端部は上記一側壁よりも両側に突出しており、突出す
る両端部には、前方(図5において左方)に突出する支
持部338,340が一体的に設けられている。一対の
支持部338,340の間には軸部材342が回転自在
に支持され、この軸部材342にシート334がロール
状に巻かれている。このシート334は、ゴム、合成ゴ
ムまたは合成樹脂等から形成することができる。図6に
示すように、たとえば加工域の幅Lが1.5〜2.0m
程度である場合には、シート334の両端部はこの加工
域よりそれぞれ20cm程度突出するようにその幅Wは
1.9〜2.4m程度に設定され、これによって後述す
る所望の遮音効果が達成される。
域を覆うためのロール状シート334が設けられてい
る。カバー部材304の一側壁(前側壁)には、支持プ
レート336が設けられている。支持プレート336の
両端部は上記一側壁よりも両側に突出しており、突出す
る両端部には、前方(図5において左方)に突出する支
持部338,340が一体的に設けられている。一対の
支持部338,340の間には軸部材342が回転自在
に支持され、この軸部材342にシート334がロール
状に巻かれている。このシート334は、ゴム、合成ゴ
ムまたは合成樹脂等から形成することができる。図6に
示すように、たとえば加工域の幅Lが1.5〜2.0m
程度である場合には、シート334の両端部はこの加工
域よりそれぞれ20cm程度突出するようにその幅Wは
1.9〜2.4m程度に設定され、これによって後述す
る所望の遮音効果が達成される。
【0048】次いで、上述したはつり装置の作用を説明
する。圧力流体源(図示せず)からの圧力流体が噴射ノ
ズル302に供給されると、供給された圧力流体は噴射
ノズル302のノズル孔からコンクリート床面328の
加工域に向けて噴射される。加工域においては、流体ジ
ェットがコンクリート床面328に衝突し、かかる流体
ジェットの作用によってコンクリート床面328のセメ
ント部分が粉砕され、コンクリート床面328は、その
内部に埋設された鉄筋部分を残して図6に示すとおりに
除去される。この加工作業時、カバー部材304および
シール手段330は加工域を覆っているので、流体ジェ
ットがコンクリート床面328に衝突することによって
発生する騒音は、カバー部材304およびシール手段3
30によって遮られ、この騒音が外部に漏れることが効
果的に防止される。また、流体ジェットの作用によって
粉砕されたコンクリート片の周囲への飛散についても、
上記カバー手段304およびシール手段330によって
防止される。
する。圧力流体源(図示せず)からの圧力流体が噴射ノ
ズル302に供給されると、供給された圧力流体は噴射
ノズル302のノズル孔からコンクリート床面328の
加工域に向けて噴射される。加工域においては、流体ジ
ェットがコンクリート床面328に衝突し、かかる流体
ジェットの作用によってコンクリート床面328のセメ
ント部分が粉砕され、コンクリート床面328は、その
内部に埋設された鉄筋部分を残して図6に示すとおりに
除去される。この加工作業時、カバー部材304および
シール手段330は加工域を覆っているので、流体ジェ
ットがコンクリート床面328に衝突することによって
発生する騒音は、カバー部材304およびシール手段3
30によって遮られ、この騒音が外部に漏れることが効
果的に防止される。また、流体ジェットの作用によって
粉砕されたコンクリート片の周囲への飛散についても、
上記カバー手段304およびシール手段330によって
防止される。
【0049】この実施形態では、さらに、噴射ノズル3
02からの流体ジェットによってはつりされた加工域
は、ロール状シート334から引出されたシート部33
4aによって覆われる。このシート部334aの引出し
は、たとえば、シート部334aの先端部にブロック等
の重りを載置し、かかる状態にて車両本体312を後進
しながらはつり作業を行うことによって、はつりされた
加工域は自動的にシート部334aによって覆われるよ
うになる。コンクリート床面328のはつり作業が行わ
れた部分は、図6に示すように、加工を行わない部分よ
りも低く凹状になっており、したがって、カバー部材3
04に設けられたシール手段330との間に隙間が生じ
るようになり、この隙間を通して騒音が外部に漏れるよ
うになる。そこで、上述したように、はつりされた加工
域をシート部334aによって覆うことにより、上述し
た騒音の外部への漏れが確実に防止され、騒音をより確
実に抑えることができる。
02からの流体ジェットによってはつりされた加工域
は、ロール状シート334から引出されたシート部33
