JP2000001656A - 自動ラベラー用接着剤 - Google Patents

自動ラベラー用接着剤

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JP2000001656A
JP2000001656A JP17980698A JP17980698A JP2000001656A JP 2000001656 A JP2000001656 A JP 2000001656A JP 17980698 A JP17980698 A JP 17980698A JP 17980698 A JP17980698 A JP 17980698A JP 2000001656 A JP2000001656 A JP 2000001656A
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meth
acid
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JP17980698A
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Akira Hirayama
昌 平山
Takaharu Tako
隆治 田高
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T&K Toka Co Ltd
Original Assignee
T&K Toka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ラベル用水性接着剤を提供
することである。 【構成】 接着剤は、必須成分として、中性〜酸性では
水に不溶性であるがアルカリ水溶液で中和することによ
って水溶性高分子電解質となる性質を有している樹脂を
含んでおり、プラスチック容器及び樹脂コートガラス瓶
に優れた接着性を示し、貼り付けたラベルは耐水性に優
れ、且つアルカリ水溶液で容易に剥がすことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック容器及び樹
脂コートガラス瓶等に自動ラベラーを用いてラベルを貼
りつける為の接着剤であって、リサイクル(再資源化)
容器に適したラベル用コールドグルー(水性接着剤)に
関する。
【0002】一般消費者向けプラスチック容器の材質は
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル
(PVC)、ポリアクリルニトリル(PAN)、ナイロ
ン等多岐に渡っている。これらの容器は永年家庭から可
燃ごみとして紙等と一緒に排出され、その多くは焼却及
び埋め立て処理されてきた。しかし消費量が増えるに従
い処理が追い付かなくなり社会問題となっている。燃焼
処理においては、焼却炉耐用年数の短縮、酸性雨の原因
と言われる窒素酸化物、硫黄酸化物の発生、更にPVC
は燃え難く塩素ガスの発生等の問題が指摘されてきた。
近年は焼却炉が改善され全てのプラスチックが焼却処理
可能と言われているが、PVC、ポリ塩化ビニリデン
(PVDC)製のラップ材等塩素を含有するプラスチッ
ク類はダイオキシン発生と関連づけられ、特に問題視さ
れている。又、ガラス瓶は旧来酒瓶、ビール瓶等で再使
用(リターナブル)が実施されてきた、しかし炭酸飲料
類、果汁類の需要増大に伴い使い捨て(ワンウェイ)瓶
が普及し、プラスチック容器同様環境への影響が指摘さ
れている。こうした廃棄処分される容器の量削減の為容
器包装リサイクル法が制定され、1997年4月から飲
料及び醤油用PET容器、ガラス瓶3色(透明、褐色、
緑色)の再資源化が義務付けられ、その他のプラスチッ
クに就いては2000年の4月から実施となっている。
【0003】
【従来の技術】包装容器の内容物表示手段はスクリーン
印刷による直接印刷、シュリンクフィルムラベル、スト
レッチフィルムラベル、タック紙(フィルム含む)ラベ
ル、インモールドラベル、ディレードタック(感熱接着
剤)ラベル、ホットメルト接着剤ラベル、コールドグル
ー(水性接着剤)ラベル等である。これら容器の再商品
化の為には付着させた被膜、ラベル、接着剤等を何等か
の方法で除去し単一成分にする必要があり、現状では比
重差の利用、あるいは水洗及びアルカリ水溶液の液槽へ
の浸漬又はアルカリ水溶液をノズルからシャワー状に噴
出させること等で除去している。
【0004】シュリンクフィルムラベル、ストレッチフ
ィルムラベルは粉砕、水洗、アルカリ水溶液処理の過程
で除去可能である。直接印刷のインキ被膜はアルカリ水
溶液処理で除去可能(特開平6−93222)になって
いるが、処理中に離脱したインキ被膜や溶解したインキ
の色が樹脂を着色する問題が残されている。その他の接
着剤付着ラベルについては、特開平8−54829が感
熱接着剤ラベルの除去について記載しており、タック紙
ラベルの除去に関しては特開平9−87597に関連事
項が示されている。しかしホットメルト接着剤ラベル、
コールドグルーラベルに就いては解決方法が示されてい
ない。
【0005】コールドグルー(水性接着剤)には、下記
(a)〜(f)のもの等が使用されている。
【0006】(a):(メタ)アクリル酸変性スチレン
・ブタジエン共重合樹脂ラテックス、(メタ)アクリル
酸・(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジョ
ン、酢酸ビニル・無水マレイン酸共重合樹脂エマルジョ
ン、酢酸ビニル・バーサテック酸共重合樹脂エマルジョ
ン、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル・無水マレ
イン酸共重合樹脂エマルジョン等のエチレン系不飽和カ
ルボン酸との共重合樹脂エマルジョン及び、乳化重合に
よって得られる(メタ)アクリル酸エステル樹脂エマル
ジョン、(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマル
ジョン、(メタ)アクリル酸エステル・酢酸ビニル共重
合樹脂エマルジョン、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂
エマルジョン、エチレン・酢酸ビニル・(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合樹脂エマルジョン、(メタ)アクリ