4aによって覆われる。このシート部334aの引出し
は、たとえば、シート部334aの先端部にブロック等
の重りを載置し、かかる状態にて車両本体312を後進
しながらはつり作業を行うことによって、はつりされた
加工域は自動的にシート部334aによって覆われるよ
うになる。コンクリート床面328のはつり作業が行わ
れた部分は、図6に示すように、加工を行わない部分よ
りも低く凹状になっており、したがって、カバー部材3
04に設けられたシール手段330との間に隙間が生じ
るようになり、この隙間を通して騒音が外部に漏れるよ
うになる。そこで、上述したように、はつりされた加工
域をシート部334aによって覆うことにより、上述し
た騒音の外部への漏れが確実に防止され、騒音をより確
実に抑えることができる。
【0050】なお、引出されたシート部334aは、図
6において反時計方向に手でもって回動させることによ
って、ロール状シート334に巻戻すことができ、この
ように巻戻して再使用される。なお、引出したシート部
334aの巻戻しは、たとえば軸部材342に着脱自在
にハンドル(図示せず)を装着するように構成し、この
ハンドルを回わして巻戻すようにしてもよく、或いは所
定方向に回転駆動される電動機(図示せず)を設け、こ
の電動機を付勢して巻戻すようにしてもよい。
6において反時計方向に手でもって回動させることによ
って、ロール状シート334に巻戻すことができ、この
ように巻戻して再使用される。なお、引出したシート部
334aの巻戻しは、たとえば軸部材342に着脱自在
にハンドル(図示せず)を装着するように構成し、この
ハンドルを回わして巻戻すようにしてもよく、或いは所
定方向に回転駆動される電動機(図示せず)を設け、こ
の電動機を付勢して巻戻すようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明の請求項1の流体ジェット装置に
よれば、噴射ノズルの第1ノズル孔から加工用圧力流体
が流体ジェットして加工域に向けて噴射され、また噴射
ノズルの第2ノズル孔から遮音用圧力流体が流体ジェッ
トとして噴射される。第2ノズル孔からの遮音用流体ジ
ェットは、加工域の周囲に向けて噴射されるので、この
遮音用流体ジェットは加工域およびその近傍を覆い、か
くして遮音用流体ジェットによって、加工域にて発生す
る騒音の外部への漏れが効果的に防止される。
よれば、噴射ノズルの第1ノズル孔から加工用圧力流体
が流体ジェットして加工域に向けて噴射され、また噴射
ノズルの第2ノズル孔から遮音用圧力流体が流体ジェッ
トとして噴射される。第2ノズル孔からの遮音用流体ジ
ェットは、加工域の周囲に向けて噴射されるので、この
遮音用流体ジェットは加工域およびその近傍を覆い、か
くして遮音用流体ジェットによって、加工域にて発生す
る騒音の外部への漏れが効果的に防止される。
【0052】また本発明の請求項2の流体ジェット装置
によれば、遮音用圧力流体の比重が1より大きいので、
遮音用流体ジェットによる遮音効果が一層高められる。
によれば、遮音用圧力流体の比重が1より大きいので、
遮音用流体ジェットによる遮音効果が一層高められる。
【0053】また本発明の請求項3の流体ジェット装置
によれば、カバー部材に加工域を覆うためのシール手段
が設けられ、このシール手段がブラシ状部材から構成さ
れているので、被加工面に凹凸、段差等が存在していて
もこれら凹凸、段差等に沿ってブラシ状部材が撓み、シ
ール手段によるシールが確実に行われる。また、ブラシ
状部材が高比重材料から形成されるので、ブラシ状部材
によって所望の遮音効果が得られる。
によれば、カバー部材に加工域を覆うためのシール手段
が設けられ、このシール手段がブラシ状部材から構成さ
れているので、被加工面に凹凸、段差等が存在していて
もこれら凹凸、段差等に沿ってブラシ状部材が撓み、シ
ール手段によるシールが確実に行われる。また、ブラシ
状部材が高比重材料から形成されるので、ブラシ状部材
によって所望の遮音効果が得られる。
【0054】また本発明の請求項4の流体ジェット装置
によれば、カバー部材が噴射ノズルに設けられるので、
噴射ノズルを移動させてもカバー部材は常時加工域を覆
うようになり、作業の効率を高めることができる。ま
た、ブラシ状部材はカバー部材の外周面を覆い、半径方
向外方への遮音効果を高めることができる。
によれば、カバー部材が噴射ノズルに設けられるので、
噴射ノズルを移動させてもカバー部材は常時加工域を覆
うようになり、作業の効率を高めることができる。ま
た、ブラシ状部材はカバー部材の外周面を覆い、半径方
向外方への遮音効果を高めることができる。
【0055】また本発明の請求項5の流体ジェット装置
によれば、カバー部材が噴射ノズルに設けられるので、
噴射ノズルを移動させてもカバー部材は常時加工域を覆
うようになり、作業の効率を高めることができる。ま
た、ブラシ状部材はカバー部材の上面および外周面を覆
い、上方および半径方向外方への遮音効果を高めること
ができる。
によれば、カバー部材が噴射ノズルに設けられるので、
噴射ノズルを移動させてもカバー部材は常時加工域を覆
うようになり、作業の効率を高めることができる。ま
た、ブラシ状部材はカバー部材の上面および外周面を覆
い、上方および半径方向外方への遮音効果を高めること
ができる。
【0056】また本発明の請求項6の流体ジェット装置
によれば、ブラシ状部材の外側は遮音シート部材によっ
て覆われているので、ブラシ状部材および遮音シート部
材によって一層の遮音効果を高めることができる。
によれば、ブラシ状部材の外側は遮音シート部材によっ
て覆われているので、ブラシ状部材および遮音シート部
材によって一層の遮音効果を高めることができる。
【0057】さらに本発明の請求項7のはつり装置によ
れば、カバー部材には回転自在にロール状シートが装着
され、その一端部を引張り細長いシート状にすることに
よって、流体ジェットによってはつり作業をしたはつり
面を覆うことができる。このようにロール状シートによ
り作業後のはつり面を覆うと、はつり後の加工域がロー
ル状シートによって、また加工中の加工域がカバー部材
およびシール手段によって覆われるので、加工域にて発
生した騒音の外部への漏れを効果的に抑えることができ
る。
れば、カバー部材には回転自在にロール状シートが装着
され、その一端部を引張り細長いシート状にすることに
よって、流体ジェットによってはつり作業をしたはつり
面を覆うことができる。このようにロール状シートによ
り作業後のはつり面を覆うと、はつり後の加工域がロー
ル状シートによって、また加工中の加工域がカバー部材
およびシール手段によって覆われるので、加工域にて発
生した騒音の外部への漏れを効果的に抑えることができ
る。
【図1】本発明に従う流体ジェット装置の第1の実施形
態の要部を示す断面図である。
態の要部を示す断面図である。
【図2】本発明に従う流体ジェット装置の第2の実施形
態の要部を示す断面図である。
態の要部を示す断面図である。
【図3】本発明に従う流体ジェット装置の第3の実施形
態の要部を示す断面図である。
態の要部を示す断面図である。
【図4】図3におけるIII−III線による断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明に従うはつり装置の一実施形態を示す側
面図である。
面図である。
【図6】図5のはつり装置におけるカバー部材およびそ
の近傍を示す部分斜視図である。
の近傍を示す部分斜視図である。
2,102,202,302 噴射ノズル 4 第1圧力流体源 6 第2圧力流体源 8,104,204,306 ノズル本体 10 第1ノズル孔 12,108,208 噴射孔 14,110,210 チップ部材 20,114,214 コンクリート壁 21,116,216 加工域 24 第2ノズル孔 106,206 ノズル孔 118,218,304 カバー部材 122,228,230,330 シール手段 124,232,234 ブラシ状部材 126,332 シート部材 334 ロール状シート 334a シート部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月26日(1999.4.2
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してさらに
説明する。 流体ジェット装置の実施形態 図1は、本発明に従う流体ジェット装置の一実施形態の
要部を示す断面図である。図1において、図示の流体ジ
ェット装置は、噴射ノズル2と、この噴射ノズル2に加
工用圧力流体を供給するための第1圧力流体源4と、噴
射ノズル2に遮音用圧力流体を供給するための第2圧力
流体源6とを備えている。噴射ノズル2は、筒状のノズ
ル本体8を備え、このノズル本体8の中央部に第1ノズ
ル孔10が形成され、第1ノズル孔10はノズル本体8
の軸線方向に直線状に延びている。第1ノズル孔10の
先端部は、その内径が幾分大きくなっており、この先端
部に、所定の噴射孔12が形成されたチップ部材14が
装着されている。
説明する。 流体ジェット装置の実施形態 図1は、本発明に従う流体ジェット装置の一実施形態の
要部を示す断面図である。図1において、図示の流体ジ