ル酸エステル・スチレン共重合樹脂エマルジョン、スチ
レン・ブタジエン共重合樹脂ラテックス等の一種類又
は、これらの混合物に増粘剤として(メタ)アクリル酸
・(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジョ
ン、(メタ)アクリル酸・スチレン・ブタジエン共重合
樹脂エマルジョン等の一種類又はこれらの混合物を加え
たもの、例えば弊社市販品フジアット120、122
A、73がこれに相当;
【0007】(b):上記、エチレン系不飽和カルボン
酸との共重合樹脂エマルジョン及び、乳化重合によって
得られる(メタ)アクリル酸エステル樹脂エマルジョ
ン、(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジョ
ン、(メタ)アクリル酸エステル・酢酸ビニル共重合樹
脂エマルジョン、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂エマ
ルジョン、エチレン・酢酸ビニル・(メタ)アクリル酸
エステル共重合樹脂エマルジョン、(メタ)アクリル酸
エステル・スチレン共重合樹脂エマルジョン、スチレン
・ブタジエン共重合樹脂ラテックス等の一種類又は、こ
れらの混合物に後述する粘着性付与剤樹脂の一種類又は
これらの混合物、増粘剤として(メタ)アクリル酸・
(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジョン、
(メタ)アクリル酸・スチレン・ブタジエン共重合樹脂
エマルジョン等の一種類又は、これらの混合物を加えた
物、例えば、弊社市販品フジアット140がこれに相
当;
【0008】(c):上記、エチレン系不飽和カルボン
酸との共重合樹脂エマルジョン及び、乳化重合によって
得られる(メタ)アクリル酸エステル樹脂エマルジョ
ン、(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジョ
ン、(メタ)アクリル酸エステル・酢酸ビニル共重合樹
脂エマルジョン、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂エマ
ルジョン、エチレン・酢酸ビニル・(メタ)アクリル酸
エステル共重合樹脂エマルジョン、(メタ)アクリル酸
エステル・スチレン共重合樹脂エマルジョン、スチレン
・ブタジエン共重合樹脂ラテックス等の一種類又は、こ
れらの混合物に増粘剤としてポリビニルアルコール(P
VA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ビニルメチ
ルエーテル・無水マレイン酸共重合樹脂、カルボキシメ
チルセルローズ(CMC)、ポリ(メタ)アクリル酸、
澱粉、ミルクカゼイン又は、ノニオン系水溶性増粘剤等
の一種類又はこれらの混合物を加えた物、例えば弊社市
販品フジアット150、88がこれに相当;
【0009】(d):(c)に後述する粘着性付与剤樹
脂の一種類又はこれらの混合物を加えた物、例えば弊社
市販品フジアット11−3、AM、100−6Dがこれ
に相当;
【0010】(e):澱粉(変性澱粉含む)、PVAの
単一成分、及びこれらを主体とした混合物、例えば弊社
市販品フジアット70Cがこれに相当;
【0011】(f):(c)(d)(e)に架橋剤、硬
化剤等を添加する事に因り耐水性を改善した物。
【0012】注:本明細書に於て「(メタ)アクリル
酸」は、アクリル酸又はメタクリル酸を意味する。
【0013】上記市販品ラベル用接着剤の各種被着体へ
の性能概要を表−1に示す。但し用途により多種類存在
するため被着体は、PET、PE、ドリンク瓶に限定
し、接着剤は用途によりA型、B型、C型に分類して記
す。A型はプラスチック用であり、C型はガラス瓶用、
又B型はガラス瓶プラスチック双方に使用されている。
【0014】
【表1】 上記表−1に於て、各々の項目につき◎、○、△、×、
は後の本願実施例の評価に定義される意味を有し、−は
該当しないか又は未調査を意味し、また示される被着体
の内、PETは延伸PET容器を、PEは表面フレーム
処理を施したポリエチレン容器(ぬれ指数:44、JI
S K6768)を、D瓶はポリエチレンコート軽量瓶
を示す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】表−1に示す通り
(a)(b)を用いて貼り付けたラベルは耐水性に優れ
るが、PET容器への接着性及び、アルカリ洗浄の双方
を同時に満足させる事が困難であり、(c)(d)
(e)は耐水性の優れた物を得る事ができない。(f)
はガラス瓶では耐水性の優れた物が得られるが、PET
容器への接着性、アルカリ洗浄性の双方を同時に満足さ
せる物を得る事が困難である。
【0016】又、ポリエチレンコートを施したドリンク
瓶用ラベル接着剤は前記フジアット73、120や、そ
の他のもの[澱粉、(メタ)アクリル酸・(メタ)アク
リル酸エステル共重合樹脂、アミノ樹脂混合物]等が使
われており、これらを用いて貼り付けたラベルは接着
性、耐水性、アルカリ洗浄性も優れている。しかし、希
にこれらの接着剤では接着しないドリンク瓶、酒瓶(小
瓶)等がある。
【0017】本発明の目的は上記の点を鑑みてなされた
ものであり、アルカリ洗浄で容器に接着剤が残ることな
く、容易にラベルを剥がすことができ、且つ、通常の使
用時に於ては優れた接着性、耐水性を示すラベル貼り付
け容器を得るためのラベル用コールドグルー(水溶性接
着剤)を提供することである。
【0018】
【課題を解決する手段】本発明の自動ラベラー用水性接
着剤組成物は(イ)(A) ポリブタジエン、ポリペンタジ
エン、ポリヘキサジエン、ポリブテン、ポリイソブチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン・αオレフィン共重合体
からなる群から選択される重合体をエチレン系不飽和カ
ルボン酸で変性した又はエチレン系不飽和カルボン酸と
共重合させた樹脂であって、アルカリ水溶液中で中和に
より水溶性高分子電解質となるものの少なくとも1種又
は該少なくとも1種を含む含アルカリ水溶液、(B) 該樹
脂であって酸価10以上を有する非水溶性のものの少な
くとも1種又はそれに高剪断力を加えて水性エマルジョ
ンとしたもの、及び(C) 酸価10以上を有し、アニオン
リビング重合により得られるポリブタジエンジカルボン