ェット装置は、噴射ノズル2と、この噴射ノズル2に加
工用圧力流体を供給するための第1圧力流体源4と、噴
射ノズル2に遮音用圧力流体を供給するための第2圧力
流体源6とを備えている。噴射ノズル2は、筒状のノズ
ル本体8を備え、このノズル本体8の中央部に第1ノズ
ル孔10が形成され、第1ノズル孔10はノズル本体8
の軸線方向に直線状に延びている。第1ノズル孔10の
先端部は、その内径が幾分大きくなっており、この先端
部に、所定の噴射孔12が形成されたチップ部材14が
装着されている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図2は、後述する図5および図6に示され
るはつり装置の一実施形態の前提となる流体ジェット装
置の構成を示している。図2において、図示の流体ジェ
ット装置は、噴射ノズル102を備えている。噴射ノズ
ル102は、筒状のノズル本体104を備え、このノズ
ル本体104の中央部にノズル孔106が形成され、ノ
ズル孔106はノズル本体104の軸線方向に直線状に
延びている。ノズル孔106の先端部は、その内径が幾
分大きくなっており、この先端部に、所定の噴射孔10
8が形成されたチップ部材110が装着されている。
るはつり装置の一実施形態の前提となる流体ジェット装
置の構成を示している。図2において、図示の流体ジェ
ット装置は、噴射ノズル102を備えている。噴射ノズ
ル102は、筒状のノズル本体104を備え、このノズ
ル本体104の中央部にノズル孔106が形成され、ノ
ズル孔106はノズル本体104の軸線方向に直線状に
延びている。ノズル孔106の先端部は、その内径が幾
分大きくなっており、この先端部に、所定の噴射孔10
8が形成されたチップ部材110が装着されている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】このノズル孔106は、図1に示す実施形
態と同様に、流体流路を介して圧力流体源(図示せず)
に接続される。したがって、圧力流体源からの圧力流体
は矢印112で示すとおりにノズル孔106に供給さ
れ、チップ部材110の噴射孔108から流体ジェット
としてたとえばコンクリート壁114の表面(被加工
面)における加工域116に向けて噴射される。
態と同様に、流体流路を介して圧力流体源(図示せず)
に接続される。したがって、圧力流体源からの圧力流体
は矢印112で示すとおりにノズル孔106に供給さ
れ、チップ部材110の噴射孔108から流体ジェット
としてたとえばコンクリート壁114の表面(被加工
面)における加工域116に向けて噴射される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】本構成では、加工域116を覆うようにカ
バー部材118が設けられている。図示のカバー部材1
18は、円形状のプレート状部材120を備えており、
このプレート状部材120が溶接の如き手段によって噴
射ノズル102に固定されている。プレート状部材12
0は、たとえば鉄等の金属材料から形成され、プレート
状部材120の外周部には、このプレート状部材120
とコンクリート壁114の表面との間の間隙を覆うよう
にシール手段122が設けられている。本構成のシール
手段122は、内側に配設されたブラシ状部材124
と、ブラシ状部材124の外側に配設されたシート部材
126から構成されている。ブラシ状部材124は、比
重が7以上である高比重の材料、たとえばステンレス、
鋼等から形成される細長いブラシ材をプレート状部材1
20の半径方向に薄く重ねるとともに、このプレート状
部材120の周方向に実質上連続的に設けることによっ
て形成される。ブラシ材は直径1mm程度の太さであ
り、このように太さを設定することによってブラシ材自
体に可撓性を持たせることができ、これによって、コン
クリート壁114の表面に凹凸、段差等が存在していて
もその表面との間隙をブラシ状部材124によって実質
上覆うことができる。また、シート部材126は、ゴム
または合成ゴムから形成され、ブラシ状部材120とほ
ぼ同じ長さでプレート状部材120の全周に設けられて
いる。このシート部材126はそれ自体弾性変形するこ
とができ、弾性変形することによって、ブラシ状部材1
24と同様に、コンクリート壁114の表面に凹凸、段
差等が存在していてもその表面との間隙を実質上覆うこ
とができる。
バー部材118が設けられている。図示のカバー部材1
18は、円形状のプレート状部材120を備えており、
このプレート状部材120が溶接の如き手段によって噴
射ノズル102に固定されている。プレート状部材12
0は、たとえば鉄等の金属材料から形成され、プレート
状部材120の外周部には、このプレート状部材120
とコンクリート壁114の表面との間の間隙を覆うよう
にシール手段122が設けられている。本構成のシール
手段122は、内側に配設されたブラシ状部材124
と、ブラシ状部材124の外側に配設されたシート部材
126から構成されている。ブラシ状部材124は、比
重が7以上である高比重の材料、たとえばステンレス、
鋼等から形成される細長いブラシ材をプレート状部材1
20の半径方向に薄く重ねるとともに、このプレート状
部材120の周方向に実質上連続的に設けることによっ
て形成される。ブラシ材は直径1mm程度の太さであ
り、このように太さを設定することによってブラシ材自
体に可撓性を持たせることができ、これによって、コン
クリート壁114の表面に凹凸、段差等が存在していて
もその表面との間隙をブラシ状部材124によって実質
上覆うことができる。また、シート部材126は、ゴム
または合成ゴムから形成され、ブラシ状部材120とほ
ぼ同じ長さでプレート状部材120の全周に設けられて
いる。このシート部材126はそれ自体弾性変形するこ
とができ、弾性変形することによって、ブラシ状部材1
24と同様に、コンクリート壁114の表面に凹凸、段
差等が存在していてもその表面との間隙を実質上覆うこ
とができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】本構成の流体ジェット装置もはつり装置と
して好都合に適用することができ、その作用を説明する
と、次のとおりである。圧力流体源(図示せず)からの
圧力流体、本構成では高圧の水が噴射ノズル102に供
給されると、供給された圧力流体はチップ部材110の
噴射孔108からコンクリート壁114の表面の加工域
116に向けて噴射される。加工域116においては、
流体ジェットがコンクリート壁114の表面に衝突し、
かかる流体ジェットの作用によってコンクリート壁11
4のセメント部分が粉砕され、コンクリート壁114
は、その内部に埋設された鉄筋部分を残して所要のとお
りに除去される。このとき、図2に示すとおり、シール
手段122は加工域116を覆っているので、流体ジェ
ットがコンクリート壁114に衝突することによって発
生する騒音は、シール手段122、すなわちブラシ状部
材124およびシート部材126によって遮られ、この
騒音が外部に漏れることが効果的に防止される。また、
流体ジェットの作用によって粉砕されたコンクリート片
の周囲への飛散についても、上記シール手段122によ
って防止される。本構成では、シール手段122がブラ
シ状部材124とシート部材126から形成され、その
シールが実質上2重となっているので、遮音効果および
コンクリート片の飛散防止効果が一層高められる。な
お、ブラシ状部材124単独でもって充分な上記効果が
得られる場合には、シート部材126を省略することが
できる。
して好都合に適用することができ、その作用を説明する
と、次のとおりである。圧力流体源(図示せず)からの
圧力流体、本構成では高圧の水が噴射ノズル102に供
給されると、供給された圧力流体はチップ部材110の
噴射孔108からコンクリート壁114の表面の加工域
116に向けて噴射される。加工域116においては、
流体ジェットがコンクリート壁114の表面に衝突し、
かかる流体ジェットの作用によってコンクリート壁11
4のセメント部分が粉砕され、コンクリート壁114
は、その内部に埋設された鉄筋部分を残して所要のとお
りに除去される。このとき、図2に示すとおり、シール
手段122は加工域116を覆っているので、流体ジェ
ットがコンクリート壁114に衝突することによって発
生する騒音は、シール手段122、すなわちブラシ状部
材124およびシート部材126によって遮られ、この
騒音が外部に漏れることが効果的に防止される。また、
流体ジェットの作用によって粉砕されたコンクリート片
の周囲への飛散についても、上記シール手段122によ
って防止される。本構成では、シール手段122がブラ
シ状部材124とシート部材126から形成され、その
シールが実質上2重となっているので、遮音効果および
コンクリート片の飛散防止効果が一層高められる。な
お、ブラシ状部材124単独でもって充分な上記効果が
得られる場合には、シート部材126を省略することが
できる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】なお、本構成では、図2から理解される如
く、シール手段122の一部がカバー部材118の周壁
としても機能しているが、これに代えて、次のように構