酸樹脂又はその水性エマルジョン、からなる群から選択
される1種又は2種以上の混合物を固形分換算で1〜3
5重量%、(ロ)(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合樹脂エマルジョン、(メタ)アクリ
ル酸・スチレン・ブタジエン共重合樹脂エマルジョン及
び、(メタ)アクリル酸・スチレン共重合樹脂、(メ
タ)アクリル酸・スチレン・(メタ)アクリル酸エステ
ル共重合樹脂、イソブチレン・無水マレイン酸共重合樹
脂及びそのモノエステル樹脂、スチレン・無水マレイン
酸共重合樹脂及びそのモノエステル樹脂、酢酸ビニル・
クロトン酸共重合樹脂、ペンタジエン・無水マレイン酸
共重合樹脂及びそのモノエステル樹脂、ビニルメチルエ
ーテル・無水マレイン酸共重合樹脂及びそのモノエステ
ル樹脂、ロジン・無水マレイン酸樹脂及びそのモノエス
テル樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であ
って、アルカリ水溶液中での中和により水溶性高分子電
解質となる樹脂又はその含アルカリ水溶液を固形分換算
で1〜40重量%、(ハ)(メタ)アクリル酸変性スチ
レン・ブタジエン共重合樹脂ラテックス、(メタ)アク
リル酸・(メタ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマル
ジョン、酢酸ビニル・無水マレイン酸共重合樹脂エマル
ジョン、酢酸ビニル・バーサチック酸共重合樹脂エマル
ジョン、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル・無水
マレイン酸共重合樹脂エマルジョン及びこれらと均等な
共重合樹脂エマルジョンからなる群から選択される、エ
チレン系不飽和カルボン酸を共重合体の一成分とする非
水溶性の共重合樹脂エマルジョンを0〜40重量%、
(ニ)(i)(メタ)アクリル酸のC1〜C8アルキルエス
テルから選択される1種以上のモノマーの単独重合又は
共重合で得られるホモポリマー又はコポリマー、又は、
該1種以上のモノマー、不飽和ジカルボン酸エステル、
及びスチレンからなる群から選択されるモノマーの共重
合で得られるコポリマーを用いて得られる乳化重合樹脂
エマルジョン、(ii) 酢酸ビニルホモポリマー、酢酸ビ
ニル・(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル・(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体、酢酸ビニル・不飽和
ジカルボン酸エステル共重合体からなる群から選択され
る、酢酸ビニルを含むホモポリマー又はコポリマーの樹
脂エマルジョン、及び(iii) スチレン・ブタジエン共重
合体及びスチレン・ブタジエン・アクリロニトリル共重
合体からなる群から選択される、スチレン・ブタジエン
系樹脂ラテックス、以上の(i)〜(iii)からなる群から選
択される1種又は2種以上の混合物を0〜40重量%、
(ホ)粘着性付与剤樹脂の1種又は2種以上の混合物を
0〜40重量%、及び(ヘ)乳化剤及び溶媒の1種又は
2種以上の混合物を0〜10重量%含み、但し、(イ)
〜(ヘ)、水、及びアルカリ中和剤の合計が100重量
%となり、該(イ)成分と該(ロ)成分の合計は2〜5
0重量%の範囲内であること、又成分(イ)及び(ロ)
の樹脂以外の樹脂が0%のときは、該成分(イ)及び
(ロ)の量は15〜50重量%であることを条件とする
ことを特徴とするか、又は、該(ニ)〜(ヘ)の成分の
割合が上記の通りであって、且つ、該(ハ)成分が40
重量%以下の量で存在し、且つ35重量%以下の量で存
在する該(イ)成分と40重量%以下の量で存在する該
(ロ)成分の合計が1〜40重量%の範囲内であり、
(イ)〜(ヘ)、水、及びアルカリ中和剤の合計が10
0重量%となることを特徴とする。
【0019】本明細書で組成割合に関し、特定の成分の
重量%が「0〜」と記載されている場合には、その特定
の成分を含まない場合、即ち、その特定の成分が0%で
ある場合があることを意味する。
【0020】(イ)及び(ロ)の必須成分 本発明に係るラベル用コールドグルー(水性接着剤)
は、必須成分として、上記(イ)(A) 、(B) 、及び(C)
の1種以上を固形分換算で1〜35重量%、及び上記
(ロ)を固形分換算で1〜40重量%含んでおり、但し
(イ)及び(ロ)の合計が2〜50重量%であること、
また成分(イ)及び(ロ)の樹脂以外の樹脂が0%であ
る場合は、該成分(イ)及び(ロ)の量は15〜50重
量%であることを条件とするか、又は必須成分として、
上記(イ)(A) 、(B) 、及び(C) の1種以上を固形分換
算で35重量%以下、上記(ロ)を固形分換算で40重
量%以下、及び上記(ハ)を40重量%以下含んでお
り、但し(イ)及び(ロ)の合計は1〜40重量%であ
る。
【0021】上記(イ)(A)又は(B)成分に於て、「変性
させた」とは、前者重合体にエチレン系不飽和カルボン
酸が共重合成分としてではなく単に結合される場合を含
めることを意味し、「変性」という用語は本明細書にわ
たってこの意味で使用する。
【0022】上記(イ)成分の樹脂は、中性〜酸性では
水に不溶性であるがアルカリ水溶液で中和することによ
り水溶性高分子電解質となる性質を有しているものであ
るか、又は酸価10以上を有する非水溶性の樹脂である
が高剪断力を加えて水性エマルジョンとし得るものであ
る。これらの樹脂の溶液及びエマルジョンを、それぞれ
有酸価樹脂及び有酸価樹脂エマルジョンと呼ぶことにす
る。
【0023】上記(ロ)成分の樹脂は、中性〜酸性では
水に不溶性であるがアルカリ水溶液で中和することによ
って水溶性高分子電解質となる性質を有しているもので
ある。
【0024】成分(イ)及び成分(ロ)の樹脂のうち、
アルカリ水溶液で中和することにより水溶性高分子電解
質となる樹脂は、カルボン酸を有し、水中ではイオン解
離して溶解するが、アンモニア水、モルホリン、ジメチ
ルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエ
チルアミンの様な揮発性アミン(中和剤)を用いて中和
し、水溶性としてラベルに塗布した後、樹脂の塗膜は水
が蒸発、乾燥し中和剤が離脱すると、例えば以下の様な
機構で再び水に不溶解の樹脂に戻り耐水性となる特徴が
ある。
【0025】
【化1】