成することもできる。すなわち、プレート状部材120
の外周部にコンクリート壁114に向けて延びる周側壁
を設け、この周側壁の開口部に、コンクリート壁114
の表面との間隙を覆うようにシール手段122を設ける
ようにすることもできる。
く、シール手段122の一部がカバー部材118の周壁
としても機能しているが、これに代えて、次のように構
成することもできる。すなわち、プレート状部材120
の外周部にコンクリート壁114に向けて延びる周側壁
を設け、この周側壁の開口部に、コンクリート壁114
の表面との間隙を覆うようにシール手段122を設ける
ようにすることもできる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図1および図2に示される液体ジェット装
置では、はつり装置として適用して説明したが、はつり
装置以外の切断装置(流体ジェットを用いて金属プレー
トを所定形状に切断する切断装置)等にも同様に適用す
ることができる。
置では、はつり装置として適用して説明したが、はつり
装置以外の切断装置(流体ジェットを用いて金属プレー
トを所定形状に切断する切断装置)等にも同様に適用す
ることができる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】はつり装置の実施形態図3および図4は、
本発明に従うはつり装置の一実施形態を示している。図
3および図4において、図示のはつり装置は、噴射ノズ
ル302と、この噴射ノズル302の先端部を覆うカバ
ー部材304とを備えている。噴射ノズル302は、図
2に示す構成の噴射ノズル102と実質上同一の構成で
よく、ノズル孔(図示せず)を有するノズル本体306
から構成される。この噴射ノズル302のノズル孔は、
圧力流体源(図示せず)に接続される。
本発明に従うはつり装置の一実施形態を示している。図
3および図4において、図示のはつり装置は、噴射ノズ
ル302と、この噴射ノズル302の先端部を覆うカバ
ー部材304とを備えている。噴射ノズル302は、図
2に示す構成の噴射ノズル102と実質上同一の構成で
よく、ノズル孔(図示せず)を有するノズル本体306
から構成される。この噴射ノズル302のノズル孔は、
圧力流体源(図示せず)に接続される。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】このはつり装置では、はつり作業後の加工
域を覆うためのロール状シート334が設けられてい
る。カバー部材304の一側壁(前側壁)には、支持プ
レート336が設けられている。支持プレート336の
両端部は上記一側壁よりも両側に突出しており、突出す
る両端部には、前方(図3において左方)に突出する支
持部338,340が一体的に設けられている。一対の
支持部338,340の間には軸部材342が回転自在
に支持され、この軸部材342にシート334がロール
状に巻かれている。このシート334は、ゴム、合成ゴ
ムまたは合成樹脂等から形成することができる。図4に
示すように、たとえば加工域の幅Lが1.5〜2.0m
程度である場合には、シート334の両端部はこの加工
域よりそれぞれ20cm程度突出するようにその幅Wは
1.9〜2.4m程度に設定され、これによって後述す
る所望の遮音効果が達成される。
域を覆うためのロール状シート334が設けられてい
る。カバー部材304の一側壁(前側壁)には、支持プ
レート336が設けられている。支持プレート336の
両端部は上記一側壁よりも両側に突出しており、突出す
る両端部には、前方(図3において左方)に突出する支
持部338,340が一体的に設けられている。一対の
支持部338,340の間には軸部材342が回転自在
に支持され、この軸部材342にシート334がロール
状に巻かれている。このシート334は、ゴム、合成ゴ
ムまたは合成樹脂等から形成することができる。図4に
示すように、たとえば加工域の幅Lが1.5〜2.0m
程度である場合には、シート334の両端部はこの加工
域よりそれぞれ20cm程度突出するようにその幅Wは
1.9〜2.4m程度に設定され、これによって後述す
る所望の遮音効果が達成される。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】削除
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】削除
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】削除
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】削除
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】さらに本発明の請求項3のはつり装置によ
れば、カバー部材には回転自在にロール状シートが装着
され、その一端部を引張り細長いシート状にすることに
よって、流体ジェットによってはつり作業をしたはつり
面を覆うことができる。このようにロール状シートによ
り作業後のはつり面を覆うと、はつり後の加工域がロー
ル状シートによって、また加工中の加工域がカバー部材
およびシール手段によって覆われるので、加工域にて発
生した騒音の外部への漏れを効果的に抑えることができ
る。
れば、カバー部材には回転自在にロール状シートが装着
され、その一端部を引張り細長いシート状にすることに
よって、流体ジェットによってはつり作業をしたはつり
面を覆うことができる。このようにロール状シートによ
り作業後のはつり面を覆うと、はつり後の加工域がロー
ル状シートによって、また加工中の加工域がカバー部材
およびシール手段によって覆われるので、加工域にて発
生した騒音の外部への漏れを効果的に抑えることができ
る。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う流体ジェット装置の一実施形態の
要部を示す断面図である。
要部を示す断面図である。
【図2】図3および図4に示されるはつり装置の一実施
形態の前提となる液体ジェット装置の構成を示す断面図
である。
形態の前提となる液体ジェット装置の構成を示す断面図
である。
【図3】本発明に従うはつり装置の一実施形態を示す側
面図である。
面図である。
【図4】図3のはつり装置におけるカバー部材およびそ
の近傍を示す部分斜視図である。
の近傍を示す部分斜視図である。
【符号の説明】 2,302 噴射ノズル 4 第1圧力流体源 6 第2圧力流体源 8,306 ノズル本体 10 第1ノズル孔 12 噴射孔 14 チップ部材 20 コンクリート壁 21 加工域 24 第2ノズル孔 304 カバー部材 330 シール手段 332 シート部材 334 ロール状シート 334a シート部
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】削除
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 剛 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 織田 光秋 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 矢野 弘 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 Fターム(参考) 2D053 AA03 AA22 AA43 AB06 DA11 2E176 AA01 DD28
Claims (7)
- 【請求項1】 第1ノズル孔とこの第1ノズル孔の周囲
に環状に設けられた第2ノズル孔とを有する噴射ノズル
と、前記噴射ノズルの第1ノズル孔に接続され、この第
1ノズル孔に加工用圧力流体を供給するための第1圧力
流体源と、前記噴射ノズルの第2ノズル孔に接続され、
この第2ノズル孔に遮音用圧力流体を供給するための第
2圧力流体源とを備え、 前記第1圧力流体源から前記噴射ノズルに供給された圧
力流体は、前記第1ノズル孔から加工用流体ジェットと
して被加工面の加工域に向けて噴射され、また前記第2
圧力流体源から前記噴射ノズルに供給された圧力流体
は、前記第2ノズル孔から遮音用流体ジェットとして前
記加工域の周囲に向けて噴射されることを特徴とする流
体ジェット装置。 - 【請求項2】 前記遮音用圧力流体は、比重が1より大
きい溶液であることを特徴とする請求項1記載の流体ジ
ェット装置。 - 【請求項3】 被加工面の加工域に向けて流体ジェット
を噴射するためのノズル孔を有する噴射ノズルと、前記
加工域を覆うように設けられたカバー部材と、前記カバ
ー部材の開口部に設けられ、前記カバー部材と前記被加
工面との間の間隙を覆うためのシール手段とを備え、 前記シール手段が、高比重材料から形成された可撓性ブ
ラシ状部材から構成されていることを特徴とする流体ジ
ェット装置。 - 【請求項4】 前記カバー部材は、前記噴射ノズルに固
定されたプレート状部材を備え、前記プレート状部材の
外周部に、このプレート状部材と前記被加工面との間の
間隙を覆うように前記ブラシ状部材が設けられているこ