【0026】本発明の自動ラベラー用接着剤はこの原理
を応用したものであり、(イ)成分はアルカリを加える
と水溶性高分子電解質となりうる重合体である場合も非
水溶性の樹脂である場合もあるが、少なくとも(ロ)成
分を常に含んでいるので、水溶性高分子電解質となりう
る重合体が含まれる事を特徴としている。
【0027】請求項1の成分(イ)(B)に記載のエチレ
ン系不飽和カルボン酸との共重合樹脂又はエチレン系不
飽和カルボン酸による変性樹脂であって酸価が10以上
の、及び請求項1の成分(イ)(C)に於て記載のポリブ
タジエンジカルボン酸であって酸価が10以上の、アル
カリ溶液で中和しても水溶性高分子電解質を形成しない
樹脂の例として、マレイン化ポリブテン、マレイン化ポ
リブタジエン、ポリブタジエンジカルボン酸、ポリプロ
ピレン・アクリル酸共重合樹脂、カルボン酸導入エチレ
ン・α−オレフィン共重合樹脂等が挙げられる。これら
のほか、カルボン酸の導入されている、ポリペンタジエ
ン、ポリヘキサジエン、ポリイソブチレン及びこれらを
含む上記物質の共重合体も、あり得る物質として含まれ
る。
【0028】これらの物質は該被着体への接着性能を向
上させることに大いに寄与し、且つカルボキシル基を有
する為、アルカリで中和するとそれらの親水性が増大
し、ラベルを剥がす為のアルカリ洗浄時に於て、ラベル
を剥がれ易くする成分となる。この効果は酸価が高いほ
ど顕著であるから、これらの物質の低酸価のものを使用
する場合は、高分子電解質となる成分の比率を増やすこ
とによってアルカリ洗浄性を補う必要がある。従って上
記(イ)(B)及び(イ)(C)の成分は、ラベルを剥がれ易
くする効果を生じる為には、酸価が最低でも10以上の
ものを使用する。
【0029】成分(イ)が接着剤全体の1%未満である
ときは十分な上記性能が得られず、35%を越える場合
は、接着剤の凝集力が不足して全ての被着体に接着性が
得られなくなる。
【0030】(ロ)成分 成分(ロ)は、上記の通り(メタ)アクリル酸・(メ
タ)アクリル酸エステル共重合樹脂エマルジョン、(メ
タ)アクリル酸・スチレン・ブタジエン共重合樹脂エマ
ルジョン及び、(メタ)アクリル酸・スチレン共重合樹
脂、(メタ)アクリル酸・スチレン・(メタ)アクリル
酸エステル共重合樹脂、イソブチレン・無水マレイン共
重合樹脂及びそのモノエステル樹脂、スチレン・無水マ
レイン酸共重合樹脂及びそのモノエステル樹脂、酢酸ビ
ニル・クロトン酸共重合樹脂、ペンタジエン・無水マレ
イン酸共重合樹脂及びそのモノエステル樹脂、ビニルメ
チルエーテル・無水マレイン酸共重合樹脂及びそのモノ
エステル樹脂、ロジン・無水マレイン酸樹脂及びそのモ
ノエステル樹脂であって、アルカリ水溶液中での中和に
より水溶性高分子電解質となるものである。成分(ロ)
が1%未満であると十分な前記性能が得られず、40%
を越える場合は、適正粘度との関係で、他の成分を加え
る余地がなくなり、接着剤の固形分は殆ど(ロ)成分だ
けで構成されることになる。(ロ)成分だけではPET
容器への接着性が得られない(自動ラベラーに対する適
正は得られる)。
【0031】(ハ)不飽和カルボン酸との共重合樹脂エ
マルジョン成分 本発明の接着剤組成物は、水溶性高分子電解質となる樹
脂の他に、接着性能向上に寄与し、且つアルカリ溶液で
剥がれ易くする非水溶性の成分として、(メタ)アクリ
ル酸変性スチレン・ブタジエン共重合樹脂ラテックス、
(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸エステル共重
合樹脂エマルジョン、酢酸ビニル・無水マレイン酸共重
合樹脂エマルジョン、酢酸ビニル・バーサチック酸共重
合樹脂エマルジョン、エチレン・(メタ)アクリル酸エ
ステル・無水マレイン酸共重合樹脂エマルジョン等のエ
チレン系不飽和カルボン酸との共重合樹脂エマルジョン
を0〜40重量%含んでもよい。これらの一種類又は混
合物を固形分換算で10〜30重量%含む事が望まし
い。成分(ハ)が40%を越える場合は成分(ロ)の場
合に述べたのと同じ理由で他の成分を加える余地が殆ど
無くなってしまう。自動ラベラーへの適正を付与する為
には、少量の成分(ロ)を加える必要があるが、(ハ)
成分と(ロ)成分だけではPETへの接着性が得られな
い。
【0032】(ニ)成分 本発明の組成物は、(i)(メタ)アクリル酸のC1〜C8
アルキルエステルから選択される1種以上のモノマーの
単独重合又は共重合で得られるホモポリマー又はコポリ
マー、又は、該1種以上のモノマー、不飽和ジカルボン
酸エステル、及びスチレンからなる群から選択されるモ
ノマーの共重合で得られるコポリマーを用いて得られる
乳化重合樹脂エマルジョン、(ii) 酢酸ビニルホモポリ
マー、酢酸ビニル・(メタ)アクリル酸エステル共重合
体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル・アクリル酸エステル共重合体、酢酸ビニル・不飽
和ジカルボン酸エステル共重合体からなる群から選択さ
れる、酢酸ビニルを含むホモポリマー又はコポリマー、
及び(iii) スチレン・ブタジエン共重合体及びスチレン
・ブタジエン・アクリロニトリル共重合体からなる群か
ら選択される、スチレン・ブタジエン系樹脂ラテック
ス、からなる群から選択される1種又は2種以上の混合
物を0〜40重量%含んでもよい。この成分も非水溶性
成分である。この成分は、成分(ハ)で述べたのと同じ
理由で40重量%を越えない量で用いられるべきであ
り、またこの成分が40重量%を越えるとアルカリ洗浄
性が劣る。
【0033】(ホ)粘着性付与剤樹脂成分 被着体への接着性能を高める為上記成分の他、石油樹脂
(C5、C9留分重合体又共重合体及びこれらの水素添
加物)、ロジン誘導体樹脂(グリセリンエステル、ペン
タエリスリットエステル、マレイン酸付加物及び重合ロ
ジンの部分エステル)、テルペン樹脂(αピネン、βピ
ネン、ジペンテンの重合体及び共重合体)、フェノール
樹脂(アルキルフェノール、ロジンフェノール、テルペ
ンフェノール、フェノールホルマリン)、スチレン・ビ
ニルトルエン樹脂、キシレン・ホルマリン樹脂、クマロ
ン・インデン樹脂等の粘着性付与剤樹脂を40重量%以
下、好ましくは5〜30重量%の範囲で加えると更に有
効である。
【0034】これら粘着性付与剤樹脂はサッカローズア
セテートイソブチレート、ポリイソブチレン、ポリブテ
ン、クエン酸アセチルトリブチル、アジピン酸ジオクチ
ル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチルのような粘
体あるいは液体可塑剤又は有機溶剤と混合、加熱溶解し
たうえで少量の界面活性剤及び水溶性樹脂を乳化剤とし
て、ハイシェアーを加え乳化、エマルジョンとした上で
使用される。溶媒、乳化剤の選択により異なる粘度の粘
着性付与剤樹脂のエマルジョンが得られるが、自動ラベ
ラー適正の付与に必要な(ロ)成分を加えること、場合
によっては接着性を補うのに必要な(ニ)成分を加える
ことなどを考慮すると、成分(ホ)の粘着性付与剤樹脂
を40重量%を越える量で使用することは、他の成分を
加える余地を無くしてしまうこととなる。成分(ホ)が
30重量%を越えた場合、自動ラベラー適正、接着性、
耐水性は得られるが、アルカリ洗浄性が劣ることとな
る。
【0035】任意成分の割合 成分(ハ)、(ニ)及び(ホ)は任意成分である(但
し、成分(ハ)は成分(イ)及び(ロ)の合計が2重量
%以上の場合のみ任意成分である)。しかし、これらの
成分(ハ)及び(ホ)が存在する場合は好ましい。ま
た、その場合、上記(ハ)成分の非水溶性共重合樹脂の
エマルジョンの一部又は全部、及び/又は(ホ)粘着性
付与剤樹脂成分の一部又は全部を、上記(ニ)成分に置
き換えることが出来る。
【0036】又、必須成分(イ)と必須成分(ロ)の両
方が使用される場合のそれらの必須成分の含有範囲は、
樹脂固形分合計の2〜50重量%が適当であるが、この
範囲は以下の様に併用する樹脂によって異なる。 1. 構成成分が必須成分(イ)及び(ロ)の樹脂だけ
の場合は、必須成分(イ)及び(ロ)の量は、それらの
樹脂固形分合計が15〜50重量%である。 2. (ハ)成分のカルボン酸を有する非水溶性樹脂エ
マルジョンが含まれている場合は、必須成分(イ)及び
(ロ)の量は、それらの樹脂固形分合計が1〜40重量
%とすることが出来る。 3. (ニ)成分の、乳化重合に因って得られるカルボ
ン酸を含まない非水溶性樹脂エマルジョン、及び(ホ)
成分の、粘着性付与剤樹脂を併用する場合は、必須成分
(イ)及び(ロ)の量は、それらの樹脂固形分合計が2
〜40重量%である。 4. 2及び3の双方、即ち成分(ハ)、(ニ)及び
(ホ)成分を使用する場合は、必須成分(イ)及び
(ロ)の量は、それらの樹脂固形分合計が2〜40重量
%である。
【0037】接着剤による耐水性の付与の必要性 一方、製品の表示手段であるラベルは内容物を充填する
前に貼り付けられるプレラベルと充填後に貼り付けられ
るポストラベルがある。主にプレラベルは容器製造業者
が、ポストラベルは内容物製造業者が貼り付けを行って
いる。プレラベルは内容物充填直前の容器洗浄時に水と
接触する。更に、充填後は結露の除去、殺菌等目的毎に
必要に応じた水、温水処理が施される。又、プレラベ
ル、ポストラベル双方に言える事であるが、製品保管中
や流通段階で雨水に触れたり、あるいは消費者の手に渡
ってから水場に保管され、使用される製品もある。こう
した用途に使用されるラベル用接着剤はラベルに耐水性
を付与する事が求められている。本発明の接着剤の良好
な耐水性は、表−1と表−3の耐水性の欄を比較するこ
とにより理解出来る。
【0038】対象とする被着体と接着性 本発明が対象とする被着体はプラスチック容器及びガラ
ス瓶等であるが、プラスチック容器は、ポリエチレン及
びポリプロピレンの表面をガスバーナーに因る火災処理
又はコロナ放電処理を施し酸化させた物、PVC、PE
T、PAN、ナイロン等の容器であり、ガラス瓶はドリ
ンク瓶等ポリエチレンコートを施した軽量瓶、その他の
樹脂コートを施した透明瓶、曇り瓶等である。これら被
着体への接着性は必ずしも一様ではない。例えばポリエ
チレンコートガラス瓶に優れた接着性を示す接着剤がP
ET容器にも優れた接着性を示すとは限らず、又その逆
も同様である。(表−1の接着性の欄参照)
【0039】本発明の接着剤を用いることにより、これ
ら各種プラスチック及び難接着ガラス瓶に対しても優れ
た接着性を得る事が可能になった。(表−3の接着性の
欄参照)
【0040】自動ラベラーでの貼り付け 一方上記被着体へのラベル貼り付けは主に自動ラベラー
を用いて行われる。自動ラベラーは人手を介さずラベル
に接着剤を塗布、被着体に貼り付ける為の機械であるが
その機構は概して次の(a)(b)2種類に分類され
る。 (a)バキュームドラム型ラベラー (図1参照) (b)ロータリーセグメント型ラベラー(図2参照)
【0041】(a)方式:糊壺又はスクレパー(1)と
糊ローラーと言われる引出しローラー(2)の隙間で延
ばされ薄膜となって引出しローラー表面に接着剤が付け
られる。図の様に接着剤は糊付けロールと言われるゴム
ロール(3)に移りバキュームによって固定された貼り
付けバキュームドラム(6)上のラベルに塗布され被着
体(7)に着られる。
【0042】(b)方式:接着剤(7)はスクレパー
(1)と引出しローラー(2)の接触部分上部にノズル
供給される。スクレパーと引出しローラーの隙間で延ば
され薄膜となって引出しローラー表面に接着剤が付けら
れる。接着剤は引出しローラーから回転するセグメント
(3)に移り、これにラベルが供給され接着剤が付着す
る。直後にラベルはセグメントからグリップホルダー
(5)の爪で掴み剥がされて被着体(6)に着けられ
る。
【0043】(a)は主に国産ラベラーであり(b)は
主に外国製ラベラーである。貼り付け速度は、プラスチ
ック容器で成形機直結の場合は最低、20〜40本/分
位の事もあり、ドリンク瓶等で特に高速の機械では80
0〜900本/分位の事もある。
【0044】こうして生産された製品は消費された後、
空容器として回収され再資源として生まれ変わることが
求められている。本発明の接着剤を用いて貼り付けたラ
ベルは前述の通りアルカリ可溶性成分が多く含まれるた
め、例えば以下のようにアルカリと反応しラベルに付着
している接着剤は溶解、ラベルは容易に剥がれ落ちる特
徴がある。
【0045】
【化2】
【0046】本発明の自動ラベラー用水性接着剤組成物
を用いて自動ラベラーで貼り付けたラベルは、ポリエチ
レン(PE:ぬれ指数 42以上 JIS K−676
8)、ポリプロピレン(PP:ぬれ指数同上)、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(P
VC)、ポリアクリルニトリル(PAN)、ナイロン等
の材質のプラスチック容器に優れた接着性、耐水性を示
し、且つかせいソーダ溶液(1.5%、85℃又は3
%、40℃)浸漬で容易に剥がすことが出来る。
【0047】
【実施例】以下に実施例を挙げ本発明を具体的に説明す
る。但し、本発明の範囲は以下の実施例によりなんら限
定されるものではない。例中数値は重量部又、%は重量
%を表わす。
【0048】実施例1〜13及び比較例1〜6 1リットルの取手付きステンレスビーカーに、それぞれ
表−2の成分の欄に示すエマルジョンやラテックス、表
−2の成分の欄に示され下の1−A)〜1−B)、2−
A)〜2−E)、3−A)に処方も示される有酸価樹脂
溶液又は有酸価樹脂エマルジョン及び粘着性付与剤樹脂
(乳化物)、水道水、25%アンモニア水を順次計り込
み、ハイシェアーミキサーで均一になるまで(約5分
間)攪拌し、次いで攪拌しながらアルカリ可溶性樹脂エ
マルジョンを徐々に加え、再び均一になるまで攪拌し、
仕上げたものである。こうして得られた接着剤を用い、
以下に示す方法で試験用試料を作成し、接着性、耐水
性、アルカリ洗浄性試験を行った。評価結果を表−3に
表わす。
【0049】有酸価樹脂、有酸価樹脂エマルジョン、及
び粘着性付与剤樹脂は、それぞれ予め以下の処方で配合
し、水溶性電解質として又は、高剪断力(ハイシェア
ー)を加えて調製したエマルジョンとして使用した。 {マレイン化ポリブテンは、日本石油化学(株)製、品
名:LV−7M、 酸価:150 分子量:400 のもの} {マレイン化ポリブタジエンは、日本曹達(株)製、品
名:NISSO−PBBN−1015、酸価:150、分
子量:1000〜1600} 2.有酸価樹脂エマルジョンの組成〔成分(イ)(B)又は(C)を含む〕2−A ) マレイン化ポリブテン 30 カチオン界面活性剤 0.5 ポリビニルアルコール溶液 ポリビニルアルコール 1 水道水 4水道水 64.5 100 {マレイン化ポリブテンは、日本石油化学(株)製、品
名:HV−15M、酸価:80 分子量:700のもの} {カチオン界面活性剤は、日光ケミカル(株)製、品
名:NIKKOL TAMDO−10、オレイン酸アミ
ドにエチレンオキサイド10 mol付加物、HLB15のも
の} {ポリビニルアルコールは、日本合成化学(株)製、品
名:ゴーセノールGH−20、鹸化度:86.5〜89.0、重
合度:1500以上のもの、ゴーセノールGH−20を予め
水道水で25%溶液として使用} {マレイン化ポリブテンは、日本油脂(株)製、品名:
マレイン化ポブテン、酸価:45、分子量:1098} {カチオン界面活性剤は、日光ケミカル(株)製、品
名:NIKKOL TAMDO−10、オレイン酸アミ
ドにエチレンオキサイド10mol付加物、HLB15}{ポ
リビニルアルコールは、上記 A)と同じもの} {マレイン化ポリブタジエンは、日本石油(株)製、品
名:日石マレイン化ポリブタジエンM−1000、酸価
80、分子量:1000} {カチオン界面活性剤は上記 B)、ポリビニルアルコ
ールは上記 A)と同じ} {ポリブタジエンジカルボン酸は、日本石油(株)製、
品名:NISSO−PBC−1000、酸価:60、分子
1200〜1550} {カチオン界面活性剤は上記 B)、ポリビニルアルコ
ールは上記 A)と同じ} {カルボン酸導入エチレンα−オレフィン共重合体は、
三井石油化学工業(株)製、品名:ルーカント A−600
2、酸価:120、分子約600} {カチオン界面活性剤は上記(B)、ポリビニルアルコ
ールは上記(A)と同じ} 3.粘着性付与剤樹脂エマルジョン〔成分(ホ)を含む〕3−A ) (a)樹脂 40 下の溶剤に予め加温溶解しておく ノルマルヘプタン 8 (a)樹脂を予め加温溶解しておく ノニオン界面活性剤 2 乳化助剤 3水道水 47 1003−B ) (b)樹脂 40 下の溶剤に予め加温溶解しておく ノルマルヘプタン 8 (b)樹脂を予め加温溶解しておく ノニオン界面活性剤 2 乳化助剤 3水道水 47 100 但し、3−A) と3−B)中の成分は次の通りであ
る。 (a):石油樹脂 品名:アルコンP-90 荒川化学(株)製、
(水添C9、融点90℃) (b):水添ロジングリセリンエステル、品名:エステルガ
ムH 荒川化学(株)製、(融点70℃) ノニオン界面活性剤 :品名 ノニオンHS−215 日本油脂(株) HLB 15.1、 化学名 ポリ・オキシ・エチレンオクチル・フェノー ルエーテル 乳化助剤 :以下の配合で加温溶解したもの 水道水 47 水酸化ナトリウム(99%) 3.5 ソーダ灰 1.5 中国ロジンWW 28 ミルクガゼイン 20 100
【0050】試料の作成 被着体がPET、PEの場合は塗布量が16〜18g/
2に、被着体がガラス瓶の場合は塗布量が14〜16
g/m2になるようなマイヤーバーを用いて、下記サイ
ズの片面アート紙ラベル(85g/m2)に接着剤を塗
布し、下記の被着体に貼り付け、室内に48時間以上保
った。この貼り付けたラベルを試験用試料とした。 (被着体)PET:(株)吉野工業所、東洋製灌(株)、トッパンプラスチック (株)製PET容器使用。 PE :市販PE容器表面をガスバーナーを用い火災処理を施した物 処理度:ぬれ指数44 JIS K6768-1971 ガラス瓶:東洋ガラス(株)製PEコート軽量瓶、 (ラベルサイズ) PET及びPE容器:60mm×100mm ガラス瓶 :43mm×140mm
【0051】試験方法 (接着性)試料のラベルを25℃、0℃、40℃の下で
手で剥がし、ラベル破れの状態を診て判定した。 (耐水性)試料ラベルを25℃の水道水に24時間浸漬
し、ラベルに発生する剥がれ、膨れを観察、その後ラベ
ルを手で剥がし、紙破れの状態を診て判定した。 (アルカリ洗浄性)85℃、1.5%のカセイソーダ溶
液浴を造りその中に試料を浸漬し、ラベルが被着体から
自然に剥がれ落ちるまでの時間を観察した。
【0052】評価 1)接着性 ◎ 材破残面積80%以上 ○ 材破残面積50%以上80%未満 △ 材破残面積50%未満 × 材破しない 2)耐水性 ◎ ラベルの外観に変化認められず剥がすとラベルが破
れ、材破残面積90%以上。 ○ ラベル表面に僅かに膨れが認められ、剥がすとラベ
ルが破れずに剥がれる。 △ ラベル表面に膨れが認められ、ラベルの端に僅かに
浮上がりが認められる。 × ラベルの端が浮上がり、又は自然に剥がれ落ちてい
る。 3)アルカリ洗浄性 ◎ ラベルが10分未満で剥がれる ○ ラベルが15分未満で剥がれる △ ラベルが20分未満で剥がれる × ラベルが剥がれるまで20分以上要する
【0053】
【発明の効果】コールドグルー(水性接着剤)を用いた
ラベル貼り付け容器は、他の内容物表示手段に比べ最も
安価に出来るという利点がある。更に本発明の接着剤を
用いたラベル貼り付け容器は、アルカリ溶液で容易にラ
ベルを剥がす事が出来る為、プラスチック容器及びワン
ウェイ瓶のリサイクル(再資源化)に適しており、廃棄
物の削減に繋がるものである。
【0054】
【表2】 但し、表−2の番号1〜21で示す成分の詳細、それらと
請求項記載の成分の関係は後に記載の通りである。
【0055】
【表3】 但し、表−2の番号1〜21で示す成分の詳細、それらと
請求項記載の成分の関係は後に記載の通りである。
【0056】
【表4】 但し、表−2の番号1〜21で示す成分の詳細、それらと
請求項記載の成分の関係は以下に記載の通りである。
【0057】番号 成分又は物性 請求項成分 1 アクリル酸・スチレン・フ゛タシ゛エンコホ゜リマーのエマルシ゛ョン 不揮発分32% Tg=90℃ ロ (大日本インキ化学工業(株)、ラックスター9429H) 2 (メタ)アクリル酸・アクリル酸エステルコホ゜リマーのエマルシ゛ョン 不揮発分45% Tg=28℃ ロ (新中村化学工業(株) パナレジンMN−45L) 3 有酸価樹脂溶液 (1-A) 不揮発分30% イ(A) 4 有酸価樹脂溶液 (1-B) 不揮発分30% イ(A) 5 有酸価樹脂エマルシ゛ョン (2-A) 不揮発分31.5% イ(B) 6 〃 (2-B) 〃 〃 イ(B) 7 〃 (2-C) 〃 〃 イ(B) 8 〃 (2-D) 〃 〃 イ(C) 9 〃 (2-E) 〃 〃 イ(B) 10 アクリル酸・スチレン・フ゛タシ゛エンコホ゜リマーのエマルシ゛ョン 不揮発分42% Tg= -44℃ ハ (大日本インキ化学工業(株)、ラックスター3004B) 11 アクリル酸・アクリル酸エステルコホ゜リマーのエマルシ゛ョン 不揮発分50% Tg= -48℃ ハ (昭和高分子(株)、ポリゾールPSA SE−1503) 12 アクリル酸エステルのホ゜リマーのエマルシ゛ョン 不揮発分50% Tg= -62℃ ニ(i) (昭和高分子(株)、ポリゾールPSA SE−7001) 13 アクリル酸エステル・酢酸ヒ゛ニルコホ゜リマーのエマルシ゛ョン 不揮発分50% Tg=-31℃ ニ(ii) (昭和高分子(株)、ポリゾールAB−410) 14 粘着性付与剤樹脂 エマルシ゛ョン(3-A) ホ 15 粘着性付与剤樹脂 エマルシ゛ョン(3-B) ホ 16 アンモニア水 17 水 、 但し、 Tg : ガラス転移温度 不揮発分:JIS K-6833接着剤一般試験方法に準じて測定 粘度 :JIS Z-8803 円錐ー平板回転粘度計,ローター3度コーン,30℃,5rpmで測定 pH :水道水で10倍に希釈pHメーター(東亜電波工業株式会社)にて測定
【0058】
【表5】
【0059】*評価 1)接着性 ◎ 材破残面積80%以上 ○ 材破残面積50%以上80%未満 △ 材破残面積50%以上 × 材破しない
【図面の簡単な説明】
【図1】 バキュームドラム型ラベラーの略図。
【図2】 ロータリーセグメント型ラベラーの略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/10 G09F 3/10 B Fターム(参考) 3E095 AA07 BA01 CA01 DA35 DA52 FA11 FA30 4J040 BA202 CA061 CA082 DA032 DA052 DA111 DA121 DA131 DA132 DA141 DA142 DA161 DB042 DB052 DD052 DE022 DE032 DF012 DF032 DG012 DG022 DG042 DK01 DL061 DL071 DL141 DL142 DN072 EB042 EB082 EL012 JA03 KA26 MA10 MA11 PB18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)(A) ポリブタジエン、ポリペンタジ
    エン、ポリヘキサジエン、ポリブテン、ポリイソブチレ
    ン、ポリプロピレン、エチレン・αオレフィン共重合体
    からなる群から選択される重合体をエチレン系不飽和カ
    ルボン酸で変性した又はエチレン系不飽和カルボン酸と
    共重合させた樹脂であって、アルカリ水溶液中で中和に
    より水溶性高分子電解質となるものの少なくとも1種又
    は該少なくとも1種を含む含アルカリ水溶液、(B) 該樹
    脂であって酸価10以上を有する非水溶性のものの少な
    くとも1種又はそれに高剪断力を加えて水性エマルジョ
    ンとしたもの、及び(C) 酸価10以上を有し、アニオン
    リビング重合により得られるポリブタジエンジカルボン
    酸樹脂又はその水性エマルジョン、からなる群から選択
    される1種又は2種以上の混合物を固形分換算で1〜3
    5重量%、 (ロ)(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸エステ
    ル共重合樹脂エマルジョン、(メタ)アクリル酸・スチ
    レン・ブタジエン共重合樹脂エマルジョン及び、(メ
    タ)アクリル酸・スチレン共重合樹脂、(メタ)アクリ
    ル酸・スチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合樹
    脂、イソブチレン・無水マレイン酸共重合樹脂及びその
    モノエステル樹脂、スチレン・無水マレイン酸共重合樹
    脂及びそのモノエステル樹脂、酢酸ビニル・クロトン酸
    共重合樹脂、ペンタジエン・無水マレイン酸共重合樹脂
    及びそのモノエステル樹脂、ビニルメチルエーテル・無
    水マレイン酸共重合樹脂及びそのモノエステル樹脂、ロ
    ジン・無水マレイン酸樹脂及びそのモノエステル樹脂か
    らなる群から選択される少なくとも1種であって、アル
    カリ水溶液中での中和により水溶性高分子電解質となる
    樹脂又はその含アルカリ水溶液を固形分換算で1〜40
    重量%、 (ハ)(メタ)アクリル酸変性スチレン・ブタジエン共
    重合樹脂ラテックス、(メタ)アクリル酸・(メタ)ア
    クリル酸エステル共重合樹脂エマルジョン、酢酸ビニル
    ・無水マレイン酸共重合樹脂エマルジョン、酢酸ビニル
    ・バーサチック酸共重合樹脂エマルジョン、エチレン・
    (メタ)アクリル酸エステル・無水マレイン酸共重合樹
    脂エマルジョン及びこれらと均等な共重合樹脂エマルジ
    ョンからなる群から選択される、エチレン系不飽和カル
    ボン酸を共重合体の一成分とする非水溶性の共重合樹脂
    エマルジョンを0〜40重量%、 (ニ)(i)(メタ)アクリル酸のC1〜C8アルキルエス
    テルから選択される1種以上のモノマーの単独重合又は
    共重合で得られるホモポリマー又はコポリマー、又は、
    該1種以上のモノマー、不飽和ジカルボン酸エステル、
    及びスチレンからなる群から選択されるモノマーの共重
    合で得られるコポリマーを用いて得られる乳化重合樹脂
    エマルジョン、(ii) 酢酸ビニルホモポリマー、酢酸ビ
    ニル・(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン
    ・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル・(メ
    タ)アクリル酸エステル共重合体、酢酸ビニル・不飽和
    ジカルボン酸エステル共重合体からなる群から選択され
    る、酢酸ビニルを含むホモポリマー又はコポリマーの樹
    脂エマルジョン、及び(iii) スチレン・ブタジエン共重
    合体及びスチレン・ブタジエン・アクリロニトリル共重
    合体からなる群から選択される、スチレン・ブタジエン
    系樹脂ラテックス、以上の(i)〜(iii)からなる群から選
    択される1種又は2種以上の混合物を0〜40重量%、 (ホ)粘着性付与剤樹脂の1種又は2種以上の混合物を
    0〜40重量%、及び (ヘ)乳化剤及び溶媒の1種又は2種以上の混合物を0
    〜10重量%含み、 (イ)〜(ヘ)、水、及びアルカリ中和剤の合計が10
    0重量%となり、但し、該(ハ)成分が存在しない場合
    には、該(イ)成分と該(ロ)成分の合計は2〜50重
    量%の範囲内であること、また成分(イ)及び(ロ)の
    樹脂以外の樹脂が0%である場合は、該成分(イ)及び
    (ロ)の量は15〜50重量%であることを条件とする
    ことを特徴とするか、又は該(ニ)〜(ヘ)の成分の割
    合が上記の通りであって、且つ、該(ハ)成分が40重
    量%以下の量で存在し、且つ35重量%以下の量で存在
    する該(イ)成分と40重量%以下の量で存在する該
    (ロ)成分の合計が1〜40重量%の範囲内であり、
    (イ)〜(ヘ)、水、及びアルカリ中和剤の合計が10
    0重量%となることを特徴とする、自動ラベラー用水性
    接着剤組成物。
  2. 【請求項2】請求項1の(イ)(A) 又は(B) 成分に於け
    る重合体の変性又は共重合に用いられている該エチレン
    系不飽和カルボン酸が、ジカルボン酸、ジカルボン酸無
    水物、ジカルボン酸のモノエステル、アクリル酸、メタ
    クリル酸、クロトン酸、及びバーサチック酸(t-デカン
    酸ビニル)からなる群から選択される請求項1に記載の
    自動ラベラー用水性接着剤組成物。
  3. 【請求項3】該ジカルボン酸が、マレイン酸、フマール
    酸、又はイタコン酸から選択される請求項2に記載の自
    動ラベラー用水性接着剤組成物。
  4. 【請求項4】JIS K−6768によるぬれ指数が4
    2以上のポリエチレン又はポリプロピレン、ポリエチレ
    ンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニト
    リル、及びナイロンからなる群から選択される材料のプ
    ラスチック容器へのラベル貼り付け用であり、これらの
    容器に貼り付けたラベルを85℃で1.5%かせいソー
    ダ溶液、又は40℃で3%かせいソーダ溶液に浸漬する
    と固化した接着剤がラベルを剥がし得る状態に変化する
    性質を有する、請求項1〜3の何れか一に記載の自動ラ
    ベラー用水性接着剤組成物。
  5. 【請求項5】請求項1〜3の何れか一に記載の組成物中
    の該(イ)(A)成分及び(ロ)成分中の該樹脂を、アン
    モニア水、かせいソーダ、モルホリン、又は低沸点第
    一、第二、又は第三アミンから選択されるアルカリ水溶
    液で中和して、水性溶解物とした後、それぞれ請求項1
    〜3に記載の他の成分と混合して、容器の自動ラベラー
    のラベル接着剤として使用して容器にラベルを貼り付け
    ることを特徴とする、該ラベル接着剤で接着されたラベ
    ルを含む容器の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜3の何れか一に記載の組成物中
    の該(イ)(B)成分及び/又は(C)成分の該樹脂に少量の
    界面活性剤及び水溶性樹脂を添加し、高剪断力を加えて
    乳化し、エマルジョンとした後、それぞれ請求項1〜3
    に記載の他の成分と混合して自動ラベラーのラベル接着
    剤として使用して容器にラベルを貼り付けることを特徴
    とする、該ラベル接着剤で接着されたラベルを含む容器
    の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜3の何れか一に記載の組成物を
    用いて接着貼付けしたラベルを有する、JIS K−6
    768によるぬれ指数が42以上のポリエチレン又はポ
    リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化
    ビニル、ポリアクリロニトリル、及びナイロンからなる
    群から選択される材料のプラスチック容器、又はその粉
    砕物を、85℃で1.5%かせいソーダ溶液、又は40
    ℃で3%かせいソーダ溶液に浸漬することからなる、該
    プラスチック容器又はその粉砕物からラベル材及び接着
    剤を分離する方法。
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