とを特徴とする請求項3記載の流体ジェット装置。 - 【請求項5】 前記カバー部材は、前記噴射ノズルに固
定されたカバー構造体を備え、前記カバー構造体の上面
および周面が前記ブラシ状部材によって覆われ、前記カ
バー構造体の周面を覆うブラシ状部材は前記被加工面ま
で延びていることを特徴とする請求項3記載の流体ジェ
ット装置。 - 【請求項6】 前記ブラシ状部材の外側は、遮音用シー
ト部材によって覆われていることを特徴とする請求項3
〜5のいずれかに記載の流体ジェット装置。 - 【請求項7】 被加工面の加工域に向けて流体ジェット
を噴射するためのノズル孔を有する噴射ノズルと、前記
加工域を覆うように設けられたカバー部材と、前記カバ
ー部材の開口部に設けられ、前記カバー部材と前記被加
工面との間の間隙を覆うためのシール手段と、前記カバ
ー部材に回転自在に装着され、加工後の加工域を覆うた
めの遮音用ロール状シートとを具備することを特徴とす
るはつり装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16729198A JP2952239B1 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 流体ジェット装置およびはつり装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16729198A JP2952239B1 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 流体ジェット装置およびはつり装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2952239B1 JP2952239B1 (ja) | 1999-09-20 |
| JP2000002002A true JP2000002002A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15847040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16729198A Expired - Fee Related JP2952239B1 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 流体ジェット装置およびはつり装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2952239B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022070082A (ja) * | 2020-10-26 | 2022-05-12 | 株式会社サーフェステクノロジー | コンクリート斫り装置及びコンクリート斫り方法 |
| JP7546978B1 (ja) | 2023-11-16 | 2024-09-09 | 株式会社フタミ | 斫り装置及び斫り方法並びにそれに用いられるカバー |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021049625A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | Agcプライブリコ株式会社 | ウォータージェット解体装置及びウォータージェット解体方法 |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP16729198A patent/JP2952239B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022070082A (ja) * | 2020-10-26 | 2022-05-12 | 株式会社サーフェステクノロジー | コンクリート斫り装置及びコンクリート斫り方法 |
| JP7576247B2 (ja) | 2020-10-26 | 2024-10-31 | 株式会社サーフェステクノロジー | コンクリート斫り装置及びコンクリート斫り方法 |
| JP7546978B1 (ja) | 2023-11-16 | 2024-09-09 | 株式会社フタミ | 斫り装置及び斫り方法並びにそれに用いられるカバー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2952239B1 (ja) | 1999-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |